2: 2019/06/30(日) 16:17:57.15 ID:/pUc7bam
果林「本棚は…うーん、せっかくのプレゼントと私の載ってる雑誌とを一緒に並べるのはちょっと…」
果林「机の上…でも、スペースとっちゃうわよね、こんなにたくさんだと」
果林「……」ギュ
果林(こんなにたくさん… 置き場所に困るなんてほんと、贅沢な悩みだわ)クス
果林(ワンちゃんはしずくちゃんで、猫ちゃんは璃奈ちゃんかしら? あと、うさぎちゃんは…歩夢、いや、意外とせつ菜かもしれないわね)
果林「『果林さんならバニーガールもいけますよ!』みたいな…?」
果林「きっといざ衣装を着たら、顔真っ赤にしちゃうくせに」クスクス
果林「机の上…でも、スペースとっちゃうわよね、こんなにたくさんだと」
果林「……」ギュ
果林(こんなにたくさん… 置き場所に困るなんてほんと、贅沢な悩みだわ)クス
果林(ワンちゃんはしずくちゃんで、猫ちゃんは璃奈ちゃんかしら? あと、うさぎちゃんは…歩夢、いや、意外とせつ菜かもしれないわね)
果林「『果林さんならバニーガールもいけますよ!』みたいな…?」
果林「きっといざ衣装を着たら、顔真っ赤にしちゃうくせに」クスクス
3: 2019/06/30(日) 16:20:09.33 ID:/pUc7bam
果林「それから…って、あら? いち、に、さん…」
果林(犬、猫、うさぎ、ヘビ、トラ、ハムスター、ヒョウ…)
果林「…7つ ということは誰かひとり…」
果林「……」
果林「あーもう、やめましょ 不粋が過ぎるわ、こんな考え」パシン
果林「えーっと、カーペットがあるとはいえ床は…」
コンコン
<果林ちゃーん、入るよー?
果林(エマ? もう遅い時間だけど…)
果林「ええ、いいわよー」
果林(犬、猫、うさぎ、ヘビ、トラ、ハムスター、ヒョウ…)
果林「…7つ ということは誰かひとり…」
果林「……」
果林「あーもう、やめましょ 不粋が過ぎるわ、こんな考え」パシン
果林「えーっと、カーペットがあるとはいえ床は…」
コンコン
<果林ちゃーん、入るよー?
果林(エマ? もう遅い時間だけど…)
果林「ええ、いいわよー」
4: 2019/06/30(日) 16:23:18.26 ID:/pUc7bam
ガチャ
エマ「えへへ、こんばんは ちょっとおしゃべりしたくなったんだ」
果林「エマったら… もう、しょうがないわね」
エマ「あ、みんなのぬいぐるみ! もうお名前はつけたの?」
果林「」ギシッ
果林「…え?」
エマ「あれ? ぬいぐるみは名前をつけてかわいがるものだ、って聞いたよ?」
果林「誰から聞いたのよそれ… 彼方かかすみちゃん、あるいは愛辺りかしら?」
彼方「む、彼方ちゃんじゃないよぉ」
果林「そう… じゃあ恐らく残りの二人の──って待ちなさい」
エマ「えへへ、こんばんは ちょっとおしゃべりしたくなったんだ」
果林「エマったら… もう、しょうがないわね」
エマ「あ、みんなのぬいぐるみ! もうお名前はつけたの?」
果林「」ギシッ
果林「…え?」
エマ「あれ? ぬいぐるみは名前をつけてかわいがるものだ、って聞いたよ?」
果林「誰から聞いたのよそれ… 彼方かかすみちゃん、あるいは愛辺りかしら?」
彼方「む、彼方ちゃんじゃないよぉ」
果林「そう… じゃあ恐らく残りの二人の──って待ちなさい」
5: 2019/06/30(日) 16:26:17.11 ID:/pUc7bam
彼方「うむ、わかればよいのです」
果林「いや、だから待ってってば… 彼方? あなたいつからいたのよ…」
