ラブライブ！ーSS

■約30000文字■音ノ木坂学院 部室 　　 　　 　　 絵里「…あー…お腹痛いわー…」ｷﾞｭﾙﾙｯ 穂乃果「どうしたの？大丈夫？」 海未「何か変な物でも食べたんですか？」 希「あー絵里ちなら有り得るなぁ…この間も亜里沙ちゃんから貰ったスライムを餅と間違えて食べてたしな」 にこ「えぇ…？あんたいくらなんでもそれは無いでしょ…」 絵里「い、いやっ…餅じゃないわよ！流石に餅だとは思わないわよ！あれはそう…確かゼリーと間違えて食べたのよ！」 にこ「どっちにしろ食ってんじゃないの」 穂乃果「ンフッwww」 海未「いや…スライムとゼリーって結構見分けが付くと思うんですけど…」 希「絵里ちはおっちょこちょいやなぁ…」 絵里「あー…それよりもお腹痛い…これはあれね…きっとさっき食べ過ぎたチョコレートが原因ね…」 希「絵里ちチョコ好きやな」 にこ「チョコで腹壊す事ってあんの？」 穂乃果「あんまり無いよそんな事って」 絵里「いやもう…間違いないわ…きっとチョコレートのせいよこれは…」 ？？？「あっ！いたいた！こっちだよ！」ｽｯ にこ「ん？…ゲッ！？」 穂乃果「うわっ…」 　

【練習後の部室にて】 絵里「先月開設した私たちのミューズチャンネル、動画の伸びが悪いわ」 真姫「まだ始めたばかりなんだししょうがないでしょ」 にこ「いいえ。これは由々しき事態よ。それなりに知名度が出てきたのに」 絵里「そこで私は分析したわ。まず私たちはPVしか上げていない。そもそも曲はダウンロードなんだからPVは見ても２～３回。しかも楽曲数分しか動画がない。ユーチューバーとしては動画の数が少なすぎる」 花陽「私たちってユーチューバーだっけ・・・」 にこ「珍しく賢い分析ね。その通りよ。今の時代アイドルもバラエティに富んでいなければ直ぐに飽きられてしまうわ」 絵里「珍しく賢いは余計だけど私とにこの言わんとすることは分かるわね？」 海未「つまり私たちでバラエティのような動画を作る・・・ということですか？」 絵里「ハラショーよ」 花陽「ハラショーって相槌だっけ・・・？」 穂乃果「いいんじゃない？楽しそうだし」 凛「じゃあそれを決めるために今日は緊急ミーティングで呼ばれたってことー？」 にこ「その通り」 希「よくあるバラエティって言ったらクイズとか？鬼から逃げ切るとか？ただトークするだけとか？」