1: 2020/11/27(金) 20:00:00.78 ID:zLt75anS
あなたの部屋
あなた(せつ菜ちゃんと付き合い始めて早一ヶ月!)
あなた(今日は何度目かのおうちデートで、只今一緒に私のおすすめドラマを鑑賞中)
あなた(せつ菜ちゃんも気に入ってくれるといいんだけど……)
テレビ〈ちょっと目を瞑ってもらっていいですか?〉
テレビ〈……これでいい?〉
テレビ〈ふぅー……んっ!〉チュッ
あなた(あっ、キスシーン……)チラッ
せつ菜「ぁ……///」
あなた(赤くなってる……そういえば私たちってまだキスしてなかったなぁ)
あなた(……もし今せつ菜ちゃんにキスしたら、どんな反応するんだろう?)ポワンポワン
あなた(せつ菜ちゃんと付き合い始めて早一ヶ月!)
あなた(今日は何度目かのおうちデートで、只今一緒に私のおすすめドラマを鑑賞中)
あなた(せつ菜ちゃんも気に入ってくれるといいんだけど……)
テレビ〈ちょっと目を瞑ってもらっていいですか?〉
テレビ〈……これでいい?〉
テレビ〈ふぅー……んっ!〉チュッ
あなた(あっ、キスシーン……)チラッ
せつ菜「ぁ……///」
あなた(赤くなってる……そういえば私たちってまだキスしてなかったなぁ)
あなた(……もし今せつ菜ちゃんにキスしたら、どんな反応するんだろう?)ポワンポワン
3: 2020/11/27(金) 20:02:00.72 ID:zLt75anS
あなた『せつ菜ちゃん、こっち向いてくれるかな?』
せつ菜『は、はいっ!……なんでしょう?』
あなた『……んっ』チュッ
せつ菜『!?』
あなた『……せつ菜ちゃんの唇、やわらかい』
せつ菜『なっ……/// い、いきなりなにするんですかっ!?』
あなた『ごめんね、嫌だったかな?』
せつ菜『いえっ! そんなことは……』
あなた『じゃあもっとしてもいい?』
せつ菜『ええっ!?』
あなた『私のせつ菜ちゃんを大好きな気持ち、もう止められそうにないからさ』
せつ菜『……わかりました。では、どうぞ……///』
………………
…………
……
せつ菜『は、はいっ!……なんでしょう?』
あなた『……んっ』チュッ
せつ菜『!?』
あなた『……せつ菜ちゃんの唇、やわらかい』
せつ菜『なっ……/// い、いきなりなにするんですかっ!?』
あなた『ごめんね、嫌だったかな?』
せつ菜『いえっ! そんなことは……』
あなた『じゃあもっとしてもいい?』
せつ菜『ええっ!?』
あなた『私のせつ菜ちゃんを大好きな気持ち、もう止められそうにないからさ』
せつ菜『……わかりました。では、どうぞ……///』
………………
…………
……
7: 2020/11/27(金) 20:04:00.45 ID:zLt75anS
あなた(なーんてね! なーんてね! もうなに考えてるの私っ!!)
