1: (りんご) 2019/08/18(日) 23:57:35.42 ID:4kvI7l65
梨子「なに?嫉妬?」
千歌「違うよ、嫉妬じゃないもん」
梨子「じゃあなに」
千歌「今朝私に手紙を渡してきた子がいたんだけど」
梨子「それで?」
千歌「封筒の表に『I miss YOU』って書いてあった」
梨子「うっわ」
千歌「いや直接渡してよ」
梨子「千歌ちゃん基本誰にでも優しいから」
千歌「4月からの合計して30通だよ」
梨子「人気者じゃない」
千歌「やったーうれしいなー」
千歌「違うよ、嫉妬じゃないもん」
梨子「じゃあなに」
千歌「今朝私に手紙を渡してきた子がいたんだけど」
梨子「それで?」
千歌「封筒の表に『I miss YOU』って書いてあった」
梨子「うっわ」
千歌「いや直接渡してよ」
梨子「千歌ちゃん基本誰にでも優しいから」
千歌「4月からの合計して30通だよ」
梨子「人気者じゃない」
千歌「やったーうれしいなー」
8: (りんご) 2019/08/19(月) 00:11:22.44 ID:z+EbFxnb
千歌「この間の話なんだけど」
梨子「うん」
千歌「1組の子に大会の会場の場所を聞かれたんだ」
梨子「え、私たち2組なのに?」
千歌「Aqoursのラブライブ出場も決まったし、そのライブ会場のことだと思ってそれ言ったんだけど」
梨子「あっ」
梨子「うん」
千歌「1組の子に大会の会場の場所を聞かれたんだ」
梨子「え、私たち2組なのに?」
千歌「Aqoursのラブライブ出場も決まったし、そのライブ会場のことだと思ってそれ言ったんだけど」
梨子「あっ」
9: (りんご) 2019/08/19(月) 00:12:04.67 ID:z+EbFxnb
千歌「『そこ、プールありましたっけ?』だって」
梨子「よーちゃんのクラスメイトかぁ……」
千歌「いやだから直接聞いてよ」
梨子「で、答えたの?」
千歌「そりゃあ知ってることは答えるよ」
梨子「いいように利用されちゃってるじゃない」
梨子「よーちゃんのクラスメイトかぁ……」
千歌「いやだから直接聞いてよ」
梨子「で、答えたの?」
千歌「そりゃあ知ってることは答えるよ」
梨子「いいように利用されちゃってるじゃない」
18: (りんご) 2019/08/19(月) 00:27:39.08 ID:z+EbFxnb
千歌「あと昨日の話なんだけど」
梨子「まだあるのね」
千歌「よーちゃんって体育祭実行委員長になったでしょ」
梨子「そうみたいね」
千歌「このクラスからも実行委員が何人か出てるじゃない?」
梨子「そういえばどうして立候補しなかったの?」
千歌「よーちゃんとの連絡手段に使われるのが目に見えてるからだよ」
梨子「前から自覚はあったのね」
梨子「まだあるのね」
千歌「よーちゃんって体育祭実行委員長になったでしょ」
梨子「そうみたいね」
千歌「このクラスからも実行委員が何人か出てるじゃない?」
梨子「そういえばどうして立候補しなかったの?」
千歌「よーちゃんとの連絡手段に使われるのが目に見えてるからだよ」
梨子「前から自覚はあったのね」
22: (りんご) 2019/08/19(月) 00:29:10.64 ID:z+EbFxnb
千歌「それで昨日も活動があったみたいなんだけど」
梨子「そういえば千歌ちゃん遅くまで教室に残ってたわね」
千歌「教室で歌詞考えてたら、2組の子からよーちゃんに渡してほしいってスポーツドリンク渡されて」
梨子「よーちゃんを待ってるんだと思われたのね」
千歌「しかも自分のことは伏せて私が渡したことにしてほしいって」
梨子「恥ずかしがり屋なのね」
千歌「仕方ないからそのまま渡してきたよ」
梨子「よーちゃんの反応は?」
千歌「ありがとうって満面の笑顔で返してくれたよ」
梨子「そういえば千歌ちゃん遅くまで教室に残ってたわね」
千歌「教室で歌詞考えてたら、2組の子からよーちゃんに渡してほしいってスポーツドリンク渡されて」
梨子「よーちゃんを待ってるんだと思われたのね」
千歌「しかも自分のことは伏せて私が渡したことにしてほしいって」
梨子「恥ずかしがり屋なのね」
千歌「仕方ないからそのまま渡してきたよ」
梨子「よーちゃんの反応は?」
千歌「ありがとうって満面の笑顔で返してくれたよ」
25: (りんご) 2019/08/19(月) 00:34:35.30 ID:z+EbFxnb
梨子「よかったじゃない」
