【SS】ことり「実は、あなたに恋してます」

SS


1: 2015/10/19(月) 12:15:28.48 ID:h9+xjLo/.net
皆のSSに感化され俺特のSSを書きたかった
そして初投稿、続きも考えずに書いただけでござるの巻き
書きためてないのでその内続き書くかも

ことり「…来る、かな…。」

希「さーて、学校終わりっと…それにしても、練習の無い日は暇やなあ。…ん?おーい。何しとるのー?」

ことり「?あっ、希ちゃん。実は今日穂乃果ちゃんとお出かけする予定だったんだけど…急用が入っちゃったみたいで。」

ことり「(なーんて…本当は希ちゃんを待ってたんだけどね。)」

希「お、という事は暇ってことやんなー?もし良かったらその用事、ウチに付き合わせてくれへん?」

ことり「えっ、私は全然大丈夫だけど…希ちゃんは大丈夫なの?」

希「うんうん、ウチはどうせ暇やったからねー。で…どこ行く予定やったん?」

ことり「ありがとう希ちゃん♪えっとね、今日はこの間新しく出来たショッピングモールに行こうとしてたのー。」

希「おー、いいやん。あそこウチも気になってたんよね。そしたらことりちゃんにウチの洋服でも選んでもらおかな♪」

ことり「本当ー?ことり、頑張っちゃいます!」

希「(ふふ、相変わらずことりちゃんは可愛いなあ。)ありがとう、じゃ行こか?」

ことり「はーい、しゅっぱーつ♪」

4: 2015/10/19(月) 12:30:38.50 ID:h9+xjLo/.net
ことり「そういえば、私と希ちゃんって、あんまり二人きりになったことないよね?」

希「んー、そうやなあ。確かに私はいつも絵里ちと居るし。それにことりちゃんは穂乃果ちゃんと海未ちゃんといつも一緒やもんね?」

ことり「練習の時はいつも皆と一緒だしね、なんだか新鮮で緊張しちゃうなー♪」

希「緊張って、恋してる人との初デートじゃあるまいし、そんな大げさに言わんといてよー」

ことり「…大げさ、なんかじゃないよ。」

希「…?ことりちゃん?」

ことり「…なーんてねっ、あっ着いたみたい♪希ちゃん、行こっ?」

希「えっ?あ、う…うんっ(ことりちゃん顔赤くして…どうしたんやろ…?)」

7: 2015/10/19(月) 12:48:54.67 ID:h9+xjLo/.net
イラッシャイマセー

希「へえ、可愛い洋服いっぱいあるんやなあ。ウチ、こういうの結局何買おうか決めかねてしまうんよ」

ことり「うん、ここ昔から私が好きなブランドのお店なんだー。モールに新しく入ったっていうからどうしても来てみたくて!…あ、これ希ちゃんに似合いそうっ。」

希「ほぉ…。すごいフリフリやん。可愛いけど、あんまりウチはこういうの着た事無いなあ。」
ことり「絶対希ちゃんに似合うよっ!一回試着してみない?ね?ね?」

希「(ちょっと丈も短いし恥ずかしいけど…ことりちゃんにそんな目で見られたら断られへんなあ…)」

希「よし、じゃあウチもチャレンジやー!すいませーん、これ試着してもいいですかー?」

ハーイ コチラヘドウゾー

ことり「じゃあ、私は外で待ってるね?」

希「うん、ありがとうな。…んしょ、っと…」

ことり「…」ワクワク

希「お待たせー、…どうかな?」

ことり「!!可愛いっ!やっぱり希ちゃん凄い似合ってるよー!」

希「そ、そうかな?そんな褒められたら照れてしまうやん」

ことり「うんうんっ、やっぱり事前に希ちゃんに似合うのを選んだ甲斐が…とと、それ、買ったらいいと思うよ?」

希「…?そうやなあ、そんなに褒められたらしゃーない。勢いで買ってしまおー♪」

ことり「ふふ、良かったー気に入ってくれて♪」

ことり「(希ちゃん、楽しそう…♪可愛いなぁ…。)」

アリガトウゴザイマシター

ことり「じゃあ、次はここでお昼でも食べよっか。」

希「そやね、お腹も空いたし、いいよー。」

9: 2015/10/19(月) 12:59:25.68 ID:h9+xjLo/.net
ガヤガヤワイワイ

希「うわぁ…やっぱり新しく出来ただけあって混んでるなあ…何処か入れるところあるやろか?」

ことり「あ、ここなんかどうかな?ケーキとか美味しいんだあ♪」

希「ほー、いい感じのお店やね?でも、人めっちゃ並んどるよ?」

ことり「大丈夫大丈夫!すいませーん、2名で予約してた南ですが…」

ハイ ドウゾー

ことり「希ちゃん、行こっ?」

希「おぉ、ちゃんと予約までしてあったんや。用意周到やね。」

ことり「もちろん!大事なデートだもんっ♪」

希「…?ああ、そやね。(そっか、穂乃果ちゃんと来る予定やったもんね)」

ことり「じゃーん!見てみて!事前に絵里ちゃんからリサーチした希ちゃんのお好みセット!」
希「(んん?…事前に?穂乃果ちゃんと来る予定じゃあ…)おお、確かにウチの好きなもんばっかりや、ことりちゃんよく調べたなー。」

