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1: ◆JgulTVhF★ 2025/02/28(金) 23:58:03.00 ID:???00
3/1~3/31まで、毎日0時に1レスSSを投稿します
虹ヶ咲と蓮ノ空のクロスオーバーです
虹ヶ咲と蓮ノ空のクロスオーバーです
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4: ◆JgulTVhF★ 2025/03/01(土) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/01
かすみ「梢先輩~、見てください! 今日のかすみん、とーってもかわいいと思いません? まぁ、かすみんはいつもかわいいんですけど!」
梢「ふふっ、そうね。かすみさんはいつも身だしなみに気を配っていて、素敵だわ」ニコッ
かすみ「えへへ、ありがとうございます! でも梢先輩、せっかくなんですし、かわいいって言ってください!」
梢「え、ええ、その……か、かすみさんは、かわいいわ」
かすみ「!! 合格です、梢先輩~!」ギュー
梢「あらあら……かすみさんはスキンシップが激しいのね」クスッ
かすみ「あ、そうだ! せっかくなんですし、かすみん、とも呼んでくださいよ~! これだけアピールしてるんですから、ね、梢先輩~!」
梢「え、っと……」
梢「……………………か、かすみん……?」
かすみ「!!! あーん、梢先輩、好き好き~!!」ギュー
かすみ「梢先輩~、見てください! 今日のかすみん、とーってもかわいいと思いません? まぁ、かすみんはいつもかわいいんですけど!」
梢「ふふっ、そうね。かすみさんはいつも身だしなみに気を配っていて、素敵だわ」ニコッ
かすみ「えへへ、ありがとうございます! でも梢先輩、せっかくなんですし、かわいいって言ってください!」
梢「え、ええ、その……か、かすみさんは、かわいいわ」
かすみ「!! 合格です、梢先輩~!」ギュー
梢「あらあら……かすみさんはスキンシップが激しいのね」クスッ
かすみ「あ、そうだ! せっかくなんですし、かすみん、とも呼んでくださいよ~! これだけアピールしてるんですから、ね、梢先輩~!」
梢「え、っと……」
梢「……………………か、かすみん……?」
かすみ「!!! あーん、梢先輩、好き好き~!!」ギュー
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13: ◆hdFfPcgG★ 2025/03/02(日) 00:00:01.00 ID:???00
2025/03/02
せつ菜「お待たせしました!」ドンッ
さやか「あの……料理をいただく前に、一つ質問してもいいでしょうか……?」
せつ菜「? はい、構いませんよ!」
さやか「…………この紫色の肉塊は……?」
せつ菜「しょうが焼きです!!!」
さやか「いや、しょうが焼きは普通、紫色にはならないはずですけど!? な、何を入れたんですか?」
せつ菜「甘いものを隠し味に入れるとお肉が柔らかくなると聞いたので、紫芋とお砂糖をたくさん入れてみました!」ペカー
さやか「あぁ、だからこんなに甘い香りが……姫芽さんなら、喜んで口にしてしまいそうではありますが……」
せつ菜「さぁ、さやかさん! ぜひぜひ、召し上がってください!!」ニコッ
さやか「こ、これを食べるのは流石に……どうしましょうかね……」ウーン
せつ菜「え……食べていただけないんですか……」シュン
さやか「! ……いえ、わたしに任せてください! 不祥村野さやか、この料理をきちんと美味しくしてみせましょう!」
せつ菜「おお、アレンジを加えるんですね! 協力して料理ができるなんて、嬉しいです!!」ニコッ
せつ菜「お待たせしました!」ドンッ
さやか「あの……料理をいただく前に、一つ質問してもいいでしょうか……?」
せつ菜「? はい、構いませんよ!」
さやか「…………この紫色の肉塊は……?」
せつ菜「しょうが焼きです!!!」
さやか「いや、しょうが焼きは普通、紫色にはならないはずですけど!? な、何を入れたんですか?」
せつ菜「甘いものを隠し味に入れるとお肉が柔らかくなると聞いたので、紫芋とお砂糖をたくさん入れてみました!」ペカー
さやか「あぁ、だからこんなに甘い香りが……姫芽さんなら、喜んで口にしてしまいそうではありますが……」
せつ菜「さぁ、さやかさん! ぜひぜひ、召し上がってください!!」ニコッ
さやか「こ、これを食べるのは流石に……どうしましょうかね……」ウーン
せつ菜「え……食べていただけないんですか……」シュン
さやか「! ……いえ、わたしに任せてください! 不祥村野さやか、この料理をきちんと美味しくしてみせましょう!」
せつ菜「おお、アレンジを加えるんですね! 協力して料理ができるなんて、嬉しいです!!」ニコッ
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17: ◆hdFfPcgG★ 2025/03/03(月) 00:00:01.00 ID:???00
2025/03/03
しずく「花帆さんは映画の脚本を書いたことがある、とお聞きしました。お話を作れるなんてすごいです!」
花帆「えへへ、ありがと、しずくちゃん! と言っても、姫芽ちゃんにも手伝ってもらったんだけどね」クスッ
しずく「それでも、一つ作品を作り上げるというのは偉大なことですよ。私も、実際に花帆さんの脚本をお借りして読んでみました」
しずく「そこで、ご提案があるのですが……続編を作る気はありませんか?」
花帆「? 続編?」
しずく「はい! 私、脚本を読んでインスピレーションが湧きました。続編では、この幼馴染スクールアイドルのもとに魔の手が襲いかかるんです! そして、ヒロインを救うために彼女は力を求めて旅をして……」ペラペラ
花帆「ふんふん、それ良いかも! でもね、あたしは違うかな! もしそれだったら、こんな展開の方が……」
しずく「なるほど……では、こういった流れも……」
花帆「ふんふん……わぁ、しずくちゃん、すごいね! あたし、こんなに気が合う人がいるなんてびっくりだよ!」
しずく「ふふ、私もです! さぁ花帆さん、まだまだ語り合いましょう……!」
しずく「花帆さんは映画の脚本を書いたことがある、とお聞きしました。お話を作れるなんてすごいです!」
花帆「えへへ、ありがと、しずくちゃん! と言っても、姫芽ちゃんにも手伝ってもらったんだけどね」クスッ
しずく「それでも、一つ作品を作り上げるというのは偉大なことですよ。私も、実際に花帆さんの脚本をお借りして読んでみました」
しずく「そこで、ご提案があるのですが……続編を作る気はありませんか?」
花帆「? 続編?」
しずく「はい! 私、脚本を読んでインスピレーションが湧きました。続編では、この幼馴染スクールアイドルのもとに魔の手が襲いかかるんです! そして、ヒロインを救うために彼女は力を求めて旅をして……」ペラペラ
花帆「ふんふん、それ良いかも! でもね、あたしは違うかな! もしそれだったら、こんな展開の方が……」
しずく「なるほど……では、こういった流れも……」
花帆「ふんふん……わぁ、しずくちゃん、すごいね! あたし、こんなに気が合う人がいるなんてびっくりだよ!」
しずく「ふふ、私もです! さぁ花帆さん、まだまだ語り合いましょう……!」
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20: ◆hdFfPcgG★ 2025/03/04(火) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/04
璃奈「綴理さんのお腹、かたい……かすみちゃんと大違い」スリスリ
綴理「そうなの? ボク、かちかち?」
璃奈「うん。よく鍛えられた腹筋……触っててとっても気持ちいい……璃奈ちゃんボード『ぽわわん』」
綴理「ふふ、良かった。りなに褒めてもらえると、ボクも嬉しいなー」ニコッ
璃奈「……ねぇ綴理さん、この後、時間ある? 私、綴理さんともっと繋がりたい」ギュー
綴理「! ボクは大丈夫。りな、一緒に遊ぼ」ニコニコ
璃奈「やった、嬉しいな。璃奈ちゃんボード『じーん』。それなら、綴理さんに私の大好きなお台場を案内させてほしい」
綴理「お台場……楽しそうだ。うん、行こー、りな」
璃奈「楽しい一日にしようね、綴理さん。璃奈ちゃんボード『ワクワク』」
璃奈「綴理さんのお腹、かたい……かすみちゃんと大違い」スリスリ
綴理「そうなの? ボク、かちかち?」
璃奈「うん。よく鍛えられた腹筋……触っててとっても気持ちいい……璃奈ちゃんボード『ぽわわん』」
綴理「ふふ、良かった。りなに褒めてもらえると、ボクも嬉しいなー」ニコッ
璃奈「……ねぇ綴理さん、この後、時間ある? 私、綴理さんともっと繋がりたい」ギュー
綴理「! ボクは大丈夫。りな、一緒に遊ぼ」ニコニコ
璃奈「やった、嬉しいな。璃奈ちゃんボード『じーん』。それなら、綴理さんに私の大好きなお台場を案内させてほしい」
綴理「お台場……楽しそうだ。うん、行こー、りな」
璃奈「楽しい一日にしようね、綴理さん。璃奈ちゃんボード『ワクワク』」