あなた(っと、いつの間にかドラマ終わっちゃってる……)
あなた「せつ菜ちゃん、私のおすすめどうだったかな?」
せつ菜「えっ!? あっ、そ、そうですね……よかったと思います……」
あなた(ありゃりゃ、微妙な反応……結構楽しんで見てくれてたと思ったんだけどなぁ)
せつ菜「その……最後のシーンは少しびっくりしちゃいました」
あなた「最後っていうと……ああ、主人公が犯人をぶったとこ?」
せつ菜「いえ、あの……もっと後というか、最後の最後で……」
あなた「最後の最後? ってことは……」
あなた(あ、さっきのキスシーンだ)
せつ菜「あんないきなり、女の子同士で……うぅ///」
あなた「あはは、せつ菜ちゃんこういうのあんまり得意じゃないもんね」
せつ菜「すみません……でも恋人同士なら、きっとあんなことも普通にするんですよね……」
あなた(ん……? 今のってもしかして……)ポワンポワン
あなた(っと、いつの間にかドラマ終わっちゃってる……)
あなた「せつ菜ちゃん、私のおすすめどうだったかな?」
せつ菜「えっ!? あっ、そ、そうですね……よかったと思います……」
あなた(ありゃりゃ、微妙な反応……結構楽しんで見てくれてたと思ったんだけどなぁ)
せつ菜「その……最後のシーンは少しびっくりしちゃいました」
あなた「最後っていうと……ああ、主人公が犯人をぶったとこ?」
せつ菜「いえ、あの……もっと後というか、最後の最後で……」
あなた「最後の最後? ってことは……」
あなた(あ、さっきのキスシーンだ)
せつ菜「あんないきなり、女の子同士で……うぅ///」
あなた「あはは、せつ菜ちゃんこういうのあんまり得意じゃないもんね」
せつ菜「すみません……でも恋人同士なら、きっとあんなことも普通にするんですよね……」
あなた(ん……? 今のってもしかして……)ポワンポワン
9: 2020/11/27(金) 20:06:00.40 ID:zLt75anS
せつ菜『……か?』ボソッ
あなた『えっ? ごめん聞こえなかった』
せつ菜『わた……てみ……か……?』ゴニョゴニョ
あなた『んん? もう一回言って?』
せつ菜『で、ですから……私たちも、してみませんか?』
あなた『するって……キスのこと?』
せつ菜『……はい/// だ、ダメでしょうか……?』
あなた『ダメなわけないよ。私たちは恋人同士なんだから、いいよ』
せつ菜『ありがとうございます……えぇと、もう一つお願いしてもいいですか?』
あなた『なにかな?』
せつ菜『まだ私からはできそうにないので……あなたから、してほしいんです……』
あなた『ふふっ、しょうがないなぁ……』スッ
せつ菜『~~///』
チュッ
………………
…………
……
あなた『えっ? ごめん聞こえなかった』
せつ菜『わた……てみ……か……?』ゴニョゴニョ
あなた『んん? もう一回言って?』
せつ菜『で、ですから……私たちも、してみませんか?』
あなた『するって……キスのこと?』
せつ菜『……はい/// だ、ダメでしょうか……?』
あなた『ダメなわけないよ。私たちは恋人同士なんだから、いいよ』
せつ菜『ありがとうございます……えぇと、もう一つお願いしてもいいですか?』
あなた『なにかな?』
せつ菜『まだ私からはできそうにないので……あなたから、してほしいんです……』
あなた『ふふっ、しょうがないなぁ……』スッ
せつ菜『~~///』
チュッ
………………
…………
……
11: 2020/11/27(金) 20:08:02.35 ID:zLt75anS
あなた(うへへ、せつ菜ちゃん可愛すぎるよ! まあ妄想なんだけど……)
せつ菜「――って、私ってばなにを……今のは忘れてくださいっ!」
あなた「え? あぁ、うん……」
あなた(いけないいけない、妄想に夢中で話聞いてなかったよ)
せつ菜「な、なんだか喉が渇いてきましたね!」
あなた「そうだね、じゃあお茶でも持ってくるよ」ポワンポワン
せつ菜『いえっ、その……お茶はいりません……』
あなた『なら……ジュースでも持ってこよっか?』
せつ菜『そうじゃないんです……』
あなた『?』
せつ菜『飲み物なら、ここにありますから……んっ!』
チュウゥゥ……!
