1: 2021/02/14(日) 13:24:57.98 ID:5U/EGH1W
早朝
あなた「ふぅ……できた」
ドン!
あなた「本命チョコドッキリのために一晩かけて全員分の手作りチョコを作ったぞ……ここまで気合い入れたやつならドッキリだってバレないはず……!!」
あなた「よーし!がんばるぞー!」
あなた「ふぅ……できた」
ドン!
あなた「本命チョコドッキリのために一晩かけて全員分の手作りチョコを作ったぞ……ここまで気合い入れたやつならドッキリだってバレないはず……!!」
あなた「よーし!がんばるぞー!」
4: 2021/02/14(日) 13:28:29.12 ID:xc7uEY7i
歩夢「何をがんばるの?」
あなた「うわぁ!歩夢ちゃん!?いつからそこに!」
歩夢「そ、そんなに驚かなくても……今来たばかりだよ。あなたの朝ごはん作るために」
歩夢「それにしても珍しいね、あなたがこんなに早起きしてしかもキッチンにいるなんて」
あなた「あ、えっと……」
あなた(とっさに超スピードで全員分のチョコは隠せたけど流石に怪しまれてるな……)
あなた(いきなりバレるのなんてまずいし……)
歩夢「どうしたの?何がまずいの?」
あなた「う、ううん!なんでもないよ!」
あなた(仕方がない、学校で渡すつもりだったけど歩夢ちゃんにはここで渡そう!)
あなた「うわぁ!歩夢ちゃん!?いつからそこに!」
歩夢「そ、そんなに驚かなくても……今来たばかりだよ。あなたの朝ごはん作るために」
歩夢「それにしても珍しいね、あなたがこんなに早起きしてしかもキッチンにいるなんて」
あなた「あ、えっと……」
あなた(とっさに超スピードで全員分のチョコは隠せたけど流石に怪しまれてるな……)
あなた(いきなりバレるのなんてまずいし……)
歩夢「どうしたの?何がまずいの?」
あなた「う、ううん!なんでもないよ!」
あなた(仕方がない、学校で渡すつもりだったけど歩夢ちゃんにはここで渡そう!)
10: 2021/02/14(日) 13:36:48.15 ID:xc7uEY7i
あなた(よし、やるぞ……)スゥ──
あなた「あ、あのね……歩夢ちゃん……///」モジモジ
歩夢「?どうしたの?」
あなた「その、ね……あ、えと……」モジモジ
歩夢「ふふ、どうしたの?慌てなくても私はちゃんと聞くよ?」
あなた「……今日は何の日か覚えてる?」
歩夢「え?う、うん!そうだ、私あなたに────
スッ
あなた「これ……チョコ。歩夢ちゃんに渡すために、頑張って手作りで作ったんだ」
あなた「不器用だし、結局一晩かかっちゃったけど……えへへ///」
歩夢「……」
歩夢「……」
歩夢「…」
歩夢「!!?!?!?!???!?」
あなた「あ、あのね……歩夢ちゃん……///」モジモジ
歩夢「?どうしたの?」
あなた「その、ね……あ、えと……」モジモジ
歩夢「ふふ、どうしたの?慌てなくても私はちゃんと聞くよ?」
あなた「……今日は何の日か覚えてる?」
歩夢「え?う、うん!そうだ、私あなたに────
スッ
あなた「これ……チョコ。歩夢ちゃんに渡すために、頑張って手作りで作ったんだ」
あなた「不器用だし、結局一晩かかっちゃったけど……えへへ///」
歩夢「……」
歩夢「……」
歩夢「…」
歩夢「!!?!?!?!???!?」
17: 2021/02/14(日) 13:46:56.91 ID:xc7uEY7i
あなた「……やっぱり変だったかな……」
歩夢「そそ!そんなことないよ!(え!?嘘!だって今までずっとこの子からチョコなんて貰ったことないし……いや、それは別にいいの。だって私がこの子にあげれればそれで満足してたし)
歩夢「あ、開けてもいい……」
あなた「は、恥ずかしいけど……うん。いいよ///」
歩夢「……」ゴクリ
パカ
『やさしい歩夢ちゃん世界一大好き♡』←ガッチガチのハート形に気合の入った装飾
あなた「……///」モジモジ
歩夢「!?!?!!!!?!??!?」
歩夢「そそ!そんなことないよ!(え!?嘘!だって今までずっとこの子からチョコなんて貰ったことないし……いや、それは別にいいの。だって私がこの子にあげれればそれで満足してたし)
歩夢「あ、開けてもいい……」
あなた「は、恥ずかしいけど……うん。いいよ///」
歩夢「……」ゴクリ
パカ
『やさしい歩夢ちゃん世界一大好き♡』←ガッチガチのハート形に気合の入った装飾
あなた「……///」モジモジ
歩夢「!?!?!!!!?!??!?」
23: 2021/02/14(日) 13:56:18.96 ID:xc7uEY7i
歩夢(こ、これってもしかして……。いや、もしかしなくても……)
歩夢「ね、ねぇ……これって……」
あなた「……///」
あなた「うん、歩夢ちゃんのために、歩夢ちゃんのことだけ考えて私の気持ちたくさん詰め込んだ……」
あなた「……本命、だよ」カアァァァァア
歩夢「……」
ブチィィ!