ことり「えへへ、さっ、食べよ?」

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ことり「美味しかったねー♪」

希「ほんまほんま、大満足やわー♪あ、ことりちゃん、口元になんかついとるよ」ヒョイ

ことり「え?ひゃっ…//!…あ、ありがと…っ」

希「そんな照れんでもええやんー、女の子同士やし♪」

ことり「……//」

希「…ことりちゃん?」

ことり「ヒャイ!あ、つ…次いこっ、次っ!」

希「…(どうしたんやろ、ことりちゃん。)」

11: 2015/10/19(月) 13:06:16.28 ID:h9+xjLo/.net
イラッシャイマセー

希「お、ここはアクセサリー屋さんか」

ことり「わー、このアクセサリー可愛いーっ。」

希「こっちも中々可愛いよ、お、これなんやろ?」

ことり「ペアキーホルダー、だって。ねえねえ、これお揃いで買わないっ?」

希「お、ウチとことりちゃんのペアか♪ええね、じゃあ二人で買おっか?」

ことり「やったー♪」

アリガトウゴザイマシター

ことり「えへへー、はい、お揃い。なんだか恋人同士みたいだねえーっ」

希「そやなあ、ことりちゃん可愛いし、ウチの自慢の彼女さんやな♪」

ことり「……本当?」

希「…ほえ?ことりちゃん?」

ことり「私、希ちゃんの自慢の彼女さんになれるかな?」

希「…!こ、ことりちゃん?何を…?」

ことり「…ーううん、何でもないのっ。じゃあ、次のお店行ってみよ?」

希「……(ことりちゃん…)」

12: 2015/10/19(月) 13:11:39.22 ID:h9+xjLo/.net
希「いやー今日は遊んだなあー♪」

ことり「ね、もうこんなに時間たっちゃったんだねえー」

希「可愛いお洋服も買えて、美味しいご飯食べれて、お揃いのキーホルダーまで買えたし、今日はことりちゃんに感謝やね」

ことり「いえいえ、私も突然誘っちゃったのに、ごめんね。でもとっても楽しかったー!」

希「……なあ、ことりちゃん?」

ことり「?」

希「…今日、穂乃果ちゃん誘う言うてたよね?…あれ、本当なん?」

ことり「へっ?ほ、本当だよー。でも穂乃果ちゃん用事あるからって、それで希ちゃんが…ー」
希「…本当?」

ことり「…ーえへへ、やっぱり希ちゃんには全部バレちゃうか。」

希「…何で最初からウチを誘わなかったん?」

ことり「……ー…」

ことり「本当に好きな人、って恥ずかしくて…そんなに簡単に誘えないんだよ…?」

13: 2015/10/19(月) 13:26:21.85 ID:h9+xjLo/.net
希「…んん?それって…ーまさかなあ…。」

ことり「……」

希「ウチの、こと…なん?」

ことり「…」コクン

希「ええと、ごめんな、全然頭が整理出来てなくて、ええと、じゃあ…今日ウチを誘ったのも、わざと?」

ことり「…」コクン

希「ウチの為に、事前に洋服とかご飯とかリサーチしてくれたのも、今日の為…に?」

ことり「…」コクン

希「おぉ…そ、そうなんや…」

ことり「…ごめんね、急に。なんだか、迷惑かもしれないよね」

希「えぇ!?迷惑?ちゃうちゃう、そんな事やなくって。なんでウチなんかな?って」

希「ことりちゃんはてっきり、穂乃果ちゃんや海未ちゃんが好きなんかな、って思ってたもんやから…」

ことり「…穂乃果ちゃんや海未ちゃん、それに皆は大事、とっても大好きだよ。でもね、希ちゃんだけは違うの。」

ことり「希ちゃんが私達と一緒に活動するようになってから、ずっと近いようで遠いような場所で希ちゃんを見てて…私気付いたの。」

ことり「希ちゃんが、一人の女性として、大好きなんだって」

希「…ことりちゃん。」

ことり「でもね、希ちゃんには絵里ちゃんっていう大事な人もいるし、ずっと勇気出せなくて。でもね、私絵里ちゃんにも誰にも負けたくないの、それだけ希ちゃんが大好きなの。」