あなた『んむぅ!?』
せつ菜『んくっ……んく……ぷはっ』
あなた『あ、あのあの、せつ菜ちゃ――』
せつ菜『ふふっ、ごちそうさまでした』
………………
…………
……
せつ菜「――って、私ってばなにを……今のは忘れてくださいっ!」
あなた「え? あぁ、うん……」
あなた(いけないいけない、妄想に夢中で話聞いてなかったよ)
せつ菜「な、なんだか喉が渇いてきましたね!」
あなた「そうだね、じゃあお茶でも持ってくるよ」ポワンポワン
せつ菜『いえっ、その……お茶はいりません……』
あなた『なら……ジュースでも持ってこよっか?』
せつ菜『そうじゃないんです……』
あなた『?』
せつ菜『飲み物なら、ここにありますから……んっ!』
チュウゥゥ……!
あなた『んむぅ!?』
せつ菜『んくっ……んく……ぷはっ』
あなた『あ、あのあの、せつ菜ちゃ――』
せつ菜『ふふっ、ごちそうさまでした』
………………
…………
……
14: 2020/11/27(金) 20:10:00.41 ID:zLt75anS
キッチン
あなた(おぉぉ! 積極的なせつ菜ちゃんもいい!)ジョボジョボ
あなた「って、わわっ! お茶溢れちゃってる! 雑巾雑巾……!」バタバタ
再び あなたの部屋
あなた「おまたせ~」ガチャッ
せつ菜「大丈夫でしたか?」
あなた「えっ、なにが?」
せつ菜「ずいぶんと時間がかかっていたので、なにかあったのかと……」
あなた「ああ、ちょっとお茶をこぼしちゃってね。あはは……」
せつ菜「そうだったんですね。では、いただきます」ゴクッ
あなた(あー……せつ菜ちゃん、お茶飲んでるだけなのに可愛い……)ポムンポムン
あなた(おぉぉ! 積極的なせつ菜ちゃんもいい!)ジョボジョボ
あなた「って、わわっ! お茶溢れちゃってる! 雑巾雑巾……!」バタバタ
再び あなたの部屋
あなた「おまたせ~」ガチャッ
せつ菜「大丈夫でしたか?」
あなた「えっ、なにが?」
せつ菜「ずいぶんと時間がかかっていたので、なにかあったのかと……」
あなた「ああ、ちょっとお茶をこぼしちゃってね。あはは……」
せつ菜「そうだったんですね。では、いただきます」ゴクッ
あなた(あー……せつ菜ちゃん、お茶飲んでるだけなのに可愛い……)ポムンポムン
15: 2020/11/27(金) 20:12:00.53 ID:zLt75anS
せつ菜『あの……そんなに見られると恥ずかしいのですが……///』
あなた『ごめんごめん、せつ菜ちゃんがあんまり可愛いもんだから』
せつ菜『か、からかわないでくださいっ!』
あなた『からかってなんかないよ。せつ菜ちゃん、本当に可愛いもん』
せつ菜『あぅ……///』
あなた『せつ菜ちゃん……』スッ
せつ菜『だ、ダメです……あっ――』
歩夢『なにしてるの?』
あなた『あ、歩夢ちゃん!? どうしてここに……』
歩夢『せつ菜ちゃん。今この子とキスしようとしてたよね?』
せつ菜『……いけませんか? 私と部長は恋人同士なんですよ?』
歩夢『ふーん……そうなんだ。ねぇ……あなたは幼稚園のときのこと、覚えてる?』
あなた『え……』
歩夢『私たち大きくなったら結婚しようって、約束したよね。それと、もし約束を破ったら……』スッ
あなた『待って歩夢ちゃん! やめ――』
ドゴッ!
――――――
――――
――
あなた『ごめんごめん、せつ菜ちゃんがあんまり可愛いもんだから』
せつ菜『か、からかわないでくださいっ!』
あなた『からかってなんかないよ。せつ菜ちゃん、本当に可愛いもん』
せつ菜『あぅ……///』
あなた『せつ菜ちゃん……』スッ
せつ菜『だ、ダメです……あっ――』
歩夢『なにしてるの?』
あなた『あ、歩夢ちゃん!? どうしてここに……』
歩夢『せつ菜ちゃん。今この子とキスしようとしてたよね?』
せつ菜『……いけませんか? 私と部長は恋人同士なんですよ?』
歩夢『ふーん……そうなんだ。ねぇ……あなたは幼稚園のときのこと、覚えてる?』
あなた『え……』
歩夢『私たち大きくなったら結婚しようって、約束したよね。それと、もし約束を破ったら……』スッ
あなた『待って歩夢ちゃん! やめ――』
ドゴッ!
