【まごごろ短編SS】璃奈「できた。ドキピポ☆ドライブシミュレーター」【ラブライブ！虹ヶ咲】

歩夢「......」ｽｯ…ｽｯ…

愛「それ何してるの？」

歩夢「サクライグノラムス」

かすみ「...」(無言でエゴサに没頭)

しずく「...」(スマホ操作するフリをしてエゴサするかすみを観察)

ｶﾞﾁｬ

璃奈「うんしょ、うんしょ...」

愛「あっ、りなりー！やっほー」ﾃﾃﾃ-

璃奈「はぁ...はぁ...やっほー」

愛「わ、りなりー大丈夫？どったのその大荷物～」ｶﾞｼ

璃奈「ふー...これは、ドキピポ☆ドライブシミュレーター」
　

愛「もしかして、新しいゲーム！？」

璃奈「うん。名前の通り、車の運転を疑似的に体験できるゲーム」

璃奈「彼方さんが免許を取りたいって言ってたから、数日徹夜でまごころ込めて作った」

璃奈「このハンドル型コントローラーを操作して目的地まで車を運転できればゲームクリア」

璃奈「...と、いうことで。今日はテストプレイをして欲しくて持ってきた」

愛「へー！いいじゃんいいじゃん！今みんな用事とかで出払っちゃってるけど、４人いるし１人ずつ交代でやってみよーよ！」

璃奈「そうしてもらえると助かる...いい？」

歩夢「うん、いいよ」

かすみ「ちょうど暇だったし～、かすみんもいいよ！」

しずく「私はあんまり自信ないけど...」

愛「決まりっ！じゃあ愛さんからやらせて～！」

璃奈「うん。そしたら先に運転操作のチュートリアル映像があるからみんなで観よう」

―――――

―――

―
　

― ひと通り視聴が終わって... ―

愛「ほー。本当に本格的な講習ビデオじゃん」

歩夢「普通にためになる内容だったね」

かすみ「ふあぁ...」

しずく「かすみさん、ここからが本番なんだから寝ちゃだめだよ」ﾂﾝﾂﾝ

璃奈「じゃあ愛さん、そこのモニターに画面を映すからソファーに座って。下にペダル、隣にレバーを置いて...ハンドルを持ったら準備完了！」

愛「よーし、愛さんのドライブテクニック見せちゃうよ～♪」


ﾋﾟﾛﾘﾛｰﾝ♪

【ドキピポ☆ドライブシミュレーター♪】

《 Ｐｕｓｈ ａｎｙ ｋｅｙ 》


璃奈「ハンドルの所に操作ボタンが付いてるから押してみて」

愛「おっけー！」

ﾄｩｨｰﾝ♪

プレイヤーを選択してね♪

愛「えっ？操作キャラを選べるの？」

璃奈「うん。同好会のみんなのデータを入力しておいた」
　

愛「すごーい！あ、ほんとだ！愛さんがいるー！あははっ」

ﾄｩｲｰﾝ♪

よーし、それじゃあ...ナビゲータールーレット、スタート！

ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♪

愛「えっ？どういうこと？」

璃奈「これはナビゲーターを抽選するルーレット」

璃奈「このゲームではここで選ばれたナビゲーターが目的地を設定してそこまで案内をしてくれるの」

璃奈「ナビゲーターは、プレイヤーに選択した同好会メンバー以外からルーレットで抽選される」

愛「え～！何それっ！すっごく楽しそーじゃんっ！」

愛「よーし！えいっ！」

ﾄｩﾙﾙﾙﾙ…

ﾄｩ...ﾄｩ...ﾄｩ...

ﾃﾛﾘｰﾝ♪

カリン『ハーイ♪ 朝香果林よ、よろしくね。今日は私がアイを動物園までエスコートしてア・ゲ・ル♡』

愛「お～っ！カリンだ！てかすごっ！？ボイス付き！？」

璃奈「同好会メンバーの声はサンプリング済。璃奈ちゃんボード『えっへん』」
　

璃奈「その声データと事前に入力された同好会メンバーの情報を使って、お馴染み【AI座長】がナビゲーターキャラごとの目的地と案内時の台詞を出力してくれる」

かすみ「へー！確かに面白そう！」

しずく「よくできてるね。さすが璃奈さん」

璃奈「えっへん」

カリン『それじゃ、エンジンをかけてみて？』

愛「おっけー！」

ﾌﾞﾙﾙﾙﾝ!