ことり「だから、今日この思いは絶対伝えようって、思ってたんだ。」

希「そう、なんや……ーふふっ」

ことり「-?どうして笑ってるの?」

14: 2015/10/19(月) 13:37:54.02 ID:h9+xjLo/.net
希「いや、びっくりというか…ことりちゃんがまさかそんな事思ってくれてたなんて考えた事も無かったから。」

希「…というか、考えない様にしてたんかな。」

ことり「…?」

希「ウチも、ことりちゃんの事、一人の女性として大好きよ?」

ことり「…!」

希「でもな、ウチも意気地無しなん。さっきも言ったけど、ことりちゃんには穂乃果ちゃんや海未ちゃんが居て、それが当然やと思ってたん。」

希「だから、いつもことりちゃんを見てて、一緒にいて。楽しいけどどこか寂しい思いもあったよ。」

希「だから、びっくりしたん。そんなにウチの事見てくれてたんやなあ。って。」

ことり「希ちゃん…。」

希「今日だって、誘ってくれてめっちゃ嬉しかったんよ?二人での初デート、やもん。」

ことり「-のぞみちゃあん…」ウルウル

希「おっとと…こらこら、なんで泣くんよー。」

ことり「だってぇ、嬉しくてぇ…絶対、絶対上手く行かないって思ってたからあ…ー」エグエグ

希「おーよしよし、ごめんな。ウチもはっきりせんで。でも、ちゃんとウチの事考えてデート連れて行ってくれて、ありがとな?」

15: 2015/10/19(月) 13:40:49.27 ID:h9+xjLo/.net
希「ウチからも、ちゃんと言わな。ことりちゃん、大好きよ?」

ことり「-うぇぇー…希ちゃあん…」ブワッ

希「泣かないのー、泣いたらせっかくの可愛い顔が台無しよー?ほら、涙拭いたるからこっち向き?」

ことり「…うぅ…」

希「な、これはウチから言わせてくれへん?」

ことり「…?」

希「ウチの、彼女さんになってくれる?」

希「……」チュ

ことり「!!…んっ、のぞみ、ちゃ…っ//」

希「ふふ、どやろか?」

ことり「うん…うんっ!のぞみちゃん、大好きっ!!//」

希「お、やっと笑ってくれた。やっぱり笑顔のことりちゃんが一番よ。」

ことり「えへへ、ねっ。手…繋いで帰ろう?」

希「あら、ことりちゃんも大胆やねー♪」

ことり「むーっ、希ちゃんこそ、キスしたじゃんーっ」

希「あはは、ごめんごめん。さ、帰ろか。」

ことり「うんっ!」

16: 2015/10/19(月) 13:48:23.16 ID:h9+xjLo/.net
ーーーー次の日

絵里「おはよう希、あら。…ことり?」

希「あ、絵里ち。おはよ。実はね…」

ことり「絵里ちゃんっ!聞いてっ!大成功!!」

絵里「あら、本当?ハラショーね、ことり。私も希の好きなものを徹底的に教えた甲斐があったわぁ」

希「はれ?もしかして絵里ち…知ってたん?」

絵里「うん、ことりから相談されててね。だから私は昨日、希と一緒に帰らなかったのよ?」

希「あらら…じゃあまんまと二人のワナに嵌められた、って訳やね」

ことり「そんな言い方ひどいなあー、私、頑張ったのに。」

希「うふふ、そやな。」ナデナデ

ことり「えへへ」

絵里「あらあら、朝から見せつけてくれるわね。ほら、もう授業始まるから、行きましょ?」

ことり「うんっ、じゃあ希ちゃん、また放課後ねー♪」

希「はいよー、今日もお出かけしよなー♪」フリフリ

絵里「ふふ、その調子先が思いやられるわね。…あら、可愛いキーホルダー。」

希「ん?ああ、ええやろ。あげへんよー♪」

絵里「K…?なるほど、そういう事。全くお熱い事で。」

希「へへー♪」


おわり


絵里「…ちゃんと言う、か…。私も…はっきりするべきかな。」

17: 2015/10/19(月) 13:49:25.88 ID:h9+xjLo/.net
勢いでガーッと書いてしまいました。
駄文でしたが、もし読んでいる方いたら、ありがとうございます。

21: 2015/10/19(月) 14:28:29.37 ID:h9+xjLo/.net
ありがとうございます。
絵里の続きも、もしかしたら書くかもしれませんが相手を決めたらまた考えます。

23: 2015/10/19(月) 14:59:38.85 ID:tBRCEkRk.net

ことのぞSSは貴重だから良かった

24: 2015/10/19(月) 15:37:40.80 ID:VH3j6CE2.net
ことのぞいいなぁ
乙です

引用元:

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