【SS】栞子「うそ…溶けちゃってる…」かすみ「どうしたのしお子～？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

建てられたら書きます

前作

栞子「えへへぇ～♡中須さ～ん♡」ｽﾘｽﾘかすみ「呑みすぎだよ三船さん…」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1587904590/

…の世界観です

しおかす
エ　無し
スクスタエアプ
侑ちゃん=あなたちゃん
キャラ崩壊
地の文無し

栞子「……っ！！……ゃ……な、なんでもないです……」ﾊﾞｯ

かすみ「んんん～？今なにか隠したよね～？」

栞子「いいえ！なにも！なにも持ってません」

かすみ「……じゃ～ん、け～ん……ぽいっ！」ﾊﾟｯ

栞子「ぁわっ」ｸﾞｯ!

かすみ「あっち向いて～～…」

栞子「え…えと……」

かすみ「ほぉい！！」バッ

栞子「ぐうっ……」ｸﾞｲｯ

かすみ「今だっ！」パシッ

栞子「っちょっ！！まっ……！だめ……！！」

かすみ「！…これって……」

栞子「……あ……う……」

かすみ「えぇ……っと……」



栞子「う……うぅ～……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

かすみ「あわわ……ご、ごめん！ごめんね、しお子ぉ～！！」ｱﾜｱﾜ

───

───

栞子「………」ｸｽﾝ

かすみ「ほ、本当に…ごめん…ごめんなさい…」

栞子「ぃぇ…私も…少し大人げなかったです……すみません…」

かすみ「……」

栞子「……」

かすみ「あ…あの……さ」

かすみ「……あのチョコ……作った……の？」

栞子「………はぃ…」

かすみ「……そ、なんだ……」

栞子「……」

かすみ「……」

栞子「……不格好な物をお見せしてすみません……」

かすみ「い、いやいや！そんなことないよ！」

栞子「いいえ。あなたの反応を見れば分かります。私には料理の適性はなかったのです……」ｸｽﾝ


かすみ「そ、そんな事ないって！！一目見て……ほら！気持ちが籠ってるって！わかったし！！むしろ綺麗すぎたらお店で買ったのかな～なんて思われそうだし！！
まさに手作りって感じがしていいと思う！！」

栞子「」(太田に「ラブライブ！だろ？」と言われた時のゆるゆりオタクの顔)


