【SS】千歌｢梨子ちゃんコレなにー？｣ 曜｢なになに…『ようちか』？｣ 梨子｢ｱｱｱｱｧｱ!!!｣【ラブライブ！サンシャイン！！】

千歌「ほうほう……｣ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

曜「ふむふむ……」

梨子「め、めくっちゃダメ、それ以上は……｣ﾊﾗﾊﾗ

ﾊﾟﾀﾝ

ようちか「……」

梨子「う、うぅ……｣ｶｵﾏｯｶ

曜「梨子ちゃん……」

梨子「……はい……」

千歌「そんなに、見たいの？」

梨子「……はい？」

曜『え、恥ずかしいよ、千歌ちゃん……。梨子ちゃんの前で……』ﾓｼﾞﾓｼﾞ

千歌『ふふっ、いいじゃない曜ちゃん。いつもやってることなんだから……』ﾌﾌｯ

梨子「あぁ、まさか私の妄想が現実に……！｣ﾑﾌｰｯ ﾑﾌｰｯ

千歌『恥ずかしいのは、一瞬だよ、曜ちゃん……』

ﾁｭｯ

曜『ん……』ﾄﾞｷﾄﾞｷ

梨子「キャアアアッ！｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

曜『千歌、ちゃん……』

千歌『可愛いよ、曜ちゃん……』

ﾊﾑﾘｯ

ﾁｭｯ……

梨子「あうあ……濃厚……濃厚すぎる、ようちかだよ、これは……！｣ﾜｸﾜｸ


ーーー

梨子「でへ、でへへ……｣ｼﾞｭﾙﾘ

曜「梨子ちゃん……どんな夢見てるんだろ……」

千歌「よだれ垂らしてにやけてるくらいだから、よっぽど凄い夢なんじゃない？」

梨子「えへへ……えへへへ……｣ｼﾞｭﾙﾘ



終わり

梨子「あれ、今日は曜ちゃん、メガネなんだ」

曜「あー、これ？ 実はコンタクト切らしちゃって……」

梨子「曜ちゃん、視力悪いんだね」

曜「ちょっとだけ、なんだけどね」

梨子(メガネの曜ちゃん、か……)



ﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜｰﾝ

ｽﾁｬｯ

曜『千歌ちゃん、め、メガネを取らないで……！』

千歌『なーんだ、やっぱり……メガネ取ったら、可愛いじゃんか、曜ちゃん』

曜『煽てるのは辞めて、私なんて可愛いくなんか……』ﾃﾚﾃﾚ

千歌『何、謙遜してんの？ 可愛いのに、可愛くない振りをするのは、それだけで罪なんだよ……？』

ｱｺﾞｸｲｯ

曜『あっ……』

千歌『ほら、素顔の曜ちゃん、見せてごらん？』ｷﾘｯ


梨子「うん……イケる｣ｸﾞｯ

曜「何がイケるの、梨子ちゃん？」



終わり

千歌「待てー、曜ちゃーん！」

ﾀｯﾀｯﾀｯ

曜「千歌ちゃーん、こちら！ 手の鳴る方へー！｣ﾆｼｼ

ﾀｯﾀｯﾀｯ

梨子「また鬼ごっこしてる。ふふ、まるで小学生みたい｣ｸｽｸｽ

千歌「待て待てーい！」

ﾄﾞﾃｯ

ｺﾛｰﾝ

千歌「あうっ！」

曜「千歌ちゃん！ 大丈夫？」

千歌「あ痛痛……」

梨子「わっ、膝擦りむいてるよ……！」

千歌「ほんとだ！ どーしよ、どーしよ……」

曜「落ち着いて千歌ちゃん、とりあえずここは……」

梨子(ん、とりあえず、ここは……？)



ﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜｰﾝ

ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

千歌『よ、曜ちゃん……、そんなとこ舐めたらダメだよぉ、汚いよ……』ｶｵﾏｯｶ

曜『千歌ちゃんのは、汚くなんか、ないんだから……』

ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

千歌『ああぅ……や、やめて……』ｶｵﾏｯｶ


梨子「い、いけない！ 何想像してるの、私ったら……！｣ｱﾀﾏﾌﾙﾌﾙ

千歌「ありがと、バンソーコー貼ってくれて｣ﾆｯｺﾘ

曜「わんぱくな私たちには、バンソーコーは必要不可欠でありますっ！｣ｹｲﾚｲｯ



終わり

千歌「ソフトクリーム美味しいのだ！｣ﾝﾌﾌｰ

曜「どうしてこんなには美味しいのかなー？」

千歌「きっと、めちゃ甘だからだよ！」

曜「そっか、なるほどね！」

ようちか「んーふっふっふー」

ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ようちか「ぐおお、頭がああ……｣ｷｰﾝ

梨子「急いで食べるからだよ｣ｸｽｸｽ

曜「あっ、千歌ちゃん。ほっぺにクリームついてるよ」

千歌「え、ほんと？」

曜「ちょっと待ってね……」

梨子(これはもしや……)



ﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜｰﾝ

ﾁｭｯ

ﾍﾟﾛﾘｯ

曜「これで……取れたよ｣ﾃﾚﾃﾚ

千歌「……お返しなのだ」

ﾁｭｯ

曜「く、唇は卑怯だよ……｣ｶｵﾏｯｶ

千歌「どこが卑怯なの？ 正々堂々、私は曜ちゃんの唇を奪っただけだよ？｣ｷﾘｯ

曜「……バカ千歌ぁ……｣ﾏｯｶｯｶﾉｶｰ


梨子「……うん！ 正々堂々なのは、いいことだよね！｣ｳﾝｳﾝ

曜「はい、これでクリーム取れたよ｣ﾌｷﾌｷ

千歌「曜ちゃんがハンカチ用意してくれててよかったよ！ 『曜ちゃん』だけに！」



終わり

あ、ようちかパート『』にしてないや

曜「千歌ちゃん、千歌ちゃん。突然だけど、しりとりしようよ」

千歌「こりゃまた突然だね。でも、いいよー」

曜「それじゃあ、しりとりの『し』からね」

千歌「『り』からじゃ、ないんかい！」

曜「『信号』」

千歌「う、う……『うす』。お餅つくやつね」

曜「す、『スイカ』」

千歌「か……『カラス』」

曜「す。す……『菫』」

千歌「……なんて読むのだ？」

曜「『スミレ』だよ！」

千歌「おお、そっか。れ……『レース』！」

梨子「あら、２人でしりとりしてる……｣ｸｽｸｽ

曜「また『す』！？」

千歌「ふふふ、最後をおんなじ言葉で攻める戦法なのだ……｣ﾆﾔﾆﾔ

梨子「千歌ちゃん、やるなあ……」

曜「す、す、す……『スリッパ』」

千歌「ぱ、『パス』！」

曜「うぬぬ、とことん『す』で攻めてくるんだね……」

梨子(『す』、か……)



ﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜｰﾝ

千歌『ほら、もう『す』は無いでしょ？』

曜『……好きだよ』

千歌『……えっ』

曜『好きだよ』ｷﾘｯ

千歌『曜ちゃん……』ﾃﾚﾃﾚ

曜『千歌ちゃんの負け、だね』



梨子「……こういうやりとり、私好きぃ……｣ﾆﾀﾆﾀ

曜「『……スキ』」

梨子「！？ 曜ちゃん、今なんと！｣ｶﾞﾀｯ

曜「『スキヤキ』！」

梨子「……あぁ、なるほど｣ｼｭﾝ


終わり

妄想梨子ちゃんかわいい

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