彼方「最初からいたよ? エマちゃんは身長もおっ〇〇もおっきいから、彼方ちゃんが隠れるのにもってこいなのだ」
エマ「ふぇえ!?/// か、彼方ちゃん!?///」サッ
彼方「おぉ… やさしいエマちゃんに露骨に距離をとられるとクるものがあるよ…」
果林「彼方、女同士でもセクハラはよくないわ」
彼方「えー みんなのうなじとか腋とか太ももばっかりみてる果林ちゃんに──「ちょ、ちょちょっと彼方!?///」
エマ「わっ 果林ちゃん、おっきな声出すと寮母さんに怒られちゃうよ?」
果林「あ、そ、そうね! そうよね…! 彼方も変なこと言わないで貰えるかしら!?///」
果林(あれは…そう、セクシーの追及! 飽くなき探求心に基づく立派な研究であって…別に私が変態だとかそんなんじゃ…!)ダラダラ
彼方(…みたいな言い訳してそうだなぁ)
果林「いや、だから待ってってば… 彼方? あなたいつからいたのよ…」
彼方「最初からいたよ? エマちゃんは身長もおっ〇〇もおっきいから、彼方ちゃんが隠れるのにもってこいなのだ」
エマ「ふぇえ!?/// か、彼方ちゃん!?///」サッ
彼方「おぉ… やさしいエマちゃんに露骨に距離をとられるとクるものがあるよ…」
果林「彼方、女同士でもセクハラはよくないわ」
彼方「えー みんなのうなじとか腋とか太ももばっかりみてる果林ちゃんに──「ちょ、ちょちょっと彼方!?///」
エマ「わっ 果林ちゃん、おっきな声出すと寮母さんに怒られちゃうよ?」
果林「あ、そ、そうね! そうよね…! 彼方も変なこと言わないで貰えるかしら!?///」
果林(あれは…そう、セクシーの追及! 飽くなき探求心に基づく立派な研究であって…別に私が変態だとかそんなんじゃ…!)ダラダラ
彼方(…みたいな言い訳してそうだなぁ)
6: 2019/06/30(日) 16:29:08.99 ID:/pUc7bam
果林「こほん! そ、それより! エマも彼方も一体どうしたのよ 二人しておしゃべりしたくなった、って訳じゃないんでしょ?」
エマ「んーとね、どっちでもある、かな?」
彼方「そうだね おしゃべりもしに来たし、別のこともしに来た」
果林「別のこと…?」
彼方「ふふ、果林ちゃんは遠回しに言ってもわかんなそうだから、まっすぐ伝えるよ エマちゃん」
エマ「うんっ! せーの…」
「「誕生日、おめでとう!」」
果林「あ、ありがと… 改まって言われると、て、照れくさいわね…/// でも、それはお昼にもみんなと一緒に…」
彼方「ちっちっち… これだけじゃなくて、ね」
エマ「そうそう! はいこれ、果林ちゃん わたしたちからのプレゼントだよ」ニコ
エマ「んーとね、どっちでもある、かな?」
彼方「そうだね おしゃべりもしに来たし、別のこともしに来た」
果林「別のこと…?」
彼方「ふふ、果林ちゃんは遠回しに言ってもわかんなそうだから、まっすぐ伝えるよ エマちゃん」
エマ「うんっ! せーの…」
「「誕生日、おめでとう!」」
果林「あ、ありがと… 改まって言われると、て、照れくさいわね…/// でも、それはお昼にもみんなと一緒に…」
彼方「ちっちっち… これだけじゃなくて、ね」
エマ「そうそう! はいこれ、果林ちゃん わたしたちからのプレゼントだよ」ニコ
7: 2019/06/30(日) 16:33:29.73 ID:/pUc7bam
果林「え? それこそお昼に貰ったような…」
エマ「きっと開けたらわかるよ 見てみて?」
果林「え、えぇ…」シュル
果林(! これ、羊とヤギの、ぬいぐるみ…?)