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26: ◆hdFfPcgG★ 2025/03/05(水) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/05
ミア「Hey,何をしてるんだい、瑠璃乃?」
瑠璃乃「あ……お、おー、あいむ、はっぴー!」
ミア「……前も言ったけど、別にボクに向かって無理に英語を使って話す必要はないんだよ?」
瑠璃乃「や、ルリはこれで、カリフォルニアでもやっていけたわけだし……無理はしてないから、のーぷろぶれむ!」グッ
ミア「Well……でも、そのEnglishじゃ受け答えも難しいんじゃないか……?」
瑠璃乃「ふふん、ルリを舐めてもらっちゃ、困るってもんよ! いいよ、英語で質問してみて!」
ミア「えぇ? Umm……Are you a baby-chan?」
瑠璃乃「べりー? ……おー、あーはー! いえすいえす! べりーせんきゅー!」グッ
ミア「……何でこの英語でCaliforniaでやっていけたんだ……!?」
ミア「Hey,何をしてるんだい、瑠璃乃?」
瑠璃乃「あ……お、おー、あいむ、はっぴー!」
ミア「……前も言ったけど、別にボクに向かって無理に英語を使って話す必要はないんだよ?」
瑠璃乃「や、ルリはこれで、カリフォルニアでもやっていけたわけだし……無理はしてないから、のーぷろぶれむ!」グッ
ミア「Well……でも、そのEnglishじゃ受け答えも難しいんじゃないか……?」
瑠璃乃「ふふん、ルリを舐めてもらっちゃ、困るってもんよ! いいよ、英語で質問してみて!」
ミア「えぇ? Umm……Are you a baby-chan?」
瑠璃乃「べりー? ……おー、あーはー! いえすいえす! べりーせんきゅー!」グッ
ミア「……何でこの英語でCaliforniaでやっていけたんだ……!?」
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30: ◆hdFfPcgG★ 2025/03/06(木) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/06
吟子「わぁ……栞子さんのお着物、素敵ですね……!」
栞子「お褒めいただき光栄です。吟子さんも金沢伝統のお着物ということですが、吟子さんによくお似合いで可愛いですよ」ニコッ
吟子「そ、そんな、私なんかが可愛いなんて……でも、嬉しいです。ありがとうございます、栞子さん」フフッ
栞子「! そうだ、吟子さん。良ければなのですが、このまま一緒に写真を撮りませんか?」
吟子「写真……ですか?」
栞子「はい。せっかくの思い出ですから、写真という形に残しておきたいんです」
吟子「なるほど……良いアイディアかもしれません。私も花帆先輩に、後で見せてー、って言われるかもしれないし……」
栞子「ふふ、素敵な先輩がいらっしゃるんですね」クスッ
吟子「あ……と、とは言っても、少しヘンな先輩なんですよ。距離感がいつもおかしくて、私にベタベタと近づいてきて……」
栞子「ふふっ、それなら、虹ヶ咲にも距離感の近い先輩はいますよ。むしろ大勢です。私も……そんな方々に背中を押していただきました」
吟子「……え、あんな距離感の先輩が、虹ヶ咲には大勢……!?」
吟子「わぁ……栞子さんのお着物、素敵ですね……!」
栞子「お褒めいただき光栄です。吟子さんも金沢伝統のお着物ということですが、吟子さんによくお似合いで可愛いですよ」ニコッ
吟子「そ、そんな、私なんかが可愛いなんて……でも、嬉しいです。ありがとうございます、栞子さん」フフッ
栞子「! そうだ、吟子さん。良ければなのですが、このまま一緒に写真を撮りませんか?」
吟子「写真……ですか?」
栞子「はい。せっかくの思い出ですから、写真という形に残しておきたいんです」
吟子「なるほど……良いアイディアかもしれません。私も花帆先輩に、後で見せてー、って言われるかもしれないし……」
栞子「ふふ、素敵な先輩がいらっしゃるんですね」クスッ
吟子「あ……と、とは言っても、少しヘンな先輩なんですよ。距離感がいつもおかしくて、私にベタベタと近づいてきて……」
栞子「ふふっ、それなら、虹ヶ咲にも距離感の近い先輩はいますよ。むしろ大勢です。私も……そんな方々に背中を押していただきました」
吟子「……え、あんな距離感の先輩が、虹ヶ咲には大勢……!?」
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33: ◆hdFfPcgG★ 2025/03/07(金) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/07
彼方「~♪」
姫芽「……あ、あの~、かなたせんぱい~……?」
彼方「ん~? どうしたの~、姫芽ちゃん~? 何か悩み事?」
姫芽「い、いえ、悩み事というか~、絶賛悩み中というか~……」
姫芽「…………あの、なぜアタシ、かなたせんぱいに膝枕をしてもらっているんでしょうか~……?」
彼方「え~? だって、姫芽ちゃんが頑張りすぎてたから~」ニコニコ
姫芽「な、そ、それだけでこんなに甘やかしモードに~……!? ご、ご迷惑をおかけしてしまっているのでは……」
彼方「ううん、そんなことないよ~。お姉ちゃん、っていうのは、妹を甘やかすのが得意な生き物だから~」ナデナデ
姫芽「あ……」
彼方「ふふ~、ほらほら、彼方ちゃんのお膝枕で、そのまますやぴしちゃいなよ~」ナデナデ
姫芽「ふにゃぁ……zzz」
彼方「~♪」
姫芽「……あ、あの~、かなたせんぱい~……?」
彼方「ん~? どうしたの~、姫芽ちゃん~? 何か悩み事?」
姫芽「い、いえ、悩み事というか~、絶賛悩み中というか~……」
姫芽「…………あの、なぜアタシ、かなたせんぱいに膝枕をしてもらっているんでしょうか~……?」
彼方「え~? だって、姫芽ちゃんが頑張りすぎてたから~」ニコニコ
姫芽「な、そ、それだけでこんなに甘やかしモードに~……!? ご、ご迷惑をおかけしてしまっているのでは……」
彼方「ううん、そんなことないよ~。お姉ちゃん、っていうのは、妹を甘やかすのが得意な生き物だから~」ナデナデ
姫芽「あ……」
彼方「ふふ~、ほらほら、彼方ちゃんのお膝枕で、そのまますやぴしちゃいなよ~」ナデナデ
姫芽「ふにゃぁ……zzz」
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39: ◆hdFfPcgG★ 2025/03/08(土) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/08
慈「果林って、古着屋さんとか詳しかったんだね?」
果林「ふふ、当たり前でしょう? 私はセクシー系スクールアイドルの朝香果林でありながら、読者モデルもしているのよ?」
慈「あぁ、そっか。自分でもよく、ファッションを調べたりしてる、ってわけね」
果林「ええ、そういうこと。今から案内するお店も、私が普段よく覗いている古着屋さんなのよ」フフン
慈「いやぁ、それにしても本当、助かっちゃった! 東京の古着屋さんの方までは私、そんなに詳しくないし……」
慈「もし機械音痴の梢とかと一緒にお店に来てたら、スマホのマップを見た上で迷っちゃってたからね」クスッ
果林「スマホのマップで迷子…………ねぇ」
慈「ま、果林なら大丈夫でしょ? 頼りにしてるよ、果林!」
果林「……ええ。任せてちょうだい……!」
慈「果林って、古着屋さんとか詳しかったんだね?」
果林「ふふ、当たり前でしょう? 私はセクシー系スクールアイドルの朝香果林でありながら、読者モデルもしているのよ?」
慈「あぁ、そっか。自分でもよく、ファッションを調べたりしてる、ってわけね」
果林「ええ、そういうこと。今から案内するお店も、私が普段よく覗いている古着屋さんなのよ」フフン
慈「いやぁ、それにしても本当、助かっちゃった! 東京の古着屋さんの方までは私、そんなに詳しくないし……」
慈「もし機械音痴の梢とかと一緒にお店に来てたら、スマホのマップを見た上で迷っちゃってたからね」クスッ
果林「スマホのマップで迷子…………ねぇ」
慈「ま、果林なら大丈夫でしょ? 頼りにしてるよ、果林!」
果林「……ええ。任せてちょうだい……!」
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43: ◆hdFfPcgG★ 2025/03/09(日) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/09
ランジュ「小鈴、小鈴! 見て見て!」
小鈴「! なんと……それは、梅ジャムせんべい! 徒町、家族のみんなと一緒に、よく食べたことがあります!」
ランジュ「きゃあ! 素敵な思い出ね! このお台場のお店は駄菓子がたくさん買えるから、ランジュが小鈴のために買ってあげるわ!」
小鈴「ら、ランジュ先輩のご親切は深く沁み入りますが……徒町、お財布は用意してあります!」サッ
ランジュ「そう、残念……ランジュ、小鈴に楽しんでもらうために、ランジュのお金を使えばいいのかと思ったのだけど……」シュン
小鈴「いえいえ! 徒町、こんな風にランジュ先輩と一緒にお出かけできるだけで、とっても楽しいです!」
小鈴「むしろ……徒町からは、ランジュ先輩に何も返すことができていないのですが……」
