【SS】歩夢「侑ちゃんは私のものなんだから!」せつ菜「侑さんは渡しませんよ!!!」【ラブライブ!虹ヶ咲】

SS


8: 2021/01/01(金) 19:57:27.41 ID:4Y8AptN2
歩夢「年明けから侑ちゃんの部屋に来るなんてちょっとどうかなって思うよ! ねえ侑ちゃん!」

侑「うん、そうだね」ポチポチ

歩夢「お正月は家族団らんの日なんだから! ね、侑ちゃん!」

侑「うん、そうだね」カチカチ

せつ菜「むっ! そういう歩夢さんこそ昨日からずっとこの部屋にいると聞きましたよ! 侑さんから!」

侑「うん、そうだね」カチャカチャ

せつ菜「家族団らんを邪魔しているのは歩夢さんの方です! ですよね、侑さん!」

侑「うん、そうだね」カチャカチャカチャカチャ

歩夢「う……で、でも私は幼稚園の頃からずっと一緒に年越ししてたもんね! 侑ちゃん!」

侑「うん、そうだね」ポチポチポチポチ

せつ菜「では今年の年越しは私も一緒に迎えましょうね! 侑さん!」

侑「うん、そうだね」カチャカチャポチポチ

歩夢「嫌ぁっ!」ドンッ

侑「う"んっ!?」ドサッ

せつ菜「あっ!? い、いきなりそんな、侑さんを、お、押し倒すだなんて……///」

歩夢「ゆっ、侑ちゃんと年を越すのは私だけでいいの!」ギュウッ

侑「ぐえっ。歩夢、ギブギブ」ペシペシ

せつ菜「わ、私も……私だって!///」ドサッ ギュッ

侑「ふぐぅっ!? ぜ、ぜづ な"ぢゃ くるし──」バシバシ

歩夢「せ、せつ菜ちゃん!? なにしてるの!?」ギュウウウウッ!
せつ菜「歩夢さんこそ!」ギュウウウウウウウ!!

侑(あっ私死ぬなこれ……)スッ

15: 2021/01/01(金) 20:27:52.50 ID:4Y8AptN2
──ちゃん! ──さん! ゆう──!
 ──さん!   しっかり──ん!   ゆう──さまして!

歩夢「侑ちゃん!」
せつ菜「侑さん!」

侑「あけおめっ!?」ガバッ

歩夢「侑ちゃん……!」ダキッ
せつ菜「侑さん、良かった……!」ダキッ

侑「おお……新年早々命を落とすかと思った、おとすだまを貰う前に……ぶふっ」

歩夢「ごめんね侑ちゃん! わ、私もだけど、せつ菜ちゃんが乱暴にしたから!」
せつ菜「す、すみません侑さん! 私もですが歩夢さんが力いっぱい絞めるから……!」

侑(駄洒落はスルーかぁ……)

歩夢「せ、せつ菜ちゃんが悪いんだよ!?」キッ
せつ菜「いいえ、歩夢さんが絞めてました!」キッ

侑(いや歩夢もせつ菜ちゃんもどっちもどっちだよ)

侑「だいじょぶだいじょぶ、もう元気元気! ほーらこんなに!」ブイブイ

歩夢「侑ちゃん……!」
せつ菜「侑さん……!」

歩夢(ブイサイン侑ちゃんかわいい……!)キュン
せつ菜(ピースする侑さんかわいい……!)キュン

26: 2021/01/01(金) 22:27:29.95 ID:4Y8AptN2
侑「けどさ、まあ欲を言えばもうちょっと二人は仲良くして欲しいなー、なんて思ったりするんだけど……」

歩夢「……」チラッ
せつ菜「……」チラッ

二人「「!」」プイッ

侑(……これだもんなぁ)ハァー

侑「そりゃ歩夢とせつ菜ちゃんはスクールアイドルとしてライバルだよ? でもそれ以前に仲間なんだし、ね?」

歩夢(スクールアイドルとして以前の問題なの侑ちゃん!)

