3: (SIM)  2023/06/18(日) 14:56:24.54  ID:7unKCtq/
 --- 
  
恋「何でしょうかこれは?」
  
すみれ「あからさまに怪しいんだけど…メイ、四季、あんたたち知ってる?」
  
メイ「いや私たちにもさっぱり…」
  
四季「部室に来た時にはもう机の上に置いてあった。詳細は不明」
  
恋「お二人も知らないのですね…誰かの忘れ物でしょうか?」
  
すみれ「見つけやすいように机の上にって? まぁそう考えるのが妥当だけど」
  
四季「私もそう思った。けど…ここを見てほしい。ノートの右下」
  
すみれ「どこ…ん? 『スクールアイドル部共用』? 何よこれ」
  
恋「持出厳禁と書いてありますね…マル秘とも」
  
四季「だからメイと私も不思議がって、まだ詳しくは見ていない」
  
すみれ「ますます怪しいじゃない」
 
恋「何でしょうかこれは?」
すみれ「あからさまに怪しいんだけど…メイ、四季、あんたたち知ってる?」
メイ「いや私たちにもさっぱり…」
四季「部室に来た時にはもう机の上に置いてあった。詳細は不明」
恋「お二人も知らないのですね…誰かの忘れ物でしょうか?」
すみれ「見つけやすいように机の上にって? まぁそう考えるのが妥当だけど」
四季「私もそう思った。けど…ここを見てほしい。ノートの右下」
すみれ「どこ…ん? 『スクールアイドル部共用』? 何よこれ」
恋「持出厳禁と書いてありますね…マル秘とも」
四季「だからメイと私も不思議がって、まだ詳しくは見ていない」
すみれ「ますます怪しいじゃない」
4: (SIM)  2023/06/18(日) 14:57:30.75  ID:7unKCtq/
 恋「連絡ノートやそういった類のものでしょうか?」 
  
すみれ「だったら連絡ノートでいいじゃない。それにその程度だったらスマホで十分でしょ」
  
恋「それもそうですよね…」
  
メイ「先輩たちが来たら聞こうと思ってたんですけど…」
  
すみれ「んー…とりあえず中見れば分からるんじゃない?」
  
メイ「いいんですか開いて?」
  
すみれ「別にいいでしょ。忘れ物だったらまずいけど、部の共用品って書いてあるし、私たちにだって使用権はあるわ」
  
恋「でも他の方々に聞いてからの方が良いのでは?」
  
すみれ「先に連絡をよこさない方が悪いのよ。それに…気になるでしょ中身?」
  
メイ「気になるか気にならないかって言ったら、気になりますけど…」
  
すみれ「まぁノートも新品っぽいし、メイたちが一番初めに発見したのだからまだ何も書いていない可能性が高いけど」
  
恋「ですが、もし文字通り秘密が書いてあったら…」
 
すみれ「だったら連絡ノートでいいじゃない。それにその程度だったらスマホで十分でしょ」
恋「それもそうですよね…」
メイ「先輩たちが来たら聞こうと思ってたんですけど…」
すみれ「んー…とりあえず中見れば分からるんじゃない?」
メイ「いいんですか開いて?」
すみれ「別にいいでしょ。忘れ物だったらまずいけど、部の共用品って書いてあるし、私たちにだって使用権はあるわ」
恋「でも他の方々に聞いてからの方が良いのでは?」
すみれ「先に連絡をよこさない方が悪いのよ。それに…気になるでしょ中身?」
メイ「気になるか気にならないかって言ったら、気になりますけど…」
すみれ「まぁノートも新品っぽいし、メイたちが一番初めに発見したのだからまだ何も書いていない可能性が高いけど」
恋「ですが、もし文字通り秘密が書いてあったら…」
5: (SIM)  2023/06/18(日) 14:58:33.28  ID:7unKCtq/
 すみれ「…って言いながら恋も見る気満々じゃないの」 
  
恋「い、いえ! 私はそんな!」
  
四季「私は見たい」
  
すみれ「なら見るわよ? 大丈夫、そこまで身構える必要なんてないわよ」
  
恋「ドキドキ…」
  
すみれ「とりあえず一ページ目ね…ほら、大したこと何て書いて…」
  
『すみれちゃんは実はね…』
  
すみれ「ふんっ!」
  
恋「ど、どうしたんですかいきなりノート叩きつけて?」
  
メイ「何か書いてあったのか…四季は読めたか」
  
四季「読めなかった…すみれ先輩?」
  
すみれ「…んのバカ!」
 
恋「い、いえ! 私はそんな!」
四季「私は見たい」
すみれ「なら見るわよ? 大丈夫、そこまで身構える必要なんてないわよ」
恋「ドキドキ…」
すみれ「とりあえず一ページ目ね…ほら、大したこと何て書いて…」
『すみれちゃんは実はね…』
すみれ「ふんっ!」
恋「ど、どうしたんですかいきなりノート叩きつけて?」
メイ「何か書いてあったのか…四季は読めたか」
四季「読めなかった…すみれ先輩?」
すみれ「…んのバカ!」
6: (SIM)  2023/06/18(日) 14:59:37.06  ID:7unKCtq/
 かのん「ういっすー! さー今日も元気に部活はじめよっ」 
  
