【SS】ちさと「かのんちゃんからチョコを貰いたい！」【ラブライブ！スーパースター!!】

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「みんな今日は集まってもらってありがとう」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「構いませんよ」

6cƠᴗƠ∂ 「ちはほの…ﾊﾌﾊﾌ…ほねがいいだったら…ﾊﾌﾊﾌ…当然デス」ﾊﾌﾊﾌ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「たこ焼きに釣られて来たの？」

6cƠᴗƠ∂ ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「かのんさんがいないようですが」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「またかのん絡みの相談かしら」

6cƠᴗƠ∂ ｺﾞｯｸﾝ

6cƠᴗƠ∂ 「まさかまた歌えなくなったデスか！？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「えぇ！？」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「どうなのよ千砂都」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「かのんちゃんからチョコを貰いたい！」
　

6cƠᴗƠ∂ 「ふぇ？」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「というか告白されたい」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「えっと…」


/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「………今度のバレンタインにかのんから本命チョコを貰いたいってことかしら」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「そう！」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「よくわかりましたね」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「ふふん」

6cƠᴗƠ∂ 「何で今更かのんからチョコが欲しいデスか？」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「タダのチョコじゃなくて本命チョコだよ」

6cƠᴗƠ∂ 「かのんとお付き合いしたいということでショウか」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「おつきあい…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「ゴールはそこじゃない」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「え？」
　

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ ｺﾎﾝ

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「かのんちゃんが太古の昔から私のことを好きなのは明白」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「なのにいつまで経っても告白してこない！」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「恥ずかしくて告白出来ないんだとは思うけど、そういう弱いところは克服させなきゃ…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「みんなにはかのんちゃんが私への告白に踏み出せるようフォローして欲しい」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「お願い」


6cƠᴗƠ∂ 「日本人はこういう人ばかりなのデスか？」ｺｿｺｿ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「そんな訳ないじゃない、千砂都が特殊なだけよ」ｺｿｺｿ

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「私千砂都さんが怖くなって来ました…」ｺｿｺｿ

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「もしもーし」
　

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「ぐ、具体的にはどうすれば…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「まずは恋ちゃんに、かのんちゃんが今年のバレンタインにどういう意義込みで望むつもりなのか偵察してもらおうと思ってるよ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「偵察ですか？」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「今年こそかのんちゃんが私に本命チョコをくれるって言うなら特にやることもないからね」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「そうなってくれると私達は何もしなくてもいいから助かるわね」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「本命の」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「ん？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「本命のチョコが貰えたらがどうするのですか？」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「そんなの決まってるよ」ﾆｺｯ
　

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次の日

ﾉ√cัº’ᴗº)、「んーー今日も練習頑張った！この後どこか寄って行く？」

チクス　「「「私用事があるから先にかえ(るね)(るわ)(りマス)」」」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「わかったーまた明日ねー」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ ｺｸﾝ

ʃt(c◜･ ᴗ ･) ｺｸﾝ

ﾊﾞﾀﾝ

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「そういえばそろそろバレンタインですね」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「もうそんな時期かぁ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「私は感謝を伝える為に毎年サヤさんにチョコレートを作っています」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「手作りなんて偉いねー私は毎年お店で買ったので済ませちゃってるよ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「気持ちが伝われば形は関係ないと思いますよ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「恋ちゃんは優しいなぁ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「そうでしょうか」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「ありあなんて『手作り以外あり得ないでしょ！』って毎年うるさくってさぁ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「毎年言ってるんだったらそろそろ諦めろっつーの」

ʃt(c◜･ ᴗ ･) ｸｽｸｽ
　

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「かのんさんはご家族だけにお渡ししているのですか？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「友達にも渡すよーLiellaのみんなには手作りしよっかなぁ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「…特別な方に渡す予定などはないのですか？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「と、特別な方！？それって好きな人ってこと…？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「はい」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「恋ちゃんからそんな質問されると思わなかったなぁ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･) (まったくです)

ﾉ√cัº’ᴗº)、「全然考えてないよ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「そうですか…」

ʃt(c◜･ ᴗ ･) (面倒なことになりましたね…)

ﾉ√cัº’ᴗº)、「恋ちゃんはどうなの？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「ふぇ！？///」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「好きな人にあげないの？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「あ、ありえません！学生の本文は勉強と部活動です！」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「…」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「な、なんですか」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「告白の練習してみない？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「！？」
　