せつ菜「確かに私と歩夢さんはスクールアイドルとしてはライバルであり仲間ですが──」
侑「でしょ?」

27: 2021/01/01(金) 22:34:59.65 ID:4Y8AptN2
せつ菜「それ以前にこう、因縁があるといいますか……」
歩夢「……!」ウンウン

侑「因縁?」

歩夢「と、とにかく! せつ菜ちゃんと私はスクールアイドルとか関係なくライバルなの!」

侑「うーん……それは百歩譲って良いとして、何のライバルなの?」

歩夢「そ、それは……!」モジモジ
せつ菜「何と言いますか……」モジモジ

侑「もー、これ毎回やってるよ? 私二人が言い合うたびにやってるゲームには集中できないし満足に宿題もできない」
侑「音楽科の課題って普通科より多いんだよ知ってた?」

28: 2021/01/01(金) 22:41:09.43 ID:4Y8AptN2
せつ菜「それは……すみません」
歩夢「ごめん侑ちゃん……」

侑「はぁ~……愛ちゃんに聞いても『愛さんから言うのは憚れるなぁ……』とか」
侑「彼方さんに聞いてみても『回答はパスするぜ~』ってはぐらかされたり」

侑「まあ深追いとかはしないんだけどさ……取り合えず歩夢、もうちょっとせつ菜ちゃんに優しくしなよ」

せつ菜「!」パァァー!
歩夢「ええ!? 私が悪いの!?」ガーン

侑「私が悪いっていうか……過去の経験則、小学校の時も中学校の時も似たことあったじゃんか」

歩夢「う……そ、それは……」ショボーン

せつ菜「似たこと……ですか?」

29: 2021/01/01(金) 22:45:26.03 ID:4Y8AptN2
侑「そうなんだよ、聞いてよせつ菜ちゃん……」

──────

────

──

~幼稚園時代

あゆむ「ひっぐ、ひっぐ……」

ゆう「あゆむ、どうしたの?」

あゆむ「××ちゃんのほうがだいじなの!!?」

ゆう「?? ちがうよ」

30: 2021/01/01(金) 22:46:24.06 ID:4Y8AptN2
>>29 訂正

侑「そうなんだよ、聞いてよせつ菜ちゃん……」

──────

────

──

~幼稚園時代

あゆむ「ひっぐ、ひっぐ……」

ゆう「あゆむ、どうしたの?」

あゆむ「××ちゃんのほうがだいじなの!!?」

ゆう「?? ちがうよ?」

31: 2021/01/01(金) 22:49:37.38 ID:4Y8AptN2
~小学校時代

あゆむ「ぐすっ……うぅ……」

ゆう「あゆむ? どうしたの? おなかいたいの?」

あゆむ「△△ちゃんのほうがだいじなの!!?」

ゆう「……? ちがうよ?」キョトン


~中学校時代

歩夢「……」

侑「歩夢?」

歩夢「──侑ちゃんは、○○ちゃんの方が大事なの?」

侑「違うよ」クスッ

32: 2021/01/01(金) 22:53:35.15 ID:4Y8AptN2
──

────

──────

侑「ってな事があって」

せつ菜「……は?」ピキッ

歩夢「だ、駄目だよ侑ちゃん……そんな『昔の二人の思い出』の話なんて」テレテレ

侑「こんなわけで歩夢って私が居ないとどうも元気がなくなるみたいで、ずっと一緒に居たんだけどね」

せつ菜「な、なな……ゆ、侑さんは、い、いつも歩夢さんを、え、選んできたのですか……?」ワナワナ

侑「え? うん、まあ……そうなるのかな?」

35: 2021/01/01(金) 23:06:37.19 ID:4Y8AptN2
歩夢「侑ちゃんはいつも私の事、選んでくれたよね……///」