あなた「!?」
あなた「あ、歩夢ちゃん!?そんな無理やりぽむ玉引きちぎって痛くないの!?」
歩夢「すごく痛い……」
歩夢「夢じゃない……」ポロポロ
歩夢「ね、ねぇ……これって……」
あなた「……///」
あなた「うん、歩夢ちゃんのために、歩夢ちゃんのことだけ考えて私の気持ちたくさん詰め込んだ……」
あなた「……本命、だよ」カアァァァァア
歩夢「……」
ブチィィ!
あなた「!?」
あなた「あ、歩夢ちゃん!?そんな無理やりぽむ玉引きちぎって痛くないの!?」
歩夢「すごく痛い……」
歩夢「夢じゃない……」ポロポロ
32: 2021/02/14(日) 14:10:17.88 ID:xc7uEY7i
あなた「あの、ね……今までずっと歩夢ちゃんに渡したかったんだけど私、勇気が出せなくて……」
あなた「でも最近は歩夢ちゃんの周りには沢山の可愛い子が増えて、焦ったんだ……」
あなた「今年は絶対歩夢ちゃんにちゃんとチョコを渡すんだって……」
あなた「喜んでもらえたら……嬉しいな///」アハハ
歩夢「あ、あ……」
歩夢「当たり前だよ!私、今一番幸せだよぉ!」ガバッ
ダキッ
ギュウウウ
あなた「わっ……」
歩夢「ありがとう、ありがとね!!」
ギュギュギュギュギュ
あなた(あれ?いつの間にかぽむ玉戻ってる……?まあ上手く成功してよかった)
あなた「でも最近は歩夢ちゃんの周りには沢山の可愛い子が増えて、焦ったんだ……」
あなた「今年は絶対歩夢ちゃんにちゃんとチョコを渡すんだって……」
あなた「喜んでもらえたら……嬉しいな///」アハハ
歩夢「あ、あ……」
歩夢「当たり前だよ!私、今一番幸せだよぉ!」ガバッ
ダキッ
ギュウウウ
あなた「わっ……」
歩夢「ありがとう、ありがとね!!」
ギュギュギュギュギュ
あなた(あれ?いつの間にかぽむ玉戻ってる……?まあ上手く成功してよかった)
38: 2021/02/14(日) 14:20:06.94 ID:xc7uEY7i
歩夢「ふんふんふんふん~♪」ニコニコニコ
グツグツ
あなた(あんなに機嫌良さそうに朝ご飯作っちゃってまぁ……)
あなた(それにしても……しずくちゃんに演技教えてもらった甲斐があったなー!ちゃんと恥じらいが残ってる恋する乙女の演技通用したよ……!!)
あなた(歩夢ちゃんに通用するってことは他の子にもバレる心配はない……!結果論だけど朝一に歩夢ちゃんで実験できてよかった!これからのドッキリにも自信がついたよ!)
歩夢「はい、おまたせ♡」
コト
あなた「あ、朝から豪華というか……気合入ってるね」
歩夢「ゲンキが出るもの食べないとだからね♪」
あなた「?うん、そうだね」
グツグツ
あなた(あんなに機嫌良さそうに朝ご飯作っちゃってまぁ……)
あなた(それにしても……しずくちゃんに演技教えてもらった甲斐があったなー!ちゃんと恥じらいが残ってる恋する乙女の演技通用したよ……!!)
あなた(歩夢ちゃんに通用するってことは他の子にもバレる心配はない……!結果論だけど朝一に歩夢ちゃんで実験できてよかった!これからのドッキリにも自信がついたよ!)