すみれ「かのんっ!」
  
かのん「っッた!? 痛い! え、何なに!?」
  
すみれ「あんたねーっ!」
  
かのん「ちょっとすみれちゃん! いきなり叩くとかひどくない!?」
  
すみれ「文句があるのは私の方よ! これ何よ机の上のノート、あんたでしょ?」
  
かのん「んー頭ジンジンする…え、ノートって何……あっ」
  
すみれ「あっ…じゃないわよ! 思いっきり心当たりありそうね?」
  
かのん「い、いきなり私を疑うのはあんまりじゃないかな?」
  
すみれ「疑うをすっ飛ばして確信してるのよ!」
  
かのん「すみれちゃんひどい! すみれちゃんから見て私ってどう見えてるわけ?」
  
すみれ「まず自分で自分の行動省みてからその発言しなさいよ…まず第一にすみれちゃん、なんて書くのあんたしかいないでしょ?」
 
すみれ「かのんっ!」
かのん「っッた!? 痛い! え、何なに!?」
すみれ「あんたねーっ!」
かのん「ちょっとすみれちゃん! いきなり叩くとかひどくない!?」
すみれ「文句があるのは私の方よ! これ何よ机の上のノート、あんたでしょ?」
かのん「んー頭ジンジンする…え、ノートって何……あっ」
すみれ「あっ…じゃないわよ! 思いっきり心当たりありそうね?」
かのん「い、いきなり私を疑うのはあんまりじゃないかな?」
すみれ「疑うをすっ飛ばして確信してるのよ!」
かのん「すみれちゃんひどい! すみれちゃんから見て私ってどう見えてるわけ?」
すみれ「まず自分で自分の行動省みてからその発言しなさいよ…まず第一にすみれちゃん、なんて書くのあんたしかいないでしょ?」
7: (SIM)  2023/06/18(日) 15:00:40.05  ID:7unKCtq/
 かのん「え、そ…ちぃちゃんもすみれちゃんって呼んで」 
  
すみれ「馬鹿正直に書くのはあんたしかいないわよ! 筆跡だって見れば一発じゃないの! おおかたノート見つけてうっきうきで何も考えずに書いたんでしょ?」
  
かのん「…こういうのは名前は明かされないものだよね?」
  
すみれ「人の秘密ばらしてそれを口にするか? それはこの口かー!?」
  
かのん「い、いはいほ! ふひれはんっ!」
  
すみれ「全く…何をやらかすか本当に分からないわねあんたは」
  
かのん「いたた…もうひどいよすみれちゃん…」
  
すみれ「どっちがよ」
  
かのん「だって誰も使ってなかったんだもん…ここは後輩が委縮しないようにリーダーの私が先頭に立ってやらないとって」
  
すみれ「もっともらしい言葉でごまかすんじゃないの! もう…とりえあえず没収ったら没収よ」
  
かのん「えーっ!」
  
すみれ「えーじゃない。千砂都が来てからとりあえず話を聞く…それまでノートは私が…って、あれ?」
 
すみれ「馬鹿正直に書くのはあんたしかいないわよ! 筆跡だって見れば一発じゃないの! おおかたノート見つけてうっきうきで何も考えずに書いたんでしょ?」
かのん「…こういうのは名前は明かされないものだよね?」
すみれ「人の秘密ばらしてそれを口にするか? それはこの口かー!?」
かのん「い、いはいほ! ふひれはんっ!」
すみれ「全く…何をやらかすか本当に分からないわねあんたは」
かのん「いたた…もうひどいよすみれちゃん…」
すみれ「どっちがよ」
かのん「だって誰も使ってなかったんだもん…ここは後輩が委縮しないようにリーダーの私が先頭に立ってやらないとって」
すみれ「もっともらしい言葉でごまかすんじゃないの! もう…とりえあえず没収ったら没収よ」
かのん「えーっ!」
すみれ「えーじゃない。千砂都が来てからとりあえず話を聞く…それまでノートは私が…って、あれ?」
8: (SIM)  2023/06/18(日) 15:01:50.49  ID:7unKCtq/
 四季「『すみれちゃんは実は猫が大好き。神社に来る猫に猫語で話しかけてるときの可愛さは異常。是非見に行くべき』」 
  
恋「まぁ…!」
  
すみれ「ちょっと! 何見てるのよ!」
  
四季「部の共用品なら私たちが見ても問題ない」
  
すみれ「今の流れ理解しなさいよ! 見られたくない流れでしょ!?」
  
メイ「すみれ先輩…!」
  
すみれ「ちょ、ちょっとメイ、何その親近感マシマシの視線は!」
  
恋「すみれさんがにゃんにゃんって言ってる姿…是非見てみたいです!」
  
かのん「でしょでしょ? すっごく可愛いんだよその時にすみれちゃん! もう顔もふにゃけっぱなしでね」
  
すみれ「あんたは黙ってなさい!」
  
かのん「でもほら! 可愛い秘密だから、周りにばれて引かれるやつじゃないか…ッたいっ!?」
  
すみれ「はぁー…はぁー…」
  
恋「すみれさん落ち着いて!」
 
恋「まぁ…!」
すみれ「ちょっと! 何見てるのよ!」
四季「部の共用品なら私たちが見ても問題ない」
すみれ「今の流れ理解しなさいよ! 見られたくない流れでしょ!?」
メイ「すみれ先輩…!」
すみれ「ちょ、ちょっとメイ、何その親近感マシマシの視線は!」
恋「すみれさんがにゃんにゃんって言ってる姿…是非見てみたいです!」
かのん「でしょでしょ? すっごく可愛いんだよその時にすみれちゃん! もう顔もふにゃけっぱなしでね」
すみれ「あんたは黙ってなさい!」
かのん「でもほら! 可愛い秘密だから、周りにばれて引かれるやつじゃないか…ッたいっ!?」
すみれ「はぁー…はぁー…」
恋「すみれさん落ち着いて!」
9: (SIM)  2023/06/18(日) 15:03:10.91  ID:7unKCtq/
 すみれ「かのんに口が付いてなかったら最初っから落ち着いてるわよ…四季、ノート渡しなさい」 
  
