1: 2020/09/21(月) 18:22:06.41 ID:kOHBHCl0
落としてしまったからやり直し
2: 2020/09/21(月) 18:23:40.61 ID:kOHBHCl0
絵里「.......」
花陽「カメラで攻撃するっていうのがまた斬新でいいよね!」
希「カメラは昔、魂を抜かれるって言われる代物だったからねーある意味それは正解なんだよね」
花陽「へーそうなんだ、希ちゃんって物知りなんだね」
希「こういうジャンルはうちの得意分野やからねー」
花陽「じゃあ!じゃあ!このゲームは知ってる?」
絵里(最近、希と花陽が前以上に仲良くなってる気がする...)
希「知っとるよー、有名なやつだよね」
花陽「これも面白いよねー」
絵里「..........」
花陽「カメラで攻撃するっていうのがまた斬新でいいよね!」
希「カメラは昔、魂を抜かれるって言われる代物だったからねーある意味それは正解なんだよね」
花陽「へーそうなんだ、希ちゃんって物知りなんだね」
希「こういうジャンルはうちの得意分野やからねー」
花陽「じゃあ!じゃあ!このゲームは知ってる?」
絵里(最近、希と花陽が前以上に仲良くなってる気がする...)
希「知っとるよー、有名なやつだよね」
花陽「これも面白いよねー」
絵里「..........」
3: 2020/09/21(月) 18:25:50.78 ID:kOHBHCl0
希「意外と花陽ちゃん古いやつも知ってるんだね」
花陽「これは外せないですから!」
絵里(にことは元々趣味が近いから仲がいいのはわかるけど...希とも趣味が合うのかしら?)
絵里(...というか3年生でなつかれてないの私だけ?なんで?....!!)
絵里『ここのステップは』
花陽『は、はい!』ビクッ
絵里(私、もしかして怖がられてる?いやいや...だって先輩は禁止にしたはずだし....きっと、まだ慣れてないだけで...うん、きっとそう...のはず)
希「じゃあ、今度の休み一緒にやる?」
花陽「はい!!皆で集まってするのも楽しいですから!」
絵里「!」
花陽「これは外せないですから!」
絵里(にことは元々趣味が近いから仲がいいのはわかるけど...希とも趣味が合うのかしら?)
絵里(...というか3年生でなつかれてないの私だけ?なんで?....!!)
絵里『ここのステップは』
花陽『は、はい!』ビクッ
絵里(私、もしかして怖がられてる?いやいや...だって先輩は禁止にしたはずだし....きっと、まだ慣れてないだけで...うん、きっとそう...のはず)
希「じゃあ、今度の休み一緒にやる?」
花陽「はい!!皆で集まってするのも楽しいですから!」
絵里「!」
4: 2020/09/21(月) 18:29:38.95 ID:kOHBHCl0
希「真姫ちゃーん」
真姫「なによ」
希「今度の休みに花陽ちゃんと真姫ちゃんハウスに一緒に遊びにいってもいい?」
真姫「なんでハウス?遊びに来るってうちでなにするのよ、それになんでうちなのよ」
希「それはー」
絵里「なんか楽しそうな話をしてるわね」
希「!エリチ」
絵里「なにかするの?」
希「うん、真姫ちゃんの家でゲームでもしようかなーって思って」
真姫「だからなんでうちなのよ」
希「真姫ちゃん家のTV大きいから!やっぱりやるなら大画面でやりたいよねー」
花陽「希ちゃん、真姫ちゃんは真姫ちゃんで予定とかあるかもしれないし...無理には」
真姫「.......」
真姫「なによ」
希「今度の休みに花陽ちゃんと真姫ちゃんハウスに一緒に遊びにいってもいい?」
真姫「なんでハウス?遊びに来るってうちでなにするのよ、それになんでうちなのよ」
希「それはー」
絵里「なんか楽しそうな話をしてるわね」
希「!エリチ」
絵里「なにかするの?」
希「うん、真姫ちゃんの家でゲームでもしようかなーって思って」
真姫「だからなんでうちなのよ」
希「真姫ちゃん家のTV大きいから!やっぱりやるなら大画面でやりたいよねー」
花陽「希ちゃん、真姫ちゃんは真姫ちゃんで予定とかあるかもしれないし...無理には」
真姫「.......」
5: 2020/09/21(月) 18:31:21.65 ID:kOHBHCl0
希「ねぇー真姫ちゃーん」ブンブン
真姫「...わかったわよ!!わかったから!体を揺らさないで!!」
希「やったー!」
花陽「真姫ちゃん...無理なら無理って言ってくれても大丈夫だからね」
真姫「別に...大丈夫よ」
花陽「いいの?」
真姫「皆でやりたいんでしょ?なら...付き合ってあげるわ」
花陽「...真姫ちゃん!」
真姫「....それに断ったら希が面倒そうだし」
希「んー?うちがなんだって?」
真姫「!」
希「ふふふ...」スッ
真姫「な、なによ...その手は」
希「さぁね?」
真姫「っ....」ダッ
希「うちから簡単に逃げられるかなー?」
真姫「...わかったわよ!!わかったから!体を揺らさないで!!」
希「やったー!」
花陽「真姫ちゃん...無理なら無理って言ってくれても大丈夫だからね」
真姫「別に...大丈夫よ」
花陽「いいの?」
真姫「皆でやりたいんでしょ?なら...付き合ってあげるわ」
花陽「...真姫ちゃん!」
真姫「....それに断ったら希が面倒そうだし」
希「んー?うちがなんだって?」
真姫「!」
希「ふふふ...」スッ
真姫「な、なによ...その手は」
希「さぁね?」
真姫「っ....」ダッ
希「うちから簡単に逃げられるかなー?」
6: 2020/09/21(月) 18:35:38.11 ID:kOHBHCl0
絵里「ちょっとー校内で走るのは危ないわよー」
花陽「あはは...」
絵里「ねぇ、花陽」
花陽「?なぁに?絵里ちゃん」
絵里「私もその集まりに行ってもいいかしら?」
花陽「え?」
絵里(っ...ここで折れちゃだめよ...少しずつ花陽ともっと仲良くなるために頑張るのよ!エリーチカ!)
花陽「まぁ...別にいいけど...」
絵里(...その反応やっぱり私って好かれてないのかしら?)シュン
絵里「じゃあ!なんか美味しい差し入れを持っていくから!二人に話しておいて!」
花陽「うん、わかった」
絵里(よし!これをきっかけに花陽との壁を無くすわよ!!)
花陽「あはは...」
絵里「ねぇ、花陽」
花陽「?なぁに?絵里ちゃん」
絵里「私もその集まりに行ってもいいかしら?」
花陽「え?」
絵里(っ...ここで折れちゃだめよ...少しずつ花陽ともっと仲良くなるために頑張るのよ!エリーチカ!)
花陽「まぁ...別にいいけど...」
絵里(...その反応やっぱり私って好かれてないのかしら?)シュン
絵里「じゃあ!なんか美味しい差し入れを持っていくから!二人に話しておいて!」
花陽「うん、わかった」
絵里(よし!これをきっかけに花陽との壁を無くすわよ!!)
7: 2020/09/21(月) 18:36:23.71 ID:kOHBHCl0
ミーン...ミーン...
絵里「今日も暑いわね...よし!!今日は頑張るわよ!!」
絵里「お邪魔しまーす」
真姫「エリー、本当に来たのね」
絵里「なによ...私が来ちゃダメなの?」
真姫「いや、そういう訳じゃないんだけど...今日がなんの集まりか知ってるの?」
絵里「知ってるわよ、希から聞いたわ」
真姫「そう...ならいいけど、なんか意外ね」
絵里「私だってゲームくらいするわよ」
真姫「ふーん...まぁ、いいわ...リビングで待ってて」
絵里「わかったわ」
絵里「今日も暑いわね...よし!!今日は頑張るわよ!!」
絵里「お邪魔しまーす」
真姫「エリー、本当に来たのね」
絵里「なによ...私が来ちゃダメなの?」
真姫「いや、そういう訳じゃないんだけど...今日がなんの集まりか知ってるの?」
絵里「知ってるわよ、希から聞いたわ」
真姫「そう...ならいいけど、なんか意外ね」
絵里「私だってゲームくらいするわよ」
真姫「ふーん...まぁ、いいわ...リビングで待ってて」
絵里「わかったわ」
9: 2020/09/21(月) 18:39:48.23 ID:kOHBHCl0
花陽「あ、絵里ちゃん」
絵里「あれ?希は」
花陽「まだ来てないよ」
絵里「あの子は相変わらずなんだから」
花陽「多分..もうちょっとしたら来ると思うよ」
絵里「そう」
真姫「シークワーサージュースだけどエリーと花陽は飲める?」
絵里「ありがとう真姫、いただくわ」
花陽「ありがとう真姫ちゃん」
真姫「言い出しっぺが来るのが最後って本当に希らしいわね」
絵里「........」ごくごく
絵里「あれ?希は」
花陽「まだ来てないよ」
絵里「あの子は相変わらずなんだから」
花陽「多分..もうちょっとしたら来ると思うよ」
絵里「そう」
真姫「シークワーサージュースだけどエリーと花陽は飲める?」
絵里「ありがとう真姫、いただくわ」
花陽「ありがとう真姫ちゃん」
真姫「言い出しっぺが来るのが最後って本当に希らしいわね」
絵里「........」ごくごく
10: 2020/09/21(月) 18:44:50.30 ID:kOHBHCl0
カタカタ....
真姫「ん?」
絵里「なんの音かしら?」
花陽「.......」
真姫「あっちの部屋から聞こえてくるわね...」スタスタ
花陽「.......」
絵里「?花陽?」
キャー!!!!!!
絵里「!?真姫!?」ダッ
真姫「ん?」
絵里「なんの音かしら?」
花陽「.......」
真姫「あっちの部屋から聞こえてくるわね...」スタスタ
花陽「.......」
絵里「?花陽?」
キャー!!!!!!
絵里「!?真姫!?」ダッ
11: 2020/09/21(月) 18:49:13.93 ID:kOHBHCl0
希「えへへ!どっきり成功!!」
絵里「希?」
真姫「はぁ...はぁ....」
希「真姫ちゃん驚いた?」
絵里「なにをしてるのよ希...というかなんでここに」
希「実はちょっと前に到着しててね、それで驚かそうと思ってクローゼットに隠れてたの!」
絵里「貴方...人の家で勝手に」
希「いやー真姫ちゃんのいい反応を見れたよ」
真姫「.........」
絵里「大丈夫?真姫?」
真姫「っ......」ブン!!
希「へ?」
絵里「希?」
真姫「はぁ...はぁ....」
希「真姫ちゃん驚いた?」
絵里「なにをしてるのよ希...というかなんでここに」
希「実はちょっと前に到着しててね、それで驚かそうと思ってクローゼットに隠れてたの!」
絵里「貴方...人の家で勝手に」
希「いやー真姫ちゃんのいい反応を見れたよ」
真姫「.........」
絵里「大丈夫?真姫?」
真姫「っ......」ブン!!
