1: 2015/05/19(火) 01:11:56.50 ID:gD8xL7aa.net
相手>>5
5: 2015/05/19(火) 01:13:57.81 ID:rRMuX55Z.net
かよちん
22: 2015/05/19(火) 01:21:27.25 ID:gD8xL7aa.net
花陽「う~ん…やっぱりおかしいのかなぁ…」カタカタ
にこ「どうしたのよ、いきなりパソコンで調べものなんかして」
花陽「あ、うん…その、私のキャラっておかしいのかなぁって…」
にこ「キャラ?」
花陽「う、うん…ご飯大好きなだけなキャラっていうのも…」
にこ「どうしたのよ、いきなりパソコンで調べものなんかして」
花陽「あ、うん…その、私のキャラっておかしいのかなぁって…」
にこ「キャラ?」
花陽「う、うん…ご飯大好きなだけなキャラっていうのも…」
24: 2015/05/19(火) 01:25:01.76 ID:gD8xL7aa.net
にこ「はぁ…いい?花陽?」
花陽「な、なぁに、にこちゃん?」
にこ「私は花陽のことちゃんとキャラが成り立ってるし、いい意味で私のライバルになってるわ
だから私は花陽のこと好きよ」
花陽「に、にこちゃん…///」
花陽「な、なぁに、にこちゃん?」
にこ「私は花陽のことちゃんとキャラが成り立ってるし、いい意味で私のライバルになってるわ
だから私は花陽のこと好きよ」
花陽「に、にこちゃん…///」
25: 2015/05/19(火) 01:26:58.81 ID:gD8xL7aa.net
花陽「その…わ、私も好き…です///」
にこ「そう、嬉しいわ
これからも頑張りましょ?」
花陽「は、はい…! その…で、デートは…?」
にこ「えっ」
花陽「えっ…付き合うんですよね…?」
にこ「そう、嬉しいわ
これからも頑張りましょ?」
花陽「は、はい…! その…で、デートは…?」
にこ「えっ」
花陽「えっ…付き合うんですよね…?」
56: 2015/05/19(火) 20:34:08.77 ID:d4Erj0AU.net
にこ「いやいやいや!いきなり話が飛躍しすぎでしょ!?」
花陽「でもさっき好きって……」
にこ「LIKEよLIKE!大体、ライバルって言ってるのに付き合ってどうするのよ!」
花陽「ら、ライバルって最終的に結ばれることが多いし……」
にこ「だからそれが飛躍し過ぎだって言ってんのよ!いきなり付き合ってちゃ身も蓋もないでしょう?」
花陽「ふ~ん……じゃあ、段階を踏めばいいんだね?」ニコッ
にこ「あっ」
花陽「~♪」ニコニコ
花陽「でもさっき好きって……」
にこ「LIKEよLIKE!大体、ライバルって言ってるのに付き合ってどうするのよ!」
花陽「ら、ライバルって最終的に結ばれることが多いし……」
にこ「だからそれが飛躍し過ぎだって言ってんのよ!いきなり付き合ってちゃ身も蓋もないでしょう?」
花陽「ふ~ん……じゃあ、段階を踏めばいいんだね?」ニコッ
にこ「あっ」
花陽「~♪」ニコニコ
59: 2015/05/19(火) 21:31:54.82 ID:d4Erj0AU.net
60: 2015/05/19(火) 21:38:32.28 ID:d4Erj0AU.net
にこ「いや、さっきのは言葉の綾っていうかなんというか」ゴニョゴニョ
花陽「にこちゃん……嘘ついたの?」ウルッ
にこ「!!?」
にこ(あ、ある意味純粋な花陽の視線がいた……ん?後ろ手に何か持ってる)
にこ「なによこれ」ヒョイッ
花陽「あっ」
にこ「目……薬ぃ?」
花陽「え、えへへ……バレちゃった」
にこ「あんた結構したたかになったわね……」
花陽「にこちゃん……嘘ついたの?」ウルッ
にこ「!!?」
にこ(あ、ある意味純粋な花陽の視線がいた……ん?後ろ手に何か持ってる)
にこ「なによこれ」ヒョイッ
花陽「あっ」
にこ「目……薬ぃ?」
花陽「え、えへへ……バレちゃった」
にこ「あんた結構したたかになったわね……」
66: 2015/05/19(火) 22:06:50.79 ID:d4Erj0AU.net
花陽「ところで」
にこ「な、なによ……」
花陽「式はいつにするのかな?」
にこ「挙げないわよ!ステップアップしすぎでしょ!!」
花陽「えぇーーーーーっ!!?」ガーン
にこ「ここそんなにショック受けるとこ!?」
花陽「し、式を挙げない上にデートもしてくれないだなんて……」
にこ「順序おかしいからね?」
花陽「うぅ……ダレカタスケテェ……」ポロポロ
にこ「どういうことよ……っていうかもう嘘泣きには騙されないわよ?」
花陽「ぁぅぁぅ……」ポロポロ
にこ(あれ?でもさっき目薬は没収したし……)
花陽「……」シクシク
にこ「……」
花陽「…………」オヨヨヨ
にこ「あーもー!!わかった!わかったから!デ、デートくらい付き合ってあげるから泣かないでよ……」
花陽「!!?にこちゃん大好き!」モッギュー
にこ「変わり身早っ!というか急に抱きつくなー」ジタバタ
花陽「えへへー」ニヤリ
にこ「な、なによ……」
花陽「式はいつにするのかな?」
にこ「挙げないわよ!ステップアップしすぎでしょ!!」
花陽「えぇーーーーーっ!!?」ガーン
にこ「ここそんなにショック受けるとこ!?」
花陽「し、式を挙げない上にデートもしてくれないだなんて……」
にこ「順序おかしいからね?」
花陽「うぅ……ダレカタスケテェ……」ポロポロ
にこ「どういうことよ……っていうかもう嘘泣きには騙されないわよ?」
花陽「ぁぅぁぅ……」ポロポロ
にこ(あれ?でもさっき目薬は没収したし……)
花陽「……」シクシク
にこ「……」
花陽「…………」オヨヨヨ
にこ「あーもー!!わかった!わかったから!デ、デートくらい付き合ってあげるから泣かないでよ……」
花陽「!!?にこちゃん大好き!」モッギュー
にこ「変わり身早っ!というか急に抱きつくなー」ジタバタ
花陽「えへへー」ニヤリ
71: 2015/05/19(火) 22:40:26.23 ID:d4Erj0AU.net
73: 2015/05/19(火) 22:54:05.88 ID:d4Erj0AU.net
ーーとある休日
待ち合わせ場所にて
にこ「はぁ……結局デートすることになったけど……」
にこ(まさかこんなことになるなんて……大体、花陽もなんだってあんなのを真に受けちゃうのよ)
にこ(確かに事の発端はにこの発言かもしれないけど……)
にこ(にこの発言……)
ア、ニコチャーン
にこ(……あれ?よくよく考えたら、にこの発言におかしいところ無かったわよね??)
……ニコチャン?
にこ(そ、そうよそうよ!どう考えたって変に受け取った花陽が悪いのよ!!)
オーイ!ニコチャーン!!
にこ(ここは先輩として、にこは悪くないんだってガツンと言ってやら……)
花陽「にこちゃん!!」モギュッ!!
にこ「どぉわああぁぁああああ!!??!?!?」
花陽「ピャァアアァァ!!?!?!?」
待ち合わせ場所にて
にこ「はぁ……結局デートすることになったけど……」
にこ(まさかこんなことになるなんて……大体、花陽もなんだってあんなのを真に受けちゃうのよ)
にこ(確かに事の発端はにこの発言かもしれないけど……)
にこ(にこの発言……)
ア、ニコチャーン
にこ(……あれ?よくよく考えたら、にこの発言におかしいところ無かったわよね??)
……ニコチャン?
にこ(そ、そうよそうよ!どう考えたって変に受け取った花陽が悪いのよ!!)
オーイ!ニコチャーン!!
にこ(ここは先輩として、にこは悪くないんだってガツンと言ってやら……)
花陽「にこちゃん!!」モギュッ!!
にこ「どぉわああぁぁああああ!!??!?!?」
花陽「ピャァアアァァ!!?!?!?」
76: 2015/05/19(火) 23:37:34.62 ID:d4Erj0AU.net
80: 2015/05/20(水) 00:05:13.29 ID:Ntph6YWs.net
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にこ「まったく……びっくりさせるんじゃないわよ」
花陽「あ、あんなに驚くとは思わなくて……ごめんね?」
にこ「まぁ、大声出したにこも悪かったし……おあいこね、おあいこ」
花陽「あはは……」
にこ(それにしても……)ジー
花陽「?」
にこ(……普通にめちゃくちゃ可愛いわね。や、やっぱり気合いれて来たのかしら?まぁ素材が良いからそんな厳選しなくても大抵似合いそうだけど……)
花陽「どうしたの?にこちゃ……」ハッ!
