1: 2020/09/28(月) 21:32:03.85 ID:k8ibxUn5
果林「>>3に着いちゃったみたい」
3: 2020/09/28(月) 21:32:26.43 ID:AAvb5Mi3
部室
8: 2020/09/28(月) 21:33:53.68 ID:k8ibxUn5
果林「おかしいわね。私はスクールアイドル同好会の部室に行こうとしてたのよ?」
果林「なのにここは……>>10の部室じゃない」
果林「なのにここは……>>10の部室じゃない」
10: 2020/09/28(月) 21:34:49.76 ID:65r01knh
スクールアイドル同好会
14: 2020/09/28(月) 21:35:49.79 ID:E8CnIepi
果林さん…
15: 2020/09/28(月) 21:37:17.80 ID:k8ibxUn5
果林「おかしいわ。こんなの絶対おかしいわ!!」
エマ「どうしたの果林ちゃん」
果林「エマ、聞いて?」
エマ「うんうん。どうしたのか教えて?」
果林「私、スクールアイドル同好会の部室に行こうとしてたのよ。それなのに今、スクールアイドル同好会の部室に着いちゃってるのよ!!」
エマ「……」
エマ「……え?」
エマ「どうしたの果林ちゃん」
果林「エマ、聞いて?」
エマ「うんうん。どうしたのか教えて?」
果林「私、スクールアイドル同好会の部室に行こうとしてたのよ。それなのに今、スクールアイドル同好会の部室に着いちゃってるのよ!!」
エマ「……」
エマ「……え?」
18: 2020/09/28(月) 21:38:04.04 ID:Dzz8qkKQ
果林さんはかしこいから自分が迷う事を想定済みで思考してるんやぞ
19: 2020/09/28(月) 21:39:07.85 ID:j0OwbJPf
妙だな...
20: 2020/09/28(月) 21:39:07.76 ID:k8ibxUn5
エマ「……へ?」ポカーン
果林「もう、しっかりしてよエマ」
エマ「ご、ごめんね果林ちゃん。もう一回教えてくれる?」
果林「はあ、順を追ってちゃんと教えてあげるわね」
エマ「うん。お願い」
果林「私は、スクールアイドル同好会の部室に行こうとしてたの」
エマ「うんうん」
果林「それなのに今、スクールアイドル同好会の部室に着いちゃってるの!」
エマ「そっかぁ」
果林「もう、しっかりしてよエマ」
エマ「ご、ごめんね果林ちゃん。もう一回教えてくれる?」
果林「はあ、順を追ってちゃんと教えてあげるわね」
エマ「うん。お願い」
果林「私は、スクールアイドル同好会の部室に行こうとしてたの」
エマ「うんうん」
果林「それなのに今、スクールアイドル同好会の部室に着いちゃってるの!」
エマ「そっかぁ」
21: 2020/09/28(月) 21:40:12.46 ID:/E0WbDFG
そっかぁ(思考放棄)
24: 2020/09/28(月) 21:43:08.37 ID:s2uUJF5+
エマのそっかぁがすっかり定番になってるの草
30: 2020/09/28(月) 21:47:08.39 ID:ggEzwNki
╰*(..•ヮ•..) *╯ …
╰*(..•ヮ•..) *╯ そっかぁ
╰*(..•ヮ•..) *╯ そっかぁ
25: 2020/09/28(月) 21:44:31.89 ID:k8ibxUn5
エマ「えっと、つまり果林ちゃんは部室に行こうとしてたら部室に着いちゃったってこと?」
果林「そうよ。一体どうなってるの!?」
エマ「ん~……」
エマ(こういうの日本語でなんて言うんだっけ。謎かけ?ワビサビ?てにをは?キチガイ?)
エマ(どれも違う気がする……)
エマ「えっと、果林ちゃんはどうしたいの?」
果林「さっきから言ってるでしょ? 私は部室に行きたいの」
エマ「……ここは部室でしょ?」
果林「はあ、エマ。貴女疲れてるの?」
エマ「……そうかも」
果林「そうよ。一体どうなってるの!?」
エマ「ん~……」
エマ(こういうの日本語でなんて言うんだっけ。謎かけ?ワビサビ?てにをは?キチガイ?)
