【安価SS】かのん「引っ越しするよ！」【ラブライブ！スーパースター!!】

千砂都「え、どこに？」

かのん「>>2」

　

ナッツの家

　

かのん「夏美ちゃんの家だよ」

千砂都「え！？」

かのん「私、夏美ちゃんと同棲することになったから」

ｶﾞｻｺﾞｿ　ｷﾞｭｯｷﾞｭ

千砂都「」

かのん「よし、荷造り完了！　じゃあ引っ越ししてくるね！」

ありあ「ウチにもいつでも帰ってきてね」

澁谷ママ「くれぐれもご迷惑をかけないようにね」

千砂都「ご家族公認！？」

　

ナッツの家

夏美「というわけで今日からかのん先輩と同棲しますの」

冬毬「なんですかそれは！？　聞いてませんよ姉者！」

夏美「にゃは～初めて言ったから当然ですの」

冬毬「正直ベースで教えて下さい……姉者とかのん先輩はどんな関係なんですか？」ｽﾞｲｯ

夏美「>>5」

　

ビジネスパートナー

　

夏美「ビジネスパートナーですの」

夏美「冬毬も知っての通り、かのん先輩はビジュアルも良いしリアクションも良い、さらに歌も上手いというLチューバーにうってつけの人材ですの！」

冬毬「確かに……」

夏美「だけどかのん先輩はせっかくのそのスキルを活かそうとしない……だから我が家に住み込んでもらって鍛えるんですの！」

冬毬「そういうことでしたか、私はてっきり……」

夏美「てっきり？」

冬毬「姉者とかのん先輩が恋愛的な意味でパートナーシップを結んでいるものかと」

夏美「にゃは～、それはあり得ませんの！」

冬毬「どのようにかのん先輩を誘ったのですか？」

夏美「>>8」

　

壁ドンして私のモノになれって

　

～～回想～～

夏美「かのん先輩！」

かのん「夏美ちゃん、どうしたの？　ふたりっきりで話があるって」

夏美「……」

ｽﾀｽﾀ

かのん「え、ちょっと、顔近い……」

ｶﾍﾞﾄﾞﾝｯ！

かのん「えっ//」ﾄﾞｷｯ

　

夏美「かのん先輩にお願いがありますの」

かのん「///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

かのん（やばい、ドキドキして夏美ちゃんの言葉がよく聞こえない//）

夏美「かのん先輩にはLチューバーの才能がありますの。その才能を活かすためにまずはエンターテイメントの基礎を学んでほしいんですの」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

かのん「……//」ﾎﾟｹｰ

夏美「そして社宅（鬼塚家）に住み込みでLチューバーとしての心得を身につけ、ゆくゆくは我が社の看板Lチューバーに……」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

夏美「レッスン料はデビュー後に稼ぐお金から天引きで良いですの。かのん先輩が良いなら契約を結んでもらって……（株）オニナッツの専属に、つまり」

かのん（はっ、やばい話が全然入ってこなかった。ちゃんと聞かないと！）ｷﾘｯ

かのん「うんうん、それで？」

夏美「私のモノになれ……ですの」ｷﾗﾝ

かのん「っっ！！///」ﾄﾞｷｰﾝ

　

かのん（な、夏美ちゃんに告白されちゃった……//)

夏美「どうですの？」

かのん「は、はい……喜んで……///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

夏美「ありがとうですの！　じゃあ早速明日あたりから私の家に引っ越して来てもらいますの！」

かのん「ええっ！？//　もう同棲！？//」

夏美「当然ですの！」

かのん（夏美ちゃん……大胆///）

～～回想おわり～～


かのん「ってことがあったんだよね～//」ﾃﾚﾃﾚ

千砂都「そ、そうだったんだね……」

千砂都（まさか夏美ちゃんとかのんちゃんが付き合って同棲するなんて……）

千砂都（なんか複雑な気分だけど、祝ってあげなきゃだよね）

　