四季「はい、どうぞ」
  
すみれ「ありがと…これは私が一旦預かるわ。良かったわよ、可可と夏美がここにいなくて…あの二人がいたらどうなってたことやら」
  
恋「時にかのんさん、このノートはかのんさんが持ってきたのなのですか?」
  
かのん「ったた…え、私じゃないよ? お昼に部室来た時にはもう置いてあったから何かなーって」
  
すみれ「何かなって思っていきなり人の秘密書く? 用途だってまだ分からないのに」
  
四季「かのん先輩じゃないとすると誰が?」
  
メイ「案外夏美あたりだったりか? 動画のネタにーとかマニーの為にーとか」
  
すみれ「ありえそうな選択肢ではあるけど…」
  
四季「夏美ちゃんなら、すぐにバレそうなことはしない。もっと小細工すると思う」
  
恋「そうですよね…」
  
すみれ「そうすると後は…」
 
四季「はい、どうぞ」
すみれ「ありがと…これは私が一旦預かるわ。良かったわよ、可可と夏美がここにいなくて…あの二人がいたらどうなってたことやら」
恋「時にかのんさん、このノートはかのんさんが持ってきたのなのですか?」
かのん「ったた…え、私じゃないよ? お昼に部室来た時にはもう置いてあったから何かなーって」
すみれ「何かなって思っていきなり人の秘密書く? 用途だってまだ分からないのに」
四季「かのん先輩じゃないとすると誰が?」
メイ「案外夏美あたりだったりか? 動画のネタにーとかマニーの為にーとか」
すみれ「ありえそうな選択肢ではあるけど…」
四季「夏美ちゃんなら、すぐにバレそうなことはしない。もっと小細工すると思う」
恋「そうですよね…」
すみれ「そうすると後は…」
10: (SIM)  2023/06/18(日) 15:04:13.75  ID:7unKCtq/
 千砂都「ういっすー! 皆もう集まってるね」 
  
きな子「ういすっす!」
  
かのん「ちぃちゃん、きな子ちゃん、ういっすー!」
  
すみれ「ちょうどいいところに来たわね、待ってたわ千砂都」
  
千砂都「ん? 何かあったの?」
  
恋「机の上にこのノートが置いてあったのですが、皆さん誰も知らなくて…」
  
きな子「あ、秘密共有ノートっすね? 早速使い始めたんすね」
  
メイ「きな子、知ってるのか?」
  
きな子「知ってるも何も、きな子が作ったっす」
  
四季「きな子ちゃんが?」
  
きな子「はいっす」
 
きな子「ういすっす!」
かのん「ちぃちゃん、きな子ちゃん、ういっすー!」
すみれ「ちょうどいいところに来たわね、待ってたわ千砂都」
千砂都「ん? 何かあったの?」
恋「机の上にこのノートが置いてあったのですが、皆さん誰も知らなくて…」
きな子「あ、秘密共有ノートっすね? 早速使い始めたんすね」
メイ「きな子、知ってるのか?」
きな子「知ってるも何も、きな子が作ったっす」
四季「きな子ちゃんが?」
きな子「はいっす」
11: (SIM)  2023/06/18(日) 15:05:17.85  ID:7unKCtq/
 すみれ「千砂都は知ってて?」 
  
千砂都「もちろんだよ。前にきな子ちゃんから相談があってね、さっそく始めて見ようかなって」
  
すみれ「意図は何よ、っていうか早速私が被害被ってるわけなんだけど」
  
恋「私はすみれさんの新たな一面が知れて嬉しいのですが」
  
すみれ「私は嬉しくない!」
  
千砂都「その様子だと、きな子ちゃんの期待通りになってるみたいだね」
  
メイ「きな子はどうしてこんなノート作ろうと思ったんだ?」
  
きな子「それはっすね…ちょっと恥ずかしいんすけど、みんなの事を知りたいって思ったからっす」
  
四季「みんなのこと?」
  
きな子「そうっす。例えばきな子は、四季ちゃんやメイちゃん、夏美ちゃんとかは同じ学年で一緒にいることが多いっすけど…先輩とは部活でしか会えないっす」
  
恋「確かにそうですね…たまに一緒に出掛けたりもしますが、頻度は多くないですね」
  
きな子「同じ一年生でも、まだ知らないことばっかりで…もっと知りたいって思っても、切っ掛けがなくって…」
  
千砂都「学年が違えば特にね。それでね秘密共有ノートを作ったってわけ。普段見えないところが見えてきて、その中から話題とか共通点とか見つけられたらもっと仲良くなれるなじゃないかってね」
 