エマ(どれも違う気がする……)
エマ「えっと、果林ちゃんはどうしたいの?」
果林「さっきから言ってるでしょ? 私は部室に行きたいの」
エマ「……ここは部室でしょ?」
果林「はあ、エマ。貴女疲れてるの?」
エマ「……そうかも」
31: 2020/09/28(月) 21:48:43.73 ID:k8ibxUn5
果林「どうしたらいいの……? 迷宮入りじゃない!」ワナワナ
エマ「んーと……こういうときは原点に立ち返るのがいいよ!」
果林「ごめんなさいエマ、日本語で説明してくれる?」
エマ「スタート地点に戻ってみようよ!」
果林「スタート地点に?」
エマ「うん。そこからもう一度部室を目指してみるの。今度は私も一緒だよ♪」
果林「あら、それならなんとかなりそうね」
エマ「うん♪ 果林ちゃんはどこから部室に向かってたの?」
果林「>>34よ」
エマ「んーと……こういうときは原点に立ち返るのがいいよ!」
果林「ごめんなさいエマ、日本語で説明してくれる?」
エマ「スタート地点に戻ってみようよ!」
果林「スタート地点に?」
エマ「うん。そこからもう一度部室を目指してみるの。今度は私も一緒だよ♪」
果林「あら、それならなんとかなりそうね」
エマ「うん♪ 果林ちゃんはどこから部室に向かってたの?」
果林「>>34よ」
34: 2020/09/28(月) 21:51:39.87 ID:+NjWW+Ab
部室
39: 2020/09/28(月) 21:52:18.96 ID:RLvZ9s+E
怖いよ果林さん
41: 2020/09/28(月) 21:53:01.78 ID:SbVNSMYz
ホラーかな?
42: 2020/09/28(月) 21:53:04.09 ID:2bBr7J+A
どこの部室なんだ。いったい
43: 2020/09/28(月) 21:54:00.17 ID:bkWv/814
試されるエマの包容力
44: 2020/09/28(月) 21:54:23.72 ID:k8ibxUn5
果林「部室よ」
エマ「んぁぁぁっ!!!!」
果林「エマ、落ち着いて。大きな声を出しても何の解決にもならないわよ」
エマ「はぁ、はぁ……ご、ごめんね果林ちゃん」
果林「クールになりましょう? 冷静にね」
エマ「そうだね。部室っていってもいろいろあるもんね。どこの部室?」
果林「>>47に決まってるでしょ?」
エマ「んぁぁぁっ!!!!」
果林「エマ、落ち着いて。大きな声を出しても何の解決にもならないわよ」
エマ「はぁ、はぁ……ご、ごめんね果林ちゃん」
果林「クールになりましょう? 冷静にね」
エマ「そうだね。部室っていってもいろいろあるもんね。どこの部室?」
果林「>>47に決まってるでしょ?」
47: 2020/09/28(月) 21:55:34.94 ID:TVL4ALAJ
私達スクールアイドル同好会の部室
48: 2020/09/28(月) 21:55:40.34 ID:jdZJfTkx
冷静じゃなくなるエマちゃん草
50: 2020/09/28(月) 21:55:57.68 ID:84h7P2gD
また幻術なのか!?
51: 2020/09/28(月) 21:56:40.79 ID:2bBr7J+A
これは流石のエマちゃんでもどうしようもないぜ
52: 2020/09/28(月) 21:56:45.99 ID:ZTZFJBh+
おかしくなりそう
55: 2020/09/28(月) 21:58:40.39 ID:slekV3wa
神SS誕生の瞬間に立ち会えると聞いて
56: 2020/09/28(月) 21:58:58.64 ID:k8ibxUn5
果林「スクールアイドル同好会の部室に決まってるでしょ?」
エマ「(和訳するのが憚られるくらいの汚いドイツ語)」
果林「え、エマ? どうしたの?」
エマ「ふぅー、ふぅー、ふぅー」
果林「そ、そうね。深呼吸は大事よ。ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されるとお肌に悪いのよ?」
エマ「(余計な知識ばっかり蓄えやがってよぉ。という意味のドイツ語)」
果林「落ち着きましょ? ね?」
エマ「そ、そうだね果林ちゃん」
エマ「(和訳するのが憚られるくらいの汚いドイツ語)」
果林「え、エマ? どうしたの?」
エマ「ふぅー、ふぅー、ふぅー」
果林「そ、そうね。深呼吸は大事よ。ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されるとお肌に悪いのよ?」
