3: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:34:03.99 ID:FFRqslY/
『心配性なのにケチ』
5: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:34:48.94 ID:FFRqslY/
侑 「すぅ……はぁ……」
歩夢 「緊張してるね、侑ちゃん」
侑 「そりゃあそうだよ。今日は大事な演奏会なんだもん」
歩夢 「そうだよね、緊張しちゃうよね」
侑 「まあ、でも、できることはしてきたし、あとは天命を待つだけだね」
歩夢 「緊張してるね、侑ちゃん」
侑 「そりゃあそうだよ。今日は大事な演奏会なんだもん」
歩夢 「そうだよね、緊張しちゃうよね」
侑 「まあ、でも、できることはしてきたし、あとは天命を待つだけだね」
6: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:35:10.24 ID:FFRqslY/
歩夢 「じゃあ侑ちゃん、これを受け取って」 ｷﾞｭｯ
侑 「えっ？」
歩夢 「御守り、侑ちゃんが上手くいくように」
侑 「ありがとう歩夢……！」
歩夢 「10枚で足りるかな」
侑 「いや十分すぎるよ」
侑 「えっ？」
歩夢 「御守り、侑ちゃんが上手くいくように」
侑 「ありがとう歩夢……！」
歩夢 「10枚で足りるかな」
侑 「いや十分すぎるよ」
7: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:35:32.16 ID:FFRqslY/
歩夢 「9枚だけ買うつもりだったんだけど、10枚だと割引されるって書いててつい」
侑 「色々ツッコミどころあるけど、御守りで割引ってどうなの」
歩夢 「しかも、これ去年の大晦日の在庫なんだって。ごめんね侑ちゃん」
侑 「在庫！？」
歩夢 「5時過ぎたら割引シールが……」
侑 「弁当じゃないんだから！！」
侑 「色々ツッコミどころあるけど、御守りで割引ってどうなの」
歩夢 「しかも、これ去年の大晦日の在庫なんだって。ごめんね侑ちゃん」
侑 「在庫！？」
歩夢 「5時過ぎたら割引シールが……」
侑 「弁当じゃないんだから！！」
8: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:36:18.56 ID:FFRqslY/
侑 「しかも御守りって一年しか効力がないから、一年経ったら返納して新しいものを買わないといけないんでしょ！？ 去年の在庫って大丈夫なの！？」
歩夢 「あとこれも受け取って、侑ちゃん」 ｷﾞｭｯ
侑 「歩夢……これは？」
歩夢 「ピアノは手が大事だから、カイロに、ハンドクリームに、手袋に……」
侑 「そこまで私のことを考えて……！」 ｼﾞｰﾝ
歩夢 「あとこれも受け取って、侑ちゃん」 ｷﾞｭｯ
侑 「歩夢……これは？」
歩夢 「ピアノは手が大事だから、カイロに、ハンドクリームに、手袋に……」
侑 「そこまで私のことを考えて……！」 ｼﾞｰﾝ
9: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:36:57.80 ID:FFRqslY/
歩夢 「全部百均だけど質は私が保証する」
侑 「なんでさっきからちょっとケチるの！？」
歩夢 「えっ？」
侑 「過保護なくらい心配してくれるくせに、なんで中途半端にケチるの！？」
歩夢 「べ、別にそんなつもりじゃ……それより今日は学校じゃなくてコンサートホールなんだから、いつもと時間は違うよ？ バス、乗り遅れないでね」
侑 「なんでさっきからちょっとケチるの！？」
歩夢 「えっ？」
侑 「過保護なくらい心配してくれるくせに、なんで中途半端にケチるの！？」
歩夢 「べ、別にそんなつもりじゃ……それより今日は学校じゃなくてコンサートホールなんだから、いつもと時間は違うよ？ バス、乗り遅れないでね」
10: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:37:20.10 ID:FFRqslY/
侑 「もちろん！ 安心してよ！」
歩夢 「そうだ、交通費を出してあげないと、はい！」 ｷﾞｭｯ
侑 「お金まで！？ あ、ありがとう歩……」
歩夢 「ご縁があるように、ね」 ﾆｺｯ
侑 「五円じゃバスは乗れないよっ……歩夢ぅ！！」
歩夢 「そうだ、交通費を出してあげないと、はい！」 ｷﾞｭｯ
侑 「お金まで！？ あ、ありがとう歩……」
歩夢 「ご縁があるように、ね」 ﾆｺｯ
侑 「五円じゃバスは乗れないよっ……歩夢ぅ！！」