ランジュ「あら、そんなの気にしなくていいのよ、小鈴。だって、小鈴とランジュはもうお友達だもの!」ニコッ
小鈴「! お友達……!」パアァァ
ランジュ「ええ、そうよ! さぁ、小鈴! まだまだお台場、行くわよー!」
小鈴「はい! 徒町、ランジュ先輩についていきます! ちぇすとーー!!」
ランジュ「小鈴、小鈴! 見て見て!」
小鈴「! なんと……それは、梅ジャムせんべい! 徒町、家族のみんなと一緒に、よく食べたことがあります!」
ランジュ「きゃあ! 素敵な思い出ね! このお台場のお店は駄菓子がたくさん買えるから、ランジュが小鈴のために買ってあげるわ!」
小鈴「ら、ランジュ先輩のご親切は深く沁み入りますが……徒町、お財布は用意してあります!」サッ
ランジュ「そう、残念……ランジュ、小鈴に楽しんでもらうために、ランジュのお金を使えばいいのかと思ったのだけど……」シュン
小鈴「いえいえ! 徒町、こんな風にランジュ先輩と一緒にお出かけできるだけで、とっても楽しいです!」
小鈴「むしろ……徒町からは、ランジュ先輩に何も返すことができていないのですが……」
ランジュ「あら、そんなの気にしなくていいのよ、小鈴。だって、小鈴とランジュはもうお友達だもの!」ニコッ
小鈴「! お友達……!」パアァァ
ランジュ「ええ、そうよ! さぁ、小鈴! まだまだお台場、行くわよー!」
小鈴「はい! 徒町、ランジュ先輩についていきます! ちぇすとーー!!」
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46: ◆hdFfPcgG★ 2025/03/10(月) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/10
愛「ツヅリ、今日はありがとね! アルバイトの子が急に来れなくなったからって、代役引き受けてくれて!」
綴理「店員さんをやるの、すごく楽しかったー。ボク、お客さんと話すの好きだから」ニコニコ
愛「あはは、ツヅリらしいや。それに、SNSで宣伝したら、ツヅリ目当てのお客さんもたくさん来てくれたもんね!」
綴理「うん。みんな、このお店で楽しそうにしてて、ボクも嬉しい。……でも、あい。一つだけ問題がある……」
愛「え、問題?」
綴理「ボク……まだ、もんじゃ食べてない……」シュン
愛「! そうじゃん! 接客が忙しくて、まだツヅリに食べてもらってなかったんだ……よぉーし! なら愛さんが、ツヅリにとびっきり美味しいもんじゃをご馳走してあげる!」
愛「愛さんの実力は、こんなもんじゃないからね! “もんじゃ”だけに!」
綴理「おー」パチパチ
愛「ツヅリ、今日はありがとね! アルバイトの子が急に来れなくなったからって、代役引き受けてくれて!」
綴理「店員さんをやるの、すごく楽しかったー。ボク、お客さんと話すの好きだから」ニコニコ
愛「あはは、ツヅリらしいや。それに、SNSで宣伝したら、ツヅリ目当てのお客さんもたくさん来てくれたもんね!」
綴理「うん。みんな、このお店で楽しそうにしてて、ボクも嬉しい。……でも、あい。一つだけ問題がある……」
愛「え、問題?」
綴理「ボク……まだ、もんじゃ食べてない……」シュン
愛「! そうじゃん! 接客が忙しくて、まだツヅリに食べてもらってなかったんだ……よぉーし! なら愛さんが、ツヅリにとびっきり美味しいもんじゃをご馳走してあげる!」
愛「愛さんの実力は、こんなもんじゃないからね! “もんじゃ”だけに!」
綴理「おー」パチパチ
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49: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/11(火) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/11
さやか「エマさんも、わたしと同じ境遇であると聞きました。なのでぜひ、二人だけでお話しさせていただきたく……」
エマ「! もちろんだよー! わたしもずっと、さやかちゃんと、このことについてお話ししてみたかったの!」
さやか「はい、思う存分語り合いましょう──“お世話”について!」
エマ「うんうん♪ お世話、良いよねぇ……朝、意外と起きなくて、起こすのに苦労することもあるけど……それも楽しくて」ニコッ
さやか「あぁ、わかります。無理やり起こすのもかわいそうですが……寝顔を見れる、という最大級のご褒美がありますから」クスッ
エマ「そうだよねぇ……でもときどき、相手のペースに乗せられることもあっちゃったり」フフッ
さやか「ふふっ、ええ。わたしも、最近ではそのまま一緒に眠ってしまうこともあって……」
エマ「だけど、それもまた楽しいんだよね♪ 本当に、毎日とっても平和だよねぇー」ニコニコ
さやか「平和ですよね……」フフッ
さやか「エマさんも、わたしと同じ境遇であると聞きました。なのでぜひ、二人だけでお話しさせていただきたく……」
エマ「! もちろんだよー! わたしもずっと、さやかちゃんと、このことについてお話ししてみたかったの!」
さやか「はい、思う存分語り合いましょう──“お世話”について!」
エマ「うんうん♪ お世話、良いよねぇ……朝、意外と起きなくて、起こすのに苦労することもあるけど……それも楽しくて」ニコッ
さやか「あぁ、わかります。無理やり起こすのもかわいそうですが……寝顔を見れる、という最大級のご褒美がありますから」クスッ
エマ「そうだよねぇ……でもときどき、相手のペースに乗せられることもあっちゃったり」フフッ
さやか「ふふっ、ええ。わたしも、最近ではそのまま一緒に眠ってしまうこともあって……」
エマ「だけど、それもまた楽しいんだよね♪ 本当に、毎日とっても平和だよねぇー」ニコニコ
さやか「平和ですよね……」フフッ
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53: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/12(水) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/12
歩夢「吟子ちゃん、吟子ちゃん!」
吟子「? あ、歩夢先輩? どうしたんですか、いきなり……?」
歩夢「あのね、前に彼方さんが姫芽ちゃんにしてあげたって聞いて……吟子ちゃんもこの後、良かったらどうかなぁ、って」ニコッ
吟子「え……?? どうって、何を……?」
歩夢「膝枕だよ。私ので良ければだけど……気持ちいいと思うから! 私、いつもあの子にしてあげてるから自信があるんだ」クスッ
吟子「……!? い、いやいやいや、な、何言っとらん……!? そんないきなり、距離感がおかしいですって……!」
歩夢「そうかなぁ、このくらい普通だって! 吟子ちゃん、いつも真面目で頑張り屋さんなんだし……ちょっとくらい、ね?」ニコッ
吟子「……こ、これが噂で聞いた、距離感がおかしい虹ヶ咲の先輩なんやろか……」ボソッ
歩夢「?」
歩夢「吟子ちゃん、吟子ちゃん!」
吟子「? あ、歩夢先輩? どうしたんですか、いきなり……?」
歩夢「あのね、前に彼方さんが姫芽ちゃんにしてあげたって聞いて……吟子ちゃんもこの後、良かったらどうかなぁ、って」ニコッ
吟子「え……?? どうって、何を……?」
歩夢「膝枕だよ。私ので良ければだけど……気持ちいいと思うから! 私、いつもあの子にしてあげてるから自信があるんだ」クスッ
吟子「……!? い、いやいやいや、な、何言っとらん……!? そんないきなり、距離感がおかしいですって……!」
歩夢「そうかなぁ、このくらい普通だって! 吟子ちゃん、いつも真面目で頑張り屋さんなんだし……ちょっとくらい、ね?」ニコッ
吟子「……こ、これが噂で聞いた、距離感がおかしい虹ヶ咲の先輩なんやろか……」ボソッ
歩夢「?」
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57: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/13(木) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/13
bang! bang!
瑠璃乃「わ、璃奈ちゃん、このゲーム上手いねぇー。よくやるの?」
璃奈「うん。私、こういう形で人と繋がるの好きだから」
瑠璃乃「そうなんだ……! ルリも、後輩と一緒にこのゲームで交友を深めたことあるし、わかるなぁ」ウンウン
璃奈「このゲーム、配信してる人もたくさんいて、見るのも楽しい。繋がってる感じがするから。璃奈ちゃんボード『ウキウキ』」
瑠璃乃「配信、見たりするんだ! もしかしたら、ルリの後輩の動画も、璃奈ちゃんは見てるかもしんないね」クスッ
璃奈「配信はたくさん見るし、マッチングもする。昨日も、あの有名配信者“ツマヨウ寺”さんをキルできた。璃奈ちゃんボード『ぶいっ!』」
瑠璃乃「ツマヨウ寺…………あー……」
璃奈「? どうしたの、瑠璃乃さん? 璃奈ちゃんボード『はてな?』」
瑠璃乃「あ、いや、こっちの話! たまたま、ネットでマッチングしたの?」
璃奈「ううん。配信を見て、適切な装備や戦い方をきちんと調べた上で、正式に申し込んで勝った」
瑠璃乃「ガチじゃん……」
bang! bang!