侑「あはは、そうでもしないと歩夢、なんだかどこかに行っちゃいそうだったしね」ニコッ

せつ菜「……そ、そうですか……」シュン

侑「あーでも、高校になってからは結構変わったよね」

歩夢「?」キョトン

侑「同じ様なことはあったけど、でも、せつ菜ちゃんとの出会いは私の人生を大きく変えたよね、やっぱり」

せつ菜「……え?」

歩夢(! だめ! いつものやり方で話を止めないと)バッ
歩夢「嫌ぁ──きゃっ」ドサッ

せつ菜「させません、させませんよ歩夢さん! さあ侑さん、人生のターニングポイントを今ここで存分に語っちゃってください!!」ガッシ

38: 2021/01/01(金) 23:20:02.76 ID:4Y8AptN2
侑「おっ、おお? そんな歩夢を羽交い絞めにしてまでも……」

せつ菜「さあ! さあさあさあ!」フンス!

歩夢「嫌ぁ! せつ菜ちゃん話して!」バタバタ
せつ菜「離しませんよぉ! 話すのは侑さんです!」ガッシ

侑「話すだけに離す……ぷぷっ。……えっと、せつ菜ちゃんのライブを観て、私は思ったんだよ。スクールアイドルって凄いって」

侑「それに私が歩夢だけじゃなくてせつ菜ちゃんの、皆の力になりたいってより強く思ったのも、せつ菜ちゃんのお陰なんだよ」

せつ菜「え……」
歩夢「嫌ぁっ!」ジタバタジタバタ

侑「私、あの時ラブライブに出なくてもいいって言ったよね」

せつ菜「は、はい……とても、とてもよく、覚えています」

39: 2021/01/01(金) 23:32:13.51 ID:4Y8AptN2
侑「かすみちゃんとぶつかった事とか、せつ菜ちゃんの野望とかそういうのも聴いてさ」

侑「それとラブライブを私の秤にかけた時、ラブライブじゃなくてせつ菜ちゃんの方に傾いたの」

侑「それで気付いたんだ。私、せつ菜ちゃんが幸せじゃないと嫌なんだって。せつ菜ちゃんが大好きなんだって」

歩夢「いや──もごっ」モガバタモガバタ
せつ菜「静かに!」

侑「それに気付いたらもう止まらなくて。私の大好きな人が大好きなことをできないなんて悔しいって」

侑「だから、ラブライブなんて出なくていいって言ったんだ。前も言ったけどさ、せつ菜ちゃんが幸せじゃないのが嫌だったんだよ、私」

せつ菜「ゆう、さん……」ジワ
歩夢「……」スッ

せつ菜「あっ、歩夢さん、ハンカチありがとうございます……ぐすっ」

40: 2021/01/01(金) 23:40:17.03 ID:4Y8AptN2
侑「えっと、それで同好会が広がるたびに私は思ったの」

侑「もっと私も──せつ菜ちゃんの野望を叶える手伝いがしたいって」

侑「転科を考えたのはそれ以外にも色々あったんだけど、大きな切欠の一つはコレかなぁって」

侑「お小遣い叩いて電子ピアノ買っちゃって、予備校どころか転科試験なんか受けちゃって」

侑「それでも私は後悔してない。きっと五年後、十年後、二十年後。私はこの選択を後悔はしない」

侑「ありがとうせつ菜ちゃん。私に夢を与えてくれる人に会えて、良かった!」ニコッ

せつ菜「う、うう……侑さぁん!」ダバー

侑「せ、せつ菜ちゃん!? ギャン泣きしてる!?」

歩夢(わかる、わかるよぉせつ菜ちゃん……侑ちゃんにこんなの言われたら死んでもいい! って思うよね……)ウンウン

46: 2021/01/02(土) 13:02:37.47 ID:xtZh9xRO
せつ菜「わ、私も、私も──侑さんに会えたから、侑さんのお陰で、『私』がここに居るんです……」