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「なんでですか！」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「いざ告白するってなった時のためにさ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「恋ちゃんそういう経験ないでしょ？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「ないですが…」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「じゃあ決定ね！」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「はぁ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「じゃあ私からね」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「…」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「恋ちゃん好きです付き合ってください」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「…」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「恋ちゃん？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「はい？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「返事は？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「返事もいるのですか！？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「告白と返事はセットでしょ！」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「わかりました…」
　

ﾉ√cัº’ᴗº)、「思いっきりフってもらって構わないからね」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「ｺﾎﾝ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「恋ちゃん好きです付き合ってください」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「…すみませんスクールアイドルに勧誘して頂いたことについては感謝していますが、かのんさんとお付き合いすることはできません」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「…」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「だよねー」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「じゃっ次は恋ちゃんの番！」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「…私は結構です」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「いいの？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「大丈夫です、今日は帰りましょう」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「んーわかった、じゃ帰ろっか」
　

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ʃt(c◜･ ᴗ ･)「という結果でした」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「今年も千砂都の思った通りみたいね」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「なんかイチャついてない？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「そ、そんなことはありません」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「ならいいけど」

6cƠᴗƠ∂ 「次の作戦はどうするデスか？」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「すみれちゃんが私に告白するつもりってかのんちゃんに伝えて」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「ギャラッ！？」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「何でそんなことしなきゃいけないのよ！」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「私がすみれちゃんに取られるってなったら流石のかのんちゃんも焦ると思うんだよね」

6cƠᴗƠ∂ 「作戦が本気すぎデス…」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「まぁ言ってることはわからなくはないけど…」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「やり口がよろしくないような…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「よろしくね？すみれちゃん」ﾆｺｯ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「ギャラ…」
　

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次の日

ﾉ√cัº’ᴗº)、「今日は声の調子良かったなぁ、FOO！あ、今日はどこか行く？」

チクレ　「「「私用事があるから先にかえ(るね)(りマス)(ります)」」」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「みんな最近忙しそうだね」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ ｺｸﾝ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ ｺｸﾝ

ﾊﾞﾀﾝ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「かのんに相談があるんだけどいいかしら」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「改まってどうしたの？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「芸能界からスカウトされてスクールアイドル続けるか困ってたり？」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ (実際にありそうな話で反応しづらい)

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「そうじゃなくて、バレンタインに千砂都へチョコをあげようと思ってるの」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「え…ちぃちゃんにすみれちゃんが？」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「そうよ」
　

ﾉ√cัº’ᴗº)、「…それって本命チョコ？」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「そうね」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「すみれちゃんがちぃちゃんを…」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「…」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「なんで私に言ってくれたの？」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「幼馴染のかのんには一応伝えておこうと思って」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「すみれちゃんは強いなぁ…」ﾎﾞｿｯ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「かのん？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「頑張ってねすみれちゃん応援してるよ」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「…かのんも伝えたいことがあるなら頑張りなさいよ、先延ばしにしてもいいことなんてほとんどないんだから」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「…わかった」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「じゃあ帰りましょうか」
　

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/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「という感じだったわ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「なんだか効果ありな感じがしますね」

6cƠᴗƠ∂ 「すみれにしては上出来デス」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「にしてはって何よ」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「後はかのんちゃんがチョコを作って準備万端だね」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「手作りじゃないといけないのですか？」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「本命チョコは手作り以外ありえないよ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･) (かのんさんに形は関係ないと言ったのは黙っておきましょう)

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「可可ちゃんよろしくね」

6cƠᴗƠ∂ 「ゔぇ」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「かのんちゃんと一緒にチョコを作って逃げられなくしよう」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「逃げられなくって…」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「これもやり方がなんというか…」

6cƠᴗƠ∂ 「痞子(わるもの)」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「なんて？」

6cƠᴗƠ∂ 「可可がかのんとチョコを作ればいいデスね」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「うん、よろしくね」
　

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次の日

ﾉ√cัº’ᴗº)、「新しいステップ難しいなぁ、んーもうちょっと練習しようかな…」

チレス　「「「私用事があるから先にかえ(るね)(ります)(るわ)」」」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「うん、お疲れ様さま」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ ｺｸﾝ

6cƠᴗƠ∂ ｺｸﾝ

ﾊﾞﾀﾝ

6cƠᴗƠ∂ 「かのんはチョコ作れマスか？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「お店の手伝いとかで作ったことはあるよ」