千歌「確かに忙しいよーちゃんに何もできてなかったからよかったけどね」
梨子「けど?」
千歌「私としては複雑だよ」
梨子「千歌ちゃんが用意したわけじゃないものね」
千歌「だから今度はちゃんと私が用意しようかな」
梨子「明日は本祭だけど渡す時間あるかしら?」
千歌「何とか隙を見て渡そうと思う」
千歌「確かに忙しいよーちゃんに何もできてなかったからよかったけどね」
梨子「けど?」
千歌「私としては複雑だよ」
梨子「千歌ちゃんが用意したわけじゃないものね」
千歌「だから今度はちゃんと私が用意しようかな」
梨子「明日は本祭だけど渡す時間あるかしら?」
千歌「何とか隙を見て渡そうと思う」
34: (りんご) 2019/08/19(月) 00:40:26.40 ID:z+EbFxnb
千歌「今朝よーちゃんにぬまっちゃ渡してきたんだけど」
梨子「お茶を渡したのね」
千歌「ぬまっちゃを渡したんだけど」
梨子「そこはこだわるのね」
千歌「実行委員の子たちが『塩飴も』って渡してきて」
梨子「熱中症対策ね」
梨子「お茶を渡したのね」
千歌「ぬまっちゃを渡したんだけど」
梨子「そこはこだわるのね」
千歌「実行委員の子たちが『塩飴も』って渡してきて」
梨子「熱中症対策ね」
37: (りんご) 2019/08/19(月) 00:42:42.38 ID:z+EbFxnb
千歌「相変わらず自分たちのことは伏せるように言うから仕方なく私が渡したんだけど」
梨子「恥ずかしがり屋なのね」
千歌「よーちゃんホントに喜んだみたいで張り切っちゃって」
梨子「可愛らしいわね」
千歌「『千歌ちゃんの期待に応えられるように頑張る!』って」
梨子「そういえば今やってる競技って借り物競争よね?」
梨子「恥ずかしがり屋なのね」
千歌「よーちゃんホントに喜んだみたいで張り切っちゃって」
梨子「可愛らしいわね」
千歌「『千歌ちゃんの期待に応えられるように頑張る!』って」
梨子「そういえば今やってる競技って借り物競争よね?」
43: (りんご) 2019/08/19(月) 00:47:53.10 ID:z+EbFxnb
千歌「今借り物競争終わったんだけど」
梨子「ちゃんとお題が放送されるのね」
千歌「よーちゃんに引っ張られて仕方なく走ったんだけど」
梨子「ちなみに千歌ちゃんのお返事は?」
千歌「返事も何も、チカもだよって答えただけなんだけど」
梨子「よかったじゃない、両想いで」
梨子「ちゃんとお題が放送されるのね」
千歌「よーちゃんに引っ張られて仕方なく走ったんだけど」
梨子「ちなみに千歌ちゃんのお返事は?」
千歌「返事も何も、チカもだよって答えただけなんだけど」
梨子「よかったじゃない、両想いで」
50: (りんご) 2019/08/19(月) 00:52:17.98 ID:z+EbFxnb
千歌「よーちゃんに手を引かれて走ってる間すごい視線を感じたんだよね」
梨子「そりゃあそうでしょうね」
千歌「ゴールしてお題が放送された時の歓声はびっくりしたよ」
梨子「観客だけじゃなくて放送席の子も興奮してたわね」
千歌「でもやっぱり困ることがあるんだけど」
梨子「どうしたの?」
千歌「色んな人に嫉妬されてるんじゃないかなって」
梨子「そりゃあそうでしょうね」
千歌「ゴールしてお題が放送された時の歓声はびっくりしたよ」
梨子「観客だけじゃなくて放送席の子も興奮してたわね」
千歌「でもやっぱり困ることがあるんだけど」
梨子「どうしたの?」
千歌「色んな人に嫉妬されてるんじゃないかなって」
59: (りんご) 2019/08/19(月) 00:57:00.41 ID:z+EbFxnb
梨子「どうしてそう思うの?」
千歌「だって色んな人がよーちゃんと仲良くなりたいみたいだから」
梨子「一部崇拝してる子もいるみたいね」
千歌「なんでチカみたいなパッとしない子がって思われてないかなって」
梨子「まあその心配はないんじゃないかしら」
千歌「だって色んな人がよーちゃんと仲良くなりたいみたいだから」
梨子「一部崇拝してる子もいるみたいね」
千歌「なんでチカみたいなパッとしない子がって思われてないかなって」
梨子「まあその心配はないんじゃないかしら」
62: (りんご) 2019/08/19(月) 01:00:18.88 ID:z+EbFxnb
千歌「1組の教室の黒板にチカとよーちゃんの相合傘が書かれてたみたいなんだけど」
梨子「子供っぽいというかなんというか」