エマ「(余計な知識ばっかり蓄えやがってよぉ。という意味のドイツ語)」
果林「落ち着きましょ? ね?」
エマ「そ、そうだね果林ちゃん」
70: 2020/09/28(月) 22:12:36.77 ID:k8ibxUn5
エマ「えーっと、つまり果林ちゃんは、スクールアイドル同好会の部室からスクールアイドル同好会の部室に行こうとしてたのに、スクールアイドル同好会の部室に着いちゃったんだね?」
果林「ええそうよ。さっきからそう言ってるじゃない」
エマ「そうだね~。さっきから何度もそう言ってるね~」
果林「それで、スタート地点に戻るのよね?」
エマ「ん?」
果林「もう、忘れちゃったの? 限定のガマガエルってエマが言ったんでしょ?」
エマ「そうだね。原点に立ち返る、だね」
果林「じゃあスタート地点に戻りましょうか」
エマ「ん~……」
果林「エマ?」
エマ「そっか。そうしてあげたらいいんだ♪」
果林「どうかした?」
エマ「ううん。果林ちゃんはな~んにも心配しなくていいんだよ~?」ナデナデ
果林「ちょ、ちょっとエマってば」
エマ「恥ずかしがっちゃってかわいいね~」ナデナデ
果林「ええそうよ。さっきからそう言ってるじゃない」
エマ「そうだね~。さっきから何度もそう言ってるね~」
果林「それで、スタート地点に戻るのよね?」
エマ「ん?」
果林「もう、忘れちゃったの? 限定のガマガエルってエマが言ったんでしょ?」
エマ「そうだね。原点に立ち返る、だね」
果林「じゃあスタート地点に戻りましょうか」
エマ「ん~……」
果林「エマ?」
エマ「そっか。そうしてあげたらいいんだ♪」
果林「どうかした?」
エマ「ううん。果林ちゃんはな~んにも心配しなくていいんだよ~?」ナデナデ
果林「ちょ、ちょっとエマってば」
エマ「恥ずかしがっちゃってかわいいね~」ナデナデ
76: 2020/09/28(月) 22:16:32.58 ID:k8ibxUn5
エマ「それじゃあエマせんせいが、果林ちゃんを部室まで連れてってあげるね♪」
果林「エマ?」
エマ「しくしくしくしく。あれ? 誰かのおててがさみしいさみしいって泣いてるよ~?」
果林「ちょっとエマ?」
エマ「見~っけ!」ギュッ
果林「きゃっ」
エマ「果林ちゃんのおててはエマせんせいのおててと繋がったから、これでさみしくないね♪」
果林「エマ?」
エマ「しくしくしくしく。あれ? 誰かのおててがさみしいさみしいって泣いてるよ~?」
果林「ちょっとエマ?」
エマ「見~っけ!」ギュッ
果林「きゃっ」
エマ「果林ちゃんのおててはエマせんせいのおててと繋がったから、これでさみしくないね♪」
85: 2020/09/28(月) 22:21:10.68 ID:k8ibxUn5
エマ「それじゃあ果林ちゃん。スタート地点の部室まで、れ~~~っつ?」
果林「はぁ?」
エマ「ごーーーっ!」グイッ
果林「ちょっとエマ」
エマ「てくてくてくてく♪」
エマ「とうちゃ~く! ここが果林ちゃんが出発した部室だね~」
果林「え、エマ?」
エマ「果林ちゃんはここから迷子になっちゃったけど~、エマせんせいと一緒ならだいじょうぶだよ!」
果林「エマ……」
エマ「それじゃあ目的地の部室まで、れ~~~っつ?」
果林「エマ?」
エマ「ごーーーっ!」グイッ
果林「エマってば」
エマ「てくてくてくてく♪」
エマ「とうちゃ~く! ここが果林ちゃんの目的地。スクールアイドル同好会の部室で~す♪」
エマ「どう果林ちゃん? これで大丈夫だよね!」
果林「……」
エマ「果林ちゃん?」
果林「馬鹿にしてるの?」
果林「はぁ?」
エマ「ごーーーっ!」グイッ
果林「ちょっとエマ」
エマ「てくてくてくてく♪」
エマ「とうちゃ~く! ここが果林ちゃんが出発した部室だね~」
果林「え、エマ?」
エマ「果林ちゃんはここから迷子になっちゃったけど~、エマせんせいと一緒ならだいじょうぶだよ!」
果林「エマ……」
エマ「それじゃあ目的地の部室まで、れ~~~っつ?」
果林「エマ?」
エマ「ごーーーっ!」グイッ
果林「エマってば」
エマ「てくてくてくてく♪」
エマ「とうちゃ~く! ここが果林ちゃんの目的地。スクールアイドル同好会の部室で~す♪」
エマ「どう果林ちゃん? これで大丈夫だよね!」
果林「……」
エマ「果林ちゃん?」
果林「馬鹿にしてるの?」
86: 2020/09/28(月) 22:21:34.03 ID:CDnF7uA4
草
87: 2020/09/28(月) 22:21:42.60 ID:+NjWW+Ab
は?