6cƠᴗƠ∂ 「ちょうどよかったデス、可可チョコ作ったことがなかったので手伝って欲しいデス」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「今までバレンタインで作ったことないの？」

6cƠᴗƠ∂ 「上海のバレンタインは男性から女性に贈り物するのでチョコを作る機会がありませんでシタ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「ホワイトデーは？」

6cƠᴗƠ∂ 「上海にホワイトデーの文化はないデス」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「そうなんだ」

6cƠᴗƠ∂ 「ということで今から可可の家で作りまショウ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「え、道具とか材料は…」

6cƠᴗƠ∂ 「ばっちり準備済みデス！」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「すごいね…」

6cƠᴗƠ∂ 「イキマショウ！」
　

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6cƠᴗƠ∂ 「ということでチョコ作って来まシタ」ｽﾞｽﾞｽﾞ

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「かのんちゃんも作ってた？」

6cƠᴗƠ∂ 「かのんも自分用に作ってまシタよ」ｽﾞｽﾞｽﾞ

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「なんだかんだで順調に進んでいますね」

6cƠᴗƠ∂ 「ああ…ココアわたるしみ…」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「逆」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「後は当日を待つだけだね」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「若干強引だったかもしれないけどみんな手伝ってくれてありがとう」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「若干…？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「…上手くいくといいですね」

6cƠᴗƠ∂ 「ココアおかわりくだサイ！」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「自由か」
　

──────

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バレンタイン当日

ﾉ√cัº’ᴗº)、「今日もおつかれさまー」

6cƠᴗƠ∂ 「今日はバレンタインデス！可可チョコ作って来まシタ！」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「私はお店で買っちゃったわ」

6cƠᴗƠ∂ 「ｳﾞｪｯ！？」

6cƠᴗƠ∂ 「せぇっかく可可はすみれのためを思って作って来たというのに！！！」ﾎﾟｺﾎﾟｺ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「わかった、わかったわよ、お返しの時は私も作ってくるわ」

6cƠᴗƠ∂ 「当然デス」ﾌｽｰ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「にしても大きな箱に入ってるわね」

6cƠᴗƠ∂ 「しょうがないからこの場で見せてやるデス！」ﾊﾟｶﾘ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「ｷｬｯ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「ﾋｯ」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「こ、これって…」

6cƠᴗƠ∂ 「等身大ダイオウグソクムシチョコデス！」
　

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「可可の手先が器用なのは知ってたけれど…」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「ここまでとは…」

6cƠᴗƠ∂ 「細部にまでこだわりまシタよ、ホイ」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「うわっ、足が気持ち悪い」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「これはあまりにもリアル過ぎます…」

6cƠᴗƠ∂ 「触角が特に難しかったデスね」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「何本も触角が折れちゃったせいでこの子は5匹目だもんね」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「かのんちゃんと可可ちゃん一緒にチョコ作ったんだ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「うん、可可ちゃんに誘われて」

6cƠᴗƠ∂ 「5匹のグソクムシが並んだ姿は圧巻デシタよ写真見マスか？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「私は大丈夫です」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「わざわざ新しく作らずに溶かして作り直せば良かったのに」

6cƠᴗƠ∂ 「愛着が湧いてしまって可可には出来なかったデス」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「全部すみれちゃんのことを思って作った子達だもんねー」

6cƠᴗƠ∂ 「なっ！」

6cƠᴗƠ∂ 「全然違いマス！すみれのことなんてこれっぽっちも！」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「ﾌﾌｯごめんごめん」
　

6cƠᴗƠ∂ 「全く…そういうかのんはどんなチョコデシタっけ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「私は星型のチョコにしてきたよ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「！」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「恋ちゃん？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「私も星型のチョコレートを作ってきました」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「えー！凄い偶然！私達相性ばっちり？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「そうですね」ｸｽｸｽ

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ ｼﾞｰ

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「…Liellaは星をイメージしていますし被るのも必然だったかもしれません」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「えーそうかなぁ…」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「…千砂都さんはどのようなチョコを？」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「私はね〜」

ﾉ√cัº’ᴗº)、(丸かな)

6cƠᴗƠ∂ (丸デス)

ʃt(c◜･ ᴗ ･) (丸でしょう)

/cﾘsˆヮ˚)ʂ (丸)

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「じゃーん！まん丸トリュフ！」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「見て！このまん丸具合！自分で作ったとはいえ惚れ惚れしちゃうよね！綺麗な丸が欠けることないように一口で食べてね！」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「…綺麗に出来てて凄いね！」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「ありがと！」
　