侑「せつ菜ちゃん……」キュン
歩夢(……)プクー

せつ菜「ありがとう、ございます、侑さん!」ダキッ

侑「わっ──うん、良かった、せつ菜ちゃんの力になれて」ギュウ

せつ菜「侑さん……」
侑「せつ菜ちゃん……」

シャララン……

歩夢「えっ何この『シャララン……』って!」

47: 2021/01/02(土) 13:20:58.34 ID:xtZh9xRO
歩夢「もう……ふ、二人とも! 私もいるんだよ!?」プクー

せつ菜「い、良いじゃないですか! 歩夢さんは『昔の二人の思い出』があるんですから!」

せつ菜「私と侑さんはこれから沢山の思い出を作っていくんです!」

侑「ん? うん、そうだね……せつ菜ちゃんとはこれからもずっと楽しい思い出を作っていきたいね」

歩夢「えぇ……? ゆ、侑ちゃんは──侑ちゃんは──」フルフル

侑「ん?」

せつ菜(ああ、侑さん、侑さんのおっ〇〇……柔らかいなぁ……)

48: 2021/01/02(土) 13:25:38.16 ID:xtZh9xRO
歩夢「──せつ菜ちゃんの方が大事なの!?」

侑「違うよ」

せつ菜「!? えっ……?」ガーン

侑「歩夢に伝えたかったのは、もっと先の事」

歩夢「えっ……?」

侑「せつ菜ちゃんも聴いて?」

せつ菜「は、はい……」ゴクリ

49: 2021/01/02(土) 13:29:23.40 ID:xtZh9xRO
侑「私にとって二人はとても大切な友達なんだ」

歩夢「……えっ」
せつ菜「えっ……?」

歩夢「とも……だち」
せつ菜「……ともだち……?」

侑「だから、今ここでとか、過去とか、そういうのじゃないんだよ」

侑「これからもずっと、私は歩夢と、せつ菜ちゃんと、三人で、仲良くできたらなぁって──」

歩夢

50: 2021/01/02(土) 13:35:00.86 ID:xtZh9xRO
>>49 修正
侑「私にとって二人はとても大切な友達なんだ」

歩夢「……えっ」
せつ菜「えっ……?」

歩夢「とも……だち」
せつ菜「……ともだち……?」

侑「だから、今ここでとか、過去とか、そういうのじゃないんだよ」

侑「これからもずっと、私は歩夢と、せつ菜ちゃんと、三人で、仲良くできたらなぁって──」

せつ菜(お、おともだち、宣言……ともだち宣言イェイイェイェイ……)ガーーーン

歩夢「わっ、わ、わたし、わたわたしは、とっともだちで、でっっでででででも、おっ、おさな、おさなななななななな」ゴゴゴゴゴゴゴ

侑「あ、あれ、二人とも……大丈夫? 壊れた?」

51: 2021/01/02(土) 13:46:52.85 ID:xtZh9xRO
侑「……あーあ、なんやかんやでいつもこうやって二人とも動かなくなるんだよね……」

侑「まあいいや、時間薬でどうせ治るし。スプラトゥーンの続きしよ」カチカチカチ

──────

一時間後

侑「愛ちゃん私チャージャー引き付けるから」カチャカチャ

愛『ういういらじゃー、りなりー後ろお願い』
ヴヴヴヴヴヴ
璃奈『んっ……わか──った、あっ あいさんっ』
ヴヴヴヴヴヴ
愛『ん? どうしたのりなりー?』
ブブブブブブブブ!
璃奈『んっ はぁっ な、なんでもっ ない……んんっ』

侑「……」カチャカチャ ポチポチポチ

60: 2021/01/02(土) 15:38:33.72 ID:xtZh9xRO
璃奈『ふぁ あいさ んっ も だめ──』シュル パサ
愛『んっ りなりー ここ……すっごいね……』クチュ

侑(あーあ二人ともゲームそっちのけだよ……通話きっとこ……)ピッ

侑「はぁー、私もゲームしすぎちゃった……」ノビー

ぽよん?

歩夢「でっ!!」
せつ菜「っか!!」

侑「ん?」

歩夢(見た!? せつ菜ちゃん見た!?)
せつ菜(見ました! ダブルの眼でよく見ました! 目測八十……いや一! 八十一センチです!)