千砂都「もちろんだよ。前にきな子ちゃんから相談があってね、さっそく始めて見ようかなって」
すみれ「意図は何よ、っていうか早速私が被害被ってるわけなんだけど」
恋「私はすみれさんの新たな一面が知れて嬉しいのですが」
すみれ「私は嬉しくない!」
千砂都「その様子だと、きな子ちゃんの期待通りになってるみたいだね」
メイ「きな子はどうしてこんなノート作ろうと思ったんだ?」
きな子「それはっすね…ちょっと恥ずかしいんすけど、みんなの事を知りたいって思ったからっす」
四季「みんなのこと?」
きな子「そうっす。例えばきな子は、四季ちゃんやメイちゃん、夏美ちゃんとかは同じ学年で一緒にいることが多いっすけど…先輩とは部活でしか会えないっす」
恋「確かにそうですね…たまに一緒に出掛けたりもしますが、頻度は多くないですね」
きな子「同じ一年生でも、まだ知らないことばっかりで…もっと知りたいって思っても、切っ掛けがなくって…」
千砂都「学年が違えば特にね。それでね秘密共有ノートを作ったってわけ。普段見えないところが見えてきて、その中から話題とか共通点とか見つけられたらもっと仲良くなれるなじゃないかってね」
12: (SIM)  2023/06/18(日) 15:06:24.38  ID:7unKCtq/
 きな子「秘密ってのはちょっと大げさだったっすよね…」 
  
かのん「いいんじゃないかな? 秘密を共有するって楽しいし」
  
すみれ「あんたは黙ってなさい。いい加減その口ぶんどるわよ?」
  
千砂都「本当は放課後になったら話そうかと思ったんだけど」
  
きな子「きな子が先走って置いてしまったっす…ごめんなさいっす…」
  
メイ「それをかのん先輩が見つけたってわけか」
  
千砂都「秘密って言っても、本当に秘密なこととか嫌がることはもちろんダメだよ? 常識の範囲内でね」
  
すみれ「かのん? 分かった?」
  
かのん「え、何で私だけ?」
  
メイ「いや、あと四季…私のことは事細かに書くなよ?」
  
四季「残念。メイをもっと知ってもらえるチャンスだったのに」
  
メイ「書くなよ?」
  
千砂都「ちょっとしたコミュニケーションノートだって思ってもらえばいいかな。すみれちゃんの猫の話もいいけど、こんないいことしてたよとか、プラスになるような話題が欲しいな」
  
すみれ「猫のことは掘り返さないの! あ、そうだ…残りの二人にもちゃんと釘さして置かないと…」
 
かのん「いいんじゃないかな? 秘密を共有するって楽しいし」
すみれ「あんたは黙ってなさい。いい加減その口ぶんどるわよ?」
千砂都「本当は放課後になったら話そうかと思ったんだけど」
きな子「きな子が先走って置いてしまったっす…ごめんなさいっす…」
メイ「それをかのん先輩が見つけたってわけか」
千砂都「秘密って言っても、本当に秘密なこととか嫌がることはもちろんダメだよ? 常識の範囲内でね」
すみれ「かのん? 分かった?」
かのん「え、何で私だけ?」
メイ「いや、あと四季…私のことは事細かに書くなよ?」
四季「残念。メイをもっと知ってもらえるチャンスだったのに」
メイ「書くなよ?」
千砂都「ちょっとしたコミュニケーションノートだって思ってもらえばいいかな。すみれちゃんの猫の話もいいけど、こんないいことしてたよとか、プラスになるような話題が欲しいな」
すみれ「猫のことは掘り返さないの! あ、そうだ…残りの二人にもちゃんと釘さして置かないと…」
13: (SIM)  2023/06/18(日) 15:07:30.44  ID:7unKCtq/
 恋「私は導入に賛成です。私自身も皆さんと理解を深めあえるなら嬉しいです」 
  
すみれ「まぁ…そうよね、私も賛成するわ。とりあえずノートを新しい物に変えるところから」
  
千砂都「メイちゃんと四季ちゃんはどう?」
  
メイ「私もいいですよ。きな子の気持ち、私も分かるしな」
  
四季「右に同じ。私の知らないメイを知れるチャンス」
  
メイ「私に固執するなって」
  
きな子「ありがとうっす! 勇気をだして千砂都先輩に相談してよかったっす」
  
千砂都「オッケー、それじゃ使う方向でいこうかな。可可ちゃんと夏美ちゃんにはあとで私の方から話しておくね」
  
すみれ「それまでこのノートは厳重に保管しておきなさいよ?」
  
かのん「だったら二人には私の口から伝えておくね、すみれちゃんのこと。部の情報はみんなに知ってもらわないと」
  
すみれ「私に何の恨みがあるのよあんたは、本気で叩かれたいの?」
  
恋「まぁまぁ、すみれさん落ち着いて」
  
千砂都「とりあえずノートの事はこれでいいかな…それじゃ練習の準備しよっか」
  
「はーい」
 
すみれ「まぁ…そうよね、私も賛成するわ。とりあえずノートを新しい物に変えるところから」
千砂都「メイちゃんと四季ちゃんはどう?」
メイ「私もいいですよ。きな子の気持ち、私も分かるしな」
四季「右に同じ。私の知らないメイを知れるチャンス」
メイ「私に固執するなって」
きな子「ありがとうっす! 勇気をだして千砂都先輩に相談してよかったっす」
千砂都「オッケー、それじゃ使う方向でいこうかな。可可ちゃんと夏美ちゃんにはあとで私の方から話しておくね」
すみれ「それまでこのノートは厳重に保管しておきなさいよ?」
かのん「だったら二人には私の口から伝えておくね、すみれちゃんのこと。部の情報はみんなに知ってもらわないと」
すみれ「私に何の恨みがあるのよあんたは、本気で叩かれたいの?」
恋「まぁまぁ、すみれさん落ち着いて」
千砂都「とりあえずノートの事はこれでいいかな…それじゃ練習の準備しよっか」
「はーい」
14: (SIM)  2023/06/18(日) 15:09:38.51  ID:7unKCtq/
 - 
  
