【安価SS】善子(21)「デ ヘルでも頼も!この十歌って娘がいいわね!パ パイみかんね…」【ラブライブ!サンシャイン!!】

善子ーよしこー画像 SS


1: 2017/05/02(火) 14:14:38.46 ID:0FaWwvjA.net
善子「十歌(じゅっか)ちゃんね…」

善子「なんだか懐かしい人を思い出すわね…千歌さん…」

善子(まあ千歌さんを忘れた日は一日たりともないのだけど)

善子「もう何年も会ってないわね…他の人も知らないらしいし…」

善子(ぶっちゃけ私は千歌さんの事を少なからず思っていた、でも千歌さんには曜さんがいるし…と気後れしているうちに卒業してしまった)
 

3: 2017/05/02(火) 14:17:22.64 ID:0FaWwvjA.net
善子「……ちかっちのちちっちはでかっち」ボソッ

善子「あの頃、配信で千歌さんの話するとよく流れたっけね」クスッ

善子(でもほんと千歌さんの無自覚なおっ〇〇は強烈だった)
 
5: 2017/05/02(火) 14:20:04.88 ID:0FaWwvjA.net
善子(千歌さんの汗で濡れ透け練習着からのおっ〇〇、あれでオナニーしたこともあるっけ)

善子「今でも持ってるのよねー…隠し撮りした千歌さんの…」スマホポチポチ

善子「これこれ…」
 
6: 2017/05/02(火) 14:22:54.64 ID:0FaWwvjA.net
善子(ほんっと…えっっっっっろ…)ゴロン

善子「少女のような無邪気な笑顔に不釣り合いな二つの膨らみ」

善子「何度…これで…」ポケー
 
8: 2017/05/02(火) 14:28:49.93 ID:0FaWwvjA.net
善子「……今では写真や動画でしか見れない千歌さん、一体どこで何をしているのかしらね…」ハァ

善子(そういえば、じゅっかでもう一人思い出したわ、なんかムカつく奴!
確かえーっと…じゅっじゅっ…)

善子「確か苗字は花…花…花丸?ってちがう!はな…
とにかくアイツ!そうアイツよ!むかつくわー…今でもぶん殴りたい…」


ピンポーン


善子「あ、来たわね!」
 
14: 2017/05/02(火) 14:39:53.87 ID:0FaWwvjA.net
こんばんはー!じゅっかでーす♡

善子「はーい!いらっしゃい!いらしゃーい!今出ま……」ガチャリ


言葉を失ったわ
当時のあどけない面影を残しながらも
魅力的な大人の女性になった彼女を思わせるような…
髪型は活発的なショートではなく、ロングで…

善子(いや、なわけないわ…千歌さんの事を考えてたからそうに見えて…大体千歌さんは)


デリヘル嬢「よし…こちゃ……!?」


ああ、目の前の十歌とやらは間違いなく高海千歌なのだ、私はそう確信せざるを得なかった
 
15: 2017/05/02(火) 14:43:48.91 ID:0FaWwvjA.net
善子「こんな形で再会するとは思ってなかったけど…」

千歌「……」

善子「ま、とにかく上がってよ

私は千歌さんを家の中へと促した
あの大物youtuberヨハネが女を連れ込んだ所を誰かに見られたら
ネットで叩かれちゃうわ
 
18: 2017/05/02(火) 14:47:40.85 ID:0FaWwvjA.net
善子「ま、ベッドにでも腰掛けて、千歌さん」

千歌「……」ポスッ

善子(さて…何て話そうか…)

千歌「……」


善子(そういや私、レズセ クスするためにそもそも呼んだんじゃないの!!!)

善子(来た人が衝撃的すぎてムラムラを忘れたけど…)チラッ

善子(千歌さん…綺麗だなぁ……こんな千歌さんを…)ムラッ

善子(あ、戻ってきたわ、性欲)
 
20: 2017/05/02(火) 14:49:06.90 ID:0FaWwvjA.net
千歌「……ねえ、善子ちゃん」

善子(助かった!千歌さんの方から話しかけてくれた!)