かのん「じゃあ夏美ちゃんが待ってるから、もう行くね」

ﾀｯﾀｯ

千砂都「ういっす、また明日ね」

千砂都「ふう、そういえばこのことは他のメンバーは知ってるのかな？」

千砂都「デリケートな問題だし、変な波風が立たないように部長として根回ししたほうが良いよね」

千砂都「まずは、>>15に聞いてみようかな」

　

可可

　

千砂都「やっぱり夏美ちゃんと同学年の子に聞いた方が良いよね。２年生はみんな仲良いけど、強いて言うなら一番仲良さそうなのはきな子ちゃんかなぁ」

千砂都「よし！」

ｽｯｽｯ　ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……


１時間後

ｶﾞﾁｬ　ｶﾗﾝｶﾗﾝ

きな子「こんにちはっす。あれ、千砂都先輩だけっすか？」

千砂都「ういっすー！　急に呼び出してごめんね！」

きな子「それは全然大丈夫っす！　でもこのカフェに集合ならかのん先輩も居るかと思ってたっすけど」

千砂都「まさにそこが本題なんだけど、かのんちゃんはもうこのお店には居ないんだよね」

　

千砂都「単刀直入に言うね。かのんちゃん、夏美ちゃんに告白されて同棲することになったんだって」

きな子「な！？」

きな子「なんじゃそりゃぁ～！？！？」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

千砂都「ありゃ……その反応だと知らなかったみたいだね」

きな子「い、一体どういうことっすか！？」ｶﾞﾊﾞｯ！

千砂都「かのんちゃんに聞いた話だとカクカクシカジカで……」

きな子「そんな……」

　

千砂都（この様子、もしかしてきな子ちゃんは夏美ちゃんのこと……）

きな子「確かに夏美ちゃんはかのん先輩のことを高く評価してたっすけど……そういう感情があったなんて……」ﾜﾅﾜﾅ

千砂都「きな子ちゃん、私は部長として……ううん、Liella!の仲間としてふたりを祝福したいと思ってるんだ」

きな子「……そっすか」

千砂都「でもだからってきな子ちゃんの気持ちも蔑ろにしたくない」

千砂都「みんなにとってベストな答えが見つかるように、きな子ちゃんの気持ちを聞かせて？」

千砂都「きな子ちゃんは正直、どう思ってる？　感想でも良いし、これからどうしたいかでも良いから教えてほしいな」

きな子「>>22」

　

ちょうどいいので千砂都先輩に乗り換えるっす

　

きな子「ちょうどいいので千砂都先輩に乗り換えるっす」

千砂都「ふぇ！？」

きな子「千砂都先輩、かのん先輩が好きだったんすよね？」

千砂都「そ、それは……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

きな子「きな子は夏美ちゃんが好きだったっす……でもこうして失恋しちゃった以上前を向くっす」

きな子「失恋した者同士でいちゃいちゃしたいっす！」

千砂都「それ前を向いてるかな！？　だいぶ後ろ向きじゃない！」

きな子「いいから」ｸﾞｲｯ

千砂都「あ、ちょ……」

　

ナッツの家

夏美「かのん先輩、（株）オニナッツにようこそですの！」

かのん「うん、来ちゃった//」ﾎﾟｯ

冬毬「お疲れ様です」

冬毬（かのん先輩の顔が異様に赤いような）

かのん「冬毬ちゃん、私のことも姉者って呼んでもいいからね？」ﾆｺｯ

冬毬「はい？」ﾎﾟｶﾝ

　

夏美「ほら、わけわからないこと言ってないで私の部屋に行きますの」

かのん「も、もう部屋に！？//　夏美ちゃん大胆//」

夏美「タイムイズマニーですの！　私の部屋で早く（Lチューバーを目指す特訓を）やるんですの！」

かのん「や、やるって//　冬毬ちゃんの前でそんな……//」ｶｧ

冬毬（やはり何か姉者とかのん先輩のシナジーが噛み合ってないような……）ｼﾞｰ

かのん「冬毬ちゃん、どうかしたの？」

冬毬「>>27」

　