カリン『いいわね。そしたらブレーキペダルを踏みながらシフトレバーをＤにしてちょうだい』

愛「よっと」ｶﾞｺｶﾞｺｯ

カリン『バッチリよ。アクセルを踏むと車が動き出すから、私の指示に従って運転してね』

愛「ほいっ」ｸﾞｯ

璃奈「愛さん。右下に目的地までの距離と制限時間が表示されてるから、時間までに目的地にたどり着ければゲームクリアだよ」

愛「りょ！操作はもう頭の中に入ってるからばっちしだよ！」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ…
　

カリン『次の信号を左に曲がって頂戴』

愛「あいよー！愛だけにっ！ｗ」

カリン『その先の曲がり角を左よ』

愛「ん」

カリン『交差点...ここを左ね』

愛「また？」

カリン『えー、と。そしたらそこの突き当りを左よ』

愛「...」

カリン『あ、あら？さっきと同じ信号？いや、間違ってないのよ？』

愛「間違ってるでしょ」

カリン『えーと、えーと。ここを...右？』

愛「なんで疑問形？」

カリン『そ、そのまましばらく道なりよ...きっと』

愛「...」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ…

しずく「あの...目的地への距離どんどん増えてませんか？」

愛「うん。愛さんもそれ思ってた...」
　

カリン『そこを左...あ、やっぱり右に曲がってしばらく道なりに進んで...？』

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ…

愛「...」

歩夢「...だんだん建物が少なくなってきたね」

カリン『そ、そろそろ曲がった方がいいかしら？いえ、でも...また同じ場所に戻ってきたら嫌だし...真っすぐよ！とりあえず突き当りにぶつかるまで前に進むの』

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ…

愛「...」

かすみ「目的地への距離、当初の10倍くらいになってますけど」

カリン『...いったん、そこの路肩に駐車してみて』

愛「...」

ｷｷｰ…ｶﾞｺｶﾞｺッ

カリン『っふ。アイ、見事な運転ね』

カリン『それで、ここはどこかしら？』

愛「知るかぁーっ！！」
　

愛「カリンの案内でしょ！？なんでナビゲーターが道訪ねてくるのさぁ！！」

歩夢「それは、果林さんだから...」

璃奈「果林さんナビの場合、十中八九迷うからナビを無視して目的璃への距離を見ながら、政界のルートを探してたどり着くしかない」

愛「いや初見〇しかっ！確かに結構早い段階でこのナビおかしいとは思ってたけど！もはや攪乱目的のお邪魔キャラじゃん！」


ﾋﾟﾋﾟｰｯ!!

《Ｔｉｍｅ Ｕｐ！》


璃奈「あ、タイムアップ」

愛「ちょ」


ﾃﾞﾝﾃﾞﾝﾃﾞｪｰﾝ…

《Ｇａｍｅ Ｏｖｅｒ》


璃奈「愛さん。ゲームオーバー」

歩夢「あちゃー...」

かすみ「どんまいです」

愛「そんなー！せっかくカリンの指示通りに運転したのに～...！愛さんがっカリンだよ...」
　

璃奈「次は歩夢さん」

歩夢「あ、うん」ｽｯ

ﾄｩｲｰﾝ♪

よーし、それじゃあ...ナビゲータールーレット、スタート！

ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♪

歩夢「これって、侑ちゃんもいるの？」

璃奈「もちろん」

歩夢「...えいっ！」

ﾄｩﾙﾙﾙﾙ…

歩夢「侑ちゃん、侑ちゃん、侑ちゃん...ッ！！」

ﾄｩ...ﾄｩ...ﾄｩ...