善子「なっ、何かしら…喉でも乾いた?何飲む?みかんジュース?それとアイスティ…」

千歌「>>下2」
 
22: 2017/05/02(火) 14:52:03.64 ID:n3DM5C1+.net
えっと……ごめんね、私なんかで
嫌だったよね……善子ちゃん、私、帰るね……
 
23: 2017/05/02(火) 14:52:44.88 ID:0FaWwvjA.net
千歌「えっと……ごめんね、私なんかで
嫌だったよね……
善子ちゃん、私、帰るね……」

善子「!!」

>>下2
善子の取った行動&台詞
 
25: 2017/05/02(火) 14:59:01.59 ID:f5HGxlC4.net
まっ、待ってよ! ガシッ

別にその千歌さんが嫌とかじゃないし!っていうかむしろ千歌さんが良いっていうか…

と、とりあえずゆっくりしていきなさいよ ムラムラ
 
27: 2017/05/02(火) 15:01:57.39 ID:0FaWwvjA.net
善子「まっ、待ってよ!」ガシッ

千歌「!!」

善子「別にその千歌さんが嫌とかじゃないし!っていうかむしろ千歌さんが良いっていうか…」

千歌「善子ちゃん…///」デレッ

善子(あ、可愛い…♡)


善子「と、とりあえずゆっくりしていきなさいよ!」ムラムラ

千歌「うんっ…♡」
 
29: 2017/05/02(火) 15:09:29.77 ID:0FaWwvjA.net
千歌「///」

千歌「……ねえ善子ちゃん」

善子「何よ…」

千歌「もっとさ、近づいてもいいんだよ?
そもそもセ クスするために私を呼んだんでしょ?」

善子(気恥ずかしいから無理なのよ!)
 
30: 2017/05/02(火) 15:11:54.02 ID:0FaWwvjA.net
千歌「ねえ善子ちゃーん…」グイグイ

善子「///」カァァ

千歌「……なら私からくっついちゃうぞー♡がおーっ♡」ギュッ

善子「千歌さ…///!?」

千歌「がおーっ♡善子ちゃんにくっついちゃったよー♡ガオガオー♡」

善子(何これ可愛すぎぃ!何?何?)
 
32: 2017/05/02(火) 15:14:30.29 ID:0FaWwvjA.net
善子「怪獣、ね…」

千歌「…!」ピタッ

善子「普通怪獣ちかちー、そう自分を称して言ってたでしょ?」

善子(今、千歌さんの顔が一瞬曇った…?)

千歌「あったねー…そんな事言ってたや…」

千歌「もう昔の事だよ…今はこんな仕事して…だからそんなあだ名忘れてよ…」

善子(後ろめたい何かが、やっぱりあるのね!)



善子「……ねえ」
 
33: 2017/05/02(火) 15:16:56.44 ID:0FaWwvjA.net
善子「なんでさ…こんなお仕事、してるの?」

善子「いや、こんなってのも失礼だけど……でも普通からかけ離れてるじゃないの…」

千歌「……」

善子「Aqoursのみんなのその後…それぞれの道に進んだけれどもね…でも、風俗のお仕事は、千歌さんだけよ?」
 
35:訂正 2017/05/02(火) 15:19:43.68 ID:0FaWwvjA.net
善子「ねえ、何があったの?」

千歌「……」

善子「私はてっきり千歌さんはね、曜さん辺りと結婚するものだと高校時代は思ってたのよ…それかダイヤさんか…」

千歌「……」

善子「千歌さんの想い人は大体分かっていたもの…平凡で幸せな結婚生活が似合う女、それが高海千歌という人間よ、当時の私の中ではね」

千歌「>>下2」
 
37: 2017/05/02(火) 15:27:24.68 ID:expwYzZ9.net
どうしても…! どうしてもお金が必要な事情があったの!
 
40: 2017/05/02(火) 15:31:27.05 ID:0FaWwvjA.net
千歌「ぅっ…ぐすっ…」ポロポロ

善子(突然泣き始めて…!?)

