【SS】海未「私の後輩は天使」

SS


1: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:44:28.79 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「おはようっ!海未ちゃん!」

海未「おはようございます、花陽。朝から元気ですね」

花陽「明日の新しい衣装の撮影、私と海未ちゃんなんだって」

花陽「だから今日は衣装合わせをするんだって」

海未「衣装合わせは聞いてましたが花陽と撮影とは知りませんでした」

花陽「えへへ…海未ちゃんと二人って久しぶりかも」
 
2: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:45:11.01 ID:YmmNU5Bv.net
海未「考えてみれば、二人で活動というのはあまり無かったかもしれませんね」

花陽「そうだね」

花陽「アイドルの活動じゃないけど、初めて二人になったのは穂乃果ちゃんの家かな?」

海未「あ…あの事はもう忘れてください…」

花陽「でも、あの時の海未ちゃんかわいかったよ?」
 
3: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:45:37.99 ID:YmmNU5Bv.net
海未「なっ…///」

海未「花陽!あまり変な事を言わないでください!」

花陽「ごめんね、海未ちゃん」

花陽「でも、印象的だったから覚えてるの」

海未「印象的…ですか?」
 
4: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:46:51.40 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「1年生の間では、弓道部の園田先輩は真面目なかっこいい先輩で有名だったから」

花陽「そんな海未ちゃんが、アイドル始めたことも、ポージングの練習してる事も意外で」

花陽「ちょっとびっくりしちゃったから覚えてるのかな?」

花陽「海未ちゃんと雪穂ちゃんに囲まれて怖かったって事もあるけど」アハハ

海未「花陽…」
 
5: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:47:46.20 ID:YmmNU5Bv.net
海未「私は一年生の間で有名だったのですか?」

花陽「うん。海未ちゃんにお手紙渡したって子もいたみたいで…」

海未「そんな事まで…」

花陽「私達、一クラスしかないから噂話はすぐ広まるんだ」

海未「…来年は新入生をもっと獲得しなければいけませんね」

花陽「あはは…」
 
6: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:48:15.84 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「でも、そんな一面を知ってるのは花陽がアイドルを始めたおかげかも」

花陽「ってそろそろ教室行かないと!海未ちゃん放課後にね!」

海未「はい、また後で」

海未(花陽は初めて会った時から随分変わりましたね)クスッ

海未(引っ込み思案で大人しい後輩だと思っていましたが)

海未(アイドルを始めてから明るくなったように思います)
 
7: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:48:46.38 ID:YmmNU5Bv.net
海未(私はアイドルを始めてから、何か変わったのでしょうか…?)

海未(相変わらず、穂乃果とことりに振り回される毎日が続いてるような…)

海未(それはそれでいいのかもしれませんね)

海未(変わる事も大切ですが、変わらない物があるというのもいいことだと思いますし)

海未(ただ…アイドルの衣装だけはこの先ずっと慣れる事は無いと思います…)
 
8: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:49:19.41 ID:YmmNU5Bv.net
ことり「海未ちゃん、今回の衣装のテーマは天使ですっ!」

海未「天使ですか?」

ことり「とりあえず着てみて貰えるかな?撮影は明日だから細かい所直したいし」

海未「わ…分かりました…」

海未(はあ…脚を出すのは慣れませんが、いつまでもそのような事を言ってるわけにはいきませんし)

ことり「海未ちゃん…?」

海未「分かりました。それでは着替えてきますね」
 
9: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:50:07.30 ID:YmmNU5Bv.net
海未「天使といえば、キューピットでしょうか?」

海未「愛の矢を放って、恋愛を成就させるという…」

海未「…今なら誰も見ていませんよね」

海未「…」

海未「ふふっ、なかなかいいですね。これで誰かの恋が叶うのでしょうか?」

花陽「今回の衣装もかわいい……な……」

海未「恋の事は良く分かりませんが、私もキューピットになれた……気分です…」

花陽「…」

海未「…」
 
10: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:50:50.92 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「海未ちゃん…花陽は何も見てないよ…」

海未「…」

海未「花陽、私はこの翼で空を飛ぶことが出来たらいいなと思っています」

花陽「えっ?」

海未「だから、止めないでください」

花陽「ええっ!?海未ちゃん早まっちゃダメ!」
 
11: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:51:24.24 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「ふぅ…海未ちゃん落ち着いた?」

