【SS】歩夢「あのね？侑ちゃんの部屋から何か声が聞こえてきたから･･･」 侑「！？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

歩夢（休みも明日までか、あっという間だったな）

歩夢（明日は侑ちゃん何するつもりなんだろ･･･）

歩夢（最終日だから侑ちゃんと何かしたいな）

歩夢（ん？侑ちゃんの部屋から何か聞こえてくる！？）

･･････

歩夢（ん？侑ちゃんの声？？）

･･････

歩夢（なんだろう･･･こんな時間に･･･）

歩夢（誰かと電話で話してるとか？）

･･････


歩夢（いや、そういうのじゃないなぁ）

歩夢（ちょっと気になるから壁に耳つけちゃお･･･）

ぴたっ

歩夢（･･････）

･･････ああっ･･･


歩夢（！？）

歩夢（え！？侑ちゃん！？）

歩夢（変な声がする･･･）

歩夢（何か変なのとか見てるの！？）

･･･あああっ！･･････


歩夢（え！？侑ちゃんの声だよね！？）

歩夢（･･･）

歩夢（･･････）どきどき

歩夢（侑ちゃん･･･まさか･･･）

歩夢（そんな事しちゃだめだよ･･･）


歩夢（やめさせないと！）

歩夢（スマホは？）

歩夢（あった）


Prrrrrrr


歩夢（あれ？出てくれないな･･･）

歩夢（もう一回！）


Prrrrrrr


歩夢（･･･）

侑「もしもし歩夢？どうしたの？」

歩夢「あっ、侑ちゃん！」

侑「夜遅くに何かあった？」

歩夢「侑ちゃん･･･、あの･･･、」

侑「ん？？」

歩夢「な、何してたの？？」

侑「あ、ああっ！ちょ、ちょっとね･･･」

歩夢「隠すようなことなのかな･･･」

侑「隠すも何も･･･」

歩夢「あのね？侑ちゃんの部屋から何か声が聞こえてきたから･･･」

侑「！？」

侑「あ、ああ！め、迷惑だったかなぁ？あはは」

歩夢「いや、迷惑じゃないけど」

侑「いやぁ、聞こえてたなんて恥ずかしいなぁ･･･」

歩夢「恥ずかしいことしてたの？」

侑「う、うう･･･」

侑「いつもやってるわけじゃないんだけどさ･･･疲れてボーっとしてたらつい気持ちよくてね･･･」

歩夢「やっぱり･･･」

歩夢「あのっ、そういうのは･･･高校生だし、あまりやらないほうがいいと思うな･･･」

侑「やっぱりそうだよね･･･」

歩夢「分かってくれたらいいけど･･･」

侑「でも、どうしても我慢できなくなったら歩夢がしてくれる？」

歩夢「え！！そんな！！」どきっ

歩夢「だからまだ早いって！」

侑「ん？なんで？」

歩夢「なんでもだよぉ！」

歩夢「･･･」

歩夢「わ、私･･･、侑ちゃんにエ　チなことなんて･･･」


侑「え！？なんで！？」

歩夢「え？」

侑「私は肩揉んで欲しいだけなんだけどな」

歩夢「え！えええ！！」

歩夢「じゃあ、あんな変な声出して何してたの！？」

侑「お母さんの肩揉み機借りてたんだよ」

侑「結構パワーあって痛気持ちいいんだよね！」

歩夢「肩揉み機！？」

侑「うん、お母さんにはまだ若いんだからこういうのは使うなって言われるんだけどさ、疲れるとついついやっちゃうんだよね！」

歩夢「･･･」

侑「歩夢は何だと思ってたの？」


歩夢「そ、そんなの言えない！バカ！」


侑「あれ？電話切れた」


歩夢（もう～！恥ずかしくて顔向け出来ないよぉ～！）


―――


侑（歩夢はなんだと思ってたんだろ？）






――終――

おつです。向こうから聞こえるということは、逆に歩夢ちゃんの声も侑ちゃんに聞こえちゃってるのでは

声だけじゃなくて怪しい振動音も聞こえるから勘違いも仕方ない

肩揉みで喘ぐ侑ちゃんえっっっっっ