希「へ?」
13: 2020/09/21(月) 18:52:49.65 ID:kOHBHCl0
希「前が見えねぇ....」
真姫「ふん!!」
希「容赦ないなぁ...真姫ちゃんは」
絵里「自業自得よ」
希「花陽ちゃんだって共犯だよ!!黙ってたんだから!」
絵里「花陽は巻き込まれただけよ」
真姫「そうね」
希「えー...もう、花陽ちゃんには二人は甘いんだから....」
花陽「ごめんね?真姫ちゃん」
真姫「別にいいわよ」
希「この対応の差」
絵里「普段の行いの差ってやつね」
真姫「ふん!!」
希「容赦ないなぁ...真姫ちゃんは」
絵里「自業自得よ」
希「花陽ちゃんだって共犯だよ!!黙ってたんだから!」
絵里「花陽は巻き込まれただけよ」
真姫「そうね」
希「えー...もう、花陽ちゃんには二人は甘いんだから....」
花陽「ごめんね?真姫ちゃん」
真姫「別にいいわよ」
希「この対応の差」
絵里「普段の行いの差ってやつね」
14: 2020/09/21(月) 18:56:13.63 ID:kOHBHCl0
絵里「じゃあ、気を取り直してゲームをしましょうか」
花陽「そうだね....」ゴソゴソ
希「誰がやるの?」
絵里「え?皆でやるゲームじゃないの?」
希「今日やるゲームは一人用のやつだよ」
絵里「え?そうなの?」
真姫「私はいいわ、そこまで興味ないし」
希「うちはやったことあるからいいや」
絵里「じゃあ、花陽がやる?」
花陽「えっと...私は自分でやるより誰かがやってるのを隣で見てるのが好きだから」
真姫「じゃあ、エリーはやれば」
絵里「え?私?」
真姫「えぇ、だって興味あるから来たんでしょ?」
絵里「まぁ...そうだけど」
希「なら決まりやね、プレイヤーはエリチ」
花陽「そうだね....」ゴソゴソ
希「誰がやるの?」
絵里「え?皆でやるゲームじゃないの?」
希「今日やるゲームは一人用のやつだよ」
絵里「え?そうなの?」
真姫「私はいいわ、そこまで興味ないし」
希「うちはやったことあるからいいや」
絵里「じゃあ、花陽がやる?」
花陽「えっと...私は自分でやるより誰かがやってるのを隣で見てるのが好きだから」
真姫「じゃあ、エリーはやれば」
絵里「え?私?」
真姫「えぇ、だって興味あるから来たんでしょ?」
絵里「まぁ...そうだけど」
希「なら決まりやね、プレイヤーはエリチ」
16: 2020/09/21(月) 19:01:32.07 ID:kOHBHCl0
希「PS2セット完了!」
絵里「本当にいいの?」
花陽「うん」
絵里「なら...私がやってみるわ」
真姫「ちなみになんのゲームをやるの?」
花陽「これです!」
絵里「クロックタワー?」
希「有名なゲームやね、ちょっと古いやつだけど」
絵里「どんなゲームなの?」
花陽「えっと...ジャンルはほ」
希「謎解きゲームって感じかな」
絵里「謎解きゲーム...」
真姫「ふーん、ならエリーには合ってるかもね」
絵里「本当にいいの?」
花陽「うん」
絵里「なら...私がやってみるわ」
真姫「ちなみになんのゲームをやるの?」
花陽「これです!」
絵里「クロックタワー?」
希「有名なゲームやね、ちょっと古いやつだけど」
絵里「どんなゲームなの?」
花陽「えっと...ジャンルはほ」
希「謎解きゲームって感じかな」
絵里「謎解きゲーム...」
真姫「ふーん、ならエリーには合ってるかもね」
17: 2020/09/21(月) 19:05:19.23 ID:kOHBHCl0
絵里「...私にクリアできるのかしら?」
希「あれれー?やる前から敗北宣言?」
絵里「!」ピクッ
花陽「の、希ちゃん...」
絵里「上等じゃない!クリアしてやろうじゃない!!」
希「お、やる気満々になったみたいやね」
真姫「........」
絵里「さぁ、始めましょうか!」
希「あれれー?やる前から敗北宣言?」
絵里「!」ピクッ
花陽「の、希ちゃん...」
絵里「上等じゃない!クリアしてやろうじゃない!!」
希「お、やる気満々になったみたいやね」
真姫「........」
絵里「さぁ、始めましょうか!」
18: 2020/09/21(月) 19:08:43.74 ID:kOHBHCl0
PlayStation
HUMAN
真姫「なんかちょっと古い感じね」
花陽「このゲームは1997年に作られたゲームなんです」
真姫「20年以上前のやつなのね」
絵里「なにこれ?森?お城?」
~♪
絵里「!」ビクッ
真姫「何これ?RPGもの?でもなんかちょっと不気味な感じね」
希「.......」
HUMAN
真姫「なんかちょっと古い感じね」
花陽「このゲームは1997年に作られたゲームなんです」
真姫「20年以上前のやつなのね」
絵里「なにこれ?森?お城?」
~♪
絵里「!」ビクッ
真姫「何これ?RPGもの?でもなんかちょっと不気味な感じね」
希「.......」
19: 2020/09/21(月) 19:11:44.53 ID:kOHBHCl0
CLOCK TOWER
~The First Fear~
絵里「...Fear?」
真姫「恐怖?...これってもしかして」
希「ホラーゲームだよ」
絵里「!!!」
真姫「成程、だから変な感じのOPだったのね」
花陽「これは名作なんです!!!20年以上前のゲームなんですけど!とっても人気があるんです!!」
真姫「へー」
花陽「続編もあったりしてそれも面白かったりするんです!」
絵里「.......」
真姫「?エリー?」
絵里「!な、なに?」
真姫「いや固まってるから...!まさかエリー...」
絵里「え?なに?」
真姫「怖いの駄目だったりする?」
~The First Fear~
絵里「...Fear?」
真姫「恐怖?...これってもしかして」
希「ホラーゲームだよ」
絵里「!!!」
真姫「成程、だから変な感じのOPだったのね」
花陽「これは名作なんです!!!20年以上前のゲームなんですけど!とっても人気があるんです!!」
真姫「へー」
花陽「続編もあったりしてそれも面白かったりするんです!」
絵里「.......」
真姫「?エリー?」
絵里「!な、なに?」
真姫「いや固まってるから...!まさかエリー...」
絵里「え?なに?」
真姫「怖いの駄目だったりする?」
20: 2020/09/21(月) 19:14:48.37 ID:kOHBHCl0
絵里「そ、そんなことはないわよ!でもホラーゲームってやったことないからちょっとね」
希「.....」
絵里「よし...やるわよ!」
→GAME START
ギー...バタン!!
~♪
絵里「!」ビクッ
グラニック孤児院にて教育された少女、ジェ二ファーと友人たちのもとに養女としてひきとりたいという要望がまよいこんだのはその年の9月のことである...
花陽「始まりました!」
真姫「なんか始まりから意味深な音楽ね」
チュン...チュン..
絵里「森の中?」
希「.....」
絵里「よし...やるわよ!」
→GAME START
ギー...バタン!!
~♪
絵里「!」ビクッ
グラニック孤児院にて教育された少女、ジェ二ファーと友人たちのもとに養女としてひきとりたいという要望がまよいこんだのはその年の9月のことである...
花陽「始まりました!」
真姫「なんか始まりから意味深な音楽ね」
チュン...チュン..
絵里「森の中?」
21: 2020/09/21(月) 19:18:09.13 ID:kOHBHCl0
ローラ、はやく!屋敷に着く前に日が暮れちゃう!
メアリー先生...
なに?
私達のこれから住むところってどんなお屋敷なんですか?
絵里「お屋敷...」
真姫「さっき養女がどうとか言ってたからその引き取りっていったところかしら」
絵里「成程、お金持ちってやつね...この先生はその孤児院の先生ってことかしら?」
真姫「あれがそのお屋敷ってところかしら、なんか中世に出てくるようなお城みたいね」
絵里「そうね...相当なお金持ちみたいね」
おっきい家...
大広間だけでこんなに大きいなんて...
絵里「本当にすごいわね、真姫の別荘みたい」
真姫「私の別荘はこんなには広くはないわよ」
先生はお屋敷に挨拶をしてきます
絵里「先生の絵なんか怖いわね...」
希「ホラーゲームだからね、雰囲気は大事だから」
絵里「.......」
メアリー先生...
なに?
私達のこれから住むところってどんなお屋敷なんですか?
絵里「お屋敷...」
真姫「さっき養女がどうとか言ってたからその引き取りっていったところかしら」
絵里「成程、お金持ちってやつね...この先生はその孤児院の先生ってことかしら?」
真姫「あれがそのお屋敷ってところかしら、なんか中世に出てくるようなお城みたいね」
絵里「そうね...相当なお金持ちみたいね」
おっきい家...
大広間だけでこんなに大きいなんて...
絵里「本当にすごいわね、真姫の別荘みたい」
真姫「私の別荘はこんなには広くはないわよ」
先生はお屋敷に挨拶をしてきます
絵里「先生の絵なんか怖いわね...」
希「ホラーゲームだからね、雰囲気は大事だから」
絵里「.......」
22: 2020/09/21(月) 19:23:46.19 ID:kOHBHCl0
絵里「あ、なんかマウスのカーソルみたいなのが出てきたわ」
花陽「このゲームの操作はそのカーソルを使ってやっていくの」
絵里「へー...じゃあ、この子が主人公なのね」
花陽「うん、ジェニファーって名前だよ」
絵里「成程...それでカーソルを動かせばいいのかしら?」カチャカチャ
真姫「矢印が変わったわね」
絵里「そこを選んで押せばいいのかしら...」
バロウズさんってどんな人かしら?
真姫「話しかけたわね」
絵里「こうやってやっていけばいいのね」
花陽「このゲームの操作はそのカーソルを使ってやっていくの」
絵里「へー...じゃあ、この子が主人公なのね」
花陽「うん、ジェニファーって名前だよ」
絵里「成程...それでカーソルを動かせばいいのかしら?」カチャカチャ
真姫「矢印が変わったわね」
絵里「そこを選んで押せばいいのかしら...」
バロウズさんってどんな人かしら?
真姫「話しかけたわね」
絵里「こうやってやっていけばいいのね」
23: 2020/09/21(月) 19:24:41.20 ID:kOHBHCl0
スタ...スタ...
絵里「なんか動きがもどかしいわね」
真姫「そうね」
絵里「なんか暗い廊下に出たわね、なんか勝手に動いてる?」
\キャー!!/
絵里「!」ビクッ
真姫「悲鳴?」
!?大広間の方からだわ!
...誰もいない?
絵里「さっきまでいた人たちがいなくなってる...それに明かりも」
希「ホラーゲームらしくなってきたねー」
絵里「なんか動きがもどかしいわね」
真姫「そうね」
絵里「なんか暗い廊下に出たわね、なんか勝手に動いてる?」
\キャー!!/
絵里「!」ビクッ
真姫「悲鳴?」
!?大広間の方からだわ!
...誰もいない?
絵里「さっきまでいた人たちがいなくなってる...それに明かりも」
希「ホラーゲームらしくなってきたねー」
24: 2020/09/21(月) 19:28:13.27 ID:kOHBHCl0
絵里「暗いとやっぱり不気味ね」
花陽「絵里ちゃん、そこの扉の横に部屋のスイッチがあるからそれで明かりを点けられるよ」
絵里「そうなの?ありがとう花陽」
パチッ
絵里「明るくなったわ!」
真姫「停電とかではないのね」
希「とりあえずエリチ、まずは皆を探すんよ」
絵里「探す?」
希「館内を散策するんや」
絵里「...OK、わかったわ」
花陽「絵里ちゃん、そこの扉の横に部屋のスイッチがあるからそれで明かりを点けられるよ」
絵里「そうなの?ありがとう花陽」
パチッ
絵里「明るくなったわ!」
真姫「停電とかではないのね」
希「とりあえずエリチ、まずは皆を探すんよ」
絵里「探す?」
希「館内を散策するんや」
絵里「...OK、わかったわ」
25: 2020/09/21(月) 19:33:29.44 ID:kOHBHCl0
スタ...スタ...