私も参加したいです

　

冬毬「私も参加したいです」

かのん「ちょ、何言ってるの？//　ダメだよそんな」

夏美「良い心がけですの～！　冬毬も一緒に（特訓を）やりますの！」

かのん「さ、３人で！？」

夏美「経験を積んだほうが冬毬の為にもなるんですの～」

かのん「どういう教育！？　そんな経験させなくていいんじゃないかな！？」

　

夏美「むぅ、かのん先輩はそんなに３人で（Lチューバーの特訓を）やりたくないんですの？」

かのん「夏美ちゃんこそ本気で言ってるの！？　ねえ答えて！」

夏美「ひぃっ！　な、なんでそんなに怒ってるんですの……？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

　

冬毬「エビデンスが得られました。やはり私の懸念が当たっていたようです」

夏美「懸念？」

かのん「せっかくふたりっきりで夏美ちゃんとわたしだけのこのラグーンで最高の気分になれると思ってたのに……！」

冬毬「今説明しますから落ち着いてください」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

夏美「ん、お客さんですの？」

冬毬「どなたでしょうか」ｶﾞﾁｬ

来訪したキャラは……
>>32

　

可可

　

可可「大変デス！！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

かのん「可可ちゃん！　どうしたの！？」

可可「あぇー！？　なんでかのんがナッツの家にいるのデスか？」

かのん・夏美「「それは」」

かのん「夏美ちゃんに告白されて恋人になったから//」ﾎﾟｯ

夏美「Lチューバーとして（株）オニナッツ専属になったからですの」

かのん・夏美「「は？」」

可可「ほえ？」ﾎﾟｶﾝ

冬毬「やはりそうでしたか」

　

かのん「ちょっとどういうこと！？　愛の告白してきたよね！？」

夏美「そんなことしてませんの！　ちゃんと説明しましたの！」

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

冬毬「ところで可可先輩はなぜこちらに？」

可可「そ、そうデシタ！　さっきかのんのカフェに遊びに行って、お店のドアを開けたら」

可可「千砂都とキナキナが、ちゅ、チューしてマシタ！！」

かのん「」

夏美「」

　

かのん「な、なんで？」

可可「わかりまセン！　ククが知りたいデス！」

夏美「ききききな子が、千砂都先輩に！？」ｶﾞｸｶﾞｸ

冬毬「姉者、やはりきな子先輩のことを……」

かのん「私は！？」

冬毬「勘違いです。姉者が壁ドンなんてしたせいでしょう。申し訳ありません。ほら姉者も」

夏美「う、えっと……勘違いさせちゃってごめんなさいですの」ﾍﾟｺﾘ

かのん「あ、アハハ……謝らないで惨めになるから」ｸﾞｽｯ

　

夏美「こっちは解決しましたしカフェに急いで向かいますの！」ﾀﾞｯ

かのん「解決って！　釈然としないけど私の家で変なことさせるわけにいかないし私も行こう！」ﾀﾞｯ

可可「待ってクダサイ！」ﾀﾞｯ

冬毬「我々もオブザーバーしましょう。可可先輩、参考までに千砂都先輩ときな子先輩はチューのほかに何かしてたり言ってたりしましたか？」

可可「>>37」

　

さぁ脱ぎなさい……

　

可可「た、確か、チューしたあとに……」

可可『さぁ脱ぎなさい……』

可可「って言ってマシタ！」

冬毬「それ、どちらの台詞でしょうか？」

可可「>>39　デス！」

　

安価ミス
>>41

　

きな子

　

澁谷家

きな子「さぁ脱ぎなさい……」

千砂都「だ、ダメだよきな子ちゃん//」


ｶﾞﾁｬ！！　ｶﾗﾝｶﾗﾝ！

夏美「ナッツっぅー！」

かのん「ちぃちゃん無事！？」

冬毬「まだ着衣してるようですね」

　