歩夢「はい、おまたせ♡」
コト
あなた「あ、朝から豪華というか……気合入ってるね」
歩夢「ゲンキが出るもの食べないとだからね♪」
あなた「?うん、そうだね」
42: 2021/02/14(日) 14:47:35.97 ID:xc7uEY7i
ピンポ-ン
あなた「あ、かすみちゃんかな」
ガチャ
タタタ
かすみ「せんぱーい!ハッピーバレンタイン♡」ダキ-ッ
あなた「わわ!」
スリスリ
かすみ「えへへ~これ、受け取ってください♡」
あなた「わあ、ありがとうかすみちゃん!」
かすみ「かすみん特製のコッペパンに特製手作りチョコ流してあるんです!愛情た~~っぷり詰め込んであるんで先輩のハートがっしり掴んじゃいますよ!」
あなた「ほんと美味しそう!」
歩夢「うふふ、よかったね♪」ニコニコ
かすみ「……!?」
かすみ「あ、歩夢先輩……?」
歩夢「?どうしたのかすみちゃん……あ!かすみちゃんも朝ごはん食べてく?今日は気合い入れたんだ♪」
かすみ「え、あ、は、はい……いただきます」
あなた「あ、かすみちゃんかな」
ガチャ
タタタ
かすみ「せんぱーい!ハッピーバレンタイン♡」ダキ-ッ
あなた「わわ!」
スリスリ
かすみ「えへへ~これ、受け取ってください♡」
あなた「わあ、ありがとうかすみちゃん!」
かすみ「かすみん特製のコッペパンに特製手作りチョコ流してあるんです!愛情た~~っぷり詰め込んであるんで先輩のハートがっしり掴んじゃいますよ!」
あなた「ほんと美味しそう!」
歩夢「うふふ、よかったね♪」ニコニコ
かすみ「……!?」
かすみ「あ、歩夢先輩……?」
歩夢「?どうしたのかすみちゃん……あ!かすみちゃんも朝ごはん食べてく?今日は気合い入れたんだ♪」
かすみ「え、あ、は、はい……いただきます」
45: 2021/02/14(日) 14:53:53.25 ID:xc7uEY7i
かすみ「先輩先輩」ヒソ
あなた「うん?」
かすみ「歩夢先輩、風邪でも引いてるんですか?」
あなた「いやぁ、そんなことないと思うけど……」
かすみ「本当ですか?絶対様子おかしいですよ」
あなた「そうかなぁ……」
歩夢「二人してひそひそ何話してるの?」ニコ
かすみ「ぴゃっ!なんでもないですよぉ」
歩夢「ふふ、変なかすみちゃん♪」
歩夢「二人とも、私一度家に戻って学校の準備してくるね。すぐ戻るからちょっとだけ待っててね」
あなた「うん、わかった」
かすみ「は、はい」
ガチャン
あなた「うん?」
かすみ「歩夢先輩、風邪でも引いてるんですか?」
あなた「いやぁ、そんなことないと思うけど……」
かすみ「本当ですか?絶対様子おかしいですよ」
あなた「そうかなぁ……」
歩夢「二人してひそひそ何話してるの?」ニコ
かすみ「ぴゃっ!なんでもないですよぉ」
歩夢「ふふ、変なかすみちゃん♪」
歩夢「二人とも、私一度家に戻って学校の準備してくるね。すぐ戻るからちょっとだけ待っててね」
あなた「うん、わかった」
かすみ「は、はい」
ガチャン
47: 2021/02/14(日) 15:08:57.03 ID:xc7uEY7i
かすみ「こ、怖かったぁ~」
あなた「そんなかなぁ」
かすみ「怖いですよ!なんて言うんですかね……余裕感が出てるのが不気味で……」
あなた「あはは、女の子に不気味、なんて言っちゃダメだよ」
かすみ「そ、それもそうですけど……)
あなた(そろそろやるか……♠︎)スゥ──
あなた「かすみちゃん」
かすみ「?なんですかせんぱ────い!?」
あなた「……」
かすみ(え……え!?せ、先輩!ちか!近いですよ!?こんなのもう顔くっついちゃいそうですよ!?)
あなた「そんなかなぁ」
かすみ「怖いですよ!なんて言うんですかね……余裕感が出てるのが不気味で……」
あなた「あはは、女の子に不気味、なんて言っちゃダメだよ」
かすみ「そ、それもそうですけど……)
あなた(そろそろやるか……♠︎)スゥ──
あなた「かすみちゃん」
かすみ「?なんですかせんぱ────い!?」
あなた「……」
かすみ(え……え!?せ、先輩!ちか!近いですよ!?こんなのもう顔くっついちゃいそうですよ!?)
50: 2021/02/14(日) 15:18:42.22 ID:xc7uEY7i
あなた「……///」
かすみ(うわぁ……先輩いい匂い、それにちょっとお顔赤くてかわいい……)
かすみ「はっ!(だ、だめだめ!いくら先輩でも可愛いは譲れませんよ!)」
あなた「かすみちゃん……」
かすみ「ぅ……な、なんですか……」ドキドキドキ
あなた「さっきは歩夢ちゃんがいたから我慢してたけど、これを渡したかったの」
スッ
かすみ「!!?せ、先輩!?これって……」
あなた「うん、バレンタインチョコ。かすみちゃんに……受け取ってほしいんだ」
あなた「……本命、だよ?」(耳元でボソリ)
かすみ「────」
かすみ(うわぁ……先輩いい匂い、それにちょっとお顔赤くてかわいい……)
かすみ「はっ!(だ、だめだめ!いくら先輩でも可愛いは譲れませんよ!)」
あなた「かすみちゃん……」
かすみ「ぅ……な、なんですか……」ドキドキドキ
あなた「さっきは歩夢ちゃんがいたから我慢してたけど、これを渡したかったの」
スッ
