【SS】せつ菜「歩夢さんへの誕生日プレゼントは私です!」【ラブライブ!虹ヶ咲】

SS


3: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:14:27.27 ID:4qqeujEV
——練習後 部室

せつ菜「歩夢さん、お誕生日おめでとうございます!」

歩夢「ふふっ、素敵なお誕生日パーティーをありがとう。せつ菜ちゃん」

せつ菜「みなさんのおかげですよ」

せつ菜「みなさんからいろんなプレゼントをもらったようですね」

歩夢「そうなの。彼方さんはおすすめの紅茶で、かすみちゃんは特製コッペパンなんだ」

せつ菜「では、私で最後ですね」

せつ菜「歩夢さんへの誕生日プレゼントは私です!」

せつ菜「今日一日、歩夢さんの言うことをなんでも聞いちゃいますよ!」

歩夢「ええっ!?」

歩夢「なんでもって、本当になんでも……?」モジモジ

せつ菜「あ、あれ……冗談のつもりで言ったんですけど……」
 
5: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:18:46.17 ID:4qqeujEV
歩夢「……あ、そうだよね。冗談だよね///」

せつ菜「うふふ。本当の誕生日プレゼントはこっちです」

せつ菜「普段から使えるものがいいと思ったので、マグカップにしました!」

歩夢「わあ! ありがとう。すっごく嬉しいよ!」

せつ菜「喜んでもらえてよかったです!」

歩夢「……」モジモジ

せつ菜「……歩夢さん? どうしたんですか?」

歩夢「……えっと、あ、あのね」

歩夢「せつ菜ちゃんも、もらっていい?///」
 
7: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:22:53.45 ID:4qqeujEV
せつ菜「へっ!? さっきも言った通り、あれは冗談で——」

歩夢「せつ菜ちゃんが、欲しいの」

歩夢「だめ、かな?」

せつ菜「あ、えと……いいですよ///」

歩夢「やった!」

歩夢「じゃあ……今日は一日中一緒にいて?」
 
9: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:27:20.45 ID:4qqeujEV
——

歩夢「それじゃあ帰ろっか。せつ菜ちゃん!」ニコニコ

せつ菜「は、はい!///」

せつ菜(侑さんにアドバイスを聞いた時、私がプレゼントだと言ったら喜ぶと言ってましたが、まさかここまでだとは……)

せつ菜(歩夢さんのお願いで、お泊まり会をすることになっちゃいました……!)

歩夢「ねえ」

せつ菜「なんですか?」

歩夢「手、つなぎたいの」

歩夢「いい?」

せつ菜「いいですよ」

歩夢「ふふっ、ありがと」

ぎゅっ

せつ菜(……え、こ、これって、いわゆる恋人繋ぎなのでは……!///)ドキドキ

せつ菜(歩夢さん、こんなに距離感近い人でしたかね……?///)
 
10: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:31:54.55 ID:4qqeujEV
——

歩夢「ただいま」

せつ菜「お邪魔します」

歩夢母「あら、今日はお友達も一緒なのね」

せつ菜「はじめまして。歩夢さんと同じ同好会の——」

せつ菜(あれ、こういう時はせつ菜と菜々、どっちで名乗ったらいいんでしょうか?)

歩夢母「優木せつ菜ちゃん?」

せつ菜「あ、はい。そうです」

歩夢母「本当の名前は中川菜々ちゃんで、生徒会長もしているのよね」

せつ菜「よくご存じですね」

歩夢母「歩夢が教えてくれたのよ」

歩夢母「歩夢、家ではせつ菜ちゃんの話ばっかりだから」

歩夢「もうお母さん! 余計なこと言わないで!」ポムポム

歩夢「いこ! せつ菜ちゃん!」

せつ菜「は、はい」

せつ菜(気に入られてる、ってことでいいんでしょうか……)
 
12: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:36:25.97 ID:4qqeujEV
——

せつ菜(歩夢さんの部屋、私のと違って女の子らしくてとってもかわいいですね)