千歌「よーちゃんが消そうにも消せなくて困ってたら先生が来たらしくて」
梨子「それは恥ずかしいわね」
千歌「先生が相合傘を消したらよーちゃんがションボリしてたって話を聞いたんだけど」
梨子「情景が思い浮かぶわね」
梨子「子供っぽいというかなんというか」
千歌「よーちゃんが消そうにも消せなくて困ってたら先生が来たらしくて」
梨子「それは恥ずかしいわね」
千歌「先生が相合傘を消したらよーちゃんがションボリしてたって話を聞いたんだけど」
梨子「情景が思い浮かぶわね」
86: (りんご) 2019/08/19(月) 01:36:16.11 ID:z+EbFxnb
千歌「昨晩のキャンプファイヤーなんだけど」
梨子「体育祭が終わった直後だからみんな盛り上がってたわね」
千歌「なんかチカとよーちゃんでダンスするのが当然みたいな空気になってたんだけど」
梨子「借り物競争であんな事があった後だとね」
千歌「ダンスなんて知らないからよーちゃんに合わせるしかなくて」
梨子「合わせられるのも凄いけどね」
梨子「体育祭が終わった直後だからみんな盛り上がってたわね」
千歌「なんかチカとよーちゃんでダンスするのが当然みたいな空気になってたんだけど」
梨子「借り物競争であんな事があった後だとね」
千歌「ダンスなんて知らないからよーちゃんに合わせるしかなくて」
梨子「合わせられるのも凄いけどね」
88: (りんご) 2019/08/19(月) 01:36:50.92 ID:z+EbFxnb
千歌「でもよーちゃんがリードしてくれたから何とか形にはなったみたい」
梨子「歓声が上がってたわね」
千歌「よーちゃんのお陰で楽しかったんだけど」
梨子「けど?」
千歌「今朝いつ結婚するんですかって聞かれたんだよね」
梨子「それは早とちりが過ぎるわね」
千歌「いや結婚するわけないじゃん」
梨子「日本でも同性婚が認められてる地域があるのよ?」
梨子「歓声が上がってたわね」
千歌「よーちゃんのお陰で楽しかったんだけど」
梨子「けど?」
千歌「今朝いつ結婚するんですかって聞かれたんだよね」
梨子「それは早とちりが過ぎるわね」
千歌「いや結婚するわけないじゃん」
梨子「日本でも同性婚が認められてる地域があるのよ?」
91: (りんご) 2019/08/19(月) 01:38:07.68 ID:z+EbFxnb
千歌「いやだってチカ普通に男の子と恋したいよ」
梨子「え」
千歌「え」
梨子「でもよーちゃんのこと好きって」
千歌「そりゃよーちゃんのことは大好きだよ」
梨子「つまり?」
千歌「だけど女の子と恋するっていうのは考えられないよ」
梨子「え」
千歌「え」
梨子「でもよーちゃんのこと好きって」
千歌「そりゃよーちゃんのことは大好きだよ」
梨子「つまり?」
千歌「だけど女の子と恋するっていうのは考えられないよ」
92: (りんご) 2019/08/19(月) 01:38:59.16 ID:z+EbFxnb
梨子「借り物競争では『チカもだよ』って言ったんじゃ」
千歌「それはそうだけど、その場の雰囲気に乗せられちゃったんだよ」
梨子「っていうことは可能性はゼロではないわけね」
千歌「なんでそうなっちゃうのかなぁ」
梨子「それによーちゃんってボーイッシュだし」
千歌「いやまあ確かに昔からカッコイイって思ってたけどね」
千歌「それはそうだけど、その場の雰囲気に乗せられちゃったんだよ」
梨子「っていうことは可能性はゼロではないわけね」
千歌「なんでそうなっちゃうのかなぁ」
梨子「それによーちゃんってボーイッシュだし」
千歌「いやまあ確かに昔からカッコイイって思ってたけどね」
94: (りんご) 2019/08/19(月) 01:41:33.36 ID:z+EbFxnb
千歌「ツイッターで#ようちか親衛隊 っていうのを見つけたんだけど」
梨子「ついに見つけてしまったのね」
千歌「ツイートを遡ったら『I miss YOU』の手紙を書いた子がいた」
梨子「消してなかったのね」
千歌「流石に内容はわかんなかったけど送り主からの愛の告白みたいな文面になってるのはわかったよ」
梨子「つまりよーちゃんからすると千歌ちゃんからの熱烈な愛の告白を綴った手紙を受け取ったことになってるわけね」
梨子「ついに見つけてしまったのね」
千歌「ツイートを遡ったら『I miss YOU』の手紙を書いた子がいた」
梨子「消してなかったのね」