61: 2021/01/02(土) 16:02:59.61 ID:xtZh9xRO
侑「どしたの二人とも、そんなに私の事じっと見て」キョトン

歩夢「う、ううん! べ、別に!? そんな侑ちゃんの胸を見てるとかそんなわけないよねせつ菜ちゃん!」
せつ菜「は、はいもちろんですよ! ゆ、侑さんをそんなまさか、いやらしい目で見るなんてあり得ませんよ!」

侑「う、うん、まあ別にそれは良いんだけどね」

歩夢「良いの!?」ガタッ
せつ菜「良いんですか!?」ガタッ

侑(この二人仲良いんだか悪いんだか……)

歩夢「……」ジーッ
せつ菜「……」ジーッ

侑(別にガン見しろとも言ってないんだけどなぁ……)

64: 2021/01/02(土) 18:40:43.40 ID:xtZh9xRO
歩夢(も、もっと近くで膨らみが見たい……)ズイッ

せつ菜「ちょ、ちょっと歩夢さん、押さないでください!」

歩夢(侑ちゃんのおっ〇〇侑ちゃんのおっ〇〇侑ちゃんのおっ〇〇侑ちゃんのおっ〇〇侑ちゃんのおっ〇〇!)フンスフンスフンス

せつ菜「あ、歩夢さん!」グイッ

歩夢「きゃっ! せつ菜ちゃん何するの!?」

せつ菜「歩夢さんこそ、私の前に出て──邪魔しないでください!」

歩夢「せ、せつ菜ちゃんは見ちゃダメ! 私だけだよ見ていいのは!」

せつ菜「な、なにを言っているんですか、そんな鼻の下伸ばしてだらしない顔して……!」
せつ菜「侑さん、歩夢さんは侑さんに邪な気持ちを抱いています! お、おっ〇〇ばかり見る危険人物です! おっ〇〇聖人です」ビシッ

65: 2021/01/02(土) 18:48:13.37 ID:xtZh9xRO
歩夢「ええっ!?」

侑(まあ視線的にわかるけども)

せつ菜「私は侑さんのその……あれです、お、おへそを見ていたんです!」

歩夢「へっ、変態はそっちだよ! おへそなんてアブノーマル! それにせつ菜ちゃんも侑ちゃんのおっ〇〇見てたくせに!」
歩夢「私がおっ〇〇星人ならせつ菜ちゃんはむっつりすけべだよ! このむっつり大魔神! 変態!」

せつ菜「な、なな、む、むっつりなわけ、わ、私は決してそんな──」

歩夢「むっつり! すけべ! 変態! 私知ってるんだよせつ菜ちゃんが侑ちゃんのぶ──」

せつ菜「わー!! わー!! わーーーー!!!」
せつ菜「う、うるさいですよ邪おっ〇〇危険人物!! 私だって歩夢さんが侑さんのきが──」

歩夢「きゃー! きゃー!! やめてーーーーっ!」

ドタバタ ドタバタ

侑「うーん二人ともそろそろ私着替えたいんだけど……」

66: 2021/01/02(土) 18:53:08.11 ID:xtZh9xRO
せつ菜「きっ、着替え!?」ガタッ
歩夢「今ここで!?」ガタッ

侑「うん、だからちょっと部屋を出ててほしいかなって」

せつ菜「らしいですよ歩夢さん、早く部屋を出て行ってください」キリッ

歩夢「出ていくのはせつ菜ちゃんだよ。むっつりすけべの変態がいたら着替えられないよ」

せつ菜「何を言っているんです、邪な気持ちを侑さんに抱いている歩夢さんが出ていかないと侑さんは着替えられません!」

侑「いや誰であってもだよ」キッパリ

歩夢「どうして!? どうしてなの侑ちゃん!!」
せつ菜「部活でいつもみんな一緒に着替えてるじゃないですか!!」

侑「いやそれはそれこれはこれだよ」

72: 2021/01/02(土) 21:15:52.74 ID:xtZh9xRO
侑「ほら、出てった出てった」グイグイ

歩夢「五分! 五分でいいから侑ちゃん!」ガッシ
せつ菜「私は三分で結構です! だからこの聖域に存在を許してください!」ガッシ

侑「ぐぬぬぬぬっ」グググ
侑(二人とも力つっよ! 梃子でも動かないよこれ!)

