1: 2016/09/25(日) 20:43:37.36 ID:iyilt4P7.net
梨子(こうやって、砂浜に座って 夕陽が沈む海を見ていると...)
梨子(心が洗われるようね...)
梨子(こんなちっぽけな私を海は暖かく包みこんでくれる)
梨子(波のさざめきに耳を傾けていると、心は穏やかな心地良さに満たされる)
梨子(海はいいなぁ...)
梨子「...」
海未「...」
梨子「...」
梨子(誰だこの人...)
梨子(心が洗われるようね...)
梨子(こんなちっぽけな私を海は暖かく包みこんでくれる)
梨子(波のさざめきに耳を傾けていると、心は穏やかな心地良さに満たされる)
梨子(海はいいなぁ...)
梨子「...」
海未「...」
梨子「...」
梨子(誰だこの人...)
2: 2016/09/25(日) 20:47:11.94 ID:iyilt4P7.net
梨子(なんで当然のように隣に座ってるの...?)
海未「...」
梨子(あれ?私の知り合いかな...?)
梨子(確かにどこかで見たことあるような...)
梨子(知り合いなら...話しかけないと...)
梨子(失礼...だよね?)
梨子「...」
海未「...」
梨子(話しかけなきゃ...)
梨子(なんて話しかければ...)
海未「海はいいですね...」
梨子(話しかけてきた!!)
海未「...」
梨子(あれ?私の知り合いかな...?)
梨子(確かにどこかで見たことあるような...)
梨子(知り合いなら...話しかけないと...)
梨子(失礼...だよね?)
梨子「...」
海未「...」
梨子(話しかけなきゃ...)
梨子(なんて話しかければ...)
海未「海はいいですね...」
梨子(話しかけてきた!!)
4: 2016/09/25(日) 20:50:10.64 ID:iyilt4P7.net
梨子「...」
海未「こうやって、砂浜に座って 夕陽が沈む海を見ていると...」
海未「心が洗われるようです...」
海未「こんなちっぽけな私を海は暖かく包みこんでくれる」
海未「波のさざめきに耳を傾けていると、心は穏やかな心地良さに満たされる」
海未「海はいいですね...」
梨子(すごい!!ドンピシャだ!!)
梨子(なにかものすごいシンパシーを感じるけど怖い...!この人なんか怖い...!)
梨子「そ、そうですね...」
海未「ふふふ...」
海未「こうやって、砂浜に座って 夕陽が沈む海を見ていると...」
海未「心が洗われるようです...」
海未「こんなちっぽけな私を海は暖かく包みこんでくれる」
海未「波のさざめきに耳を傾けていると、心は穏やかな心地良さに満たされる」
海未「海はいいですね...」
梨子(すごい!!ドンピシャだ!!)
梨子(なにかものすごいシンパシーを感じるけど怖い...!この人なんか怖い...!)
梨子「そ、そうですね...」
海未「ふふふ...」
14: 2016/09/25(日) 20:57:16.66 ID:iyilt4P7.net
海未「ときに、あなた」
梨子「は、はい」
海未「お名前を聞かせてもらってもよろしいですか?」
梨子「えっ...と、梨子です 桜内梨子」
海未「梨子さん...良い名前です」
梨子「あっ、私もお名前伺っても...?」
海未「私は、園...」
海未「...園山です 園山そらです」
梨子「園山さん...」
梨子(う~ん...聞いたことないなぁ...)
梨子「は、はい」
海未「お名前を聞かせてもらってもよろしいですか?」
梨子「えっ...と、梨子です 桜内梨子」
海未「梨子さん...良い名前です」
梨子「あっ、私もお名前伺っても...?」
海未「私は、園...」
海未「...園山です 園山そらです」
梨子「園山さん...」
梨子(う~ん...聞いたことないなぁ...)
16: 2016/09/25(日) 20:59:03.57 ID:iyilt4P7.net
梨子「えと、園山さんはご旅行で?」
海未「旅行...そうですね」
海未「自分探しの旅と言ったところでしょうか」
海未「自分のこれからについて色々と思うところがあったので、ゆっくり考えたかったのです」
梨子(なんか面倒臭そうな人だな...)
梨子「...」
梨子(...でも)
梨子「これからについて悩んでる、っていう点については私たち仲間かもしれません」
海未「本当ですか」
海未「旅行...そうですね」
海未「自分探しの旅と言ったところでしょうか」
海未「自分のこれからについて色々と思うところがあったので、ゆっくり考えたかったのです」
梨子(なんか面倒臭そうな人だな...)
