【SS】姫乃「...」(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾝﾏｷｬー　ﾝﾏｷｬー」【ラブライブ！虹ヶ咲】

姫乃「....これは一体？」

姫乃「果林さん？」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾝﾏｷｬﾝﾏｷｬ」ｺｸﾘ

姫乃「果林さん、で間違いなさそうだけど...」

姫乃「一体何が？」

エマ「果林ちゃんいる～？」ｶﾞﾁｬ

エマ「あっ、姫乃ちゃん、来てたんだ」

姫乃「エマさん。お邪魔してます」

姫乃「それよりも果林さんが...頭身が低くなって、ちんまりとした感じに」

エマ「本当ぉ？」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ｴﾏー」

エマ「あら本当」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「...」

姫乃「なんだか虚無なお顔ですね」

エマ「果林ちゃん...でいいのかな？」

エマ「何か欲しいものある？」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾊﾟﾝﾀﾞ」

姫乃「今、パンダって言いましたよね？」

エマ「パンダ好きだもんね」

エマ「えーっと、パンダのぬいぐるみは...」

果林「ん～！」ﾎﾞﾌﾝ

エマ「あっ、一瞬元に戻った！」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾊﾟﾝﾀﾞ」ﾎﾞﾌﾝ

姫乃「そしてまたちんまい姿に戻った」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾊﾟﾝﾀﾞｻﾝ」ｷﾞｭｯ

エマ「母猿に引っ付く小猿みたい」

姫乃「本当何が何だか？」

エマ「果林ちゃん、他何か欲しいものありますか？」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ｱﾏｲﾓﾉ」

姫乃「甘いもの...」

姫乃「そういえば、私スニッカーズ持ってます」ｶﾞｻｺﾞｿ

姫乃「果林さーん」つｽﾆｯｶｰｽﾞ

(ζﾙ|´A`ﾙ 「...ﾊﾟｸｯ」

果林「あまーい！」ﾎﾞﾌﾝ

姫乃「また元に戻って...」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾝﾏｷｬﾝﾏｷｬ」

エマ「そしてちんまくなると...」

姫乃「エマさん、これって」

エマ「うん、果林ちゃんの欲望が叶うと元に戻るのかな？」

姫乃「なら、私たちは何をすべきでしょうか...？」

エマ「素直に果林ちゃんの言うこと叶えてあげればいいんじゃない？」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾊﾟｸﾊﾟｸﾓｸﾞﾓｸﾞ」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾘｮｸﾁｬ ﾉﾐﾀｲ」

姫乃「甘いもの食べましたからね」

姫乃「果林さん、ケトルとコップ借りますね」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ｳｨ」

姫乃「はいどうぞ」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾝﾏｷｬ」ｺﾞｸｺﾞｸ

姫乃「おかしいですね...」

姫乃「緑茶を出したのに元に戻らない」

エマ「ん～？？」

エマ「本当だぁ」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ｽｲｽ」

エマ「私？」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾔｾｲﾉ ｽｲｽｶﾞ ﾀﾍﾞﾀｲ」

エマ「野生の？私？」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾁｶﾞｳ」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾔｾｲﾉｽｲｽ」

エマ「？？？」

姫乃「？？？」

姫乃「野生の...スイスって何ですか？」

エマ「私に聞かれても...」

エマ「ねえ、果林ちゃん。それ本当に野生のスイス？そもそも野生のスイスって何？」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「？」

姫乃「ダメですね、ポカーンとしてる」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ｱﾚ」

姫乃「窓の外に....」

姫乃「何かいます！」

エマ「あの形って...もしかしてスイス国！？」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ｱﾚﾀﾍﾞﾀｲ」

姫乃「あっ、あれを！？」

エマ「なんだかよくわからないけど捕まえに行くよ！」

姫乃「はっ、はい！」

この顔ってそのデフォルメ果林さんで描き起こすとどんな顔なんだろう
少しだけ気になっちゃうね

エマ「とやっ！それっ！」

姫乃「とう！あヨイショ！」ｽｶｯ

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ｼｮ！」ｽｶｯ

エマ「全然捕まらないよ...」

姫乃「っていうか、野生のスイスって一体なんなんでしょうね？」

エマ「野生の生クリームがあるんだから、野生のスイスだってあるんだよきっと」

エマ「全然捕まらないや」

姫乃「エマさん、こちらはどうでしょうか？」つねずみとり

エマ「古典的な手だけど、通用するかなぁ？」

エマ「仕掛けておこう」

野生のスイス「...そろり」

エマ「...」

姫乃「....」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「.....」

野生のスイス「...パクっ」

ばちん！

野生のスイス「～～！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

姫乃「やっ！やったぁ！」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「！！」

エマ「姫乃ちゃん、果林ちゃん、まだ油断しないで！」

エマ「獲物って罠から外す時が一番逃げられやすいんだって」

エマ「寮母さんから木製バット借りてきた」

エマ「これで一気に急所を！」

野生のスイス？「～！！～！！」

エマ「えい！」


ドカっ！

野生のスイス？「?」

姫乃「やりました！これで果林さんが元に戻ります！」

エマ「ごめんねスイス」

姫乃「罠から外して...ってこれ...！」

姫乃「スイスじゃないです！」

エマ「へ？」

エマ「こっ、これは！」

エマ・姫乃「野生の埼玉だ！」

野生のスイス改めて野生の埼玉「?」

エマ「どうしよう...？」

姫乃「で、でも果林さんの指定した何かには変わりないですし...」

姫乃「とりあえず、ひん剥いて食べましょう」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「！！」

パチパチ?

エマ「手っ取り早く丸焼きにしたよ」

エマ「果林ちゃん、はいどうぞ」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ｱﾘｶﾞﾄｳ」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾊﾟｸｯ」

(ζﾙ|´A`ﾙ 「ﾝﾏｷｬー！」

果林「美味しい～！」

姫乃「も、元に戻った！」

果林「？？」

果林「どうしたの姫乃ちゃん？」

姫乃「果林さんが小さくなって、そのっ！」

エマ「姫乃ちゃん、この事は秘密にしておこう」

姫乃「そ、そうですね、非現実的ですけど」

果林「それにしてもこのお肉美味しいわね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

果林「あー、最近肩が凝るのよね、なんででしょう？」

姫乃「色々なもの我慢してるからじゃないですか？」

エマ「たまには甘えていいんだよ～」

果林「うーん、今日はそんな気分ね」

果林「あっ、あれは何かしら？」

野生のスイス「ぴょんぴょん」

果林「よしっ、決めた！今日はあれを追いかけるわよ！」

果林「2人ともついてきて！」




おわり

これは考えたら負けなSSだな
乙