1: 2018/11/19(月) 00:56:35.86 ID:6gJyOOQY
ダイヤ「果南さんが学校を休んで3日目ですわ」
鞠莉「ホントね、珍しい」
ダイヤ「なにか聞いてませんの?」
鞠莉「さあ?風邪だと思ってたけど、確かに3日も休むのは珍しいね。あの体力バカの果南が」
ダイヤ「休学期間はともかくとして、そうそう休むようなことはないハズなんですけどね」
鞠莉「うーん、お見舞いでも行こっか」
ダイヤ「ええ、学校が終わったら行きましょう。心配ですわ」
鞠莉「ホントね、珍しい」
ダイヤ「なにか聞いてませんの?」
鞠莉「さあ?風邪だと思ってたけど、確かに3日も休むのは珍しいね。あの体力バカの果南が」
ダイヤ「休学期間はともかくとして、そうそう休むようなことはないハズなんですけどね」
鞠莉「うーん、お見舞いでも行こっか」
ダイヤ「ええ、学校が終わったら行きましょう。心配ですわ」
2: 2018/11/19(月) 01:01:03.32 ID:6gJyOOQY
~果南家~
ピンポーン
ダイヤ「かーなーんーさーん?」
鞠莉「おーい、来たぞー」
『はいはいお待たせ、黒澤さんと小原さん?』
ダイヤ「あっ、果南さんのお母様」
鞠莉「果南が学校休んでるんで、お見舞いに来たんですけど……」
『あらわざわざありがとうね~。あの子ったらなんかずっと寝込んでて……おーい果南!黒澤さんと小原さんが来たよ!出ておいでー!』
ドタドタドタ……!!!
ガチャッ!
果南「ルビィ!?」
ダイヤ「へ?」
果南「なんだ、黒澤さんってこっちか……」
ダイヤ「はあ!?」
ピンポーン
ダイヤ「かーなーんーさーん?」
鞠莉「おーい、来たぞー」
『はいはいお待たせ、黒澤さんと小原さん?』
ダイヤ「あっ、果南さんのお母様」
鞠莉「果南が学校休んでるんで、お見舞いに来たんですけど……」
『あらわざわざありがとうね~。あの子ったらなんかずっと寝込んでて……おーい果南!黒澤さんと小原さんが来たよ!出ておいでー!』
ドタドタドタ……!!!
ガチャッ!
果南「ルビィ!?」
ダイヤ「へ?」
果南「なんだ、黒澤さんってこっちか……」
ダイヤ「はあ!?」
3: 2018/11/19(月) 01:06:05.58 ID:6gJyOOQY
果南「紛らわしい……」
ダイヤ「な、なにかご期待に沿わなかったんでしょうか?」イラッ
果南「……一緒にルビィも来てたりしない?」
ダイヤ「ル、ルビィ?……なぜ?あいにく一緒に来てるのは鞠莉さんですが」
果南「なんだ鞠莉か……」
鞠莉「え、えぇ~……?」
ダイヤ「……お見舞いに来たんですのよ!あなた3日も学校を休んでるから!」
鞠莉「げ、元気そうだけど……?」
果南「いや、しんどい」
鞠莉「そうなの……?」
果南「あのさ、ダイヤ」
ダイヤ「はい?」
果南「アンタの妹恐ろしいよ」
ダイヤ「はい!?」
ダイヤ「な、なにかご期待に沿わなかったんでしょうか?」イラッ
果南「……一緒にルビィも来てたりしない?」
ダイヤ「ル、ルビィ?……なぜ?あいにく一緒に来てるのは鞠莉さんですが」
果南「なんだ鞠莉か……」
鞠莉「え、えぇ~……?」
ダイヤ「……お見舞いに来たんですのよ!あなた3日も学校を休んでるから!」
鞠莉「げ、元気そうだけど……?」
果南「いや、しんどい」
鞠莉「そうなの……?」
果南「あのさ、ダイヤ」
ダイヤ「はい?」
果南「アンタの妹恐ろしいよ」
ダイヤ「はい!?」
7: 2018/11/19(月) 01:11:59.89 ID:6gJyOOQY
~果南の部屋~
果南「まあせっかく来たんだしゆっくりしてってよ。お見舞いありがとうね」
ダイヤ「いえ別に……風邪じゃないというだけでもよかったですが……」
果南「いや、私風邪とかここ17年ぐらいひいたことないしな~」
鞠莉「じゃあなんで3日も学校休んでたの?まさかサボり?」
果南「サボりじゃないよ!しんどいのはホントにしんどいの!……精神的に落ち込むことってあるじゃん?」
ダイヤ「え?今なんと?」
果南「……精神的に落ち込むことがあるでしょって」
\ドッ/
ダイヤ「果南さんがぁ?w」
鞠莉「海に落ち込むの間違いwでしょwウケるw」
ドンッ
果南「笑うな……」
ダイヤ鞠莉「すみません……」
果南「まあせっかく来たんだしゆっくりしてってよ。お見舞いありがとうね」
ダイヤ「いえ別に……風邪じゃないというだけでもよかったですが……」
果南「いや、私風邪とかここ17年ぐらいひいたことないしな~」
鞠莉「じゃあなんで3日も学校休んでたの?まさかサボり?」
果南「サボりじゃないよ!しんどいのはホントにしんどいの!……精神的に落ち込むことってあるじゃん?」
ダイヤ「え?今なんと?」
果南「……精神的に落ち込むことがあるでしょって」
\ドッ/
ダイヤ「果南さんがぁ?w」
鞠莉「海に落ち込むの間違いwでしょwウケるw」
ドンッ
果南「笑うな……」
ダイヤ鞠莉「すみません……」
10: 2018/11/19(月) 01:17:44.78 ID:6gJyOOQY
ダイヤ「ゴホンッ……!し、しかし落ち込むって……この休みようはどうやら尋常なことではなさそうですが……」
果南「ちなみに明日も休むつもりだった」
鞠莉「え!?それはダメだよ!ただでさえ休学で単位危ういんだから!卒業できなくなっちゃうよ!」
果南「うっ、それは……」
