優木せつ菜ーSS

せつ菜｢これでやっとわたしも歩夢さんも同い年ですね！！！｣ 歩夢｢え、あ、うん…｣ せつ菜｢じゃーーん！ケーキを買ってきました～！！！｣ 歩夢｢｣ せつ菜｢本当は手作りしようかと思ったのですけど、上手くいかなかったので｣ﾃﾍ 歩夢｢あの…｣ せつ菜｢美味しいケーキ屋さんで買ったケーキなので、味は期待してくださいね！！！｣ 歩夢｢あの｣ せつ菜｢誕生日プレゼントもありますよ！！｣ 歩夢｢せつ菜ちゃん！｣ せつ菜｢はい！せつ菜です！｣ 歩夢｢あのね、せつ菜ちゃん…わたしの誕生日、今日じゃないよ？｣ せつ菜｢………………………………はい？｣

せつ菜「歩夢さん、侑さん、おはようございます」 侑「おはよ、せつ菜ちゃん」 歩夢「おはよう」 侑「遅くなっちゃってごめんね？寝坊しかけちゃってさー」 歩夢「もー、だから昨日早めに寝たらって言ったのに……」 侑「ごめんごめん。それにしても、どうしたの？突然待ち合わせしてから学校行きたいなんて」 せつ菜「深い理由はありませんよ。ひとりで行くのに飽きただけで」 歩夢「丁度通り道だしね」 侑「歩夢が乗り気なのも珍しいなぁ。ま、にぎやかになっていいけど」

侑「Zzz･･･」 侑「ふああああああっ･･･」 ガバッ 侑「･･････」ぼーっ

かすみ「せんぱ～い！ 昨日はありがとうございましたぁ。かすみん、あんなに美味しいパンケーキ人生で初めて食べましたよぉ 」 侑「かすみちゃんに喜んでもらえて良かったよ」 かすみ「あぁ…あのフワフワ生地と濃厚なクリームの味を思い出すだけでヨダレが出ちゃいそうですぅ。あんなに素敵なお店を知ってるなんてさすが先輩ですね」 侑「あはは。実はあのお店、せつ菜ちゃんと付き合って初めてのデートで行ったお店なんだ。あの時食べた味が衝撃的で、同好会のみんなにも知って欲しいと思ってたんだよね」 かすみ「むぅ…せつ菜先輩との馴れ初めエピソードはいらないですぅ」 侑「あはは。ごめんごめん」 ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ 校内放送「普通科2年 高咲侑さん。至急生徒会室までお越しください」 かすみ「先輩、お呼び出しですね…何かやらかしちゃったんですかぁ？」 侑「いや、全く心当たりは無いけど…ちょっと行ってくるね」

侑「ふわああああっ」 侑「もう朝か･･･」 侑「はぁっ、会社行く準備しようかなっと･･･」 毎日暮らしていく為している仕事だが、何年も同じ事をしていると張り合いも無くなってくる。 とりあえず起きて会社に行き、定時になったら帰ってくるだけの生活。 私はこの数年これの繰り返しだ･･･。

～休日・ゲマズお台場～ 菜々「いやぁ、好きな作品の新刊が買えました！」にこにこ 侑「良かったね、新刊出るのずっと楽しみにしてたんでしょ？」 菜々「そうなんですよ～！かなり待ち侘びましたね～」

2020/11/05(木 18:27:22.56 ID:xxwX6VNS 菜々｢でもなんでわたしに？｣ 侑｢菜々ちゃんの落ち着いた、優しい声で褒めてほしいし撫でてほしいんだ｣ 菜々｢それはせつ菜はうるさいってことですか？｣ 侑｢そういうことじゃないよ！ただ、これって菜々ちゃんだけにしかない魅力だと思うんだ｣ 菜々｢そこまで言うなら…ちょっと恥ずかしいですけど｣ 侑｢いいの？｣ 菜々｢はい！侑さんは同好会のために沢山頑張ってくれているので、甘えたい時もあると思うんです｣ 侑｢菜々ちゃん…｣ｷﾞｭｯ

1: 2021/05/15(土) 07:07:44.79 ID:YeQwtc61 菜々（Zzz･･････） 菜々（･･･んんっ･･････） 菜々（朝か･･･）

侑「いやー今回のライブも最っ高にときめいたなー！！」 侑「特に歩夢のAwakening Promiseなんてもう感動しちゃって……うぅ…ひぐっ…」 侑「もっかいアーカイブみよ…」 歩夢『明日へ続く並木の道 希望の花が咲いていくの～♪』 侑「うう…あゆむぅぅぅ！！！！」ｸﾞｽｸﾞｽ 歩夢『あなたが私にくれ～た♪?』 侑「うんうん…歩夢かわいいよー！がんばれ歩夢ー！」 歩夢『"優木"を抱いて～♪?』 侑「！？」

～スクールアイドル同好会・部室～ 侑「ふふふ～ん♪」 ガラッ 侑「あれ？」 菜々「あ！侑さん！」

せつ菜「えぇっ！？彼方さんはそれで良いんですか……？」 彼方「せつ菜ちゃんとなら大歓迎だよ～」 せつ菜「じゃ、じゃあよろしくお願いします……」 彼方「よろしくね～」

菜々｢いえ、大丈夫ではないですね 視界がぼやけまくってます｣ﾌﾗﾌﾗ 歩夢｢コンタクトどこに落としちゃったの？｣ 菜々｢確かこの辺です｣ 歩夢｢窓から落としちゃったの？！｣ 菜々｢違いますが｣ 歩夢｢菜々ちゃん窓の外指さしてるよ｣ 菜々｢ほんとですか！？｣ 歩夢｢うん、これは重症だね｣ 菜々｢すみません…申し訳ないのですが、わたしの周りの床を探してもらってもよろしいでしょうか｣ 歩夢｢わかった 探してみるね！｣ 菜々｢ありがとうございます！｣

菜々｢は？｣ 副会長｢あ、わたしたちのことはお気にならさず！｣ 書記｢ああ…高咲さんと生徒会長のえ　ちをこれから見られるんですね…｣ 会計｢なんだかドキドキします…｣ 菜々｢…｣ 侑｢というわけだからさ、続きしよっか♡｣ 菜々｢侑さんの…｣ 侑｢？｣ 菜々｢侑さんのばかー！！！！！！！！！！！！｣ﾍﾞﾁﾝ!!!!