【SS】海未「あああああ！　真姫のパ　　が見たいです！」

海未「真姫も誕生日で少しテンションが上がっているでしょうし」

海未「頼んだら２秒で見せてくれるかもしれません！」

海未「ｼｮｳｶﾞﾅｲﾜﾈｪ……今日は特別な日にしましょう、海未？」

海未「十二分にありえるでしょう」

海未「ありえるでしょう！？」

海未「……でもやはり誕生日につけこんでいる私は最低ですね……はぁ」





海未「まぁ欲望にはさからえませんけどね！！」

海未「まずは>>3の方法でパンツを見ますか」

地中から見る

海未「さて、まずは無難に地中から眺めましょうか」

海未「気付かれない可能性が高いですし効果的な策でしょう」

海未「まずは穴を掘らなければ」ｻﾞｯｸｻﾞｯｸｻﾞｯｸ

真姫「海未……何してるの？」

海未「あぁ……真姫ですか。こんにち真姫」

真姫「ちまきって何なの……こんにちは、海未」

海未「って、真姫！？！？」

真姫「なっ、何よ！　びっくりさせないで！」

海未「（まだ穴を掘ってる最中で真姫が来てしまいました）」

海未「真姫……あの、少しそこで待っていただけますか？」ｻﾞｯｸｻﾞｯｸ

真姫「えっ……別にいいけど」ｶﾐﾉｹｸﾙｸﾙﾌﾞﾁｯ

海未「ありがとうござい真姫」ｻﾞｯｸｻﾞｯｸｻﾞｯｸｶｰﾝ

海未「すぐ掘って真姫のパンツを見ます！　幸い位置は最高ですし」ｶｰﾝｶｰﾝｶｰﾝ

真姫「ちょっと海未、何か掘り当ててるわよ」

海未「！？　なんですかねコレは」ｶｰﾝ

水ブッシャアアアアアアアアアア

真姫「キャアアアアアアアアアア」

海未「イヤアアアアアアアアアアアッホウウウウウウ」

海未「ｳｯ……ﾋｸﾞｯ……はぁ、理事長にめちゃくちゃ怒られました」

海未「あんなところに水道管があったなんて」

海未「誰かが掘るかもしれないということを考慮して欲しいものです」

海未「でも、そんな失敗など些細な事です！」

海未「真姫のパンツを見るためならどんな障害も乗り越えてみせますよ！」


海未「ふふっ……>>15の方法でパンツを見ましょうか」

夜這い

↑

海未「パンツを見るために……ここは夜這いでしょう」

海未「ガードの固い真姫は、私が近付くと警戒してるような気がしますし」

海未「……あれ？　もしかして私、嫌われてるんですかね……」ｼﾞﾜｯ

海未「まぁ、いいです。まずは……布団でも敷きますか」ﾌｧｻｯ

真姫「ほんと今日はどうしたの、海未？」

海未「こんにち真姫」

真姫「その挨拶引っ張るの？」

海未「真姫！？」

真姫「きゃっ！　大声出さないでっ！」

海未「（こっ、これでは逆に夜這われてしまいます！）」

海未「何なんですか……ちっとも思惑通りにいかないですね！」

真姫「知らないわよ……ピアノ弾きに来たら布団敷かれてるこっちの身にもなってよ」

海未「あの、ここで寝てくれませんか？」

真姫「なっ///　何で海未と一緒に寝なきゃいけないの！？　ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ！」