海未「…はい」

花陽「もうあんなことしちゃダメだよ」

海未「すみません…」

花陽「でも、また見ちゃったね」クスッ

海未「ううっ…」
 
12: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:51:56.51 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「海未ちゃん、本当の天使さんみたいでかわいいなあ」

海未「そんな事ありません…」

花陽「さっきの弓を打つポーズはキューピットさんみたいでかわいかったよ」

海未「そ…その事は忘れてください…///」

花陽「ふふっ、頑張るね」

海未「全く…最近、花陽がことりに似てきたような気がします」
 
13: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:52:54.54 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「ことりちゃんとは一緒に曲を歌ったり、衣装作りのお手伝いをしてるからかな」

海未「困ったものです…本当に…」

花陽「ごめんね、海未ちゃん」

花陽「あっ、花陽もそろそろ着替えないと」

海未「分かりました…」
 
14: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:53:22.61 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「ど…どうかな?似合ってる?」

海未「…」

花陽「う…海未ちゃん…?」

海未「あ…その…いえ…」

花陽「花陽には天使さんの衣装なんて似合わないよね…」
 
15: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:53:51.96 ID:YmmNU5Bv.net
海未「そんな事ありません!」

花陽「!?」

海未「あ…すみません…大きい声を出して…」

花陽「花陽は大丈夫だけど…」

海未「その…本物の天使のようで…とても似合っていると思います…」

花陽「本当…?」

海未「はい…」

花陽「えへへ…海未ちゃんにそういってもらえると嬉しいな…」
 
16: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:54:32.62 ID:YmmNU5Bv.net
海未「そうですか…?」

花陽「うん。だって最初に海未ちゃんを見た時、天使さんだって思ったから」

花陽「花陽も海未ちゃんみたいになれたのかなって思ったの…」

花陽「だから嬉しくて…つい…///」

花陽・海未「…///」
 
18: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:55:05.30 ID:YmmNU5Bv.net
海未(あの…なんだか気まずいといいますか…恥ずかしくなってきました…)

海未(しかし…花陽が天使の様に見えたのは事実で…)

海未(見れば見るほど…なんといいますか…か…かわいい…です…)

海未(愛らしい天使のようで、本物のキューピットとは花陽のような人なのですね)

海未(そ…それに…胸元があそこまで空いて…///)
 
19: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:55:38.21 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「あ…あの…海未ちゃん…?」

海未「は…はい!」

花陽「あまり、胸元ばかり見られると恥ずかしいかな…///」

海未「す…すみません…///」

花陽「う…うん…///」

海未(わ…私は何を…///)
 
20: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:56:04.88 ID:YmmNU5Bv.net
ことり「二人とも着替えおわ…った?」

花陽・海未「…///」

ことり「見つめあってどうしたの?」

海未「な…何でもありませんよ!」

花陽「う…うん!何でもないの!」

ことり「そ…そう?ならいいけど…」
 
21: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:56:30.89 ID:YmmNU5Bv.net
ことり「二人とも本物の天使さんみたいでかわいい♪」

海未「そ…そうですか…///」

花陽「あ…ありがとう…///」

ことり「…?」
 
22: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:57:24.79 ID:YmmNU5Bv.net
ことり「サイズは問題なさそう?」

海未「大丈夫ですね」

花陽「私も大丈夫かな?」

ことり「良かった♪でも…」

海未「どうかしましたか?」

ことり「何かが足りないような…」
 
23: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:58:06.51 ID:YmmNU5Bv.net
ことり「この後二人は時間ある?」

海未「私は大丈夫ですが」

花陽「私も大丈夫だよ?」

ことり「それじゃあ、二人で選んできてもらってもいいかな?」

海未「二人でですか?ことりも一緒に来ては…」

ことり「本当はことりも行きたいんだけど、これから用事があって」
 
24: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:58:37.32 ID:YmmNU5Bv.net
ことり「だから二人で選んできてね?」

花陽「どんなものを選べばいいの?」

ことり「衣装に合った髪飾りがいいかな…」

海未「む…難しいですね…」

ことり「今、二人で衣装見せあいっこしたんだし、お互いに似合うと思ったものを選べばいいと思うよっ!」

海未「分かりました」

花陽「頑張ってみるね!」

ことり「そろそろ、ことり行かなくちゃ!ごめんね二人とも」

海未「ええ、用事があるなら急いだほうが良いと思うので」

花陽「お疲れ様、ことりちゃん」
 
25: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:59:20.25 ID:YmmNU5Bv.net
海未・花陽「…」