89: 2020/09/28(月) 22:22:20.09 ID:cvyQRohc
これはブチ切れても文句は言えない
94: 2020/09/28(月) 22:26:28.61 ID:k8ibxUn5
エマ「か、果林ちゃん……?」
果林「ふざけるのもいい加減にしてくれない?」
エマ「おまいう」
果林「なに? またドイツ語?」
エマ「う、うん。そうなの。つい出ちゃった」
果林「はあ、エマには分からないかもしれないけど、私は真剣に悩んでるの」
エマ「果林ちゃん落ち着いて」
果林「だってそうでしょ? 部室から部室に行こうとして部室に着いちゃったのよ?」
エマ「うん」
果林「それなのにさっきのエマはなんなの? 部室から部室に行こうとして部室に着いちゃってるじゃない!」
エマ「んんんんんんっ」ガシガシガシガシ
果林「落ち着いてエマ。頭皮が傷つくわよ」
果林「ふざけるのもいい加減にしてくれない?」
エマ「おまいう」
果林「なに? またドイツ語?」
エマ「う、うん。そうなの。つい出ちゃった」
果林「はあ、エマには分からないかもしれないけど、私は真剣に悩んでるの」
エマ「果林ちゃん落ち着いて」
果林「だってそうでしょ? 部室から部室に行こうとして部室に着いちゃったのよ?」
エマ「うん」
果林「それなのにさっきのエマはなんなの? 部室から部室に行こうとして部室に着いちゃってるじゃない!」
エマ「んんんんんんっ」ガシガシガシガシ
果林「落ち着いてエマ。頭皮が傷つくわよ」
101: 2020/09/28(月) 22:35:40.11 ID:k8ibxUn5
エマ「はあ、果林ちゃん。これだけはしたくなかったんだけど……」
果林「なに? またふざけるんじゃないでしょうね」
エマ「ううん。むしろその逆。とことん現実を突きつけてあげるよ」
果林「現実?」
エマ「この、紙とペンで果林ちゃんに教えてあげる」ペラッ、スチャッ
果林「テストでもする気? 卑怯よ!」
エマ「ちょっと何言ってるかよく分からないけど……」キュキュッ
果林「マル?」
エマ「うん。これが部室だとするね?」
果林「マルが部室マルが部室マルが部室……ええ。覚えたわ」
エマ「テストじゃないけどね」
果林「そうなの? じゃあ忘れるわね」
エマ「うん。それで、果林ちゃんは最初この部室に居たから、最初……マルっと」カキカキ
果林「その最初にマルしたやつが……エマ?」
エマ「果林ちゃんだよ」
果林「なに? またふざけるんじゃないでしょうね」
エマ「ううん。むしろその逆。とことん現実を突きつけてあげるよ」
果林「現実?」
エマ「この、紙とペンで果林ちゃんに教えてあげる」ペラッ、スチャッ
果林「テストでもする気? 卑怯よ!」
エマ「ちょっと何言ってるかよく分からないけど……」キュキュッ
果林「マル?」
エマ「うん。これが部室だとするね?」
果林「マルが部室マルが部室マルが部室……ええ。覚えたわ」
エマ「テストじゃないけどね」
果林「そうなの? じゃあ忘れるわね」
エマ「うん。それで、果林ちゃんは最初この部室に居たから、最初……マルっと」カキカキ
果林「その最初にマルしたやつが……エマ?」
エマ「果林ちゃんだよ」
102: 2020/09/28(月) 22:36:50.78 ID:k8ibxUn5
訂正します
エマ「はあ、果林ちゃん。これだけはしたくなかったんだけど……」
果林「なに? またふざけるんじゃないでしょうね」
エマ「ううん。むしろその逆。とことん現実を突きつけてあげるよ」
果林「現実?」
エマ「この、紙とペンで果林ちゃんに教えてあげる」ペラッ、スチャッ
果林「テストでもする気? 卑怯よ!」
エマ「ちょっと何言ってるかよく分からないけど……」キュキュッ
果林「マル?」
エマ「うん。これが部室だとするね?」
果林「マルが部室マルが部室マルが部室……ええ。覚えたわ」
エマ「テストじゃないけどね」
果林「そうなの? じゃあ忘れるわね」
エマ「うん。それで、果林ちゃんは最初この部室に居たから、果林……マルっと」カキカキ
果林「その果林にマルしたやつが……エマ?」
エマ「果林ちゃんだよ」
エマ「はあ、果林ちゃん。これだけはしたくなかったんだけど……」