千歌「流石に内容はわかんなかったけど送り主からの愛の告白みたいな文面になってるのはわかったよ」
梨子「つまりよーちゃんからすると千歌ちゃんからの熱烈な愛の告白を綴った手紙を受け取ったことになってるわけね」
97: (りんご) 2019/08/19(月) 01:43:54.65 ID:z+EbFxnb
千歌「スポーツドリンクも塩飴も工作だったみたいだし」
梨子「ちなみに会場の件は見つかった?」
千歌「チカが絶対よーちゃんの大会の応援に行くって思ってたみたいで、その様子を見たかったって事らしいよ」
梨子「3年に上がって激減したようちかを拝みたかったのね」
梨子「ちなみに会場の件は見つかった?」
千歌「チカが絶対よーちゃんの大会の応援に行くって思ってたみたいで、その様子を見たかったって事らしいよ」
梨子「3年に上がって激減したようちかを拝みたかったのね」
102: (りんご) 2019/08/19(月) 01:48:05.44 ID:z+EbFxnb
千歌「よーちゃん以外の体育祭実行委員はみんな親衛隊の子だったってホントかな」
梨子「確かに都合よくよーちゃんが『好きな人』を引くわけないわよね」
千歌「何にしてもその子たちのお陰で今よーちゃんは完全に両想いだと思ってるわけだよね」
梨子「いいじゃない、両想いになっちゃえば」
千歌「あのね梨子ちゃん、恋ってそんなに簡単なものじゃないんだよ?」
梨子「千歌ちゃんは恋したことあるの?」
千歌「ないけど」
梨子「確かに都合よくよーちゃんが『好きな人』を引くわけないわよね」
千歌「何にしてもその子たちのお陰で今よーちゃんは完全に両想いだと思ってるわけだよね」
梨子「いいじゃない、両想いになっちゃえば」
千歌「あのね梨子ちゃん、恋ってそんなに簡単なものじゃないんだよ?」
梨子「千歌ちゃんは恋したことあるの?」
千歌「ないけど」
104: (りんご) 2019/08/19(月) 01:51:53.92 ID:z+EbFxnb
千歌「体育祭マジックってことで消滅してくれると思ってたんだけど」
梨子「よーちゃん一途そうだものね」
千歌「体育祭が終わった次の日に沼津に遊びに行こーって誘われて」
梨子「どうしたの?」
千歌「特にやることもないから一緒に行ったんだけど」
梨子「完全にデートじゃない」
千歌「デートじゃないもん」
梨子「よーちゃん一途そうだものね」
千歌「体育祭が終わった次の日に沼津に遊びに行こーって誘われて」
梨子「どうしたの?」
千歌「特にやることもないから一緒に行ったんだけど」
梨子「完全にデートじゃない」
千歌「デートじゃないもん」
107: (りんご) 2019/08/19(月) 01:56:22.12 ID:z+EbFxnb
梨子「その指輪はその時に買ったのかしら?」
千歌「まあそうなんだけど」
梨子「ピンキーリングを左につけると今ある幸せを逃がさないようにって意味になるらしいわよ」
千歌「そんなの知らなかったもん」
梨子「よーちゃんは知ってたみたいね」
千歌「親衛隊の子たちの仕業だよ」
千歌「まあそうなんだけど」
梨子「ピンキーリングを左につけると今ある幸せを逃がさないようにって意味になるらしいわよ」
千歌「そんなの知らなかったもん」
梨子「よーちゃんは知ってたみたいね」
千歌「親衛隊の子たちの仕業だよ」
115: (りんご) 2019/08/19(月) 06:58:14.04 ID:z+EbFxnb
千歌「進路希望調査があったんだけど」
梨子「進学?就職?」
千歌「チカとしては実家の旅館に就職したいんだけど」
梨子「何かあるの?」
千歌「よーちゃんは東京の大学に進学するみたいで」
梨子「あらまあ」
千歌「そのことをお母さんに言ったら『学費は心配ないよ』って」
梨子「よかったじゃない」
梨子「進学?就職?」
千歌「チカとしては実家の旅館に就職したいんだけど」
梨子「何かあるの?」
千歌「よーちゃんは東京の大学に進学するみたいで」
梨子「あらまあ」
千歌「そのことをお母さんに言ったら『学費は心配ないよ』って」
梨子「よかったじゃない」
116: (りんご) 2019/08/19(月) 07:04:09.78 ID:z+EbFxnb
千歌「なんで私が行きたいことになってるの」
梨子「よーちゃんと一緒の進路がいいんじゃないの?」
千歌「チカは旅館継ぎたいんだもん」
梨子「志満さんたちはなんて言ってるの?」
千歌「『勉強も大切よ』って」