瑠璃乃「わ、璃奈ちゃん、このゲーム上手いねぇー。よくやるの?」
璃奈「うん。私、こういう形で人と繋がるの好きだから」
瑠璃乃「そうなんだ……! ルリも、後輩と一緒にこのゲームで交友を深めたことあるし、わかるなぁ」ウンウン
璃奈「このゲーム、配信してる人もたくさんいて、見るのも楽しい。繋がってる感じがするから。璃奈ちゃんボード『ウキウキ』」
瑠璃乃「配信、見たりするんだ! もしかしたら、ルリの後輩の動画も、璃奈ちゃんは見てるかもしんないね」クスッ
璃奈「配信はたくさん見るし、マッチングもする。昨日も、あの有名配信者“ツマヨウ寺”さんをキルできた。璃奈ちゃんボード『ぶいっ!』」
瑠璃乃「ツマヨウ寺…………あー……」
璃奈「? どうしたの、瑠璃乃さん? 璃奈ちゃんボード『はてな?』」
瑠璃乃「あ、いや、こっちの話! たまたま、ネットでマッチングしたの?」
璃奈「ううん。配信を見て、適切な装備や戦い方をきちんと調べた上で、正式に申し込んで勝った」
瑠璃乃「ガチじゃん……」
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59: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/14(金) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/14
姫芽「うにゃぁぁぁぁ~~……!!」ジタバタ
かすみ「どーしたの、ひめ子? そんなかわいい声出して……」
姫芽「かすみちゃん~……! ……実は一昨日、配信見てくれた挑戦者にアタシ、ゲームでボコボコにされちゃって~……」
かすみ「え、ひめ子、あんなにゲーム強いのに!? そんなに強い人もいるんだ、ネットの世界は広いなぁ……」
姫芽「だから……アタシ、ちょっと今、気分ダダ下がり中というか~……デバフかかってるというか~……」
かすみ「だったら、かすみんが慰めてあげる! かすみんの魅力で、ひめ子のこと、一気に元気付けてあげちゃう??」キラッ
姫芽「か、かすみちゃん~~!!」ギュー
かすみ「ほら、ひめ子! ひめ子はやっぱり、笑顔がかわいいんだから、元気出して!」
姫芽「うぅ……うん。ありがと~、かすみちゃん~!! アタシ、へこんでる場合じゃないよね。次はリベンジ戦だ~!」
かすみ「うんうん、その意気だよ、ひめ子! 顔も知らないネットの人、ひめ子なら絶対勝てるって!」
姫芽「よぉ~し……次会った時は絶対に負けないぞ、“はんぺん”さん~……!!」
かすみ「はんぺん? あっ……」
姫芽「うにゃぁぁぁぁ~~……!!」ジタバタ
かすみ「どーしたの、ひめ子? そんなかわいい声出して……」
姫芽「かすみちゃん~……! ……実は一昨日、配信見てくれた挑戦者にアタシ、ゲームでボコボコにされちゃって~……」
かすみ「え、ひめ子、あんなにゲーム強いのに!? そんなに強い人もいるんだ、ネットの世界は広いなぁ……」
姫芽「だから……アタシ、ちょっと今、気分ダダ下がり中というか~……デバフかかってるというか~……」
かすみ「だったら、かすみんが慰めてあげる! かすみんの魅力で、ひめ子のこと、一気に元気付けてあげちゃう??」キラッ
姫芽「か、かすみちゃん~~!!」ギュー
かすみ「ほら、ひめ子! ひめ子はやっぱり、笑顔がかわいいんだから、元気出して!」
姫芽「うぅ……うん。ありがと~、かすみちゃん~!! アタシ、へこんでる場合じゃないよね。次はリベンジ戦だ~!」
かすみ「うんうん、その意気だよ、ひめ子! 顔も知らないネットの人、ひめ子なら絶対勝てるって!」
姫芽「よぉ~し……次会った時は絶対に負けないぞ、“はんぺん”さん~……!!」
かすみ「はんぺん? あっ……」
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63: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/15(土) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/15
しずく「あの! 慈さんって、ワンちゃん飼ってらっしゃるんですか!?」
慈「ん、そーだよ? 動画あるけど見る? 玻璃乃って名前なんだけど……」スッスッ
しずく「うわぁ……! とてもお利口さんで可愛らしいですね!」
慈「でしょ? はりちゃんは私に似て、頭がすっごく良いからねー」ニコッ
しずく「素敵です! あ、良ければ、私が飼っている子の写真も見てください!」サッ
慈「わ、ゴールデンレトリバーちゃんだ! かわいいー?」
しずく「オフィーリアって言うんですけど、結構人懐っこい子で……もし時間があれば、慈さんもこの後会いに来ませんか?」
慈「え! もちろん行く行く! しずくちゃんのお家、めぐちゃん行ってみたかったんだー! かまくら? にあるんでしょ?」
しずく「ふふっ、はい、そのとおりです。鎌倉で、お待ちしていますね!」ニコッ
しずく「あの! 慈さんって、ワンちゃん飼ってらっしゃるんですか!?」
慈「ん、そーだよ? 動画あるけど見る? 玻璃乃って名前なんだけど……」スッスッ
しずく「うわぁ……! とてもお利口さんで可愛らしいですね!」
慈「でしょ? はりちゃんは私に似て、頭がすっごく良いからねー」ニコッ
しずく「素敵です! あ、良ければ、私が飼っている子の写真も見てください!」サッ
慈「わ、ゴールデンレトリバーちゃんだ! かわいいー?」
しずく「オフィーリアって言うんですけど、結構人懐っこい子で……もし時間があれば、慈さんもこの後会いに来ませんか?」
慈「え! もちろん行く行く! しずくちゃんのお家、めぐちゃん行ってみたかったんだー! かまくら? にあるんでしょ?」
しずく「ふふっ、はい、そのとおりです。鎌倉で、お待ちしていますね!」ニコッ
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67: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/16(日) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/16
吟子「お疲れ様です、ミア先輩。ダンス、とっても素敵でした」
ミア「Thanks.まぁ、ボクにかかれば歌だけじゃなくて、danceの方だって…………え」
ミア「!?!? What did you say !? い、今、なんて……」
吟子「? ミア先輩、とお呼びしただけですが……」
ミア「な、ミア先輩、だって……!?」
吟子「はい。だって、ミア先輩は三年生ですよね? 先輩を敬うのは、伝統として当たり前のことですから」
ミア「Wow……」
吟子「え……な、何か変でしたか?」
ミア「いや……今思えば、そうさ!」ガタッ
ミア「ボクは14歳だけど高校三年生で、先輩なんだ! みんな、もっとボクを敬うべきじゃないか!」
吟子「え、敬われていないんですか……?」
ミア「同好会の中にはボクのことをミアちゃん、って呼ぶ人もいるし、14歳だからって、ボクを子ども扱いしすぎなんだよ!」プンプン
吟子「……苦労されてるんですね…………」
吟子「お疲れ様です、ミア先輩。ダンス、とっても素敵でした」
ミア「Thanks.まぁ、ボクにかかれば歌だけじゃなくて、danceの方だって…………え」
ミア「!?!? What did you say !? い、今、なんて……」
吟子「? ミア先輩、とお呼びしただけですが……」
ミア「な、ミア先輩、だって……!?」
吟子「はい。だって、ミア先輩は三年生ですよね? 先輩を敬うのは、伝統として当たり前のことですから」
ミア「Wow……」
吟子「え……な、何か変でしたか?」
ミア「いや……今思えば、そうさ!」ガタッ
ミア「ボクは14歳だけど高校三年生で、先輩なんだ! みんな、もっとボクを敬うべきじゃないか!」
吟子「え、敬われていないんですか……?」
ミア「同好会の中にはボクのことをミアちゃん、って呼ぶ人もいるし、14歳だからって、ボクを子ども扱いしすぎなんだよ!」プンプン
吟子「……苦労されてるんですね…………」