かすみ「!!?せ、先輩!?これって……」
あなた「うん、バレンタインチョコ。かすみちゃんに……受け取ってほしいんだ」
あなた「……本命、だよ?」(耳元でボソリ)
かすみ「────」
52: 2021/02/14(日) 15:32:45.08 ID:xc7uEY7i
……
歩夢「お待たせ~」
あなた「歩夢ちゃん!よし、じゃあ行こっか」
歩夢「うん!あれ、かすみちゃん顔赤いけど……も、もしかして熱!?飴舐める?」
かすみ「い、いえ!違いましゅ!」
かすみ「えへ、えへ、えへへへ……」
歩夢「ほ、本当に大丈夫?顔溶けちゃってるよ?」
かすみ「そうですかぁ~?でへへ~」
あなた「じゃ行こっか(はやく他の子にも渡したいし)」
ギュッ
かすみ「せんぱ~い!手繋いでいきましょ~♡」デレデレ
あなた「うん!いいよ!」
歩夢「ふふ、なんだか今日のかすみちゃんあまえぼさんみたいだね♪」
歩夢「お待たせ~」
あなた「歩夢ちゃん!よし、じゃあ行こっか」
歩夢「うん!あれ、かすみちゃん顔赤いけど……も、もしかして熱!?飴舐める?」
かすみ「い、いえ!違いましゅ!」
かすみ「えへ、えへ、えへへへ……」
歩夢「ほ、本当に大丈夫?顔溶けちゃってるよ?」
かすみ「そうですかぁ~?でへへ~」
あなた「じゃ行こっか(はやく他の子にも渡したいし)」
ギュッ
かすみ「せんぱ~い!手繋いでいきましょ~♡」デレデレ
あなた「うん!いいよ!」
歩夢「ふふ、なんだか今日のかすみちゃんあまえぼさんみたいだね♪」
57: 2021/02/14(日) 15:41:33.17 ID:xc7uEY7i
学校
あなた「ありがとう璃奈ちゃん。おかげで上手くできたよ」
璃奈「役に立てて何より。それより何に使ったの?」
あなた「ふふ、内緒」
璃奈「ずるい。璃奈ちゃんボード『心読んだろか』」
あなた「そ、それは勘弁」
あなた「お礼と言ってはだけど……」ゴソゴソ
スッ
あなた「はい」
璃奈「?なにこれ」
あなた「バレンタインチョコだよ」
璃奈「……くれるの?」
あなた「うん」
璃奈「……」ポロポロ
あなた「!?」
あなた「ありがとう璃奈ちゃん。おかげで上手くできたよ」
璃奈「役に立てて何より。それより何に使ったの?」
あなた「ふふ、内緒」
璃奈「ずるい。璃奈ちゃんボード『心読んだろか』」
あなた「そ、それは勘弁」
あなた「お礼と言ってはだけど……」ゴソゴソ
スッ
あなた「はい」
璃奈「?なにこれ」
あなた「バレンタインチョコだよ」
璃奈「……くれるの?」
あなた「うん」
璃奈「……」ポロポロ
あなた「!?」
63: 2021/02/14(日) 15:55:44.11 ID:xc7uEY7i
璃奈「嬉しい……」
あなた「な、泣くほど……?」
璃奈「義理でもなんでも、バレンタインにチョコ貰うと子供ころ一度だけもらったお母さんのチョコ思い出して心がぽかぽかするの……」
あなた「」
あなた「(っといかんいかん、ここで面食らってちゃだめだ……璃奈ちゃんボードだけに)……璃奈ちゃん、その箱開けてみて」
璃奈「え……?うん」
パカ
『大好きな璃奈ちゃん、これからいっぱいつながろうね♡♡』
璃奈「あ……これって……」
あなた「もうこれからは泣くことなんてないよ。だって毎年……璃奈ちゃんにチョコあげるんだから」
璃奈「……」
スタスタ
あなた「?璃奈ちゃん?」
チュッ
あなた「!?///」
璃奈「……好き」
璃奈「私も好き、嬉しい。本当に嬉しい」ニコ
あなた「!?璃奈ちゃん、今……!!」
あなた「な、泣くほど……?」
璃奈「義理でもなんでも、バレンタインにチョコ貰うと子供ころ一度だけもらったお母さんのチョコ思い出して心がぽかぽかするの……」
あなた「」
あなた「(っといかんいかん、ここで面食らってちゃだめだ……璃奈ちゃんボードだけに)……璃奈ちゃん、その箱開けてみて」
璃奈「え……?うん」
パカ
『大好きな璃奈ちゃん、これからいっぱいつながろうね♡♡』
璃奈「あ……これって……」
あなた「もうこれからは泣くことなんてないよ。だって毎年……璃奈ちゃんにチョコあげるんだから」
璃奈「……」
スタスタ
あなた「?璃奈ちゃん?」
チュッ
あなた「!?///」
璃奈「……好き」
璃奈「私も好き、嬉しい。本当に嬉しい」ニコ
あなた「!?璃奈ちゃん、今……!!」
70: 2021/02/14(日) 16:09:32.25 ID:xc7uEY7i
ゴソゴソ
璃奈「私からも、これ……」
スッ
あなた「え?ありがとう……」
パカッ
あなた「え!?このチョコ……私!?」
璃奈「うん、あなたの身体データを隅々まで解析して作った手作りチョコ。食べてほしい」
あなた「!?」
璃奈「あなたのコピー人形作る過程で思いついたの。チョコ型も作れるかもって。ちゃんと出来たから嬉しい。璃奈ちゃんボード『えっへん』」
あなた「あ、あり……がとう」
あなた「結構重いね」
璃奈「臓器とかもろもろ中まででぎっしりチョコたっぷりだから。璃奈ちゃんボード『その点すごいよな』」
あなた「あは、あはは……」
璃奈「私からも、これ……」
スッ
あなた「え?ありがとう……」
パカッ
あなた「え!?このチョコ……私!?」
璃奈「うん、あなたの身体データを隅々まで解析して作った手作りチョコ。食べてほしい」