絵里「部屋がいっぱいあるわね」
....。
~♪
絵里「な、なに?急に音楽が?この部屋に入れってことかしら?」
花陽「多分そうだと思う」
絵里「.......」ゴクッ
ギー...
絵里「ってなにここ?煙?」
真姫「お風呂場じゃないの?これは湯気とかかしら?」
絵里「不気味ね...誰か入ってるのかしら?」
真姫「なんか奥のカーテンが怪しいわね」
絵里「...よし、開けてみましょう....」
絵里「部屋がいっぱいあるわね」
....。
~♪
絵里「な、なに?急に音楽が?この部屋に入れってことかしら?」
花陽「多分そうだと思う」
絵里「.......」ゴクッ
ギー...
絵里「ってなにここ?煙?」
真姫「お風呂場じゃないの?これは湯気とかかしら?」
絵里「不気味ね...誰か入ってるのかしら?」
真姫「なんか奥のカーテンが怪しいわね」
絵里「...よし、開けてみましょう....」
26: 2020/09/21(月) 19:37:47.94 ID:kOHBHCl0
シャー
絵里「!誰かいるわね...」
うあ...あ...。
ロー...ラ。
絵里「な、なによ!!これ!!!」
真姫「なんか縛られてる?」
きゃあああああ!!!
絵里「!!!!」ビクッ
真姫「なによ、これ!」
希「シザーマンの入場や!!!」
絵里「え、あ!ちょ!!なによ!これ!!!なんか変なのが出てきた!!」
希「それがシザーマンや」
絵里「シザーマンってなによ!!!」
絵里「!誰かいるわね...」
うあ...あ...。
ロー...ラ。
絵里「な、なによ!!これ!!!」
真姫「なんか縛られてる?」
きゃあああああ!!!
絵里「!!!!」ビクッ
真姫「なによ、これ!」
希「シザーマンの入場や!!!」
絵里「え、あ!ちょ!!なによ!これ!!!なんか変なのが出てきた!!」
希「それがシザーマンや」
絵里「シザーマンってなによ!!!」
27: 2020/09/21(月) 19:40:15.39 ID:kOHBHCl0
絵里「ちょ!!なんか大きな鋏を持ってる!!」
花陽「絵里ちゃん!!逃げて!!」
絵里「に、逃げる?えっと...」カチャカチャ
カチャ
絵里「もっと慌てなさいよ!!なんでそんなにゆっくり扉を開けてるのよ!!」
タッタッタッ
絵里「そう!走って!!!」
バタン!
絵里「えっと...どっちに逃げたら...」
シャキン...シャキン...シャキン...
絵里「なによこの音!」
希「シザーマンが鋏をシャキシャキしてる音やね」
絵里「プレッシャーをかけないでよ!!!」
花陽「絵里ちゃん!!逃げて!!」
絵里「に、逃げる?えっと...」カチャカチャ
カチャ
絵里「もっと慌てなさいよ!!なんでそんなにゆっくり扉を開けてるのよ!!」
タッタッタッ
絵里「そう!走って!!!」
バタン!
絵里「えっと...どっちに逃げたら...」
シャキン...シャキン...シャキン...
絵里「なによこの音!」
希「シザーマンが鋏をシャキシャキしてる音やね」
絵里「プレッシャーをかけないでよ!!!」
28: 2020/09/21(月) 19:42:07.43 ID:kOHBHCl0
タッタッタッ
絵里「あれ?主人公の絵のバックカラーが変わった?」
希「それは体力が減ったからやね」
絵里「体力?走ったから?」
希「そうやね」
絵里「マリオとかは走っても疲れないわよ!!」
希「人間走れば疲れるものやろ?」
絵里「そんなリアリティいらないわよ!!!」
~♪
絵里「なんなのよこの音楽は」
花陽「この音楽はシザーマンが追いかけてきてる時のBGMだね」
絵里「ってことはまだ追いかけてきてるってこと?」
花陽「うん」
絵里「これってそもそも逃げてれば撒けるものなの?」
希「うん、ちゃんと撒けるよ」
絵里「あれ?主人公の絵のバックカラーが変わった?」
希「それは体力が減ったからやね」
絵里「体力?走ったから?」
希「そうやね」
絵里「マリオとかは走っても疲れないわよ!!」
希「人間走れば疲れるものやろ?」
絵里「そんなリアリティいらないわよ!!!」
~♪
絵里「なんなのよこの音楽は」
花陽「この音楽はシザーマンが追いかけてきてる時のBGMだね」
絵里「ってことはまだ追いかけてきてるってこと?」
花陽「うん」
絵里「これってそもそも逃げてれば撒けるものなの?」
希「うん、ちゃんと撒けるよ」
29: 2020/09/21(月) 19:43:37.10 ID:kOHBHCl0
絵里「BGMがやんだわ」
花陽「なんとか逃げ切れたみたいだね」
絵里「はぁ...」
希「やるやん、エリチ」
真姫「なんかキャラクターの背景が赤くなってるわね」
希「赤は一番体力がない状態やね」
絵里「それってまずいんじゃ、回復ってできるの?」
花陽「たしかできるよ、このボタンを押してみて」
絵里「OK...」
スッ
絵里「あ、座った」
真姫「どこで座ってるのよ」
希「床」
真姫「床に正座って...そもそも休まるの?」
花陽「なんとか逃げ切れたみたいだね」
絵里「はぁ...」
希「やるやん、エリチ」
真姫「なんかキャラクターの背景が赤くなってるわね」
希「赤は一番体力がない状態やね」
絵里「それってまずいんじゃ、回復ってできるの?」
花陽「たしかできるよ、このボタンを押してみて」
絵里「OK...」
スッ
絵里「あ、座った」
真姫「どこで座ってるのよ」
希「床」
真姫「床に正座って...そもそも休まるの?」
30: 2020/09/21(月) 19:48:21.99 ID:kOHBHCl0
絵里「色が戻っていくわ」
希「体力が回復したみたいやね」
絵里「それでこのゲームはどうすればクリアができるの?」
希「この館の謎を解いて生存するのがクリアってところかな」
真姫「というかさっきのやつはなんなのよ」
花陽「さっきのはシザーマンだよ」
希「このゲームの敵役、鋏を持った〇人鬼やね」
絵里「〇人鬼って...」
希「エリチを狙って出現したりするから気を付けてね」
絵里「気をつけてって...武器とかないの!?銃とか」
花陽「基本的に武器はないゲームです、基本は逃げるしかないよ」
絵里「...ようは命がけの鬼ごっこってことね」
希「そういうことやね」
希「体力が回復したみたいやね」
絵里「それでこのゲームはどうすればクリアができるの?」
希「この館の謎を解いて生存するのがクリアってところかな」
真姫「というかさっきのやつはなんなのよ」
花陽「さっきのはシザーマンだよ」
希「このゲームの敵役、鋏を持った〇人鬼やね」
絵里「〇人鬼って...」
希「エリチを狙って出現したりするから気を付けてね」
絵里「気をつけてって...武器とかないの!?銃とか」
花陽「基本的に武器はないゲームです、基本は逃げるしかないよ」
絵里「...ようは命がけの鬼ごっこってことね」
希「そういうことやね」
34: 2020/09/21(月) 21:45:52.91 ID:kOHBHCl0
絵里「とにかく...探索をするしかないみたいね」
スタ...スタ...
真姫「本当に部屋が多いわね」
絵里「ここは物置かしら?電気...」
電灯スイッチは壊れている
絵里「ちょっと...そういうのはやめてよ」
希「まぁ、古いお屋敷やからね」
絵里「....棚がチェックできるわね、なにかあるのかしら?」
スッ
...ダメ、のぼれないわ
真姫「いきなり棚に登ろうとよく思うわね」
絵里「箱があるわね、もしかしてこれで?」
スッ..スッ...
絵里「いけそうね」
スタ...スタ...
真姫「本当に部屋が多いわね」
絵里「ここは物置かしら?電気...」
電灯スイッチは壊れている
絵里「ちょっと...そういうのはやめてよ」
希「まぁ、古いお屋敷やからね」
絵里「....棚がチェックできるわね、なにかあるのかしら?」
スッ
...ダメ、のぼれないわ
真姫「いきなり棚に登ろうとよく思うわね」
絵里「箱があるわね、もしかしてこれで?」
スッ..スッ...
絵里「いけそうね」
35: 2020/09/21(月) 21:50:43.59 ID:kOHBHCl0
スタッ
絵里「よし、反対側にいけたわ!なにかあるかしら?」
ゴソゴソ...
服が入っている
黒いローブを手に入れた
絵里「ローブ?ローブってあのローブ?」
希「そうそう、よく魔女とかが着てるやつやね」
絵里「...!まさか、これで魔法が使えるようになってあいつに攻撃をできるように」
花陽「えっと...そういうゲームじゃないかな?」
絵里「そ、そう...」
希「RPGとかじゃないんやから」
絵里「じゃあ..これは一体」
花陽「謎解きのアイテムみたいなものです」
絵里「アイテムねぇ....」
絵里「よし、反対側にいけたわ!なにかあるかしら?」
ゴソゴソ...
服が入っている
黒いローブを手に入れた
絵里「ローブ?ローブってあのローブ?」
希「そうそう、よく魔女とかが着てるやつやね」
絵里「...!まさか、これで魔法が使えるようになってあいつに攻撃をできるように」
花陽「えっと...そういうゲームじゃないかな?」
絵里「そ、そう...」
希「RPGとかじゃないんやから」
絵里「じゃあ..これは一体」
花陽「謎解きのアイテムみたいなものです」
絵里「アイテムねぇ....」
36: 2020/09/21(月) 22:01:53.77 ID:kOHBHCl0
絵里「他にもなにかあるわね」
〇虫剤を拾った
真姫「さっきのよりは役に立ちそうなものね」
絵里「催涙スプレーみたいに使えば強そうなのに」
真姫「たしかにそうね」
絵里「...他の場所も探索しないとだめね」
絵里「ここはなんか広いわね」
希「花陽ちゃんはこのゲームやったことはあるの?」
花陽「やったことはないけど、プレイしてるやつとかなら見たことがあるんだ」
希「そっか、じゃあルートとかクリアの仕方は知ってるんやね」
花陽「途中までなら」
希「途中?」
花陽「結末は自分の目で見たいから最後までは知らないの」
真姫「それならエリーと変わってもらえば?花陽のゲームなんだし」
〇虫剤を拾った
真姫「さっきのよりは役に立ちそうなものね」
絵里「催涙スプレーみたいに使えば強そうなのに」
真姫「たしかにそうね」
絵里「...他の場所も探索しないとだめね」
絵里「ここはなんか広いわね」
希「花陽ちゃんはこのゲームやったことはあるの?」
花陽「やったことはないけど、プレイしてるやつとかなら見たことがあるんだ」
希「そっか、じゃあルートとかクリアの仕方は知ってるんやね」
花陽「途中までなら」
希「途中?」
花陽「結末は自分の目で見たいから最後までは知らないの」
真姫「それならエリーと変わってもらえば?花陽のゲームなんだし」
37: 2020/09/21(月) 22:02:48.38 ID:kOHBHCl0
絵里「...花陽?やりたいなら変わるわよ」
花陽「大丈夫、絵里ちゃんがやって」
絵里「でも」
花陽「大丈夫だから、絵里ちゃんがやってて」
絵里「...わかったわ、やりたくなったら言ってね」
花陽「うん」
真姫「........」
絵里「この部屋にはなにかあるかしら?」
ギー...