──────

侑「ぜぇ……ぜぇ……」

歩夢(私は石私は石私は月から地球にやってきた石……)
せつ菜(ここを動いたら私は私の大好きを見逃してしまう!!!!!!!)

侑「わ、わかったよ……もういいや、ここで着替えるから二人はどうぞご自由に……」ハァー

73: 2021/01/02(土) 21:24:08.11 ID:xtZh9xRO
歩夢「や、やった!!」
せつ菜「っし!!!」

二人「「──!」」ハイタッチ

侑(この二人絶対仲良しでしょ……)

──────

侑「んーと……」ジー

せつ菜(おおっ……ジャージのジッパーを降ろして……!)
歩夢(侑ちゃんの優雅なおっ〇〇が……)

ぷるん

せつ菜(コォオオオオオオオ!!!?)
歩夢(ひぁあああああああ!!!?)

せつ菜(ジャージの下はまさかのヒートテック!!?)
歩夢(胸の形がわかる! 躰にぴったり貼り付いて丸わかりっ!!!)

二人((生きてて良かった!!! 着衣巨乳万歳!!!!))ガッッッシ

74: 2021/01/02(土) 21:30:16.82 ID:xtZh9xRO
侑「っと」パサ

せつ菜(脱ぎたてジャージィイイイ!!)ズサーッ

歩夢(!? 私の侑ちゃんの脱ぎたてジャージを奪われた!?)

せつ菜(あ……これ、すご……侑さんの良い匂い……)クンクン

歩夢(うぅ……さすがに侑ちゃんのジャージを引っ張って奪い返すなんてできない……)ショボーン

せつ菜(すごい、すごいフレグランス……は、ひ……脳が、とろけそうで……ん……)トローン

歩夢(って、今はそれより生着替え! 次の服は絶対に獲らないと!!)フンス

侑「んー……ヒートテックも長袖の方に変えとくかな」シュルッ

歩夢「──────!!!!?????!?!???!?)
せつ菜「──────!?!?!??!??!??!??!)

歩夢(生!?)
せつ菜(ブッ、ブラジャー!!!!?)

76: 2021/01/02(土) 21:38:18.83 ID:xtZh9xRO
侑「果林さんの着替えとかなら私もちょっと見とれちゃうけど、私の着替えなんて……あ、そうか」

侑「へへ、ざーんねん、今日の私の下着の色は、ピンクでも赤でも無くて、今日は白色なんだ~」ニコッ

歩夢(──)
せつ菜(──)

二人((もう何色でもいい!!!!!!!))ガッッッッッッッッシィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!

侑「うーさぶ、暖房きかせてもこんなに寒いんだもんなぁ」

歩夢「ゆっ、侑ちゃん!!」ガタタッ

侑「えっなに? 急にそんな大きな声出して」キョトン

79: 2021/01/02(土) 21:42:08.27 ID:xtZh9xRO
歩夢「わ、私、洗濯物のかごに入れてこようか!?」
せつ菜(なっ!? ひ、卑怯ですよ歩夢さん!! 自ら脱ぎたての服を受け取りに行くなんて!!!!!!)ガーン

侑「あ、ほんと? 助かるなー」
歩夢(私はせつ菜ちゃんに身体能力では絶対に勝てない……なら、頭脳プレイで勝つまでだよ!!)キラン

侑「じゃあこれ、ありがとー」スッ

歩夢「ううん、こっちこそありが何この香りもうこれ侑ちゃんだよ!?」

侑「えっ」

歩夢「こ、こほん! な、なんでもない、なんでもないよ侑ちゃん!」

侑「えっ、そう? でも今すごい早口でなんか言わなかった? 香りがどうとか……」

歩夢「な ん で も な い の ゆ う ち ゃ ん」

侑「う、うん……」

80: 2021/01/02(土) 21:49:31.67 ID:xtZh9xRO
せつ菜「あ、歩夢さんはやっぱり変態ですよ! 侑さんの服の香りを嗅ぐだなんて!」クンクンクン!!