千歌「どうしても…! どうしてもお金が必要な事情があったの!」ポロポロ

善子「それは……?」

千歌「ヒック…ヒック…」

善子(無理に聞く必要は無いか……)
 
41: 2017/05/02(火) 15:34:57.75 ID:0FaWwvjA.net
善子「千歌さん」

善子「料金、おいくらだったかしら…」

千歌「え、もう終わり…えーっと…14万3000円だよ?」

善子「…」

善子「……お店、やめていいわよ?」

千歌「えっ……でもっ!でもっ!お金が必要なのっ!!!」
 
42: 2017/05/02(火) 15:36:59.38 ID:0FaWwvjA.net
善子「嫌なのよ!!!!!!」

千歌「!!」ビクッ

善子「千歌さんが私以外の女に、毎晩毎晩抱かれているなんて考えただけでも寒気がするわよ!!!」

善子「そうしてどんどん千歌さんは千歌さんで無くなっていきそうで…
私の知ってる千歌さんがいなくなってしまいそうで…嫌…」
 
46: 2017/05/02(火) 15:40:37.41 ID:0FaWwvjA.net
千歌「……でも、お金が必要なの!」

千歌「この仕事以上にお金が稼げる仕事なんて…」


千歌さんは完全に自分の身体なんてどうでもいいみたいだった
そんなに軽々しく自分を安売りしないでよ…悲しくなるじゃない…
そんな悲壮感全開でお金が欲しい!なんて…ほんっと、何があったのよ…

えーいこうなったら…


善子「千歌さんが稼ぐ必要は無いのよ?私が千歌さんの人生を買うわ」

千歌「えっ…?それってどういう…」パチクリ
 
47: 2017/05/02(火) 15:47:33.25 ID:0FaWwvjA.net
善子「……ヨハネよ」

千歌「えっ?」

善子「日本を代表するyoutuber、それが私、ヨハネ。知らなかった?」


私にはお金なんて幾らでもある。女の子も沢山言い寄ってくる。
でもね、私は付き合うとかそういうのは一切しなかった。
女遊びは風俗だけ。
なぜか?心の中にはいつも一人の人が居ついて…。


千歌「えっと……私忙しくてそういうのに疎いかな…で、それがどうしたの?」

善子「だ・か・ら~!!!」
 
48: 2017/05/02(火) 15:50:53.47 ID:0FaWwvjA.net
善子「ところで、千歌さんはいくらお金が必要なの?」

千歌「……億円」

善子「へぇ…」ニヤリ

千歌「何がおかしいの!!!私はそれを一生かけて稼がなきゃ…」

善子「私が払ってあげるわ、だって私の年収、……億円もあるのよ」

千歌「えっ………」ドクンッ、


千歌「……でも、だめだよ…」

善子「どうして?」

千歌「善子ちゃんのお金だもん…私なんかに使っちゃ…」
 
51: 2017/05/02(火) 15:54:32.50 ID:0FaWwvjA.net
善子「私なんか?」ピクッ

善子「千歌さん!!!」グイッ

千歌「わっ…!!!」

善子「なんかとは何よ!!!私がねぇ、昔からどれだけ千歌さんを想ってたか!!!千歌さんに何年も会えなくてどれだけ寂しい思いを下か分かってるの!?」ガクガク

千歌「…っ!!!」

善子「久し振りに会ったら風俗に墜ちてて、お金を稼ぐために我が身犠牲にして……」

善子「それだったら、私が千歌さんの人生買おうじゃないの!ってぇ話よ!!!」


千歌「善子ちゃん…?」

善子「……あ(興奮して何口走って…!)」

千歌「>>下2」
 
53: 2017/05/02(火) 15:56:14.97 ID:MXel8RmD.net
…いいの?
 
54: 2017/05/02(火) 15:58:16.07 ID:0FaWwvjA.net
千歌「…いいの?」

善子「いいのって何よ…」

千歌「私、穢れてるよ?いっぱい女の人に抱かれた?何十人、何百人…」

千歌「汚い女だよ…それでも私なんかでいいの?」

善子「>>下2」
 
56: 2017/05/02(火) 16:01:01.67 ID:r3IL7pul.net
私専用のデリヘルになってくれるなら
 
58: 2017/05/02(火) 16:03:50.63 ID:0FaWwvjA.net
善子「私専用のデリヘルになってくれるなら」

千歌「……!それってどういう…」

善子「言わせないでよ恥ずかしいわ)///」

善子「私の妻になってくれって言ってんのよ!あー恥ずかし…///」

千歌「………そういえばさ」

善子「うん?」

千歌「善子ちゃんは…私の事、高校の時から好き…だったんだよね」


善子「/////////そうよ…」

千歌「私、ね…>>下2」
 
60: 2017/05/02(火) 16:05:56.46 ID:d3+TA1Kb.net
好きだったんたよ
 
64: 2017/05/02(火) 16:11:37.17 ID:0FaWwvjA.net
千歌「好きだったんだよ…?」

善子(過去形?高校の時の話かしら……終わった恋…?)