かすみ「だ、だから、ほら！！」




かすみ「きっと相手の人にも気持ちは伝わるよ！！」

栞子「………………………………」



栞子「──────────────」




栞子「は？」

かすみ「え？」


栞子「……」


かすみ「え？」


栞子「……」ｽｸｯ



かすみ「し、しお子？w」

栞子「寝ます」

かすみ「あ、うん…あ、これ……冷やしとくね？」



栞子「…………」

栞子「それ、失敗作なので……捨てるか食べるかしてください」


かすみ「え」

栞子「じゃ」ﾊﾟﾀﾝ



かすみ「………」

かすみ「………ぁ」


かすみ「…………うぅっわ……」

かすみ「…………」



かすみ「…………やっべぇ……」

──────

──────

かすみ「って"こ"と"が"あ"っ"だ"の"お"お"お"お"お"お"お"お"」

璃奈「うわぁ……」

しずく「サイテーだよかすみさん……」

かすみ「うああああああ！！」ｶﾞｼｶﾞｼ

璃奈「隠そうとした品を無理やり奪う。ダメ出しする。」

しずく「そしてフォロー風dis」

璃奈「トドメの鈍感」


しずく「なんで生きてるの？」

かすみ「死にたくなぃぃぃぃぃぃぃぃ！！」

────────

────────

栞子「………ということがあったのです」ｽﾞｰﾝ

歩夢「うわぁ……」

侑「なにやってんのかすみちゃん……」

栞子「元はと言えば私のチョコのクオリティが低いせい。なのに私としたことが…あの時は思わずムキになってしまい……」

歩夢「それから会話もなければ目も合わせないと」

栞子「……」ｽﾞｳｳｳｳﾝ

侑「ちょっと、トドメさしちゃダメだよ」

歩夢「ご、ごめんね？」


─────

─────

しずく「……てかさ、いつから？栞子さんと同棲してるの」ﾋｿﾋｿ

璃奈「……私も今知った。びっくりだよね」ﾋｿﾋｿ

しずく「……かすみさん普通のOLだよね？」ﾋｿﾋｿ

璃奈「……この辺りで一人暮らしってだけでも結構大変なはず」ﾋｿﾋｿ



しずく「……栞子さん働いてるのかな」ﾋｿﾋｿ

璃奈「……いや、今の話的に…」ﾋｿﾋｿ

しずく「……マジで？」

璃奈「……愛だよ愛」


しずく「…はーかっけぇ」

璃奈「うらやま～」


かすみ「ちょっと！今しお子のこと話してたでしょ！」

しずく「え？うん」


璃奈「ヒモなの？」

かすみ「ちがいますぅ～！ちゃんと働いてくれてるもん！！」

しずく「何して？」



かすみ「……部屋の掃除とか……」

璃奈「……」


かすみ「もう！！いまそんな事は関係ないでしょ～？！！」

しずく「何も言ってないよ」

璃奈「それに今回の件は100％そっちが悪い」

かすみ「やっぱりいぃぃぃぃ」

しずく「ううわ思い出したかのように」



璃奈「因みに。その例のブツ、どんな出来だったの？」

しずく「あ、それ聞く？聞いちゃう？」



かすみ「……これ」写真

璃奈「……ヒッ」


しずく「え？え？え？やっば」


璃奈「ちょっと笑いそうになっちゃった」


しずく「うそぉ、なんでぇ？……えぇー？」

かすみ「ちょっと！！」


かすみ「ウチのしお子悪く言わないで！！」

璃奈「あ、はい」


かすみ「2人は知らないだろうけど、しお子めっちゃいい子なんだかんね！！」

しずく「あ、はい」

かすみ「この前も一緒にパンケーキ食べに行った時なんか………」



璃奈「あー……」

しずく「……こりゃ大丈夫だわ」

───────

───────

歩夢「で、でもやっぱりこういうのはさ、先手必勝だよ！」

侑「つまり？」

歩夢「自分に落ち度があると思うなら、先に謝っちゃおう！それが会話のきっかけにもなるし！」

栞子「そう…ですね…」



侑「ん～でもなぁ」

侑「話聞く限りやっぱりかすみちゃんが悪いと思うんだよなぁ～」


栞子「……」

歩夢「ゆ、侑ちゃん」


侑「だってせっかく栞子ちゃんが一生懸命作ったのに、そのフォローのやり方はないよね～。いくら勘違いだとしても本人の前でそんな酷評する？って思うよ。
かすみちゃん前から結構そういうところで空気読めないこと多いからなぁ～…」



栞子「あの」

侑「ん？」




栞子「かすみさんのこと悪く言わないで貰えますか…？」

侑「ﾋｪｯ…」

歩夢「あちゃぁ…」


栞子「かすみさんはとても人情深い方なのです。思えば私とかすみさんがこうして2人でいる関係になったのもあの時……」



歩夢「……あー……」

侑「……これは……」

───────────

───────────


かすみ「…………」


栞子「…………」


かすみ「……」ﾁﾗｯ


栞子「……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

かすみ「……」ｼﾞｨ…


栞子「……」ﾁﾗｯ


かすみ「……」ｼﾞｲｯ


栞子「……」ｼﾞｯ

かすみ「……」ﾏｼﾞﾏｼﾞ


栞子「……」ｼﾞｨ……



かすみ「……」



栞子「……」

かすみ「……///」ﾃﾚﾃﾚ…


栞子「……///」ﾀｼﾞﾀｼﾞ…




侑「はよ抱き合えやああああ！！！」ｶﾞﾗｶﾞﾗｽﾊﾟｰﾝ!!!

栞子&かすみ「！！！！」ビクゥ!!!

歩夢「ちょ！！侑ちゃん！！！！」ｶﾞｼｯ

侑「なんかさぁあああ！！もうお互い言葉なんかいらないみたいな雰囲気でさぁぁぁぁ！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

歩夢「ダメだってば！！ちょっと！！！」ガッ！！


侑「ゔ」


歩夢「……はぁ、はぁ……ごめんなさい。失礼しました……」ｽﾞﾙｽﾞﾙ…



栞子「…………」

かすみ「…………」

栞子「…………」

かすみ「…………」



栞子「………ふふっ」

かすみ「……あはは」

栞子「……かすみさん」

栞子「……あの時は年甲斐もなくムキになってしまい、あのような形で渡すことになってしまいました」


栞子「チョコ自体も、渡す行為そのものも、大失敗です」


栞子「だから」


栞子「私にチョコレート菓子の作り方を教えてください」

栞子「他の人に教わって、サプライズで渡すのも考えました、けど」

栞子「やっぱり私、かすみさんと一緒がいいので」



かすみ「……しお子」

かすみ「……しお子、あの時は本当にごめんなさい。私のために頑張って作ってくれたものなのに、その気持ちを汲み取れてなかった」


かすみ「私でよければ、何時でも教える。こうして頼ってくれるの凄く嬉しいし、一緒になにかするの大好きだから」


かすみ「チョコだけじゃない、これからはずっと一緒に」



栞子「かすみさん……ありがとうございます……」


かすみ「……えへへ、嬉しいな……」

かすみ「なんか、やっと素直になれる気がする」

栞子「……私もです」



かすみ「しお子」ｷﾞｭ

かすみ「好き。大好きだよ」

栞子「はい、嬉しいです。私も大好きです」ｷﾞｭ



かすみ「えへへ…幸せ」ギュ…

栞子「はい……」

おしまい

HappyValentine

乙だぞ

しお＾～

ハッピーエンドね

乙しお

可愛かった
乙

乙
面白かったです