1: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 18:50:02.05 ID:fh4OgLgw
かすみ「え?」
『え?』
栞子「え?」
『え?』
栞子「え?」
2: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 18:55:51.64 ID:fh4OgLgw
かすみ「え………いいの?」
栞子「良いも悪いも私には関係ありませんし…」
『はあっ!?関係ないってどういうこと!!!!!』
かすみ「う゛わっ!うるさっ!」キーン
栞子「あの…私ってそんなに大声でしたか?」
かすみ「あ、え~と……ちょっとアレだよアレ……えっと…かすみんの心の中にいる妖精さんがね?」
栞子「はあ……妖精さん……」
栞子「良いも悪いも私には関係ありませんし…」
『はあっ!?関係ないってどういうこと!!!!!』
かすみ「う゛わっ!うるさっ!」キーン
栞子「あの…私ってそんなに大声でしたか?」
かすみ「あ、え~と……ちょっとアレだよアレ……えっと…かすみんの心の中にいる妖精さんがね?」
栞子「はあ……妖精さん……」
4: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:03:11.63 ID:jx4SuD6B
『栞子さんってばホント意味わかんないっ』
『何あれ!関係ありませーんなんて言っちゃってさ!』
かすみ「…しお子ちょっと待っててね」スマスマ
《どうする?しお子の反応全然なんだけど》
『きっと強がってるだけなんだから!こうなったら私との仲良しエピソードを話して栞子さんを嫉妬させて!』
《りょうかいでーす》
『何あれ!関係ありませーんなんて言っちゃってさ!』
かすみ「…しお子ちょっと待っててね」スマスマ
《どうする?しお子の反応全然なんだけど》
『きっと強がってるだけなんだから!こうなったら私との仲良しエピソードを話して栞子さんを嫉妬させて!』
《りょうかいでーす》
6: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:09:01.28 ID:jx4SuD6B
かすみ「この間しず子のおうちにお泊まりしたんだけどね」
栞子「確か、先週の土曜ですよね」
かすみ「あれ、なんで知ってんの?」
栞子「昨日のお昼休みに聞きました、かすみさんがオフィーリア用のパンを作ってくれたと嬉しそうに写真を見せてくれました」
かすみ「あ、うん……えっと…ちょい待ち」スマスマ
《言おうと思ってたエピソード先に出された》
『ごめん、最近生徒会室で一緒にお昼食べてるからその時に色々喋っちゃってるかも……』
《なんかもうめんどくさいんだけど》
栞子「確か、先週の土曜ですよね」
かすみ「あれ、なんで知ってんの?」
栞子「昨日のお昼休みに聞きました、かすみさんがオフィーリア用のパンを作ってくれたと嬉しそうに写真を見せてくれました」
かすみ「あ、うん……えっと…ちょい待ち」スマスマ
《言おうと思ってたエピソード先に出された》
『ごめん、最近生徒会室で一緒にお昼食べてるからその時に色々喋っちゃってるかも……』
《なんかもうめんどくさいんだけど》
10: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:16:34.24 ID:jx4SuD6B
かすみ「……かすみんのヘアピンさ、かわいいよね?」
栞子「はい、とてもよくお似合いですよ」
かすみ「実はしず子がプレゼントしてくれたんだよね」
栞子「……そうなんですか、やはりしずくさんは贈り物を選ぶ適性が高いんですね」
かすみ「そうそう、わざわざ2人っきりになったタイミングで渡してきてさ~ロマンチストなしず子らしいよね~」
『いい感じだよかすみさん!』
栞子「ふふっ、しずくさんはかすみさんのことが大好きなんですね」
かすみ「そうなんだよね~かすみん困っちゃう♡」
栞子「はい、とてもよくお似合いですよ」
かすみ「実はしず子がプレゼントしてくれたんだよね」
栞子「……そうなんですか、やはりしずくさんは贈り物を選ぶ適性が高いんですね」
かすみ「そうそう、わざわざ2人っきりになったタイミングで渡してきてさ~ロマンチストなしず子らしいよね~」
『いい感じだよかすみさん!』
栞子「ふふっ、しずくさんはかすみさんのことが大好きなんですね」
かすみ「そうなんだよね~かすみん困っちゃう♡」
11: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:21:12.16 ID:jx4SuD6B
『かすみさん!今!!畳み掛けて!』
かすみ「…」
《黙ってて》
栞子「あの……?」
かすみ「ごめんね、親からの連絡に返信してた」
栞子「なにか緊急の用事ですか?それならこの場はもう…」