善子(えーっと…結婚済みのAqoursメンバーで千歌さんが好きそうだったのは…あぁ、ダイヤさん?ズラ丸と結婚したけど…
あぁ、そうだ、曜さんは……)

善子「へぇ…誰の事が?」


千歌「///」カァァァァァ

千歌「もう何言ってるの///バカァ///」

善子「?」

千歌「好きだった人は私の目の前にいるよ、善子ちゃん♡」


善子「…?……!?わ、わ、わたしぃ~!?マジで!?」
 
65: 2017/05/02(火) 16:15:15.55 ID:0FaWwvjA.net
千歌「うんうん、マジで♡」

善子(ちょっと待って、マジで混乱してきたわ…)

善子「うぇっ…でもさ千歌さんさ…私の事、好きとか言ってこなかったし…そういう風には見えなかったけど…」

善子(そこまで私と千歌さんは深く親しくはならなかった)


千歌「だってさ…善子ちゃんはさ」


千歌「花丸ちゃんと付き合ってるものだと、ずっと思ってたんだもの」

善子「!!」

千歌「私は絶対、花丸ちゃんには勝てない、善子ちゃんの中で花丸ちゃんより大きくなれない」

千歌「そう分かってたからさ…そんなに善子ちゃんに絡まなかったんだ
だって善子ちゃん優しいからさ、優しくされればされる程…好きになっちゃうもん!」
 
68: 2017/05/02(火) 16:26:20.95 ID:0FaWwvjA.net
善子「わたしだって……!」

善子「千歌さんはてっきり曜さんかダイヤさんの事が好きなんだとばかり…」

千歌「曜ちゃんは大好きな幼馴染、ダイヤさんは大好きな先輩、他のみんなも大好きだよ?」

千歌「でもね、善子ちゃんはだけは違ったんだ……でも…でも…」

善子「ずら丸の事が好きだと思い込んでたんだ……そして身を引いたと…」
 
70: 2017/05/02(火) 16:33:15.14 ID:0FaWwvjA.net
千歌「くすくす♡私達、なんだか似てるよね…」

善子「ふふっ♡そうね…」

千歌「ずっと両思いだったんだねぇ///色々回り道したけど…」

善子「/////////」

善子「それじゃあ善は急げよ!今すぐにでも市役所へ行って…あ、あと結婚報告の動画を…」

クイクイ

善子「んっ?」

千歌「お仕事しなきゃね♡」

善子「え、何を…」

千歌「14万3000円分のお仕事、まだ済ませてないよ?」

善子「でも夫婦になるだから…」

千歌「それはダメ!一応私、まだ店の人間なんだからね!!!」ドサッ


チュッ♡チュッ


善子「ん♡ちかしゃ…♡♡♡」

千歌「♡♡♡」
 
73: 2017/05/02(火) 16:38:29.44 ID:0FaWwvjA.net
その夜、十歌としての最後の仕事を終えた途端、辞職の報告をする千歌

翌日、婚姻届を書き提出しようとするも、千歌は両親と長年会っていない事が判明する

とにかく千歌の言う口座にお金を振り込む
千歌が言うには「これでやっと縁が切れたよ~」ですって

なんだったのかしら
 
76: 2017/05/02(火) 16:42:29.59 ID:0FaWwvjA.net
とりあえず東京にいる千歌さんの母親と会う
私と結婚すると言ったら驚くどころか、なぜか納得したような表情だった。目の前の口リっ子は。