花陽(もしかして……)
花陽「え、えへへ……に、似合うかな?にこちゃんとのデートだから、お洋服選ぶの頑張ってみたんだぁ」ウワメヅカイ
にこ「なっ!!?」カオマッカ
にこ(ななななんでこんな時に限って鋭いのよぉぉぉおお!?!?)
にこ「まったく……びっくりさせるんじゃないわよ」
花陽「あ、あんなに驚くとは思わなくて……ごめんね?」
にこ「まぁ、大声出したにこも悪かったし……おあいこね、おあいこ」
花陽「あはは……」
にこ(それにしても……)ジー
花陽「?」
にこ(……普通にめちゃくちゃ可愛いわね。や、やっぱり気合いれて来たのかしら?まぁ素材が良いからそんな厳選しなくても大抵似合いそうだけど……)
花陽「どうしたの?にこちゃ……」ハッ!
花陽(もしかして……)
花陽「え、えへへ……に、似合うかな?にこちゃんとのデートだから、お洋服選ぶの頑張ってみたんだぁ」ウワメヅカイ
にこ「なっ!!?」カオマッカ
にこ(ななななんでこんな時に限って鋭いのよぉぉぉおお!?!?)
83: 2015/05/20(水) 01:21:23.67 ID:Ntph6YWs.net
100: 2015/05/20(水) 20:01:04.18 ID:Ntph6YWs.net
にこ「あー……その、なんていうか」ダラダラ
花陽「……」ジッ
にこ「えーっと」
花陽「……」
にこ(ん?)
花陽「……」フルフル
にこ(よく見たら手、震えてるじゃない……この子なりに頑張っているっていうのに、私ときたら……よしっ!)フンス
ポンッ
花陽「っ!?」ビクッ
にこ「花陽、今のあんた……最っ高に可愛いわよ」ナデナデ
花陽「あっ……に、にこちゃん……うぅぅぅ」ポロポロ
にこ「もぅ、強くなったと思ったらこれなんだから……ほら、泣かないの」ポンポン
花陽「だってぇ……う、嬉しくて……」
花陽「……」ジッ
にこ「えーっと」
花陽「……」
にこ(ん?)
花陽「……」フルフル
にこ(よく見たら手、震えてるじゃない……この子なりに頑張っているっていうのに、私ときたら……よしっ!)フンス
ポンッ
花陽「っ!?」ビクッ
にこ「花陽、今のあんた……最っ高に可愛いわよ」ナデナデ
花陽「あっ……に、にこちゃん……うぅぅぅ」ポロポロ
にこ「もぅ、強くなったと思ったらこれなんだから……ほら、泣かないの」ポンポン
花陽「だってぇ……う、嬉しくて……」
101: 2015/05/20(水) 20:02:18.36 ID:Ntph6YWs.net
103: 2015/05/20(水) 20:21:53.54 ID:Ntph6YWs.net
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にこ「落ち着いた?」
花陽「う、うん……ごめんね、急に泣いたりして」
にこ「別に、気にしてないわよ。まぁ、アイドルがあんまり泣き顔晒すんじゃないわよ?」
花陽「で、でもでも、泣いてたらにこちゃんが優しく慰めてくれるから……たまにはいいかなぁなんて ポカッ ぁいたっ!痛いよぉにこちゃん」
にこ「馬鹿な事言ってるからよ」
花陽「えへへ、ごめんなさい♪」
にこ「まったく、調子いいんだから……ところでさ、この後の予定は?」
花陽「?」
にこ「いやいや、そんな不思議そうな顔してないでさ、これからどこに向かうの?」
花陽「どこってそれは……」ハッ!
花陽「……」ダラダラ
にこ「あ、あんたまさか……」
花陽「に、にこちゃん、どこ行こっか♪」
にこ「なんで決めてないのよぉぉおおおおお!!」
108: 2015/05/20(水) 20:53:35.77 ID:Ntph6YWs.net
112: 2015/05/20(水) 21:08:50.17 ID:Ntph6YWs.net
花陽「にこちゃんとデート出来るっていうのと、お洋服選ぶので頭が一杯で……」
にこ「まったく……やっぱり、どこか抜けてるのよねぇ」
花陽「ご、ごめんね」
にこ「花陽がエスコートするんだなーって思って、せっかく楽しみに……あっ」シマッタ
花陽「へ、へぇ~……にこちゃん、デート楽しみにしてくれてたんだぁ」
にこ「だーーーっ!今のは無し無し!ノーカンよ!大体、デートコース未設定だなんてマイナスよ!マイナス50点よっ!!」
花陽「き、厳しい判定だよぉ」
にこ「まったく……やっぱり、どこか抜けてるのよねぇ」
花陽「ご、ごめんね」
にこ「花陽がエスコートするんだなーって思って、せっかく楽しみに……あっ」シマッタ
花陽「へ、へぇ~……にこちゃん、デート楽しみにしてくれてたんだぁ」
にこ「だーーーっ!今のは無し無し!ノーカンよ!大体、デートコース未設定だなんてマイナスよ!マイナス50点よっ!!」
花陽「き、厳しい判定だよぉ」
126: 2015/05/21(木) 00:31:04.01 ID:45C/XIS8.net
にこ「はぁ……とりあえず、こんなところで立ち往生してても仕方ないし、近くの喫茶店にでも入りましょ?」
花陽「うん、わかったよにこちゃん!」スッ
にこ「……」
花陽「……」グーパーグーパー
にこ「一応念のため聞くけど……」
花陽「ほら!早く行こうよにこちゃん!」ギュッ
にこ「あっこら!急に引っ張ったら危ないでしょ!」
花陽「ぼーっとしてるにこちゃんが悪いんだよーだ♪」テヘペロ
にこ「っ!!?」
にこ(か、可愛い……じゃなくて!な、なにこの小悪魔的な花陽は!!くっ、まさかの同系列ライバル登場っ!?)
花陽「うん、わかったよにこちゃん!」スッ
にこ「……」
花陽「……」グーパーグーパー
にこ「一応念のため聞くけど……」
花陽「ほら!早く行こうよにこちゃん!」ギュッ
にこ「あっこら!急に引っ張ったら危ないでしょ!」
花陽「ぼーっとしてるにこちゃんが悪いんだよーだ♪」テヘペロ
にこ「っ!!?」
にこ(か、可愛い……じゃなくて!な、なにこの小悪魔的な花陽は!!くっ、まさかの同系列ライバル登場っ!?)
129: 2015/05/21(木) 03:42:30.98 ID:45C/XIS8.net
140: 2015/05/21(木) 22:47:01.76 ID:45C/XIS8.net
146: 2015/05/22(金) 21:28:31.94 ID:LoVdt+H/.net
―――――――――――――――――――――――
喫茶店内
にこ「にこは紅茶にするけど、花陽は?」
花陽「んーと……にこちゃんと同じにしようかなぁ」
にこ「あ、せっかくだしセットでケーキも頼みましょっか」
花陽「うんっ!」
にこ「何があるかな~っと……まぁ無難にショートケーキにしようかしら」
花陽「じゃあ私はこのガトーショコラにするね」
にこ「おっけー!すいませーん!」
148: 2015/05/22(金) 22:09:06.55 ID:LoVdt+H/.net
―――――――――――――――――――――――――――――――
モグモグ
花陽「ん~♪ケーキ美味しいねぇ」
にこ「そうねー、あむっ……適当に選んだ店だけど、ここは当たりね」
モグモグ
花陽「……」ジー
にこ「……?なによ、にこの顔に何かついてる?」
花陽「いや、そういうわけじゃないんだけど……」ソワソワ
にこ(大人しく食べてると思ったら急にそわそわして、一体どうし……ハッ!まさか!)
花陽「に、にこちゃ」スッ
にこ(やっぱり!ここは先手必勝よ!!)
にこ「花陽っ!」バンッ!!