絵里「この部屋も暗いわね...電気」
パチッ
絵里「よし、点いたわ」
花陽「大丈夫、絵里ちゃんがやって」
絵里「でも」
花陽「大丈夫だから、絵里ちゃんがやってて」
絵里「...わかったわ、やりたくなったら言ってね」
花陽「うん」
真姫「........」
絵里「この部屋にはなにかあるかしら?」
ギー...
絵里「この部屋も暗いわね...電気」
パチッ
絵里「よし、点いたわ」
38: 2020/09/21(月) 22:08:34.50 ID:kOHBHCl0
絵里「奥にも扉があるわね...入ってみましょう」
ギー...
絵里「ここは...寝室かしら?」
真姫「なにか右にいるわね」
絵里「鳥籠?鳥かしら?調べられるわね」
オウム?
バサッ!!バサッ!!
絵里「え?鳥籠から出すの?」
あいきるゆーあいきるゆー
真姫「なにか言ってる?」
絵里「あい...きるゆー?...え?」
ギー...
絵里「ここは...寝室かしら?」
真姫「なにか右にいるわね」
絵里「鳥籠?鳥かしら?調べられるわね」
オウム?
バサッ!!バサッ!!
絵里「え?鳥籠から出すの?」
あいきるゆーあいきるゆー
真姫「なにか言ってる?」
絵里「あい...きるゆー?...え?」
39: 2020/09/21(月) 22:13:17.71 ID:kOHBHCl0
バサッ!バサッ!
絵里「うわっ!なんか襲ってきた!!」
真姫「敵って訳ね」
バサッバサッ
絵里「あ!体力が減っていく!!」
希「エリチ、そういう時は周りを調べるんや」
絵里「周り?え?ベットに反応してる!」
スッ
絵里「ん?なんか毛布を持った?」
サッ
真姫「オウムを捕まえた」
絵里「よし!!」
絵里「うわっ!なんか襲ってきた!!」
真姫「敵って訳ね」
バサッバサッ
絵里「あ!体力が減っていく!!」
希「エリチ、そういう時は周りを調べるんや」
絵里「周り?え?ベットに反応してる!」
スッ
絵里「ん?なんか毛布を持った?」
サッ
真姫「オウムを捕まえた」
絵里「よし!!」
40: 2020/09/21(月) 22:14:25.42 ID:kOHBHCl0
希「今みたいに襲ってくるやつがいるからこうやって回避ができたりするんよ」
絵里「成程ね」
希「ちなみに体力ゲージがない状態でさっきみたいな状態になるとゲームオーバーになったりするから気をつけてね」
絵里「わかったわ」
真姫「回復は大切ってことね」
絵里「....!他にもあるみたい」
小さな香水のビンがある
.....。この香水、メアリー先生のと同じだわ
『香水』を手に入れた。
絵里「先生もこの部屋に来たってことなのかしら?忘れ物?」
花陽「..........」
絵里「成程ね」
希「ちなみに体力ゲージがない状態でさっきみたいな状態になるとゲームオーバーになったりするから気をつけてね」
絵里「わかったわ」
真姫「回復は大切ってことね」
絵里「....!他にもあるみたい」
小さな香水のビンがある
.....。この香水、メアリー先生のと同じだわ
『香水』を手に入れた。
絵里「先生もこの部屋に来たってことなのかしら?忘れ物?」
花陽「..........」
41: 2020/09/21(月) 22:17:47.26 ID:kOHBHCl0
スタ...スタ...
絵里「本当にこの屋敷は広いわね」
ギー...
絵里「この部屋は?」
パチッ
真姫「なにか奥に大きな収納があるわね、冷蔵庫とかかしら?」
絵里「なんか、嫌な予感しかしないわね...開けるわよ」
奥に光るものがある!
カサカサ...
絵里「え?」
~♪
絵里「!!」ビクッ
花陽「っ......」
絵里「なんか囲まれてる!!なによこれ!」
希「ゴキブリやね」
絵里「それはわかるけどなんでこんなに攻撃的なのよ!!...体力が!!」
花陽「とりあえず部屋から出た方が!」
絵里「!そうね...」
絵里「本当にこの屋敷は広いわね」
ギー...
絵里「この部屋は?」
パチッ
真姫「なにか奥に大きな収納があるわね、冷蔵庫とかかしら?」
絵里「なんか、嫌な予感しかしないわね...開けるわよ」
奥に光るものがある!
カサカサ...
絵里「え?」
~♪
絵里「!!」ビクッ
花陽「っ......」
絵里「なんか囲まれてる!!なによこれ!」
希「ゴキブリやね」
絵里「それはわかるけどなんでこんなに攻撃的なのよ!!...体力が!!」
花陽「とりあえず部屋から出た方が!」
絵里「!そうね...」
42: 2020/09/21(月) 22:20:44.41 ID:kOHBHCl0
絵里「はぁ...ひどい目にあった、体力を回復しなくちゃ」
真姫「...そういえばさっき〇虫剤拾ってなかったっけ」
絵里「!そうだったわね、あれって使えるのかしら?」
希「試してみれば?アイテムはこのボタンでこうすれば」
絵里「あ、出た...それでこのカーソルで使たい場所に合わせればいいのかしら?」
真姫「多分そうなんじゃないの?」
絵里「よし...」
絵里「さっき開けたら襲われたら開ける前から使えるのかしら?」
スッ
〇虫剤をまいた!
絵里「やった!正解みたいね」
...かぎが落ちてる
金色の鍵を拾った
絵里「やったわ!鍵を手に入れたわ!」
真姫「...そういえばさっき〇虫剤拾ってなかったっけ」
絵里「!そうだったわね、あれって使えるのかしら?」
希「試してみれば?アイテムはこのボタンでこうすれば」
絵里「あ、出た...それでこのカーソルで使たい場所に合わせればいいのかしら?」
真姫「多分そうなんじゃないの?」
絵里「よし...」
絵里「さっき開けたら襲われたら開ける前から使えるのかしら?」
スッ
〇虫剤をまいた!
絵里「やった!正解みたいね」
...かぎが落ちてる
金色の鍵を拾った
絵里「やったわ!鍵を手に入れたわ!」
43: 2020/09/21(月) 22:26:15.66 ID:kOHBHCl0
花陽「ふぅ...」
絵里「花陽?どうしたの?」
花陽「いや、その....虫が苦手だから」
絵里「大丈夫よ、もう倒したから」
花陽「うん...そうだね」
絵里「こっちの小さい冷蔵庫も調べられるみたいね」
ガチャ
中にはハムが入っている
ハムを手に入れた
絵里「ハム?」
絵里「花陽?どうしたの?」
花陽「いや、その....虫が苦手だから」
絵里「大丈夫よ、もう倒したから」
花陽「うん...そうだね」
絵里「こっちの小さい冷蔵庫も調べられるみたいね」
ガチャ
中にはハムが入っている
ハムを手に入れた
絵里「ハム?」
44: 2020/09/21(月) 22:27:23.34 ID:kOHBHCl0
絵里「ハムなんて何に使うのかしら?」
真姫「さぁ?」
絵里「うーん...とりあえず鍵が手に入ったからこれが使える場所を探すしかないわね」
真姫「この部屋はマネキンが大量にあるわね」
花陽「不気味だね..」
マネキンにドレスが着せられている
すてき....
絵里「.......」
カタッ
絵里「え?なに?」
真姫「マネキンの首が落ちた?」
バァン!!
絵里「!!!!!!!!!」
真姫「さぁ?」
絵里「うーん...とりあえず鍵が手に入ったからこれが使える場所を探すしかないわね」
真姫「この部屋はマネキンが大量にあるわね」
花陽「不気味だね..」
マネキンにドレスが着せられている
すてき....
絵里「.......」
カタッ
絵里「え?なに?」
真姫「マネキンの首が落ちた?」
バァン!!
絵里「!!!!!!!!!」
45: 2020/09/21(月) 22:34:23.57 ID:kOHBHCl0
シャキン...シャキン...
絵里「え、いや!いきなりなんなのよ!!!」
真姫「隠れてたのね」
絵里「ちょっと!!退路が!!」
シャキン!シャキン!!
絵里「や、やめなさいよ!!!」
希「エリチ連打!!!」
絵里「え?連打!?」
希「そのボタンを連打して!」
絵里「わ、わかったわ!!!」カチャ!カチャ!カチャ!!
ドン!!
真姫「!突き飛ばした!!」
絵里「っ...今のうちに!!!逃げないと!!」
絵里「え、いや!いきなりなんなのよ!!!」
真姫「隠れてたのね」
絵里「ちょっと!!退路が!!」
シャキン!シャキン!!
絵里「や、やめなさいよ!!!」
希「エリチ連打!!!」
絵里「え?連打!?」
希「そのボタンを連打して!」
絵里「わ、わかったわ!!!」カチャ!カチャ!カチャ!!
ドン!!
真姫「!突き飛ばした!!」
絵里「っ...今のうちに!!!逃げないと!!」
46: 2020/09/21(月) 22:35:09.00 ID:kOHBHCl0
~♪
絵里「どこまで逃げれば....」
真姫「ここは倉庫?」
絵里「!奥に車があるわ!!!これで逃げられるのかしら?」
希「.....」
絵里「車に入れる!」
エンジンキーがささってない
絵里「...そうは上手くはいかないか」
真姫「奥は行き止まりみたいね、逃げ道がないわよ」
絵里「このままじゃ....!奥に梯子が!」
タッタッタッ
絵里「選べたから....なにか...」
スッ
絵里「登れた!!!」
絵里「どこまで逃げれば....」
真姫「ここは倉庫?」
絵里「!奥に車があるわ!!!これで逃げられるのかしら?」
希「.....」
絵里「車に入れる!」
エンジンキーがささってない
絵里「...そうは上手くはいかないか」
真姫「奥は行き止まりみたいね、逃げ道がないわよ」
絵里「このままじゃ....!奥に梯子が!」
タッタッタッ
絵里「選べたから....なにか...」
スッ
絵里「登れた!!!」
47: 2020/09/21(月) 22:40:40.02 ID:kOHBHCl0
~♪
絵里「音楽が止まらないわね....まだ梯子が選べる?」
ドン!!
絵里「!ちょっと!なんで梯子を倒してるのよ!!」
真姫「自ら退路を絶ったわね...いや、これは相手を登れなくする為?」
シャキン!シャキン!!
絵里「!!!」
真姫「きたわね」
シャキン!シャキン
絵里「っ..........」
真姫「なんかキョロキョロしてる?もしかして見失ってる?」
シャキン!シャキン!
絵里「...去っていく?」
真姫「みたいね....」
絵里「音楽が止まらないわね....まだ梯子が選べる?」
ドン!!
絵里「!ちょっと!なんで梯子を倒してるのよ!!」
真姫「自ら退路を絶ったわね...いや、これは相手を登れなくする為?」
シャキン!シャキン!!
絵里「!!!」
真姫「きたわね」
シャキン!シャキン
絵里「っ..........」
真姫「なんかキョロキョロしてる?もしかして見失ってる?」
シャキン!シャキン!
