【SS】彼方「すやぁ…zzz」あかりん「すやぁ…zzz」【ラブライブ！虹ヶ咲】

電車内

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

彼方「すやぴ…」zzz

あかりん「すやぁ…」zzz

エマ「あれ？彼方ちゃんも明里ちゃんも寝ちゃったの？」

ちゅんるん「そうみたいだねー」

エマ「でも次が2人が降りる駅だよ？起こさなきゃ」

ちゅんるん「2人とも起きろｰ｣ﾕｻﾕｻ

彼方「すやぴ～」zzz

あかりん「ばっけつ～」zzz

ちゅんるん「全然起きないよー」

エマ「困ったなぁ」

学生寮 エマの部屋

彼方「んん～はるかちゃん～」zzz

あかりん「よんひゃくおく～えへへ～」zzz

ちゅんるん「結局エマちゃんの部屋まで連れ帰っちゃったねー」

エマ「全く起きないしそのまま電車に置き去りにも出来なかったし…」

あかりん「んん…あれ～｣ﾑｸﾘ

ちゅんるん「あかりん起きたー」

あかりん「おや？毬亜がいる。ここは…エマちゃんの部屋か？」

エマ「2人が電車で寝たきりだったから連れて来たんだよ」

あかりん「マジか。そりゃ悪い事したわ」

あかりん「最近スケジュールが多忙で疲れがきちゃったのかなー」

ちゅんるん「あかりん忙しいからね～」

あかりん「じゃあ彼方ちゃん連れて帰るわ…ってもう終電過ぎてんじゃん！」

彼方「ふわあ～。ここはどこー？」

あかりん「彼方ちゃん終電過ぎて帰れなくなっちゃったよ！」

彼方「ええええ！！は、遥ちゃんに会えないなんてー！」

エマ「まあ落ち着いて。今日は私の部屋に泊まるといいよ！」

ちゅんるん「うん。それがいい」

あかりん「いやー何から何まで悪いな～」

彼方「仕方ない…遥ちゃんにメールしとこ…」

翌朝

ﾁｭﾝﾁｭﾝ‼︎ ﾁｭﾙﾝ‼︎

あかりん「ふわ～よく寝たわー」

彼方「すやぁ…」zzz

あかりん「彼方ちゃん起きなよー。遥ちゃんと会わなきゃでしょ」

彼方「はっ！！そうだった！！！｣ﾊﾟﾁﾘ‼︎

あかりん「彼方ちゃん起こす時は遥ちゃんの名前出せば一撃だな」

エマ「あ、おはよ～」

あかりん「エマちゃんホントありがとねー。助かったよー」

ちゅんるん「私にはー！？」

あかりん「毬亜はただの居候だろ？」

ちゅんるん「もー！！」

エマ「そういえば明里ちゃん今日はお休みなの？」

あかりん「アフレコあったけど今日はゆっくりだからまだ大丈夫だよ」

彼方「じゃあ、私と明里ちゃんは帰るとするんだぜ～」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

エマ「ん？はーい｣ｶﾞﾁｬ

果林「エマ、おはよう」

エマ「果林ちゃん～」

ちゅんるん「あ、果林ちゃんだ～」

果林「あら、ちゅるんもいたのね」

ちゅんるん「ちゅんるんだよー！！」

果林「ってあれ？彼方に明里まで。お泊まりしてたの？」

あかりん「まあそんな所かな」

エマ「それで果林ちゃんはどうかしたの？」

果林「未夢に焼肉パーティーに誘われたのよ」

エマ「へぇー」

果林「未夢の家でやるんですって」

エマ「それは楽しそうだねー」

果林「で、未夢の家ってどこだったかしら？」

エマ「えぇ…」

果林「ほら…未夢に聞くのも…なんか恥ずかしいじゃない？」

エマ「私なら恥ずかしくないんだ」

果林「それで…ほら！エマなら物知りだから知ってると思って！」

エマ「えぇ…私未夢ちゃんのおうちは行った事無いからわからないよ～」

果林「ウソでしょ！？」

あかりん「私ならみゆたんの家知ってるよー」

果林「え！！」

あかりん「丁度いいや。エマちゃんに泊めてもらった恩返しで私が果林ちゃんにみゆたんの家まで案内するよ」