ダイヤ「ハァ……とても見過ごせる事態ではありませんわね」
ダイヤ「まあ元々私達はお見舞いに来たワケですし……この際その悩みとやらを私達に打ち明けて、スッキリしてみてはどうですか?」
鞠莉「その感じだと思春期特有の理由のない落ち込みとかじゃないでしょ?なんか明確な何かがあると見た!」
ダイヤ「ちょっとちょっとw果南さんが思春期特有のノスタルジーに浸るとでも?w」ヒソヒソ
鞠莉「ぷっwそれもそうかw」ヒソヒソ
ドンッ
果南「聞こえてんだよ……」
ダイヤ鞠莉「すみません……」
果南「ちなみに明日も休むつもりだった」
鞠莉「え!?それはダメだよ!ただでさえ休学で単位危ういんだから!卒業できなくなっちゃうよ!」
果南「うっ、それは……」
ダイヤ「ハァ……とても見過ごせる事態ではありませんわね」
ダイヤ「まあ元々私達はお見舞いに来たワケですし……この際その悩みとやらを私達に打ち明けて、スッキリしてみてはどうですか?」
鞠莉「その感じだと思春期特有の理由のない落ち込みとかじゃないでしょ?なんか明確な何かがあると見た!」
ダイヤ「ちょっとちょっとw果南さんが思春期特有のノスタルジーに浸るとでも?w」ヒソヒソ
鞠莉「ぷっwそれもそうかw」ヒソヒソ
ドンッ
果南「聞こえてんだよ……」
ダイヤ鞠莉「すみません……」
13: 2018/11/19(月) 01:23:10.32 ID:6gJyOOQY
果南「まあそれはそれとして……じゃあ話させてもらうよ?……というか、ダイヤも決して無関係な話ってワケじゃないし……」
ダイヤ「はい?私が?」
果南「えーっとね……つまり……」
カクカクシカジカ
果南「ということがあって…………」
ダイヤ「……」
鞠莉「……」
ダイヤ「……あっ、えっと…………」
鞠莉(思ったより生々しい話だったなぁ……)
ダイヤ「あぁ~、それでさっきルビィがどうとか……」
果南「まあそういうことで……」
ダイヤ「……」
鞠莉「……」
ダイヤ「なっ」
ダイヤ「……なんでそもそも、ルビィにそんなこと聞いたんですの?」
鞠莉(ダイヤも思い当たる節があるから気まずいんだろうな……)
ダイヤ「はい?私が?」
果南「えーっとね……つまり……」
カクカクシカジカ
果南「ということがあって…………」
ダイヤ「……」
鞠莉「……」
ダイヤ「……あっ、えっと…………」
鞠莉(思ったより生々しい話だったなぁ……)
ダイヤ「あぁ~、それでさっきルビィがどうとか……」
果南「まあそういうことで……」
ダイヤ「……」
鞠莉「……」
ダイヤ「なっ」
ダイヤ「……なんでそもそも、ルビィにそんなこと聞いたんですの?」
鞠莉(ダイヤも思い当たる節があるから気まずいんだろうな……)
14: 2018/11/19(月) 01:30:49.61 ID:6gJyOOQY
果南「前にさ~……ラブライブの予備予選と学校説明会の曲作る時に、1年生と3年生はあまり仲良くなれてなかったって話になったじゃん」
ダイヤ「なりましたわね」
果南「でもなんか寺に入って雨の音聞いてたらいい感じになったじゃん」
ダイヤ「かなりざっくり言えばまあ……」
果南「その後ダイヤがちゃん付けで呼ばれたいとかどうこう言って更に距離が深まった感じもあったよね」
ダイヤ「その話はいいでしょう!?///」
果南「……で?」
ダイヤ「はい?」
鞠莉「ホワッツ?」
果南「……で?ルビィと私の距離はどう?その一連の流れで縮まったの?根本的な価値観の違いとか解決したの?」
ダイヤ「と言うと?」
果南「だぁ~かぁ~らぁ~、もうハッキリ言うと~!」
果南「Aqoursの組み合わせの中で私とルビィやっぱり相性悪い感が拭えないなって思ってたの!だからルビィに聞いたの!」
ダイヤ「は、花丸さんや善子さんはいいんですの?」
果南「その2人はまだ絡みやすいよ!ルビィはなんか決定的に合わない感じするんだよ!」
鞠莉(言っちゃったよ……)
ダイヤ「なりましたわね」
果南「でもなんか寺に入って雨の音聞いてたらいい感じになったじゃん」
ダイヤ「かなりざっくり言えばまあ……」
果南「その後ダイヤがちゃん付けで呼ばれたいとかどうこう言って更に距離が深まった感じもあったよね」
ダイヤ「その話はいいでしょう!?///」
果南「……で?」
ダイヤ「はい?」
鞠莉「ホワッツ?」
果南「……で?ルビィと私の距離はどう?その一連の流れで縮まったの?根本的な価値観の違いとか解決したの?」
ダイヤ「と言うと?」
果南「だぁ~かぁ~らぁ~、もうハッキリ言うと~!」
果南「Aqoursの組み合わせの中で私とルビィやっぱり相性悪い感が拭えないなって思ってたの!だからルビィに聞いたの!」
ダイヤ「は、花丸さんや善子さんはいいんですの?」
果南「その2人はまだ絡みやすいよ!ルビィはなんか決定的に合わない感じするんだよ!」
鞠莉(言っちゃったよ……)
18: 2018/11/19(月) 01:41:40.41 ID:6gJyOOQY
果南「そしたらルビィは私のこと苦手だってさ!(涙目)嫌いじゃないけど苦手な゛んだっでざ!(号泣)ひどぐな゛い゛!?」
ダイヤ「嫌いじゃないならいいじゃない……」
果南「グスッ……やだよ!メンバー間でそういうのあるのはイヤだし!何より苦手って面と向かって言われて傷付いた!グスッ!」
鞠莉「いい年してなにそんなことで泣いてんのよ……」
ダイヤ(え、鞠莉さんがそれ言うの!?)