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71: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/17(月) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/17
小鈴「せつ菜先輩!! さやか先輩と一緒に料理を作った、と徒町お聞きしました!」
せつ菜「はい! まず私が作り、その後にさやかさんがアレンジを加えてくださいました! とっても美味しかったです!」ペカー
小鈴「わぁ……! ということは、せつ菜先輩もお料理ができるんですね……!」
せつ菜「ええ、腕には自信があります! 良ければ、小鈴さんも今度一緒にいかがですか?」
小鈴「い、いいんですか!? でしたら徒町、一つご提案、といいますか、やりたいことがあるのですが……」
せつ菜「やりたいこと、ですか?」
小鈴「はい! 徒町、普段さやか先輩に色々教わっているその感謝を伝えたく……お料理を贈ろうかと考えていまして!!」
せつ菜「!! それは素敵です! でしたらその、“大好き”を伝えるお手伝い、私にもぜひ協力させてください!」グッ
小鈴「せつ菜先輩……! ありがとうございます! 徒町、せつ菜先輩と協力してお料理チャレンジ、頑張ります!!」
せつ菜「いいですね!! うぉぉぉ、私も燃えてきました!!」
小鈴「徒町もです!! 頑張るぞー、ちぇすとーーー!!!」グッ
小鈴「せつ菜先輩!! さやか先輩と一緒に料理を作った、と徒町お聞きしました!」
せつ菜「はい! まず私が作り、その後にさやかさんがアレンジを加えてくださいました! とっても美味しかったです!」ペカー
小鈴「わぁ……! ということは、せつ菜先輩もお料理ができるんですね……!」
せつ菜「ええ、腕には自信があります! 良ければ、小鈴さんも今度一緒にいかがですか?」
小鈴「い、いいんですか!? でしたら徒町、一つご提案、といいますか、やりたいことがあるのですが……」
せつ菜「やりたいこと、ですか?」
小鈴「はい! 徒町、普段さやか先輩に色々教わっているその感謝を伝えたく……お料理を贈ろうかと考えていまして!!」
せつ菜「!! それは素敵です! でしたらその、“大好き”を伝えるお手伝い、私にもぜひ協力させてください!」グッ
小鈴「せつ菜先輩……! ありがとうございます! 徒町、せつ菜先輩と協力してお料理チャレンジ、頑張ります!!」
せつ菜「いいですね!! うぉぉぉ、私も燃えてきました!!」
小鈴「徒町もです!! 頑張るぞー、ちぇすとーーー!!!」グッ
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76: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/18(火) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/18
ランジュ「綴理! ランジュ、トランプを持ってきたの! 一緒にババ抜きで遊びましょ!」
綴理「楽しそう。うん、いいよ」ニコッ
-間-
綴理「はい。次、らんの番だよー」
ランジュ「ええ。引くわよ!」
ペラッ
ランジュ「!! きゃあ! ジョーカーよ! ランジュ、ジョーカーを引いたわ!」
綴理「おー。ボクもジョーカー、引きたいな」
ランジュ「それなら、ランジュが教えてあげる! 綴理から見て、一番右にあるのがランジュのジョーカーよ!」
綴理「ありがとー。じゃあ、ボクも……」
ペラッ
綴理「わー、ジョーカーだ」
ランジュ「素敵ね! 流石、綴理だわ」フフッ
綴理「ん。これ楽しいね。またやりたい」
ランジュ「ええ、そうね! 今度は同好会とスクールアイドルクラブのみんなで、ババ抜き大会にしましょう!」ニコッ
ランジュ「綴理! ランジュ、トランプを持ってきたの! 一緒にババ抜きで遊びましょ!」
綴理「楽しそう。うん、いいよ」ニコッ
-間-
綴理「はい。次、らんの番だよー」
ランジュ「ええ。引くわよ!」
ペラッ
ランジュ「!! きゃあ! ジョーカーよ! ランジュ、ジョーカーを引いたわ!」
綴理「おー。ボクもジョーカー、引きたいな」
ランジュ「それなら、ランジュが教えてあげる! 綴理から見て、一番右にあるのがランジュのジョーカーよ!」
綴理「ありがとー。じゃあ、ボクも……」
ペラッ
綴理「わー、ジョーカーだ」
ランジュ「素敵ね! 流石、綴理だわ」フフッ
綴理「ん。これ楽しいね。またやりたい」
ランジュ「ええ、そうね! 今度は同好会とスクールアイドルクラブのみんなで、ババ抜き大会にしましょう!」ニコッ
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82: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/19(水) 00:00:01.00 ID:???00
2025/03/19
さやか「では、いただきますね……」ソッ
歩夢「……」ゴクリ
さやか「……! これは……」モグモグ
歩夢「ど……どう、かな?」
さやか「歩夢さん。──この卵焼き、とても美味しいです! 良ければ、レシピを教えていただいても……」パァァ
歩夢「! もちろんだよ! ふふ、良かったぁ。お料理が上手なさやかちゃんに褒めてもらえると、安心するかも」ニコニコ
さやか「そうですか? わたしはただ、料理をするのが日課なだけで、それほど高い腕前を持ち合わせてはいませんが……」
歩夢「ううん、そんなことないよ。それに多分だけど……私、お料理については、さやかちゃんと同じスタンスだと思うの」
さやか「同じスタンス……ですか?」
歩夢「うん。大好きな人のことを想って作ると、何倍も何十倍も美味しく作れる気がする……さやかちゃんも、そうじゃない?」クスッ
さやか「! ……ふふっ、ええ。そうですね」クスッ
さやか「では、いただきますね……」ソッ
歩夢「……」ゴクリ
さやか「……! これは……」モグモグ
歩夢「ど……どう、かな?」
さやか「歩夢さん。──この卵焼き、とても美味しいです! 良ければ、レシピを教えていただいても……」パァァ
歩夢「! もちろんだよ! ふふ、良かったぁ。お料理が上手なさやかちゃんに褒めてもらえると、安心するかも」ニコニコ
さやか「そうですか? わたしはただ、料理をするのが日課なだけで、それほど高い腕前を持ち合わせてはいませんが……」
歩夢「ううん、そんなことないよ。それに多分だけど……私、お料理については、さやかちゃんと同じスタンスだと思うの」
さやか「同じスタンス……ですか?」
歩夢「うん。大好きな人のことを想って作ると、何倍も何十倍も美味しく作れる気がする……さやかちゃんも、そうじゃない?」クスッ
さやか「! ……ふふっ、ええ。そうですね」クスッ
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85: ◆QPkcXr8q★ 2025/03/20(木) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/20
タッタッタッ
愛「──っと、ゴール到着!」
花帆「はぁ、はぁ……や、やっと着いたぁ……」ヘタリ
愛「花帆っち、やるじゃん! 愛さんのランニングコースに着いて来れるなんて!」ニコッ
花帆「あ、あたし、スクールアイドルになってからは梢センパイに結構鍛えられたから……でももう限界だよー……!」ハァハァ
愛「お、それなら……花帆っち、これ食べる? こないだ、歩夢がはちみつレモンを作ってきてくれてさ、そのおすそ分け!」
花帆「!! 食べる食べる! あたし、好き嫌いがないから、何でも食べられるよ!」ガバッ
愛「あはは、花帆っち、超元気じゃん! よーし、じゃあそれ食べたら、少し遠くの公園まで追加で走っちゃおっか!」
花帆「…………え!? あ、愛ちゃんは疲れてないの?」
愛「まぁね! これでも愛さん、ニジガクで色んな部活手伝ってたりするし! まだまだ元気100倍!」グッ
花帆「愛ちゃん、スクールアイドルの他に部活の助っ人までしてるんだ……!」
愛「そうそう! バスケ部、流しそうめん同好会、野球部、草野球同好会、それから……」フンフン
花帆「す、すごい……!」
タッタッタッ
愛「──っと、ゴール到着!」
花帆「はぁ、はぁ……や、やっと着いたぁ……」ヘタリ