11: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:37:49.51 ID:FFRqslY/
歩夢 「そうだ、最後にエールを送らないと！ 侑ちゃん！ 歌を届けてあげる！」
歩夢 「ファイト！ 戦う君を～……」
歩夢 「……」
歩夢 「じゃあ気をつけてね」
侑 「歌い切ってよ！！」
歩夢 「ファイト！ 戦う君を～……」
歩夢 「……」
歩夢 「じゃあ気をつけてね」
侑 「歌い切ってよ！！」
12: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:38:27.15 ID:FFRqslY/
『告白させたい人』
13: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:38:52.29 ID:FFRqslY/
せつ菜 「……」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
果林 「それでせつ菜、急に校舎裏なんかに呼び出して……どうしたの？」
せつ菜 「えっと、あの」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
果林 (……告白、かしらね)
果林 (今まで何人の人を断ってきたけれど、せつ菜になら……)
果林 「それでせつ菜、急に校舎裏なんかに呼び出して……どうしたの？」
せつ菜 「えっと、あの」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
果林 (……告白、かしらね)
果林 (今まで何人の人を断ってきたけれど、せつ菜になら……)
14: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:39:14.82 ID:FFRqslY/
せつ菜 「……」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
果林 「……」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
せつ菜 「果林さん……す、す」
果林 「……」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
せつ菜 「好きと言ってくださいっ！！！」
果林 「……え？」
果林 「……」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
せつ菜 「果林さん……す、す」
果林 「……」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
せつ菜 「好きと言ってくださいっ！！！」
果林 「……え？」
15: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:39:40.63 ID:FFRqslY/
せつ菜 「付き合ってくださいと言ってくださいっ！！！」
果林 「……いやいや、えっ、は？」
せつ菜 「返事はYESですか……NOですか…！」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
果林 「え、えっと、そ、その」
せつ菜 「YESならよろしくお願いします！」
せつ菜 「NOなら私から告白します！」
果林 「……いやいや、えっ、は？」
せつ菜 「返事はYESですか……NOですか…！」 ﾄﾞｷﾄﾞｷ
果林 「え、えっと、そ、その」
せつ菜 「YESならよろしくお願いします！」
せつ菜 「NOなら私から告白します！」
16: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:40:06.44 ID:FFRqslY/
果林 「……」
果林 「いやこの工程要る！？」
せつ菜 「わっ！？ 果林さんが怒った！？」
果林 「怒るより困惑が先よ！ 普通YESかNOかを聞くのは、告白の返事でしょ！ なんでその前にどっちから告白するかのYES・NOがあるのよ！ 一つ無駄でしょ！」
せつ菜 「効率主義者なんですね……恋愛は過程が大事なのに……」
果林 「非効率主義者だって同じ反応するわよ！！」
果林 「いやこの工程要る！？」
せつ菜 「わっ！？ 果林さんが怒った！？」
果林 「怒るより困惑が先よ！ 普通YESかNOかを聞くのは、告白の返事でしょ！ なんでその前にどっちから告白するかのYES・NOがあるのよ！ 一つ無駄でしょ！」
せつ菜 「効率主義者なんですね……恋愛は過程が大事なのに……」