果南「はぁ~~……思い出したら凹んできた……」
鞠莉「落ち込んでる理由はまあ分かったけど……実際どうしたものかしらね、それは」
果南「きっと私のせいで家でスクールアイドルの雑誌読めなくなったの恨んでるんだ……窓からルビィも作るの手伝った制服投げ捨てたのも根に持ってるんだ……」ブツブツ
ダイヤ「そ、それは私がいけなかったんですわ!ついルビィに辛くあたってしまって……ルビィもそれは分かってるはず!」
鞠莉「制服のことだって!窓の目の前で果南に制服を見せた私が悪かったんだよ!」
果南「その言い方じゃまるで私が隙あらば窓から制服投げ捨てたい人みたいじゃん!」
ダイヤ「嫌いじゃないならいいじゃない……」
果南「グスッ……やだよ!メンバー間でそういうのあるのはイヤだし!何より苦手って面と向かって言われて傷付いた!グスッ!」
鞠莉「いい年してなにそんなことで泣いてんのよ……」
ダイヤ(え、鞠莉さんがそれ言うの!?)
果南「はぁ~~……思い出したら凹んできた……」
鞠莉「落ち込んでる理由はまあ分かったけど……実際どうしたものかしらね、それは」
果南「きっと私のせいで家でスクールアイドルの雑誌読めなくなったの恨んでるんだ……窓からルビィも作るの手伝った制服投げ捨てたのも根に持ってるんだ……」ブツブツ
ダイヤ「そ、それは私がいけなかったんですわ!ついルビィに辛くあたってしまって……ルビィもそれは分かってるはず!」
鞠莉「制服のことだって!窓の目の前で果南に制服を見せた私が悪かったんだよ!」
果南「その言い方じゃまるで私が隙あらば窓から制服投げ捨てたい人みたいじゃん!」
20: 2018/11/19(月) 01:48:28.15 ID:6gJyOOQY
ダイヤ「はあ……、ともかく!いつまでもそんなウジウジ悩んでいても仕方がないですわ!」
鞠莉「そうだよ!ちょっと果南にしては生々しい話だったけど、思ったよりは大した話じゃなかったし!」
果南「でも、私からしたら大問題で……」
ダイヤ「まったく……!」
ダイヤ「……仕方がないですわね。こうなったら私が人肌脱いであげますわ!要するにルビィから苦手と思われなくなればいいのでしょう?」
果南「ま、まあ……」
鞠莉「ダイヤスマホで何見てるの?」
ダイヤ「今ルビィにメールを送っています。文面はこう!」
『突然だけど次の日曜日、果南さんと会ってくれない?お姉ちゃんからのお願い』
果南「え、これって……」
ダイヤ「つまり仲良くなればいいんです!2人はコミュニケーション不足というのもあったんでしょう。2人で遊びに行ったこととかないでしょう?」
果南「え、ええ~?」
鞠莉「ワオ!デートね!」
鞠莉「そうだよ!ちょっと果南にしては生々しい話だったけど、思ったよりは大した話じゃなかったし!」
果南「でも、私からしたら大問題で……」
ダイヤ「まったく……!」
ダイヤ「……仕方がないですわね。こうなったら私が人肌脱いであげますわ!要するにルビィから苦手と思われなくなればいいのでしょう?」
果南「ま、まあ……」
鞠莉「ダイヤスマホで何見てるの?」
ダイヤ「今ルビィにメールを送っています。文面はこう!」
『突然だけど次の日曜日、果南さんと会ってくれない?お姉ちゃんからのお願い』
果南「え、これって……」
ダイヤ「つまり仲良くなればいいんです!2人はコミュニケーション不足というのもあったんでしょう。2人で遊びに行ったこととかないでしょう?」
果南「え、ええ~?」
鞠莉「ワオ!デートね!」
24: 2018/11/19(月) 01:55:28.95 ID:6gJyOOQY
果南「でも、上手くいくかな~?」
ダイヤ「いくかなではなくいかせるんです。果南さんなら余裕でしょう?別に人見知りするタイプでもあるまいし」
果南「……う~ん」
果南「わ、分かったよ……やってみるよ!考えてみたらこれ以上ない解決策だもんね。ダイヤ、ありがとう!」
ダイヤ「おやすい御用ですわ。場所とか諸々は私が決めて連絡しますので。とりあえずしあさっての日曜日までに大まかにどういう感じで遊びに行くか考えておいてください?」
果南「あ、それは私が考えるのか……」
ダイヤ「私が決めるのは集合場所とかその程度ですわ。まあ多分沼津のどこかになるんでしょうけど」
鞠莉「よかったね!解決して!(適当)……じゃあ明日は金曜だしとりあえず学校来ようね!」
果南「いや、明日も休んでプランを考えることにする。今回ばっかりは私も真剣だよ」
鞠莉「ほんと卒業できないよ!?」
ダイヤ「いくかなではなくいかせるんです。果南さんなら余裕でしょう?別に人見知りするタイプでもあるまいし」
果南「……う~ん」
果南「わ、分かったよ……やってみるよ!考えてみたらこれ以上ない解決策だもんね。ダイヤ、ありがとう!」
ダイヤ「おやすい御用ですわ。場所とか諸々は私が決めて連絡しますので。とりあえずしあさっての日曜日までに大まかにどういう感じで遊びに行くか考えておいてください?」
果南「あ、それは私が考えるのか……」