エマ「それ果林ちゃんに恩が行ってない？」

果林「まあとにかく、案内してくれるのなら助かるわ。宜しくね、明里」

あかりん「彼方ちゃんは帰ってる？」

彼方「明里ちゃんにおんぶしてもらってすやぴしながら帰る予定だったから、一緒に付き合うぜ」

あかりん「おいおいw」

果林「じゃあ、行きましょうか」

彼方「じゃあエマちゃん毬亜ちゃんまたね～」

ちゅんるん「ばいばーい」

ｽﾀｽﾀ

エマ「よし！果林ちゃんの跡をつけるよまりあんぬちゃん！」

ちゅんるん「ほえほえー？」

ちゅんるん「なんで跡をつけるのー？」

エマ「果林ちゃんは無事辿り着けるか不安でしょ？迷うといけないから後ろから見守ってあげるんだよ」

ちゅんるん「でもあかりんがいるから迷子にはならないと思うよ～」

エマ「甘いよまりあんぬちゃん。人がそばにいても迷子になるのが果林ちゃんなんだよ」

ちゅんるん「果林ちゃんってヤバいんだねー」

エマ「そうと決まれば行くよ！」

～間～

あかりん「確かこっちの方角に真っ直ぐ歩いていけば…」

彼方「明里ちゃん～果林ちゃんが逆行っちゃってるよ～」

果林「あら、こっちじゃなかったのね。ごめんなさい」

あかりん「またかよおいwってもうこんな時間じゃん」

果林「随分遠いのね。未夢の家は」

あかりん「果林ちゃんが逆走してなければ3時間前には到着してるよ。もう時間だから私行かなきゃ」

果林「あら何処へ？」

あかりん「シンカリオンのアフレコの時間なんだよ」

あかりん「じゃあ行ってくるから戻るまでちょっと待っててね～｣ｽﾀﾀﾀﾀﾀ

彼方「行っちゃったよ」

果林「全く。道案内中にアフレコに行っちゃうなんて、困った人ね」

彼方「果林ちゃんと同じくらいにはねー」

エマ「チャンス！こんな事があると思って跡をつけてたんだよ！」

ちゅんるん「なるほどね～」

エマ「さあ明里ちゃんが帰って来るまで果林ちゃんの相手をしてあげなきゃ！」

姫乃「あ！果林さん♡」

果林「あら」

エマ「！？」

姫乃「奇遇ですぅ」

果林「姫乃じゃないの。何してるの？」

姫乃「たまたまお散歩してたら果林さんをお見かけしてぇ♡」

姫乃「…ﾌｯ｣ﾆﾔﾘ

エマ「！！」

ちゅんるん「今明らかにこっち見てドヤったね～」

姫乃「こんな物を持って来たんです。パンダの写真集～！」

果林「パンダ！？可愛いわぁ！！！｣ｳｷｳｷ

彼方「すやぁ…」zzz

果林「こんな素敵な写真集持って来てくれるなんて、大好きよ姫乃♡」

姫乃「…ﾌｯ｣ﾆﾔﾘ

エマ「むっきー！！！」

ちゅんるん「何これ～」

ちゅんるん「とりあえず、エマちゃん反撃した方がいいんじゃない？」

エマ「そうする！！！」

ちゅんるん「あ、待ってー。あかりん帰って来た」

あかりん「いや～お待たせお待たせ」

果林「あら随分早かったのね」

彼方「ふわあ～帰って来たか～」

姫乃「ﾁｯ。ではまた後ほど♡｣ｽﾀｽﾀ

あかりん「ん？姫乃ちゃんと遊んでたの？」

果林「まあね。それはともかく未夢の家へんの案内頼むわね」

あかりん「案内も何もこっち真っ直ぐ歩けば着くんだけどね。行こうか｣ｽﾀｽﾀ

果林「ええ｣ｽﾀｽﾀ

彼方「果林ちゃんまた逆行っちゃってるよ～」

果林「あらごめんなさい」

あかりん「全くもー。…あ！！」

果林「どうしたの？」

あかりん「どうぶつピースのナレーション録りの時間だ！今から行ってくるね！」

果林「帰って来たばかりなのに忙しいのね」

あかりん「悪いけどまた戻ってくるまで待っててね～じゃあ｣ｽﾀﾀﾀﾀ

果林「また暇になっちゃったわ」

彼方「すやぁ…」zzz

姫乃「チャンス！果林さ…」

エマ「果林ちゃん！！！｣ｽﾞｲｯ‼︎