すみれ「秘密共有ノートね…考えてみれば確かに学年の壁って大きかったのよね……ん、メイから連絡? 何かしら…」
  
千砂都「ふんふん…『こんど一緒に猫カフェ行きませんか?』だって」
  
すみれ「ちょ、千砂都!」
  
千砂都「まだ帰ってなかったんだね。部室に残ってるのはすみれちゃんが最後?」
  
すみれ「そうだけど…何自然に人の携帯覗いてるのよ?」
  
千砂都「いやいや、部室に入ってきたら偶々目に入っただけだよ」
  
すみれ「目に入っても読み上げるとか無しよ」
  
千砂都「返信、しなくていいの?」
  
すみれ「するわよ…ちょと待ってて…『メイのお気に入りのお店、期待してるわよ』…と」
  
千砂都「早速ノートの効果が出てるようだね」
  
すみれ「そのようね…私的には最悪の出足だったけど」
  
千砂都「きな子ちゃんには感謝、かな。私だけじゃ思いつかなかったよ」
  
すみれ「確かにね…練習とかパフォーマンスの良し悪しとか、外見はみれるけど」
  
千砂都「ほんとそうなんだよね、調子どうかなーって見えてる部分だけで判断しても…心の中までは見れないからね…」
 
すみれ「秘密共有ノートね…考えてみれば確かに学年の壁って大きかったのよね……ん、メイから連絡? 何かしら…」
千砂都「ふんふん…『こんど一緒に猫カフェ行きませんか?』だって」
すみれ「ちょ、千砂都!」
千砂都「まだ帰ってなかったんだね。部室に残ってるのはすみれちゃんが最後?」
すみれ「そうだけど…何自然に人の携帯覗いてるのよ?」
千砂都「いやいや、部室に入ってきたら偶々目に入っただけだよ」
すみれ「目に入っても読み上げるとか無しよ」
千砂都「返信、しなくていいの?」
すみれ「するわよ…ちょと待ってて…『メイのお気に入りのお店、期待してるわよ』…と」
千砂都「早速ノートの効果が出てるようだね」
すみれ「そのようね…私的には最悪の出足だったけど」
千砂都「きな子ちゃんには感謝、かな。私だけじゃ思いつかなかったよ」
すみれ「確かにね…練習とかパフォーマンスの良し悪しとか、外見はみれるけど」
千砂都「ほんとそうなんだよね、調子どうかなーって見えてる部分だけで判断しても…心の中までは見れないからね…」
15: (SIM)  2023/06/18(日) 15:10:45.49  ID:7unKCtq/
 すみれ「…悩んでるの?」 
  
千砂都「…なんで?」
  
すみれ「顔がちょっと曇ってるわよ…かのんほど一緒にはいないけど、横に立ってきたんだもの分かるわよ」
  
千砂都「何も悩んでないよ…っ言ったらどうする?」
  
すみれ「もう一回同じ言葉で聞いてあげるだけ」
  
千砂都「…ふふっ、すみれちゃんには敵わないね」
  
すみれ「言いたくないこと?」
  
千砂都「ううん…すみれちゃんが羨ましいなって悩み」
  
すみれ「どの辺りがよ。メイとの話?」
  
千砂都「それもある…かな。すみれちゃんって、優しいよね。誰かが少しでも困ってたら絶対に放っておかないで寄り添ってあげる」
  
すみれ「…そうかしら?」
  
千砂都「そうだよ。勝手にやりなさいって顔しながら最後まで面倒見てあげて…本当によく周りを見てるよね」
  
すみれ「買いかぶりじゃない? まぁ放っておけない性分ってのは、わかってるつもりだけど」
  
千砂都「だから羨ましいなって、私にはできないから」
 
千砂都「…なんで?」
すみれ「顔がちょっと曇ってるわよ…かのんほど一緒にはいないけど、横に立ってきたんだもの分かるわよ」
千砂都「何も悩んでないよ…っ言ったらどうする?」
すみれ「もう一回同じ言葉で聞いてあげるだけ」
千砂都「…ふふっ、すみれちゃんには敵わないね」
すみれ「言いたくないこと?」
千砂都「ううん…すみれちゃんが羨ましいなって悩み」
すみれ「どの辺りがよ。メイとの話?」
千砂都「それもある…かな。すみれちゃんって、優しいよね。誰かが少しでも困ってたら絶対に放っておかないで寄り添ってあげる」
すみれ「…そうかしら?」
千砂都「そうだよ。勝手にやりなさいって顔しながら最後まで面倒見てあげて…本当によく周りを見てるよね」
すみれ「買いかぶりじゃない? まぁ放っておけない性分ってのは、わかってるつもりだけど」
千砂都「だから羨ましいなって、私にはできないから」
16: (SIM)  2023/06/18(日) 15:12:16.38  ID:7unKCtq/
 すみれ「千砂都だってよく見てるじゃない、それぞれの練習の進み具合とか体調とかいっつも管理して。私はそっちの方がすごいと思うわ」 
  