花陽「ピャアァ!?!?」ビクッ
花陽「どどどうしたの?にこちゃん……?」
にこ「も~花陽ったらにこのケーキ見つめちゃってぇ~。そんなに食べたかったのぉ~?」
花陽「え?えっ??」
にこ「しょーがないわねー!はい、あ~んっ」スッ
花陽「えぇぇええええぇっっ!!?!?」
153: 2015/05/22(金) 23:19:32.41 ID:LoVdt+H/.net
花陽「えっと、えっと……」
にこ「なによ、にこのあ~んは受けられないって言うの?」ムスッ
花陽「そんなことないよっ!」バンッ!!
にこ「ひゃぁぁあっ!?!?」
花陽「あっ!ご、ごめんね?」
にこ「危うく落とすところだったじゃない……」
花陽「すーはー……よしっ、大丈夫です!いきます!!」キッ
にこ「あ、うん……あ~んっ」
にこ(別にそんな気合い入れなくても……)
花陽「あ、あ~ん……」
パクッ
にこ「どう?」
モグモグ
花陽「うん、すっごく美味しいよ!えへへ♪」
にこ「そぅ。それはよかったわ」
にこ(花陽の笑顔は癒されるわね……)
にこ「なによ、にこのあ~んは受けられないって言うの?」ムスッ
花陽「そんなことないよっ!」バンッ!!
にこ「ひゃぁぁあっ!?!?」
花陽「あっ!ご、ごめんね?」
にこ「危うく落とすところだったじゃない……」
花陽「すーはー……よしっ、大丈夫です!いきます!!」キッ
にこ「あ、うん……あ~んっ」
にこ(別にそんな気合い入れなくても……)
花陽「あ、あ~ん……」
パクッ
にこ「どう?」
モグモグ
花陽「うん、すっごく美味しいよ!えへへ♪」
にこ「そぅ。それはよかったわ」
にこ(花陽の笑顔は癒されるわね……)
155: 2015/05/22(金) 23:46:16.87 ID:LoVdt+H/.net
花陽「それじゃあ……はいっ」
にこ「へ?」
花陽「あ~んっ」スッ
にこ「いや、にこは遠慮しておくわ」サッ
花陽「にこちゃん、さすがにそれはズルいよ……」
にこ「ほ、ほら、もうお腹いっぱいっていうかー」
花陽「……」ウルッ
にこ「あーもー!食べればいいんでしょ!食べれば!はい、あ~んっ!!」
パクッ
花陽「あはっ♪やっぱりにこちゃんは優しいね」ニコニコ
にこ(分かってるはずなのに!嘘泣きだって分かってるはずなのにぃぃぃっ!!)ムグムグ
にこ「へ?」
花陽「あ~んっ」スッ
にこ「いや、にこは遠慮しておくわ」サッ
花陽「にこちゃん、さすがにそれはズルいよ……」
にこ「ほ、ほら、もうお腹いっぱいっていうかー」
花陽「……」ウルッ
にこ「あーもー!食べればいいんでしょ!食べれば!はい、あ~んっ!!」
パクッ
花陽「あはっ♪やっぱりにこちゃんは優しいね」ニコニコ
にこ(分かってるはずなのに!嘘泣きだって分かってるはずなのにぃぃぃっ!!)ムグムグ
184: 2015/05/25(月) 02:13:48.18 ID:nMcyB3vR.net
>>155
続きをお待ちいただいている中心苦しいのですが、風邪でダウンしていて作業がストップしているのが現状です。
次回更新は数日見ていただければと思います。すいません。
楽しみにしてくださって、ありがとうございます。
続きをお待ちいただいている中心苦しいのですが、風邪でダウンしていて作業がストップしているのが現状です。
次回更新は数日見ていただければと思います。すいません。
楽しみにしてくださって、ありがとうございます。
207: 2015/05/28(木) 01:33:42.66 ID:1t2MUd9h.net
花陽、にこ「ごちそうさまでしたー」
にこ「はぁ、にこはいろんな意味でお腹いっぱいだわ……」
花陽「あはは……お疲れ様?」
にこ「誰のせいだと思って……ん?」
花陽「どうしたの?」
にこ「もぅ、花陽ったら……ほっぺたにチョコついてるわよ」
花陽「え?どこどこ?」
にこ「ほら、動かないの」フキフキ
花陽「んーっ……」
にこ「まったく、世話が焼けるわねー」
花陽「ふふっ」
にこ「……なによ」
花陽「にこちゃんってば、お姉ちゃんみたいだなぁって」
にこ「まぁ、家じゃチビたちの面倒見てるしね」
花陽「ふ~ん、お姉ちゃんかぁ……いいなぁ」
にこ「なぁにぃ?花陽も仲間に入りたいのー?」ニヤニヤ
花陽「え?入籍の話?」
にこ「飛びすぎぃ!!」
にこ「はぁ、にこはいろんな意味でお腹いっぱいだわ……」
花陽「あはは……お疲れ様?」
にこ「誰のせいだと思って……ん?」
花陽「どうしたの?」
にこ「もぅ、花陽ったら……ほっぺたにチョコついてるわよ」
花陽「え?どこどこ?」
にこ「ほら、動かないの」フキフキ
花陽「んーっ……」
にこ「まったく、世話が焼けるわねー」
花陽「ふふっ」
にこ「……なによ」
花陽「にこちゃんってば、お姉ちゃんみたいだなぁって」
にこ「まぁ、家じゃチビたちの面倒見てるしね」
花陽「ふ~ん、お姉ちゃんかぁ……いいなぁ」
にこ「なぁにぃ?花陽も仲間に入りたいのー?」ニヤニヤ
花陽「え?入籍の話?」
にこ「飛びすぎぃ!!」
210: 2015/05/28(木) 01:49:39.26 ID:1t2MUd9h.net
240: 2015/06/03(水) 00:20:34.80 ID:Lr4qaJCc.net
チリンチリーン
<アリガトウゴザイマシター
にこ「さてと、これからどうしよっか」
花陽「え、えっと、にこちゃんが良ければCDショップに行きたいかな」
にこ「別に構わないわよ。この間でた○○の新曲、まだ買ってなかったしちょうどいいわ」
花陽「そ、そうなんです!私も買いそびれてて……」
にこ「じゃあ、早速行きましょ」
花陽「うんっ!」スッ
にこ「……」
花陽「……だめ?」
にこ「はぁ……しょうがないわね、ほらっ」ギュッ
花陽「っ!?」パァァ
にこ(まったく……嬉しそうにしちゃって)
<アリガトウゴザイマシター
にこ「さてと、これからどうしよっか」
花陽「え、えっと、にこちゃんが良ければCDショップに行きたいかな」
にこ「別に構わないわよ。この間でた○○の新曲、まだ買ってなかったしちょうどいいわ」
花陽「そ、そうなんです!私も買いそびれてて……」
にこ「じゃあ、早速行きましょ」
花陽「うんっ!」スッ
にこ「……」
花陽「……だめ?」
にこ「はぁ……しょうがないわね、ほらっ」ギュッ
花陽「っ!?」パァァ
にこ(まったく……嬉しそうにしちゃって)
241: 2015/06/03(水) 00:21:59.09 ID:Lr4qaJCc.net
CDショップ
にこ「えっと、新曲のコーナーは……あったあった!」
花陽「あ、試聴もできるみたいだね」
にこ「みたいねー。せっかくだし一緒に聴く?ほら」スッ
花陽「へ?う、うん……」
にこ「~♪あーやっぱり良い歌よねぇ。全体的にゆったりした曲調からのサビへの入り方が……」アーダコーダ
花陽「ソ、ソウダネー……」
花陽(に、にこちゃんが凄く近いよぉ)
にこ「えっと、新曲のコーナーは……あったあった!」
花陽「あ、試聴もできるみたいだね」
にこ「みたいねー。せっかくだし一緒に聴く?ほら」スッ
花陽「へ?う、うん……」
にこ「~♪あーやっぱり良い歌よねぇ。全体的にゆったりした曲調からのサビへの入り方が……」アーダコーダ
花陽「ソ、ソウダネー……」
花陽(に、にこちゃんが凄く近いよぉ)
259: 2015/06/09(火) 22:03:04.21 ID:L0hNMsoI.net
263: 2015/06/09(火) 22:08:58.71 ID:L0hNMsoI.net
にこ「買うもの買ったし……次はどこにしましょうか」
花陽「あはは……予定なくてごめんね」
にこ「もう気にしないのー。んー……ゲームセンターにでも行く?」
花陽「そうだね。ちょうどそこにあるし、いいんじゃないかな」
にこ「ここ最近、練習ばっかりで遊んでなかったからねー……今ってプライズとかどういうのがあるのかしら?」
花陽「あ、このぬいぐるみ……」