果林 「非効率主義者だって同じ反応するわよ！！」
17: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:40:45.43 ID:FFRqslY/
果林 「そもそも告白されると思ってこっちは待ってるのに、なんで私に告白させようとしてるわけ！？」
せつ菜 「っ、それは」
果林 「何？ 複雑な事情でもあるの？」
せつ菜 「こうなったら、あの秘密を……」
果林 (秘密……？ まさかせつ菜に、そんな重い秘密が……？)
せつ菜 「あの秘密を……」
せつ菜 「っ、それは」
果林 「何？ 複雑な事情でもあるの？」
せつ菜 「こうなったら、あの秘密を……」
果林 (秘密……？ まさかせつ菜に、そんな重い秘密が……？)
せつ菜 「あの秘密を……」
18: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:41:11.07 ID:FFRqslY/
せつ菜 「打ち明けてください、果林さんっ！！！」
果林 「知らないわよ！！！」
果林 「いや、それも私に言わせようとしてたの！？」
せつ菜 「秘密……言ってください……。私、果林さんなら全部受け止めますから」
果林 「私に秘密なんてないわよ」
果林 「知らないわよ！！！」
果林 「いや、それも私に言わせようとしてたの！？」
せつ菜 「秘密……言ってください……。私、果林さんなら全部受け止めますから」
果林 「私に秘密なんてないわよ」
19: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:41:31.12 ID:FFRqslY/
せつ菜 「知ってるんですよ！！！？」
果林 「えっ？」
せつ菜 「隠したい秘密……！」
果林 (そ、そんな……私に秘密が？ そう言われると、ある気が……でも、だとして、せつ菜にバレてる秘密なんてあったかしら……)
せつ菜 「アニメイトの通いすぎで貯金が尽きてることを！！！」
果林 「それ、あなたの秘密でしょ！！！」
果林 「えっ？」
せつ菜 「隠したい秘密……！」
果林 (そ、そんな……私に秘密が？ そう言われると、ある気が……でも、だとして、せつ菜にバレてる秘密なんてあったかしら……)
せつ菜 「アニメイトの通いすぎで貯金が尽きてることを！！！」
果林 「それ、あなたの秘密でしょ！！！」
20: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:41:47.53 ID:FFRqslY/
せつ菜 「……」
果林 「……」
せつ菜 「今日の夜、電話をかけます」
果林 「えっ？」
せつ菜 「そこで、この告白の続きをします」
果林 「ちょ」
ﾀｯﾀｯﾀｯ
果林 「……行っちゃったわ」
果林 「……」
せつ菜 「今日の夜、電話をかけます」
果林 「えっ？」
せつ菜 「そこで、この告白の続きをします」
果林 「ちょ」
ﾀｯﾀｯﾀｯ
果林 「……行っちゃったわ」
21: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:42:33.72 ID:FFRqslY/
～夜～
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
果林 「せつ菜？」
せつ菜 『果林さん、では昼の話の続きですが』
果林 (それにしてもなぜ、夜まで待ったの？ いったい何の意味が……)
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
果林 「せつ菜？」
せつ菜 『果林さん、では昼の話の続きですが』
果林 (それにしてもなぜ、夜まで待ったの？ いったい何の意味が……)
22: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:42:50.02 ID:FFRqslY/
せつ菜 『その前に窓を開けてみてください』
果林 「えっ？」
せつ菜 『そしたら、夜まで待った理由が分かると思います』
果林 「わ、分かったわよ。でも窓を開けて何が……」
果林 「えっ？」
せつ菜 『そしたら、夜まで待った理由が分かると思います』
果林 「わ、分かったわよ。でも窓を開けて何が……」
23: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:43:05.36 ID:FFRqslY/
ｶﾞﾗｯ
果林 「あっ……満月……」
果林 (そういうことね、せつ菜。ふふ、粋なことするじゃない)
せつ菜 『果林さん、月が』