果林「なに? またふざけるんじゃないでしょうね」
エマ「ううん。むしろその逆。とことん現実を突きつけてあげるよ」
果林「現実?」
エマ「この、紙とペンで果林ちゃんに教えてあげる」ペラッ、スチャッ
果林「テストでもする気? 卑怯よ!」
エマ「ちょっと何言ってるかよく分からないけど……」キュキュッ
果林「マル?」
エマ「うん。これが部室だとするね?」
果林「マルが部室マルが部室マルが部室……ええ。覚えたわ」
エマ「テストじゃないけどね」
果林「そうなの? じゃあ忘れるわね」
エマ「うん。それで、果林ちゃんは最初この部室に居たから、果林……マルっと」カキカキ
果林「その果林にマルしたやつが……エマ?」
エマ「果林ちゃんだよ」
107: 2020/09/28(月) 22:43:14.55 ID:k8ibxUn5
エマ「それで、この果林ちゃんが行きたいのが部室だよね。だから果林ちゃんの意思を点線で描くと……」テンテンテン
果林「……!! 部室から出た点線が部室に戻ってる!?」
エマ「そして、果林ちゃんが部室から実際に出発してみたら部室に着いちゃったわけだから、その道のりを実線で描いて……」サラサラッ
果林「なんてこと……!? これも部室から出た線が部室に戻ってるじゃない!」
エマ「うん。つまり果林ちゃんは……同じところをグルグルして、全然迷ってないんだよ!」
果林「えっ……ひっかけ?」
エマ「ううん。現実」
果林「魔法?」
エマ「ううん。現実」
果林「手品?」
エマ「ううん。現実」
果林「この心理テストで分かるのは……」
エマ「現実」
果林「……っ!!!!」
エマ「ごめんね、果林ちゃん」
果林「そんな……これじゃまるで……」
エマ「そこにたどり着いちゃうよね」
果林「これじゃまるで私がバカみたいじゃない!!!!」
エマ「ごめんね果林ちゃん……」
果林「……!! 部室から出た点線が部室に戻ってる!?」
エマ「そして、果林ちゃんが部室から実際に出発してみたら部室に着いちゃったわけだから、その道のりを実線で描いて……」サラサラッ
果林「なんてこと……!? これも部室から出た線が部室に戻ってるじゃない!」
エマ「うん。つまり果林ちゃんは……同じところをグルグルして、全然迷ってないんだよ!」
果林「えっ……ひっかけ?」
エマ「ううん。現実」
果林「魔法?」
エマ「ううん。現実」
果林「手品?」
エマ「ううん。現実」
果林「この心理テストで分かるのは……」
エマ「現実」
果林「……っ!!!!」
エマ「ごめんね、果林ちゃん」
果林「そんな……これじゃまるで……」
エマ「そこにたどり着いちゃうよね」
果林「これじゃまるで私がバカみたいじゃない!!!!」
エマ「ごめんね果林ちゃん……」
108: 2020/09/28(月) 22:44:25.07 ID:k8ibxUn5
──────
────
──
────
──
115: 2020/09/28(月) 22:50:23.81 ID:k8ibxUn5
かりん「えまー。えまー」
エマ「はあい。どうしたの果林ちゃん」
かりん「ぶしついきたいのー」
エマ「そっかぁ。じゃあエマせんせいと一緒に行こっか♪」
かりん「うん!」
エマ「しくしくしくしく。あれれ? 誰かのおててがさみしいって泣いて……」
かりん「これ! かりんのおててがないてるよ!」
エマ「はいつかまえた♪」ギュッ
かりん「つかまっちゃった!」ギュッ
エマ「それじゃあ部室まで、れ~~~っつ?」
かりん「ごーーーっ!」
えまかり「てくてくてくてく♪」
エマ「はあい。どうしたの果林ちゃん」
かりん「ぶしついきたいのー」
エマ「そっかぁ。じゃあエマせんせいと一緒に行こっか♪」
かりん「うん!」
エマ「しくしくしくしく。あれれ? 誰かのおててがさみしいって泣いて……」
かりん「これ! かりんのおててがないてるよ!」
エマ「はいつかまえた♪」ギュッ
かりん「つかまっちゃった!」ギュッ
エマ「それじゃあ部室まで、れ~~~っつ?」
かりん「ごーーーっ!」
えまかり「てくてくてくてく♪」
120: 2020/09/28(月) 22:54:58.52 ID:k8ibxUn5
─部室前の廊下─
かりん「ふんふふんふふ~ん♪」