千砂都「部長だかね。それに今まで自分がやってきたことだから、分かるんだよ。でもそれだけだなって…」
  
すみれ「十分じゃない」
  
千砂都「十分か…部長って本当にこれでいいのかな?」
  
すみれ「千砂都以上の部長がいたら見てみたいわね」
  
千砂都「それこそ買いかぶりすぎだよ。私は部長っていうか…ただ練習を見てあげるだけで、それしか出来ていないって分かってるから」
  
すみれ「……」
  
千砂都「今すみれちゃんが私の事心配してくれたように…私もね、後輩の子たちを知ってたら寄り添えてるかなって」
  
すみれ「…なるほど、それでノートね」
  
千砂都「きな子ちゃんから話を聞いたときにね、ずるいかなって思ったけど…ちょっと欲に負けちゃった」
  
すみれ「分からないでもないわ…きな子の言うように、切っ掛けなんて少ないもの」
  
千砂都「知れば力になれるってね…ねぇすみれちゃん、私ね、上に立つ人ってどんだんだろうって考えてるんだ」
 
千砂都「部長だかね。それに今まで自分がやってきたことだから、分かるんだよ。でもそれだけだなって…」
すみれ「十分じゃない」
千砂都「十分か…部長って本当にこれでいいのかな?」
すみれ「千砂都以上の部長がいたら見てみたいわね」
千砂都「それこそ買いかぶりすぎだよ。私は部長っていうか…ただ練習を見てあげるだけで、それしか出来ていないって分かってるから」
すみれ「……」
千砂都「今すみれちゃんが私の事心配してくれたように…私もね、後輩の子たちを知ってたら寄り添えてるかなって」
すみれ「…なるほど、それでノートね」
千砂都「きな子ちゃんから話を聞いたときにね、ずるいかなって思ったけど…ちょっと欲に負けちゃった」
すみれ「分からないでもないわ…きな子の言うように、切っ掛けなんて少ないもの」
千砂都「知れば力になれるってね…ねぇすみれちゃん、私ね、上に立つ人ってどんだんだろうって考えてるんだ」
17: (SIM)  2023/06/18(日) 15:13:20.42  ID:7unKCtq/
 すみれ「今のままじゃなくて?」 
  
千砂都「さっきも言ったけど、今は外側しか見れてない、部のためにっていうのが大きくて…本当に上に立つ人ってのは外だけじゃない、内側も理解して上げれる人なんじゃないかって」
  
すみれ「部長だけじゃなくて社長でも目指してるつもり? 今のままで千砂都は役目を果たしてるわよ」
  
千砂都「ありがと…でも自分ではそうは思ってないみたい。そういう言葉をかけることのできるすみれちゃんが羨ましい。今の言葉だって、上辺だけじゃないってわかるから」
  
すみれ「そりゃね…私は私自身をすごいって思ってるけど、私にできないことをできる人はもっとすごいって思ってるからね」
  
千砂都「あ、なんか初めてすみれちゃんの弱いところを聞いた気がする」
  
すみれ「謙虚って言いなさい…誰にも話したことないけど」
  
千砂都「すみれちゃんの秘密を聞けたのはラッキーかな。私もね、そう思ってる。だからそこを目指したいって…すみれちゃんみたいに、もっと周りに目を配れて寄り添ってあげたいって」
  
すみれ「完璧を求めすぎよ、気負いすぎ」
  
千砂都「あはは…自分には難しいなってわかってるつもりだよ…でも無理。もっと出来るって。ノートもね、きな子ちゃんが言った通り、私もみんなのことが知りたい、どんな人なんだろうってもっと知れたらって」
  
すみれ「千砂都…」
  
千砂都「向上心は常に忘れないよにしたいと、だからね」
 
千砂都「さっきも言ったけど、今は外側しか見れてない、部のためにっていうのが大きくて…本当に上に立つ人ってのは外だけじゃない、内側も理解して上げれる人なんじゃないかって」
すみれ「部長だけじゃなくて社長でも目指してるつもり? 今のままで千砂都は役目を果たしてるわよ」
千砂都「ありがと…でも自分ではそうは思ってないみたい。そういう言葉をかけることのできるすみれちゃんが羨ましい。今の言葉だって、上辺だけじゃないってわかるから」
すみれ「そりゃね…私は私自身をすごいって思ってるけど、私にできないことをできる人はもっとすごいって思ってるからね」
千砂都「あ、なんか初めてすみれちゃんの弱いところを聞いた気がする」
すみれ「謙虚って言いなさい…誰にも話したことないけど」
千砂都「すみれちゃんの秘密を聞けたのはラッキーかな。私もね、そう思ってる。だからそこを目指したいって…すみれちゃんみたいに、もっと周りに目を配れて寄り添ってあげたいって」
すみれ「完璧を求めすぎよ、気負いすぎ」
千砂都「あはは…自分には難しいなってわかってるつもりだよ…でも無理。もっと出来るって。ノートもね、きな子ちゃんが言った通り、私もみんなのことが知りたい、どんな人なんだろうってもっと知れたらって」
すみれ「千砂都…」
千砂都「向上心は常に忘れないよにしたいと、だからね」
18: (SIM)  2023/06/18(日) 15:14:34.73  ID:7unKCtq/
 すみれ「…ねぇ千砂都、私って頼りないかしら?」 
  
千砂都「どうしてそんなこと聞くの? 全然そんなこと思ったことないよ?」
  
すみれ「千砂都っていつも一人で考えて突っ走っちゃって…今だってほら、全部自分で解決しようしてる」
  
千砂都「私は部長だから」
  
すみれ「部長以外は必要ないの? 部長だけが先頭にいれば部は丸く収まるかしら?」
  
千砂都「それは…その…」
  
すみれ「ごめん、少し意地悪だった。千砂都…私のこともっと頼りなさいよ…ううん、みんなのことも」
  
千砂都「……」
  
すみれ「私には千砂都みたいに練習メニュー決めたり体調管理したり、皆が納得できるように先立って行動することはできない…でも、悩みとかね、ちょっとした変化には気づいてあげれてる、って思ってる」
  