絵里「...去っていく?」
真姫「みたいね....」
48: 2020/09/21(月) 22:44:46.08 ID:kOHBHCl0
絵里「び、BGMがやんだわ」
花陽「........」
希「今回も逃げきったみたいやね」
絵里「はぁ...いきなり出てこられると心臓に悪いわ」
希「まぁ、ホラーゲームだからね」
絵里「というか...これ降りれるの?」
スッ...スタッ
絵里「なんだ降りられるのね、意外と運動神経はいいのかしら?」
絵里「なんで誰もいないのよ...先生や仲間は?」
希「誰もいないではないよ、シザーマンがいるやん」
絵里「いらないわよ!あんなの!!」
花陽「........」
希「今回も逃げきったみたいやね」
絵里「はぁ...いきなり出てこられると心臓に悪いわ」
希「まぁ、ホラーゲームだからね」
絵里「というか...これ降りれるの?」
スッ...スタッ
絵里「なんだ降りられるのね、意外と運動神経はいいのかしら?」
絵里「なんで誰もいないのよ...先生や仲間は?」
希「誰もいないではないよ、シザーマンがいるやん」
絵里「いらないわよ!あんなの!!」
49: 2020/09/21(月) 22:45:39.80 ID:kOHBHCl0
絵里「廊下に露骨な箱が....そして上のあそこになにかがあるわね」
真姫「鳥の巣かしら?」
スッ...スッ
絵里「なにかがあるのかしら?」
何これ...。
巣の中は卵とガラクタでいっぱいだ
鍵が入っている...
絵里「鍵!」
ガラクタの中から鍵を見つけた
『西館の鍵』をポケットに入れた。
絵里「西館?西館ってどこ?」
真姫「さぁ?」
真姫「鳥の巣かしら?」
スッ...スッ
絵里「なにかがあるのかしら?」
何これ...。
巣の中は卵とガラクタでいっぱいだ
鍵が入っている...
絵里「鍵!」
ガラクタの中から鍵を見つけた
『西館の鍵』をポケットに入れた。
絵里「西館?西館ってどこ?」
真姫「さぁ?」
50: 2020/09/21(月) 22:46:33.14 ID:kOHBHCl0
絵里「うーん...この扉かしら?」
?
何かに扉がつっかえているようだ
絵里「違うか....」
きゃああああああ!!!
絵里「うわぁ!!!!」ビクッ
...外の方から悲鳴が聞こえる
絵里「ちょっとぉ...本当にいきなりはやめてよ....」
花陽「.....」
絵里「この部屋は?」
ギー...
?
何かに扉がつっかえているようだ
絵里「違うか....」
きゃああああああ!!!
絵里「うわぁ!!!!」ビクッ
...外の方から悲鳴が聞こえる
絵里「ちょっとぉ...本当にいきなりはやめてよ....」
花陽「.....」
絵里「この部屋は?」
ギー...
51: 2020/09/21(月) 22:52:40.19 ID:kOHBHCl0
絵里「剥製?...」
バリン!!
絵里「!」ビクッ
~♪
絵里「な、なによ...これ...」
真姫「なにかの内臓?」
絵里「っ.....」
真姫「他の瓶ももしかして...」
絵里「この部屋はやめます!!」
真姫「え?」
絵里「グロテスクなのは無理!!!帰る!!」
希「......」ニヤニヤ
バリン!!
絵里「!」ビクッ
~♪
絵里「な、なによ...これ...」
真姫「なにかの内臓?」
絵里「っ.....」
真姫「他の瓶ももしかして...」
絵里「この部屋はやめます!!」
真姫「え?」
絵里「グロテスクなのは無理!!!帰る!!」
希「......」ニヤニヤ
52: 2020/09/21(月) 22:53:51.92 ID:kOHBHCl0
絵里「なんなのよ...この屋敷は....」
花陽「......」
絵里「!あれは電話!これで助けを!」
電話線が切断されている
絵里「...どうして....」
真姫「そう簡単にはうまくはいかないわよね」
希「仮に来れてもこんな山奥にはすぐには来れないだろうし」
絵里「....ん?テーブルになにかある?」
グラスは最近使われてたようだ
絵里「最近?さっきとかじゃなくて?」
真姫「あのシザーマンってやつが使ったんじゃない?」
底にはまだ液体が残っている
あ....。
絵里「?」
銀色の鍵がグラスの下敷きになっている
『銀色の鍵』をポケットに手に入れた
絵里「鍵なら車の鍵のが欲しいわ」
花陽「......」
絵里「!あれは電話!これで助けを!」
電話線が切断されている
絵里「...どうして....」
真姫「そう簡単にはうまくはいかないわよね」
希「仮に来れてもこんな山奥にはすぐには来れないだろうし」
絵里「....ん?テーブルになにかある?」
グラスは最近使われてたようだ
絵里「最近?さっきとかじゃなくて?」
真姫「あのシザーマンってやつが使ったんじゃない?」
底にはまだ液体が残っている
あ....。
絵里「?」
銀色の鍵がグラスの下敷きになっている
『銀色の鍵』をポケットに手に入れた
絵里「鍵なら車の鍵のが欲しいわ」
53: 2020/09/21(月) 22:56:05.87 ID:kOHBHCl0
『西館の鍵を』使った
絵里「ここから先が西館ってことね」
ギー...
真姫「この部屋にはピアノがあるのね」
絵里「年代物ってかんじのやつなのかしら?」
中にいくつもの楽譜が入っている
ガタン!!
絵里「!!」ビクッ
真姫「!なにか落ちてきた?」
絵里「天井?」
花陽「絵里ちゃん!」
絵里「!な、なに?花陽」クルッ
花陽「ピアノになんかヒントがあるんじゃないの?」
絵里「ヒント?」
花陽「うん」
絵里「ここから先が西館ってことね」
ギー...
真姫「この部屋にはピアノがあるのね」
絵里「年代物ってかんじのやつなのかしら?」
中にいくつもの楽譜が入っている
ガタン!!
絵里「!!」ビクッ
真姫「!なにか落ちてきた?」
絵里「天井?」
花陽「絵里ちゃん!」
絵里「!な、なに?花陽」クルッ
花陽「ピアノになんかヒントがあるんじゃないの?」
絵里「ヒント?」
花陽「うん」
54: 2020/09/21(月) 22:58:28.67 ID:kOHBHCl0
真姫「そういえば...なにかのゲームでもそんなのあったわね」
希「........」
絵里「ピアノね...」
~♪
絵里「ピアノの弾いてるわね...」
デン!!
絵里「え」
デ!デ!デン!!!
絵里「いや!な..な、な....」
キャー!!
絵里「きゃああああ!!」
希「........」
絵里「ピアノね...」
~♪
絵里「ピアノの弾いてるわね...」
デン!!
絵里「え」
デ!デ!デン!!!
絵里「いや!な..な、な....」
キャー!!
絵里「きゃああああ!!」
55: 2020/09/21(月) 23:02:22.43 ID:kOHBHCl0
真姫「ちょっと!ピアノの鍵盤を土足で踏み荒らすなんて!!」
絵里「そんなことを言ってる場合じゃないわよ!!!」
シャキン!シャキン!!
絵里「あー!!もう!!」
絵里「今度はどこに逃げれば...」
シャキン!!シャキン!!!
絵里「ちょっと!なんでさっきまで後ろにいたのに前にいるのよ!!」
希「ホラー映画あるあるやね」
絵里「っ.......」
絵里「そんなことを言ってる場合じゃないわよ!!!」
シャキン!シャキン!!
絵里「あー!!もう!!」
絵里「今度はどこに逃げれば...」
シャキン!!シャキン!!!
絵里「ちょっと!なんでさっきまで後ろにいたのに前にいるのよ!!」
希「ホラー映画あるあるやね」
絵里「っ.......」
56: 2020/09/21(月) 23:03:28.61 ID:kOHBHCl0
絵里「はぁ..はぁ...振り切れたみたいね」
真姫「お疲れ様」
花陽「ごめんね?絵里ちゃん、花陽がピアノを調べようって言ったから」
絵里「大丈夫、気にしないで」
花陽「....ありがとう」
希「.......」
銀色の鍵を使った
絵里「この部屋だったのね....逃げ回った甲斐が少しはあったかしら」
~♪
絵里「この部屋はなんか音楽が違うわね」
魔術所にまじってノートが置いてある
絵里「魔術....」
『時を....固着させる』....?
『時計塔の大時計を停止させる...。』
絵里「時?....時計?」
真姫「お疲れ様」
花陽「ごめんね?絵里ちゃん、花陽がピアノを調べようって言ったから」
絵里「大丈夫、気にしないで」
花陽「....ありがとう」
希「.......」
銀色の鍵を使った
絵里「この部屋だったのね....逃げ回った甲斐が少しはあったかしら」
~♪
絵里「この部屋はなんか音楽が違うわね」
魔術所にまじってノートが置いてある
絵里「魔術....」
『時を....固着させる』....?
『時計塔の大時計を停止させる...。』
絵里「時?....時計?」
57: 2020/09/21(月) 23:06:05.63 ID:kOHBHCl0
?
本に紙がはさまっている
絵里「なにかしら」
『魔像は厳重に保管すること。』
『木は森の中に、人は人々の中に、像は像達の中に』
絵里「魔像....」
真姫「この感じだとその魔像は像の近くにあるってことかしら?」
絵里「多分ね」
真姫「でも像って屋敷内にたくさんなかった?」
絵里「これは骨が折れそうね」
本に紙がはさまっている
絵里「なにかしら」
『魔像は厳重に保管すること。』
『木は森の中に、人は人々の中に、像は像達の中に』
絵里「魔像....」
真姫「この感じだとその魔像は像の近くにあるってことかしら?」
絵里「多分ね」
真姫「でも像って屋敷内にたくさんなかった?」
絵里「これは骨が折れそうね」
58: 2020/09/21(月) 23:09:20.08 ID:kOHBHCl0
一面に壁画がかかれているようだ
絵里「音楽もそうだけど...この壁もなんか変ね」
棚に隠れて全体は見えない...
真姫「隠れてっていうなら棚を動かしたりできるのかしら」
絵里「やってみるわ」
ドン!!
絵里「え」
真姫「棚を雑に倒したわね...この状況に投げやりになってきたのかしら」
これ、この屋敷の中かしら....。
絵里「...屋敷の中にこれみたいな部屋があるってことなのかしら?」
花陽「.......」
絵里「音楽もそうだけど...この壁もなんか変ね」
棚に隠れて全体は見えない...
真姫「隠れてっていうなら棚を動かしたりできるのかしら」
絵里「やってみるわ」
ドン!!
絵里「え」
真姫「棚を雑に倒したわね...この状況に投げやりになってきたのかしら」
これ、この屋敷の中かしら....。
絵里「...屋敷の中にこれみたいな部屋があるってことなのかしら?」
花陽「.......」
59: 2020/09/21(月) 23:13:08.82 ID:kOHBHCl0
絵里「この部屋は?」
真姫「天井から吊られているのは...」
希「人形だね」
真姫「...悪趣味ね」
....。
誰かに見られている気がする
絵里「え?誰かって...まさかあいつ!?」
大きなピエ 人形だ
上に鍵がのっている
『儀式の鍵』をポケット手に入れた
絵里「儀式?さっきは魔術が魔像がどうのってあったし...まさか!あいつって儀式で召喚されたって悪魔的ななにかってことなのかしら」
~♪
絵里「!」ビクッ
...何の音?
真姫「吊るされてた人形が落ちた?」
クルクル
絵里「人形が動いて回ってる?」
フッ
絵里「!人形が宙に!!」
真姫「天井から吊られているのは...」
希「人形だね」
真姫「...悪趣味ね」
....。
誰かに見られている気がする
絵里「え?誰かって...まさかあいつ!?」
大きなピエ 人形だ
上に鍵がのっている
『儀式の鍵』をポケット手に入れた
絵里「儀式?さっきは魔術が魔像がどうのってあったし...まさか!あいつって儀式で召喚されたって悪魔的ななにかってことなのかしら」
~♪
絵里「!」ビクッ
...何の音?
真姫「吊るされてた人形が落ちた?」
クルクル
絵里「人形が動いて回ってる?」
フッ
絵里「!人形が宙に!!」
60: 2020/09/21(月) 23:14:23.32 ID:kOHBHCl0
あ、開かない!?