せつ菜「それで、何をしましょうか」

せつ菜「実は私、お泊まりというものに不慣れなので……」

せつ菜「歩夢さんのしたいことがあれば、それをしましょう」

歩夢「……私も、せつ菜ちゃんと一緒に居たくて誘ったから、したいことって言われても、すぐには思いつかないかも」

歩夢「とりあえず、おしゃべりしない?」

せつ菜「分かりました」

せつ菜「そうですね……最近あったことで嬉しかったこととかってありますか?」

歩夢「こうしてせつ菜ちゃんとお泊まり会してることが一番嬉しいかな」

せつ菜「そ、そうですか。それはよかったです」
 
13: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:41:01.59 ID:4qqeujEV
せつ菜(……ここは話題を変えましょう)

せつ菜「歩夢さん、その赤いヘアピン、新しいやつですよね」

歩夢「そうなの。最近買ったんだ」

せつ菜「とっても似合ってて、かわいいです!」

歩夢「ありがとう。真っ赤な色がせつ菜ちゃんみたいでかわいいなって思ったの」

せつ菜「え!?///」

歩夢「あははっ、せつ菜ちゃんのことばっかりだね」

せつ菜(なんなんですか今日の歩夢さんは!? ちょっとかわいすぎませんか!?///)
 
15: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:45:39.60 ID:4qqeujEV
せつ菜(……歩夢さんには悪いですけど、あんまり話さなくてもいいことをしましょう)

せつ菜「歩夢さん。せっかくなので、先日貸してもらった少女マンガの続きを読みたいんですけど、いいですか?」

歩夢「あ、うん。いいよ」

せつ菜「ありがとうございます」

歩夢「……今日一日、せつ菜ちゃんは私のもの、なんだよね」

せつ菜「……そうですね」

歩夢「……」ポンポン

せつ菜「えっと……?」

歩夢「……私の膝の上、座って読んで?」

せつ菜「……え」
 
16: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:50:14.68 ID:4qqeujEV
歩夢「せつ菜ちゃんは、いや?」

せつ菜「いやじゃ、ないですけど」

歩夢「じゃあ、座って?」

せつ菜「……はい」チョコン

 ぎゅっ

歩夢「ふふっ、せつ菜ちゃん」

せつ菜(……どうしてこんなことになってるんですか!///)

歩夢「マンガ、どうだった?」

せつ菜「かなり面白かったですね」

歩夢「こっから先、もっとキュンキュンしちゃうと思うよ」

せつ菜「そうですか。楽しみです」

せつ菜(さっきからもうキュンキュンしっぱなしですよ!///)
 
17: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:54:43.86 ID:4qqeujEV
——

歩夢母「歩夢、せつ菜ちゃん、ご飯できたわよ」コンコン

歩夢母「……返事がないわね」

 ガチャ

せつ菜「……///」

歩夢「んふふ~♪」ギュウウ

歩夢母「あらあら」フフッ

せつ菜「……! あ、歩夢さん」チョイチョイ

歩夢「なあに、せつ菜ちゃん?」

歩夢母「……」ニコニコ

歩夢「お、お母さんっ!? なんで入ってきてるの!? ノックしてよ!!///」

歩夢母「したわよ。気付かない歩夢が悪いんでしょう」

歩夢「むぅ~!///」ポムポム

歩夢母「それとも、見られて恥ずかしいことでもしてたの?」ニマニマ

歩夢「してない! もう出てって!///」

歩夢母「はいはい。ご飯は食べにきなさいね」

歩夢「……もう///」
 
18: (しうまい) 2022/03/01(火) 00:59:10.92 ID:4qqeujEV
——

せつ菜(ご飯中も、歩夢さんはずっとからかわれっぱなしでした)

せつ菜(普段とは違う態度の歩夢さんでしたが、それもなんだかかわいかったです)