梨子「...」
梨子(...でも)
梨子「これからについて悩んでる、っていう点については私たち仲間かもしれません」
海未「本当ですか」
18: 2016/09/25(日) 21:00:25.62 ID:iyilt4P7.net
梨子「実は私、スクールアイドルをしていまして...」
梨子「あっ、スクールアイドルってわかりますか?」
海未「...ええ、もちろん」
梨子「友達に半ば無理やり誘われて始めたんですが、どんどんのめり込んで」
梨子「気付けば結構いいところまで行ったんです」
梨子「だけど現実って甘くないんですね」
梨子「私のせいで...大きな挫折を味わいまして...」
海未「...」
梨子「あっ、スクールアイドルってわかりますか?」
海未「...ええ、もちろん」
梨子「友達に半ば無理やり誘われて始めたんですが、どんどんのめり込んで」
梨子「気付けば結構いいところまで行ったんです」
梨子「だけど現実って甘くないんですね」
梨子「私のせいで...大きな挫折を味わいまして...」
海未「...」
20: 2016/09/25(日) 21:02:31.59 ID:iyilt4P7.net
梨子「このままでいいのかなって...」
海未「...」
海未「...おおよそ貴女は他人とは思えませんね」
梨子「そう、ですか?」
海未「実は私にも色々と面白い過去があるんですよ」
梨子「...」
海未「何より貴女は私と同族の匂いがします」
梨子「にお...?」
海未「ええ、それはもう強烈な」
梨子「...」クンクン
海未「...」
海未「...おおよそ貴女は他人とは思えませんね」
梨子「そう、ですか?」
海未「実は私にも色々と面白い過去があるんですよ」
梨子「...」
海未「何より貴女は私と同族の匂いがします」
梨子「にお...?」
海未「ええ、それはもう強烈な」
梨子「...」クンクン
21: 2016/09/25(日) 21:05:43.53 ID:iyilt4P7.net
海未「当時、私には私を支えてくれる素晴らしい幼馴染がいました」
海未「私は学生時代、その幼馴染にとんでもないところまで連れて行かれたんです」
海未「今思うと、本当にとんでもないところですね」フフッ
海未「でも、私1人では絶対に見られないような世界を見せてくれたんです」
梨子「...いいご友人だったんですね」
海未「ええ、そりゃあもう」
海未「体もどんどん いやらしくなりました」
梨子「...いいご友人ですね」
海未「そりゃあもう」
海未「私は学生時代、その幼馴染にとんでもないところまで連れて行かれたんです」
海未「今思うと、本当にとんでもないところですね」フフッ
海未「でも、私1人では絶対に見られないような世界を見せてくれたんです」
梨子「...いいご友人だったんですね」
海未「ええ、そりゃあもう」
海未「体もどんどん いやらしくなりました」
梨子「...いいご友人ですね」
海未「そりゃあもう」
25: 2016/09/25(日) 21:08:04.64 ID:iyilt4P7.net
海未「私を振り回した幼馴染は今では立派に家を継いでいますし」
海未「私を支えてくれた幼馴染は今も夢に向かって修行中です」
海未「でも、私だけがあの時の夢の中にいる」
海未「私は、なにも変われなかった...」
梨子「...」
海未「...私の実家は道場でして、私はそこを継ぐことになっています」
海未「...私にはその資格がない」
海未「いや、その自覚が足りない でしょうか」
梨子「...」
海未「私を支えてくれた幼馴染は今も夢に向かって修行中です」
海未「でも、私だけがあの時の夢の中にいる」
海未「私は、なにも変われなかった...」
梨子「...」
海未「...私の実家は道場でして、私はそこを継ぐことになっています」
海未「...私にはその資格がない」
海未「いや、その自覚が足りない でしょうか」
梨子「...」
31: 2016/09/25(日) 21:11:52.16 ID:iyilt4P7.net
梨子「...大人でも、悩むことってあるんですね」
海未「いえいえ、悩みなんて大人になってからが本番ですよ」
海未「今思えば学生時代最大の悩みは性欲くらいのもんでしたし」
海未「学生時代っていうのは人生の練習期間に過ぎません」
海未「思ったより世界は大変なものなんです」
梨子「...」
海未「あんなに輝いて見えた世界が、嘘みたいに」
梨子「輝いて...」
海未「大人になるにつれて世界はどんどん色を失っていった」
海未「いえいえ、悩みなんて大人になってからが本番ですよ」
海未「今思えば学生時代最大の悩みは性欲くらいのもんでしたし」
海未「学生時代っていうのは人生の練習期間に過ぎません」
海未「思ったより世界は大変なものなんです」
梨子「...」
