Liella!ーSS

■約15000文字■澁谷かのんのトルティーリャ・デ・パタータ（スペイン式ジャガイモ入りオムレツ）と、パン・コン・トマテ（トマトペースト付きトースト）風澁谷家・朝かのん「ふわぁ……よく寝た……」千砂都「おはよ、かのんちゃん」かのん「おはよう、ちぃちゃん……うぃーっす♡」ﾕﾋﾞｷｽ千砂都「うぃーっす♡」ﾕﾋﾞｷｽかのん「ちぃちゃん、昨夜はよく眠れた？」千砂都「うん、おかげさまでぐっすりだったよ」かのん「そっか、それじゃあおはようのちゅー……の前に、顔を洗って歯を磨いてくるね」千砂都「うん」

すみれ「…………」ﾍﾟﾗｯすみれ「……………」ﾍﾟﾗｯすみれ（やっぱり練習前の部室は良いわね。読書が進むわ）すみれ「…………」ﾍﾟﾗｯかのん「おはよー！」ｶﾞﾁｬ恋「おはようございます」かのん「すみれちゃんもう居たんだ！　今日早いんだね」すみれ「ええ、ちょっと本を読みたくて。家だと妹も居て中々ねー…」ﾍﾟﾗｯかのん「そっかぁ」

かのん「はぁ…はぁ…寝坊しちゃったぁ~！」かのん「このままじゃ絶対間に合わないよ！」「ふん、寝坊とは情けない奴め」かのん「あっ！あなたは！」「この俺が助けてやろうか？」かのん「ベジータちゃん！」ベジータ「この俺をちゃん付けで呼ぶな！リクームかおまえは！」

かのん「あ、ちぃちゃん」可可「こんなに寒いと可可の体は練習どころではありマセン」千砂都「こらこら、だらしないぞ！子供は風の子！寒い日こそ外で元気に運動するのが一番だよ！」千砂都「ほらほら立って！うぃっすー！」可可「……」千砂都「さんはい、うぃっすー！」かのくぅすみ「……」千砂都「……ってあれ？練習しないの？」かのん「昔からずーっと思ってたけど、ちぃちゃんって寒いのに元気だよねー。今日だって半袖一枚だもん」千砂都「えへへ。これくらいの寒さ、私はへっちゃらだよ！」千砂都「それっ！いち、に、さん、し……」かのくぅすみ「……」かのん（なんか……）可可（こうして見ると……）すみれ（千砂都って……）かのん「……小学生の男の子みたいだよね」千砂都「うぇぇぇっ！！？」ﾋﾞｸｯ!　

覚えている方がいるか分かりませんが、リゾバパロの続編です。立ったら書きます。〜回想～恋｢東北に住んでる私の祖母に皆さんの話をしたら、祖母が皆さんに会いたいみたいで…｣すみれ｢それじゃ、明後日出発しましょう！｣恋｢それじゃあ次は東北へ…｣一同｢レッツゴー！！！｣〜回想終わり〜恋(というわけで、今日はリエラの皆さんと東北に住んでる私の祖母の元へ遊びに向かいます)恋(久しぶりに会うので楽しみですね、ふふっ)　

千砂都「役満だよ！　32000の２本場は、32600！」ﾄﾞﾝｯ!すみれ「ま、待ちなさいよ！　大車輪はローカル役満でしょ！？」すみれ「そんなの私は認めないわ！　ノットギャラクシーよ！」可可「ノットギャラクシーって何デスか？」恋「ですが、大車輪は普通に計算してもほぼ役満じゃありませんでしたか？」千砂都「清一色、平和、タンヤオ、二盃口が必ず複合するから、最低でも11翻は確定だね」すみれ「ほら、三倍満じゃない！　だから、32600じゃなくて24600で――」かのん「でも、リーチしてたちぃちゃんに一発で振り込んだよね？」可可「グソクムシ、見苦しいデスよ」千砂都「すみれちゃん、裏はめくらないでおいてあげるね」すみれ「……ギャ、ギャラクシー」ｶﾞｸｯ

キャラ崩壊御免千砂都「私！今日から〇を封印する！！」すみれ「ど、どうしたのよ。いきなり……」千砂都「最近薄々感じてたんだ、このままじゃいけないって」恋「なんだか穏やかではありませんね、何か悩みですか？」可可「悩みならすみれを見るデス。なんも悩んでなさそうな顔を」すみれ「どういう意味ったら意味よ！」恋「それで、かのんさんには相談しましたか？」千砂都「ううん。まだなんだけど……。最近スランプ気味っていうか……」すみれ「そうかしら？毎回振付けのクオリティは低くないし、それに変に変わったことすればいいってもんじゃないでしょ。」ｸﾞﾘｸﾞﾘ可可「可可を尻に敷きながら言うなデスー！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ恋「すみれさんの言う通りです。私も千砂都さんの振付けに不満は……」千砂都「あ、振付けの話じゃなくて〇の話」　

お読みになる前にこのｓｓはかのんがｌｉｅｌｌａメンバーのご飯を食べるだけの作品です。キャラクターの描写や誤字脱字等の誤りがありましたら申し訳ありません。

千砂都「え……」かのん「だって、みんなでベイブレード遊んでるとき、一人だけすげゴマ持ってきたよね？」千砂都「違うよかのんちゃん！すげゴマじゃなくてぷよぷよのバトルトップだよ！」かのん「マグネコアの話ができない時点で一緒だよ！」すみれ「あー……私、メタルドライガー持ってたわ」可可「可可はシーボーグ使ってまシタ」恋「私はブリザードオルトロスをずっと使ってましたね」千砂都「そ、そんな……」

恋「タル鶏天ぶっかけうどん大あったかいので！」店員「かしこまりましたぁ！」かのん「あ、恋ちゃんも来てたんだ！」千砂都「うぃーっす！」恋「おや、偶然ですね」ﾆｺｯ千砂都「いやね、たまたま店内で恋ちゃん見つけたから一緒にお昼食べようかなってさ！」恋「ご飯は一緒に食べた方が美味しいですからね！ぜひご一緒させて下さい！」　

恋「かのんさんの歌、千砂都さんのダンス、すみれさんのオールマイティな器用さ、可可さんの華やかさ。」恋「この間は優雅さがある、と褒めてもらいましたが、いまいちピンと来ていません…」恋「このままでは一人取り残されてしまいます！」恋「なんとかしなくては…」カチッカチッ恋「これは…？」次の日千砂都「あ！恋ちゃん！うぃっすー！」恋「おはようございます、千砂都さん」千砂都「あれ！？包帯！？大丈夫？怪我したの…？それに眼帯まで…」恋「いえ…これは気にしないでください…」千砂都「気にするよ！」かのん「あれ？ちぃちゃんに恋ちゃん！こんなとこでどうしたの？遅刻するよ？」千砂都「かのんちゃん！恋ちゃんが！」恋「私は大丈夫ですから…ウグッ…！右腕が…疼きます…！！！」

1:名無しで叶える物語(ぎょうざ) 2021/12/20(月) 22:30:33.35 ID:FxV7+bTc 恋「やはり幼馴染というのはそういうものなのでしょうか」 すみれ「……ん？」 すみれ「恋、今なんて？」 恋「？ やはり幼馴染はそう...