【助けて】絵里「花陽と二人っきり･･･気まずいわ【リリホワ】

～部室～

絵里「・・・」

花陽「・・・」

絵里「(なぜか部室で花陽と二人っきりになってしまったわ・・・)」

花陽｢･･･｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ

絵里「(あまり花陽と二人っきりって今までなかったから・・・なにか気まずいわね)」

花陽「(うぅ、こーいう時って何か話しかけた方がいいのかな？でも迷惑とか思われたら・・・)」

絵里「(花陽はどうも、私の事怖がってる所あるから、変に話しかけたら迷惑かしら・・・)」

花陽「(うぅ・・・気まずいです・・・誰か)」

えりぱな「(誰かたすけてぇ！！)」



ガチャ、バーン！！！

～リリホワ、入場～

希「いやー、今日もほんまあっついわ～」

凛「とろけちゃうにゃ～」ダラ～

海未「まったくダラシない」

希「よ～し！そんな凛二等兵には特別サービスや！！」

希「希パワー！た～っぷり注入！！は～い、ぷしゅっ！！」

凛「いっ！頂きましたにゃ～！！！！」

のぞりん「wwwwwwwwwww」

のぞりん｢････｣ｽﾝｯ

海未「希パワーってなんですか？」

希「それはええやん、海未ちゃん」

希「今日もいっぱい練習したなぁ！」

凛「もう足がパンパンにゃ！」

希「この分なら、きっと来月あたりにはなれるんちゃう？」

凛「No. 1スクール～？」

希「競輪選手」

凛「パンパンwwwwパンパンすぎにゃwwww」

希「絶対ママチャリやんなwwwww」

のぞりん「wwwwwwwww」

海未「希パワーってなんですか？」

希「もうええやん、ほっといてよ」

凛「でも、さすがにこの暑さでこの練習量はキツイにゃ～」

希「せやな～、でもこれくらいやらんと勝てんからなぁ～アライズに」

凛「ドッチドッチドッチドッチ♪」

希「ちょ、凛ちゃん、あかんて」

凛「ダンシーン！ダンシン！」

希「こらこら凛ちゃんwww」

凛「主役は自分でしょ？わかるでしょ？」

ハイッ

りんのぞ「もっと死にたーい死にたーいwwww」

りんのぞ「wwwwwwwww」

りんのぞ「・・・」スンッ

海未「すみません、『ぷしゅっ』ていうのは炭酸ですか？でしたら私は苦手なので』

希「園田ぁ！！」

希「なんやの！？ほんまなんやの！？なんでそんな希パワーに食いつくん！？」

海未「いえ、折角頂けるみたいなので、出来れば炭酸抜きの方が」

凛「海未ちゃんは、ほら、炭酸苦手だし」

希「知っとるわ！そもそも炭酸ちゃうし！」

海未「えっ！？」

希「ひくな、ひくな」

凛「あっ、凛、肘擦りむいてる」

希「興味もて興味もて」

海未「では、希パワーとはいったい？」

希「あ～、それはあれやん、滋養強壮？そんな感じ」

海未「なんと！」

希「このパワーさえあれば、山の一つや二つ、ひとっ飛びやん！」

海未「えっ！？」

凛「希隊長！！？？」

希「あっ」

海未「す・すごいです！！希パワー！！これでどんな山頂にもアタック出来るわけですか！！」

のぞりん「・・・・」

海未「ちょうどよかったです！明日はお休み！ちょうど登りたい山があったんですよ！！！」

のぞりん「いやー、今日の練習が思いの他キツかったので明日の登山は諦めていたのですが、希パワーのおかげで助かりました！！」

のぞりん「あの・・・」

海未「希パワー！頂きました！！！」

海未「さあ！行きますよ！二人とも！！」

凛「どこに？」

海未「明日の荷物の買い出しに決まってるじゃあありませんか！さぁ！」

希「やっぱり」

凛「凛達もいくのぉ！！？？」

海未「当たり前です！！リリホワは三人で一組！！死ぬ時は一緒です！さぁ行きますよ！！」

希「い、いやや！離して海未ちゃん！！」

凛「だっダズゲで～！！！！絵里ぢゃん！！がよぢ」

ズルズル

バタン

～リリホワ、退場～

えりぱな「・・・・」

絵里「あのっ、花陽？」

花陽「は、はい」

絵里「私達も帰りに一緒に買い物でもしましょうか」

花陽「い、いいね！ついでにご飯も食べようよ！」

絵里「ふふっ、楽しみね」



こうして、二人の壁はいとも簡単に崩れ去った！！

ありがとうリリホワ！！負けるなリリホワ！！

ちなみに明日は雨だぞ！！

ありがとうリリホワ！！また会おうリリホワ！！

いつか、また、気まずい空気の中で！！


～完～