絵里「閉じ込められた!?」
希「エリチ!連打!!」
絵里「!」カチッカチッカチッ
真姫「!人形を突き飛ばした」
絵里「ふぅ....次から次へと...」
花陽「奥にも部屋があるね」
真姫「邪魔が入ったってことはなにかあるのかしら」
絵里「行くしか...ないわね」
真姫「この部屋は比較的綺麗な感じね」
絵里「暖炉が点いてる...さっきまで誰かいたのかしら?」
中庭にはプールが見える
絵里「プール...」
希「まぁ、ここはお屋敷やからプールくらいはあるよね」
絵里「閉じ込められた!?」
希「エリチ!連打!!」
絵里「!」カチッカチッカチッ
真姫「!人形を突き飛ばした」
絵里「ふぅ....次から次へと...」
花陽「奥にも部屋があるね」
真姫「邪魔が入ったってことはなにかあるのかしら」
絵里「行くしか...ないわね」
真姫「この部屋は比較的綺麗な感じね」
絵里「暖炉が点いてる...さっきまで誰かいたのかしら?」
中庭にはプールが見える
絵里「プール...」
希「まぁ、ここはお屋敷やからプールくらいはあるよね」
61: 2020/09/21(月) 23:18:02.77 ID:kOHBHCl0
絵里「...これってどういう状況?」
真姫「建物が崩れてるってことかしら?どうなってるのこれ」
絵里「とんだお屋敷ね...あ、登れるみたいね」
木やコンクリートのガレキが積んである
『とがった石』を拾った
真姫「積まれてるってことは崩れたって訳ではないってことかしら」
絵里「...ゴミ屋敷?になりかけてるってこと?」
希「あとはなにかを通れないようにしてる為とか」
絵里「........」
真姫「...ん?エリー、壁がなんか調べられるみたいよ」
絵里「壁?あ、本当だカーソルが変わってる」
壁に深い亀裂が入っている
今にも崩れそうだ
絵里「亀裂?....」
花陽「絵里ちゃん、さっきの石で壊せるんじゃないかな?」
絵里「やってみるわ」
真姫「建物が崩れてるってことかしら?どうなってるのこれ」
絵里「とんだお屋敷ね...あ、登れるみたいね」
木やコンクリートのガレキが積んである
『とがった石』を拾った
真姫「積まれてるってことは崩れたって訳ではないってことかしら」
絵里「...ゴミ屋敷?になりかけてるってこと?」
希「あとはなにかを通れないようにしてる為とか」
絵里「........」
真姫「...ん?エリー、壁がなんか調べられるみたいよ」
絵里「壁?あ、本当だカーソルが変わってる」
壁に深い亀裂が入っている
今にも崩れそうだ
絵里「亀裂?....」
花陽「絵里ちゃん、さっきの石で壊せるんじゃないかな?」
絵里「やってみるわ」
62: 2020/09/21(月) 23:21:28.88 ID:kOHBHCl0
ガン!ガン!
絵里「!外に出れたわ!」
真姫「じゃあ、これで脱出できるってことかしら?」
希「そう簡単にいくかなー?」
絵里「ちょっと、意味深なことを言わないでよ」
真姫「これはプールかしら?」
ここは屋敷の中庭のようだ
絵里「そうみたいね、ここは中庭みたいだし」
花陽「奥になにかあるね」
絵里「小屋かしら?」
真姫「明かりが漏れてるわね、誰かいるのかしら?」
絵里「!外に出れたわ!」
真姫「じゃあ、これで脱出できるってことかしら?」
希「そう簡単にいくかなー?」
絵里「ちょっと、意味深なことを言わないでよ」
真姫「これはプールかしら?」
ここは屋敷の中庭のようだ
絵里「そうみたいね、ここは中庭みたいだし」
花陽「奥になにかあるね」
絵里「小屋かしら?」
真姫「明かりが漏れてるわね、誰かいるのかしら?」
63: 2020/09/21(月) 23:22:53.39 ID:kOHBHCl0
絵里「なにこれ...牢屋?」
真姫「誰か中にいない?」
う....へ....。
絵里「!!」ビクッ
真姫「なによ、こいつ...気持ち悪いわね」
だ...誰!?
クイ...モノ...。
絵里「食い物?...!たしかハムがあったわね...ここで使うの?」
あの...あなたは?
...ば...ろうず。
絵里「バロウズ?それってたしか」
真姫「この館の主よね」
絵里「なんでこんなところに...」
希「謎やねー」
真姫「誰か中にいない?」
う....へ....。
絵里「!!」ビクッ
真姫「なによ、こいつ...気持ち悪いわね」
だ...誰!?
クイ...モノ...。
絵里「食い物?...!たしかハムがあったわね...ここで使うの?」
あの...あなたは?
...ば...ろうず。
絵里「バロウズ?それってたしか」
真姫「この館の主よね」
絵里「なんでこんなところに...」
希「謎やねー」
71: 2020/09/22(火) 18:43:37.33 ID:y0T0lxtN
絵里「なんで館の主が...たしか養子にって言われて呼ばれたはずなのに」
真姫「なんか裏がありそうね」
絵里「そうね....」
すきまから1階の床が見える
絵里「床が抜けてる?」
花陽「そうだね、多分そこにある板を使えば進めるんじゃないかな?」
絵里「板?...これね!たしかに使ってくださいってかんじで置いてあるわね」
スッ...バタン!
真姫「道ができたわね」
....。
絵里「?」
ここだけ壁をぬりなおしたようだ
絵里「壁?」
真姫「なんか裏がありそうね」
絵里「そうね....」
すきまから1階の床が見える
絵里「床が抜けてる?」
花陽「そうだね、多分そこにある板を使えば進めるんじゃないかな?」
絵里「板?...これね!たしかに使ってくださいってかんじで置いてあるわね」
スッ...バタン!
真姫「道ができたわね」
....。
絵里「?」
ここだけ壁をぬりなおしたようだ
絵里「壁?」
72: 2020/09/22(火) 18:48:31.95 ID:y0T0lxtN
あっ!
銅像のふところに小さな像が隠してある
なんだか冷たい...。
絵里「あ!これって!もしかして」
真姫「いかにも悪趣味な像ね」
絵里「なんか禍々しいわね」
『小さな魔像』を手に入れた
絵里「魔像...これが...」
花陽「絵里ちゃん、部屋があるよ」
絵里「多分なにかあるわよね...入ってみましょう」
絵里「普通の部屋?いや物置?」
ガタガタ....
絵里「!」ビクッ
!
~♪
希「びっくり箱やね!」
絵里「誰だってびっくりするわよ!!箱からいきなり化け物が出てきたら!!」
銅像のふところに小さな像が隠してある
なんだか冷たい...。
絵里「あ!これって!もしかして」
真姫「いかにも悪趣味な像ね」
絵里「なんか禍々しいわね」
『小さな魔像』を手に入れた
絵里「魔像...これが...」
花陽「絵里ちゃん、部屋があるよ」
絵里「多分なにかあるわよね...入ってみましょう」
絵里「普通の部屋?いや物置?」
ガタガタ....
絵里「!」ビクッ
!
~♪
希「びっくり箱やね!」
絵里「誰だってびっくりするわよ!!箱からいきなり化け物が出てきたら!!」
73: 2020/09/22(火) 18:54:57.06 ID:y0T0lxtN
シャキン!シャキン!!
絵里「っ...この!!!」カチッカチッカチッ
ドン!!
絵里「しつこいのよ!!!」
真姫「突き飛ばした!」
絵里「....いつまで鬼ごっこをすればいいのよ」
絵里「ふぅ...いい加減にしてほしいわね」
希「エリチ、逃げるの上手いね」
絵里「...どうも」
真姫「なんやかんやでゲームオーバーになってないわね」
花陽「すごいよ、絵里ちゃん」
絵里「褒めてくれてありがとう、でもまずはクリアをしないとね」
絵里「っ...この!!!」カチッカチッカチッ
ドン!!
絵里「しつこいのよ!!!」
真姫「突き飛ばした!」
絵里「....いつまで鬼ごっこをすればいいのよ」
絵里「ふぅ...いい加減にしてほしいわね」
希「エリチ、逃げるの上手いね」
絵里「...どうも」
真姫「なんやかんやでゲームオーバーになってないわね」
花陽「すごいよ、絵里ちゃん」
絵里「褒めてくれてありがとう、でもまずはクリアをしないとね」
74: 2020/09/22(火) 18:59:29.59 ID:y0T0lxtN
絵里「この部屋も暗いわね...電気...電気」
パチ
バサッバサッバサッ
絵里「!な、な!今度はなに!!」
真姫「....壁とか床にあるって赤いのって血?」
カラスの死体だ
ことごとく首が切断されている
絵里「ひっ!!」
真姫「.......」
よこに鍵がある
『巣ばこの鍵』をポケットに入れた
絵里「なんてむごいことを....」
カラスが一羽入れられている
絵里「!...もしかしてこの鍵で」
バサッ!バサッ!
絵里「やった!これでこの子は助けることができたのかしら?」
真姫「出て行ったわね」
私も...にげてみせるわ。
絵里「こんなことをするなんて許せないわ....」
パチ
バサッバサッバサッ
絵里「!な、な!今度はなに!!」
真姫「....壁とか床にあるって赤いのって血?」
カラスの死体だ
ことごとく首が切断されている
絵里「ひっ!!」
真姫「.......」
よこに鍵がある
『巣ばこの鍵』をポケットに入れた
絵里「なんてむごいことを....」
カラスが一羽入れられている
絵里「!...もしかしてこの鍵で」
バサッ!バサッ!
絵里「やった!これでこの子は助けることができたのかしら?」
真姫「出て行ったわね」
私も...にげてみせるわ。
絵里「こんなことをするなんて許せないわ....」
75: 2020/09/22(火) 19:00:03.32 ID:y0T0lxtN
絵里「それにしてもさっきのカラス...なんであんなことを」
希「儀式の生贄ってところやね」
真姫「とんだ邪悪な儀式ね」
絵里「でもなんでそんな儀式を...」
希「ならヒントをあげるよエリチ」
絵里「ヒント?」
希「さっきのびっくり箱があった部屋にそのヒントがあるよ」
絵里「びっくり箱?」
真姫「さっきシザーマンが出てきた部屋?」
希「そう」
絵里「あの部屋ね...わかったわ、行ってみるわ」
希「儀式の生贄ってところやね」
真姫「とんだ邪悪な儀式ね」
絵里「でもなんでそんな儀式を...」
希「ならヒントをあげるよエリチ」
絵里「ヒント?」
希「さっきのびっくり箱があった部屋にそのヒントがあるよ」
絵里「びっくり箱?」
真姫「さっきシザーマンが出てきた部屋?」
希「そう」
絵里「あの部屋ね...わかったわ、行ってみるわ」
76: 2020/09/22(火) 19:05:52.86 ID:y0T0lxtN
絵里「たしかこの部屋よね」
希「そうそう」
絵里「もういないわよね....」
希「同じ場所からは二回は出てこないよ」
絵里「そう...これって台車?動かせるのかしら?」
グッ...スッ...スッ...
絵里「動いた、また壁に色が違うわね、それにまたひびが」
花陽「絵里ちゃん、そこにある棒を」
絵里「棒?これかしら?」
ドン!ドン!!ガララ...
絵里「壁が崩れた!」
真姫「どんだけ壁がもろいのよ、この屋敷は」
希「そうそう」
絵里「もういないわよね....」
希「同じ場所からは二回は出てこないよ」
絵里「そう...これって台車?動かせるのかしら?」
グッ...スッ...スッ...