ﾃﾛﾘｰﾝ♪

アイ『ちーっす！ナビゲーターの宮下愛だよ！こうみえて文武両道、運転も上々って感じだから、大船に乗ったつもりで任せてね！』

歩夢「あぁ...っは。愛ちゃん、かぁ...」

愛「その、露骨にがっかりした顔やめよ？愛さんハートが傷ついちゃうよ？」
　

アイ『今回の目的地はもんじゃみやした！アイさんのお家だよ！ちゃんと到着出来たらアユムにめっちゃ美味しいもんじゃを振舞ってあげる！』

アイ『あ、それとも～？いっそのことマウンテンまで車運転してみる？くるマウンテンだけに！あっははははっ！』

愛「あっははははは！！！やば！！ゲームの愛さんもめっちゃ面白い～！！！」

歩夢「...」ｶﾞｺｶﾞｺッ

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ…

アイ『次の信号を左だよ！左折の仕方で挫折しないでね！あ、気づいた？今のは左折と挫折をかけた』

歩夢「ん」ｸｲ

アイ『おーい！腰を伸ばして目視！追い越ししようとしている車が後ろにいるから注意だよ！おーいこしだけに！あははっあははっ！』

歩夢「...」

アイ『ほら、車が近くにくるま～ｗｗｗあっはははははっ！あっ！ごめーん！今のとこ右だった☆』

歩夢「璃奈ちゃんこれ攻撃できないの？」

愛「なんで攻撃しようとしてるの？」

璃奈「できるよ」

愛「できるの！？」
　

璃奈「こうしてストレスを感じた時に発散できるような新設設計になってる。璃奈ちゃんボード『ファイト！』」

愛「り、りなりー？ｗ」

璃奈「Ｆって書かれたボタンを押してみて」

歩夢「これ？」ﾎﾟﾁ

ｼﾞｬｷｰﾝ♪

【Ｂａｔｔｌｅ Ｍｏｄｅ...】

璃奈「ロードが終わったらバトルが始まる。はい、これが簡単な性能を記したコマンド表」

璃奈「愛さんは運動性能が高くて体力も多い。コンボ性があって遠近バランスのとれた高性能な技がそろっている強キャラ。勝つのは難しいけど...頑張って。璃奈ちゃんボード『れっつごー♪』」

歩夢「ありがとう。頑張って愛ちゃんを懲らしめるね」

璃奈「お願い」

愛「ちょ、ちょっと、歩夢？りなりー？ｗ」
　

Ｒｅａｄｙ...

Ｆｉｇｈｔ！

アイ『そりゃ！』

アユム『...』ｶﾞｰﾄﾞ

アユム『えいっ！えいっ！やぁっ！いやぁっ！たっ！』

アイ『ぐっ！いたー！うぐっ！うわー！』

アユム『えいっ！えいっ！やぁっ！いやぁっ！たっ！』

アイ『うわー！いたー！ぐっ！うぐっ！』

アユム『えいっ！えいっ！やぁっ！いやぁっ！たっ！』

アイ『うぐっ！うわー！いたー！ぐっ！』


歩夢「あー。これ最速入力なら落下ダウン前に拾えるからループできるね」

愛「」

かすみ「うわぁ...」

璃奈「そ、そんな...あのコマンド表だけで一瞬でハメ技コンボを開拓するなんて」

しずく「あははっ、ゲームの中の愛さんボッコボコですね」

愛「今笑うとこあった？」
　

アユム『いやぁっ！！』

ｽﾞｷﾞｬｰﾝ!

アイ『キャーッ！ キャｰｯ！ ｷｬｰｯ!』(反響)

ﾄﾞｻｯ!

アユム『ふふ...クソゲークソゲー』

《ＷＩＮ ＡＹＵＭＵ》


歩夢「ふー...！」ｽｯｷﾘ

愛「なんで歩夢は級友の分身キャラに躊躇なくハメコンボしてすっきりした顔ができるの？魔王か？」


こうして、見事アユムはナビゲーターのアイに勝利し、自身の強さを世間に証明した。
だがしかし、お台場にはまだアユムの知らない強豪ナビゲーターたちがひしめいている。
アユムの戦いはまだ始まったばかりだ...！

ﾃﾚﾃﾃｯﾃｯﾃｯﾃｰ♪

《Ｇａｍｅ Ｃｌｅａｒ！》


歩夢「やったぁ♪」

しずく「そういうゲームでしたっけ」

かすみ「絶対ちがうよ」
　

璃奈「次はかすみちゃんの番」

かすみ「うん...」ｽｯ

ﾄｩｲｰﾝ♪

よーし、それじゃあ...ナビゲータールーレット、スタート！

ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♪

かすみ「てやっ！」

ﾄｩﾙﾙﾙﾙ…

かすみ「できるだけまともな人...！」

ﾄｩ...ﾄｩ...ﾄｩ...