愛「花帆っち、やるじゃん! 愛さんのランニングコースに着いて来れるなんて!」ニコッ
花帆「あ、あたし、スクールアイドルになってからは梢センパイに結構鍛えられたから……でももう限界だよー……!」ハァハァ
愛「お、それなら……花帆っち、これ食べる? こないだ、歩夢がはちみつレモンを作ってきてくれてさ、そのおすそ分け!」
花帆「!! 食べる食べる! あたし、好き嫌いがないから、何でも食べられるよ!」ガバッ
愛「あはは、花帆っち、超元気じゃん! よーし、じゃあそれ食べたら、少し遠くの公園まで追加で走っちゃおっか!」
花帆「…………え!? あ、愛ちゃんは疲れてないの?」
愛「まぁね! これでも愛さん、ニジガクで色んな部活手伝ってたりするし! まだまだ元気100倍!」グッ
花帆「愛ちゃん、スクールアイドルの他に部活の助っ人までしてるんだ……!」
愛「そうそう! バスケ部、流しそうめん同好会、野球部、草野球同好会、それから……」フンフン
花帆「す、すごい……!」
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92: ◆Ww1YypGq★ 2025/03/22(土) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/22
エマ「ぱくっ……ん~、ボーノ♪」
瑠璃乃「お口に合いましたかね? ルリ、こーゆー料理、他人にはそんな食べさせたことないから……味はあんまりだったかも……」
エマ「ううん、そんな謙遜しないで。とっても美味しかったよ! 瑠璃乃ちゃん、お魚を調理できるなんてすごい!」ニコッ
瑠璃乃「まぁルリは……ソロキャンプをよくやるなかで、ちょっち魚を釣ったりするチャンスに恵まれただけっすから」ウンウン
エマ「キャンプ、かぁ……素敵な趣味だね! わたし、自然が豊かな場所で生まれ育ったから、懐かしい気分になれそうで興味があるの!」
エマ「いつか機会があったら、一度は日本でやってみたいなぁ……」
瑠璃乃「……! あのエマパイセン、それでしたら今度、ルリと一緒に、キャンプ行きませんか?」
エマ「! いいの、瑠璃乃ちゃん? わたしは嬉しいけど、瑠璃乃ちゃんは一人でゆっくりしたいタイプなんじゃ……」
瑠璃乃「丁度、ソロだと行きにくいところでしたし、それに…エマ先輩と一緒にいると、ルリ、良い感じに安心できるんです」ウンウン
エマ「ふふっ、嬉しい♪ じゃあわたし、美味しいパンを作って、キャンプに持って行くね!」ニコッ
エマ「ぱくっ……ん~、ボーノ♪」
瑠璃乃「お口に合いましたかね? ルリ、こーゆー料理、他人にはそんな食べさせたことないから……味はあんまりだったかも……」
エマ「ううん、そんな謙遜しないで。とっても美味しかったよ! 瑠璃乃ちゃん、お魚を調理できるなんてすごい!」ニコッ
瑠璃乃「まぁルリは……ソロキャンプをよくやるなかで、ちょっち魚を釣ったりするチャンスに恵まれただけっすから」ウンウン
エマ「キャンプ、かぁ……素敵な趣味だね! わたし、自然が豊かな場所で生まれ育ったから、懐かしい気分になれそうで興味があるの!」
エマ「いつか機会があったら、一度は日本でやってみたいなぁ……」
瑠璃乃「……! あのエマパイセン、それでしたら今度、ルリと一緒に、キャンプ行きませんか?」
エマ「! いいの、瑠璃乃ちゃん? わたしは嬉しいけど、瑠璃乃ちゃんは一人でゆっくりしたいタイプなんじゃ……」
瑠璃乃「丁度、ソロだと行きにくいところでしたし、それに…エマ先輩と一緒にいると、ルリ、良い感じに安心できるんです」ウンウン
エマ「ふふっ、嬉しい♪ じゃあわたし、美味しいパンを作って、キャンプに持って行くね!」ニコッ
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97: ◆Ww1YypGq★ 2025/03/23(日) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/23
栞子「さやかさん、こんにちは。金沢は良い天気ですね」ニコッ
さやか「あぁ、栞子さ──って、え!? ど、どうして栞子さんが金沢に……!?」
栞子「……実は姉に、無理やりツーリングに付き合わされまして……」
さやか「ツーリング……え、東京から石川までバイクで来たんですか!?」
栞子「はい、姉と二人乗りで……バイクの後ろに座りながら、何度、姉さんのことを恨んだか……」
さやか「あ、あはは……そ、それは、大変でしたね……」
栞子「本当に、型破りな姉を持つと苦労させられます……」ハァ
さやか「その、お気持ちはわかりますよ。わたしも……割と自由な性格の姉がいますから」
栞子「さやかさんに共感していただけると嬉しいです。“姉”ってそういうところがありますよね……」
さやか「そうですね。ですがまぁ……困ったことに何故か“姉”って、尊敬できる点や憧れてしまうところもあるものなんですよね……」クスッ
栞子「それは……ふふっ、確かにそうかもしれませんね」ニコッ
栞子「さやかさん、こんにちは。金沢は良い天気ですね」ニコッ
さやか「あぁ、栞子さ──って、え!? ど、どうして栞子さんが金沢に……!?」
栞子「……実は姉に、無理やりツーリングに付き合わされまして……」
さやか「ツーリング……え、東京から石川までバイクで来たんですか!?」
栞子「はい、姉と二人乗りで……バイクの後ろに座りながら、何度、姉さんのことを恨んだか……」
さやか「あ、あはは……そ、それは、大変でしたね……」
栞子「本当に、型破りな姉を持つと苦労させられます……」ハァ
さやか「その、お気持ちはわかりますよ。わたしも……割と自由な性格の姉がいますから」
栞子「さやかさんに共感していただけると嬉しいです。“姉”ってそういうところがありますよね……」
さやか「そうですね。ですがまぁ……困ったことに何故か“姉”って、尊敬できる点や憧れてしまうところもあるものなんですよね……」クスッ
栞子「それは……ふふっ、確かにそうかもしれませんね」ニコッ
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99: ◆Ww1YypGq★ 2025/03/24(月) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/24
姫芽「うりゃりゃりゃりゃ~~~!!!」カタカタ
果林「ふふっ、良い動きね。流石、学生チャンプは伊達じゃないわ」クスッ
姫芽「ありがとうございます~! それにしても、かりんせんぱいがゲームできるなんて、アタシ、知りませんでしたよ~」
果林「あら、実は私、かすみちゃんやせつ菜と一緒にゲームをしていたことがあるのよ……っと、雑談している場合かしら?」カタカタッ
bang! bang!
姫芽「な……! 死角からの攻撃とは、かりんせんぱい、やりますね~」ニヤッ
果林「…………ええ、狙ったのよ」
果林(ゲーム内で迷子になって、たまたま死角に入れただけ、というのは言わないでおきましょう……)
姫芽「ふっふっふ……でも、アタシだって……!」カタカタ
果林「!」
bang! bang!
果林「……私の負け、ね。良い勝負だったわ、姫芽ちゃん」
姫芽「こちらこそ、GGです~」ニコッ
果林「……ねぇ、姫芽ちゃん。もう一戦、お願いしてもいいかしら? 私、少し負けず嫌いなところがあるのよね……!」メラメラ
姫芽「おぉ、再戦ですね! そんなの、もちろんOKですよ~! かりんせんぱい、対戦よろしくお願いします~!」
姫芽「うりゃりゃりゃりゃ~~~!!!」カタカタ
果林「ふふっ、良い動きね。流石、学生チャンプは伊達じゃないわ」クスッ
姫芽「ありがとうございます~! それにしても、かりんせんぱいがゲームできるなんて、アタシ、知りませんでしたよ~」
果林「あら、実は私、かすみちゃんやせつ菜と一緒にゲームをしていたことがあるのよ……っと、雑談している場合かしら?」カタカタッ
bang! bang!
姫芽「な……! 死角からの攻撃とは、かりんせんぱい、やりますね~」ニヤッ
果林「…………ええ、狙ったのよ」
果林(ゲーム内で迷子になって、たまたま死角に入れただけ、というのは言わないでおきましょう……)
姫芽「ふっふっふ……でも、アタシだって……!」カタカタ
果林「!」
bang! bang!