梨子「どの勉強の事を言ってるのか気になるわね」
梨子「よーちゃんと一緒の進路がいいんじゃないの?」
千歌「チカは旅館継ぎたいんだもん」
梨子「志満さんたちはなんて言ってるの?」
千歌「『勉強も大切よ』って」
梨子「どの勉強の事を言ってるのか気になるわね」
117: (りんご) 2019/08/19(月) 07:06:59.42 ID:z+EbFxnb
千歌「もし大学に進学することになったらよーちゃんと一緒にすることになるんだけど」
梨子「シェアハウスね」
千歌「まあそれもよーちゃんが言い出したことで」
梨子「念願の恋人だものね」
千歌「美渡姉は終始クスクス笑ってたよ」
梨子「千歌ちゃんの照れ隠しが面白かったのかしら」
千歌「なんでクスクス笑ってるの?」
梨子「千歌ちゃんの照れ隠しが面白いからだよ」
千歌「照れてないもん」
梨子「シェアハウスね」
千歌「まあそれもよーちゃんが言い出したことで」
梨子「念願の恋人だものね」
千歌「美渡姉は終始クスクス笑ってたよ」
梨子「千歌ちゃんの照れ隠しが面白かったのかしら」
千歌「なんでクスクス笑ってるの?」
梨子「千歌ちゃんの照れ隠しが面白いからだよ」
千歌「照れてないもん」
118: (りんご) 2019/08/19(月) 07:08:07.56 ID:z+EbFxnb
>>117 訂正
千歌「もし大学に進学することになったらよーちゃんと一緒に住むことになるんだけど」
千歌「もし大学に進学することになったらよーちゃんと一緒に住むことになるんだけど」
119: (りんご) 2019/08/19(月) 07:16:17.83 ID:z+EbFxnb
千歌「でもよーちゃんの希望する大学偏差値高くて」
梨子「なら勉強頑張らなきゃね」
千歌「多分普通に勉強してるだけじゃ追いつけないよ」
梨子「よーちゃん割と勉強できるもんね」
千歌「だから今度よーちゃんちでお泊まりで勉強会するんだけど」
梨子「あらあら」
千歌「なんか用意した方がいいものってあるのかな」
梨子「筆記用具と参考書ね」
梨子「なら勉強頑張らなきゃね」
千歌「多分普通に勉強してるだけじゃ追いつけないよ」
梨子「よーちゃん割と勉強できるもんね」
千歌「だから今度よーちゃんちでお泊まりで勉強会するんだけど」
梨子「あらあら」
千歌「なんか用意した方がいいものってあるのかな」
梨子「筆記用具と参考書ね」
120: (りんご) 2019/08/19(月) 07:30:43.23 ID:z+EbFxnb
千歌「よーちゃんとキスしたんだけど」
梨子「一体何があったのかしら」
千歌「よーちゃんちで勉強会してたけど、チカ馬鹿だから全然わかんなくて」
梨子「突然勉強始めたらそうなるわね」
千歌「チカ泣いちゃったんだけど、そしたら『大丈夫だよ』ってキスしてくれた」
梨子「よーちゃんカッコよすぎ」
千歌「まあよーちゃんがカッコイイのは当たり前なんだけど」
梨子「最近千歌ちゃん惚気話多いよね」
梨子「一体何があったのかしら」
千歌「よーちゃんちで勉強会してたけど、チカ馬鹿だから全然わかんなくて」
梨子「突然勉強始めたらそうなるわね」
千歌「チカ泣いちゃったんだけど、そしたら『大丈夫だよ』ってキスしてくれた」
梨子「よーちゃんカッコよすぎ」
千歌「まあよーちゃんがカッコイイのは当たり前なんだけど」
梨子「最近千歌ちゃん惚気話多いよね」
121: (りんご) 2019/08/19(月) 07:41:44.36 ID:z+EbFxnb
千歌「この間の模試で滑り止めがA判定で第一志望がC判定だった」
梨子「全然安心できないけど勉強始めて1ヶ月の成績にしては上出来じゃない」
千歌「まあチカにかかればこの通りだよ」
梨子「愛の力ね」
千歌「違うもん、チカが頑張ったんだもん」
梨子「よしよし、よく頑張ったね」
千歌「もっと褒めて」
梨子「よーちゃんが褒めてくれるよ」
千歌「よーちゃんはA判定だって」
梨子「スーパーマンね」
梨子「全然安心できないけど勉強始めて1ヶ月の成績にしては上出来じゃない」
千歌「まあチカにかかればこの通りだよ」
梨子「愛の力ね」
千歌「違うもん、チカが頑張ったんだもん」
梨子「よしよし、よく頑張ったね」
千歌「もっと褒めて」
梨子「よーちゃんが褒めてくれるよ」
千歌「よーちゃんはA判定だって」
梨子「スーパーマンね」
122: (りんご) 2019/08/19(月) 07:47:50.50 ID:z+EbFxnb