あなた「!?」
璃奈「あなたのコピー人形作る過程で思いついたの。チョコ型も作れるかもって。ちゃんと出来たから嬉しい。璃奈ちゃんボード『えっへん』」
あなた「あ、あり……がとう」
あなた「結構重いね」
璃奈「臓器とかもろもろ中まででぎっしりチョコたっぷりだから。璃奈ちゃんボード『その点すごいよな』」
あなた「あは、あはは……」
78: 2021/02/14(日) 16:27:07.04 ID:xc7uEY7i
あなた「じゃ、じゃあ私はこれで……」
ギュ(袖掴み)
あなた「ん?」
璃奈「どこに行くの?」
あなた「どこって……ちょっとね」
璃奈「今日はもうすることないはず。お互いにやることはやったし」
璃奈「あとはもうずっと私といよ?今日も家に誰もいないからずっといられる」
璃奈「ずっと繋がっていられる」
あなた「い、いや……そもそもまだ朝だし授業もあるから……」
璃奈「……だめ?」
あなた「うっ!(ボードから少し瞳覗かせておねだりなんてどこで覚えたの!めっちゃ可愛い!)」
あなた(でも私はドッキリやる!やるったらやる!やり遂げるよ!最後まで!)
あなた「というわけでごめん璃奈ちゃん!」
ピュ-ッ!!
タタタ
璃奈「あ……」
ギュ(袖掴み)
あなた「ん?」
璃奈「どこに行くの?」
あなた「どこって……ちょっとね」
璃奈「今日はもうすることないはず。お互いにやることはやったし」
璃奈「あとはもうずっと私といよ?今日も家に誰もいないからずっといられる」
璃奈「ずっと繋がっていられる」
あなた「い、いや……そもそもまだ朝だし授業もあるから……」
璃奈「……だめ?」
あなた「うっ!(ボードから少し瞳覗かせておねだりなんてどこで覚えたの!めっちゃ可愛い!)」
あなた(でも私はドッキリやる!やるったらやる!やり遂げるよ!最後まで!)
あなた「というわけでごめん璃奈ちゃん!」
ピュ-ッ!!
タタタ
璃奈「あ……」
84: 2021/02/14(日) 16:44:39.83 ID:xc7uEY7i
テクテク
あなた「ふぅ……璃奈ちゃん、かわいかったなぁ……」
あなた(あのままだと璃奈ちゃんにどっぷり浸かってしまう所だったよ……)
あなた「さて、次のターゲットは……と」
あなた「おや?あそこにいるのは……」
あなた「ふぅ……璃奈ちゃん、かわいかったなぁ……」
あなた(あのままだと璃奈ちゃんにどっぷり浸かってしまう所だったよ……)
あなた「さて、次のターゲットは……と」
あなた「おや?あそこにいるのは……」
86: 2021/02/14(日) 16:50:37.28 ID:xc7uEY7i
「う、受け取ってください!」
果林「ありがとう」
「果林さん!私も……!」
果林「あら?ふふ、ありがとね」ニコ
あなた「わぁ……果林さん、やっぱりモテるんだなぁ……あんなにチョコ抱えて」
果林「ね、ねえ。ところで──
「で、では私たちは失礼します!それではー!」
ピュ-ッ
果林「あ……」
果林「……困ったわね」
果林「ありがとう」
「果林さん!私も……!」
果林「あら?ふふ、ありがとね」ニコ
あなた「わぁ……果林さん、やっぱりモテるんだなぁ……あんなにチョコ抱えて」
果林「ね、ねえ。ところで──
「で、では私たちは失礼します!それではー!」
ピュ-ッ
果林「あ……」
果林「……困ったわね」
87: 2021/02/14(日) 16:58:35.09 ID:xc7uEY7i
あなた「おーい、果林さーん」タタタ
果林「!」パアァ
果林「もぅ……キミのこと探してたのよ」
あなた「え?」
果林「音楽科の教室に行こうと思ったんだけど場所がイマイチ分からなくて……それに道中でチョコ渡されるから中々動けなかったのよ」
あなた(ここ私の教室とは逆の棟だけど……ま、いっか)
あなた「でもどうして私のこと探してたの?」
果林「……」
果林「……///」
スッ
あなた「え?」
果林「……これを、キミに渡すためよ」
果林「!」パアァ
果林「もぅ……キミのこと探してたのよ」
あなた「え?」
果林「音楽科の教室に行こうと思ったんだけど場所がイマイチ分からなくて……それに道中でチョコ渡されるから中々動けなかったのよ」
あなた(ここ私の教室とは逆の棟だけど……ま、いっか)
あなた「でもどうして私のこと探してたの?」
果林「……」
果林「……///」
スッ
あなた「え?」
果林「……これを、キミに渡すためよ」
96: 2021/02/14(日) 18:35:38.43 ID:xc7uEY7i
あなた「果林さん、これって……」
果林「……もう、いくら鈍感なキミでもわかるでしょ?」
果林「……チョコレートよ」
あなた「!!」
あなた「まさか……これを渡すために私のこと探して……」
果林「そうよ。……ま、まぁ、先に見つけられちゃったけど」
あなた「……」
ガサガサ
パカッ
あなた「え!?これって……手作り!?」
果林「……凄い人気のお菓子屋さんのチョコと迷ったけど、キミには手作りを送りたくて……」
あなた「パンダのチョコ……」
あなた「ぐふっ!」
果林「ちょ、ちょっと!大丈夫!?」
あなた(ま、まさか先制で攻撃されるなんて……!)