ダイヤ「私が決めるのは集合場所とかその程度ですわ。まあ多分沼津のどこかになるんでしょうけど」
鞠莉「よかったね!解決して!(適当)……じゃあ明日は金曜だしとりあえず学校来ようね!」
果南「いや、明日も休んでプランを考えることにする。今回ばっかりは私も真剣だよ」
鞠莉「ほんと卒業できないよ!?」
27: 2018/11/19(月) 02:02:22.09 ID:6gJyOOQY
~一方、ルビィ~
ルビィ(プリンおいしいなあ)モグモグ
ピロロロロン
ルビィ(?あ、メールだ……。お姉ちゃんから?)
ルビィ(…………)
ルビィ(……なぜ?)
ルビィ(え、え?なんでだろ……急に)
ルビィ(…………)
『先輩 カツアゲ 回避方法』
ルビィ(Yahoo知恵袋が出てきた……なになに、『先輩に脅されています。助けてください』……)
ルビィ(……いやいやいや!まさかね…………)
ルビィ(プリンおいしいなあ)モグモグ
ピロロロロン
ルビィ(?あ、メールだ……。お姉ちゃんから?)
ルビィ(…………)
ルビィ(……なぜ?)
ルビィ(え、え?なんでだろ……急に)
ルビィ(…………)
『先輩 カツアゲ 回避方法』
ルビィ(Yahoo知恵袋が出てきた……なになに、『先輩に脅されています。助けてください』……)
ルビィ(……いやいやいや!まさかね…………)
29: 2018/11/19(月) 02:07:44.84 ID:6gJyOOQY
~一方、果南~
『後輩 休日 遊び』
果南(う~ん……?なんか恋愛関係の記事ばっかり出てくるなあ……そういうんじゃないんだけど……)
果南(で、でも……鞠莉はデートとか言ってたし、実際どうかはさておきとして……デートのつもりで考えるのはいいかもね)
果南(デートねぇ……もし私だったらどこに連れて行かれたら楽しいか……)
果南(そうだよ!『自分だったら』で考えたらいいんじゃん!何も難しいことなんてない!)
果南(きっと私が楽しいとこはルビィも楽しいはず!うん!楽しくないワケがない!)
果南(よーし!ルビィを色んなとこに連れ回してやるぞ~w)
『後輩 休日 遊び』
果南(う~ん……?なんか恋愛関係の記事ばっかり出てくるなあ……そういうんじゃないんだけど……)
果南(で、でも……鞠莉はデートとか言ってたし、実際どうかはさておきとして……デートのつもりで考えるのはいいかもね)
果南(デートねぇ……もし私だったらどこに連れて行かれたら楽しいか……)
果南(そうだよ!『自分だったら』で考えたらいいんじゃん!何も難しいことなんてない!)
果南(きっと私が楽しいとこはルビィも楽しいはず!うん!楽しくないワケがない!)
果南(よーし!ルビィを色んなとこに連れ回してやるぞ~w)
35: 2018/11/19(月) 02:17:18.33 ID:6gJyOOQY
~そして果南とルビィのデート?当日~
ルビィ(お姉ちゃんにはここにこの時間で待っててって言われたけど……)
ルビィ(ほ、本当に果南ちゃんと2人っきりなのかな?お姉ちゃんに聞いても『ふふふ……ルビィ、親睦を深めてきなさい?』とかニヤニヤ訳の分からないこと言うだけだし……)
ルビィ(というか……)
ルビィ(ちょ、ちょっと気まずいよね……2人きりは……)
ルビィ(一応結構オシャレしてきたけど……)
果南「おっす、ルビィ!」
ルビィ「ピギィ!?……か、果南ちゃん!?あ、おはよう……」
果南「今日は急にごめんね~w迷惑じゃなかったかなん?」
ルビィ「い、いや迷惑とか……そんな……」
果南「そっかwよかったよwせっかく沼津来たんだし今日はいっぱい遊ぼうねw」
ルビィ「あ、あの……果南ちゃん?」
果南「ん?w」
ルビィ「……なんでスウェットなの?」
ルビィ(お姉ちゃんにはここにこの時間で待っててって言われたけど……)
ルビィ(ほ、本当に果南ちゃんと2人っきりなのかな?お姉ちゃんに聞いても『ふふふ……ルビィ、親睦を深めてきなさい?』とかニヤニヤ訳の分からないこと言うだけだし……)
ルビィ(というか……)
ルビィ(ちょ、ちょっと気まずいよね……2人きりは……)
ルビィ(一応結構オシャレしてきたけど……)
果南「おっす、ルビィ!」
ルビィ「ピギィ!?……か、果南ちゃん!?あ、おはよう……」
果南「今日は急にごめんね~w迷惑じゃなかったかなん?」
ルビィ「い、いや迷惑とか……そんな……」
果南「そっかwよかったよwせっかく沼津来たんだし今日はいっぱい遊ぼうねw」
ルビィ「あ、あの……果南ちゃん?」
果南「ん?w」
ルビィ「……なんでスウェットなの?」
39: 2018/11/19(月) 02:32:24.53 ID:6gJyOOQY
果南「ああこれ?可愛いでしょw」
ルビィ「…………うん」
果南「もっとこうカッチリお洒落してこようかとも思ったんだけど……あれこれ考えてる内に、もうこれが一番話が早いな!って思って」
ルビィ「そう…………」
果南「…………」
果南(……あれ?空気重くない?)
