【SS】鞠莉「えっ!?小原グループが倒産した!?」【ラブライブ!サンシャイン!!】

SS


1: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 21:30:52.26 ID:K9J7ruWO.net
使用人「はい」

鞠莉「そんな...なんで...」

使用人「既往のしわ寄せが来ただけです 」

使用人「旦那様はなにもおっしゃっていなかったようですが当家の財政はずっと右肩下がりでした」

使用人「そのせいで借金もとんでもない額に....」

鞠莉「わ、私たちはどうなるのよ!?」

使用人「私ども使用人は解雇されました この邸売り払われるようです」

鞠莉「お父さまに合わせて!!」

使用人「行方をくらませました 奥様もです」

鞠莉「私は置き去りってこと!?」

使用人「はい...ああ、もちろんお嬢様の浦の星理事も解任とのことです」

鞠莉「......」

11: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 21:35:17.56 ID:K9J7ruWO.net
翌日だよ

ダイヤ「さて!!休み明けの練習と言えば!?はいあなた!!」

千歌「え...ミーティング?」

ダイヤ「ブッブーですわ!!走り込みに決まってます!」

曜「ええー...」

善子「

ルビィ「がんばルビィ!!」

ダイヤ「ルビィはかわいいでちゅね~」

花丸「鬱陶しい姉妹ずら」

梨子「走り込みもだけど、ダンスのおさらいもしないといけないわね...」

果南「そうね....ん?」

鞠莉「....」

15: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 21:39:59.39 ID:K9J7ruWO.net
果南「...鞠莉?」

鞠莉「....」

果南「鞠莉!」

鞠莉「ひゃいっ!?」

果南「どうしたの?やけに元気ないね?」

鞠莉「ええ?そ、そんなことないわよ?しゃいに~!」

千歌「.....なんか怪しい」

曜「うん、怪しいね」

鞠莉「えっ、いや、そんな...」

ルビィ「よく見たらいつものクソダサベストも着てないね」

花丸「あの理事長の証だとかなんだとかいう...」

鞠莉「あー...それは...」

18: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 21:42:25.45 ID:K9J7ruWO.net
ダイヤ「どうかしたんですの?鞠莉さん?」

鞠莉「....いや、なんでもないわ 走り込み行きましょ!」

千歌「え~、走るのやだよ~!」

善子「フハハハハハ!!トイレ行ってきます!!」ダッ

梨子「あっ、逃げた!」

ダイヤ「....」

果南「....うん、じゃ いこっか」

23: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 21:47:13.23 ID:K9J7ruWO.net
部活終わったよ

ダイヤ「では皆様気をつけて帰るんですよ!」

千歌「も~、小学生じゃないんだから...」

曜「善子ちゃんバス来たよー」


果南「さて...私も帰ろっと」

鞠莉「....」コソコソ

果南「あれ、鞠莉 今日迎え来ないの?」

鞠莉「えっ」

ダイヤ「そうですわね いつものヘリコプター通学なのに」

ルビィ「あのヘリほんとうるさい」

鞠莉「は、はは 運動のために歩いて帰ろうと思ってたのよ~」

果南「...そっか じゃあ港まで一緒に行こう?」

鞠莉「えっ!」

28: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 21:50:07.62 ID:K9J7ruWO.net
鞠莉「い、いや、私は泳いで帰るんから...」

果南「泳いで帰るの!?」

鞠莉「じゃ、じゃあsee you!!」ダッ

ダイヤ「あっ、鞠莉さん!?」

ルビィ「怪し過ぎる...」

果南「ね」

ダイヤ「あれは絶対に何かありましたね...」

ダイヤ「果南さん」

果南「うん、オッケー」グッグッ

ダイヤ「ルビィは先に帰ってなさい」

ルビィ「わ、わかった」

32: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 21:54:45.56 ID:K9J7ruWO.net
海沿い

鞠莉「はぁ...今日、どこで寝よう...」

鞠莉「まさか一夜のうちに宿無し一文無しになるなんて...青天のヘィキレィッキね...」

鞠莉「.....」グゥゥゥ

鞠莉「お腹すいた...」

鞠莉「そう言えば昨日の昼から何も食べてないわ...」

鞠莉「シャイ煮とかアホなことやってないで貯金してたらよかった...」

フナムシ「カサカサ」

鞠莉「....フナムシ」

鞠莉「...ふふふ、まさかね...」

鞠莉「フナムシなんて食べないわよ...当たり前じゃない...」

37: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 21:57:45.78 ID:K9J7ruWO.net
ダイヤ「....」コソコソ