千砂都「かのんちゃん！」

きな子「さぁ脱ぎなさい……」

夏美「きな子、一体どうしたんですの！？　語尾が『っす』じゃないなんて！」

冬毬「おかしいのは語尾だけでは無いと思いますが」

可可「ククがさっき目撃した時と体勢は変わってないデスね」

千砂都「ずっときな子ちゃんが迫ってきてて……口調も気が付いたら変になってるし」

きな子「脱ぎなさい……」

かのん「と、とにかく無事でよかった！」

　

夏美「どうしてこんなことになったんですの？」

千砂都（説明したいけど、きな子ちゃんが夏美ちゃんが好きって言ってたことは言わない方が良いよね。ちょっと濁そう）

千砂都「えっと、かのんちゃんと夏美ちゃんが付き合うって聞いてちょっとびっくりしちゃったみたい」

きな子「早く脱ぎなさい……」

かのん「きな子ちゃん、それ勘違いだったからとりあえずちぃちゃんから離れようか？」ｸﾞｲ

きな子「いいから脱ぎなさい……」

かのん「硬い！　全然動かない！」

千砂都「え、勘違い？」

冬毬「カクカクシカジカでして」

　

千砂都「なるほどねぇ」

きな子「とにかく脱ぎなさい……」

夏美「きな子！　正気に戻ってですの！」

ﾕｻﾕｻ

可可「ナッツどうするんデスか！？」

夏美「こうなったら……！」

夏美「>>47」

　

スクールアイドル伝家の宝刀ラブアロービンタですの！

　

夏美「きな子……」

きな子「一刻も早く脱ぎなさい……」

ﾊﾞﾁｨﾝｯ!

きな子「っ！？」

夏美「あなたは最低ですの！！」

かのん「い、いきなりビンタ！？」

可可「こ、これは……スクールアイドル伝家の宝刀ラブアロービンタ、デス！」

　

夏美「勘違いとは言え、千砂都先輩にセクハラして迷惑かけるなんて！」

きな子「ぬ……脱ぎ……」

夏美「そんなこと、私の大好きなきな子じゃありませんの……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

きな子「……！」

夏美「しっかりするんですの！」

きな子「し、しーいーおー？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

かのん「きな子ちゃん、意識が！」

千砂都「シッ！」ｶﾞｼ

かのん「むぐっ」

千砂都「今いい感じだから静かにね」ｼｰ

　

きな子「う、う……CEO」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

夏美「もう……夏美でいいですの」ｸﾞｽｯ

きな子「！　な、夏美ちゃん……！」ﾊｯ

夏美「ふふ、やっと帰ってきたんですの」ﾆｺｯ

きな子「夏美ちゃん！　きな子も夏美ちゃんのこと大好きっす！」ｶﾞﾊﾞｯ

ｷﾞｭｳｳｳ

夏美「にゃ、にゃは～///」

きな子「もう放さないっす！//」

冬毬「良かったです……お二人ともお幸せに」

可可「これがスクールアイドル伝統のハッピーエンドね、デス！」

かのん「そうかな？」

　

かのん「なんか私だけハッピーじゃない気がするんだけど！」

千砂都「まあそもそもかのんちゃんが夏美ちゃんの話をちゃんと聞いてなかったのが原因だからね」

かのん「ちぃちゃーん！　やっぱり私にはちぃちゃんしかいないよ！　大好き！」

千砂都「あれー？　さっきは引っ越すからじゃあねとか言ってたのに、なーんか白々しいんだよねえ」ﾂｰﾝ

かのん「ちぃちゃん！？　許してぇ！！」ﾜｰﾝ


可可「人の言葉はちゃんと聞かないと駄目デスね……」

冬毬「コトバは危険なdan-gan……」



おわり

　

ありがとうございました
新したらばへの引越しの成功と今後の繁栄をお祈り申し上げます

　

乙、面白かったぞ

　

乙
上手いぞ安価処理

　

いいね

　

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