かすみ「あーいやなんてことないよ、あっ!」
かすみ「ごほん、"今度しずくちゃんのご家族と一緒にお出かけしようかな"って来ててね」
栞子「へえ、それは楽しそうですね」
『楽しそうですね~じゃない!嫉妬しなよ!』
《うるさい、黙って》
かすみ「…」
《黙ってて》
栞子「あの……?」
かすみ「ごめんね、親からの連絡に返信してた」
栞子「なにか緊急の用事ですか?それならこの場はもう…」
かすみ「あーいやなんてことないよ、あっ!」
かすみ「ごほん、"今度しずくちゃんのご家族と一緒にお出かけしようかな"って来ててね」
栞子「へえ、それは楽しそうですね」
『楽しそうですね~じゃない!嫉妬しなよ!』
《うるさい、黙って》
12: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:27:43.92 ID:jx4SuD6B
かすみ「もしかしてしお子も来たかった?」
栞子「いえ、私は家族であまり遠出しません……それに姉もあんなんですからお邪魔になるかと」
かすみ「それもそっか」
栞子「はい、誘っていただきありがとうございます」
『……こうなったら最終手段を使うから』
かすみ「あ~また家族からだ~」スマスマ
《まさか本当に言うの?》
『だってだって!栞子さんか全然嫉妬してくれないし!だからもうそれしかないもん!』
《諦めるって選択肢は?》
『ない!!!!!』
栞子「いえ、私は家族であまり遠出しません……それに姉もあんなんですからお邪魔になるかと」
かすみ「それもそっか」
栞子「はい、誘っていただきありがとうございます」
『……こうなったら最終手段を使うから』
かすみ「あ~また家族からだ~」スマスマ
《まさか本当に言うの?》
『だってだって!栞子さんか全然嫉妬してくれないし!だからもうそれしかないもん!』
《諦めるって選択肢は?》
『ない!!!!!』
13: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:30:09.43 ID:jx4SuD6B
かすみ「はぁ……」
かすみ「あのさしお子、よく聞いてほしいの」
栞子「?」
かすみ「実はかすみんとしず子って付き合ってるんだよね」
栞子「うぇっ!!!??本当ですか!!?!?」
『驚いてる驚いてるっ』
かすみ「そうなの、だから今日はこんな話をしてるの」
栞子「え、それはいつから……」
かすみ「……SIFのときかな」
かすみ「あのさしお子、よく聞いてほしいの」
栞子「?」
かすみ「実はかすみんとしず子って付き合ってるんだよね」
栞子「うぇっ!!!??本当ですか!!?!?」
『驚いてる驚いてるっ』
かすみ「そうなの、だから今日はこんな話をしてるの」
栞子「え、それはいつから……」
かすみ「……SIFのときかな」
16: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:34:55.27 ID:jx4SuD6B
栞子「私と出会う前から……」
『お!これは!栞子さん嫉妬しちゃう?』
栞子「そんなに前からお付き合いされていたとは……しかも誰にもバレることなく……」
かすみ「そうそう、バレないようにね」
栞子「…………おめでとうございます!」
かすみ「は?」
『はぁ!!!!!!?!?!??????????』
栞子「」
栞子「今更おめでとうもおかしいと思いますが……あっ、お二人のことは絶対誰にも言いませんから、安心してください」
『お!これは!栞子さん嫉妬しちゃう?』
栞子「そんなに前からお付き合いされていたとは……しかも誰にもバレることなく……」
かすみ「そうそう、バレないようにね」
栞子「…………おめでとうございます!」
かすみ「は?」
『はぁ!!!!!!?!?!??????????』
栞子「」
栞子「今更おめでとうもおかしいと思いますが……あっ、お二人のことは絶対誰にも言いませんから、安心してください」
17: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:36:12.71 ID:jx4SuD6B
>>16 訂正
栞子「私と出会う前から……」
『お!これは!栞子さん嫉妬しちゃう?』
栞子「そんなに前からお付き合いされていたとは……しかも誰にもバレることなく……」
かすみ「そうそう、バレないようにね」
栞子「…………おめでとうございます!」
かすみ「は?」
『はぁ!!!!!!?!?!??????????』
栞子「今更おめでとうと言うのは変ですが……」
栞子「あっ、お二人のことは絶対誰にも言いませんから、安心してくださいね!」
栞子「私と出会う前から……」
『お!これは!栞子さん嫉妬しちゃう?』
栞子「そんなに前からお付き合いされていたとは……しかも誰にもバレることなく……」