果南(おかしいなあ……どっかで『ルビィは毒のあるファッションが好き』って聞いた事があったハズだけど……)
果南(スウェットは違ったか……?)
果南(それにこれただのだらしないスウェットじゃなくて余所行きもできる結構いいやつなんだけど……)
ルビィ「…………」ジー
果南(うっ……よく見たらルビィはかなりお洒落してきてる……!これは流石にやらかしたっぽいな……)
ルビィ(よく見たら結構着こなしが凝ってる……スウェットファッションってこんな風にやるんだ……)
果南(はあ……のっけからやらかしたなあ……)
ルビィ「…………うん」
果南「もっとこうカッチリお洒落してこようかとも思ったんだけど……あれこれ考えてる内に、もうこれが一番話が早いな!って思って」
ルビィ「そう…………」
果南「…………」
果南(……あれ?空気重くない?)
果南(おかしいなあ……どっかで『ルビィは毒のあるファッションが好き』って聞いた事があったハズだけど……)
果南(スウェットは違ったか……?)
果南(それにこれただのだらしないスウェットじゃなくて余所行きもできる結構いいやつなんだけど……)
ルビィ「…………」ジー
果南(うっ……よく見たらルビィはかなりお洒落してきてる……!これは流石にやらかしたっぽいな……)
ルビィ(よく見たら結構着こなしが凝ってる……スウェットファッションってこんな風にやるんだ……)
果南(はあ……のっけからやらかしたなあ……)
40: 2018/11/19(月) 02:38:07.26 ID:6gJyOOQY
果南「と、とりあえず!立ち話もなんださ!遊びに行こうか!どっか行きたいところはある!?」
ルビィ「え、あ……行きたいところ……えーっと、えっと……」
果南「あ、えと、その~……!お、お腹!お腹空いてない!?ちょうどお昼頃だし、何か食べたくないかな!?」アタフタ
ルビィ「あ、まあ空いてるような……」
果南「じゃ、じゃあ……」キョロキョロ
果南「あ、あそこのクレープ食べようよ!買ってあげるから!食べようよ!……食べよう!」ハアハア
ルビィ「ひっ!」
果南「か、買ってくる!」スタタタ……
果南(やばい……!テンパってきた……!初っ端から失敗っぽい……!)
ルビィ(カツアゲではなさそう)ホッ
ルビィ「え、あ……行きたいところ……えーっと、えっと……」
果南「あ、えと、その~……!お、お腹!お腹空いてない!?ちょうどお昼頃だし、何か食べたくないかな!?」アタフタ
ルビィ「あ、まあ空いてるような……」
果南「じゃ、じゃあ……」キョロキョロ
果南「あ、あそこのクレープ食べようよ!買ってあげるから!食べようよ!……食べよう!」ハアハア
ルビィ「ひっ!」
果南「か、買ってくる!」スタタタ……
果南(やばい……!テンパってきた……!初っ端から失敗っぽい……!)
ルビィ(カツアゲではなさそう)ホッ
41: 2018/11/19(月) 02:43:51.66 ID:6gJyOOQY
果南「はい、ルビィちゃん……買ってきたよ。チョコのやつでよかった?」
ルビィ「あ、うん。ありがと……」
果南「……」モグモグ
ルビィ「……」モグモグ
果南「あ、これ……私のやつ一口食べる?」
ルビィ「え、いいの?もらう~!」
果南「はい」
ルビィ「はむっ」パクッ
果南「……あ、ほっぺたにクリーム付いたよ、ほら、拭いてあげる」ゴシゴシ
ルビィ「んっ、ありがと……」
果南(……あれ、ルビィって…………)ゴシゴシ
ルビィ「うゅ……」
果南(かわいいな…………)ゴシゴシ
ルビィ「ちょ、果南ちゃん?」
果南「……へ?あっ、なに?(やばいボーッとしてた)」
ルビィ「もう拭くのはいいよおw」
果南「あ……ご、ごめんごめんw」
ルビィ「あ、うん。ありがと……」
果南「……」モグモグ
ルビィ「……」モグモグ
果南「あ、これ……私のやつ一口食べる?」
ルビィ「え、いいの?もらう~!」
果南「はい」
ルビィ「はむっ」パクッ
果南「……あ、ほっぺたにクリーム付いたよ、ほら、拭いてあげる」ゴシゴシ
ルビィ「んっ、ありがと……」
果南(……あれ、ルビィって…………)ゴシゴシ
ルビィ「うゅ……」
果南(かわいいな…………)ゴシゴシ
ルビィ「ちょ、果南ちゃん?」
果南「……へ?あっ、なに?(やばいボーッとしてた)」
ルビィ「もう拭くのはいいよおw」
果南「あ……ご、ごめんごめんw」
44: 2018/11/19(月) 02:49:57.49 ID:6gJyOOQY
果南「……///」
ルビィ「……?」
ルビィ「…………」
ルビィ(……でも、なんか…………ルビィ、果南ちゃんのこと苦手だと思ってたけど……)
ルビィ(……実際、スウェットで来た時は『は?』と思ったし…………)
ルビィ(でもよく見ると結構お洒落だったり……今だってクレープ買ってきてくれて……お姉ちゃんみたいに優しいし……)
ルビィ(……もっと仲良くなりたいかも…………)
果南(……あれ、なんだかんだいい感じになってる……かも?)