千歌さんの母親は内浦に戻らないかと促すも
千歌さんは暗い顔で俯いたまま。何かあったのだろうか…内浦で…

とりあえず千歌さんの母親の判子は貰った、さて、私の両親にも報告して…みんなには…


善子「え?いい?」

千歌「うん……どうしても知られたくない人がいるから…Aqoursは…いいよ」

善子「そうなの…」
 
78: 2017/05/02(火) 16:44:40.36 ID:0FaWwvjA.net
とにかく、私と千歌さんは晴れて夫婦になった
視聴者にも秘密だけどね

誰かに自慢したくなるけど……でも、幸せだから今のままでもいいなって思うわ
 
79: 2017/05/02(火) 16:46:49.91 ID:0FaWwvjA.net
善子「そういえばさ……」

千歌「ん?」

善子「Aqoursのみんなと会いたくないって……どうして?」

千歌「……」

善子「誰が…嫌なの…?何か…」

千歌「>>下2(善子以外の誰か)」
 
81: 2017/05/02(火) 16:48:19.21 ID:HN4WfNWf.net
メノ^ノ。 ^リ
 
83: 2017/05/02(火) 16:49:29.96 ID:0FaWwvjA.net
千歌「…………りこちゃん」

善子「梨子さん!?」

善子「梨子さんに…億円も払わなきゃいけないような事って…」

善子「一体…何を…」

千歌「>>下2」
 
85: 2017/05/02(火) 16:50:52.94 ID:Llw61KNL.net
まり
 
86: 2017/05/02(火) 16:51:19.97 ID:pK8t/V3s.net
騙された
 
89: 2017/05/02(火) 16:57:24.19 ID:0FaWwvjA.net
千歌「騙されたんだよ…」

善子「騙されたぁ!?」

千歌「私ね、梨子ちゃんから私の子供を孕んだって言われたんだ」

善子「孕んだぁ!?」

千歌「もちろん、そんな行為、梨子ちゃんとはしてないよ?」

千歌「でもね、私は気が動転しちゃったんだ」

善子「ふんふんそれで?」

千歌「でもね?千歌ちゃんその頃アメリカへ音楽留学行くから、日本にはいられないって…養育費を要求されたの」

千歌「私は旅館で一生懸命働いてお金を稼いだよ?
お腹の大きくなった梨子ちゃんを空港で見送って、出産にも立ち会えなかったのに!」
 
90: 2017/05/02(火) 16:59:15.89 ID:0FaWwvjA.net
善子「でもは、気が動転したと言ってもさ、後になって冷静になれば…」

千歌「その時にね梨子ちゃんに契約書渡されて、判子押しちゃったんだ
私はそういうものなんだろうって…疑いもせずね」

千歌「無知って罪だよね」
 
92:訂正 2017/05/02(火) 16:59:30.81 ID:0FaWwvjA.net
善子「でもさ、気が動転したと言ってもさ、後になって冷静になれば…」