――――――
――――
――
18: 2020/11/27(金) 20:14:06.05 ID:zLt75anS
あなた(ひっ! な、なんだか怖い妄想しちゃった……)
あなた(お口直しにハッピーなやつを……)ポワンポワン
せつ菜『あの……ベッドをお借りしてもいいですか?』
あなた『いいけど……もしかして具合悪いの? お薬持ってこようか?』
せつ菜『いえ、すこし疲れただけですから』
あなた『そっか。ならよかった』
せつ菜『……あなたも一緒にどうですか?』
あなた『私もって……もしかして添い寝!?』
せつ菜『もし嫌じゃなければ、来てください……』
あなた『じゃ、じゃあ……おじゃましまーす……』
あなた(わぁぁ、顔近っ!)
あなた(お口直しにハッピーなやつを……)ポワンポワン
せつ菜『あの……ベッドをお借りしてもいいですか?』
あなた『いいけど……もしかして具合悪いの? お薬持ってこようか?』
せつ菜『いえ、すこし疲れただけですから』
あなた『そっか。ならよかった』
せつ菜『……あなたも一緒にどうですか?』
あなた『私もって……もしかして添い寝!?』
せつ菜『もし嫌じゃなければ、来てください……』
あなた『じゃ、じゃあ……おじゃましまーす……』
あなた(わぁぁ、顔近っ!)
19: 2020/11/27(金) 20:16:02.52 ID:zLt75anS
せつ菜『な、なんだかドキドキしちゃいますね……///』
あなた(せつ菜ちゃん、顔真っ赤だ……たぶん私もそうだけど)
せつ菜『ん……』
あなた(んん!? 目を閉じた!? こ、これはもしや……)
せつ菜『……///』
あなた『っ!』
あなた(ええい、ままよ!)
チュッ
あなた(ああー! しちゃったぁー!)
せつ菜『……もうおしまいですか?』
あなた『えっ?』
せつ菜『キスだけでは、物足りないです……』
あなた『!?!?!?!?』
………………
…………
……
あなた(せつ菜ちゃん、顔真っ赤だ……たぶん私もそうだけど)
せつ菜『ん……』
あなた(んん!? 目を閉じた!? こ、これはもしや……)
せつ菜『……///』
あなた『っ!』
あなた(ええい、ままよ!)
チュッ
あなた(ああー! しちゃったぁー!)
せつ菜『……もうおしまいですか?』
あなた『えっ?』
せつ菜『キスだけでは、物足りないです……』
あなた『!?!?!?!?』
………………
…………
……
21: 2020/11/27(金) 20:18:00.46 ID:zLt75anS
あなた(どこまで行くの私たち今夜~!!!!)