果南(よかった……一時はどうなることかと……)
果南(よーし……じゃあここでもっと好感度を上げられるように頑張ろう!)
果南(どうやらルビィは行きたいところが思いつかないみたいだし……『自分だったら』行きたいところに遊びに行くことにしよう!うん!)
果南「よーし!じゃあルビィ、ついてきて!」
ルビィ「……?」
ルビィ「…………」
ルビィ(……でも、なんか…………ルビィ、果南ちゃんのこと苦手だと思ってたけど……)
ルビィ(……実際、スウェットで来た時は『は?』と思ったし…………)
ルビィ(でもよく見ると結構お洒落だったり……今だってクレープ買ってきてくれて……お姉ちゃんみたいに優しいし……)
ルビィ(……もっと仲良くなりたいかも…………)
果南(……あれ、なんだかんだいい感じになってる……かも?)
果南(よかった……一時はどうなることかと……)
果南(よーし……じゃあここでもっと好感度を上げられるように頑張ろう!)
果南(どうやらルビィは行きたいところが思いつかないみたいだし……『自分だったら』行きたいところに遊びに行くことにしよう!うん!)
果南「よーし!じゃあルビィ、ついてきて!」
45: 2018/11/19(月) 02:53:47.20 ID:6gJyOOQY
チーン!!!!!!!!
ジャララララララ!!!!!!!!!!!!!!!!!!wwwwwwwwww
ガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
果南「ゲーセンのメダルコーナーだよ!ここなら安上がりで長時間遊べるね!wよーしルビィ!何で遊ぼうか?スロットいっとく?w」
ルビィ「…………」
果南「ルビィ?w」
ルビィ「…………」
ルビィ「…………チッ」
ジャララララララ!!!!!!!!!!!!!!!!!!wwwwwwwwww
ガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
果南「ゲーセンのメダルコーナーだよ!ここなら安上がりで長時間遊べるね!wよーしルビィ!何で遊ぼうか?スロットいっとく?w」
ルビィ「…………」
果南「ルビィ?w」
ルビィ「…………」
ルビィ「…………チッ」
49: 2018/11/19(月) 03:06:54.72 ID:6gJyOOQY
ルビィ「…………」
果南「あれ、ルビィ……?どしたの?」
ルビィ「…………」プイッ
果南「あ……」
ルビィ「……あっち見てる」スタスタスタ
果南「ちょっ……」
ルビィ(もー……やっぱりルビィ果南ちゃんのこと苦手だよ……!普通こんなとこ連れてくるかな?)
ルビィ(果南ちゃんはスウェットだからベストマッチかもしれないけど……ルビィのこの恰好じゃゲームセンターのメダルコーナーなんて浮くだけだよ!もう!)
ルビィ(ふんだ。知らない!)
花丸「……ルビィちゃん?」
ルビィ「……?あれ!?え、花丸ちゃん!?なんで!?」
花丸「あ、やっぱりルビィちゃんだ!え、え?なんでって……それはこっちのセリフずら……」
ルビィ「て、店員さん?」
花丸「うん、だってここバイト先だし……」
ルビィ「えー聞いてないよ……」
花丸「だって言ってないし……うちの学校バイト禁止だから……」
果南「あれ、ルビィ……?どしたの?」
ルビィ「…………」プイッ
果南「あ……」
ルビィ「……あっち見てる」スタスタスタ
果南「ちょっ……」
ルビィ(もー……やっぱりルビィ果南ちゃんのこと苦手だよ……!普通こんなとこ連れてくるかな?)
ルビィ(果南ちゃんはスウェットだからベストマッチかもしれないけど……ルビィのこの恰好じゃゲームセンターのメダルコーナーなんて浮くだけだよ!もう!)
ルビィ(ふんだ。知らない!)