海未「いえ、私は寝ませんが？」

真姫「えっ……あっ、そうなの//　だとしても意味分かんないわね……zzz」

海未「あっ、寝てくれるんですね」

海未「さて、どうやら本気で寝てくれているようです」

海未「疲れていたのか……頭のネジがとんでいるのでしょうか」

海未「さて、早速布団をめくってパンツを見ましょう」ﾍﾟﾗｯ

海未「むっ、真姫は掛け布団にくるまって寝るタイプですか」

海未「これでは無理やり剥がさないとお尻が出てきません」

海未「夜這いですし実力行使です！」ﾄﾞﾘｬｱｱ

真姫「ママ……」

海未「ﾋﾟｸｯ」

真姫「今、生活がとても充実していて……すごく楽しいわ」zzz

海未「な、何て幸せそうな顔……地上に舞い降りた最後の天使ですか」

海未「これを邪魔するなんて、常人には不可能です！」

海未「まぁ、私には関係無いのですが」ｶﾞｻｺﾞｿ

海未「布団を離してくださいいいい」

真姫「うぅ……寒い」zzz

キーンコーンカーンコーン

海未「くっ、時間切れですか！　見たかったあぁあぁ！！」

海未「ふっ、今回はこの辺にしておいてあげますよ」ｶﾞﾗｯ




真姫「zzz……にゃっ、ちょ！　もう授業始まってるじゃない！！　何で起こしてくれないのよ！」

海未「今回は寝顔を見れただけでも良しとしましょう」

海未「画像も撮ってありますし、後でコラを作りますか」

海未「この顔は舐めたくなりますね……」

海未「はっ！　これでは変態ではないですか！」

海未「私はパンツを見たいだけで、特殊な性的嗜好は持ち合わせていないのです！」

海未「次は>>27でもしますか」

パ〇〇ラ

海未「我ながらいい考えです！」

海未「私がパ〇〇ラをすることで、真姫も「あっ、パ〇〇ラって普通のことなんだ！」となりますし」

海未「結果、真姫もパ〇〇ラ頻度が上がるでしょう」

海未「パ〇〇ラ大明神」

海未「かしこすぎますね……今日は自分が怖いです」

海未「真姫ーどこですかー」

真姫「海未！　さっき何で起こしてくれなかったの！？　寝坊しちゃったじゃない！」

海未「？　あぁ、天使のような可愛い笑顔でしたので起こせませんでした」ｷﾘｯ

真姫「かわっ！　もうっ///　次は起こしてよね！」

海未「はい、ごめんなさい」ｸﾙｯ、ﾁﾗｯ

真姫「なっ///　って、何で後ろ向いてパンツ見せてるのよ！」

海未「ちっ、違います//　これはパ〇〇ラです！　見せてるわけじゃありません！」

真姫「見せてるじゃないの！　もはやパ〇〇ラでもないわよ！」

海未「難しいのですね」

真姫「いい！？　パ〇〇ラというものは羞恥心と偶然が重なり合ってできる産物で……」

海未「（何やら真姫のスイッチが入ってしまいました）」

海未「（はっ、これはチャンスなのでは！？）」

海未「ふむ、ですが、具体例が無いとよく分かりませんね」ｼﾒｼﾒ

真姫「なっ！　私にしろって言うの！？」

海未「ですが、それでないとよく分からなかったもので」

真姫「わかったわよ……」

真姫「たっ、たとえばこう……物を取る時にしゃがんで」

真姫「ちょっと見える……みたいな？」

海未「ピンク……ですか」

真姫「もうっ、やめてよ！」

海未「ピーンク」

真姫「知らない///」ﾌﾟｲｯ

海未「はっ、脳内に焼き付けていたら、真姫がどこかに行ってしまいました！」

海未「今度はチラではなく、ちゃんとみたいものですね」

海未「>>36で真姫のパンツを見ますか」

土下座

海未「ピンク！　ピンクパンツピンク！　パンツピンク！　ピンクパンツ！　」

海未「あああああああ！！！　何故かすごくテンションが上がってきました！！」

海未「早く真姫のパンツを見たいです！」

真姫「海未、だいじょうぶ？」

海未「真姫……いつからいたのですか」

真姫「ピンクパンツ！　のところからよ」

海未「２回めのピンクパンツ！ですか？」

真姫「どっちだって良いでしょ//」

海未「お願いします！　真姫パンツを見たいです」ｹﾞｻﾞｧ

真姫「やっ、やめてよ海未！　土下座してまで頼まないでっ」

海未「つまり、パンツを見せてくれ……」

真姫「ないけど」

海未「なんですか！　それなんですか！　純情な乙女心を……アレしてっ！」

真姫「どこが純情なのよ……分かったわよ、怖いから少しだけね」

海未「ありがたや……では早速」ﾍﾟﾗｯ

真姫「ちょっと///」ﾊﾞｷｯ

海未「ｷｭｳﾃｨﾊﾟﾝｻｯ！」

真姫「早いのよ！　恥ずかしいんだからゆっくりしてよ！！」

海未「こっちだって眠いんですからさっさとしてください！！」

真姫「誰の話よ！誰の！」

真姫「はぁ、もう良いわよ。変な気分も無くなったしさっさと見てよ」ﾋﾟﾗｯ

海未「あぁ……ピンクです。白のフリルが付いていて可愛いですね」

海未「このリボンは外れないのですか」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

真姫「いやっ、触っちゃだめ///」

海未「こんにちは真姫のパンツさん、いかがお過ごしですか。なになに？　興奮しています？」ﾋﾟﾄｯ

真姫「パンツに語りかけないでっ！　しゃべりもしないわよ！」

真姫「何なの……すごく疲れたわ」

海未「真姫……今日は私の妄言に付き合っていただいてありがとうございます」ｵﾊﾀﾞﾂﾙﾂﾙ

海未「いつもステキな曲を作ってくれて、とても感謝しています」

海未「いじっぱりなところも可愛くて、芯が強くてかっこいい人。私も甘えてしまいました」

海未「そんな真姫が……大好きです」

海未「お誕生日おめでとうございます。真姫」

真姫「海未……」





真姫「もう日付変わってるわよ！！」


完です！

乙
笑わせてもらった

おつー
面白かった！