果林「羊とヤギっていったら…」チラ
彼方「むふふ、お気に召していただけましたか?」
エマ「ましたか?」
果林「いや、可愛いし嬉しいけど… あれ? 待って?? じゃあ7つに足して9個???」
エマ「あ、それはね? みんなで1個ずつぬいぐるみを選んだときに、歩夢ちゃんが…」
彼方「『あの! もうひとつ、果林さんをイメージしたものをみんなで選ばない? お代は私が…!』ってね」
果林(…… 歩夢ったら…)クス
エマ「わ、彼方ちゃんそっくりー」パチパチ
彼方「ありがとー ちなみに、果林ちゃんはヒョウにしたよ しなやかでかっこよくて、ぴったりだもんね あと、もちろんちゃんと割り勘にしたよ」
エマ「きっと開けたらわかるよ 見てみて?」
果林「え、えぇ…」シュル
果林(! これ、羊とヤギの、ぬいぐるみ…?)
果林「羊とヤギっていったら…」チラ
彼方「むふふ、お気に召していただけましたか?」
エマ「ましたか?」
果林「いや、可愛いし嬉しいけど… あれ? 待って?? じゃあ7つに足して9個???」
エマ「あ、それはね? みんなで1個ずつぬいぐるみを選んだときに、歩夢ちゃんが…」
彼方「『あの! もうひとつ、果林さんをイメージしたものをみんなで選ばない? お代は私が…!』ってね」
果林(…… 歩夢ったら…)クス
エマ「わ、彼方ちゃんそっくりー」パチパチ
彼方「ありがとー ちなみに、果林ちゃんはヒョウにしたよ しなやかでかっこよくて、ぴったりだもんね あと、もちろんちゃんと割り勘にしたよ」
8: 2019/06/30(日) 16:36:18.97 ID:/pUc7bam
エマ「ねーねー、他の人もできる? 愛ちゃんとかせつ菜ちゃんとか…」
彼方「うーん 活発な感じの子はどうなるかなぁ…」
キャッキャッ
果林「……」
果林(バカね、私も… みんなの笑顔をみたら、私を慕ってくれてるってわかるはずでしょ)
果林(ぬいぐるみの数くらいで不安になったりして… これじゃ先輩失格ね)
果林(みんなのことも、自分のことも、もっと信じてあげないと、ね)
エマ「あはははは! 愛ちゃんのマネ、似てない~」
彼方「むぅ… そんなに笑わなくてもいいじゃん…」
彼方「うーん 活発な感じの子はどうなるかなぁ…」
キャッキャッ
果林「……」
果林(バカね、私も… みんなの笑顔をみたら、私を慕ってくれてるってわかるはずでしょ)
果林(ぬいぐるみの数くらいで不安になったりして… これじゃ先輩失格ね)
果林(みんなのことも、自分のことも、もっと信じてあげないと、ね)
エマ「あはははは! 愛ちゃんのマネ、似てない~」
彼方「むぅ… そんなに笑わなくてもいいじゃん…」
9: 2019/06/30(日) 16:39:12.49 ID:/pUc7bam
果林(だけど…)
果林「ねぇ? もうひとつだけわからないことがあるんだけど」
エマ「ふふ、彼方ちゃんごめんね なぁに?」
果林「その、どうして二人はみんなと一緒に渡さなかったの? 同じぬいぐるみなんだし…」
彼方「んふふ、秘密 …と、言いたいところだけど、誕生日の人から頼まれちゃったらね 羊さんとヤギさん、渡してもらっていい?」
果林「? えぇ」
彼方「エマちゃん、よろしくー」
エマ「はーい 果林ちゃん、じっとしててね」ガシッ
果林「へ」
果林(は、羽交い締め…? 動けな…)
彼方「そして…こうだ~」ムギュウ
果林「んぷっ!?」
果林「ねぇ? もうひとつだけわからないことがあるんだけど」
エマ「ふふ、彼方ちゃんごめんね なぁに?」
果林「その、どうして二人はみんなと一緒に渡さなかったの? 同じぬいぐるみなんだし…」
彼方「んふふ、秘密 …と、言いたいところだけど、誕生日の人から頼まれちゃったらね 羊さんとヤギさん、渡してもらっていい?」
果林「? えぇ」
彼方「エマちゃん、よろしくー」
エマ「はーい 果林ちゃん、じっとしててね」ガシッ
果林「へ」
果林(は、羽交い締め…? 動けな…)