ﾃﾛﾘｰﾝ♪

アユム『新人ナビゲーターの上原歩夢だぴょん♪アユぴょんが一生懸命頑張ってナビゲートするから、よろしくぴょん♪』

愛「うわー。なんかこの歩夢テンアゲだね」

歩夢「わ、私こんなこと言わないよっ！？///」

璃奈「あくまでデータを客観的に分析してＡＩが出力したものだから...」ﾌｲ

かすみ「まぁでも、歩夢先輩なら安心ですね」ﾎｯ
　

アユム『今回の目的地は...着いてからのお楽しみ♪準備が出来たらエンジンをかけてね』

かすみ「はい」

ﾌﾞﾙﾙﾙﾝ!

......

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ…

アユム『次の信号を右折だよ』

かすみ「...」ｸｲ

アユム『そのまましばらく道なりにすすんでね』

かすみ「...恐ろしくまともですね」

璃奈「順調に目的地に近づいてる」

しずく「さっきまでがおかしかったんだよ」

愛「ん？愛さんのナビもまともだったでしょ？」
　

アユム『赤信号だよ。信号が変わるまで一時停止線の手前で止まってね』

かすみ「はーい」

ｷｷｰ…

しずく「...あれ？目的地までの距離が少しずつ増えてる」

かすみ「え？...本当だ。車が止まってるのになんで？」

歩夢「バグ？」

璃奈「バグじゃないよ」

愛「え...目的地が動いてるってこと？」

かすみ「...まさか」

アユム『次の交差点を左に曲がって、少し進んだ先の歩道が目的地だよ』

かすみ「...」ｸｲ

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ…

アユム『あっ、目的地が見えてきたね』

ユウ『...』ﾃｸﾃｸ

かすみ「いや、侑先輩じゃん！」
　

璃奈「建物や公共施設が目的地とは限らない」

かすみ「そこは限ってよ！」

アユム『ユウちゃんの近くで路肩停止して』

かすみ「えぇ...」

ｷｷｰ…

アユム『そしたら侑ちゃんを捕獲して車に押し込んで！早く！』

かすみ「いや誘拐じゃないですか！！」

しずく「歩夢さん...誘拐はさすがに...」

愛「普通に犯罪でしょ」

歩夢「私じゃないよ！？璃奈ちゃん！？私誘拐なんてしないよ！」ｽﾞｽﾞｲ!

璃奈「あ、あくまでデータを客観的に...」ｱｾｱｾ
　

アユム『ほら！行って！セツナちゃんとのデートなんて許せない...絶対に保護して監禁しなきゃ！』

ｶﾞﾁｬｯ!

ユウ『きゃあっ！ちょっと、何するの！？』

ｼﾞｬｷｰﾝ♪

【Ｂａｔｔｌｅ Ｍｏｄｅ...】

かすみ「げっ！？強制的に戦闘モードに！？」

璃奈「かすみちゃん、頑張って！璃奈ちゃんボード『ファイト！』」

かすみ「やだよ！かすみん誘拐の片棒担ぎたくない！」

Ｒｅａｄｙ...

Ｆｉｇｈｔ！

ユウ『いっくよー！』ﾀﾞｯ

かすみ(...！そうですよ、だったらわざと負けちゃえばいいじゃん)

ユウ『しゅっ！しゅっ！しゅっしゅっ！』ﾍﾁｮﾍﾆｮ

ﾎﾟｺﾍﾟﾁ ﾎﾟｺﾍﾟﾁ

カスミ『...』 (棒立ち)

ユウ『しゅしゅっ！しゅっ！はぁっ！』ﾍﾆｬﾋｮﾛ

ﾎﾟｺﾍﾟﾁ ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

カスミ『...』 (棒立ち)

かすみ「...あの、りな子？侑先輩の攻撃全然ダメージ入らないんだけど...っていうか攻撃してる侑先輩の方がダメージ受けてない！？」
　

璃奈「侑さん、フィジカルが弱いから...」

しずく「攻撃のフォームや効果音からも弱さが伝わってきますね。参考になります」

歩夢「侑ちゃんの体力テストの結果は小学生を下回るからね。でも、そういうところが可愛いの...」

ユウ『ぜぇ...はっ...ひゅっ...てぁー...』

ﾍﾟﾁ…

カスミ『...』 (棒立ち)

ユウ『ウワアァッ！ ウワｱｧｯ！ ｳﾜｱｧｯ!』(反響)

ﾄﾞｻｯ!