果南「....」コソコソ

ダイヤ「....鞠莉さん、何やらしゃがみ込んでますわね」

果南「岩かげで一体何してるんだろう....」

ダイヤ「あっ!!フナムシを石で叩き潰してますわ!!」

果南「本当に一体何してるの!?」

ダイヤ「あっ!!服を脱ぎ散らかして海に飛び込んだ!!」

果南「うわあああああああ!!早まっちゃダメ!!!」ダッ

42: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 22:03:05.99 ID:K9J7ruWO.net
30秒後...

鞠莉(全裸)「......」

果南(全身ずぶ濡れ)「......」

ダイヤ「......」

果南「.....ワケを聞こうか」

鞠莉「.....」

ダイヤ「まずは二人とも服を....」

鞠莉「.....だったの」

果南「え?」

鞠莉「お魚が美味しそうだったの!!」

ダイヤ「そ、そう...」

果南「家に帰らない理由は?」

鞠莉「......」

鞠莉「実は.....」

44: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 22:08:07.60 ID:K9J7ruWO.net
ダイヤ「...そんなことが」

果南「...ああ、やっぱり経営難だったんだね」

鞠莉「知ってたの...?」

果南「知ってたって言うか、そうにしか見えなかったって言うか...」

果南「いっつも部屋が水浸しだったし、掃除夫を雇うお金もないんだなって」

鞠莉「それはあんたがウェットスーツで上がりこんでくるからでしょうが」

ダイヤ「...」

ダイヤ「はぁ...相変わらず鞠莉さんは勝手ですわね」

鞠莉「勝手って...!」

ダイヤ「なんで私たちに相談してくれなかったんですの?」

鞠莉「っ...」

果南「そうだよ...私たちが鞠莉を軽蔑するとでも思ってたの?」

果南「鞠莉が困ってたら絶対に助けるに決まってるでしょ?」

鞠莉「果南...ダイヤ...」

47: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 22:14:08.21 ID:K9J7ruWO.net
果南「ええっと、こっからだとダイヤの家の方が近いね」

ダイヤ「はい、とりあえずウチに連行しますわ」

鞠莉「うぅ...ありがとう...」

ダイヤ「これくらい当たり前ですわ」

鞠莉「...うん」

果南「あっ!!二人とも危ない!!!」

次の瞬間、巨大なサメが水面から頭を出しダイヤの腕に噛り付いた。
あまりのことに硬直するダイヤと鞠莉。
なすすべもなくダイヤは海の中へと引き摺り込まれた。

53: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 22:16:46.59 ID:K9J7ruWO.net
鞠莉「ダイヤあああああああああああ!!!!」

果南「そ、そんな...」

鞠莉「泳いで助けに行くわ!!!」

果南「あっ!!鞠莉危ない!!!」

鞠莉「えっ」

次の瞬間、巨大なグリズリーが鞠莉の背後でその鋭い爪を振るった。
骨が砕ける音と肉が裂ける音が砂浜に響く。
迸る鮮血が果南の眼前を真っ赤に染めた。
ヒュー、ヒューという風切り音を咽喉元から漏らす鞠莉の脚を咥えグリズリーは森へ帰っていった。

果南「ば、ばかな」

56: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 22:17:28.14 ID:K9J7ruWO.net
果南「あっ!!」

果南はトラックに轢かれて死んだ。

63: (風靡く断層)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 22:19:56.97 ID:K9J7ruWO.net
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ルビィ「っていう夢を見たんです」

千歌「そっかぁ」

曜「ルビィちゃん悩みがあるなら私聞くけど?」

ルビィ「ふんばルビィ!」フンス

花丸「ふふふ」

梨子「かわいいなぁ」

ダイヤ「私はどうしたらいいんでしょう」

鞠莉「小原グループは不滅よ!!」

果南「だったらいいね」

善子「おしまい」

82: (茸)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 23:19:26.81 ID:VmjzfEXR.net
幕引きが雑すぎて草

79: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 22:47:39.61 ID:ZZRKnYZX.net
正直爆笑した

69: (神宮)@\(^o^)/ 2016/09/08(木) 22:23:16.38 ID:t4VjJdFj.net
考えるな、感じろ

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1473337852/

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