果林「……私の負け、ね。良い勝負だったわ、姫芽ちゃん」
姫芽「こちらこそ、GGです~」ニコッ
果林「……ねぇ、姫芽ちゃん。もう一戦、お願いしてもいいかしら? 私、少し負けず嫌いなところがあるのよね……!」メラメラ
姫芽「おぉ、再戦ですね! そんなの、もちろんOKですよ~! かりんせんぱい、対戦よろしくお願いします~!」
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100: ◆Ww1YypGq★ 2025/03/25(火) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/25
綴理「……『今宵、キミは敗れた』」バッ
しずく「~~~~っ!!!」
綴理「……どう、かな? これ、前にみんなと一緒に撮った映画のセリフなんだ」
しずく「とっても素敵でした、綴理さん!!! ライバルキャラとしての威厳が遺憾なく発揮されている演技……その背景にある情熱までもが感じられます!」
綴理「そっか、よかった。ボク、台詞を読むの好きなんだ。蓮ノ空でもよく、演劇部の人たちを手伝ってた」
しずく「演劇部を……! なるほど、それでこの表現力をお持ちで……素晴らしいです!!」
綴理「ありがとー。あ、そうだ。しずは、このお話のどんなところが好き? 聞いてみたいんだ」
しずく「!!! そうですね……好きなところはたくさんありますけど、一つ挙げるとすれば、幼馴染でありながら一線を引き応援する立場にいた親友の手を取り、いえ、手を取るどころか抱きしめるような形で触れて本心を吐露した描写でしょうか……あのシーンは幼馴染の見えない絆までもが空想されるようで、私の考えでは、昔あの二人は運命の……」ペラペラ
綴理「ふふ、しず、楽しそうだ」ニコニコ
しずく「あ……す、すみません! また私、自分の世界に入って、一方的に喋ってしまって……いつもこうなんです……」シュン
綴理「? ボクは、しずのお話聞くの好きだよ?」
しずく「えっ……」トゥンク
綴理「……『今宵、キミは敗れた』」バッ
しずく「~~~~っ!!!」
綴理「……どう、かな? これ、前にみんなと一緒に撮った映画のセリフなんだ」
しずく「とっても素敵でした、綴理さん!!! ライバルキャラとしての威厳が遺憾なく発揮されている演技……その背景にある情熱までもが感じられます!」
綴理「そっか、よかった。ボク、台詞を読むの好きなんだ。蓮ノ空でもよく、演劇部の人たちを手伝ってた」
しずく「演劇部を……! なるほど、それでこの表現力をお持ちで……素晴らしいです!!」
綴理「ありがとー。あ、そうだ。しずは、このお話のどんなところが好き? 聞いてみたいんだ」
しずく「!!! そうですね……好きなところはたくさんありますけど、一つ挙げるとすれば、幼馴染でありながら一線を引き応援する立場にいた親友の手を取り、いえ、手を取るどころか抱きしめるような形で触れて本心を吐露した描写でしょうか……あのシーンは幼馴染の見えない絆までもが空想されるようで、私の考えでは、昔あの二人は運命の……」ペラペラ
綴理「ふふ、しず、楽しそうだ」ニコニコ
しずく「あ……す、すみません! また私、自分の世界に入って、一方的に喋ってしまって……いつもこうなんです……」シュン
綴理「? ボクは、しずのお話聞くの好きだよ?」
しずく「えっ……」トゥンク
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104: ◆Ww1YypGq★ 2025/03/26(水) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/26
小鈴「味付けは、こんな感じでしょうか……」パッパッ
彼方「うーん……もう少し、お砂糖を足してみてもいいかもね~」
小鈴「なるほど! 勉強になります……!」フムフム
彼方「それにしても、小鈴ちゃんは偉いねぇ~。とっても良い子さんだ~」ニコニコ
小鈴「な、徒町、まだ何も為せてはいませんのに、そのようなお褒めの言葉をいただけるとは、なにゆえ……?」
彼方「ふふ、だって小鈴ちゃん~、お料理を先輩に作ってあげたいから、彼方ちゃんのところまで来てくれたんだよね~?」
小鈴「あ……はい! 以前も徒町、さやか先輩に料理を贈ろうとしたのですが……せつ菜先輩に手伝ってもらった結果、何故か紫色になってしまい……」
彼方「あぁ~……うん、なるほどね~……」
小鈴「なので今回こそ! 徒町、絶対に美味しい料理を完成させて、さやか先輩にその恩義を返したいんです!!」グッ
彼方「あはは、本当に小鈴ちゃんは良い子だねぇ~」ナデナデ
小鈴「か、彼方先輩!? どうして徒町の頭を撫でて……」
彼方「よいではないか、よいではないか~」ニコニコ
小鈴「あわわ……」
小鈴「味付けは、こんな感じでしょうか……」パッパッ
彼方「うーん……もう少し、お砂糖を足してみてもいいかもね~」
小鈴「なるほど! 勉強になります……!」フムフム
彼方「それにしても、小鈴ちゃんは偉いねぇ~。とっても良い子さんだ~」ニコニコ
小鈴「な、徒町、まだ何も為せてはいませんのに、そのようなお褒めの言葉をいただけるとは、なにゆえ……?」
彼方「ふふ、だって小鈴ちゃん~、お料理を先輩に作ってあげたいから、彼方ちゃんのところまで来てくれたんだよね~?」
小鈴「あ……はい! 以前も徒町、さやか先輩に料理を贈ろうとしたのですが……せつ菜先輩に手伝ってもらった結果、何故か紫色になってしまい……」
彼方「あぁ~……うん、なるほどね~……」
小鈴「なので今回こそ! 徒町、絶対に美味しい料理を完成させて、さやか先輩にその恩義を返したいんです!!」グッ
彼方「あはは、本当に小鈴ちゃんは良い子だねぇ~」ナデナデ
小鈴「か、彼方先輩!? どうして徒町の頭を撫でて……」
彼方「よいではないか、よいではないか~」ニコニコ
小鈴「あわわ……」
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106: ◆Ww1YypGq★ 2025/03/27(木) 00:00:03.00 ID:???00
2025/03/27
愛「おはよー、メグミ! 何してるの?」
慈「あ、愛ちゃん! 実は、学校に出された課題、まだ提出できてなくてさ……」
愛「んー? ……あれ? これ、二年の内容じゃ?」
慈「そうそう。基礎ができてないとかなんとかで、めぐちゃんだけ一年前のプリントが宿題にされてね……」
愛「……」ジー
慈「はぁ……どうして、こんなにかわいいめぐちゃんが、お勉強をしなくちゃいけないのかなー?? 梢にも怒られるし……」ムスッ
愛「──あ、ここ間違ってるよ? 答えは階乗にするんじゃないかな」
慈「? そーなの? え、もしかして愛ちゃん、すっごく頭いい……!?」
愛「まぁ流石に、三年生の範囲までは厳しいけどね。これくらいなら、愛さんでも解けるかな!」ニコッ
慈「すご……こんな、まっっったく意味不明な数式、私には一生かかってもわからないんだろうなぁ……」
愛「そんなことないって! 理解しちゃえば簡単簡単! そうだ、よかったら、愛さんが勉強教えようか?」
慈「え、いいの? やった、これでめぐちゃん、宿題を終わらせられる! 答えを教えてもらってそのまま出せばすぐだ!」フンッ
愛「おっとメグミ、答えを書き写すのは、不正だからダメだぞ! 愛さんが未然に防いじゃう! “ふせい”だけにっ!」ニコッ
慈「……え。そ、そんなぁ……!!」
愛「おはよー、メグミ! 何してるの?」
慈「あ、愛ちゃん! 実は、学校に出された課題、まだ提出できてなくてさ……」
愛「んー? ……あれ? これ、二年の内容じゃ?」
慈「そうそう。基礎ができてないとかなんとかで、めぐちゃんだけ一年前のプリントが宿題にされてね……」
愛「……」ジー
慈「はぁ……どうして、こんなにかわいいめぐちゃんが、お勉強をしなくちゃいけないのかなー?? 梢にも怒られるし……」ムスッ
愛「──あ、ここ間違ってるよ? 答えは階乗にするんじゃないかな」
慈「? そーなの? え、もしかして愛ちゃん、すっごく頭いい……!?」
愛「まぁ流石に、三年生の範囲までは厳しいけどね。これくらいなら、愛さんでも解けるかな!」ニコッ
慈「すご……こんな、まっっったく意味不明な数式、私には一生かかってもわからないんだろうなぁ……」
愛「そんなことないって! 理解しちゃえば簡単簡単! そうだ、よかったら、愛さんが勉強教えようか?」
慈「え、いいの? やった、これでめぐちゃん、宿題を終わらせられる! 答えを教えてもらってそのまま出せばすぐだ!」フンッ
愛「おっとメグミ、答えを書き写すのは、不正だからダメだぞ! 愛さんが未然に防いじゃう! “ふせい”だけにっ!」ニコッ
慈「……え。そ、そんなぁ……!!」
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108: ◆Ww1YypGq★ 2025/03/28(金) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/28
かすみ「ぎん子、かわいい~~~!!!」
吟子「!? え、急になんなん……!?」
かすみ「だってだって、噂では知ってたけど……本当にぎん子、着物が普段着なんだ!」
吟子「そ、そうだけど…………やっぱり、変だったり……?」
かすみ「ううん、かわいい!! 流石、金沢生まれのスクールアイドル! かすみん、とーーーっても憧れちゃう!」
吟子「そ、そう……? でも私から見ると、かすみさんも凄くかわいいと思うよ」
かすみ「!! ぎん子、わかってるぅ~♪ かすみんは世界で一番かわいいスクールアイドルだもん!」
吟子「世界一……そんなかすみさんと一緒にお出かけだなんて、私いいのかな……?」
かすみ「大丈夫! 今日のデートでかすみん、ぎん子をエスコートしてあげるから! さ、行こっ!」グイッ
吟子「ちょ……ちょっと、そんなに引っ張らんといて……!」
かすみ「ぎん子、かわいい~~~!!!」
吟子「!? え、急になんなん……!?」
かすみ「だってだって、噂では知ってたけど……本当にぎん子、着物が普段着なんだ!」
吟子「そ、そうだけど…………やっぱり、変だったり……?」
かすみ「ううん、かわいい!! 流石、金沢生まれのスクールアイドル! かすみん、とーーーっても憧れちゃう!」
吟子「そ、そう……? でも私から見ると、かすみさんも凄くかわいいと思うよ」
かすみ「!! ぎん子、わかってるぅ~♪ かすみんは世界で一番かわいいスクールアイドルだもん!」