せつ菜 『どう思いますかね？』
果林 「月が綺麗ですねっっ！！！！！！！」
果林 「あっ……満月……」
果林 (そういうことね、せつ菜。ふふ、粋なことするじゃない)
せつ菜 『果林さん、月が』
せつ菜 『どう思いますかね？』
果林 「月が綺麗ですねっっ！！！！！！！」
24: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:43:43.15 ID:FFRqslY/
『ちょっと寝不足な人と寝不足な人とさらに寝不足な人』
25: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:44:12.99 ID:FFRqslY/
しずく 「おはようございます」
彼方 「あっ、おはよう、しずくちゃん」
しずく 「彼方さん、おはようございます」 ﾆｺｯ
彼方 「まだ時間じゃないのに早く来て偉いね～」
しずく 「ふふ、彼方さんの方が早いじゃないですか」
彼方 「あっ、おはよう、しずくちゃん」
しずく 「彼方さん、おはようございます」 ﾆｺｯ
彼方 「まだ時間じゃないのに早く来て偉いね～」
しずく 「ふふ、彼方さんの方が早いじゃないですか」
26: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:44:44.78 ID:FFRqslY/
彼方 「そうだ、せっかくだし、今テレビを見てるんだけど、一緒に見ない？」
しずく 「テレビですか？ 良いですよ」
テレビ 『羊が居ます。そして見てください、この壮大な景色。遠くから鳥たちの鳴き声が聞こえてきますね』
彼方 「わあ、本当に壮大だね」
しずく 「ですね……」
しずく (……なんだか、こういうリラックスできる映像を見ると、眠くなっちゃうなぁ)
しずく 「テレビですか？ 良いですよ」
テレビ 『羊が居ます。そして見てください、この壮大な景色。遠くから鳥たちの鳴き声が聞こえてきますね』
彼方 「わあ、本当に壮大だね」
しずく 「ですね……」
しずく (……なんだか、こういうリラックスできる映像を見ると、眠くなっちゃうなぁ)
27: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:45:22.00 ID:FFRqslY/
しずく 「ふわぁ……」
彼方 「もしかして寝不足？」
しずく 「あっ……/// えっと、恥ずかしながら……///」
彼方 「そうだ。いつもやってもらってるし、今度は彼方ちゃんが膝枕してあげるよ！」
しずく 「えっ、でも悪いですよ」
彼方 「お構いなく、だよ～！」 ｷﾞｭｯ
しずく 「わっ！」
彼方 「もしかして寝不足？」
しずく 「あっ……/// えっと、恥ずかしながら……///」
彼方 「そうだ。いつもやってもらってるし、今度は彼方ちゃんが膝枕してあげるよ！」
しずく 「えっ、でも悪いですよ」
彼方 「お構いなく、だよ～！」 ｷﾞｭｯ
しずく 「わっ！」
28: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:45:46.38 ID:FFRqslY/
彼方 「よしよし、しずくちゃん、お疲れ様……」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
しずく (彼方さんの膝枕、すごく気持ちよくて……すぐにでも寝ちゃう……)
しずく 「か……にゃた……さ……」 ｳﾄｳﾄ
彼方 「こんなにすぐウトウトしちゃうなんて、もしかして五徹でもしちゃったのかな」
しずく 「ご……て……つ……？」 ｳﾄｳﾄ
しずく (彼方さんの膝枕、すごく気持ちよくて……すぐにでも寝ちゃう……)
しずく 「か……にゃた……さ……」 ｳﾄｳﾄ
彼方 「こんなにすぐウトウトしちゃうなんて、もしかして五徹でもしちゃったのかな」
しずく 「ご……て……つ……？」 ｳﾄｳﾄ
29: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:46:05.95 ID:FFRqslY/
彼方 「ほら、彼方ちゃんは四徹だから」
しずく 「彼方さん！！！？」 ｶﾞﾊﾞｯ
彼方 「うわっ、急に起きた」
しずく 「四徹ってどういうことですか！？」
彼方 「寝すぎも良くないからって昼寝を控えてたら、なぜか寝れなくちゃって」
しずく 「大変じゃないですか！」
しずく 「彼方さん！！！？」 ｶﾞﾊﾞｯ
彼方 「うわっ、急に起きた」
しずく 「四徹ってどういうことですか！？」
彼方 「寝すぎも良くないからって昼寝を控えてたら、なぜか寝れなくちゃって」