海未・花陽「あ…あの!」

花陽「う…海未ちゃんからでいいよ…」

海未「と…とりあえず着替えて行きましょうか…」

花陽「そうだね…」

海未(な…なんでしょう…この気まずい空気は…)

海未(どちらかといえば、花陽といる時は気持ちが安らぐというか、落ち着くことが多いのですが…)

海未(今は一緒にいるだけで、そわそわして全く落ち着きません…)
 
26: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 00:59:59.87 ID:YmmNU5Bv.net
海未(それに、花陽と二人っきりという事を考えただけで…)

海未(…///)

海未(私は一体どうしてしまったのでしょうか…)

海未(はあ…全く意味が分かりません…)
 
27: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:00:31.15 ID:YmmNU5Bv.net
海未「は…花陽、そろそろ行きましょうか」

花陽「う…うん…」

海未・花陽「…」

海未(元々私達は口数が多い方ではないと思いますが…)

海未(この沈黙は…変に気まずいです…)
 
29: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:01:01.51 ID:YmmNU5Bv.net
海未「ことりからメール…?」

海未「おすすめのお店一覧をリストアップしてくれたみたいですね」

花陽「それじゃあ、順番通りに行く?」

海未「そうしましょうか」
 
30: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:01:34.58 ID:YmmNU5Bv.net
海未「まずはこのお店ですね」

花陽「ううっ…」

海未「どうしましたか?」

花陽「なんだか花陽にはハードルが高いような…」

海未「ことりが好きそうないかにも女の子らしいお店ですもんね…」

花陽「う…海未ちゃんは平気なの?」
 
31: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:02:09.23 ID:YmmNU5Bv.net
海未「昔からこういう店に何度も付き合わされたので慣れました」

花陽「あはは…ことりちゃんらしいね…」

海未「ですが大丈夫です」

花陽「?」

海未「花陽もとても女の子らしくて、こういうお店も似合っていると思いますよ」

花陽「う…海未ちゃん…///」
 
32: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:02:47.46 ID:YmmNU5Bv.net
海未「あっ…い…いえ…変な意味ではないんですよ?」

海未「ただ…先ほどの衣装の印象がとても残っていて…天使のような花陽を見てしまうと…その…」

花陽「…っ/////」

海未(ああ…これ以上口を開くと余計な事しか言わないような気がします…)

海未「あ…あの…とりあえず中に…」

花陽「う…うん…///」
 
33: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:03:20.02 ID:YmmNU5Bv.net
海未「各自で自由に回ってお互いに選ぶというのはどうでしょうか?」

花陽「それでいいよ」

海未「それでは…10分後に」

花陽「うん」
 
34: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:04:55.89 ID:YmmNU5Bv.net
海未(これ以上花陽といると何を言ってしまうのか分からないので、一度離れて頭を冷やした方がいいですよね…)

海未(頭を切り替えて衣装に合う小物を選びましょうか)

海未(先ほどの花陽は…///)

海未(ああ…またです…この調子では頭を冷やすどころか…)

海未(一度深呼吸して考え直しましょう…)

海未(あ…これ…いいですね…私達の衣装にもピッタリだと思います)

海未(なによりも…花陽にとても似合うかと…)

海未(どう考えても…頭の中が花陽の事でいっぱいになってしまいます…)
 
35: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:05:45.01 ID:YmmNU5Bv.net
海未(…そろそろ時間ですね)

海未「花陽、何かいいものは見つかりましたか?」

花陽「うん…この髪飾り、海未ちゃんにとても似合うと思うんだ…///」

花陽「青のリボンもついてて海未ちゃんのイメージカラーとも合ってるし…」

海未「あっ…」

花陽「気に入らなかった…?それじゃあ別の物を…」
 
36: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:06:23.40 ID:YmmNU5Bv.net
海未「そ…その…これ…」

花陽「あ…色違いの…緑のリボンが付いた…」

海未「この髪飾りは花陽にとても似合うかと思って…」

花陽「あ…ありがとう…///」

海未「…///」
 
37: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:07:01.07 ID:YmmNU5Bv.net
海未「これで決まり…でいいですね…」