にこ「ん?このやたら目つきの悪いうさぎのぬいぐるみがどうかしたの?」
花陽「ふふっ、なんだかにこちゃんにそっくりだなぁって」
にこ「なっ!?こんな可愛げがないのと、どこがそっくりだって言うのよ!!」
花陽「えぇー?すっごく可愛いと思うんだけどなぁ」
にこ「確かにぃ~にこは可愛いうさぎのイメージだけどぉ~、だからってこんな……」
チャリーン
にこ「ってやるんかーい!!」
花陽「あはは……予定なくてごめんね」
にこ「もう気にしないのー。んー……ゲームセンターにでも行く?」
花陽「そうだね。ちょうどそこにあるし、いいんじゃないかな」
にこ「ここ最近、練習ばっかりで遊んでなかったからねー……今ってプライズとかどういうのがあるのかしら?」
花陽「あ、このぬいぐるみ……」
にこ「ん?このやたら目つきの悪いうさぎのぬいぐるみがどうかしたの?」
花陽「ふふっ、なんだかにこちゃんにそっくりだなぁって」
にこ「なっ!?こんな可愛げがないのと、どこがそっくりだって言うのよ!!」
花陽「えぇー?すっごく可愛いと思うんだけどなぁ」
にこ「確かにぃ~にこは可愛いうさぎのイメージだけどぉ~、だからってこんな……」
チャリーン
にこ「ってやるんかーい!!」
265: 2015/06/09(火) 23:31:32.56 ID:L0hNMsoI.net
266: 2015/06/09(火) 23:35:40.72 ID:L0hNMsoI.net
ウィーン
スカッ
花陽「あぅ、難しいよぉ」
にこ「……」ウズウズ
ウィーン
スカッ
花陽「うぅ……」
にこ「……」ウズウズウズ
ウィーン
ワシッ
花陽「!!」
ポロッ
花陽「あぁ~……」
にこ「だーっ!もう!あんた下手すぎよ!!」
花陽「そ、そんなぁ」ウルウル
にこ「ぐっ……もういいから!ここはにこに任せなさい!」グイッ
スカッ
花陽「あぅ、難しいよぉ」
にこ「……」ウズウズ
ウィーン
スカッ
花陽「うぅ……」
にこ「……」ウズウズウズ
ウィーン
ワシッ
花陽「!!」
ポロッ
花陽「あぁ~……」
にこ「だーっ!もう!あんた下手すぎよ!!」
花陽「そ、そんなぁ」ウルウル
にこ「ぐっ……もういいから!ここはにこに任せなさい!」グイッ
267: 2015/06/09(火) 23:47:41.80 ID:L0hNMsoI.net
にこ「大体、こういうのは正攻法で取るもんじゃないのよ」
ウィーン
にこ「こうやって」
クイッ
にこ「適当に引っ掛けて」
ゴロンッ
にこ「はい終了っ!」
ポトッ
花陽「す……すごい……」
にこ「ふっふーん!まぁにこにかかればこんなものねっ!」フンスッ
ヒョイッ
にこ「……はい」
花陽「え?」
にこ「欲しかったんでしょ?」
花陽「あ、うん……でも」
にこ「花陽のために取ったんだから、受け取ってもらわないと困るんだけど?」
花陽「私の……ため……?」
にこ「当り前じゃない。ほら」スッ
花陽「う、うん……えへへ♪」ギューッ!
にこ「なによ、だらしない顔しちゃって……そんなに欲しかったの?」
花陽「だ、だってにこちゃんからのプレゼントだもんっ!すごく……嬉しいんだもんっ……!」ギューッ
にこ(っ!?)ドキッ
にこ「そ、そう?ま、まぁそんなに喜んでもらえたなら、にこも取った甲斐もあったというか……」ゴニョゴニョ
花陽「……」ギューーッ
にこ「……」
花陽「……」ギューーーーッ
にこ「花陽、なんか苦しくなってきたから離してあげて」
ウィーン
にこ「こうやって」
クイッ
にこ「適当に引っ掛けて」
ゴロンッ
にこ「はい終了っ!」
ポトッ
花陽「す……すごい……」
にこ「ふっふーん!まぁにこにかかればこんなものねっ!」フンスッ
ヒョイッ
にこ「……はい」
花陽「え?」
にこ「欲しかったんでしょ?」
花陽「あ、うん……でも」
にこ「花陽のために取ったんだから、受け取ってもらわないと困るんだけど?」
花陽「私の……ため……?」
にこ「当り前じゃない。ほら」スッ
花陽「う、うん……えへへ♪」ギューッ!
にこ「なによ、だらしない顔しちゃって……そんなに欲しかったの?」
花陽「だ、だってにこちゃんからのプレゼントだもんっ!すごく……嬉しいんだもんっ……!」ギューッ
にこ(っ!?)ドキッ
にこ「そ、そう?ま、まぁそんなに喜んでもらえたなら、にこも取った甲斐もあったというか……」ゴニョゴニョ
花陽「……」ギューーッ
にこ「……」
花陽「……」ギューーーーッ
にこ「花陽、なんか苦しくなってきたから離してあげて」
281: 2015/06/17(水) 03:15:44.11 ID:69u+K6U1.net
282: 2015/06/17(水) 03:31:48.28 ID:69u+K6U1.net
にこ「ここはプリクラの種類も豊富みたいねー」
花陽「い、いっぱいありすぎて何が何だか……」
にこ「ま、適当に入ってみましょ?」
花陽「う、うん」
花陽「い、いっぱいありすぎて何が何だか……」
にこ「ま、適当に入ってみましょ?」
花陽「う、うん」
283: 2015/06/17(水) 03:32:19.59 ID:69u+K6U1.net
にこ、花陽「にっこにっこにーっ!」
パシャッ
にこ「……決まったわね」
花陽「ちゃんと出来てたかな」
にこ「まぁ及第点ってところね」
花陽「厳しいなぁ」
にこ「お、次で最後みたいねー」
花陽「ね、ねぇにこちゃん」
にこ「ん?」
花陽「最後の一枚……そ、その……手、握ってもいい……ですか?」
にこ「……なに急に敬語になってるのよ」
花陽「あはは……や、やっぱりダメ、だよね……」シュンッ
にこ(……っ)ズキッ
花陽「我儘言って、ごめんね」
にこ「…………別にいいわよ」ボソッ
花陽「え?何て言ったの?」
にこ「あーもうっ!好きにしなさいよって言ったの!」
花陽「あは♪やったぁ!」パァァッ
にこ「だから変わり身早すぎでしょう!?」
にこ(くっ……流されちゃだめだって、分かってるのに……でも……)
花陽「~♪」ギュッ
にこ(何故か、花陽が悲しそうな顔をするのが耐えられない……見たくない……ずっと笑っていてほしい……)
にこ(はぁ……どうしちゃったんだろ、私……)
花陽「……」
スルッ
にこ「……さり気に指を絡ませるんじゃないわよ」
花陽「な、なんのことでしょう?」
パシャッ
にこ「……決まったわね」
花陽「ちゃんと出来てたかな」
にこ「まぁ及第点ってところね」
花陽「厳しいなぁ」
にこ「お、次で最後みたいねー」
花陽「ね、ねぇにこちゃん」
にこ「ん?」
花陽「最後の一枚……そ、その……手、握ってもいい……ですか?」
にこ「……なに急に敬語になってるのよ」
花陽「あはは……や、やっぱりダメ、だよね……」シュンッ
にこ(……っ)ズキッ
花陽「我儘言って、ごめんね」
にこ「…………別にいいわよ」ボソッ
花陽「え?何て言ったの?」
にこ「あーもうっ!好きにしなさいよって言ったの!」
花陽「あは♪やったぁ!」パァァッ
にこ「だから変わり身早すぎでしょう!?」
にこ(くっ……流されちゃだめだって、分かってるのに……でも……)
花陽「~♪」ギュッ
にこ(何故か、花陽が悲しそうな顔をするのが耐えられない……見たくない……ずっと笑っていてほしい……)
にこ(はぁ……どうしちゃったんだろ、私……)
花陽「……」
スルッ
にこ「……さり気に指を絡ませるんじゃないわよ」
花陽「な、なんのことでしょう?」
291: 2015/06/19(金) 01:41:02.03 ID:m+KzHfF5.net
295: 2015/06/19(金) 01:54:22.27 ID:m+KzHfF5.net
にこ「ふむ、なかなか悪くない写りねー」
花陽「き、気にしすぎじゃないかな?」
にこ「何言ってるのよ。アイドルたるもの常に意識を」
花陽「あ、これ最後の……」
にこ「って人の話を最後まで」
花陽「わぁ……」ホワァ
にこ「……っ!」
にこ(凄い……嬉しそう……)
にこ(これって、やっぱりにこと一緒だから……なのよね?)