千歌「ご褒美によーちゃんにぎゅってしてもらった」
梨子「最近勉強ばっかしてるのはそれが理由ね」
千歌「別にご褒美欲しくて勉強してるわけじゃないもん」
梨子「よーちゃんと同じ大学行きたいんだもんね」
千歌「別に一緒に住みたいからとかじゃないもん」
梨子「ていうか千歌ちゃんもう好きになってるよね」
千歌「もちろん大好きだよ」
梨子「友達としてじゃなくてね」
梨子「最近勉強ばっかしてるのはそれが理由ね」
千歌「別にご褒美欲しくて勉強してるわけじゃないもん」
梨子「よーちゃんと同じ大学行きたいんだもんね」
千歌「別に一緒に住みたいからとかじゃないもん」
梨子「ていうか千歌ちゃんもう好きになってるよね」
千歌「もちろん大好きだよ」
梨子「友達としてじゃなくてね」
124: (りんご) 2019/08/19(月) 08:13:45.21 ID:z+EbFxnb
千歌「この間またデートしたんだけど」
梨子「デートって言っちゃってるじゃない」
千歌「デートじゃなくてお出かけなんだけど」
梨子「言い直さなくていいのよ」
千歌「やば珈琲店でモンブランとタルトを注文して」
梨子「飲み物はどうしたの?」
千歌「コーヒーとオレンジジュース」
梨子「デートって言っちゃってるじゃない」
千歌「デートじゃなくてお出かけなんだけど」
梨子「言い直さなくていいのよ」
千歌「やば珈琲店でモンブランとタルトを注文して」
梨子「飲み物はどうしたの?」
千歌「コーヒーとオレンジジュース」
126: (りんご) 2019/08/19(月) 08:17:50.18 ID:z+EbFxnb
梨子「千歌ちゃんコーヒー飲めないもんね」
千歌「そんなことないよ」
梨子「やば珈琲では1口しか飲めなかったじゃない」
千歌「よーちゃんのをもらった時はちゃんと飲めたもん」
梨子「関節キスね」
千歌「よーちゃんが口にしてるのを見てたら『飲んでみる?』って聞かれて飲んだだけだもん」
千歌「そんなことないよ」
梨子「やば珈琲では1口しか飲めなかったじゃない」
千歌「よーちゃんのをもらった時はちゃんと飲めたもん」
梨子「関節キスね」
千歌「よーちゃんが口にしてるのを見てたら『飲んでみる?』って聞かれて飲んだだけだもん」
128: (りんご) 2019/08/19(月) 08:23:52.53 ID:z+EbFxnb
>>126 訂正
梨子「この間みんなと行った時は一口しか飲めなかったじゃない」
梨子「この間みんなと行った時は一口しか飲めなかったじゃない」
127: (りんご) 2019/08/19(月) 08:21:19.33 ID:z+EbFxnb
梨子「それってコーヒーが飲みたいわけじゃなくて」
千歌「関節キスしたいからじゃないよ?」
梨子「ちなみにオレンジジュースは千歌ちゃん1人で飲んだの?」
千歌「よーちゃんと飲み合いっこしたよ」
梨子「ほらやっぱり」
千歌「よーちゃんのもらったからチカのもあげただけだもん」
千歌「関節キスしたいからじゃないよ?」
梨子「ちなみにオレンジジュースは千歌ちゃん1人で飲んだの?」
千歌「よーちゃんと飲み合いっこしたよ」
梨子「ほらやっぱり」
千歌「よーちゃんのもらったからチカのもあげただけだもん」
129: (りんご) 2019/08/19(月) 08:29:44.41 ID:z+EbFxnb
千歌「そのあと街を歩いてたらよーちゃんが声かけられて」
梨子「さすが人気者ね」
千歌「『一緒に写真撮ってくれませんか?』って」
梨子「よくあるパターンね」
千歌「よーちゃんが複雑な顔でチカのこと見てきたんだけど」
梨子「ファンサービスも恋人の前だとね」
千歌「まあそういうのを許すのも恋人の余裕だと思って」
梨子「恋人って言っちゃってるじゃない」
千歌「友達の余裕だと思って」
梨子「言い直さなくていいよ」
梨子「さすが人気者ね」
千歌「『一緒に写真撮ってくれませんか?』って」
梨子「よくあるパターンね」
千歌「よーちゃんが複雑な顔でチカのこと見てきたんだけど」
梨子「ファンサービスも恋人の前だとね」
千歌「まあそういうのを許すのも恋人の余裕だと思って」
梨子「恋人って言っちゃってるじゃない」
千歌「友達の余裕だと思って」
梨子「言い直さなくていいよ」
130: (りんご) 2019/08/19(月) 08:34:01.53 ID:z+EbFxnb
千歌「一歩身を引いたらその子に『千歌さんもぜひ』って言われて」