あなた(手作りチョコを渡すために口内を彷徨って若干の照れ、そして可愛い形のチョコ……完全に私の方のハートが持ってかれた……!!)
果林「……もう、いくら鈍感なキミでもわかるでしょ?」
果林「……チョコレートよ」
あなた「!!」
あなた「まさか……これを渡すために私のこと探して……」
果林「そうよ。……ま、まぁ、先に見つけられちゃったけど」
あなた「……」
ガサガサ
パカッ
あなた「え!?これって……手作り!?」
果林「……凄い人気のお菓子屋さんのチョコと迷ったけど、キミには手作りを送りたくて……」
あなた「パンダのチョコ……」
あなた「ぐふっ!」
果林「ちょ、ちょっと!大丈夫!?」
あなた(ま、まさか先制で攻撃されるなんて……!)
あなた(手作りチョコを渡すために口内を彷徨って若干の照れ、そして可愛い形のチョコ……完全に私の方のハートが持ってかれた……!!)
97: 2021/02/14(日) 18:47:26.10 ID:xc7uEY7i
あなた(くそ!こうなったら後出しでも仕方がない!)
あなた「果林さん!その……私も、果林さんにチョコ、持ってきたの!」ゴソゴソ
スッ
果林「え……」
あなた「……果林さんは貰い慣れてるだろうし、カ口りーのこともあるから増えても困るだろうけど……」
あなた「あ!でもちゃんと甘すぎないようにしてカ口りーにも気をつけて作ったの!」
果林「……」
果林「ふふ、ありがとう。嬉しいわ」
果林「困るだなんてそんなことないわよ。それに私のこと考えて作ってくれるなんて本当に嬉しいわ」
ナデナデ
果林「美味しくいただくわね♪」
果林「それじゃ」フリフリ
テクテク
あなた「あ……」
あなた(あんまり……効いてない……?)
あなた(くぅ……流石モデル……私なんかの手作りじゃダメだったかぁ……それとももっと違う演技でいくべきだったか……悔しいなぁ)
あなた「果林さん!その……私も、果林さんにチョコ、持ってきたの!」ゴソゴソ
スッ
果林「え……」
あなた「……果林さんは貰い慣れてるだろうし、カ口りーのこともあるから増えても困るだろうけど……」
あなた「あ!でもちゃんと甘すぎないようにしてカ口りーにも気をつけて作ったの!」
果林「……」
果林「ふふ、ありがとう。嬉しいわ」
果林「困るだなんてそんなことないわよ。それに私のこと考えて作ってくれるなんて本当に嬉しいわ」
ナデナデ
果林「美味しくいただくわね♪」
果林「それじゃ」フリフリ
テクテク
あなた「あ……」
あなた(あんまり……効いてない……?)
あなた(くぅ……流石モデル……私なんかの手作りじゃダメだったかぁ……それとももっと違う演技でいくべきだったか……悔しいなぁ)
98: 2021/02/14(日) 18:54:24.68 ID:xc7uEY7i
テクテク
果林「……」
サッ
果林「……」キョロキョロ
パカッ
果林「~~~」ギュウウウ
果林「……///」
果林「……♪」テクテク
果林「……」
サッ
果林「……」キョロキョロ
パカッ
果林「~~~」ギュウウウ
果林「……///」
果林「……♪」テクテク
107: 2021/02/14(日) 19:25:16.15 ID:xc7uEY7i
あなた「次は誰に……」
〈◉〉ω〈◉〉
あなた(────視線!!)バッ
彼方「……」
あなた「……」
彼方「……」
あなた「……彼方さん?」
あなた(気が付いたら背中に彼方さんが張り付いていた!何を言ってるかわからないかもしれないけど私もわからない!)
彼方「……こ」ボソ
彼方「チョコは……いらんかね」ボソ
あなた「!?」
〈◉〉ω〈◉〉
あなた(────視線!!)バッ
彼方「……」
あなた「……」
彼方「……」
あなた「……彼方さん?」
あなた(気が付いたら背中に彼方さんが張り付いていた!何を言ってるかわからないかもしれないけど私もわからない!)