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「これで全員分ですね」

6cƠᴗƠ∂ 「今度はすみれ作ってくるデスよ！」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「わかったってば」

ʃt(c◜･ ᴗ ･) (そろそろですね)ﾁﾗｯ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「じゃあ私達は先に帰るわね」

6cƠᴗƠ∂ 「お先に失礼するデース」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「失礼します」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「…待って」

チクレス「！？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「…待って可可ちゃん」

6cƠᴗƠ∂ 「かのん…？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「話があるの、聞いてくれる？」

6cƠᴗƠ∂ 「わかりまシタ…移動しマスか…？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「…うん」
　

ｶﾞﾁｬ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「行っちゃったわね」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「かのんさんチョコの袋持ってました」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「どういうこと？」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「普通に考えればかのんが好きだったのは可可だったってことになるわね」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「そうだったのですね…」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「まぁかのんが告白出来るようになるという目標は達成されたわけだし結果オーライじゃない？」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「確かにそうですね」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「やだ…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「やだやだやだやだ！」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「かのんちゃんが私以外と付き合うなんてやだぁ！！！」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「私の方が先に好きだったんだからぁ゛ぁ゛ぁ゛」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ ｴ゛ｰｰｰﾝ
　

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「誰を好きになるかはその人の自由だから」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「それはそうだけどぉ゛ぉ゛ぉ゛」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「千砂都さんにもきっといい人が」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ ｴ゛ｰｰｰﾝ ｴ゛ｰｰｰﾝ

ｶﾞﾁｬ

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ ｴ゛ｰｰｰﾝ

ﾉ√cัº’ᴗº)、「ちぃちゃん」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ ｴ゛ｰｰｰﾝ

ﾉ√cัº’ᴗº)、「ちぃちゃん」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「…かのんちゃん？」ｸﾞｽ


ﾉ√cัº’ᴗº)、「昔からずっと好きでした、私と付き合ってください」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「え…」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「え」
ʃt(c◜･ ᴗ ･)「え」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「どうして…」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「私がちぃちゃんのことを好きだからだよ」
　

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「そうじゃなくて…可可ちゃんに告白したんじゃ…？」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「あれは嘘　可可ちゃんに手伝って貰っちゃった」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「可可どういうことよ！」

6cƠᴗƠ∂ 「かのんとチョコを作った日に詰め寄られて全部話しまシタ」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「え…」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「流石に3日連続でみんな同時に居なくなったら怪しむよ」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「ごめんなさい…私かのんちゃんの為を思って…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「いや…本当は私から告白する勇気がなかっただけ…」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「かのんちゃんに押し付けちゃって…」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「ううん、私ちぃちゃんやみんなに感謝してる」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「え…」
　

ﾉ√cัº’ᴗº)、「恋ちゃんに告白しないのかって聞かれた時、ちょっと勇気を出して恋ちゃんと告白の練習してみたんだ」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「…はい」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「フられちゃって、胸がズキンってなったんだよね、練習だったのに」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「練習であんな気持ちになっちゃうのに本気の告白だったらどうなっちゃうんだろって」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「やっぱり私にはできないって思った」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「かのんさん…」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「でも次の日すみれちゃんから話を聞いて、私が尻込みしてるうちにちぃちゃんが遠くに行っちゃったらって考えたら…そっちの方が耐えられないと思った」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「あの時はありがとう、すみれちゃん」

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「どうってことないわ」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「可可ちゃんもチョコ作るの手伝ってくれてありがとね」

6cƠᴗƠ∂ 「どうってことないデス」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「ちぃちゃんはみんなに無理やり手伝わせちゃったからイジワルしちゃった」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「うん…ごめんね…」
　

ﾉ√cัº’ᴗº)、「私のチョコ受け取ってくれる？」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「もちろん…！」

ﾊﾟｶ

/cﾘsˆヮ˚)ʂ 「大きなハートね」

ʃt(c◜･ ᴗ ･)「見ているだけで恥ずかしいです」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「かのんちゃん…ありがとう！」

ﾉ√cัº’ᴗº)、「改めて、私と付き合ってくれますか」

၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ 「…はい！」


၄(cʸ„ò ᴗ óﾘ၃ (私、ずっと夢見ていた…こういう日がくることを)
　

おしまいです
ありがとうございました
　

心が洗われて丸くなる…
　

Liella!顔文字……完成していたのか……

それはともかくかのんサイドの心境がとても良き。乙