海未「あんなに輝いて見えた世界が、嘘みたいに」
梨子「輝いて...」
海未「大人になるにつれて世界はどんどん色を失っていった」
34: 2016/09/25(日) 21:16:24.09 ID:iyilt4P7.net
海未「さて、私はもう帰ります」
海未「園田道場のみんなも困っていると思うので」
梨子「園田」
海未「園山」
海未「まぁ、悩んでばかりいられないのも大人のツライとこですよ」
海未「悲しいですが、現実というのは孤独に荒野を走り続けることなんですから」
海未「なにもない道を...」
梨子「...孤独」
海未「ええ、孤独です」
海未「園田道場のみんなも困っていると思うので」
梨子「園田」
海未「園山」
海未「まぁ、悩んでばかりいられないのも大人のツライとこですよ」
海未「悲しいですが、現実というのは孤独に荒野を走り続けることなんですから」
海未「なにもない道を...」
梨子「...孤独」
海未「ええ、孤独です」
35: 2016/09/25(日) 21:18:40.21 ID:iyilt4P7.net
梨子「でも...」
海未「...」
梨子「そのご友人は園山さんのことを気にかけてくれてると思います」
海未「...」
梨子「友達って、そういうものだから...」
梨子「私の友達は...千歌ちゃんはずっと私にことを気にかけてくれていた」
梨子「出会って間もない、こんな私のことを...!」
海未「...」
梨子「そのご友人は園山さんのことを気にかけてくれてると思います」
海未「...」
梨子「友達って、そういうものだから...」
梨子「私の友達は...千歌ちゃんはずっと私にことを気にかけてくれていた」
梨子「出会って間もない、こんな私のことを...!」
36: 2016/09/25(日) 21:20:39.75 ID:iyilt4P7.net
梨子「他のみんなだってそう!曜ちゃんも、花丸ちゃんもルビィちゃんも善子ちゃんも!」
梨子「果南ちゃんもダイヤちゃんも鞠莉ちゃんも!」
梨子「こんな私のことを...」
梨子「...なのに私は」
梨子「...うぅ」
海未「...いいご友人を持ったのですね」
梨子「果南ちゃんもダイヤちゃんも鞠莉ちゃんも!」
梨子「こんな私のことを...」
梨子「...なのに私は」
梨子「...うぅ」
海未「...いいご友人を持ったのですね」
37: 2016/09/25(日) 21:23:34.42 ID:iyilt4P7.net
海未「そんな関係がいつまでも続けば良いです...」
梨子「...」
海未「ですが、私は...」
海未「こんな私には、もうそんな美しい関係なんて...」
「あーー!!海未ちゃんいたー!!!」
海未「!?」
梨子「...?」
梨子「...」
海未「ですが、私は...」
海未「こんな私には、もうそんな美しい関係なんて...」
「あーー!!海未ちゃんいたー!!!」
海未「!?」
梨子「...?」
38: 2016/09/25(日) 21:27:51.78 ID:iyilt4P7.net
「Go!ことりちゃん、Go!Go!」
「逃がすかー♪」ダダダダダダダ
海未「ふ、ふたりとも...!?どうしてここに!?」
ことり「海未ちゃんゲーット♪」ガシィ
穂乃果「いやぁ~、びっくりしたよ...海未ちゃんが家出したって聞いたから...」
ことり「『探さないで下さい。』なんて書き置き残して」
海未「う...」
穂乃果「心配したんだよ?」
穂乃果「...すごく、思い悩んでいたみたいだから」
海未「ごめんなさい...」
ことり「自〇でもするんじゃないかって」
海未「...」
「逃がすかー♪」ダダダダダダダ
海未「ふ、ふたりとも...!?どうしてここに!?」
ことり「海未ちゃんゲーット♪」ガシィ
穂乃果「いやぁ~、びっくりしたよ...海未ちゃんが家出したって聞いたから...」
ことり「『探さないで下さい。』なんて書き置き残して」
海未「う...」
穂乃果「心配したんだよ?」
穂乃果「...すごく、思い悩んでいたみたいだから」
海未「ごめんなさい...」
ことり「自〇でもするんじゃないかって」
海未「...」
39: 2016/09/25(日) 21:31:34.99 ID:iyilt4P7.net
梨子「えっ...と」
海未「ああ、梨子さん この2人がさっき話した幼馴染です」
梨子「...!」
穂乃果「ええっと、梨子ちゃん?ごめんね、うちの人が迷惑かけて...」
梨子「いえ、全然そんな...」
海未「梨子さんはスクールアイドルをやってるそうで...」
ことり「わぁ!スクールアイドルっ!」
海未「ああ、梨子さん この2人がさっき話した幼馴染です」
梨子「...!」
穂乃果「ええっと、梨子ちゃん?ごめんね、うちの人が迷惑かけて...」
梨子「いえ、全然そんな...」