絵里「動いた、また壁に色が違うわね、それにまたひびが」
花陽「絵里ちゃん、そこにある棒を」
絵里「棒?これかしら?」
ドン!ドン!!ガララ...
絵里「壁が崩れた!」
真姫「どんだけ壁がもろいのよ、この屋敷は」
77: 2020/09/22(火) 19:06:29.94 ID:y0T0lxtN
どれぐらいつかわれていないのだろう
部屋の空気が重くよどんでいる
絵里「なによ...ここ」
真姫「右奥に誰か...いや、あれは」
希「骸骨やね」
絵里「っ....」
日数を数えるためだろうか
壁にしるしがきざまれている
真姫「もしかしてあの骸骨って...ここに閉じ込められた人の末路?」
絵里「こんな暗くて狭い場所に....想像するだけで震えが....」
どうやらカルテのようだ
真姫「カルテ?なんでカルテ...この人は医者だってこと?」
『メアリー・バロウズ』と患者名がある
この家の人の名前ね
.....メアリー...バロウズ...
絵里「メアリー?メアリーってまさか....」
部屋の空気が重くよどんでいる
絵里「なによ...ここ」
真姫「右奥に誰か...いや、あれは」
希「骸骨やね」
絵里「っ....」
日数を数えるためだろうか
壁にしるしがきざまれている
真姫「もしかしてあの骸骨って...ここに閉じ込められた人の末路?」
絵里「こんな暗くて狭い場所に....想像するだけで震えが....」
どうやらカルテのようだ
真姫「カルテ?なんでカルテ...この人は医者だってこと?」
『メアリー・バロウズ』と患者名がある
この家の人の名前ね
.....メアリー...バロウズ...
絵里「メアリー?メアリーってまさか....」
79: 2020/09/22(火) 19:12:43.71 ID:y0T0lxtN
真姫「メアリーってあの先生の名前よね」
絵里「ってことはここの屋敷はあの先生の屋敷?でも主っぽい人は牢屋にいたってことは」
真姫「あの先生が黒幕ってことかしら、あの主の奥さんか親戚とかなんじゃないの」
絵里「通りで最初から顔がやばいと思ったわ...!だから、同じ香水が部屋に置いてあったのね」
真姫「...人の本性って人相に出るのね」
カルテが落ちている
患者は二人の新生児らしい
絵里「新生児?」
黒革の診察カバンだ
絵里「診察カバン、この人のお医者さんだったみたいね」
内側に名前がししゅうされている
『ウォルター・シンプソン』...。
ウォルター...シンプソン!?
絵里「え!?どうしたのよ?知ってる人なの?」
....。パ....パ...。
絵里「え」
絵里「ってことはここの屋敷はあの先生の屋敷?でも主っぽい人は牢屋にいたってことは」
真姫「あの先生が黒幕ってことかしら、あの主の奥さんか親戚とかなんじゃないの」
絵里「通りで最初から顔がやばいと思ったわ...!だから、同じ香水が部屋に置いてあったのね」
真姫「...人の本性って人相に出るのね」
カルテが落ちている
患者は二人の新生児らしい
絵里「新生児?」
黒革の診察カバンだ
絵里「診察カバン、この人のお医者さんだったみたいね」
内側に名前がししゅうされている
『ウォルター・シンプソン』...。
ウォルター...シンプソン!?
絵里「え!?どうしたのよ?知ってる人なの?」
....。パ....パ...。
絵里「え」
80: 2020/09/22(火) 19:13:37.96 ID:y0T0lxtN
絵里「この亡骸はジェニファーのお父さんなの!?」
どうやらメモのようだ
~♪
Drウォルター・シンプソン記す
ここに閉じ込められて3日になる。
私ももう長くはもつまい。全てがおわる前に知るかぎりのことを記しておこう。
この世に災いをもたらす双子のことを。
絵里「双子?」
私は夫人の出産のためにこの屋敷へよばれた。
その時夫人が産みおとしたのがヤツら...悪魔の落とし子達だ。
私の右手は生まれたばかりのヤツらに食いちぎられた。
ヤツらは体機能が不完全なためこのままなら3日と生きられないはずだ。
絵里「っ......」
しかし、ヤツらが生き続けているならばなんとかしてヤツらを消滅させてほしい。
さもなくばきっと恐ろしいことがおきるに違いない。
息が苦しい。部屋の空気がなくなりつつあるのだろう。
星のゆりかご、ヤツらはそこで黒いねむりについている....
ジェニファー....ジェニファー...ジェニファー...
真姫「.......」
どうやらメモのようだ
~♪
Drウォルター・シンプソン記す
ここに閉じ込められて3日になる。
私ももう長くはもつまい。全てがおわる前に知るかぎりのことを記しておこう。
この世に災いをもたらす双子のことを。
絵里「双子?」
私は夫人の出産のためにこの屋敷へよばれた。
その時夫人が産みおとしたのがヤツら...悪魔の落とし子達だ。
私の右手は生まれたばかりのヤツらに食いちぎられた。
ヤツらは体機能が不完全なためこのままなら3日と生きられないはずだ。
絵里「っ......」
しかし、ヤツらが生き続けているならばなんとかしてヤツらを消滅させてほしい。
さもなくばきっと恐ろしいことがおきるに違いない。
息が苦しい。部屋の空気がなくなりつつあるのだろう。
星のゆりかご、ヤツらはそこで黒いねむりについている....
ジェニファー....ジェニファー...ジェニファー...
真姫「.......」
81: 2020/09/22(火) 19:17:17.24 ID:y0T0lxtN
真姫「エリー」
絵里「なに?真姫」
真姫「絶対にあいつらを倒しましょう」
絵里「真姫....そうね!」
~♪
絵里「この部屋は....床に魔法陣みたいなのがあるわね」
『星のゆりかご』...。
この下に何かあるんだわ。
絵里「え?この下?この下になにかあるの?」
真姫「なにか仕掛けがあるんじゃないの?」
絵里「仕掛け...!こっちがなんか調べられるわね」
鉄製の円盤だ、十字の切れこみが入っている
絵里「....!もしかしてこの魔像を...」
十字の溝にぴったりとはまった!
絵里「よし」
絵里「なに?真姫」
真姫「絶対にあいつらを倒しましょう」
絵里「真姫....そうね!」
~♪
絵里「この部屋は....床に魔法陣みたいなのがあるわね」
『星のゆりかご』...。
この下に何かあるんだわ。
絵里「え?この下?この下になにかあるの?」
真姫「なにか仕掛けがあるんじゃないの?」
絵里「仕掛け...!こっちがなんか調べられるわね」
鉄製の円盤だ、十字の切れこみが入っている
絵里「....!もしかしてこの魔像を...」
十字の溝にぴったりとはまった!
絵里「よし」
82: 2020/09/22(火) 19:18:39.30 ID:y0T0lxtN
....何の音?
絵里「床に穴が!」
開いた穴がはるか下までつづいている
ハシゴでおりれそうだ
絵里「梯子?あ!降りてる!」
カン...カン...カン...
絵里「...!誰か歩いている!」
真姫「いかにも怪しそうな格好をしてるわね」
何かいる...。
犬のうなり声のようだ
絵里「犬?」
希「見張りやね」
真姫「見張り?」
絵里「....!これをここで使うのね!」
スッ...
絵里「ローブを着て....ロープは使えない..香水は使えた!」
メアリーの香水のにおいがする
コツ...コツ...
絵里「よし、進めたわ」
絵里「床に穴が!」
開いた穴がはるか下までつづいている
ハシゴでおりれそうだ
絵里「梯子?あ!降りてる!」
カン...カン...カン...
絵里「...!誰か歩いている!」
真姫「いかにも怪しそうな格好をしてるわね」
何かいる...。
犬のうなり声のようだ
絵里「犬?」
希「見張りやね」
真姫「見張り?」
絵里「....!これをここで使うのね!」
スッ...
絵里「ローブを着て....ロープは使えない..香水は使えた!」
メアリーの香水のにおいがする
コツ...コツ...
絵里「よし、進めたわ」
84: 2020/09/22(火) 19:25:59.78 ID:y0T0lxtN
.....!!
ロッテ。ロッテ!
う....
真姫「なにこれ...蝋燭に囲まれてるわね」
ロッテ、生きてるのね!
ああ...。ジェニファー...。
時計塔を...スイッチを...。
絵里「また時計塔?」
....。
ロッテ?一人に...しないで...。
....。
真姫「また仲間が...」
絵里「........」
ロッテ。ロッテ!
う....
真姫「なにこれ...蝋燭に囲まれてるわね」
ロッテ、生きてるのね!
ああ...。ジェニファー...。
時計塔を...スイッチを...。
絵里「また時計塔?」
....。
ロッテ?一人に...しないで...。
....。
真姫「また仲間が...」
絵里「........」
85: 2020/09/22(火) 19:26:54.03 ID:y0T0lxtN
缶が置かれている
中は灯油のようだ
絵里「結構広いみたいね、ここ」
~♪
絵里「!なにこれ?」
真姫「音楽が変わったわね...これはなんの幕?なんかのステージ?」
絵里「調べてみましょう...」
サッ
絵里「!!!!!!!!!!」
真姫「な、なによ...これ」
絵里「ば...化け物!...」
真姫「!追いかけてくるわ!!」
ドサッ
絵里「ジェニファー!!立って!走って!!!」
中は灯油のようだ
絵里「結構広いみたいね、ここ」
~♪
絵里「!なにこれ?」
真姫「音楽が変わったわね...これはなんの幕?なんかのステージ?」
絵里「調べてみましょう...」
サッ
絵里「!!!!!!!!!!」
真姫「な、なによ...これ」
絵里「ば...化け物!...」
真姫「!追いかけてくるわ!!」
ドサッ
絵里「ジェニファー!!立って!走って!!!」
86: 2020/09/22(火) 19:30:45.64 ID:y0T0lxtN
絵里「なんなんのよ!!あいつは!」
...あっ...くっ....。
絵里「登れない!?行き止まり!?」
希「エリチ諦めないで!」
絵里「!...わかったわ」
スッ....スッ....
絵里「よし!登れた!」
ドン!ボー!!
真姫「あいつが燃えた!?」
絵里「灯油缶が落ちてあいつに引火したみたいね」
あ....あ....。
絵里「.........」
...あっ...くっ....。
絵里「登れない!?行き止まり!?」
希「エリチ諦めないで!」
絵里「!...わかったわ」
スッ....スッ....
絵里「よし!登れた!」
ドン!ボー!!
真姫「あいつが燃えた!?」
絵里「灯油缶が落ちてあいつに引火したみたいね」
あ....あ....。
絵里「.........」
87: 2020/09/22(火) 19:32:05.80 ID:y0T0lxtN
絵里「あいつを倒したのはいいけど...この後はどこにいけば...」
希「.....」
絵里「これはエレベーター?」
真姫「これで上に戻れるってことかしら?」
絵里「1階と2階と3階まで選べるみたいね....」
花陽「......」
絵里「うーん...このまま簡単にはこのゲームは脱出させてはくれなそうだからまずは上からまずは3階を選んでみましょう」
カチッ
絵里「.......」
フッ...
絵里「え?なに?電気が?」
ガコン!!
絵里「!?」ビクッ
~♪
絵里「!!!!!!!!!」
希「.....」
絵里「これはエレベーター?」
真姫「これで上に戻れるってことかしら?」
絵里「1階と2階と3階まで選べるみたいね....」
花陽「......」
絵里「うーん...このまま簡単にはこのゲームは脱出させてはくれなそうだからまずは上からまずは3階を選んでみましょう」
カチッ
絵里「.......」
フッ...