にこ(……花陽はこんなにも好意を寄せてくれているのに……にこは……)ズキッ
花陽「き、気にしすぎじゃないかな?」
にこ「何言ってるのよ。アイドルたるもの常に意識を」
花陽「あ、これ最後の……」
にこ「って人の話を最後まで」
花陽「わぁ……」ホワァ
にこ「……っ!」
にこ(凄い……嬉しそう……)
にこ(これって、やっぱりにこと一緒だから……なのよね?)
にこ(……花陽はこんなにも好意を寄せてくれているのに……にこは……)ズキッ
296: 2015/06/19(金) 01:58:49.39 ID:m+KzHfF5.net
一時間後
にこ「ふぅ、結構遊んだわねー」
花陽「そ、そう……だね……」ゼェゼェ
にこ「……大丈夫?」
花陽「ダンスゲームは……苦手かも……」ゼェハァ
にこ「そ、そこの公園のベンチで休憩しよっか」
にこ「ふぅ、結構遊んだわねー」
花陽「そ、そう……だね……」ゼェゼェ
にこ「……大丈夫?」
花陽「ダンスゲームは……苦手かも……」ゼェハァ
にこ「そ、そこの公園のベンチで休憩しよっか」
297: 2015/06/19(金) 02:04:21.33 ID:m+KzHfF5.net
公園 夕方
にこ「落ち着いた?」
花陽「う、うん。もう大丈夫」
にこ「ん」
花陽「……」
にこ「……」
花陽「……風が、気持ちいいね」
にこ「そうね」
花陽「夕陽も、綺麗だね」
にこ「……そうね」
花陽「……今日は無理につき合わせちゃって、ごめんね」
にこ「別に……無理なんかしてないわよ」
花陽「そっか……ありがとう」
にこ「……」
花陽「……」
にこ「落ち着いた?」
花陽「う、うん。もう大丈夫」
にこ「ん」
花陽「……」
にこ「……」
花陽「……風が、気持ちいいね」
にこ「そうね」
花陽「夕陽も、綺麗だね」
にこ「……そうね」
花陽「……今日は無理につき合わせちゃって、ごめんね」
にこ「別に……無理なんかしてないわよ」
花陽「そっか……ありがとう」
にこ「……」
花陽「……」
299: 2015/06/19(金) 02:53:21.81 ID:m+KzHfF5.net
にこ「ねぇ、花陽」
花陽「なぁに?」
にこ「あんたさ、いつから……その、にこの事……」
花陽「好きなの?かな?」
にこ「そ、そうよ!だ、だって今までそんな素振「忘れちゃった」」
にこ「忘れ……あ、あんたねぇ」
花陽「……あのね、いつも真っ直ぐにアイドルを目指すにこちゃんは、花陽の憧れだったの」
花陽「凄いな、凄いなって……ずっと目で追ってた」
花陽「でもね、ある日……それだけじゃないんだって、気付いたんだ」
花陽「真剣にアイドルを語るにこちゃん、みんなに笑顔をくれるにこちゃん、不器用だけど……とっても優しいにこちゃん」
花陽「色んなにこちゃんを知って……今まで以上に気持ちが溢れて……」
花陽「あぁ……いつの間にか、私はこんなにもこの人に惹かれていたんだな……って」
にこ「…………」
花陽「なぁに?」
にこ「あんたさ、いつから……その、にこの事……」
花陽「好きなの?かな?」
にこ「そ、そうよ!だ、だって今までそんな素振「忘れちゃった」」
にこ「忘れ……あ、あんたねぇ」
花陽「……あのね、いつも真っ直ぐにアイドルを目指すにこちゃんは、花陽の憧れだったの」
花陽「凄いな、凄いなって……ずっと目で追ってた」
花陽「でもね、ある日……それだけじゃないんだって、気付いたんだ」
花陽「真剣にアイドルを語るにこちゃん、みんなに笑顔をくれるにこちゃん、不器用だけど……とっても優しいにこちゃん」
花陽「色んなにこちゃんを知って……今まで以上に気持ちが溢れて……」
花陽「あぁ……いつの間にか、私はこんなにもこの人に惹かれていたんだな……って」
にこ「…………」
301: 2015/06/19(金) 02:57:11.61 ID:m+KzHfF5.net
花陽「だからね、今回のことは、チャンスだって……思ったの」
花陽「……私ね、本当は分かってたんだよ?」
花陽「にこちゃんが言った『好き』の意味……」
にこ「……」
花陽「でもね、花陽は悪い子だから……ズルしたの」
花陽「にこちゃんが優しいのを知っていたから……ああ言えば断れないのを、知っていたから……だから、ごめんね」
花陽「……私ね、本当は分かってたんだよ?」
花陽「にこちゃんが言った『好き』の意味……」
にこ「……」
花陽「でもね、花陽は悪い子だから……ズルしたの」
花陽「にこちゃんが優しいのを知っていたから……ああ言えば断れないのを、知っていたから……だから、ごめんね」
302: 2015/06/19(金) 03:03:16.94 ID:m+KzHfF5.net
にこ「はぁ~……ったく、花陽っ!」
花陽「ピャァッ!?な、なに?」
にこ「まず、そのすぐ謝る癖、直しなさい」
花陽「え、だ、だって……」
にこ「大体……あんたは勘違いをしてるわ」
花陽「勘違い?」
にこ「私のこと、優しい優しいって……自分で言うのもなんだけど、私はそんな出来た人間じゃない」
花陽「で、でも……」
にこ「いい?私はね、嫌なことは嫌ってハッキリ言うわ」
にこ「それは、誰に対しても……μ'sのみんなにだってそう」
にこ「今日のデートだって……ホントに嫌だったら行かないわよ」
にこ「そうしなかったのは……可愛がってる後輩からの好意が……その……嬉しくないわけないじゃない」
にこ「特に、花陽は最初からにこの言う事を真剣に聞いてくれてたし……素直だし……可愛いし……ニコノツギニダケド」ゴニョゴニョ
花陽「に、にこちゃん……」カァッ
にこ「こ、これでも、あんただけは結構贔屓目に見てたところ、あったのよ?」
にこ「まぁ、それがまさかこんな事になるとは思わなかったけどさ……」
花陽「ピャァッ!?な、なに?」
にこ「まず、そのすぐ謝る癖、直しなさい」
花陽「え、だ、だって……」
にこ「大体……あんたは勘違いをしてるわ」
花陽「勘違い?」
にこ「私のこと、優しい優しいって……自分で言うのもなんだけど、私はそんな出来た人間じゃない」
花陽「で、でも……」
にこ「いい?私はね、嫌なことは嫌ってハッキリ言うわ」
にこ「それは、誰に対しても……μ'sのみんなにだってそう」
にこ「今日のデートだって……ホントに嫌だったら行かないわよ」
にこ「そうしなかったのは……可愛がってる後輩からの好意が……その……嬉しくないわけないじゃない」
にこ「特に、花陽は最初からにこの言う事を真剣に聞いてくれてたし……素直だし……可愛いし……ニコノツギニダケド」ゴニョゴニョ
花陽「に、にこちゃん……」カァッ
にこ「こ、これでも、あんただけは結構贔屓目に見てたところ、あったのよ?」
にこ「まぁ、それがまさかこんな事になるとは思わなかったけどさ……」
303: 2015/06/19(金) 03:11:36.88 ID:m+KzHfF5.net
にこ「はぁ……この前はああ言ったけど、正直なとこ……今の花陽への気持ちがよく分からなくなっちゃったわ」
花陽「……」
にこ「……でもね」
にこ「今日一緒に過ごして……あんたの悲しい顔を見ると苦しくなって……笑った顔を見ると嬉しくなって……」
にこ「なんとなく……これからも花陽の横で、ずっと笑顔を見ていたいって思ったの」
にこ「これは、紛れもない……私の本心よ」
花陽「あはは……や、やっぱり……にこちゃんは……や、優しい……よ……」グスッ
にこ「もぅ……泣くんじゃないの。私はあんたの笑顔が見たいのよ」
花陽「ち、違うのっ……これは、嬉……しく……て」ヒックッ
にこ「……知ってる」
花陽「もぅ、にこちゃんのいじわる……えへへ♪」
にこ「ふふっ♪」
花陽「……」
にこ「……でもね」
にこ「今日一緒に過ごして……あんたの悲しい顔を見ると苦しくなって……笑った顔を見ると嬉しくなって……」
にこ「なんとなく……これからも花陽の横で、ずっと笑顔を見ていたいって思ったの」
にこ「これは、紛れもない……私の本心よ」
花陽「あはは……や、やっぱり……にこちゃんは……や、優しい……よ……」グスッ
にこ「もぅ……泣くんじゃないの。私はあんたの笑顔が見たいのよ」
花陽「ち、違うのっ……これは、嬉……しく……て」ヒックッ
にこ「……知ってる」
花陽「もぅ、にこちゃんのいじわる……えへへ♪」
にこ「ふふっ♪」
304: 2015/06/19(金) 03:13:34.84 ID:m+KzHfF5.net
今日はここまでにします。
あとはエピローグ的な何かで一旦終わるかもです
あとはエピローグ的な何かで一旦終わるかもです
324: 2015/06/26(金) 03:28:06.34 ID:vpmZB5Sg.net
※エピローグ※
デートの日から、数日が経ちました。
あれからというもの、にこちゃんはスキンシップが多く……
なんてことはなく、皆の前ではいつも通りなにこちゃんでした。
でも、二人きりの時は……
にこ「ほら、花陽。そろそろ帰るわよ」ギュッ
花陽「あ……うんっ!」
花陽(なんと、にこちゃんから手を繋いでくれるようになったのです!)