歩夢「今! 今ジャージを鼻に近づけながら言ってる方が変態だよぉ!!」スンスンスン!!

侑(どっちも嗅いでるじゃん……私変なにおいするかな? 今度果林さんと愛ちゃんに相談しようかなー)ボンヤリ

侑「まあいいや、二人ともそれ洗濯物のかごに放り込んでおいてね」プチ シュルッ

歩夢「くんくんくんくん!!」(うん、わかったよ侑ちゃん)
せつ菜「すんすんすんすん!!」(私も責任を持ってかごに入れに行きます)

侑「今日は重傷だなぁ二人とも……」パサッ

歩夢「ん……?」(今、プチって音がした……?)
せつ菜「ん……?」(その後また衣擦れの音、そして軽いものが落ちる音がしましたね……)

侑「あ、そうだ。二人ともちょっと顔上げてくれない?」

81: 2021/01/02(土) 21:56:40.56 ID:xtZh9xRO
二人「「は、はいっ」」サッ

侑「二人はピンクと赤が良いんだっけ? これどっちが似合うかな?」

歩夢「おっ」
せつ菜「ぱい」

歩夢(そこに現れたのは、上半身、一糸まとわぬ姿で私の前に微笑んで立っている侑ちゃんが居て)
せつ菜(下着姿は何度か見受けましたが、半裸の侑さんは初めてで──え ちな漫画の表紙みたいに、侑さんの先っぽは)

二人「「ピンク色!!!!!!!」」ブーーーーーーッ!!

侑「ちょ、鼻血!? 二人とも大丈夫!? ちょっと!? 歩夢!? せつ菜ちゃん!?」

歩夢(薄れゆく意識の中、私は思いました)
せつ菜(この世にあんなに美しくもえ ちなおっ〇〇があるだなぁ、と)

侑「し、死なないで二人ともーっ!!」

85: 2021/01/02(土) 23:18:34.99 ID:xtZh9xRO
──

────

──────

歩夢「──侑ちゃんの!」
せつ菜「ピンク色が!」

侑「おはよ、二人とも。取り合えず元気そうだね」ニコ

歩夢「わ、私たちは確か……」

せつ菜「侑さんの……その、おっぱ……ぃ……」

侑「もー、ちょっと私の裸見たくらいで、そんなにならなくていいじゃんか」クスクス

歩夢「なるよ!」
せつ菜「なりますよ!」

86: 2021/01/02(土) 23:21:44.02 ID:xtZh9xRO
せつ菜「というか侑さん、そんなに厚着してどこへ……?」

歩夢「も、もしかして私たちの言動に嫌気が……!?」サーッ

侑「二人の言動がおかしいのは前々からじゃん! ほら二人とも、コート着て!」

せつ菜「へ……?」

歩夢「コート……?」

侑「ほら、近所の神社に行くよ? 今の時間なら空いてるし、初詣に行こう!」

歩夢「デートだね!」ガバッ
せつ菜「デートですね!」ガバッ

侑「デート……って二人でやるものじゃない?」クスッ

87: 2021/01/02(土) 23:26:39.51 ID:xtZh9xRO
歩夢「むっ!」
せつ菜「むむっ!」

侑「あーほらもう、いい加減に二人とも仲直りしてよ!」

歩夢「でも!」
せつ菜「ですが!」

侑「私さ、二人がなんだかんだ言いながら、仲良くしてるところが……その、なんというか、好き──なんだよ」

歩夢「えっ? 侑ちゃん今……」
せつ菜「私たちの事が……」

侑「えへへ、もう言わない! ほら、二人とも行くよ!」タッ

歩夢「あっ、待ってよ侑ちゃん!」タッ
せつ菜「侑さん!」タッ

侑「今年もさ、三人で仲良くずっと一緒に居ようね!」

88: 2021/01/02(土) 23:27:05.56 ID:xtZh9xRO

90: 2021/01/02(土) 23:34:14.03 ID:UL28aVD/
乙 よかった

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1609496392/

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