かすみ「そうそう、バレないようにね」
栞子「…………おめでとうございます!」
かすみ「は?」
『はぁ!!!!!!?!?!??????????』
栞子「今更おめでとうと言うのは変ですが……」
栞子「あっ、お二人のことは絶対誰にも言いませんから、安心してくださいね!」
19: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:39:07.17 ID:jx4SuD6B
『そんなぁ……なんで……』
《もう終わっていい?》
『うん……そっち行くね』
《はーい》
栞子「…ところでなぜ私にそんな大事なことを?」
かすみ「あ、ちょっと待ってて」
栞子「はい…………?」
ガラガラッ
しずく「お待たせ」
《もう終わっていい?》
『うん……そっち行くね』
《はーい》
栞子「…ところでなぜ私にそんな大事なことを?」
かすみ「あ、ちょっと待ってて」
栞子「はい…………?」
ガラガラッ
しずく「お待たせ」
21: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:42:54.90 ID:jx4SuD6B
栞子「あ、しずくさん、実は先程かすみさんからお二人のことを聞いてしまって……」
しずく「そのことなんだけど」
栞子「秘密にしてほしいということですよね?」
かすみ「嘘でした」
栞子「?」
しずく「ちょっと栞子さんにイタズラしようとしてたの、だから付き合ってるっていうのは嘘、ぜーんぶ嘘」
かすみ「ごめんね、ちょっとしたイタズラだから」
栞子「え、え、え!?」
しずく「栞子さんがどんな反応するかな~って思って……まぁ全然脈なしだったんだけど」ボソッ
しずく「そのことなんだけど」
栞子「秘密にしてほしいということですよね?」
かすみ「嘘でした」
栞子「?」
しずく「ちょっと栞子さんにイタズラしようとしてたの、だから付き合ってるっていうのは嘘、ぜーんぶ嘘」
かすみ「ごめんね、ちょっとしたイタズラだから」
栞子「え、え、え!?」
しずく「栞子さんがどんな反応するかな~って思って……まぁ全然脈なしだったんだけど」ボソッ
22: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:46:09.06 ID:jx4SuD6B
栞子「それではお二人が付き合ってるというのは?」
かすみ「嘘」
栞子「ご家族で出かけるというのは?」
しずく「嘘です」
栞子「お泊まりしてオフィーリアにパンを作ったのは?」
かすみ「あ、それは本当」
栞子「ヘアピンをプレゼントしたのは?」
しずく「それも本当、"親友"へのお礼」
かすみ「嘘」
栞子「ご家族で出かけるというのは?」
しずく「嘘です」
栞子「お泊まりしてオフィーリアにパンを作ったのは?」
かすみ「あ、それは本当」
栞子「ヘアピンをプレゼントしたのは?」
しずく「それも本当、"親友"へのお礼」
23: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:48:35.39 ID:jx4SuD6B
栞子「改めて聞きますが、お付き合いは?」
しずく「嘘、かすみさんは親友」
かすみ「かすみんにとってのしず子は、しお子とりな子とおんなじくらい大切な親友」
栞子「そうなんですね……」
栞子「……………よかった」
しずく「嘘、かすみさんは親友」
かすみ「かすみんにとってのしず子は、しお子とりな子とおんなじくらい大切な親友」
栞子「そうなんですね……」
栞子「……………よかった」
27: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:53:07.09 ID:jx4SuD6B
かすみ「うん、よかった…………よかった?」
栞子「私、なんで安心してるんでしょう……」
栞子「別に関係ないはず……?」
しずく「え……」
かすみ「あれ、あれあれあれ!?」
栞子「なんでよかったなんて…………」
栞子「私、なんで安心してるんでしょう……」
栞子「別に関係ないはず……?」
しずく「え……」
かすみ「あれ、あれあれあれ!?」
栞子「なんでよかったなんて…………」
29: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 19:56:06.00 ID:jx4SuD6B
かすみ「あーーーー!かすみんちょっと用事思い出しちゃったかも!」バンッ
しずく「か、かすみさんっ」ビクッ
かすみ「しお子!騙したりなんかしてごめんね!」
栞子「は、はいっ」
かすみ「かすみんの用事!あと1時間くらい時間かかるかも!だからしず子ごめんね!ね!!」
ガラガラ……バタンッ
栞子「急に大声で……」
しずく「うん、びっくりしたね……」
しずく「か、かすみさんっ」ビクッ
かすみ「しお子!騙したりなんかしてごめんね!」