彼方「……こ」ボソ
彼方「チョコは……いらんかね」ボソ
あなた「!?」
113: 2021/02/14(日) 19:47:08.53 ID:xc7uEY7i
あなた「チョコ……?」
彼方「……」スッ
あなた「!!!」
あなた(包装越しでも理解る圧倒的な美味しさを放っている……)ゴクリ
あなた「彼方さん……もしかしてそのチョコは……」
彼方「うん……あなたの為に作ったチョコだよ」
彼方「バレンタインは彼方ちゃんの実力を発揮できる行事の一つ……気合を入れないわけがない……」
彼方「遥ちゃんのはうっかり食い申してしまったけどあなたには絶対食べてもらいたいから待ってたんだよ」
あなた「か、彼方さん……」
彼方「さあ、彼方ちゃんの全てを詰め込んだチョコを……うん?」スン
あなた「?」
彼方「すん、すんすん」
彼方「……匂う」
あなた「え?」
彼方「……あなた、チョコ貰った?」
あなた「う、うん……貰ったけど……」
彼方「……」スッ
あなた「!!!」
あなた(包装越しでも理解る圧倒的な美味しさを放っている……)ゴクリ
あなた「彼方さん……もしかしてそのチョコは……」
彼方「うん……あなたの為に作ったチョコだよ」
彼方「バレンタインは彼方ちゃんの実力を発揮できる行事の一つ……気合を入れないわけがない……」
彼方「遥ちゃんのはうっかり食い申してしまったけどあなたには絶対食べてもらいたいから待ってたんだよ」
あなた「か、彼方さん……」
彼方「さあ、彼方ちゃんの全てを詰め込んだチョコを……うん?」スン
あなた「?」
彼方「すん、すんすん」
彼方「……匂う」
あなた「え?」
彼方「……あなた、チョコ貰った?」
あなた「う、うん……貰ったけど……」
118: 2021/02/14(日) 20:10:00.91 ID:xc7uEY7i
彼方「……」ガサ
ヒュッ
あなた「むぐっ!」
あなた「────!!!!」モニュモグ
彼方「ふふ、おいしい?」
あなた「う……」
あなた「うまい!!!!」
あなた「な、何だこの美味しさ!とろけるような甘さ、だけど甘ったるくなく後味がさっぱりしていて……さらに口溶けも良い!」
あなた「そうか!果実!果実もうまく練り込まれているな!?そうすることによって甘さと爽やかな風味を両立させ絶妙なバランスのチョコを作り上げてるのか!!」
あなた「うおおおおお!!うまいぞー!!!」
彼方「むふふ~喜んでもらえてるみたいで彼方ちゃんご満悦だよ~」
彼方「ほら、もっと食べて食べて」グイグイ
彼方「私以外のチョコ食べられないくらい虜にしてあげるからね」
ヒュッ
あなた「むぐっ!」
あなた「────!!!!」モニュモグ
彼方「ふふ、おいしい?」
あなた「う……」
あなた「うまい!!!!」
あなた「な、何だこの美味しさ!とろけるような甘さ、だけど甘ったるくなく後味がさっぱりしていて……さらに口溶けも良い!」
あなた「そうか!果実!果実もうまく練り込まれているな!?そうすることによって甘さと爽やかな風味を両立させ絶妙なバランスのチョコを作り上げてるのか!!」
あなた「うおおおおお!!うまいぞー!!!」
彼方「むふふ~喜んでもらえてるみたいで彼方ちゃんご満悦だよ~」
彼方「ほら、もっと食べて食べて」グイグイ
彼方「私以外のチョコ食べられないくらい虜にしてあげるからね」
128: 2021/02/14(日) 21:04:11.53 ID:xc7uEY7i
モニュモグ
あなた「はっ!?(しまった……また先制攻撃を受けてしまった……!!)」
あなた(あまりの美味しさに目的を見失う所だったよ……)
あなた「彼方さん!」
彼方「おや?どうしたんだい?おかわりかい?すぐ作ってくるよ?彼方ちゃんのお家来ればもっと作るよ?」
あなた「いや、それも確かに魅力的だけど……」ゴソゴソ
あなた「これを……」
彼方「え……これ……は……」
あなた「……彼方さんのに比べたら、本当に大したことないんだけど……もし、よかったら……」
あなた「受け取ってほしいな」ウワメ
あなた「はっ!?(しまった……また先制攻撃を受けてしまった……!!)」
あなた(あまりの美味しさに目的を見失う所だったよ……)
あなた「彼方さん!」
彼方「おや?どうしたんだい?おかわりかい?すぐ作ってくるよ?彼方ちゃんのお家来ればもっと作るよ?」
あなた「いや、それも確かに魅力的だけど……」ゴソゴソ
あなた「これを……」
彼方「え……これ……は……」
あなた「……彼方さんのに比べたら、本当に大したことないんだけど……もし、よかったら……」
あなた「受け取ってほしいな」ウワメ
131: 2021/02/14(日) 22:14:23.39 ID:R+U2ujFP
パカ