彼方「そして…こうだ~」ムギュウ
果林「んぷっ!?」
10: 2019/06/30(日) 16:42:28.41 ID:/pUc7bam
果林「んー! んー!」ジタバタ
エマ「わ、わ、わ 果林ちゃん、落ち着いて!」
果林(落ち着けるわけないでしょっ!? なにこれ! 拷問!? ぬいぐるみのせいで、息できな──)
彼方「果林ちゃん、息できるから そんな強く押し付けてないから 落ち着いて~リラックス~」
果林「……」スーハー
果林(…ほんとだわ 別に息苦しくないし、ていうかこれ、何か…)
彼方「よっ、と どう? わかった?」
果林「本人の前で言うのも気が引けるけど… 彼方とエマの匂いがする…ような…」
彼方「……」
エマ「……」
エマ「わ、わ、わ 果林ちゃん、落ち着いて!」
果林(落ち着けるわけないでしょっ!? なにこれ! 拷問!? ぬいぐるみのせいで、息できな──)
彼方「果林ちゃん、息できるから そんな強く押し付けてないから 落ち着いて~リラックス~」
果林「……」スーハー
果林(…ほんとだわ 別に息苦しくないし、ていうかこれ、何か…)
彼方「よっ、と どう? わかった?」
果林「本人の前で言うのも気が引けるけど… 彼方とエマの匂いがする…ような…」
彼方「……」
エマ「……」
11: 2019/06/30(日) 16:45:24.19 ID:/pUc7bam
果林「あ、えっと、…」
果林「…じょ、じょうだん! 相当気持ち悪いこと言ったわね私! 忘れてちょうだい!?」アセアセ
エマ「あっ、ち、違うよ果林ちゃん! 気持ち悪いとかじゃなくて、たぶん気づかないだろうなって思ってたのがまさか…」
彼方「…うん 彼方ちゃんもびっくりした」
果林「え…?」
エマ「じつはね、わたしたちのぬいぐるみは、いっぱい、いーっぱいぎゅってしてたんだ」
彼方「みんなと渡すタイミングが違うのも、誕生日が終わるギリギリまで持っていたかったから、なのです」
果林「そ、そうだったの… な、なんか恥ずかしいけど、その、なんでそんなこと…?」
果林「…じょ、じょうだん! 相当気持ち悪いこと言ったわね私! 忘れてちょうだい!?」アセアセ
エマ「あっ、ち、違うよ果林ちゃん! 気持ち悪いとかじゃなくて、たぶん気づかないだろうなって思ってたのがまさか…」
彼方「…うん 彼方ちゃんもびっくりした」
果林「え…?」
エマ「じつはね、わたしたちのぬいぐるみは、いっぱい、いーっぱいぎゅってしてたんだ」
彼方「みんなと渡すタイミングが違うのも、誕生日が終わるギリギリまで持っていたかったから、なのです」
果林「そ、そうだったの… な、なんか恥ずかしいけど、その、なんでそんなこと…?」
12: 2019/06/30(日) 16:48:51.36 ID:/pUc7bam
彼方「…あんまりこういうの、恩着せがましくて自分から言うの好きじゃないんだけど…」
エマ「オンキセガマシイ…?」
彼方「後で教えたげるね 果林ちゃんさ、寮で暮らしてるし、家族とはあんまり会えないでしょ?」
果林「まぁそうだけど…でもそれは…」
エマ「うん、わたしもおんなじだね でも、だからこそ寂しさっていうか、そういうのがわかるつもりなの それから、彼方ちゃんも遥ちゃんが大好きだから」
彼方「うん 遥ちゃんと会えないなんて、想像しただけでも悲しくなっちゃう」
果林「……」
彼方「だからね、果林ちゃんには、かっこつけてばかりじゃなくて、たまには甘えてほしいんだ」
彼方「…そりゃあ、いつも甘やかされてるのは、彼方ちゃんの方だけどさ…」
エマ「ふふふ でも、急に甘える、なんて難しいよね だから、まずはその子たちをわたしたちだと思って、いっぱい甘えてあげて?」
果林「あなた、たち…」
エマ「オンキセガマシイ…?」
彼方「後で教えたげるね 果林ちゃんさ、寮で暮らしてるし、家族とはあんまり会えないでしょ?」
果林「まぁそうだけど…でもそれは…」