あなた(ってさすがに今のは現実味がなさすぎるな……)
あなた(やっぱりある程度リアリティがないと盛り上がりに欠けるよね)
あなた(だったら次は――)
せつ菜「あの……聞いていますか?」
あなた「へ? ごめん、なんだっけ?」
せつ菜「……私の話、そんなに退屈ですか?」
あなた「そ、そんなことないよ! せつ菜ちゃんとお喋りするのすっごく楽しいよ?」
せつ菜「でもさっきからずっと上の空ですよね……どうしてですか?」
あなた「それはぁ~……」
あなた(せつ菜ちゃんであれこれ妄想してただなんてとても言えないよ……)
せつ菜「……答えてくれないんですね」
あなた「あ……いや、その……」
あなた(ど、どうしよう……これ怒らせちゃったんじゃ……)ポワンポワン
あなた(ってさすがに今のは現実味がなさすぎるな……)
あなた(やっぱりある程度リアリティがないと盛り上がりに欠けるよね)
あなた(だったら次は――)
せつ菜「あの……聞いていますか?」
あなた「へ? ごめん、なんだっけ?」
せつ菜「……私の話、そんなに退屈ですか?」
あなた「そ、そんなことないよ! せつ菜ちゃんとお喋りするのすっごく楽しいよ?」
せつ菜「でもさっきからずっと上の空ですよね……どうしてですか?」
あなた「それはぁ~……」
あなた(せつ菜ちゃんであれこれ妄想してただなんてとても言えないよ……)
せつ菜「……答えてくれないんですね」
あなた「あ……いや、その……」
あなた(ど、どうしよう……これ怒らせちゃったんじゃ……)ポワンポワン
22: 2020/11/27(金) 20:20:00.48 ID:zLt75anS
せつ菜『もう怒りました! 私、あなたとは別れます!』プンプン
あなた『そんなぁ!』
せつ菜『あなたが悪いんですからねっ! 私のことを無視するから!』
あなた『そんなつもりはなかったんだよ! 私せつ菜ちゃんのこと大好きだもん!』
せつ菜『嘘です! あなたの大好きは偽物です!』
あなた『嘘じゃないってば! ほんとのほんとに大好きだよ!』
せつ菜『ならそれを証明してみせてください!』
あなた『証明って……あ!』ピコーン!
せつ菜『どうしたんですか? やっぱり大好きは嘘なんですか?』
あなた『ふっふっふ……じゃあ教えてあげるよ、私の気持ちを』ガシッ
せつ菜『えっ? あ、あの……』
あなた『せつ菜ちゃん! これが私の大好きだよ!』
ムッチュ~!
せつ菜『んん~!///』
………………
…………
……
あなた『そんなぁ!』
せつ菜『あなたが悪いんですからねっ! 私のことを無視するから!』
あなた『そんなつもりはなかったんだよ! 私せつ菜ちゃんのこと大好きだもん!』
せつ菜『嘘です! あなたの大好きは偽物です!』
あなた『嘘じゃないってば! ほんとのほんとに大好きだよ!』
せつ菜『ならそれを証明してみせてください!』
あなた『証明って……あ!』ピコーン!
せつ菜『どうしたんですか? やっぱり大好きは嘘なんですか?』
あなた『ふっふっふ……じゃあ教えてあげるよ、私の気持ちを』ガシッ
せつ菜『えっ? あ、あの……』
あなた『せつ菜ちゃん! これが私の大好きだよ!』
ムッチュ~!
せつ菜『んん~!///』
………………
…………
……
23: 2020/11/27(金) 20:22:00.47 ID:zLt75anS
あなた(よしっ、ハッピーエンドだね!)
せつ菜「っ……」ポロッ
あなた(あ、あれ……? せつ菜ちゃん、泣いて――)
せつ菜「ごめんなさい……私、今日は帰ります……」
あなた「待ってせつ菜ちゃん! 私――」
せつ菜「聞きたくありませんっ!」
あなた「っ……」
せつ菜「私のこと、好きじゃないならそれでもいいんです……」
せつ菜「だからごまかしたりしないで、はっきり言ってください」
せつ菜「そうしてくれれば、私は……」
あなた「せつ菜ちゃん……」
あなた(私の気持ち、ちゃんと伝えなきゃ。そのためには……)ポワンポワン
せつ菜「っ……」ポロッ
あなた(あ、あれ……? せつ菜ちゃん、泣いて――)
せつ菜「ごめんなさい……私、今日は帰ります……」
あなた「待ってせつ菜ちゃん! 私――」
せつ菜「聞きたくありませんっ!」
あなた「っ……」
せつ菜「私のこと、好きじゃないならそれでもいいんです……」
せつ菜「だからごまかしたりしないで、はっきり言ってください」
せつ菜「そうしてくれれば、私は……」
あなた「せつ菜ちゃん……」
あなた(私の気持ち、ちゃんと伝えなきゃ。そのためには……)ポワンポワン
25: 2020/11/27(金) 20:24:00.41 ID:zLt75anS
あなた「ねぇ、ちょっと目を瞑ってくれないかな」
せつ菜「なんですか急に……」
あなた「お願い、ちょっとだけでいいから」
せつ菜「……こうですか?」
あなた「ふぅぅ……んっ!」チュッ
せつ菜「――!?」
あなた「私は、せつ菜ちゃんのこと……大好きだよ!」
あなた(キマった~!……って、私また妄想してる!? いけない、早く現実に戻らないと!)