花陽「えへへ~♪」
にこ「……なにアホ面晒してんのよ」
花陽「ひ、ひどいっ!」ガーン
デートの日から、数日が経ちました。
あれからというもの、にこちゃんはスキンシップが多く……
なんてことはなく、皆の前ではいつも通りなにこちゃんでした。
でも、二人きりの時は……
にこ「ほら、花陽。そろそろ帰るわよ」ギュッ
花陽「あ……うんっ!」
花陽(なんと、にこちゃんから手を繋いでくれるようになったのです!)
花陽「えへへ~♪」
にこ「……なにアホ面晒してんのよ」
花陽「ひ、ひどいっ!」ガーン
325: 2015/06/26(金) 03:30:57.24 ID:vpmZB5Sg.net
=======================================================================
にこ「最近、希がやたらと絡んでくるのよねぇ……」
ため息混じりに愚痴をこぼすにこちゃん。
どうやら、希ちゃんには私たちの事を感づかれているらしく、いろいろ聞かれるみたい。
これも、スピリチュアルパワーのなせる技なのでしょうか?
花陽(……もしかしたら、私が最近にこちゃんにベッタリなせいかもしれないですけど)
にこ「大体、『どこまでいったん?』とかデリカシー無さ過ぎだっつーのっ!」
花陽「あ、あはは……」
にこ「にこは……花陽と一緒にいるだけで、その……十分幸せ……だし」ゴニョゴニョ
花陽「っ!!」
あぁ、いけません……
にこ「最近、希がやたらと絡んでくるのよねぇ……」
ため息混じりに愚痴をこぼすにこちゃん。
どうやら、希ちゃんには私たちの事を感づかれているらしく、いろいろ聞かれるみたい。
これも、スピリチュアルパワーのなせる技なのでしょうか?
花陽(……もしかしたら、私が最近にこちゃんにベッタリなせいかもしれないですけど)
にこ「大体、『どこまでいったん?』とかデリカシー無さ過ぎだっつーのっ!」
花陽「あ、あはは……」
にこ「にこは……花陽と一緒にいるだけで、その……十分幸せ……だし」ゴニョゴニョ
花陽「っ!!」
あぁ、いけません……
326: 2015/06/26(金) 03:32:11.11 ID:vpmZB5Sg.net
にこちゃんは分かっているのでしょうか?
こうやって新しい素顔を見せてくれるから……
私は、もっともっと欲張りになってしまうのですよ?
花陽(……また悪い事、思いついちゃいました)
花陽「あ、希ちゃんだ」
にこ「えっ!?あいつ何でこんな所に!?」バッ
チュッ
にこ「……へっ!?」
花陽「隙だらけだよ?にこちゃん♪」
にこ「な……ななななななにを」
花陽「何って……ほっぺにちゅーしただけだよ?」ニコッ
にこ「はーーなーーよーー!!」ゴゴゴゴ
花陽「えへへ♪ダレカタスケテー!」ダッ
にこ「あ、こらっ!ちょっと待ちなさーいっ!!」
おしまい
こうやって新しい素顔を見せてくれるから……
私は、もっともっと欲張りになってしまうのですよ?
花陽(……また悪い事、思いついちゃいました)
花陽「あ、希ちゃんだ」
にこ「えっ!?あいつ何でこんな所に!?」バッ
チュッ
にこ「……へっ!?」
花陽「隙だらけだよ?にこちゃん♪」
にこ「な……ななななななにを」
花陽「何って……ほっぺにちゅーしただけだよ?」ニコッ
にこ「はーーなーーよーー!!」ゴゴゴゴ
花陽「えへへ♪ダレカタスケテー!」ダッ
にこ「あ、こらっ!ちょっと待ちなさーいっ!!」
おしまい
355: 2015/07/01(水) 03:38:33.91 ID:mI1qRtpK.net
327: 2015/06/26(金) 03:32:46.30 ID:vpmZB5Sg.net
328: 2015/06/26(金) 03:40:28.38 ID:vpmZB5Sg.net
くぅ疲
乗っ取りから始まった気まぐれにお付き合いいただき、ありがとうございました。
また長い間保守、応援くださった方々にも感謝しております。
ひとまずと書いていたのは、後日談というほどではないですが、小ネタ思いついたりしたら書こうかなーくらいの気持ちです
乗っ取りから始まった気まぐれにお付き合いいただき、ありがとうございました。
また長い間保守、応援くださった方々にも感謝しております。
ひとまずと書いていたのは、後日談というほどではないですが、小ネタ思いついたりしたら書こうかなーくらいの気持ちです
329: 2015/06/26(金) 03:44:58.12 ID:vpmZB5Sg.net
【おいしそうな……】
矢澤家 夕刻
花陽「お腹すいたよぅ」
にこ「だーかーらー今作ってるでしょー?もう少し我慢しなさいっ」
花陽「はーい……」
にこ「~♪」トントン
花陽(快い返事はしたものの、暇です……)
花陽(この空腹と寂しさを紛らわすには……ハッ)ピコーン
花陽(いい事を思いつきました……っ!)
スススッ
花陽「にーこちゃんっ♪」
にこ「はいはい、後で構ってあげるから大人しく……」
花陽「いただきます」耳カプー
にこ「ひょわぁあああぁっ!?!?」ビクッ!!
花陽「あむあむっ」
にこ「ちょっ、花陽っ!んっ……危ない……からぁ」
花陽「もぐもぐっ」
にこ「やめっ……こらっ!……あっ……」
にこ「やめなさいっつーの!!!!」
ゴスンッ!!
この後、滅茶苦茶叱られた
矢澤家 夕刻
花陽「お腹すいたよぅ」
にこ「だーかーらー今作ってるでしょー?もう少し我慢しなさいっ」
花陽「はーい……」
にこ「~♪」トントン
花陽(快い返事はしたものの、暇です……)
花陽(この空腹と寂しさを紛らわすには……ハッ)ピコーン
花陽(いい事を思いつきました……っ!)
スススッ
花陽「にーこちゃんっ♪」
にこ「はいはい、後で構ってあげるから大人しく……」
花陽「いただきます」耳カプー
にこ「ひょわぁあああぁっ!?!?」ビクッ!!
花陽「あむあむっ」
にこ「ちょっ、花陽っ!んっ……危ない……からぁ」
花陽「もぐもぐっ」
にこ「やめっ……こらっ!……あっ……」
にこ「やめなさいっつーの!!!!」
ゴスンッ!!
この後、滅茶苦茶叱られた
343: 2015/06/29(月) 23:43:16.07 ID:ahvPOhqZ.net
【カーディガン】
部室
花陽「失礼しま……あれ、まだ誰もいないんだ」
花陽「ん?あれは……」
花陽(にこちゃんのカーディガンだ)
花陽(着替えてどこか行っちゃったのかな?)
花陽「……」
キョロキョロ
スッ
ゴソゴソ
花陽「……普通に着れちゃいました」
花陽「まぁ体格似てるから、当たり前だよね」
花陽「……」
スンスン
花陽「にこちゃんの匂いだ……」ポワァ
ガチャッ
花陽「っ!」ビクッ!
