【SS】歩夢「ぽむっ」せつ菜「ぽむっ？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

ぽむせつ

歩夢「あ、せつ菜ちゃん」ﾂﾝﾂﾝ


せつ菜「はい？」ｸﾙｯ


歩夢「髪の毛、私がやってあげるよ」ｻﾜｯ


せつ菜「あーはい、ありがとうございます、お願いしま...」


歩夢「？」


せつ菜「...」ｻｻｯ


歩夢「どうして避けるの？」


せつ菜「なんですか、やってあげる、って...なんですか」

歩夢「気づいちゃったか」ﾁｪｯ


せつ菜「え、怖いです」


歩夢「だいじょぶだよ...痛くしないから」ﾆｺﾘ


せつ菜「手、なんですかその手の動き、やめてください」


歩夢「私がやってあげるから」


せつ菜「ですからなにを！？」


歩夢「いいから座って、ここに、ほら」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

せつ菜「さすがにお膝は気が引けます...」


歩夢「私ならだいじょぶ、重くたって平気だよ？」


せつ菜「重いとか重くないとかじゃ...というか失礼ですね！！」


歩夢「えー、触らせてよぉー」


せつ菜「本音が出ましたね」


歩夢「その髪の毛がほしいの...せつ菜ちゃんのサラサラ黒髪が欲しいの」


せつ菜「妖怪みたいなこと言いますね」

歩夢「お願い！」ﾊﾟﾝｯ


せつ菜「ダメです」


歩夢「一生のお願いだよぉ」ｳﾙｳﾙ


せつ菜「ダメ」


歩夢「だめ？だめ？」


せつ菜「...です」


歩夢「いいよ？タメ口でも、いいよ？」


せつ菜「あーもぉわかりました、座ります、座りますよ」


歩夢「うんうん♪」

せつ菜「しつこい人は嫌われますよ？」


歩夢「でもせつ菜ちゃんは私のこと好きでいてくれるもん」ﾆｺﾘ


せつ菜「いえ、既に嫌いです」


歩夢「嘘つき」


せつ菜「はい、どうぞ」ﾎﾟｽｯ


歩夢「大きい赤ちゃん」ﾀﾞｷｯ


せつ菜「あっち行っちゃいますからね」

歩夢「軽いなぁせつ菜ちゃん」


せつ菜「...」


歩夢「安心した？」


せつ菜「...すこし」


歩夢「私よりバスト大きいのにこんな軽いんだ」


せつ菜「変態さんですね」


歩夢「それでいてウエストとヒップは私より小さいなんてずるいよ」


せつ菜「変態さんですね」

歩夢「触るね？」


せつ菜「...ちょっと怖いです」


歩夢「だいじょぶ、だいじょぶ...私に任せて」


せつ菜「はい...、ん？」


歩夢「...」ｻﾜｯ


せつ菜「んっ...」ﾋﾞｸｯ


歩夢「...すごい...サラサラ...」ｽｽｽ


せつ菜「...っ」ﾋﾞｸｯ


歩夢「どんなお手入れしてるのかなぁ...すーーーって、さらさらーーー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


せつ菜「...んっ...あっ」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

歩夢「...」


せつ菜「...」ﾊｧﾊｧ


歩夢「ﾌｰｯ」


せつ菜「うひゃぁ！？」ﾋﾞｸｯ


歩夢「うわっ！？」ﾋﾞｸｯ


せつ菜「んなっ、なにするんですか！！？」


歩夢「あはは、ごめんね...つい、つい」


せつ菜「ついじゃないですよ！」


歩夢「耳フーしたらどうなるかなあって」

せつ菜「もうほんと終わりにしますよ！」


歩夢「ごめんなさい、反省してます、はんせーあゆぴょん」


せつ菜「絶対してないじゃないですかそれ」ｼﾞﾄｯ


歩夢「膝じゃなくて、横に座って欲しいな...その方が髪の毛やってあげやすいかも」


せつ菜「...わかりました」


歩夢「素直」


せつ菜「他のイジワルはやめてくださいね」


歩夢「仕方ないなぁ、むしろイジワルのほうがしたいのに」


せつ菜「素直」


歩夢「まぁね」

せつ菜「やったら口ききませんからね」


歩夢「信じて」


せつ菜「どの口が言うんですか」


歩夢「ん」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ


せつ菜「はいはい」ﾎﾟｽｯ


歩夢「触るね」


せつ菜「はい」


歩夢「～♪」ｻﾗｻﾗｰ

せつ菜「...」


歩夢「こうして...こーしてー...」ｸﾙｸﾙ


せつ菜「...なんか、変な感じです」


歩夢「んー？大人しくしててね」ｸﾙﾙﾙ


せつ菜「...」


歩夢「はい、できあがりー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


せつ菜「...これ」

歩夢「はい、鏡」


せつ菜「わぁ、歩夢さんとおそろいです」


歩夢「どう？どう？」


せつ菜「...悪くないですね」


歩夢「うん！とっても可愛い」ﾆｺｯ


せつ菜「なんかドキドキしますね、いつもと違う自分みたいで」ｿﾜｿﾜ


歩夢「菜々さんがせつ菜ちゃんの時点でいつもと違うのにややこしいこと言わないで」


せつ菜「す、すみません...え？、え？」


歩夢「え？」

せつ菜「と、とにかく、素敵ってことです」


歩夢「写真とろーよ」


せつ菜「いいですね！」


歩夢「思いのほかノリノリだね」ﾆｺﾘ


せつ菜「っ、...違います、仕方なくです」ﾌﾟｲｯ


歩夢「そっか...」ｼｭﾝ


せつ菜「あー嘘です、ノリノリです、だからそれやめてください、しゅんとするの」


歩夢「桜坂先生に演技習っておいてよかったぁ」


せつ菜「桜坂先生にあとでお説教しなくては」

歩夢「ほら撮るよ？」


せつ菜「はい」


歩夢「はーい、ぽむってして？」


せつ菜「え？」


歩夢「お団子、ぽむってして」


せつ菜「こ、こうですか...」ﾎﾟﾑｯ


歩夢「うん！はい、せーの」


「「ぽむっ！」」


ﾊﾟｼｬｯ


おわり

POMる

ぽむってするってどんなだろう

乙ぽむ

お前がぽむせつの柱になれ

いつかせつ菜からの逆襲も見てみたいね

脳が回復する……