あなた「……あれ? 戻らないな。一体どうなって――」
せつ菜「ぁ……あ……///」
あなた「ん……? まさか、これって……」
せつ菜「」バタッ
あなた「せ、せつ菜ちゃん!?」
………………
…………
……
せつ菜「なんですか急に……」
あなた「お願い、ちょっとだけでいいから」
せつ菜「……こうですか?」
あなた「ふぅぅ……んっ!」チュッ
せつ菜「――!?」
あなた「私は、せつ菜ちゃんのこと……大好きだよ!」
あなた(キマった~!……って、私また妄想してる!? いけない、早く現実に戻らないと!)
あなた「……あれ? 戻らないな。一体どうなって――」
せつ菜「ぁ……あ……///」
あなた「ん……? まさか、これって……」
せつ菜「」バタッ
あなた「せ、せつ菜ちゃん!?」
………………
…………
……
26: 2020/11/27(金) 20:26:00.43 ID:zLt75anS
せつ菜「んぅ……あれ? 私、眠って……」
あなた「せつ菜ちゃん! よかった、目が覚めて……」
せつ菜「えっ? どど、どうしてあなたが……///」
あなた「どうしてって、ここ私の部屋だし」
せつ菜「あ、ああ! そうでしたね! あはは……」
あなた「大丈夫?」
せつ菜「は、はい……その、変な夢を見てしまって……」
せつ菜「なんと言いますか、あなたとキ、キキ、キスを……///」ゴニョゴニョ
あなた「あ~……それ、多分夢じゃないね……」
せつ菜「ということは……えっ、ええっ!?///」
あなた「本当にごめん! いきなりあんなことしちゃって……」
あなた「私せつ菜ちゃんが気絶するなんて思ってなくて、というかキスするつもりもなかったんだけど……」
あなた「とにかくごめんっ! もう二度とこんなことしないから許してください!」
あなた「せつ菜ちゃん! よかった、目が覚めて……」
せつ菜「えっ? どど、どうしてあなたが……///」
あなた「どうしてって、ここ私の部屋だし」
せつ菜「あ、ああ! そうでしたね! あはは……」
あなた「大丈夫?」
せつ菜「は、はい……その、変な夢を見てしまって……」
せつ菜「なんと言いますか、あなたとキ、キキ、キスを……///」ゴニョゴニョ
あなた「あ~……それ、多分夢じゃないね……」
せつ菜「ということは……えっ、ええっ!?///」
あなた「本当にごめん! いきなりあんなことしちゃって……」
あなた「私せつ菜ちゃんが気絶するなんて思ってなくて、というかキスするつもりもなかったんだけど……」
あなた「とにかくごめんっ! もう二度とこんなことしないから許してください!」
27: 2020/11/27(金) 20:28:00.41 ID:zLt75anS
せつ菜「えっと……頭を上げてください」
あなた「……はい」ギリリ
せつ菜「? どうして歯を食いしばっているんですか?」
あなた「ビンタされると思って……」
せつ菜「しませんよそんなことっ!」
あなた「でも私、せつ菜ちゃんの気持ちも考えずに……」
せつ菜「まあびっくりはしましたが、嫌だったわけではないので……」
あなた「じゃあ嬉しかったってこと?」
せつ菜「はぅっ!?/// そ、そういう聞き方はずるいと思います……」
あなた「うん? よくわかんないけど、許してくれるの?」
せつ菜「許すもなにも、私は最初から怒ってなんかいませんよ」
あなた「そうなんだ……よかったぁ……」
あなた「……はい」ギリリ
せつ菜「? どうして歯を食いしばっているんですか?」
あなた「ビンタされると思って……」
せつ菜「しませんよそんなことっ!」