梨子「親衛隊の子かしら」
千歌「その子とチカとよーちゃんの3人で撮ったんだけど」
梨子「親衛隊ならご満悦よね」
千歌「最後にチカとよーちゃんの2人を撮りたいって言われて」
梨子「親衛隊確定ね」
千歌「よーちゃんがチカの腰に手を回してきて」
梨子「よーちゃん思い切ったわね」
千歌「写真送ってもらったんだけど2人とも顔真っ赤だった」
梨子「親衛隊グッジョブね」
梨子「親衛隊の子かしら」
千歌「その子とチカとよーちゃんの3人で撮ったんだけど」
梨子「親衛隊ならご満悦よね」
千歌「最後にチカとよーちゃんの2人を撮りたいって言われて」
梨子「親衛隊確定ね」
千歌「よーちゃんがチカの腰に手を回してきて」
梨子「よーちゃん思い切ったわね」
千歌「写真送ってもらったんだけど2人とも顔真っ赤だった」
梨子「親衛隊グッジョブね」
134: (りんご) 2019/08/19(月) 09:16:52.50 ID:z+EbFxnb
千歌「その子と別れた後はマックに寄って」
梨子「北口にある店ね」
千歌「マックフルーリーを頼んで食べてたんだけど」
梨子「この間出たやつね」
千歌「よーちゃんが御手洗に立った後でチカに20代前半くらいの女の人が話しかけてきて」
梨子「なんの用かしら」
梨子「北口にある店ね」
千歌「マックフルーリーを頼んで食べてたんだけど」
梨子「この間出たやつね」
千歌「よーちゃんが御手洗に立った後でチカに20代前半くらいの女の人が話しかけてきて」
梨子「なんの用かしら」
135: (りんご) 2019/08/19(月) 09:17:13.71 ID:z+EbFxnb
千歌「『Aqoursのリーダーの高海さんよね』って」
梨子「スカウトにしてはよーちゃんがいない時を見計らってるしよく分からないわね」
千歌「沼津でアイドル事業を立ち上げたいから手伝ってほしいって言われて」
梨子「いよいよ怪しくなってきたね」
千歌「少し話してたらよーちゃんが戻ってきて」
梨子「よーちゃんはどうしたのかしら」
千歌「『二度と話しかけないでください』ってすごい剣幕で怒ってた」
梨子「きっと前にも何かあったのね」
梨子「スカウトにしてはよーちゃんがいない時を見計らってるしよく分からないわね」
千歌「沼津でアイドル事業を立ち上げたいから手伝ってほしいって言われて」
梨子「いよいよ怪しくなってきたね」
千歌「少し話してたらよーちゃんが戻ってきて」
梨子「よーちゃんはどうしたのかしら」
千歌「『二度と話しかけないでください』ってすごい剣幕で怒ってた」
梨子「きっと前にも何かあったのね」
165: (りんご) 2019/08/19(月) 16:29:47.47 ID:z+EbFxnb
>>162
あれはタラレバが多すぎるから忘れて
あれはタラレバが多すぎるから忘れて
136: (りんご) 2019/08/19(月) 09:19:41.42 ID:z+EbFxnb
千歌「やっぱり外だと勉強できないからってよーちゃんの家に連れて行ってもらったんだけど」
梨子「実は勉強会だったのね」
千歌「その日はお母さんが家にいなかったみたいで」
梨子「2人きりだね」
千歌「玄関に入るなりキスされたんだよね」
梨子「家に入って我慢できなくなったのね」
梨子「実は勉強会だったのね」
千歌「その日はお母さんが家にいなかったみたいで」
梨子「2人きりだね」
千歌「玄関に入るなりキスされたんだよね」
梨子「家に入って我慢できなくなったのね」
137: (りんご) 2019/08/19(月) 09:22:27.67 ID:z+EbFxnb
千歌「30分くらいぎゅってしてたんだけど、流石に勉強しようってなって」
梨子「まあ受験生だからね」
千歌「でもチカよーちゃんと離れたくなくて」
梨子「今度は千歌ちゃんが我慢できなくなったのね」
千歌「よーちゃんのおひざに乗って勉強した」
梨子「恋人あるあるね」
梨子「まあ受験生だからね」
千歌「でもチカよーちゃんと離れたくなくて」
梨子「今度は千歌ちゃんが我慢できなくなったのね」
千歌「よーちゃんのおひざに乗って勉強した」
梨子「恋人あるあるね」
138: (りんご) 2019/08/19(月) 09:32:33.05 ID:z+EbFxnb
千歌「しばらくそのまま勉強してたんだけど」
梨子「そんな状態で集中できるのかしら」
千歌「よーちゃんが私のうなじに顔をうずめてきて」