千歌「その時にね梨子ちゃんに契約書渡されて、判子押しちゃったんだ
私はそういうものなんだろうって…疑いもせずね」

千歌「無知って罪だよね」
 
93: 2017/05/02(火) 17:03:31.42 ID:0FaWwvjA.net
善子「それがとうして億になるのよ…」

千歌「こっそり私アメリカへ行ったの、梨子ちゃんの所へこっそりね
陰から梨子ちゃんを覗いたの、何見たか分かる?」

千歌「私以外の女と抱き合ってキスしてた!!!」

善子「……アメリカだから?」

千歌「続きがあるんだ」

千歌「その後ね、梨子ちゃんの住んでる家にお邪魔したんだ、大きな家だったな~…
そこで初めて赤ちゃんと会ったんだ」

善子「ええ」

千歌「写真があるんだけど……これ見てよ」スッ

善子「どれどれ……!?」
 
94: 2017/05/02(火) 17:05:24.72 ID:0FaWwvjA.net
善子「髪は梨子さんの色だけど…タレ目で…黄色い瞳で……」

千歌「そう、もう分かるよね」

千歌「梨子ちゃんが抱き合ってキスしてたのは鞠莉さん
この子は鞠莉さんとの間にできた子」

千歌「笑っちゃうよね!こんな子のために数年間お金を送り続けてただなんて…!」
 
96: 2017/05/02(火) 17:07:55.07 ID:0FaWwvjA.net
千歌「……私は気づかないふりしたよ?」

善子「どして?」

千歌「決定的な証拠掴むまでは…とりあえず潜伏する事にしたんだ」

千歌「梨子ちゃんがいない間、赤ちゃんのお守りもした…けど…」

千歌「お外をお散歩してる時にね…赤ちゃんは……私が目を離した隙に…トラックに…」ブルブル

善子「……!」
 
97: 2017/05/02(火) 17:11:08.94 ID:0FaWwvjA.net
善子「…どうなったの?」

千歌「もちろん死んだよ…でね、そこから鞠莉さんがいきなり表に出てきたの」

千歌「『千歌さんが目を離したのが全て悪いんです』『私と梨子の大切なマリコを〇したも同然よ』『私と梨子は結婚してるの』」

善子「うわぁ…いきなりねぇ…梨子さんは?」

千歌「鞠莉さんの陰に隠れて私を睨んでくるだけ…まあ子供が死んだのは私のせいだしね…」
 
100: 2017/05/02(火) 17:14:34.54 ID:0FaWwvjA.net
千歌「それからだよね…」

千歌「アメリカで裁かれたんだけど…完全に私が悪い事になった
鞠莉さんとの子って事を隠して私に養育費を遅らせてたのには触れられずにね!」

千歌「鞠莉さんはアメリカハーフだし…世界的ホテルのオーナーの娘だし…私は完全にアウェーだったよね」

千歌「そして判決、私は莫大な慰謝料を背負ったんだ…あの人、大金持ちのくせに……私を地獄に落としたんだ」
 
107: 2017/05/02(火) 17:20:55.26 ID:0FaWwvjA.net
千歌「梨子ちゃんは私が孕ませてと嘘ぶいて…実際は鞠莉さんと結婚してて、お金を送らせて…」

千歌「あとで分かったんだけどね、鞠莉さん、私の事、割りと嫌いだったんだってさ」

千歌「高校時代、陰ながら梨子ちゃんの事大好きだったけど、梨子ちゃんは私にゾッコンラブだったと思ってたんだって」

千歌「それなのに…私は曜ちゃんやダイヤさんばかりに夢中で、梨子ちゃんの事を一切見ていない、そんな所が大嫌いだったんだって」

千歌「梨子ちゃんも梨子ちゃんで、いくら私にモーションかけても私は全く梨子ちゃんに興味を示さなかった
そうこうしてるうちに、千歌ちゃんの事がむしろ大嫌いになったんだってさ」
 
110: 2017/05/02(火) 17:26:51.15 ID:0FaWwvjA.net
善子「そんな事が…」

千歌「すれ違いにも程があるよね…傍から見たら私は曜ちゃんやダイヤさんの事が好きなように見えて…実は善子ちゃんが好き」

善子「鞠莉さんが好きな梨子ちゃんは千歌さんが好きだけど、千歌さんは梨子さんの事が好きではない」

千歌「曜ちゃんやダイヤさんは特に気が合うから
一緒にいる機会が多くていつもお喋りしてたんだけど…」

千歌「それで恋愛感情がある、と勘違いしてたのね、梨子さんと鞠莉さんは」

千歌「ダイヤさんは当時から花丸ちゃんが好き好き丸出しだったんだけどね……
そんなダイヤさんの恋路の行方でダイヤさんと私と曜ちゃんで大盛り上がり!だったんだけど…」
 
111:訂正 2017/05/02(火) 17:27:27.11 ID:0FaWwvjA.net
善子「そんな事が…」

千歌「すれ違いにも程があるよね…傍から見たら私は曜ちゃんやダイヤさんの事が好きなように見えて…実は善子ちゃんが好き」

善子「鞠莉さんが好きな梨子ちゃんは千歌さんが好きだけど、千歌さんは梨子さんの事が好きではない」

千歌「曜ちゃんやダイヤさんは特に気が合うから
一緒にいる機会が多くていつもお喋りしてたんだけど…」

善子「それで恋愛感情がある、と勘違いしてたのね、梨子さんと鞠莉さんは」

千歌「ダイヤさんは当時から花丸ちゃんが好き好き丸出しだったんだけどね……
そんなダイヤさんの恋路の行方でダイヤさんと私と曜ちゃんで大盛り上がり!だったんだけど…」
 