歩夢「お風呂入れたから、入っちゃおうか」

せつ菜「そうですね」

せつ菜「あ、服、どうしましょうか? 急だったので、着替え持ってきてないですよ」

歩夢「私の使っていいよ」

せつ菜「ありがとうございます」

せつ菜「どっちが先に入りますか?」

歩夢「……え? 一緒に入ってくれないの?」

せつ菜「ええ!? そ、それはさすがに——」

歩夢「……私のもの、なんでしょ」

せつ菜「そうは言いましたが……」

歩夢「……一日中一緒って言ったよね」

せつ菜「……わ、分かりました。一緒に入ります」
 
20: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:03:39.83 ID:4qqeujEV
——

せつ菜(人の家のお風呂場……ちょっと落ち着きませんね)

せつ菜(それに、歩夢さんとふたりっきりでお風呂ですか……)

せつ菜(普段ならともかく、今日の歩夢さんのかわいさは異常です)

せつ菜(お泊まり会、いや、このお風呂から無事に出ることが出来るんでしょうか……)

歩夢「……それじゃあ、入るね?」

せつ菜「は、はい!///」

 ガラッ

せつ菜(わっ!/// 歩夢さんの裸/// あんなところまで丸見えです///)

歩夢「……そんなに見られると、ちょっと恥ずかしいかも///」

せつ菜「あ! す、すみません……!」プイッ
 
22: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:08:22.63 ID:4qqeujEV
せつ菜「……そ、その、とってもきれいです///」

歩夢「あ、ありがとう///」

歩夢「……見たかったら、見てもいいよ///」ボソッ

せつ菜「え!///」

歩夢「……ちょっとだけ、ね///」

せつ菜「は、はい///」

せつ菜(歩夢さんの肌、白くてきれいで、目が離せません///)

せつ菜(髪を下ろしているので、色気もすごいです///)

 シャーー キュッ

歩夢「お風呂、入ってもいい?」

せつ菜「は、はい! 私はもう出ますね!///」バシャア
 
23: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:12:51.05 ID:4qqeujEV
歩夢「まって」

歩夢「……一緒に入ろ?///」

せつ菜「え、や、あの///」

歩夢「……」

せつ菜「……入ります///」

せつ菜(もうどうにでもなれです///)

 ちゃぽーん……

せつ菜(後ろから抱きしめられてます……!///)

せつ菜(顔が見えないから、感触がよりはっきりと感じられて……!///)

 むにゅっ……

せつ菜(こ、これが歩夢さんの……!///)

せつ菜(や、やわらかすぎます……!///)

せつ菜「……いいんですか、こんなことして///」

歩夢「……気持ちいいから、いいんじゃないかな///」

せつ菜(も、もうダメかも……!///)
 
24: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:17:12.38 ID:4qqeujEV
——

せつ菜(……な、何とか、耐えきりましたよ)

せつ菜(そして、歩夢さんの服、下着まで借りることになっちゃいました)

せつ菜(全身歩夢さんの服で、歩夢さんのいい匂いに包まれて……)

せつ菜(さっきから歩夢さんのことしか考えられません……!///)

せつ菜(なんだか、本当に歩夢さんのものになったみたいです……!///)

歩夢「似合ってるよ。せつ菜ちゃん」

せつ菜「ありがとうございます」

歩夢「せつ菜ちゃん。ドライヤー、やってもいい?」

歩夢「せつ菜ちゃんの髪、乾かしたいの」

せつ菜「いいですよ」
 
26: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:21:34.64 ID:4qqeujEV
せつ菜「その代わり、私にもさせてください」

歩夢「え?」

せつ菜「私も歩夢さんの髪、乾かしたいんです」

歩夢「……私の髪なんかやっても、楽しくないと思うよ?」

せつ菜「それを言うなら、私のだってそうです」

歩夢「そんなことないよ。せつ菜ちゃんのは長くて、サラサラで、とってもきれいだから」

歩夢「前から触ってみたいなって思ってたの」

せつ菜「……あ、ありがとうございます///」

せつ菜「でも、歩夢さんの髪だってつやつやできれいですよ」

せつ菜「だから、私も触ってみたいんです!」

歩夢「……そうなの?///」

せつ菜「はい!」

歩夢「じゃあ、お願いしちゃおうかな///」
 
27: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:25:44.93 ID:4qqeujEV
——

せつ菜「髪の長さ的に、歩夢さんの方を先にやった方がいいですね」

歩夢「うん。その次は私ね」

せつ菜「私、人にドライヤーをかけたことがないので、何かあったら言ってください」

 ゴオオオ

せつ菜「熱くないですか?」

歩夢「大丈夫だよ」

せつ菜(やっぱり、歩夢さんの髪はきれいですね)

