【SS】あなた｢み、ミアちゃん…｣ ミア｢なんだよ｣【ラブライブ！虹ヶ咲】

あなた｢い、一緒に写真撮ろうよ！｣

ミア｢なんだよ急に｣

あなた｢わ、わたしね！ミアちゃんの曲聴いたんだけど、すごいいいなって思って｣

あなた｢こんな人がうちの学校にいるんだ！と思ったらわたし…！｣

ミア｢はぁ…まあいいけど｣

あなた｢やったー！！｣

ミア｢その代わり、ハンバーガー奢ってよ｣

あなた｢え？｣

ミア｢当たり前だろう？タダでボクと写真を撮れるなんて思うなよ｣

あなた｢そ、そうだよね…わかった！今すぐ買ってくるね！｣

ミア｢お、おい！｣

あなた｢どうしたの？｣

ミア｢本当に買いに行こうとするなよ！｣

あなた｢え？どうして？｣

ミア｢どうしてって…はぁ、頭までベイビーかよ…｣

あなた｢…あ、あのさ｣

ミア｢なんだよ｣

あなた｢わ、わたしってずっとベイビーちゃんなの？｣

ミア｢だってお前名前ないんだろう？｣

あなた｢メタ発言やめて…｣

ミア｢とにかく、写真くらい撮ってやるから｣

あなた｢うん！｣

ミア｢…ちっ｣

あなた｢舌打ち？！｣

ミア｢ああ、うるさいな！早くスマホ貸せよ！｣

あなた｢え、あ、うん！はい！｣

ミア｢…何年前のスマホだよこれ…スマホまでベイビーなのか？｣

あなた｢あはは…そのスマホね、歩夢ちゃんとお揃いで買ったはじめてのスマホだからさ…｣

ミア｢…大切にしろよ｣

あなた｢え？｣

ミア｢ほら、もっとこっち寄れよ！撮れないだろ！｣

あなた｢あ、うん♪｣

ｶｼｬｯ

ミア｢ほら｣

あなた｢うわぁ！ありがとう！ミアちゃん！｣

ミア｢はぁ｣

あなた｢待ち受けにしてもいい！？｣

ミア｢何言ってんだよ…使用料取るからな｣

あなた｢えー？｣

ミア｢ったく｣

あなた｢…ミアちゃんって優しいよね！｣

ミア｢は？｣

あなた｢ほら…初めて会った時は色々と暴言吐かれた記憶があるんだけど…｣

ミア｢スマホ叩き割るよ｣

あなた｢あはは…｣

あなた｢でもね、こうして一緒に話してみると、なんだかすごく楽しい！｣

ミア｢……ふん ボクはお前のこと認めてないからな｣

あなた｢え…そ、そっか……そうだよね………｣ｼｮﾎﾞﾝ

ミア｢じょ、ジョークだよジョーク！｣

あなた｢認めてくれてるの！？｣ﾊﾟｱｱ

ミア｢あああ！なんなんだお前は！｣

あなた｢えへへ｣

ミア｢…アリの脳みそくらいは認めてるよ｣

あなた｢ほんと？！｣

ミア｢アリの脳みそで喜ぶなよ…｣

ミア｢あと、お前のことを無視すると怒られるんだよ｣

あなた｢璃奈ちゃん？｣

ミア｢そ、そうとは言ってないだろ！｣

あなた｢ミアちゃんってほんと璃奈ちゃんのこと好きだよね～｣ﾆﾔﾆﾔ

ミア｢f〇ck！！｣

あなた｢ちょ、それはひどいよ～！｣

ミア｢うるさいな！もうさっきの写真消せよ！｣

あなた｢え、やだよー！｣

ミア｢だめだ！スマホ貸せ！｣

あなた｢あ、ちょっとやめ……｣

ミア｢…なんだよ｣

あなた｢う、うしろ…｣

ミア｢うしろ？｣ｸﾙｯ

璃奈｢………｣ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ミア｢｣

─────────

ミア｢そ、sorry…｣

あなた｢ううん、気にしてないから大丈夫！｣

ミア｢お前が気にしてなくても璃奈が気にしてるんだよ！｣

璃奈｢ミアさん｣

ミア｢う…｣

あなた｢り、璃奈ちゃんも！わたし気にしてないから！｣

璃奈｢それならいいんだけど｣


ミア｢お、おい！お前のせいで璃奈に怒られたじゃないか！｣ｺｿｯ

あなた｢わたし何もしてないよ～！｣

ミア｢したんだよ！｣ﾍﾞｼｯ

あなた｢痛っ！｣

璃奈｢ミ ア さ ん｣ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ミア｢｣

ミア｢shit！もうボクは帰るからな！｣

あなた｢あ、今日はありがとう！｣

ミア｢shut up！｣ｽﾀｽﾀ


あなた｢…｣

璃奈｢…ミアさん、すごく楽しそうだった｣

あなた｢そ、そう？｣

璃奈｢うん｣

あなた｢そっかぁ…それなら良かったなぁ｣

璃奈｢ああ見えて、あなたのことすごい気にかけてる｣

あなた｢え？！｣

璃奈｢ベイビーの癖にアドバイスをもらいに来ないなんて生意気だって言ってた｣

あなた｢そ、それは気にかけてくれてるのかなぁ｣ｱﾊﾊ

璃奈｢不器用だけど、ミアさんなりの優しさだと思う｣

あなた｢うん、ミアちゃんは優しいよ さっき話しててそう思ったもん！｣

璃奈｢あなたとミアさんが仲良くしてると、わたしも嬉しい｣

あなた｢璃奈ちゃんとも仲良しだよ～！｣

璃奈｢嬉しい｣


ミア｢おい！ボクの璃奈にくっつくなよ！｣

あなた｢あれ、帰ったんじゃなかったの？｣

ミア｢お腹空いたんだよ！｣

あなた｢しょ、食堂に行けばいいんじゃ…｣

ミア｢な、なんだよお前！｣

あなた｢ええ…なんでわたし怒られてるの…｣

璃奈｢あなたと一緒に食べに行きたいんだと思う｣

ミア｢り、璃奈？！｣

あなた｢ほ、ほんと？！｣ﾊﾟｱｱ

ミア｢り、璃奈と食べに行くついでに決まってるだろ！｣

あなた｢………す、素直じゃないな～…｣

璃奈(む、随分踏み込んだ)

ミア｢◇\＞#♡\☆@#&！！！！！｣

璃奈(ふっ…)

ミア｢もういい！行くよ、璃奈！｣

璃奈｢う、うん｣

あなた｢あ、ちょっと待ってよ～｣

ミア｢ついてくんなよ！｣

あなた｢そんなぁ…｣

璃奈｢ミアさん？｣

ミア｢っ……きょ、今日だけ一緒に食ってやるよ！｣

あなた｢やった～！！！｣

ミア｢ちっ…｣

終わり