果林「あらエマじゃないの」

姫乃「！！？」

ちゅんるん「今度はエマちゃんの方が少し早かったねー」

果林「そもそも寮にいたんじゃなかったの？」

エマ「散歩してたらたまたま果林ちゃんを見かけたんだよ」

果林「奇遇ね」

エマ「果林ちゃん暇そうだから、ちょっとお昼寝しようか～」

果林「私そんなに眠くは無いわ。彼方じゃあるまいし」

彼方「すやぁ～」zzz

エマ「フカフカのエマクラ、使っていいから♡｣ﾑｷﾞｭ

果林「はうっ！！？」

姫乃「んなっ！！？」

エマ「どうかな～？」

果林「エマクラ…とっても気持ち良いわぁ！すやぁ…」

エマ「…ﾌｯ｣ﾆﾔﾘ

ちゅんるん「今度は姫乃ちゃんにドヤってるー」

姫乃「おのれスイスめ！自分の武器を活かして！！」

ちゅんるん「姫乃ちゃんも反撃した方がいいんじゃない～」

姫乃「そうします！これ以上スイスの好きには！」

ちゅんるん「あ、待ってー。あかりん帰って来た」

あかりん「いやーお待たせ～」

果林「すやぴ……って明里！」

エマ「ﾁｯ。じゃあまた後でね～｣ｽﾀｽﾀ

あかりん「ん？今度はエマちゃん？」

果林「少しお昼寝してたのよ」

彼方「ふわあ～明里ちゃん戻ったんだね～」

あかりん「さてじゃあ案内の再開を…。…あ！！！」

果林「どうかしたの？」

あかりん「YouTubeチャンネルの撮影の時間だ！」

あかりん「悪いけどまた行かなきゃ！戻ってくるまで待っててね！｣ｽﾀｽﾀ

果林「本当に忙しいのね」

彼方「すやぁ…」zzz

エマ&姫乃「…！！！｣ﾀﾞﾀﾞｯ‼︎

ちゅんるん「今度は私だよ～｣ｻﾞｯ

エマ&姫乃「え！！？」

果林「あらちゅるん」

ちゅんるん「ちゅんるんだよー！！」

果林「何しに来たの？」

ちゅんるん「果林ちゃんと遊びに来たんだよー」

果林「私そんなに暇じゃ無いのよ」

ちゅんるん「なんで私には塩対応なのー！もー！！」

果林「ちゅるんは絡みづらいのよ」

ちゅんるん「果林ちゃんには言われたく無いよー！！！」

エマ「もう！相手出来ないなら私が！」

姫乃「いいえ私ですぅ！」

果林「あらあら」

姫乃「スイスは黙ってて下さい！！」

エマ「日本こそあっち行ってて！！」

ちゅんるん「まだ私の番なのー！」

果林「賑やかね～」

彼方「すやぁ…」zzz

あかりん「お待たせ～帰ったよー」

果林「待ってたわ」

姫乃「なんでもう帰ってくるんですか！！」

エマ「明里ちゃんはもっと仕事してなよ！！」

ちゅんるん「そもそもこの行って帰っての繰り返しがうっとしいよー」

あかりん「はぁ？何その言い方？ちょっとカチンときたなー」

果林「ちょ、ちょっと…」

彼方「おやおやケンカかー」

あかりん「やんのかお前らぁ……！！」

ちゅんるん「なんだとー！」

姫乃「スイスー！！！」

エマ「日本ー！！！」

ｶﾞｰｶﾞｰ‼︎

みゆたん「もう！みんな何してるの！｣ｻﾞｯ

ちゅんるん「みゆたん！？」

果林「あら、未夢の家に向かってたのよ」

みゆたん「私の家もう目の前だから」

果林「そうだったのね！」

みゆたん「果林ちゃん全然来ないから外の様子見に来たらみんなケンカしてー！」

姫乃「だってスイスがぁ…」

みゆたん「スイスも日本も関係無くみんな仲良くしましょ！」

エマ「みんな仲良く…」

彼方「確かにそっちの方が楽しいよね～。もうめんどくさいからここに遥ちゃんも呼んじゃおー」

ちゅんるん「みんな仲直りだー！」

姫乃「ここは一時共同といきましょうか」

エマ「そうだね！」

みゆたん「さあみんな！ラウンドワンに行くわよー！！」

「おーーーー！！！」

果林「いやあの…焼肉食べたかった…」


おわり

乙
キャストが自然に馴染んでてよかった