エマ「うん、わたしもおんなじだね でも、だからこそ寂しさっていうか、そういうのがわかるつもりなの それから、彼方ちゃんも遥ちゃんが大好きだから」
彼方「うん 遥ちゃんと会えないなんて、想像しただけでも悲しくなっちゃう」
果林「……」
彼方「だからね、果林ちゃんには、かっこつけてばかりじゃなくて、たまには甘えてほしいんだ」
彼方「…そりゃあ、いつも甘やかされてるのは、彼方ちゃんの方だけどさ…」
エマ「ふふふ でも、急に甘える、なんて難しいよね だから、まずはその子たちをわたしたちだと思って、いっぱい甘えてあげて?」
果林「あなた、たち…」
14: 2019/06/30(日) 16:51:22.97 ID:/pUc7bam
彼方「…そうだ、むしろ彼方ちゃんの甘えっぷりからたくさん学ぶといいよー」
エマ「それいいね! 他には…かすみちゃんも結構参考になるかも? 果林ちゃんがぶりっ子するのは、ちょっとおもしろいけど」
彼方「だから──わっ」
エマ「きゃっ!? か、果林ちゃん…?」
果林「……///」ギュウウウ
彼方「…もう、話聞いてた? まずはそっちの羊さんたちに甘えて…」
エマ「あはは…ちょっと苦しいかな、果林ちゃん…」
果林「ばか、ばか… 二人が目の前にいるのに、ぬいぐるみに甘えてどうするのよ… ちゃんと甘やかしなさいよっ…」ギュウウウ
彼方「…うん、確かに」ナデ
エマ「よーし、彼方ちゃん 果林ちゃんを目一杯甘やかしてあげよう?」ギュッ
エマ「それいいね! 他には…かすみちゃんも結構参考になるかも? 果林ちゃんがぶりっ子するのは、ちょっとおもしろいけど」
彼方「だから──わっ」
エマ「きゃっ!? か、果林ちゃん…?」
果林「……///」ギュウウウ
彼方「…もう、話聞いてた? まずはそっちの羊さんたちに甘えて…」
エマ「あはは…ちょっと苦しいかな、果林ちゃん…」
果林「ばか、ばか… 二人が目の前にいるのに、ぬいぐるみに甘えてどうするのよ… ちゃんと甘やかしなさいよっ…」ギュウウウ
彼方「…うん、確かに」ナデ
エマ「よーし、彼方ちゃん 果林ちゃんを目一杯甘やかしてあげよう?」ギュッ
16: 2019/06/30(日) 16:56:18.42 ID:/pUc7bam
「ふふふ、いつぶりかなーこんなの…」
「まさか、くっついたまま寝たいだなんて…果林ちゃんもワガママだね」
「いいでしょ、今日ぐらい…」
「真っ暗だけどわかるよ? ぜったい今果林ちゃんの顔真っ赤だよね」
「うんうん! きっと耳まで赤くて、かわいいんだろうなー」
「…うるさい だいたい、あなたたちも心臓がバクバクしてるの、バレバレよ」
「う…」
「あ、あはは…」
「……」
「…こんなに贅沢なプレゼント貰って、私は幸せ者だわ 彼方もエマも、ありがとう」
「……」
「二人とも、その…すき、よ 大好き…」
「……!」
「…お、おやすみっ おしゃべりはまた明日にしましょうねっ」
「……///」
((寝られそうに、ないなぁ…///))
「まさか、くっついたまま寝たいだなんて…果林ちゃんもワガママだね」
「いいでしょ、今日ぐらい…」
「真っ暗だけどわかるよ? ぜったい今果林ちゃんの顔真っ赤だよね」
「うんうん! きっと耳まで赤くて、かわいいんだろうなー」
「…うるさい だいたい、あなたたちも心臓がバクバクしてるの、バレバレよ」
「う…」
「あ、あはは…」
「……」
「…こんなに贅沢なプレゼント貰って、私は幸せ者だわ 彼方もエマも、ありがとう」
「……」
「二人とも、その…すき、よ 大好き…」
「……!」
「…お、おやすみっ おしゃべりはまた明日にしましょうねっ」
「……///」
((寝られそうに、ないなぁ…///))
17: 2019/06/30(日) 17:01:47.24 ID:/pUc7bam
─────
───
─
果林「ふぁ…! んーっ いい朝…!」グイー