せつ菜(なかなか見れないうなじが見れるのも素敵です)

せつ菜(……あれ、これ、めちゃくちゃいい匂いしせんか?///)

せつ菜(ドライヤーのおかげで、甘い匂いがふわっと香ってます……!///)

せつ菜(もう、私の中、歩夢さんでいっぱいです///)
 
28: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:30:12.43 ID:4qqeujEV
歩夢「せつ菜ちゃーん?」

せつ菜「あ! すいません、長すぎましたか?」

歩夢「そろそろ乾いたかなって」

せつ菜「はい。仕上げに冷風あてますね」

せつ菜「こんな感じで大丈夫でしょうか」

歩夢「ばっちりだよ。ありがとう」

せつ菜「それはよかったです」

せつ菜「次は歩夢さんの番ですね」

歩夢「うん。早速始めちゃうね」

 ゴオオオ

せつ菜(優しい手つきで、なんだか撫でられてるみたいです)

せつ菜(人にドライヤーをやってもらうのって結構安心するんですね)

せつ菜(……それとも、歩夢さんだからでしょうか)
 
31: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:34:27.54 ID:4qqeujEV
歩夢「どうかな? せつ菜ちゃん」

せつ菜「とっても気持ちいいですよ」

歩夢「そっか」

歩夢「……」

歩夢「……好きだよ」ボソッ

せつ菜(い、いま、すきって……!///)

せつ菜「な、何か言いましたか?///」

歩夢「……ううん。なんでもない」

せつ菜(私をどうするつもりなんですか!///)

歩夢「寝る時も、私と一緒に寝てね」

せつ菜「……はい、分かりました///」

歩夢「……これでいいかな」

せつ菜「ありがとうございました」
 
32: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:38:34.30 ID:4qqeujEV
歩夢「あ、ちょっと動かないでいて」

せつ菜「はい」

 ぎゅっ

歩夢「……」スンスン

せつ菜(匂い、嗅がれてます///)

歩夢「……」スースー

せつ菜「あの、歩夢さん///」

歩夢「なあに?」

せつ菜「なんで、匂い嗅いでるんですか///」

歩夢「……いい匂いだったから」

歩夢「……だめ?」

せつ菜「……好きにしてください///」

歩夢「ありがと」スーハー

せつ菜(私だって、嗅ぎたいって思いましたもん///)

せつ菜(止められるわけなんかないです///)
 
33: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:43:16.22 ID:4qqeujEV
——

歩夢「それじゃ、寝よっか」

せつ菜「はい」

せつ菜「それでは、失礼しますね」モゾモゾ

せつ菜「ふたりだと、やっぱりちょっと狭くなっちゃいますね」

歩夢「……」クイクイ

せつ菜「どうしました?」



歩夢「…………ぎゅっとして」



せつ菜「……分かりました」
 
34: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:47:34.99 ID:4qqeujEV
せつ菜「そろそろ、日付変わっちゃいますね」

せつ菜「どうでしたか? お泊まり会、楽しかったですか?」

歩夢「うん。今までで一番の誕生日だよ」

せつ菜「ふふっ、私も楽しかったです」

せつ菜「私の知らない歩夢さんを知れた気がしますし」

せつ菜「歩夢さんがあんなにくっつきたがりだとは思いませんでした」

歩夢「……いやだった?」

せつ菜「そんなことないです」

歩夢「こんなにくっつきたいのは、せつ菜ちゃんだけ、だからね」

せつ菜「私も、歩夢さんとならもっと一緒にいたいですよ」

歩夢「本当に?」

せつ菜「もちろんです」

歩夢「……最後に、もう一つだけお願いしていい?」

せつ菜「いいですよ」
 
35: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:51:46.19 ID:4qqeujEV
歩夢「……誕生日終わっても、私とずっと一緒にいて」