114: 2017/05/02(火) 17:35:12.26 ID:0FaWwvjA.net
善子「私と千歌さんが想いを通じ合わせてればこんな事にはね…」

千歌「本当だよぉ……」

千歌「ま、でも善子ちゃんのお陰で、一生慰謝料を稼ぎ続ける人生は終わったんだよ!」

千歌「こうして…好きだったけど諦めてた人と結婚できるなんて…夢みたいだなぁ…♡」ギュッ

善子「それは私の台詞でもあるわよ…♡」ギュッ
 
115: 2017/05/02(火) 17:38:13.93 ID:0FaWwvjA.net
善子「千歌さん…」

千歌「んん?なに?」

善子「結婚式、やりましょう」

千歌「でも……」

善子「大丈夫よ…みんな心配してたのよ?千歌さんの事…」

善子「それに…たとえ奴らが来ても、幸せを見せびらかせばいいのよ」

善子「あなた達が不幸にした千歌さんはこんなに幸せになりましたが何か?って」 

千歌「……そうだね!」
 
116:訂正 2017/05/02(火) 17:39:12.97 ID:0FaWwvjA.net
善子「千歌さん…」

千歌「んん?なに?」

善子「結婚式、やらない?」

千歌「でも……」

善子「大丈夫よ…みんな心配してたのよ?千歌さんの事…」

善子「それに…たとえ奴らが来ても、幸せを見せびらかせばいいのよ」

善子「あんた達が不幸にした千歌さんはこんなに幸せになりましたが何か?って」 

千歌「っ!そうだね!」
 
117: 2017/05/02(火) 17:44:31.39 ID:0FaWwvjA.net
こうして私達の結婚はAqoursのみんなが知ることとなりました
みんな結構驚いていたわね…そんなに私達が結婚するの、変なのぉ?

ともあれ、みんな盛大に祝ってくれたわ
果南さんなんて披露宴の料理のために
当日の朝、海に潜って沢山の海の幸を獲ってくれたり……

そうそう、仲人はズラ丸とダイヤさんが務めてくれました
ダイヤさんなんか私達の姿を見た瞬間号泣、嗚咽してたわね
 
119: 2017/05/02(火) 17:52:03.99 ID:0FaWwvjA.net
梨子さんと鞠莉さんの席は…空席のままだった
今頃私達の事なんか忘れてアメリカでよろしくやってるのだろう、まあどうでもいいけど

何はともあれ、私と千歌さんは散々回り道をしたけれど
自分の気持ちを捨てずにずっと持ち続けてたから
こうして無事ゴールインしたのだと思う

みんなも自分が好きな子が「でもあの子はアイツが好きだから…」なんて諦めちゃ駄目よ!
私達みたいに苦労するから


善子「……この披露宴生放送したらどうなるかしらね」

千歌「多分…視聴者が特定してここに来ちゃうんじゃないかな」

善子「そうよね……まあ終わったら堕天使達に事後報告するわ」

善子「ヨハネチャンネルのヨハネはとんでもない女たらしだとか
謂れの無い誹謗中傷いつも受けてるんだから」ハァ


千歌「くすくす♡善子ちゃんはカッコイイからね♡」

善子「だから!ヨーハ…善子でいいわ」

善子「楽しみだわ…腐れネット民共に私の愛妻家っぷりを見せてくれやるのは…」
 
121: 2017/05/02(火) 17:57:04.71 ID:0FaWwvjA.net
その後、ヨハネチャンネルで結婚のご報告をした善子
結構荒れると思いきや、素直な祝福の雨あられに困惑する善子

ヨハネファン曰く
「どこぞの馬の骨とも知らない女ではなく
Aqoursの仲間だった千歌ちゃんと結婚するなら大丈夫…ていうか最高!」

この世界の元人気スクールアイドルのメンバーが結婚する時は大抵荒れる…っ!荒れに荒れる…っ!

唯一荒れないのは元メンバー同士で結婚する時であるが…

これはyoutuber活動において
元スクールアイドルを前面に出していない善子にも当てはまったのである
 
122: 2017/05/02(火) 17:57:38.51 ID:0FaWwvjA.net
こうして善子と千歌は末永く幸せに暮らしました

終わり
 

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