あなた「でも私、せつ菜ちゃんの気持ちも考えずに……」
せつ菜「まあびっくりはしましたが、嫌だったわけではないので……」
あなた「じゃあ嬉しかったってこと?」
せつ菜「はぅっ!?/// そ、そういう聞き方はずるいと思います……」
あなた「うん? よくわかんないけど、許してくれるの?」
せつ菜「許すもなにも、私は最初から怒ってなんかいませんよ」
あなた「そうなんだ……よかったぁ……」
28: 2020/11/27(金) 20:30:00.52 ID:zLt75anS
せつ菜「たださっきの言葉は取り消してくれませんか……?」
あなた「さっきのって?」
せつ菜「『もう二度とこんなことしない』って言いましたよね?」
あなた「うん」
せつ菜「その……今はまだ少し恥ずかしいのですが、あなたとなら……してみたいんです」
あなた「ふぇっ!?!?///」
せつ菜「あっ……や、やっぱり今のはナシです! 聞かなかったことにしてくださいっ!」
あなた「いやいや、それは無理だよ……」
せつ菜「そう、ですよね……」
あなた「…………」
せつ菜「…………」
あなた「さっきのって?」
せつ菜「『もう二度とこんなことしない』って言いましたよね?」
あなた「うん」
せつ菜「その……今はまだ少し恥ずかしいのですが、あなたとなら……してみたいんです」
あなた「ふぇっ!?!?///」
せつ菜「あっ……や、やっぱり今のはナシです! 聞かなかったことにしてくださいっ!」
あなた「いやいや、それは無理だよ……」
せつ菜「そう、ですよね……」
あなた「…………」
せつ菜「…………」
30: 2020/11/27(金) 20:32:00.45 ID:zLt75anS
あなた「……あのね、ひとつお願いがあるんだけど」
せつ菜「な、なんでしょう?」
あなた「せつ菜ちゃんと、もう一回キスしたいな……」
せつ菜「はいっ!?///」
あなた「……ダメ?」
せつ菜「ダメじゃ……ないです……」
あなた「じゃあ――」スッ
せつ菜「待ってください!」
あなた「……どうしたの?」
せつ菜「目を……閉じてください」
あなた「……うん」
せつ菜「わ、私も、あなたのことが……大好きですっ!」
チュッ
おしまい
せつ菜「な、なんでしょう?」
あなた「せつ菜ちゃんと、もう一回キスしたいな……」
せつ菜「はいっ!?///」
あなた「……ダメ?」
せつ菜「ダメじゃ……ないです……」
あなた「じゃあ――」スッ
せつ菜「待ってください!」
あなた「……どうしたの?」
せつ菜「目を……閉じてください」
あなた「……うん」
せつ菜「わ、私も、あなたのことが……大好きですっ!」
チュッ
おしまい
33: 2020/11/27(金) 20:33:00.29 ID:zLt75anS
お粗末さまでした。
35: 2020/11/27(金) 20:33:44.93 ID:EGTay+GA
あなせつもいいものですわ
38: 2020/11/27(金) 20:37:11.28 ID:HzVC/A5d
最近俺せつ、あなせつ、ゆうせつを毎日ローテで見れて大変良い
41: 2020/11/27(金) 20:46:14.75 ID:K57jaZWe
あなせついいぞ
42: 2020/11/27(金) 20:49:38.92 ID:9N5/jSfV
うおおおおおおおおお!!!!!!
46: 2020/11/27(金) 21:16:21.39 ID:XHKYjpJE
こういうのでいいんだよ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1606474800/