【SS】絵里「凛ってほんとーに可愛いのよねぇ…ああもう困る…」

※絵里「凛ってほんっとに可愛い…」の続きっぽいけどそうでもないです。

【SS】絵里「ほんっと凛って可愛い……」【ラブライブ！】

2016/01/25(月 22:29:28.29 ID:iPgfihNJ.net ー中庭ー 絵里「はあ……」 絵里「もっとぺたぺたしたいのに……いっつも凛は花陽と真姫といるし……」 穂乃果「海未ちゃーん！！これ美味しいね！」 ことり「紅茶飲むっ！？」 海未「ああ、ありがとうございます。いただきます」 絵里「……」 絵里(あの２人が海未に好意丸出しにしてるように、私も出来たらいいのに……) 絵里「何が大事なのかしら……」 絵里「うーむ……トイレ行こ」

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2021年7月4日 11:00

絵里「もっーと、距離つめたいんだけどなぁ…」ｷﾞｭｯｰ

HJNN(凛Ver.)

絵里「いづれはキスとか……」ｷﾞｭｯｰ

絵里「…いえ、違うのよ？」

絵里「別に危ない感情で好きとか言ってるわけじゃなくて、あれよ、小動物を可愛がる感じよ」

絵里「あれよ、ペットにキスする人とかいるじゃない？」


絵里「………誰に言ってるんだろう」ｷﾞｭｯｰ

絵里「もっと何か、いろんなところに遊びに……」

ｺﾝｺﾝｯ

亜里沙「お姉ちゃーん、ちょっといい？」

絵里「ん？どうしたの？」

亜里沙「あのね、この『チケット』なんだけど、雪穂と友達二人の四人で使おうと思ってたら雪穂も２枚持ってて。で、良かったら使って」

絵里「……！」

絵里「…それはなんのチケット…？」



亜里沙「プール」



絵里「хорошо！！！！！！！」

絵里「…っていうことなの」

凛「プールって久しぶりだな〜」

凛「ありがとう、絵里ちゃん！」

絵里「いいのよ、今日は楽しみましょ！」


絵里(カメラ持ってきて正解だったわ……)


凛「なにいく？」

絵里「凛の好きなのでいいわよ！」

凛「じゃあ、あれ！ウォータースライダー！」

絵里「………！」

絵里「凛、りん。あれ、あれにしましょう」

凛「ん？」

絵里「二人で一緒に滑るやつ！」

凛「ああ、あのすっごい密着するやつね」

絵里「……嫌かしら？」

凛「いや、面白そう！やろやろ！」

絵里(ハラッセオ！！！！)

『はい、では体の力を抜いてくださいねー』

凛「はーい」

絵里(ああああ、凛の体柔らかい……ぷにぷにしてる……)

『いってらっしゃっーい！』

ｻﾞｯｰ!

凛「ひゃーー！」

絵里「え、ちょっ、結構はやっ、きゃあああああああああ！？！」

凛「きゃっー！はっやっーい！」

絵里「ひゃぁあああああああああ！！？」ｷﾞｭｯ

ーーー

絵里「はあ、はあは、はあ……」

凛「絵里ちゃん、大丈夫……？」

絵里「…だ、大丈夫、あと３分」

絵里(えへへ凛のふともも……)

ーー

絵里「さあっ！回復したわ！！」

凛「よーし、じゃあ……あれ！流れるプール！」

絵里「波の出る、のとは違うのね」

凛「そそ、あれリラックスしてると勝手に流れるんだー」

凛「浮き輪〜」

絵里「おおっ」

凛「これに捕まってるの楽しいよ〜」

絵里「へえ…」ｷﾞｭｯ

ﾌﾜ～

絵里「なるほど、確かに…」

凛「眠たくなるね～……」

絵里「ええ……」

ざわ…ざわ…

凛「……」

絵里「……」

ﾌﾟｶﾌﾟｶ……

絵里「……」zzz

凛「……」zzz


ｻﾞﾜ…ｻﾞﾜ……ｻﾞﾜﾔｻﾞﾜ…

ーー

凛「水死体と間違えられた……」

絵里「びっくりした……目が覚めたら『うわっ！生きてた！』って…」

凛「……じゃあ次……ん？」

絵里「どうしたの？」

凛「いや、見てあれ。なんか面白そうなのが」

絵里「ん……」


『ＮＥＷオープン！ 水面下での化物屋敷』

絵里「……つまり、プールでのお化け屋敷？」

凛「行ってみようよ！」

絵里「え」

凛「嫌……？」

絵里「い、いえ、大丈夫、大丈夫よ、ええ」

絵里(……あんまり得意じゃないけど……まあ、いっか)

ーー
ﾋﾟﾁｬ…ﾋﾟﾁｬ…

凛「うわぁ、結構雰囲気出てるね…」

絵里「……」ｷﾞｭｯ

凛「水に使ってるから冷えるし……」

絵里「……」ｷﾞｭｯｰ

凛「…怖いの？絵里ちゃん」

絵里「しょ、しょんなこと……」

凛「……った」

絵里「え？」

凛「ううん、なんでもない」


凛(…よかった。絵里ちゃんでも怖いんだ…)ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ﾌﾞﾙｧｰ!