花丸「……ルビィちゃん?」
ルビィ「……?あれ!?え、花丸ちゃん!?なんで!?」
花丸「あ、やっぱりルビィちゃんだ!え、え?なんでって……それはこっちのセリフずら……」
ルビィ「て、店員さん?」
花丸「うん、だってここバイト先だし……」
ルビィ「えー聞いてないよ……」
花丸「だって言ってないし……うちの学校バイト禁止だから……」
53: 2018/11/19(月) 03:16:04.93 ID:6gJyOOQY
ルビィ「でも驚いたよ!バイトなんてしてたんだね」
花丸「欲しい本を欲しい分だけ買うためには仕方の無いことずら。セガは待遇が良くて素晴らしいバイト先だよ」
ルビィ「へー」
花丸「それより驚いたのはこっちの方だよ、ルビィちゃんもゲームセンターとか来るずらか」
ルビィ「い、いやルビィは……!果南ちゃんに連れてこられたって言うか……」
花丸「果南ちゃん?」
花丸「……あー、それで…………」
ルビィ「え?」
花丸「いや、昨日の夜果南ちゃんから急に電話がきて……なんかルビィちゃんの好きなものとか色々聞かれたんだよね」
ルビィ「えっ……」
花丸「あと『花丸は私の事苦手じゃないよね!?』とかも言ってたような……」
ルビィ「苦手……」
花丸「もしかして今日は果南ちゃんとデートとかそういうことなのかな~?w」
ルビィ「……ごめん、花丸ちゃん。また後でね!」
花丸「え?あ、うん。ごゆっくりね~!」
花丸「欲しい本を欲しい分だけ買うためには仕方の無いことずら。セガは待遇が良くて素晴らしいバイト先だよ」
ルビィ「へー」
花丸「それより驚いたのはこっちの方だよ、ルビィちゃんもゲームセンターとか来るずらか」
ルビィ「い、いやルビィは……!果南ちゃんに連れてこられたって言うか……」
花丸「果南ちゃん?」
花丸「……あー、それで…………」
ルビィ「え?」
花丸「いや、昨日の夜果南ちゃんから急に電話がきて……なんかルビィちゃんの好きなものとか色々聞かれたんだよね」
ルビィ「えっ……」
花丸「あと『花丸は私の事苦手じゃないよね!?』とかも言ってたような……」
ルビィ「苦手……」
花丸「もしかして今日は果南ちゃんとデートとかそういうことなのかな~?w」
ルビィ「……ごめん、花丸ちゃん。また後でね!」
花丸「え?あ、うん。ごゆっくりね~!」
54: 2018/11/19(月) 03:25:32.66 ID:6gJyOOQY
ルビィ(そっか……どうして急にって思ってたけど……果南ちゃんこの前、ルビィに苦手って言われたこと気にしてるんだ……)
ルビィ(確かに苦手だけど……でも『嫌いじゃない』って言ったのに……)
ルビィ(スウェット姿で来られても、ゲームセンターのメダルコーナーに連れてこられても、苦手とは思っても嫌いになんてならいよ……)
ルビィ(どんなに苦手でも、性格が合わなくても……嫌いになんてならないくらい、Aqoursの皆のことは好きなのに……)
ルビィ(ああもう、果南ちゃんどこ行ったんだろ……)
果南「あ、ルビィ!」
ルビィ「果南ちゃん!やっと見つけた……」
果南「あ~、えっと……これ……はは……」
ルビィ「……え?これ……お人形さん……?」
果南「いや~、今UFOキャッチャーでとったんだよね……」
果南「なんか……その、ごめんね?ルビィちゃん、ここつまらなかったみたいだから……」
果南「こんなのでもよければ……」
ルビィ「…………」
果南「あ、その……」
ルビィ「……ありがとう、果南ちゃん!」
ルビィ(確かに苦手だけど……でも『嫌いじゃない』って言ったのに……)
ルビィ(スウェット姿で来られても、ゲームセンターのメダルコーナーに連れてこられても、苦手とは思っても嫌いになんてならいよ……)
ルビィ(どんなに苦手でも、性格が合わなくても……嫌いになんてならないくらい、Aqoursの皆のことは好きなのに……)
ルビィ(ああもう、果南ちゃんどこ行ったんだろ……)
果南「あ、ルビィ!」
ルビィ「果南ちゃん!やっと見つけた……」
果南「あ~、えっと……これ……はは……」
ルビィ「……え?これ……お人形さん……?」
果南「いや~、今UFOキャッチャーでとったんだよね……」
果南「なんか……その、ごめんね?ルビィちゃん、ここつまらなかったみたいだから……」
果南「こんなのでもよければ……」
ルビィ「…………」
果南「あ、その……」
ルビィ「……ありがとう、果南ちゃん!」
56: 2018/11/19(月) 03:33:28.25 ID:6gJyOOQY
ルビィ「すっごく嬉しいよ!」
果南「あ……本当!?それならよかった!とった甲斐があるよ!」
ルビィ「……いくら使ったの?w」
果南「300円かかったねー、いつもは200円でだいたい取れるんだけど」
ルビィ「そっかw」
果南「とって欲しいのがあるならドンドン言ってよwいくらでもとってあげるから!w」
ルビィ「……ねえ、果南ちゃん」
果南「ん?w」
ルビィ「この前ルビィ、果南ちゃんのこと苦手って言ったけど……」
ルビィ「……全然そんなことなかった!」
果南「……!…………そっか!そっか!」
果南「それならよかった!」
ルビィ「じゃあ今日はもっと遊ぼう?次はどこ連れてってくれるの?w」
果南「うーん、『自分だったら』行きたいところっていうのも考えてたんだけど……ルビィの好きなところも行こうとは思ってたんだよね。んで色々聞いたりして調べたんだけど……」