しずく 「大変じゃないですか！」
30: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:46:26.17 ID:FFRqslY/
彼方 「ホットミルクも、リラックス効果のある動画も、あらゆる作戦通じなかったよ～」
しずく 「それであんな動画を見てたんですね……」
彼方 「でも心配しなくても大丈夫！」
彼方 「最近なんだか新しい世界が見えてきたから！」 ｷﾞﾗｷﾞﾗｯ
しずく 「目が怖いですよ、彼方さん！！！」
しずく 「それであんな動画を見てたんですね……」
彼方 「でも心配しなくても大丈夫！」
彼方 「最近なんだか新しい世界が見えてきたから！」 ｷﾞﾗｷﾞﾗｯ
しずく 「目が怖いですよ、彼方さん！！！」
31: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:46:42.93 ID:FFRqslY/
ｶﾞﾗｯ
ミア 「ん？ 彼方と……しずくかい？」
彼方 「おおっ、ミアちゃん」
しずく 「……」
ミア 「しずくは寝てるのかい？」
彼方 「あれ、さっきまで起きてたような……」
しずく (急に人が入ってきたから、つい寝たふりをしてしまった……)
ミア 「ん？ 彼方と……しずくかい？」
彼方 「おおっ、ミアちゃん」
しずく 「……」
ミア 「しずくは寝てるのかい？」
彼方 「あれ、さっきまで起きてたような……」
しずく (急に人が入ってきたから、つい寝たふりをしてしまった……)
32: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:47:07.35 ID:FFRqslY/
ミア 「ふわぁ……そんなぐっすり寝れるなんて、羨ましい限りだよ」
彼方 「ミアちゃんは寝てないの？」
ミア 「ボクは最高に忙しいからねっ……なんと二徹さ」 ﾄﾞﾔｯ
しずく (ミアさんの隣の人、四徹だよぉ……っ！！！)
彼方 「ミアちゃんは寝てないの？」
ミア 「ボクは最高に忙しいからねっ……なんと二徹さ」 ﾄﾞﾔｯ
しずく (ミアさんの隣の人、四徹だよぉ……っ！！！)
33: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:50:16.16 ID:FFRqslY/
彼方 「それは大変だね～。しずくちゃんみたいに膝枕する？」
ミア 「いや、大丈夫さ。それよりさっき作った曲の、細かな修正をしなければ……」 ｶﾀｶﾀ
ミア 「ん？ なんだ、カーソルが反応しないぞ、どうした。パソコンが壊れたか？」
しずく (ミアさん……！ それマウスじゃなくて、かすみんBOXだよぉ……！！)
ミア 「いや、大丈夫さ。それよりさっき作った曲の、細かな修正をしなければ……」 ｶﾀｶﾀ
ミア 「ん？ なんだ、カーソルが反応しないぞ、どうした。パソコンが壊れたか？」
しずく (ミアさん……！ それマウスじゃなくて、かすみんBOXだよぉ……！！)
34: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:51:27.71 ID:FFRqslY/
ミア 「おい！ カーソル、動けってば！」 ｽﾘｽﾘ
かすみんBOX 『あぎゃァァァァァァァーーーーーーーー！！！！』cv.桜坂しずく
しずく (ってきっと、泣き叫んでるよ……！)
彼方 「ミアちゃん、疲れてるときは水分補給が大事だよ。ジュース入れてあげるね」 ｽｯ
ミア 「おおっ、気がきくね。ありがとう、彼方。そこに置いといてくれ」
かすみんBOX 『あぎゃァァァァァァァーーーーーーーー！！！！』cv.桜坂しずく
しずく (ってきっと、泣き叫んでるよ……！)
彼方 「ミアちゃん、疲れてるときは水分補給が大事だよ。ジュース入れてあげるね」 ｽｯ
ミア 「おおっ、気がきくね。ありがとう、彼方。そこに置いといてくれ」
35: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:54:07.52 ID:FFRqslY/
しずく (彼方さん……！！ それストローじゃなくてシャープペンシルだよぉ……！！)
彼方 「あっ、ごめん！」
しずく (気付いたっ！！)
彼方 「氷入れ忘れてたね」
しずく (そっちじゃない！！)
彼方 「あっ、ごめん！」
しずく (気付いたっ！！)
彼方 「氷入れ忘れてたね」
しずく (そっちじゃない！！)
36: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:54:48.59 ID:FFRqslY/