果林(なんだか、昨日はだいぶ恥ずかしい感じだったけど、雰囲気に呑まれるのも考えものね…/// ともかく)
果林「二人とも、起きてちょうだい」ユサユサ
エマ「うーん、ん? …あー、果林ちゃんに起こされちゃったね おはよう」エヘヘ
果林「いつも助かってるわ、エマ おはよう そして…」
彼方「すやぁ…」
果林「早速難敵ね…」
エマ「ふわわわ… ふふ、果林ちゃんも朝は結構てごわいよ?」
果林「い、今は私のことはいいのよっ ほら、手伝って、エマ」
エマ「うん 彼方ちゃーん、おーい!」トントン
───
─
果林「ふぁ…! んーっ いい朝…!」グイー
果林(なんだか、昨日はだいぶ恥ずかしい感じだったけど、雰囲気に呑まれるのも考えものね…/// ともかく)
果林「二人とも、起きてちょうだい」ユサユサ
エマ「うーん、ん? …あー、果林ちゃんに起こされちゃったね おはよう」エヘヘ
果林「いつも助かってるわ、エマ おはよう そして…」
彼方「すやぁ…」
果林「早速難敵ね…」
エマ「ふわわわ… ふふ、果林ちゃんも朝は結構てごわいよ?」
果林「い、今は私のことはいいのよっ ほら、手伝って、エマ」
エマ「うん 彼方ちゃーん、おーい!」トントン
18: 2019/06/30(日) 17:05:36.51 ID:/pUc7bam
果林(朝香果林、18歳の2日目)
果林(私にはもったいない友人…親友たちに囲まれて、賑やかに朝を迎えた)
果林(この子たちと一緒なら、どんな悩みも不安も、乗り越えられるって思えるの たとえば──)
果林「みんなから貰ったぬいぐるみ、どこに置こうかしら…」
エマ「あー、わたしたちので、さらに増えちゃったもんね…」
彼方「よぉーし、じゃあもういっそ、模様替えしちゃおうか」
エマ「あ、それいい! ついでにお掃除もやろうね! 果林ちゃん!」
果林「え…18になって初の休日にすることが掃除…!? って、ちょっと二人とも~!」
果林(──そんな賑やかな1日は、1年はまだ、始まったばかり)
果林(私にはもったいない友人…親友たちに囲まれて、賑やかに朝を迎えた)
果林(この子たちと一緒なら、どんな悩みも不安も、乗り越えられるって思えるの たとえば──)
果林「みんなから貰ったぬいぐるみ、どこに置こうかしら…」
エマ「あー、わたしたちので、さらに増えちゃったもんね…」
彼方「よぉーし、じゃあもういっそ、模様替えしちゃおうか」
エマ「あ、それいい! ついでにお掃除もやろうね! 果林ちゃん!」
果林「え…18になって初の休日にすることが掃除…!? って、ちょっと二人とも~!」
果林(──そんな賑やかな1日は、1年はまだ、始まったばかり)
19: 2019/06/30(日) 17:06:39.59 ID:/pUc7bam
おしまい
虹ヶ咲3年生組はいいぞ
虹ヶ咲3年生組はいいぞ
20: 2019/06/30(日) 17:07:43.20 ID:lPLV8XPQ
乙おつ
ほっこり
ほっこり
21: 2019/06/30(日) 17:09:45.90 ID:IHebhAlS
高級きびだんご乙
3年生組良いよね…
3年生組良いよね…
22: 2019/06/30(日) 17:10:46.14 ID:ToHp/Aiv
おつすこ
しあわせなせかい
しあわせなせかい
23: 2019/06/30(日) 17:17:21.59 ID:+KDcQLKq
乙です
今回のにじよんもこのSSも素晴らしい
今回のにじよんもこのSSも素晴らしい
25: 2019/06/30(日) 17:20:08.18 ID:NQSu6j89
実は甘えんぼな果林ちゃんを世に放ったドラマパートに最大限の敬意を
26: 2019/06/30(日) 17:41:42.76 ID:9vDAoplM
おつおつ
三年生組いいねぇ
三年生組いいねぇ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1561878943/