海未「梨子さんはスクールアイドルをやってるそうで...」
ことり「わぁ!スクールアイドルっ!」
42: 2016/09/25(日) 21:37:05.98 ID:iyilt4P7.net
穂乃果「さて海未ちゃん...お説教は後にして、もう帰るよ」
海未「う...」
穂乃果「悩んでるなら私たちに相談してくれたらよかったのに...」
ことり「私たちそーんなに頼りにならない?」
海未「すいません...」
海未「別々の道を立派に歩いてる2人に迷惑を掛けたくなくて...」
穂乃果「はぁ...」
ことり「迷惑なんて思うわけないよ!」
穂乃果「海未ちゃんが苦しんでる方が10000倍嫌だよっ!!」
海未「...!」
海未「...ありがとう...ございます」ウルウル
ことり「あとでたーっぷりおしおきするから♥」
海未「うげぇっ...!?」
梨子「...ふふ」
海未「う...」
穂乃果「悩んでるなら私たちに相談してくれたらよかったのに...」
ことり「私たちそーんなに頼りにならない?」
海未「すいません...」
海未「別々の道を立派に歩いてる2人に迷惑を掛けたくなくて...」
穂乃果「はぁ...」
ことり「迷惑なんて思うわけないよ!」
穂乃果「海未ちゃんが苦しんでる方が10000倍嫌だよっ!!」
海未「...!」
海未「...ありがとう...ございます」ウルウル
ことり「あとでたーっぷりおしおきするから♥」
海未「うげぇっ...!?」
梨子「...ふふ」
45: 2016/09/25(日) 21:39:25.22 ID:iyilt4P7.net
海未「梨子さん...」
梨子「...はい」
海未「私は間違っていたようです」
海未「私は孤独なんかじゃなかった...」
海未「...梨子さんの言う通りでした」
梨子「...えへへ、よかったです」
海未「...友人を疑うなんて、私は最低です」フフッ
梨子「...はい」
海未「私は間違っていたようです」
海未「私は孤独なんかじゃなかった...」
海未「...梨子さんの言う通りでした」
梨子「...えへへ、よかったです」
海未「...友人を疑うなんて、私は最低です」フフッ
46: 2016/09/25(日) 21:41:48.67 ID:iyilt4P7.net
穂乃果「梨子ちゃんありがとうね」
穂乃果「スクールアイドル、応援してるから...」
梨子「...」
穂乃果「...なにか悩んでる?」
梨子「...はい」
穂乃果「ふふふ~、そうかそうか...」
穂乃果「昔の私を思い出すなぁ...」
梨子「...」
穂乃果「スクールアイドル、応援してるから...」
梨子「...」
穂乃果「...なにか悩んでる?」
梨子「...はい」
穂乃果「ふふふ~、そうかそうか...」
穂乃果「昔の私を思い出すなぁ...」
梨子「...」
47: 2016/09/25(日) 21:44:17.26 ID:iyilt4P7.net
穂乃果「なんで梨子ちゃんは...スクールアイドルをやっているの?」
梨子「え...」
穂乃果「理由、教えて?」
梨子「え...と」
梨子「それは...友達に」
穂乃果「友達に誘われたから、っていうのはきっかけであって理由じゃない」
梨子「うっ...」
穂乃果「...きっと始めるって決めたのは梨子ちゃんが感じたからじゃないかな?」
穂乃果「...可能性を」
梨子「可能性...?」
梨子「え...」
穂乃果「理由、教えて?」
梨子「え...と」
梨子「それは...友達に」
穂乃果「友達に誘われたから、っていうのはきっかけであって理由じゃない」
梨子「うっ...」
穂乃果「...きっと始めるって決めたのは梨子ちゃんが感じたからじゃないかな?」
穂乃果「...可能性を」
梨子「可能性...?」
48: 2016/09/25(日) 21:46:31.30 ID:iyilt4P7.net
穂乃果「それを信じて、突き進んであげて」
穂乃果「それがきっと梨子ちゃんを、みんなを助ける力になるから」
穂乃果「私はそうやってやり遂げたよ」
穂乃果「最後まで...!」
梨子「!」
梨子「...あなたはもしかして」
海未「うぅ...また24時間耐久電マ責めですか...?」
ことり「穂乃果ちゃん早く早くー!」
穂乃果「じゃあね、梨子ちゃん!」タタッ
梨子「高坂...穂乃果」
穂乃果「それがきっと梨子ちゃんを、みんなを助ける力になるから」
穂乃果「私はそうやってやり遂げたよ」
穂乃果「最後まで...!」
梨子「!」
梨子「...あなたはもしかして」
海未「うぅ...また24時間耐久電マ責めですか...?」
ことり「穂乃果ちゃん早く早くー!」
穂乃果「じゃあね、梨子ちゃん!」タタッ
梨子「高坂...穂乃果」
49: 2016/09/25(日) 21:49:37.12 ID:iyilt4P7.net
ザザーン... ザザーン...