絵里「ひゃぁっ！？」ﾋﾞｸｯ

凛「わっ…！」ﾋﾞｸｯ

絵里「もう、やめてよね……」ｷﾞｭｯ

凛「……」

凛(……絵里ちゃんのおっ〇〇ってやっぱり大きいな……)ﾑﾆｭｯ

絵里「うう…早く行きましょ、凛」

凛「……あ、うん」

ーー

ﾋﾟﾁｬ……ﾋﾟﾁｬ…

絵里「あと少しで出口のはず…」

凛「もう心臓バックバク…怖かったぁ……」

絵里「ええ、そうね……」

凛「でも、やっぱりなんか新鮮でおもしろか」

『ビギャアアアアアあアアアアアアアアアア！！！！！』バッシャッッーーン！！

絵里「う、ひゃっぁぁあ！？！」ﾋﾞｯｸｩ!!

凛「ぎゃあああああ！？！！」ﾋﾞｸｯ!!

ｶﾞｸｯ

凛「あ…」ﾊﾟｼｬﾝｯ

絵里「あ、ああもう、最後の最後になんてものを……凛？」

凛「……あ、その…」

絵里「…？」


凛「腰が抜けちゃった……」

ーー

凛「……お、重くない？」

絵里「大丈夫よ、凛は軽いわ」

おんぶ

凛「ん…」

絵里「遠慮しないで、もっと頼っていいのよ？私、凛よりもお姉さんなんだから」

凛「…ふふ。そうだね…凛も、絵里ちゃんみたいなお姉さん、いたら嬉しかったな。姉妹として」

絵里「ふふっ、なら、私の事、本当のお姉ちゃんって思ってくれてもいいのよ？なんなら、今から姉妹みたいに……なーんて」


凛「……お姉ちゃん」


絵里「………っ！！」

絵里「………」ｸｽｯ


絵里「食べちゃいたい……」


凛「え？」

絵里「あ、ううん。なんでもないの」

凛「……ふふっ、本当、変な『お姉ちゃん』」

絵里(これ、やっばいわね。破壊力が……！！)

凛「ん、もう立てるよ、ありがとう、お姉ちゃん」

絵里「……ええ。どういたしまして」

凛「へっくし」ｸﾁｭﾝｯ

絵里「あら、ちょっと冷えちゃった？」

凛「んー……どうだろ」

絵里「少し休憩しましょうか、陽射しを浴びながら」

凛「あ、日焼け止め、もっかい塗っておこう」

ーー

絵里「ふう……あったかいわねぇ…」

凛「夏だからねぇ……」

凛「…でも……」ｷﾞｭｯ

絵里「……凛？」

凛「…こうしたら、もっとあったかい」

ーー

凛「じゃ、休憩も済んだし、さいごはやっぱり！波の出るプール！」

ｻﾞｧｧｱｯ…

絵里「うわっ、とと…結構勢いあるわね……」

凛「手繋いでよ、はぐれちゃう」

絵里「ええ」ｷﾞｭｯ

ｻﾞﾊﾟｯｰﾝ!

凛「うひゃー！」

絵里「わぷっ！」

凛「お、くるくる！でっかいの！！」

ｻﾞｯｯﾊﾟｯｰｰﾝ!!

ｼｭﾙｯ

凛「うにゃーー！！」

絵里「水飲んじゃった、でもスリルがあって、なかな……か………り、凛！！！」

凛「ん？なに？」

絵里「いいから胸隠して！！！」ｶﾞﾊﾞｯ

凛「………え」

ｼｭﾙﾘｰﾝ






凛「――き、きゃああああああああああああああああああ！！？？！！？？」

ーー
帰りのバス
ーー

絵里「…よしよし、もう泣かないの」

凛「ひぐっ、だってぇ…ｸﾞｽｯ…！」

絵里「ま、まあ確かに恥ずかしかったとは思うけど、あんまり人もいなかったし、そんなには……」

凛「でも見られたもん！！何人かには！！」

絵里「ま、まあね……」

凛「……」ｸﾞｽｯ

絵里「……も、もうプール、行かない？」

凛「……いや、別に…」

凛「…絵里ちゃんと今日遊んだのも楽しかったし……」

絵里「そっか…」

絵里「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「ふにゃ……」ｺﾞﾛﾆｬﾝ

絵里「次は、どこに行きましょうか」

凛「…へへっ。凛は……」



…凛と。本当に、同じ血を持った、姉妹だったら、良かったのに。
そう思った絵里でした。



おわり

いいわね

えりりんほんと好き

仲良し大好き

10ハラショー