ミア 「そうだ。さっきハンバーガーセットを買ってきたんだけど、彼方も食べるかい？」
彼方 「えっ、いや、大丈夫だよ～」
ミア 「同好会の仲だろ？ そのくらい奢らせてくれ」
彼方 「うーん……じゃあ頂こうかな！ ありがとう、ミアちゃん！」
彼方 「えっ、いや、大丈夫だよ～」
ミア 「同好会の仲だろ？ そのくらい奢らせてくれ」
彼方 「うーん……じゃあ頂こうかな！ ありがとう、ミアちゃん！」
37: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:55:43.44 ID:FFRqslY/
ミア 「えっと、まずポテト」 ｽｯ
ミア 「さらにナゲット」 ｽｯ
ミア 「そのあとはパンケーキ」 ｽｯ
ミア 「あとアップルパイもあるよ！」 ｽｯ
ミア・彼方 「「いただきます～！」」
ミア 「さらにナゲット」 ｽｯ
ミア 「そのあとはパンケーキ」 ｽｯ
ミア 「あとアップルパイもあるよ！」 ｽｯ
ミア・彼方 「「いただきます～！」」
38: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:56:49.92 ID:FFRqslY/
しずく (肝心のハンバーガーを買ってないっ！！！)
彼方 「ポテトってこんな味だったっけ？」
ミア 「おいおい、それパンケーキだよ、彼方」
彼方 「あはは、間違えちゃった」
しずく (それアップルパイです、ミアさん……っ！！！)
しずく (やっぱり二徹にしても、四徹にしても、徹夜はダメだ！！ 思考回路が鈍るっ！)
彼方 「ポテトってこんな味だったっけ？」
ミア 「おいおい、それパンケーキだよ、彼方」
彼方 「あはは、間違えちゃった」
しずく (それアップルパイです、ミアさん……っ！！！)
しずく (やっぱり二徹にしても、四徹にしても、徹夜はダメだ！！ 思考回路が鈍るっ！)
39: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:57:33.01 ID:FFRqslY/
しずく 「二人とも……ごめんなさいっ」
ミア・彼方 「「えっ？」」
ｺﾞﾁｰｰｰﾝ
ミア 「……」 ｽﾋﾟｰｽﾋﾟｰ
彼方 「……」 ｽﾋﾟｰｽﾋﾟｰ
しずく 「とりあえず眠らせたのでよし……」
ミア・彼方 「「えっ？」」
ｺﾞﾁｰｰｰﾝ
ミア 「……」 ｽﾋﾟｰｽﾋﾟｰ
彼方 「……」 ｽﾋﾟｰｽﾋﾟｰ
しずく 「とりあえず眠らせたのでよし……」
40: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:58:38.40 ID:FFRqslY/
しずく (食べ物は冷めたら勿体無いので、私が代わりにいただきます)
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
しずく 「あれ？ なんだ、ハンバーガー、あるじゃないですか。違う袋だけど」
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
しずく 「これだけモスだ……」
おわり
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
しずく 「あれ？ なんだ、ハンバーガー、あるじゃないですか。違う袋だけど」
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
しずく 「これだけモスだ……」
おわり
41: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 17:59:44.89 ID:FFRqslY/
ありがとうございました！
第二弾は、機会があればまた書きたいと思います。
第二弾は、機会があればまた書きたいと思います。
42: (茸) 2023/02/24(金) 18:02:28.25 ID:AOgHxt+H
乙
面白かった
面白かった
43: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 18:09:14.96 ID:pKvG+kzF
テンポよくて好き
44: (もんじゃ) 2023/02/24(金) 18:10:11.52 ID:2F6RbzdT
4徹はやべえよ彼方ちゃん😭
45: (もも) 2023/02/24(金) 19:50:28.12 ID:aAKrw6mr
寝不足の話好き
第2弾も楽しみにしてるわ
第2弾も楽しみにしてるわ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1677227581/