千砂都「……」
  
すみれ「ここはみんなの居場所…だから、役割分担。千砂都にできることは千砂都、千砂都にできないことは私がやる…それじゃ嫌?」
  
千砂都「…ううん、嫌…じゃないけど」
 
千砂都「どうしてそんなこと聞くの? 全然そんなこと思ったことないよ?」
すみれ「千砂都っていつも一人で考えて突っ走っちゃって…今だってほら、全部自分で解決しようしてる」
千砂都「私は部長だから」
すみれ「部長以外は必要ないの? 部長だけが先頭にいれば部は丸く収まるかしら?」
千砂都「それは…その…」
すみれ「ごめん、少し意地悪だった。千砂都…私のこともっと頼りなさいよ…ううん、みんなのことも」
千砂都「……」
すみれ「私には千砂都みたいに練習メニュー決めたり体調管理したり、皆が納得できるように先立って行動することはできない…でも、悩みとかね、ちょっとした変化には気づいてあげれてる、って思ってる」
千砂都「……」
すみれ「ここはみんなの居場所…だから、役割分担。千砂都にできることは千砂都、千砂都にできないことは私がやる…それじゃ嫌?」
千砂都「…ううん、嫌…じゃないけど」
19: (SIM)  2023/06/18(日) 15:15:37.32  ID:7unKCtq/
 すみれ「だったら頼る。頼りなかったら…まぁそれは頑張るしかないけど。私だってもっとみんなの為にって思うし」 
  
千砂都「逆にすみれちゃんが嫌じゃない?」
  
すみれ「嫌だったら提案しない。面倒くさい…とは少し思ってるけど、無意識にやっちゃってるみたいだし」
  
千砂都「すみれちゃんに甘えていいの?」
  
すみれ「甘えるんじゃない、信頼してほしいの」
  
千砂都「…やっぱりすみれちゃんは優しいね」
  
すみれ「千砂都は優しくないわよね、練習厳しいし」
  
千砂都「そんなことないよ、これでも少し控えてはいるんだから」
  
すみれ「怖い怖い」
  
千砂都「なんてね、冗談だよ…本当にいいの?」
  
すみれ「千砂都がそれでも一人で頑張りたいって思うなら構わないわ。そしたら私も第二の部長になって一人で頑張るわよ…私もLiella!が好きだらね」
  
千砂都「ちょっと意地悪だよ、すみれちゃん。うん…それじゃ、すみれちゃんに頼っちゃおっかな?」
 
千砂都「逆にすみれちゃんが嫌じゃない?」
すみれ「嫌だったら提案しない。面倒くさい…とは少し思ってるけど、無意識にやっちゃってるみたいだし」
千砂都「すみれちゃんに甘えていいの?」
すみれ「甘えるんじゃない、信頼してほしいの」
千砂都「…やっぱりすみれちゃんは優しいね」
すみれ「千砂都は優しくないわよね、練習厳しいし」
千砂都「そんなことないよ、これでも少し控えてはいるんだから」
すみれ「怖い怖い」
千砂都「なんてね、冗談だよ…本当にいいの?」
すみれ「千砂都がそれでも一人で頑張りたいって思うなら構わないわ。そしたら私も第二の部長になって一人で頑張るわよ…私もLiella!が好きだらね」
千砂都「ちょっと意地悪だよ、すみれちゃん。うん…それじゃ、すみれちゃんに頼っちゃおっかな?」
20: (SIM)  2023/06/18(日) 15:16:40.02  ID:7unKCtq/
 すみれ「そうしなさい…部には危なっかしいメンバーしかいないと思ってるけど、千砂都もその筆頭よね」 
  
千砂都「そう思われてたの、私?」
  
すみれ「一人で解決しようってするところがね、いろいろため込むタイプでしょ?」
  
千砂都「そんなことはないと思うけどなぁ」
  
すみれ「そんなことあるの。だからもっと私に頼って、言いにくいことも秘密も、私が聞いてあげるから」
  
千砂都「ノートに書かれたりしない?」
  
すみれ「かのんじゃないの私は」
  
千砂都「すみれちゃんの中で、かのんちゃんの評価低いんだね」
  
すみれ「自業自得よ」
  
千砂都「さすがの私もちょっと擁護できないところもあるけど…うん、わかった。悩みがあったら、すみれちゃんに気付かれる前に相談する」
  
すみれ「了解ったら了解よ」
  
千砂都「あ、でもノートは続けるよ? 私一人だけのことじゃないからね」
 
千砂都「そう思われてたの、私?」
すみれ「一人で解決しようってするところがね、いろいろため込むタイプでしょ?」
千砂都「そんなことはないと思うけどなぁ」
すみれ「そんなことあるの。だからもっと私に頼って、言いにくいことも秘密も、私が聞いてあげるから」
千砂都「ノートに書かれたりしない?」
すみれ「かのんじゃないの私は」
千砂都「すみれちゃんの中で、かのんちゃんの評価低いんだね」
すみれ「自業自得よ」
千砂都「さすがの私もちょっと擁護できないところもあるけど…うん、わかった。悩みがあったら、すみれちゃんに気付かれる前に相談する」
すみれ「了解ったら了解よ」
千砂都「あ、でもノートは続けるよ? 私一人だけのことじゃないからね」
21: (SIM)  2023/06/18(日) 15:17:41.65  ID:7unKCtq/
 すみれ「もちろんよ、あれはあれで有用に働いてくれるわよ」 
  