エマ「果林ちゃん果林ちゃん」
かりん「えまー?」
エマ「そろそろ部室だよ」
果林「はっ、そうね」
─部室─
ガラガラッ
果林「みんなおはよう♪ 今日もレッスン頑張りましょうね♪」
エマ「おはようみんな~」
かすみ「おはようございます! 果林先輩! 今日こそステップ練習で果林先輩より早くこなしてみせますから!」
果林「あら、楽しみにしてるわね♪」
あなた「あ、果林さんごめん。今日音楽家の特別講義があって放課後の始めのほうだけレッスンのリーダーやってほしいんだけど……」
果林「ふふ。任せなさい♪」
あなた「ありがとう果林さん!」
歩夢「やっぱり果林さんは頼りになるなぁ……」
エマ「ふふふ♪」
かりん「ふんふふんふふ~ん♪」
エマ「果林ちゃん果林ちゃん」
かりん「えまー?」
エマ「そろそろ部室だよ」
果林「はっ、そうね」
─部室─
ガラガラッ
果林「みんなおはよう♪ 今日もレッスン頑張りましょうね♪」
エマ「おはようみんな~」
かすみ「おはようございます! 果林先輩! 今日こそステップ練習で果林先輩より早くこなしてみせますから!」
果林「あら、楽しみにしてるわね♪」
あなた「あ、果林さんごめん。今日音楽家の特別講義があって放課後の始めのほうだけレッスンのリーダーやってほしいんだけど……」
果林「ふふ。任せなさい♪」
あなた「ありがとう果林さん!」
歩夢「やっぱり果林さんは頼りになるなぁ……」
エマ「ふふふ♪」
121: 2020/09/28(月) 22:55:20.15 ID:k8ibxUn5
おしまい
久しぶりにSS書きながら笑いました
久しぶりにSS書きながら笑いました
127: 2020/09/28(月) 22:56:44.86 ID:k8ibxUn5
音楽家は音楽科ですね
各自脳内修正お願いします
各自脳内修正お願いします
122: 2020/09/28(月) 22:55:56.11 ID:Y4m79JyV
乙
面白かった
面白かった
123: 2020/09/28(月) 22:56:00.25 ID:+NjWW+Ab
神スレ
124: 2020/09/28(月) 22:56:04.04 ID:Q7Lwixp1
なにわろてんねん
132: 2020/09/28(月) 22:59:47.88 ID:8BJ1cJVs
ワロタ
134: 2020/09/28(月) 22:59:56.05 ID:+3oBZtla
安価がよかった
やっぱ最初の安価で方向性決まるな
やっぱ最初の安価で方向性決まるな
138: 2020/09/28(月) 23:11:18.57 ID:5v2TXDDm
げらげら笑ったけどこれホラーだよな
140: 2020/09/28(月) 23:15:29.10 ID:7/VRZ/v3
これエマ居なかったら果林ちゃんの魂連れて行かれてただろ
141: 2020/09/28(月) 23:18:09.98 ID:Q6UI6Fgi
読み終わった後にスレタイ見直すとやっぱりホラーSSだな、ってなる
142: 2020/09/28(月) 23:28:10.70 ID:jdZJfTkx
144: 2020/09/28(月) 23:37:08.23 ID:nRGRRRCV
そもそもこのSSを読んでる俺たちがおかしくなってて本当のSSはもっと濃厚なイチャラブエマかりSSモノだったのでは…??
149: 2020/09/28(月) 23:44:33.83 ID:MZjJxsPV
狂気のSS
161: 2020/09/29(火) 03:10:46.24 ID:OEsSnLBf
どうにもならない安価を見事に捌いたSSで感動した
164: 2020/09/29(火) 08:02:17.63 ID:FzA1/yYP
会話のテンポが最高に良いな
177: 2020/09/29(火) 15:49:39.83 ID:/tS9keb+
頭おかしくなるで
188: 2020/10/02(金) 00:22:31.08 ID:x0W8GnBS
面白かった乙
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1601296323/
※一部内容を修正しました