にこ「~♪にっこにっこ」ピタッ
花陽「……」ダラダラ
にこ「……にー」ジトー
花陽「え、えーっと……ほ、本日はお日柄もよく……」
にこ「花陽」
花陽「あっ!で、でもちょっと暑いかもね!窓開けちゃうね!」ガラガラ
にこ「何で私のカーディガン」
花陽「んーいい天気だね!思わず外で走り出したくなっちゃう!」ガッ ダッシュ!
にこ「あ、こらっ!待ちなさーい!!」ダッ
この後、滅茶苦茶叱られた
部室
花陽「失礼しま……あれ、まだ誰もいないんだ」
花陽「ん?あれは……」
花陽(にこちゃんのカーディガンだ)
花陽(着替えてどこか行っちゃったのかな?)
花陽「……」
キョロキョロ
スッ
ゴソゴソ
花陽「……普通に着れちゃいました」
花陽「まぁ体格似てるから、当たり前だよね」
花陽「……」
スンスン
花陽「にこちゃんの匂いだ……」ポワァ
ガチャッ
花陽「っ!」ビクッ!
にこ「~♪にっこにっこ」ピタッ
花陽「……」ダラダラ
にこ「……にー」ジトー
花陽「え、えーっと……ほ、本日はお日柄もよく……」
にこ「花陽」
花陽「あっ!で、でもちょっと暑いかもね!窓開けちゃうね!」ガラガラ
にこ「何で私のカーディガン」
花陽「んーいい天気だね!思わず外で走り出したくなっちゃう!」ガッ ダッシュ!
にこ「あ、こらっ!待ちなさーい!!」ダッ
この後、滅茶苦茶叱られた
349: 2015/06/30(火) 23:46:09.63 ID:t1PeeTX5.net
【最高のおにぎり】
部室 昼休み
にこ「はい、花陽」
花陽「わぁ~……ありがとうにこちゃんっ!」
にこ「それにしても、お弁当作ってほしいってのはまぁいいんだけど……本当におにぎりだけで良かったの?」
花陽「うん。あんまりにこちゃんに負担かけちゃうのも嫌だし」
にこ「別に、妹達のも作ってるから、花陽の分が増えたって……」
花陽「それに」
にこ「?」
花陽「おにぎりってね、にぎった人の愛情がいーっぱい感じられるのっ!」
にこ「なっ!?あい……っ」カァァ
花陽「大好きな白米を、大好きなにこちゃんがにぎってくれた、このおにぎりは……」
花陽「花陽にとって、最高のおにぎりなのですっ!!」フンス
にこ「…………なさい」フルフル
花陽「え?」
にこ「やっぱりそれ、返しなさーいっ!」バッ
花陽「っ!?そうはいきませんっ!」パクムシャー
にこ「あっ!ひ、ひとくちで……」
花陽「ほのおにひいはわはひのへふっ」モグモグ
にこ「もぅ、食べながら喋らないのっ!」
花陽「は、はひ」シュン
にこ「全く……呆れるくらい、にこのこと好きなんだから」
花陽「えへへ……」
そう言いながらも、優しく頭を撫でてくれるにこちゃんでした♪
部室 昼休み
にこ「はい、花陽」
花陽「わぁ~……ありがとうにこちゃんっ!」
にこ「それにしても、お弁当作ってほしいってのはまぁいいんだけど……本当におにぎりだけで良かったの?」
花陽「うん。あんまりにこちゃんに負担かけちゃうのも嫌だし」
にこ「別に、妹達のも作ってるから、花陽の分が増えたって……」
花陽「それに」
にこ「?」
花陽「おにぎりってね、にぎった人の愛情がいーっぱい感じられるのっ!」
にこ「なっ!?あい……っ」カァァ
花陽「大好きな白米を、大好きなにこちゃんがにぎってくれた、このおにぎりは……」
花陽「花陽にとって、最高のおにぎりなのですっ!!」フンス
にこ「…………なさい」フルフル
花陽「え?」
にこ「やっぱりそれ、返しなさーいっ!」バッ
花陽「っ!?そうはいきませんっ!」パクムシャー
にこ「あっ!ひ、ひとくちで……」
花陽「ほのおにひいはわはひのへふっ」モグモグ
にこ「もぅ、食べながら喋らないのっ!」
花陽「は、はひ」シュン
にこ「全く……呆れるくらい、にこのこと好きなんだから」
花陽「えへへ……」
そう言いながらも、優しく頭を撫でてくれるにこちゃんでした♪
352: 2015/07/01(水) 01:11:01.28 ID:mI1qRtpK.net
【寄り道】
放課後 帰り道
にこ「むむっ、美味しそうなクレープ屋が……ちょっと食べていきましょうよ♪」
花陽「か、買い食いしたらダメだよぅ……」
にこ「?なによ、急に良い子ぶっちゃって」
花陽「そ、そうじゃなくて……その、太っちゃうよ?」
にこ「……ダイエット期間中にごはん屋に通いつめてた人には言われたくないわね」ジトー
花陽「っ!一理ありますっ!」
にこ「なーにが一理ありますっ、よ!」デコピン
花陽「ぁぃたっ」
にこ「さ、行くわよー」グイグイ
花陽「ひんひん」ズルズル
-----------------------------------------------------------
にこ「にこはイチゴ生クリームにしよ♪」
花陽「うーん、私は何にしようかなぁ……」ジー
にこ「白米クレープは無いわよ?」
花陽「……にこちゃんの中の私ってどうなってるの?」
にこ「いやだって白米スm「こ、このチョコバナナ生クリームにしようかな!!」」
放課後 帰り道
にこ「むむっ、美味しそうなクレープ屋が……ちょっと食べていきましょうよ♪」
花陽「か、買い食いしたらダメだよぅ……」
にこ「?なによ、急に良い子ぶっちゃって」
花陽「そ、そうじゃなくて……その、太っちゃうよ?」
にこ「……ダイエット期間中にごはん屋に通いつめてた人には言われたくないわね」ジトー
花陽「っ!一理ありますっ!」
にこ「なーにが一理ありますっ、よ!」デコピン
花陽「ぁぃたっ」
にこ「さ、行くわよー」グイグイ
花陽「ひんひん」ズルズル
-----------------------------------------------------------
にこ「にこはイチゴ生クリームにしよ♪」
花陽「うーん、私は何にしようかなぁ……」ジー
にこ「白米クレープは無いわよ?」
花陽「……にこちゃんの中の私ってどうなってるの?」
にこ「いやだって白米スm「こ、このチョコバナナ生クリームにしようかな!!」」
353: 2015/07/01(水) 01:12:06.13 ID:mI1qRtpK.net
にこ「んー美味しいー!」
花陽「はわ~幸せですっ!」
にこ「ほんとにねー……って花陽、鼻にクリームついてる」
花陽「へっ?」
にこ「あんた……この前のケーキといい、食べるの下手ねぇ」
花陽「た、食べるのに夢中になっちゃうからかな」アセアセ
にこ「ほら、取ってあげるから」
花陽「あ、ありがとうにこちゃん……んーっ」ズイーー
にこ「ちょ、近い近い近ーい!」
花陽「?」キョトン
にこ「なに不思議そうにしてんのよ!そんなに近づく必要ないでしょ?」
花陽「え?だって綺麗に舐めとって「アウトォーーっ!!」」デコピンッ!
花陽「ぁぅ……」
にこ「ったく……ここは公共の場なんだから、少しは行動に気をつけて……」
花陽「あ、公共の場じゃなかったら」
にこ「しないわよ」
花陽「……」シクシク
にこ「はいはい、嘘泣きはいいから顔あげなさい」
花陽「あーぁ、あの時のにこちゃんは優しかったのになぁ」
にこ「今でも十分優しいでしょーが……」スッ
ヒョイッ
パクッ
花陽「っ!!?!?」カオマッカ
にこ「んー甘いわね、って生クリームなんだから当たり前か」
花陽「……」プシュー
にこ「……なにしてんの?」
花陽「ニコチャンイマ……イヤ、ナンデモナイデス」
にこ「??変な花陽」
花陽(む、無意識だなんてズルいよぅ……)
この後、自分のした事に気付いたにこちゃんは、顔を真っ赤にして俯いたまま、しばらく口を利いてくれませんでした。
花陽「はわ~幸せですっ!」
にこ「ほんとにねー……って花陽、鼻にクリームついてる」
花陽「へっ?」
にこ「あんた……この前のケーキといい、食べるの下手ねぇ」
花陽「た、食べるのに夢中になっちゃうからかな」アセアセ
にこ「ほら、取ってあげるから」
花陽「あ、ありがとうにこちゃん……んーっ」ズイーー
にこ「ちょ、近い近い近ーい!」
花陽「?」キョトン
にこ「なに不思議そうにしてんのよ!そんなに近づく必要ないでしょ?」
花陽「え?だって綺麗に舐めとって「アウトォーーっ!!」」デコピンッ!