梨子「可能性...か」
梨子「ふふ、可能性...」
梨子「私もまだ...輝けるのかな?」
「輝けるよ?」
梨子「うわっ!!千歌ちゃん、曜ちゃん!」
千歌「夕暮れの海辺でたそがれるなんて梨子ちゃんっぽいね~」
曜「うんうん、絵になる」
梨子「...」
梨子「可能性...か」
梨子「ふふ、可能性...」
梨子「私もまだ...輝けるのかな?」
「輝けるよ?」
梨子「うわっ!!千歌ちゃん、曜ちゃん!」
千歌「夕暮れの海辺でたそがれるなんて梨子ちゃんっぽいね~」
曜「うんうん、絵になる」
梨子「...」
50: 2016/09/25(日) 21:51:07.43 ID:iyilt4P7.net
千歌「まだ勝手に責任なんて感じてるの?」
梨子「っ...」
曜「本当に勝手だなぁ梨子ちゃんは」
曜「バカ梨子だよバカ梨子」
梨子「でも...」
千歌「誰か1人が悪いなんてことはありえないんだよ」
曜「私たちはグループなんだから」
千歌「だから全部1人で背負ったりしないで?」
梨子「うん...ありがとう」
梨子「っ...」
曜「本当に勝手だなぁ梨子ちゃんは」
曜「バカ梨子だよバカ梨子」
梨子「でも...」
千歌「誰か1人が悪いなんてことはありえないんだよ」
曜「私たちはグループなんだから」
千歌「だから全部1人で背負ったりしないで?」
梨子「うん...ありがとう」
51: 2016/09/25(日) 21:52:48.45 ID:iyilt4P7.net
千歌「ということで今日はバカ千歌バカ曜バカ梨子の3人で強制ミーティング合宿を行います!」
梨子「ええっ!?」
曜「まぁ、おしゃべりしながらお菓子とか食べるだけなんだけどね」
千歌「今日は3人だけの残念会ってことで!」
曜「えへへー!」
梨子「...ふふ」
梨子「...私、まだ頑張れそう」
梨子「...」
梨子「...だって可能性感じたんだ、そうだススメ♪」ボソッ
梨子「後悔したくない、目の前に僕らの道がある~♪」
千歌「ん?どうかした?」
梨子「...ううん、なんでも」
梨子「ええっ!?」
曜「まぁ、おしゃべりしながらお菓子とか食べるだけなんだけどね」
千歌「今日は3人だけの残念会ってことで!」
曜「えへへー!」
梨子「...ふふ」
梨子「...私、まだ頑張れそう」
梨子「...」
梨子「...だって可能性感じたんだ、そうだススメ♪」ボソッ
梨子「後悔したくない、目の前に僕らの道がある~♪」
千歌「ん?どうかした?」
梨子「...ううん、なんでも」
52: 2016/09/25(日) 21:55:59.89 ID:iyilt4P7.net
実はさっき、すごい人と会ったんだよ。
えっ、誰々?
千歌ちゃんが大好きな人。
えっ...誰だろう。
私も知ってる?
もちろん!
え~誰だ~?
多分泣いて羨ましがると思う。
ますます気になる~!!
終わり
えっ、誰々?
千歌ちゃんが大好きな人。
えっ...誰だろう。
私も知ってる?
もちろん!
え~誰だ~?
多分泣いて羨ましがると思う。
ますます気になる~!!
終わり
54: 2016/09/25(日) 21:56:57.24 ID:Hxely9mK.net
>>52
乙
楽しかった
乙
楽しかった
55: 2016/09/25(日) 21:57:14.19 ID:u8m2srIt.net
おつ
やっぱりレズだった
やっぱりレズだった
58: 2016/09/25(日) 22:16:04.44 ID:GheHipmO.net
おつ
こういうの好き
こういうの好き
73: 2016/09/26(月) 04:40:08.68 ID:sg3kn785.net
いい話なのにしれっと強めのネタが入ってて困る
74: 2016/09/26(月) 12:50:07.37 ID:reAMDDs0.net
ギャグと真面目の配分が好き
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1474803817/