花陽「うん…」

海未(まさか…お揃いの物を選ぶとは思いませんでしたが…)

海未(ふふっ…なんだか思いが通じ合ってるようで嬉しいです)

海未(ですが…この買い物が終わってしまうと…今日はお別れ…ですよね…)

海未(花陽とはまた会えるのに…何故こんなにも寂しいのでしょうか…)
 
38: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:07:39.10 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「あのね…海未ちゃん…」

海未「どうしました?」

花陽「買い物、おわっちゃったね…」

海未「そうですね…」

花陽「海未ちゃんが良かったら、このあと…ご飯食べに行かない?」

海未「…!」

花陽「ご…ごめんね…お家の人が用意してるよね…」
 
39: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:08:31.76 ID:YmmNU5Bv.net
海未「行きますよ」

花陽「えっ?」

海未「せっかくの花陽のお誘いですから」

花陽「よ…良かったぁ…それじゃあ…」

海未(はぁ…花陽のお誘いに乗るのではなく…本当は私から誘いたかったのですが…)

海未(一緒にいることが出来るので、今はそれでよしとしておきましょう)フフッ
 
40: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:09:05.56 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「海未ちゃんって確かチャーハンが好きだよね」

海未「ええ」

花陽「おいしいチャーハンのお店知ってるから一緒に行かない?」

海未「分かりました。それでは行きましょう!」

花陽「う…うん!」
 
41: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:09:40.49 ID:YmmNU5Bv.net
海未(こうして二人でお揃いの物を買ってお互いの好きな物を食べる…デートみたいです)ボソッ

花陽「えっ!?で…デート…///」

海未「えっ…あっ…その…///」

花陽「ち…違うよね?花陽が聞き間違えただけで…デートじゃないよね…?」

海未「…///」

花陽「ご…ごめんね?変な事言って…」

海未「い…いえ…こちらこそ…すみません…///」

花陽「えへへ…海未ちゃんとデート…」ボソッ

海未(こ…心なしか花陽が嬉しそうに見えるのは…気のせいですよね…?)

海未(私は…何を期待しているのでしょうか…)
 
42: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:11:03.34 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「着きました!」

海未「おお…確かに美味しそうです…」

花陽「でしょ?冷めないうちに食べよ?」

海未「それでは、いただきます」

花陽「いただきます!」
 
43: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:11:32.60 ID:YmmNU5Bv.net
海未「この味は…花陽?」

花陽「…」

花陽「う~~ん!!やっぱりここのチャーハンはお米の良さをうまく生かしてて美味しいですっ!!!」

花陽「はぁ…幸せ…」

海未「…っ」ドキッ

海未(ああ…分かりました……いや、ずっと気が付かなかったふりをしていたのかもしれません…)

海未(私は、素敵な笑顔を見せる、天使のようなこの後輩の事が…)
 
44: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:12:20.79 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「どうしたの?」

海未「いえ、とても美味しいですよ」ニコッ

花陽「だよねっ!本当に幸せ…」

海未(もうご飯の味など分かりません…私はあなたの事で頭がいっぱいですから…)

海未(それに、この気持ちを抑えることなどできません……)
 
45: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:13:08.98 ID:YmmNU5Bv.net
花陽「ふぅ…美味しかった」

海未「そうですね」

海未「花陽、大事な話があるので少し歩きながらいいですか?」

花陽「大事な話…?」

海未「ええ、とても大切です」
 
46: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:13:46.46 ID:YmmNU5Bv.net
海未(皮肉な話ですね。恋の矢は先ほど放ってしまったので無くなってしまいましたが)

海未(あれは、人間同士の恋を叶えるための物なので、花陽のような天使を相手にするには恋の矢など不要ですね)

海未(と強がってはみましたが…正直怖い気持ちの方が強いですね…)

海未(ですが、私は素直に想いを伝えようと思います)
 
48: (もこりん)@\(^o^)/ 2017/01/10(火) 01:14:17.38 ID:YmmNU5Bv.net
花陽、聞いてください

は…はいっ!

私はあなたの事が…

………

……




???「おめでとう♪海未ちゃん♪かよちゃん♪」


おわり
 

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1483976668/

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