吟子「世界一……そんなかすみさんと一緒にお出かけだなんて、私いいのかな……?」
かすみ「大丈夫! 今日のデートでかすみん、ぎん子をエスコートしてあげるから! さ、行こっ!」グイッ
吟子「ちょ……ちょっと、そんなに引っ張らんといて……!」
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112: ◆fD3I7cwC★ 2025/03/29(土) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/29
~♪
栞子「んん……やはり、どうにも上手くいきませんね……」
梢「──あら、素敵なピアノの音色。栞子さん、何を弾こうとしていたのかしら?」ヒョコッ
栞子「! こ、梢さん……!? あの、こ、これはその、占いが……」アワアワ
梢「占い……?」
栞子「……今日のラッキーアイテムが『ピアノ』だったんです。それで、その、信じていたわけではないんですけど一応……」
梢「……ふふ。なるほど、ね」クスッ
栞子「わ、忘れていただいて構いませんよ。私は少し、ピアノを練習していきますので……」
梢「いいえ。今こうして、ピアノに向かう栞子さんに私が会ったのは何かの縁……運命なのかもしれないわ」スタッ
栞子「え、運命、ですか……?」
梢「ええ。実は私、運命や占いを信じるタイプなの。栞子さんが良ければなのだけれど……一緒にピアノを弾いてみない?」
栞子「! い、良いんですか? 私自身、今日中にピアノを弾けるようになるのは難しいと思っていたので、助かります!」
梢「ふふっ、確かにピアノは一朝一夕で身につくものではないのだけれど……それなら、栞子さんがすぐに弾けるよう、優しく手解きをするわね」ニコッ
栞子「よ、よろしくお願いします……!」
~♪
栞子「んん……やはり、どうにも上手くいきませんね……」
梢「──あら、素敵なピアノの音色。栞子さん、何を弾こうとしていたのかしら?」ヒョコッ
栞子「! こ、梢さん……!? あの、こ、これはその、占いが……」アワアワ
梢「占い……?」
栞子「……今日のラッキーアイテムが『ピアノ』だったんです。それで、その、信じていたわけではないんですけど一応……」
梢「……ふふ。なるほど、ね」クスッ
栞子「わ、忘れていただいて構いませんよ。私は少し、ピアノを練習していきますので……」
梢「いいえ。今こうして、ピアノに向かう栞子さんに私が会ったのは何かの縁……運命なのかもしれないわ」スタッ
栞子「え、運命、ですか……?」
梢「ええ。実は私、運命や占いを信じるタイプなの。栞子さんが良ければなのだけれど……一緒にピアノを弾いてみない?」
栞子「! い、良いんですか? 私自身、今日中にピアノを弾けるようになるのは難しいと思っていたので、助かります!」
梢「ふふっ、確かにピアノは一朝一夕で身につくものではないのだけれど……それなら、栞子さんがすぐに弾けるよう、優しく手解きをするわね」ニコッ
栞子「よ、よろしくお願いします……!」
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114: ◆fD3I7cwC★ 2025/03/30(日) 00:00:02.00 ID:???00
2025/03/30
せつ菜「姫芽さん! 聞きましたよ! ゲーム、大好きなんですか!!?」
姫芽「せつなせんぱい~! はい、そうですよ~、アタシがスクールアイドルになったのも、最初の目的はそれでしたし」ウンウン
せつ菜「? ゲームとスクールアイドルに、何か関係が?」
姫芽「その、実はアタシ、あるゲームにめちゃくちゃ恩があって~、だから、スクールアイドルでそれを伝えたかったんです」
せつ菜「……!」
姫芽「今はめぐちゃんせんぱい、るりちゃんせんぱいがアタシに“みらくらぱーく!”っていう居場所をくれて、大好きがどんどん増えて大きくなって──」
せつ菜「──さいっっこうです、姫芽さん!!!!」ギュッ
姫芽「!? せ、せつなせんぱい~!?」
せつ菜「私も、同じです! “大好き”がいっぱいの世界を作るのが、スクールアイドル優木せつ菜の野望ですから!」グッ
姫芽「や、野望……ですか~?」
せつ菜「はい! なので、我慢なんてする必要ありません! さぁ、大声で“大好き”を叫びましょう!!」
姫芽「!! そうですよね~! うぉぉ、みらくらぱーく!神!!!!!!」
せつ菜「姫芽さん! 聞きましたよ! ゲーム、大好きなんですか!!?」
姫芽「せつなせんぱい~! はい、そうですよ~、アタシがスクールアイドルになったのも、最初の目的はそれでしたし」ウンウン
せつ菜「? ゲームとスクールアイドルに、何か関係が?」
姫芽「その、実はアタシ、あるゲームにめちゃくちゃ恩があって~、だから、スクールアイドルでそれを伝えたかったんです」
せつ菜「……!」
姫芽「今はめぐちゃんせんぱい、るりちゃんせんぱいがアタシに“みらくらぱーく!”っていう居場所をくれて、大好きがどんどん増えて大きくなって──」
せつ菜「──さいっっこうです、姫芽さん!!!!」ギュッ
姫芽「!? せ、せつなせんぱい~!?」
せつ菜「私も、同じです! “大好き”がいっぱいの世界を作るのが、スクールアイドル優木せつ菜の野望ですから!」グッ
姫芽「や、野望……ですか~?」
せつ菜「はい! なので、我慢なんてする必要ありません! さぁ、大声で“大好き”を叫びましょう!!」
姫芽「!! そうですよね~! うぉぉ、みらくらぱーく!神!!!!!!」
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115: ◆fD3I7cwC★ 2025/03/31(月) 00:00:00.00 ID:???00
2025/03/31
花帆「つ、疲れたぁ~……」ハァハァ
歩夢「ふふ、お疲れさま、花帆ちゃん。はい、これ」サッ
花帆「あ、お水……ありがとう、歩夢ちゃん! んくんく……ぷはぁ……い、生き返る~!」
歩夢「結構飛ばしすぎちゃったかな? 体力、まだ残ってる?」
花帆「残って……ない、かも……歩夢ちゃんはまだまだ元気で、すごいなぁ……」
歩夢「そんな、大したことじゃないよ。……あ、そうだ! 花帆ちゃん、良かったらこれ食べて?」サッ
花帆「! これって……はちみつレモン!!」
歩夢「うん、前に愛ちゃんから聞いたんだ。おすそ分けしたはちみつレモン、すごく気に入ってくれてた、って」クスッ
花帆「わぁ……! あたし、歩夢ちゃんの作ったはちみつレモン、優しい味がしてすっごく大好き!」ニコッ
歩夢「良かったぁ。まだまだあるから、遠慮せずに食べてね」
花帆「わ、嬉しい! でも、どうして歩夢ちゃんは、あたしにそこまで……」
歩夢「ふふっ、だって私達は同じスクールアイドルで、ライバルだけど仲間、でしょ」クスッ
花帆「……! ライバルだけど仲間…………そっか、そうだよね」
歩夢「だから、一緒に頑張ろ、花帆ちゃん」ニコッ
花帆「うん! よーし、あたしも歩夢ちゃんに負けないように、そして、みんなを花咲かせるために頑張るぞー!」グッ
花帆「つ、疲れたぁ~……」ハァハァ
歩夢「ふふ、お疲れさま、花帆ちゃん。はい、これ」サッ
花帆「あ、お水……ありがとう、歩夢ちゃん! んくんく……ぷはぁ……い、生き返る~!」
歩夢「結構飛ばしすぎちゃったかな? 体力、まだ残ってる?」
花帆「残って……ない、かも……歩夢ちゃんはまだまだ元気で、すごいなぁ……」
歩夢「そんな、大したことじゃないよ。……あ、そうだ! 花帆ちゃん、良かったらこれ食べて?」サッ
花帆「! これって……はちみつレモン!!」
歩夢「うん、前に愛ちゃんから聞いたんだ。おすそ分けしたはちみつレモン、すごく気に入ってくれてた、って」クスッ
花帆「わぁ……! あたし、歩夢ちゃんの作ったはちみつレモン、優しい味がしてすっごく大好き!」ニコッ
歩夢「良かったぁ。まだまだあるから、遠慮せずに食べてね」
花帆「わ、嬉しい! でも、どうして歩夢ちゃんは、あたしにそこまで……」
歩夢「ふふっ、だって私達は同じスクールアイドルで、ライバルだけど仲間、でしょ」クスッ
花帆「……! ライバルだけど仲間…………そっか、そうだよね」
歩夢「だから、一緒に頑張ろ、花帆ちゃん」ニコッ
花帆「うん! よーし、あたしも歩夢ちゃんに負けないように、そして、みんなを花咲かせるために頑張るぞー!」グッ
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116: ◆fD3I7cwC★ 2025/03/31(月) 00:00:14.00 ID:???00
以上で終了となります
お読みいただきありがとうございました
お読みいただきありがとうございました
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117: ◆64OnBIhl★ 2025/03/31(月) 00:01:59.00 ID:???00
お疲れさまです!
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118: ◆k3qaHOyf★ 2025/03/31(月) 00:05:34.00 ID:???Sd
最後も良かった
お疲れ様です
お疲れ様です
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122: ◆KPAqmsKA★ 2025/03/31(月) 00:09:56.00 ID:???00
1ヶ月間楽しく読ませてもらった
ありがとう乙!!
ありがとう乙!!
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123: ◆mPoqho12★ 2025/03/31(月) 02:55:49.00 ID:???Sa
新鮮な組み合わせ見れて良かったわ乙やで
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125: ◆psV6FqLC★ 2025/03/31(月) 20:27:05.00 ID:???00
完走乙
毎日0時ジャスト投稿がすごい
毎日0時ジャスト投稿がすごい
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126: ◆aTQhhHLD★ 2025/03/31(月) 20:35:52.00 ID:???00
終わりかぁ
1日の楽しみの一つでした!ありがとうございます!
1日の楽しみの一つでした!ありがとうございます!
引用元: undefined