副会長ーSS

1: 2021/05/28(金) 12:56:09.98 ID:RZCRxn7L 副会長「会長、頼まれていた資料のまとめ終わりました。」 菜々「ありがとうございます副会長、いつも本当に助かっています。」 ...

～昼休み、生徒会室～ 菜々「ふぅ、もう仕事が片付いてしまいました」 副会長「しばらくは生徒会の仕事も落ち着きそうですね」 菜々「ええ。前は本を読む暇もなかったくらいでしたが、こうしてのんびりできるのはいいですね」 副会長「いざ暇になると何をしていいやら……」 菜々「趣味であってもあれこれしなくてはいけないと考えると気疲れしてしまいますよ」 副会長「確かに……せつ菜ちゃんのライブの予定もないしなぁ……」 菜々「フェスティバルがあったばかりですから」

～ある日の生徒会室～ 菜々「お疲れ様です！遅くなりましてすみません！」 副会長「会長、お疲れ様です」 菜々「申し訳ないです、資料整理の仕事を先に進めて下さったのですね･･･」 副会長「はい、その方が早く終わりますしね」 菜々「重ねて申し訳ないです」

〜生徒会室〜 菜々「こんにちは」 副会長「……あ、こんにちは会長」 菜々（副会長が生徒名簿を熱心に読んでます） 菜々「資料の私的利用は感心しませんね」 副会長「い、いやその、すみません」 菜々「読む分には構いませんが、個人情報ですので取扱いには注意して下さい」 副会長「それはわかってます。……会長、もしこの学校の生徒以外がこの学校の名で部活動をしていたらどうなるんですか？」 菜々「それは、生徒名簿に載っていない優木せつ菜さんのことですか？」 副会長「……はい」

1: 2021/01/07(木 23:36:55.96 ID:McF/Ouff 虹ヶ咲のメンバーで ずれたら安価下 3: 2021/01/07(木 23:37:38.99 ID:WkAMe7YN せつな 5: 2021/01/07(木 23:37:55.11 ID:is6xD2ab 栞子を褒める 16: 2021/01/07(木 23:47:24.48 ID:McF/Ouff 侑「……」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ せつ菜「侑さん、何してるんですか？」 侑「スクスタだよ、ニジガクのみんなが出てるやつ！」 せつ菜「ああ、あのゲームですか……」 侑「うん、今いいところでね、このオリジナルキャラクターの栞子ちゃんっていう子が案外可愛いんだ」 侑「みんなのために行動できる子でがんばり屋さんで、まじめな子なんだけど、曲は和ロックで八重歯のチャームポイントが遊び心あってなんかギャップ萌えするというか」 せつ菜「へぇー……そうなんですね」 侑「せつ菜ちゃんもやってるスクスタ？」 せつ菜「……いえ、やってませんよ」 侑「そっかあ、せつ菜ちゃんもやったほうがいいよ！面白いから！」 せつ菜「……」 侑「あれ、なんだからせつ菜ちゃん今日元気ない？」 せつ菜「>>17」

～登校時、校門前～ 菜々「あっ、副会長！おはようございます！」 副会長「会長？おはようございます！」 菜々「朝のこの時間にお逢いするなんて珍しいですね」 副会長「はい、これだけたくさんの生徒がいる学校なので凄い偶然だと思います」 副会長「下駄箱のところまでご一緒しませんか？」 菜々「そうですね」

■約17000文字■ ～スクールアイドル同好会・部室～ 侑「お疲れ～」 かすみ「侑せんぱい！お疲れさまです！」 しずく「侑さんが部室にいらっしゃるのも何だかお久しぶりのような気がしますね」 侑「あはは～、ちょっと色々忙しくてね」ｱｾｱｾ 果林「色々、ねぇ・・・」ﾔﾚﾔﾚ 侑「あれ、せつ菜ちゃんまだ来てない？」 愛「せっつーは生徒会の何かで遅くなるとか言ってたよ」 侑「ふーん」 侑（何してんだろ・・・？）

■約25000文字■ しずく「部長、用件とは何でしょうか？」 演劇部長「ああ、しずく悪いね、生徒会にこの書類届けてくれないかな？」 しずく「私は構いませんが」 演劇部長「急ぎの用件があるもんでね、頼むよ」 しずく「はい、分かりました」 演劇部長「よろしくね」 ・・・・ ・・・ ・・ ・

侑「」ｺﾎﾝ 侑「ん゛っん゛っ！」 侑「あーみなさん、お揃いでしょうか？」 かすみ「おりますよー」 エマ「なにかな？」 侑「私、高咲侑は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のマネージャーとしてメンバー全員を平等に応援して来ました」 侑「そしてそれは今も変わりありません」

■約10000文字■ ～生徒会室～ ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ 菜々（あっ、ラノベを隠してる棚がもう一杯になりましたね）ｱｾｱｾ 菜々（いつかはこういう日が来るとは思っていましたが、こんなに早く来るとは・・・） 菜々（うーん・・・） 菜々（どうしようかな・・・）

1: 2020/12/21(月) 01:03:35.12 ID:n5iFvQvg 副せつ

1: 2020/12/13(日) 11:29:17.89 ID:shD/m2Vv 副会長「嬉しいです！こんな近くに同志がいるなんて！」バンッ 中川「あ、あの～……」 副会長「とっても可愛いですよね！...

部室 せつ菜「私の変装をして…副会長と一緒に私のライブに来てください！！」 しずく「いや…意味わからないんですけど…」 せつ菜「………」 せつ菜「……事の顛末は…こうです…」 ── 副会長「……あの…会長」 菜々「……？どうかしましたか？」 副会長「…あの……これ」ｽｯ 菜々「…これは……」 副会長「優木せつ菜ちゃんの…ライブのチケットです」 菜々「……なぜ私に？」 副会長「………一緒に行きたいんです、会長と」 菜々「……私と？」 副会長「…はい」 副会長「…その……私…ライブに興味が湧いたんですけど……」 副会長「一度も行ったことないし…勝手もわからないから…」 副会長「誰かと一緒に行きたくて……」 菜々「…それで……私ですか」 副会長「はい…」 副会長「会長、せつ菜ちゃんのファンなんですよね」 菜々「…」 副会長「お願いです会長！一緒に……」 ── せつ菜「……ってことでして」 しずく「ああ…なるほど」

副会長「会長、こちらの製本作業は終わりました。……会長？」 副会長（返事がなかったので、ファイルを置いて立ち上がる） せつ菜「……すぅ……すぅ……すぅ……」 副会長（会長の机に近づくと、紙の擦れる音に埋もれていた寝息が、耳を澄まさなくても聞こえてくる……） 副会長「……会長、寝てる」 副会長（放課後の生徒会室。鮮やかな夕日に縁取られた会長は、普段の凛とした表情を出し忘れたように、年相応の幼さを滲ませている） 副会長（会長って、こんな子供っぽい顔もできたんだ……） 副会長（何をするでもなく、会長の無垢な寝顔を見つめ続けること数秒。すっと通った鼻筋の先にある眼鏡に気づいて、思わず手を伸ばす） 副会長「会長。せめて寝るなら、眼鏡くらい外さないと……」ｽｯ