栞子「は、はいっ」
かすみ「かすみんの用事!あと1時間くらい時間かかるかも!だからしず子ごめんね!ね!!」
ガラガラ……バタンッ
栞子「急に大声で……」
しずく「うん、びっくりしたね……」
31: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 20:01:06.98 ID:jx4SuD6B
廊下
かすみ「りな子おつかれ~」
璃奈「かすみちゃんこそ大変だったね」
かすみ「ほんと大変……あ~疲れた!」
璃奈「食堂で何か食べる?」
かすみ「さんせーい、の前に同好会グループにっと……」
《現在、部室に〇虫剤を散布してます》
《今日の練習はお休みですが部室には入らないでください》
《以上、かわいいかすみんからのお知らせでした♡》
かすみ「よしっ!」
かすみ「りな子おつかれ~」
璃奈「かすみちゃんこそ大変だったね」
かすみ「ほんと大変……あ~疲れた!」
璃奈「食堂で何か食べる?」
かすみ「さんせーい、の前に同好会グループにっと……」
《現在、部室に〇虫剤を散布してます》
《今日の練習はお休みですが部室には入らないでください》
《以上、かわいいかすみんからのお知らせでした♡》
かすみ「よしっ!」
32: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 20:05:47.90 ID:jx4SuD6B
璃奈「ねえ、これ二人も見るんじゃ……」
かすみ「見ても大丈夫じゃない?それに二人っきりだって意識させればグングン進展しちゃうかもよ」
璃奈「うわ、悪い顔してる…璃奈ちゃんボード『じとー』」
かすみ「かわいい顔だもんっ」
璃奈「それにしても最後のあれは強引すぎ、いくら栞子ちゃんが混乱してたからって言っても」
かすみ「もう!そんな終わったことはいいの!」
璃奈「私が実行役やればよかったかも」テクテク
かすみ「見ても大丈夫じゃない?それに二人っきりだって意識させればグングン進展しちゃうかもよ」
璃奈「うわ、悪い顔してる…璃奈ちゃんボード『じとー』」
かすみ「かわいい顔だもんっ」
璃奈「それにしても最後のあれは強引すぎ、いくら栞子ちゃんが混乱してたからって言っても」
かすみ「もう!そんな終わったことはいいの!」
璃奈「私が実行役やればよかったかも」テクテク
33: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 20:08:40.06 ID:jx4SuD6B
部室
しずく「……///」
栞子「あ、あの……///」
しずく「……なに?」
栞子「私……なぜあんなことを言ったんでしょう…」
しずく「し、知らないっ」
栞子「なぜ……猛烈に顔が熱いんでしょう……」
しずく「そんなの知らないもんっ」
栞子「で、ですよね……///」
しずく「うん…知らないから…///」
しずく「……///」
栞子「あ、あの……///」
しずく「……なに?」
栞子「私……なぜあんなことを言ったんでしょう…」
しずく「し、知らないっ」
栞子「なぜ……猛烈に顔が熱いんでしょう……」
しずく「そんなの知らないもんっ」
栞子「で、ですよね……///」
しずく「うん…知らないから…///」
34: (やわらか銀行) 2023/05/25(木) 20:09:06.86 ID:jx4SuD6B
終わり
※スクスタとアニメの設定をごちゃ混ぜにしています
※スクスタとアニメの設定をごちゃ混ぜにしています
35: (もんじゃ) 2023/05/25(木) 20:17:13.20 ID:uXJ2uVFN
jΣミイ˶^ ᴗ^˶リ👍 最高ですね!
37: (えびふりゃー) 2023/05/25(木) 20:22:44.77 ID:Ic7KLAwY
しずくのが重いの好き
38: (もんじゃ) 2023/05/25(木) 20:38:12.08 ID:uXJ2uVFN
おつおつ
めっちゃ意識するけど特に何も出来ずに帰宅しそうだなw
めっちゃ意識するけど特に何も出来ずに帰宅しそうだなw
39: (たまごやき) 2023/05/25(木) 20:44:27.01 ID:RPLRfykz
こういう反応を期待しといていざ出されたらテンパる座長さぁ…
40: (大韓民国) 2023/05/25(木) 20:53:48.58 ID:m3VI84ay
ᶘイº⇁ºナ川……
٩ᶘイ^⇁^ナ川۶
٩ᶘイ^⇁^ナ川۶
41: (もんじゃ) 2023/05/25(木) 21:21:45.61 ID:Ps4dv2xm
ラ板の覇権カプ
42: (茸) 2023/05/26(金) 05:10:31.38 ID:pHnf8ehw
jΣミイ˶º ᴗº˶リ 最高ですね
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1685008202/