果南「……公園にピクニック行こうか!好きでしょ?」
ルビィ「うん!」
果南「あ……本当!?それならよかった!とった甲斐があるよ!」
ルビィ「……いくら使ったの?w」
果南「300円かかったねー、いつもは200円でだいたい取れるんだけど」
ルビィ「そっかw」
果南「とって欲しいのがあるならドンドン言ってよwいくらでもとってあげるから!w」
ルビィ「……ねえ、果南ちゃん」
果南「ん?w」
ルビィ「この前ルビィ、果南ちゃんのこと苦手って言ったけど……」
ルビィ「……全然そんなことなかった!」
果南「……!…………そっか!そっか!」
果南「それならよかった!」
ルビィ「じゃあ今日はもっと遊ぼう?次はどこ連れてってくれるの?w」
果南「うーん、『自分だったら』行きたいところっていうのも考えてたんだけど……ルビィの好きなところも行こうとは思ってたんだよね。んで色々聞いたりして調べたんだけど……」
果南「……公園にピクニック行こうか!好きでしょ?」
ルビィ「うん!」
57: 2018/11/19(月) 03:40:06.21 ID:6gJyOOQY
~公園~
ダイヤ「……どうやらあの感じだと心配はないようですね」
鞠莉「まったく……スウェットで現れた挙句ゲーセンに入って行ったときはどうなることかと思ったけど……なんか上手くいったようでよかったよ!」
ダイヤ「この様子じゃあもう後をつける必要もないようですね……バレるかもしれないし、私達は帰りましょうか」
鞠莉「まったく、手がかかる……w」
ルビィ「あれ、あの二人どっか行くよ」
果南「本当だ。結局なんで今日一日中近くをウロウロしてたんだろうね。意味が分からない」
ルビィ「それよりお弁当作ってきてくれたって本当!?」
果南「ふっふっふ……その通り!果南ちゃん特製弁当をとくと堪能するがいい!」
ルビィ「……」ワクワク
果南「その名も……じゃ~~~ん!!!」
果南「干物弁当だよ!!」
ルビィ「うっ」
果南「美味しそうでしょ~wいっぱい食べてねw」
ルビィ「…………」
果南「ルビィ?」
ルビィ「……あのね、果南ちゃん。ルビィ果南ちゃんのことは嫌いじゃないし苦手でもないって思ったけど……」
果南「へ?」
ルビィ「干物は嫌いなんだよね」
果南「…………」
ダイヤ「……どうやらあの感じだと心配はないようですね」
鞠莉「まったく……スウェットで現れた挙句ゲーセンに入って行ったときはどうなることかと思ったけど……なんか上手くいったようでよかったよ!」
ダイヤ「この様子じゃあもう後をつける必要もないようですね……バレるかもしれないし、私達は帰りましょうか」
鞠莉「まったく、手がかかる……w」
ルビィ「あれ、あの二人どっか行くよ」
果南「本当だ。結局なんで今日一日中近くをウロウロしてたんだろうね。意味が分からない」
ルビィ「それよりお弁当作ってきてくれたって本当!?」
果南「ふっふっふ……その通り!果南ちゃん特製弁当をとくと堪能するがいい!」
ルビィ「……」ワクワク
果南「その名も……じゃ~~~ん!!!」
果南「干物弁当だよ!!」
ルビィ「うっ」
果南「美味しそうでしょ~wいっぱい食べてねw」
ルビィ「…………」
果南「ルビィ?」
ルビィ「……あのね、果南ちゃん。ルビィ果南ちゃんのことは嫌いじゃないし苦手でもないって思ったけど……」
果南「へ?」
ルビィ「干物は嫌いなんだよね」
果南「…………」
58: 2018/11/19(月) 03:44:43.23 ID:6gJyOOQY
~後日~
ダイヤ「果南さんが学校を休んで3日目ですわ」
鞠莉「ホントに卒業ヤバいよ……」
ダイヤ「あの流れからどうしてこうなるのか……」
鞠莉「実は昨日電話きたんだけど……『干物の否定は私の否定だ!』とか意味が分からないこと喚いてたのよ」
ダイヤ「本当に意味不明すぎますわね」
鞠莉「ルビィは?なんて言ってるの?」
ダイヤ「それが不思議なことに……あの日は普通に楽しそうに帰って来てたんですのよね。本当に何があったんだか」
鞠莉「とりあえず学校終わったらお見舞いに行こっか」
ダイヤ「今日はルビィも連れて行くことにしましょう」
終わり
ダイヤ「果南さんが学校を休んで3日目ですわ」
鞠莉「ホントに卒業ヤバいよ……」
ダイヤ「あの流れからどうしてこうなるのか……」
鞠莉「実は昨日電話きたんだけど……『干物の否定は私の否定だ!』とか意味が分からないこと喚いてたのよ」
ダイヤ「本当に意味不明すぎますわね」
鞠莉「ルビィは?なんて言ってるの?」
ダイヤ「それが不思議なことに……あの日は普通に楽しそうに帰って来てたんですのよね。本当に何があったんだか」
鞠莉「とりあえず学校終わったらお見舞いに行こっか」
ダイヤ「今日はルビィも連れて行くことにしましょう」
終わり
61: 2018/11/19(月) 03:51:54.13 ID:kG/1X1F1
どっちもかわいかった
おつ
おつ
63: 2018/11/19(月) 04:42:41.90 ID:eZsri5Ou
おつ
かなルビいいね
かなルビいいね
77: 2018/11/20(火) 06:02:54.46 ID:UG+vJvpf
乙
面白かった
面白かった
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1542556595/