カスミ『あれぇ～？ もうおしまいですかぁ？』ﾁﾛﾘ♡

《ＷＩＮ ＫＡＳＵＭＩ》

かすみ「...」
　

愛「あちゃー。かすかすやってしまったねぇ」

かすみ「かすみんですぅ！かすみん何もしてないですよ！」

しずく「共犯おめでとう♪」

かすみ「やめて！」

こうして、見事アユムはユウとセツナのデートを阻止し、ユウを手にいれることができた。
その後、ユウは監禁生活か紆余曲折を経て無事にアユムと結婚することに。
２人の新婚生活はまだ始まったばかりだ...！

ｲｰﾏｰﾊｰﾁｲｻｰﾅｰ♪

《🌸cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘゆうぽむ ♡Happy End♡⎛(VÓ ᴗ Ò„Vɔ⎞》

かすみ「...」

しずく「...」

愛「...」

璃奈「...」

歩夢「おめでとう！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ!!
　

しずく「あ...えっと、最後は私ですね」

璃奈「うん。お願い」

愛「最後くらいはキレイに終わって欲しいねー...」

ﾄｩｲｰﾝ♪

よーし、それじゃあ...ナビゲータールーレット、スタート！

ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ♪

しずく「ふっ！」

ﾄｩﾙﾙﾙﾙ…

しずく「...」

ﾄｩ...ﾄｩ...ﾄｩ...

ﾃﾛﾘｰﾝ♪

カスミ『こーんにっちわー！みんなのアイドル、中須かすみだよっ！かすみんって呼んでねっ♪』

かすみ「うわーっ！やったじゃんしず子！大当たりだよ！大当たり！！」

しずく「はぁ、うん...」

かすみ「もっと嬉しそうにしてよっ！」
　

歩夢「ま、まぁ。かすみちゃんなら、なんだかんだちゃんと案内してくれるんじゃないかな...」

カスミ『今日は～シズコをかすみんのワンダーランドへ連れて行ってあげる♪ちゃぁんとかすみんの言うこと聞くんだよ？』

しずく「う...それはちょっと抵抗感が」

かすみ「なんで？」

カスミ『じゃあ～、まずはエンジンをかけてみて？』

しずく「えぇと...あれ？反応しませんよ？」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

歩夢「しずくちゃん、その下のボタンだよ」

しずく「あ、こっちですね。ごめんなさい、１個上のボタンをおしてましｔ」

カスミ『あっれぇ～♪固まっちゃってどうしたの？シズコ、もしかしてかすみんに見とれちゃってた～？』

カスミ『しょ～がないなぁ～、シズコってば 欲 し が り さんっ、なんだからぁ♡ 好きなだけ愛でていいよっ♡』

ｼﾞｬｷｰﾝ♪


【Ｂａｔｔｌｅ Ｍｏｄｅ...】

かすみ「し、しず子？ｗ」
　

しずく「好きなだけ愛でていいよって言うから...」

かすみ「そういう可愛がりは求めてないけど！？」

璃奈「私もこれには分からせが必要だと思ってた。しずくちゃん頑張って！」

しずく「うんっ。かすみさんにしっかりお灸をすえるね」

かすみ「なんで！？」

璃奈「かすみちゃんは遠距離攻撃主体のキャラで、遠距離技はそこそこ強いのがそろってるけど近接はすごく弱い。近接拒否のために遠距離攻撃だけじゃなくてトラップを仕掛けてきたりもするから、うまく回避して近づいて一気にぼこぼこにしちゃって！」

しずく「任せて！」

Ｒｅａｄｙ...

Ｆｉｇｈｔ！

シズク『えい！』ﾌﾞｫﾝ(大きく空振り)

カスミ『そりゃっ！ロケットコッペパン！』

ﾄﾞﾋｭｰ ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ!

シズク『きゃあっ！やぁんっ！』

しずく「くっ！このっ、かすみさんのくせに...！」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ!

かすみ「しず子？暴言出てるよ？」

璃奈「しずくちゃん頑張って。近接戦に持ち込んで！」

愛(しずくのやられボイス、なんかやらしくない...？///)
　

カスミ『えい！とりゃぁ！ひーっかかったぁ♪』

ﾋｭﾝﾋｭﾝｯ! ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ!

シズク『あんっ！うぅんっ！てやっ！(反対方向を攻撃) きゃあっ！』

しずく「うぅっ！これっ、む、むず...！」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ!

璃奈(まさかしずくちゃんここまでゲームセンスが無いとは...)