絵里「え?なに?電気が?」
ガコン!!
絵里「!?」ビクッ
~♪
絵里「!!!!!!!!!」
89: 2020/09/22(火) 19:37:34.61 ID:y0T0lxtN
シャキン!シャキン!!
絵里「エレベーターの上から出てくるなんて反則でしょ!!」
真姫「エリー!はしごが!!」
絵里「っ...とにかくここは逃げるしかないわね!!」
絵里「え?あいつもはしごを登ってきてる!!!」
真姫「ここは一体なんなの?」
絵里「ちょっと...もう逃げ場が!」
花陽「絵里ちゃん!そこのレバーを!」
絵里「レバー!?これ?」
花陽「そう!」
ガコン!ガコン!!
絵里「!周りの歯車が動き出した?」
真姫「!見て、あいつがなんか苦しんでるわ!」
絵里「!本当だわ」
ガコン!!
絵里「!落ちていった....」
絵里「エレベーターの上から出てくるなんて反則でしょ!!」
真姫「エリー!はしごが!!」
絵里「っ...とにかくここは逃げるしかないわね!!」
絵里「え?あいつもはしごを登ってきてる!!!」
真姫「ここは一体なんなの?」
絵里「ちょっと...もう逃げ場が!」
花陽「絵里ちゃん!そこのレバーを!」
絵里「レバー!?これ?」
花陽「そう!」
ガコン!ガコン!!
絵里「!周りの歯車が動き出した?」
真姫「!見て、あいつがなんか苦しんでるわ!」
絵里「!本当だわ」
ガコン!!
絵里「!落ちていった....」
90: 2020/09/22(火) 19:38:31.24 ID:y0T0lxtN
絵里「あいつは...これで....」
この小娘がっ、よくも私のぼうや達を!!
絵里「うわぁ!!!」ビクッ
真姫「出たわね、黒幕」
絵里「ちょっと!これはどうすれば!」
バサッバサッ
絵里「!」
真姫「あれはカラス?」
絵里「カラスが先生を襲ってるわ....待って!このままだと!」
きゃー!!!!
真姫「この高さから落ちたから助からないわね...」
絵里「.......」
この小娘がっ、よくも私のぼうや達を!!
絵里「うわぁ!!!」ビクッ
真姫「出たわね、黒幕」
絵里「ちょっと!これはどうすれば!」
バサッバサッ
絵里「!」
真姫「あれはカラス?」
絵里「カラスが先生を襲ってるわ....待って!このままだと!」
きゃー!!!!
真姫「この高さから落ちたから助からないわね...」
絵里「.......」
92: 2020/09/22(火) 19:44:07.50 ID:y0T0lxtN
絵里「あの時の助けたカラスが助けてくれたのね」
真姫「かもね、仲間を〇さた復讐かもしれないけど」
アン!
絵里「生きてる仲間もいたのね...よかった」
ゴーン!ゴーン!
~♪
絵里「あ...これって時計塔の中だったのね」
真姫「夜が明けていくわね」
絵里「え?ED?」
希「すごいやん!!エリチ!!一発でここまでクリアできるなんて!」
絵里「そ、そうかしら?皆がアドバイスくれたからよ」
花陽「...ううん、絵里ちゃんに才能があるんだよ」
絵里「才能?」
花陽「うん」
真姫「かもね、仲間を〇さた復讐かもしれないけど」
アン!
絵里「生きてる仲間もいたのね...よかった」
ゴーン!ゴーン!
~♪
絵里「あ...これって時計塔の中だったのね」
真姫「夜が明けていくわね」
絵里「え?ED?」
希「すごいやん!!エリチ!!一発でここまでクリアできるなんて!」
絵里「そ、そうかしら?皆がアドバイスくれたからよ」
花陽「...ううん、絵里ちゃんに才能があるんだよ」
絵里「才能?」
花陽「うん」
93: 2020/09/22(火) 19:45:18.61 ID:y0T0lxtN
絵里「話を整理するとシザーマンはメアリーの子供で地下にいたあの変なやつもメアリーの子供だったのね」
希「そう、それでジェニファーのお父さんはその出産の立ち合いの際にここに来てあぁなってしまった」
絵里「それで孤児になったのね...」
花陽「それでバロウズ主人も子供を葬ろうとした結果、監禁されてしまった」
希「メアリーは二人の〇しの欲求を満たすためにジェニファー達を連れてきたんよ」
真姫「最低ね...でもなんで時計を動かしたらシザーマンが苦しんだのかしら」
希「作中でもあったけどあの双子は本来ならば器官の未発達で3日は持たない命だったはずなのよ」
花陽「でもメアリーが時計塔を止めることで屋敷の時の流れを止めることで生きながらえていたの」
真姫「成程、変な儀式がどうとかあったからそれで時を止めたのね」
希「元々、バロウズ家は邪教を信仰していたりしたからね」
絵里「だから時計を動かしたら時が戻って苦しんでたのね」
希「そう、それでジェニファーのお父さんはその出産の立ち合いの際にここに来てあぁなってしまった」
絵里「それで孤児になったのね...」
花陽「それでバロウズ主人も子供を葬ろうとした結果、監禁されてしまった」
希「メアリーは二人の〇しの欲求を満たすためにジェニファー達を連れてきたんよ」
真姫「最低ね...でもなんで時計を動かしたらシザーマンが苦しんだのかしら」
希「作中でもあったけどあの双子は本来ならば器官の未発達で3日は持たない命だったはずなのよ」
花陽「でもメアリーが時計塔を止めることで屋敷の時の流れを止めることで生きながらえていたの」
真姫「成程、変な儀式がどうとかあったからそれで時を止めたのね」
希「元々、バロウズ家は邪教を信仰していたりしたからね」
絵里「だから時計を動かしたら時が戻って苦しんでたのね」
94: 2020/09/22(火) 19:49:08.33 ID:y0T0lxtN
花陽「.........」
真姫「花陽?」
花陽「!」
真姫「どうかしたの?」
花陽「いや、絵里ちゃんってなんでもできてすごいなぁって思って」
絵里「そんなことないわよ」
花陽「でもね...絵里ちゃん...」
絵里「?」
花陽「このゲームにはたくさん違うEDがあるの」
絵里「そうなの?」
花陽「...気にならない?」
真姫「花陽?」
花陽「!」
真姫「どうかしたの?」
花陽「いや、絵里ちゃんってなんでもできてすごいなぁって思って」
絵里「そんなことないわよ」
花陽「でもね...絵里ちゃん...」
絵里「?」
花陽「このゲームにはたくさん違うEDがあるの」
絵里「そうなの?」
花陽「...気にならない?」
95: 2020/09/22(火) 19:50:44.18 ID:y0T0lxtN
花陽「実は車で脱出できるルートがあって」
絵里「え!?そうなの?」
花陽「ここでこうやってみて」
絵里「....こう?」
真姫「.......」
絵里「あ、本当だ!...でも仲間を置いて逃げるのは」
花陽「さっき助けたんだから今度は違うEDでもいいんじゃない?」
絵里「っ....ちょっと心苦しいけど...」
真姫「ねぇ、希」
希「なぁに?真姫ちゃん」
真姫「私の気のせいならいいんだけど」
希「?」
真姫「花陽って...」
絵里「これで館から....」
~♪
絵里「!」ビクッ
きゃああああああ!!
絵里「うわぁ!!!!」
花陽「.........」
真姫「いえ....なんでもないわ」
絵里「え!?そうなの?」
花陽「ここでこうやってみて」
絵里「....こう?」
真姫「.......」
絵里「あ、本当だ!...でも仲間を置いて逃げるのは」
花陽「さっき助けたんだから今度は違うEDでもいいんじゃない?」
絵里「っ....ちょっと心苦しいけど...」
真姫「ねぇ、希」
希「なぁに?真姫ちゃん」
真姫「私の気のせいならいいんだけど」
希「?」
真姫「花陽って...」
絵里「これで館から....」
~♪
絵里「!」ビクッ
きゃああああああ!!
絵里「うわぁ!!!!」
花陽「.........」
真姫「いえ....なんでもないわ」
96: 2020/09/22(火) 19:53:40.89 ID:y0T0lxtN
絵里「....ふぅ.....」
にこ「どうしたの?絵里、なんかやつれるけど」
絵里「まぁ...ちょっとね」
花陽「絵里ちゃーん!!!」
絵里「!!!」ビクッ
花陽「♪」
絵里「花陽...なにかしら?」
花陽「絵里ちゃん、今度はこれやろうよ」
絵里「え?なに?」
花陽「サイレンっていうゲームなんだけど」
絵里「ちなみにこれはどういうゲーム?」
花陽「ホラーゲームだよ?」
絵里「っ.......」
にこ「どうしたの?絵里、なんかやつれるけど」
絵里「まぁ...ちょっとね」
花陽「絵里ちゃーん!!!」
絵里「!!!」ビクッ
花陽「♪」
絵里「花陽...なにかしら?」
花陽「絵里ちゃん、今度はこれやろうよ」
絵里「え?なに?」
花陽「サイレンっていうゲームなんだけど」
絵里「ちなみにこれはどういうゲーム?」
花陽「ホラーゲームだよ?」
絵里「っ.......」
97: 2020/09/22(火) 19:54:22.85 ID:y0T0lxtN
絵里「花陽、たまには」
花陽「これすごい面白いんだよ!!絶対に絵里ちゃんも気に入ると思うんだ!」
絵里「いや...気に入るって」
花陽「!....あ...ごめんなさい、迷惑だったかな?」
絵里「いや迷惑とは言ってないけど」
花陽「じゃあ!やりましょう!」
絵里「!.......」
真姫「エリーも大変ね」
にこ「!真姫ちゃん」
真姫「..........」
花陽「これすごい面白いんだよ!!絶対に絵里ちゃんも気に入ると思うんだ!」
絵里「いや...気に入るって」
花陽「!....あ...ごめんなさい、迷惑だったかな?」
絵里「いや迷惑とは言ってないけど」
花陽「じゃあ!やりましょう!」
絵里「!.......」
真姫「エリーも大変ね」
にこ「!真姫ちゃん」
真姫「..........」
98: 2020/09/22(火) 19:57:00.20 ID:y0T0lxtN
絵里(花陽とはあれからすごく仲良くなれたと思います、けど...)
絵里「ひぃ!!!」
花陽「.......」
絵里(やたらにホラーゲームをするのに誘われます、しかもプレイヤーは必ず私)
絵里「っ.......」
絵里(一体なんで?どうして...たまには普通のゲームをしたい)
絵里「!」ビクッ
花陽「..........」
花陽(絵里ちゃんって本当に可愛いなぁ....もっともっと可愛い絵里ちゃんを花陽に見せてね)
絵里「ひぃ!!!」
花陽「.......」
絵里(やたらにホラーゲームをするのに誘われます、しかもプレイヤーは必ず私)
絵里「っ.......」
絵里(一体なんで?どうして...たまには普通のゲームをしたい)
絵里「!」ビクッ
花陽「..........」
花陽(絵里ちゃんって本当に可愛いなぁ....もっともっと可愛い絵里ちゃんを花陽に見せてね)
99: 2020/09/22(火) 19:57:43.85 ID:y0T0lxtN
これでおしまいです
最後までお付き合いいただきありがとうございました
最後までお付き合いいただきありがとうございました
105: 2020/09/22(火) 23:41:02.44 ID:Tsge8K+0
乙!良かったよ
111: 2020/09/26(土) 13:05:28.92 ID:DTQsv2eH
面白そうだ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1600680126/