歩夢「私、せつ菜ちゃんのこと、大好きだから」
 
38: (しうまい) 2022/03/01(火) 01:56:39.81 ID:4qqeujEV
せつ菜「……困りましたね。今日一日という約束だったんですが」

歩夢「……そう、だよね」



せつ菜「……でも、なんだかんだ断れないんですよね。歩夢さんのお願い」

せつ菜「大好きです。歩夢さん」

せつ菜「私と付き合ってください」
 
39: (しうまい) 2022/03/01(火) 02:01:10.57 ID:4qqeujEV
歩夢「せつ菜ちゃん……!」ギュウウ

せつ菜「うふふ、そんなにしたら苦しいですよ。歩夢さん」

歩夢「……ごめんね。でも、大好きなの」

せつ菜「私も大好きです」

せつ菜「そんな歩夢さんに、追加で渡したいプレゼントがあるんですけど、受け取ってくれますか?」

歩夢「うん……!」

せつ菜「じゃあ、かわいいお顔を見せてください」

 ちゅっ

せつ菜「改めて、お誕生日おめでとうございます。歩夢さん!」

 おわり
 
42: (しうまい) 2022/03/01(火) 02:05:20.01 ID:4qqeujEV
お読みいただきありがとうございました。歩夢ちゃんお誕生日おめでとうございます。

過去作です。

歩夢(風邪、ひいちゃったみたい)
【SS】歩夢(風邪、ひいちゃったみたい)【ラブライブ!虹ヶ咲】
歩夢(風邪、ひいちゃったみたい) 歩夢(自分では、まだまだやれそうだって思ってたんだけどな) 歩夢(せつ菜ちゃんに言われたとおり、早めに帰ってきたけど) 歩夢(けっこう悪化してきちゃったし、帰ってきて正解だったかも) 歩夢(この時間だと、お母さんたちもいないし、ひとりぼっち) 歩夢(いつもはなんともないはずなんだけど、風邪でつらいからか、ちょっとさみしいかも) ピンポーン 歩夢(インターホンの音だ) 歩夢(誰だろう……? もしかして、侑ちゃん?)  


歩夢「私色チョコレート」
【SS】歩夢「私色チョコレート」【ラブライブ!虹ヶ咲】
せつ菜「歩夢さん! 今日はよろしくお願いしますね!」 歩夢「うん。よろしくね!」 エプロン姿で元気に振る舞うせつ菜ちゃん。 バレンタインを一週間後に控えた私たちは、家庭科室に来ていた。 せつ菜「お菓子作りはあまりしたことがないので、歩夢さんが教えてくれるというのは心強いです」 歩夢「私もそんなに上手ってわけじゃないけど、頑張るね」 ふたりきりのお料理教室。 同好会のみんなにチョコレートを作りたがっていたせつ菜ちゃんに、私がお手伝いを申し出た。 せつ菜ちゃんの料理が心配なのもあるけど、いろいろと聞きたいことがあったから。


せつ菜「私、最近変わったと思いませんか?」歩夢「え?」
【SS】せつ菜「私、最近変わったと思いませんか?」歩夢「え?」【ラブライブ!虹ヶ咲】
——部室 せつ菜「私、最近変わったと思いませんか?」 歩夢「え?」 せつ菜「その、ほら、見た目とかで」 歩夢「うーん……いつも通りかわいいことしかわからないけど」 せつ菜「あ、ありがとうございます///」 せつ菜「……じゃなくって! 何か、気づきませんか!?」 歩夢「そう言われても……」 歩夢「髪型、でもないし、メイクもしてるわけじゃないでしょ……?」 歩夢「ヒント! ヒントちょうだい!」 せつ菜「そうですね……大きさ、ですかね」 歩夢「あ、お ぱい」 せつ菜「違いますよ!! 何てこと言うんですか!!///」  

 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1646060937/

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