千砂都「良かった。だってね…みんなの為に知りたいって気持ちもだけど、実はまだノートに期待してることがあってね」
  
すみれ「何よ」
  
千砂都「…後輩の子たちとも、もっと仲良くなりたいなって」
  
すみれ「まぁ鬼部長で通ってるからね、一歩引かれてるところはあるのよね」
  
千砂都「え、そうなの?」
  
すみれ「っと…これは秘密だったわね」
  
千砂都「鬼部長…鬼部長かぁ…」
  
すみれ「大丈夫よ、鬼がいなかったら私たちはここまで成長できていないもの」
  
千砂都「フォローになってないよねそれ?」
 
千砂都「良かった。だってね…みんなの為に知りたいって気持ちもだけど、実はまだノートに期待してることがあってね」
すみれ「何よ」
千砂都「…後輩の子たちとも、もっと仲良くなりたいなって」
すみれ「まぁ鬼部長で通ってるからね、一歩引かれてるところはあるのよね」
千砂都「え、そうなの?」
すみれ「っと…これは秘密だったわね」
千砂都「鬼部長…鬼部長かぁ…」
すみれ「大丈夫よ、鬼がいなかったら私たちはここまで成長できていないもの」
千砂都「フォローになってないよねそれ?」
22: (SIM)  2023/06/18(日) 15:19:19.59  ID:7unKCtq/
 すみれ「感謝は本当よ、なんてね。…さ、時間もいい時間になってきたし、そろそろ帰らない?」 
  
千砂都「そうだね…ちょっと話し込んじゃったね」
  
すみれ「有意義だったわよ。千砂都とこうしてじっくり話す機会もなかったし…あ、そうだ、良かったらこのまま放課後カフェへとしゃれこまない? 良いお店知ってるの。折角なら違う楽しいお話しましょ?」
  
千砂都「うんいいよ。そのお店、もちろん丸いよね?」
  
すみれ「丸くはないわ…でも私のお気に入り、誰にも話したことないのよ」
  
千砂都「すみれちゃんの秘密だね」
  
すみれ「ばらさないでしょ? とっておきなんだから」
  
千砂都「わかってるよ」
  
すみれ「かのんと違って安心があるわ…それじゃ、行きましょ?」
  
千砂都「うん! あ、そういえば最後にすみれちゃんに言いたいことがあった。期待していたことの最後の一つ」
 
千砂都「そうだね…ちょっと話し込んじゃったね」
すみれ「有意義だったわよ。千砂都とこうしてじっくり話す機会もなかったし…あ、そうだ、良かったらこのまま放課後カフェへとしゃれこまない? 良いお店知ってるの。折角なら違う楽しいお話しましょ?」
千砂都「うんいいよ。そのお店、もちろん丸いよね?」
すみれ「丸くはないわ…でも私のお気に入り、誰にも話したことないのよ」
千砂都「すみれちゃんの秘密だね」
すみれ「ばらさないでしょ? とっておきなんだから」
千砂都「わかってるよ」
すみれ「かのんと違って安心があるわ…それじゃ、行きましょ?」
千砂都「うん! あ、そういえば最後にすみれちゃんに言いたいことがあった。期待していたことの最後の一つ」
23: (SIM)  2023/06/18(日) 15:20:25.01  ID:7unKCtq/
 すみれ「何よ?」 
  
千砂都「すみれちゃんとも、もっと仲良くなりたい」
  
すみれ「…よく面と向かって言えるわね、そんな恥ずかしいこと?」
  
千砂都「えへへっ、嬉しかった?」
  
すみれ「…奢らないわよ」
  
千砂都「えー、もう一言誉めておいたほうがいいかな?」
  
すみれ「馬鹿言ってないで行くのよほら!」
  
千砂都「はーい」
  
すみれ「まったく…ねぇ千砂都」
  
千砂都「ん、何?」
  
すみれ「…ありがとうね」
  
千砂都「ううん、こちらこそありがとう…よろしくね、すみれちゃん!」
 
千砂都「すみれちゃんとも、もっと仲良くなりたい」
すみれ「…よく面と向かって言えるわね、そんな恥ずかしいこと?」
千砂都「えへへっ、嬉しかった?」
すみれ「…奢らないわよ」
千砂都「えー、もう一言誉めておいたほうがいいかな?」
すみれ「馬鹿言ってないで行くのよほら!」
千砂都「はーい」
すみれ「まったく…ねぇ千砂都」
千砂都「ん、何?」
すみれ「…ありがとうね」
千砂都「ううん、こちらこそありがとう…よろしくね、すみれちゃん!」
25: (SIM)  2023/06/18(日) 15:21:57.34  ID:7unKCtq/
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おわり
 
おわり
28: (茸)  2023/06/19(月) 09:51:39.51  ID:aJiabN3T
 たすかる 
 
29: (もんじゃ)  2023/06/19(月) 14:13:39.14  ID:WZlpW+29
 あーいっすねぇ 
 
27: (SIM)  2023/06/18(日) 15:31:12.84  ID:eOUxl4jS
 ちさすみ良き。 
本編も期待して良いんですよね???
 
本編も期待して良いんですよね???
26: (ギギ)  2023/06/18(日) 15:28:49.40  ID:VWqXt2Lk
 ちぃちゃんとすみれの大人っぽさ良いね 
乙でした
 
乙でした
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1687067509/