かすみ「行けー！ゲームの中のかすみん！やっちゃえ！」

しずく「やだ！負けちゃう！負けちゃう！」

歩夢「しずくちゃんっ、超必〇技ゲージ溜まってるよ！Ｘボタンで当てれば逆転があるかも！」

しずく「えっ？Ｘボタン...これですね！」ﾎﾟﾁｯ

シズク『シズク！スカイブル―ハリケーン！(カスミと反対方向の画面端へ超必〇技空振り)』

カスミ『ロケットコッペパン！』

ｽﾞｷﾞｬｰﾝ!

シズク『ハアァンッ♡ ハアｧﾝｯ♡ ﾊｱｧﾝｯ♡』(反響)

ﾄﾞｻｯ!

カスミ『てひっ♡ シズコってば自信満々のくせによわよわ～♡ デカいのはお尻だけにしてよね～っ♪』

《ＷＩＮ ＫＡＳＵＭＩ》


ﾃﾞﾝﾃﾞﾝﾃﾞｪｰﾝ…

《Ｇａｍｅ Ｏｖｅｒ》


しずく「く...っむ゛ぅ゛...！」ﾌﾟｸｳｩ…!
　

愛「あっはは...まぁ、人には得手不得手があるからしょうがないって」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

しずく「うぅ...屈辱です」

璃奈「その...璃奈ちゃんボード『どんまいっ』」

かすみ「ぷぷーっ！しずこボロ負けじゃんっ！」

しずく「～っ！」ﾌﾟｸｰｯ!

かすみ「なんだっけぇ？『かすみさんにしっかりお灸をすえるね』きりっ...ざーんねんでした～♪」

しずく「か す み さ ん ～！」ｶﾞﾊﾞｯ

かすみ「お゛わ゛っ゛！ちょ、やめ！ち、力つよ...うわ、かすみんくすぐりとか効かないってばぁ！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

愛「ああもう、どうどう。喧嘩はやめなってー。ちょっと歩夢も止めるの手伝って...いない！？」

璃奈「歩夢さんなら、同好会のラインに侑さんとせつ菜さんがカフェデートしてる写真が投下されたのを見て、侑さんを誘拐しに飛んで行った」

愛「結局誘拐するんかい！」

しずく「このっ♡ かすみさんめっ♡ えいっ♡ えいっ♡」

かすみ「やっ/// ちょ...どこ触って...しず子ぉ...♡」

愛「こっちはこっちでなんかおっぱじめようとしてるし！？自由か！」

璃奈「愛さん愛さん。それで、ドキピポ☆ドライブシミュレーター、面白かった？」ｸｲｸｲ

愛「...うん。でも、今度ゲームを自作するときは愛さんと一緒に作ろっか...」


从||´・֊・||从 おわりなりー
　

おまけ

彼方「ひゃっほーぅ！飛ばせ飛ばせーーー！！」

ﾌﾞｵｫﾝﾌﾞｵｫｫｫｫﾝｯ!!!

セツナ『きゃあああぁカナタさん止めてください！！さっきからずっとスピード超過です！！！警察が追ってきてます！！』

リナちゃん警察『待て待てー！』

彼方「うおおおおおぉ！いっけ――――！！！」

ﾌﾞｵｵｵｫｫｫｯ!!!

セツナ『ひいやあああぁぁぁ誰か助けてください！！安全運転っ！安全運転っ！うきゃあああぁぁぁ！！！』

彼方「ハイスピイィドォー！！！」

ｷｨｰﾝｯ!!

せつ菜「あわわわ...」ｶﾞｸｶﾞｸ

エマ「彼方ちゃん楽しそう～♪」

愛「そういえばカナちゃんスピード狂だったかぁ...」

かすみ「いいの？あれで...」

璃奈「まぁ...喜んでくれてるから...」

⁄/*ｲ`•̥ ᗜ•̥ﾘﾉﾚcｲ´=ω=)👍
　

最後まで読んでくださりありがとうございました。
テンポ普通のギャグコメ路線でした。

前回のまごころ
せつ菜「やだ！！！！！」ﾍﾟｶｰ!!彼方「...」ﾋﾞｷﾋﾞｷｨ【まごごろ短編SS】
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1716897165/

過去の璃奈ちゃん自作Games
璃奈「最速クリアされたのが悔しかったから璃奈ちゃんRunRunsをアップデートしてみた」しずく「私が協力しました💙」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1676298955/

歩夢「侑ちゃん！恋愛ゲームを作ってみたから遊んで欲しいんだけど...」侑「え...！？歩夢が作ったの？」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1654949393/