梨子「よーちゃん匂い嗅ぐの好きだもんね」
梨子「そんな状態で集中できるのかしら」
千歌「よーちゃんが私のうなじに顔をうずめてきて」
梨子「よーちゃん匂い嗅ぐの好きだもんね」
139: (りんご) 2019/08/19(月) 09:33:00.12 ID:z+EbFxnb
千歌「チカ勉強どころじゃなくなって」
梨子「首元弱いのね」
千歌「仕方ないからその日は一緒のベッドでぎゅってして寝た」
梨子「もういっぱしのカップルね」
千歌「よーちゃんの匂い落ち着くんだよね」
梨子「小さい頃から一緒だもんね」
梨子「首元弱いのね」
千歌「仕方ないからその日は一緒のベッドでぎゅってして寝た」
梨子「もういっぱしのカップルね」
千歌「よーちゃんの匂い落ち着くんだよね」
梨子「小さい頃から一緒だもんね」
143: (りんご) 2019/08/19(月) 09:52:51.86 ID:z+EbFxnb
千歌「最近困ってることがあるんだけど」
梨子「順風満帆とはならないのね」
千歌「#Aqours より #ようちか の方が伸びてるんだよね」
梨子「順風満帆だったわね」
千歌「Aqoursのリーダーとしては複雑なことこの上ないよ」
梨子「まあでもその余波でAqoursの人気も上がるんだしいい事づくめじゃない」
梨子「順風満帆とはならないのね」
千歌「#Aqours より #ようちか の方が伸びてるんだよね」
梨子「順風満帆だったわね」
千歌「Aqoursのリーダーとしては複雑なことこの上ないよ」
梨子「まあでもその余波でAqoursの人気も上がるんだしいい事づくめじゃない」
144: (りんご) 2019/08/19(月) 09:53:13.52 ID:z+EbFxnb
千歌「よーちゃんと2人で外歩くとすごいジロジロ見られるんだよね」
梨子「見せつけてればいいじゃない」
千歌「プライバシーも何もあったもんじゃないよ」
梨子「アイドルってそういうものよ」
千歌「東京の大学に進学したらきっともっと大変だよ」
梨子「東京は人のいない場所なんてないものね」
梨子「見せつけてればいいじゃない」
千歌「プライバシーも何もあったもんじゃないよ」
梨子「アイドルってそういうものよ」
千歌「東京の大学に進学したらきっともっと大変だよ」
梨子「東京は人のいない場所なんてないものね」
145: (りんご) 2019/08/19(月) 09:57:57.14 ID:z+EbFxnb
千歌「思い返せば静真に来た時からジロジロ見られてた気がする」
梨子「Aqoursってだけじゃなくて密かにカプも人気だったのよ」
千歌「親衛隊なんてできてるくらいだもんね」
梨子「あれを立ち上げたのは私なのよね」
千歌「いや梨子ちゃん何してるの」
梨子「いつまで経ってもくっつかないから」
千歌「ようちかが人気すぎて困る」
梨子「実は最初からそうだったのね」
梨子「Aqoursってだけじゃなくて密かにカプも人気だったのよ」
千歌「親衛隊なんてできてるくらいだもんね」
梨子「あれを立ち上げたのは私なのよね」
千歌「いや梨子ちゃん何してるの」
梨子「いつまで経ってもくっつかないから」
千歌「ようちかが人気すぎて困る」
梨子「実は最初からそうだったのね」
147: (りんご) 2019/08/19(月) 09:58:11.75 ID:z+EbFxnb
おわり
159: (茸) 2019/08/19(月) 13:04:17.59 ID:gmTJgwZI
>>155
あら^~
あら^~
156: (庭) 2019/08/19(月) 12:26:55.09 ID:rcQofobw
>>155
神が降臨していた
神が降臨していた
157: (水都アリスタシア) 2019/08/19(月) 12:52:29.12 ID:JF3y2qh0
>>155
いいねえ
いいねえ
158: (もんじゃ) 2019/08/19(月) 12:57:53.37 ID:+VB1ENyy
>>155
最高
最高
165: (りんご) 2019/08/19(月) 16:29:47.47 ID:z+EbFxnb
>>155
可愛い
可愛い
163: (もんじゃ) 2019/08/19(月) 13:37:59.47 ID:dNan90UK
おもしろかったよ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1566140255/