花陽「ぁぅ……」
にこ「ったく……ここは公共の場なんだから、少しは行動に気をつけて……」
花陽「あ、公共の場じゃなかったら」
にこ「しないわよ」
花陽「……」シクシク
にこ「はいはい、嘘泣きはいいから顔あげなさい」
花陽「あーぁ、あの時のにこちゃんは優しかったのになぁ」
にこ「今でも十分優しいでしょーが……」スッ
ヒョイッ
パクッ
花陽「っ!!?!?」カオマッカ
にこ「んー甘いわね、って生クリームなんだから当たり前か」
花陽「……」プシュー
にこ「……なにしてんの?」
花陽「ニコチャンイマ……イヤ、ナンデモナイデス」
にこ「??変な花陽」
花陽(む、無意識だなんてズルいよぅ……)
この後、自分のした事に気付いたにこちゃんは、顔を真っ赤にして俯いたまま、しばらく口を利いてくれませんでした。
364: 2015/07/01(水) 21:28:21.48 ID:mI1qRtpK.net
【素晴らしきお姉様】
(こころ、ここあはアニメ準拠です)
矢澤家
こころ「お姉様は、凄いのですっ!」フンス
花陽「そうだね!花陽もにこちゃんは凄いと思いますっ」
ここあ「うん、あたしもそー思うー」
こころ「周りの方々を笑顔にさせるのはもちろんの事、多くを語らずとも溢れ出る優しさも、魅力の一つですねっ!」
ここあ「まーその分、怒ると怖いけどねー」
花陽「わ、わたし、気になります!」
こころ「そう……あれは、とある日の夜、怖い夢を見てしまい、一人では眠れなくてお姉様の部屋を訪ねた時でした……」
花陽(かわいい)
こころ「急な訪問にもかかわらず……お姉様は少し微笑んだ後、何も言わずに自分の布団に招き入れてくれました」
花陽「どきどき」
こころ「そして、私のことをギュッと抱きしめ、背中をポンッポンッて叩きながら……子守唄を歌ってくださったのです」
花陽「カッコよすぎるよぉ」
こころ「……すっかり安心した私は、そのまま安らかに眠りにつくことができました」
ここあ「あー、それあたしも経験あるよー」
花陽「二人ともいいなぁ」
ここあ「お姉ちゃんに抱きしめてもらうと、すっごい安心するんだー」
こころ「えぇ、よーく分かりますっ!」
花陽(にこちゃんに、もっぎゅー……)ポワワ
ここあ「あと、あたしの時はおでこにちゅーしてもらったー」クシシ
こころ、花陽「なっ!?」
-----------------------------------------------------------
花陽「……というわけで」チラッ
にこ「や・ら・な・い・わ・よ」
必死に頼み込んだら、一緒の布団で寝てくれました。
(こころ、ここあはアニメ準拠です)
矢澤家
こころ「お姉様は、凄いのですっ!」フンス
花陽「そうだね!花陽もにこちゃんは凄いと思いますっ」
ここあ「うん、あたしもそー思うー」
こころ「周りの方々を笑顔にさせるのはもちろんの事、多くを語らずとも溢れ出る優しさも、魅力の一つですねっ!」
ここあ「まーその分、怒ると怖いけどねー」
花陽「わ、わたし、気になります!」
こころ「そう……あれは、とある日の夜、怖い夢を見てしまい、一人では眠れなくてお姉様の部屋を訪ねた時でした……」
花陽(かわいい)
こころ「急な訪問にもかかわらず……お姉様は少し微笑んだ後、何も言わずに自分の布団に招き入れてくれました」
花陽「どきどき」
こころ「そして、私のことをギュッと抱きしめ、背中をポンッポンッて叩きながら……子守唄を歌ってくださったのです」
花陽「カッコよすぎるよぉ」
こころ「……すっかり安心した私は、そのまま安らかに眠りにつくことができました」
ここあ「あー、それあたしも経験あるよー」
花陽「二人ともいいなぁ」
ここあ「お姉ちゃんに抱きしめてもらうと、すっごい安心するんだー」
こころ「えぇ、よーく分かりますっ!」
花陽(にこちゃんに、もっぎゅー……)ポワワ
ここあ「あと、あたしの時はおでこにちゅーしてもらったー」クシシ
こころ、花陽「なっ!?」
-----------------------------------------------------------
花陽「……というわけで」チラッ
にこ「や・ら・な・い・わ・よ」
必死に頼み込んだら、一緒の布団で寝てくれました。
394: 2015/07/16(木) 00:36:52.75 ID:WcGrMXDE.net
【暑い中、熱い仲】
放課後 部室
にこ「あづーい……」
花陽「暑いねぇ……」
にこ「なんなのよこの気温は……にこが何をしたっていうのぉ……?」
花陽「何もしてなくても暑いよぉ」
にこ「あー……喋るのすら億劫になるわ……」
花陽「そうだねぇ……」
にこ「……」
花陽「……」
放課後 部室
にこ「あづーい……」
花陽「暑いねぇ……」
にこ「なんなのよこの気温は……にこが何をしたっていうのぉ……?」
花陽「何もしてなくても暑いよぉ」
にこ「あー……喋るのすら億劫になるわ……」
花陽「そうだねぇ……」
にこ「……」
花陽「……」
395: 2015/07/16(木) 00:38:27.11 ID:WcGrMXDE.net
花陽「……ねぇ、にこちゃん」
にこ「……なによ」
花陽「カーディガン、脱がないの?」
にこ「っ!こ、これはぁ~にこのトレードマークっていうかぁ~」
花陽「脱水症になっちゃうよ?」
にこ「ぐぬぬ……」
花陽「にこちゃんが倒れたら、花陽は悲しいよ……?」
にこ「うっ……そ、そうね、背に腹は代えられないわね」
ゴソゴソ
にこ「ふぅ、結構楽になったわね」
花陽「……汗でシャツが透けてる」ボソッ
にこ「っ!?」
バッ
花陽「あっ」
にこ「……なによ」
花陽「カーディガン、脱がないの?」
にこ「っ!こ、これはぁ~にこのトレードマークっていうかぁ~」
花陽「脱水症になっちゃうよ?」
にこ「ぐぬぬ……」
花陽「にこちゃんが倒れたら、花陽は悲しいよ……?」
にこ「うっ……そ、そうね、背に腹は代えられないわね」
ゴソゴソ
にこ「ふぅ、結構楽になったわね」
花陽「……汗でシャツが透けてる」ボソッ
にこ「っ!?」
バッ
花陽「あっ」
396: 2015/07/16(木) 00:38:59.47 ID:WcGrMXDE.net
にこ「…………」
花陽「にこちゃん」
にこ「うるさい」
花陽「なんで着直したの?」
にこ「知らない」
花陽「暑いんじゃない?」
にこ「黙りなさい」
花陽「でも、カーディガンは脱ぐって」
にこ「言ってない」
花陽「……もうこの際全部脱ご?」
にこ「どさくさに紛れて何言ってんのぉ!?」
花陽「ほら、花陽も脱ぐから」プチプチ
にこ「ちょっ!こら!やめなさいっ!!」グイッ
花陽「あっ、そんな、にこちゃん激しいよぉ」カァァ
にこ「あーもー!黙れぇぇぇっ!!」
ワーワーギャーギャー
その後、部室で汗だくで倒れている二人が発見されたという。
花陽「にこちゃん」
にこ「うるさい」
花陽「なんで着直したの?」
にこ「知らない」
花陽「暑いんじゃない?」
にこ「黙りなさい」
花陽「でも、カーディガンは脱ぐって」
にこ「言ってない」
花陽「……もうこの際全部脱ご?」
にこ「どさくさに紛れて何言ってんのぉ!?」
花陽「ほら、花陽も脱ぐから」プチプチ
にこ「ちょっ!こら!やめなさいっ!!」グイッ
花陽「あっ、そんな、にこちゃん激しいよぉ」カァァ
にこ「あーもー!黙れぇぇぇっ!!」
ワーワーギャーギャー
その後、部室で汗だくで倒れている二人が発見されたという。
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1431965516/