『彼方さん大好き♡お嫁さんになってほしいな♡』
彼方「ぅ………」
彼方「うおおおおおおおおお!!!」シュインシュインシュイン
あなた「うわっ!(いつだかの体育祭の時みたいになってる……)」
彼方「彼方ちゃんならいつでもウェルカムだよー!!」ダキ-ッ
あなた「あ!あ!あ!(か、彼方さんの身体が張り付いて……む、ムチムチが……!!)」
彼方「はっ!これはもしや夢なのでは……!」
彼方「彼方ちゃん、攻撃されてる!?」
あなた「あ、あはは……安心して、ちゃんと現実だよ」モミモミ
彼方「あ……」
あなた「ね?」
彼方「うん……」
『彼方さん大好き♡お嫁さんになってほしいな♡』
彼方「ぅ………」
彼方「うおおおおおおおおお!!!」シュインシュインシュイン
あなた「うわっ!(いつだかの体育祭の時みたいになってる……)」
彼方「彼方ちゃんならいつでもウェルカムだよー!!」ダキ-ッ
あなた「あ!あ!あ!(か、彼方さんの身体が張り付いて……む、ムチムチが……!!)」
彼方「はっ!これはもしや夢なのでは……!」
彼方「彼方ちゃん、攻撃されてる!?」
あなた「あ、あはは……安心して、ちゃんと現実だよ」モミモミ
彼方「あ……」
あなた「ね?」
彼方「うん……」
134: 2021/02/14(日) 22:20:21.05 ID:R+U2ujFP
……
あなた「彼方さん、うおおおおおお!!遥ちゃんに報告して、他にも準備してこないとおおお!って大声出してどこか行っちゃった」
あなた「ふふ、ドッキリって伝えたら驚くだろうな」
あなた(というか何を報告しに行ったんだろう……?)
あなた「あっ!!」
あなた(そうだしまったな……遥ちゃんにも本命チョコ渡せばよかった……姉妹の良い絵が取れるとこだったのに迂闊だった……)
あなた(次回こういう機会あったらやってみよう)
あなた「彼方さん、うおおおおおお!!遥ちゃんに報告して、他にも準備してこないとおおお!って大声出してどこか行っちゃった」
あなた「ふふ、ドッキリって伝えたら驚くだろうな」
あなた(というか何を報告しに行ったんだろう……?)
あなた「あっ!!」
あなた(そうだしまったな……遥ちゃんにも本命チョコ渡せばよかった……姉妹の良い絵が取れるとこだったのに迂闊だった……)
あなた(次回こういう機会あったらやってみよう)
139: 2021/02/14(日) 22:37:48.34 ID:R+U2ujFP
ガラ
あなた「お疲れ様~」
生徒会役員共「!?」ビク
栞子「あなたでしたか……もう、いくらあなたでもノックはしてください」
あなた「あはは、ごめんごめん」
あなた「はい副会長」スッ
副会長「え、これは……」
あなた「お二人もどうぞ」スッ
右月「そ、そんな!私たちは……!」
左月「こんな……」
あなた「いいからいいから、前に生徒会のお手伝いの時お世話になったお礼だと思って」
あなた「買ってきたやつでごめんだけど」
右月「と、とんでもないです!」
左月「お気持ち、感謝致します!」
あなた「お疲れ様~」
生徒会役員共「!?」ビク
栞子「あなたでしたか……もう、いくらあなたでもノックはしてください」
あなた「あはは、ごめんごめん」
あなた「はい副会長」スッ
副会長「え、これは……」
あなた「お二人もどうぞ」スッ
右月「そ、そんな!私たちは……!」
左月「こんな……」
あなた「いいからいいから、前に生徒会のお手伝いの時お世話になったお礼だと思って」
あなた「買ってきたやつでごめんだけど」
右月「と、とんでもないです!」
左月「お気持ち、感謝致します!」
140: 2021/02/14(日) 22:42:41.58 ID:R+U2ujFP
あなた「栞子ちゃん、ちょっと」チョイチョイ
栞子「?」
屋上
栞子「なんでしょう?こんなところまで……」
あなた「……これ、栞子ちゃんに」スッ
栞子「これは……チョコレート、ですか?」
あなた「……うん」
栞子「あ、ありがとうございます……ですが何故この場所で……?先ほど皆さんに配った時に渡した方が効率がよかったのでは?」
あなた「それは……」
あなた「……開けてみて」
栞子「?は、はい……」
ガサガサ
栞子「そういえば他の方とは形が……」
パカ
栞子「あ……」
栞子「?」
屋上
栞子「なんでしょう?こんなところまで……」
あなた「……これ、栞子ちゃんに」スッ
栞子「これは……チョコレート、ですか?」
あなた「……うん」
栞子「あ、ありがとうございます……ですが何故この場所で……?先ほど皆さんに配った時に渡した方が効率がよかったのでは?」
あなた「それは……」
あなた「……開けてみて」
栞子「?は、はい……」
ガサガサ
栞子「そういえば他の方とは形が……」
パカ
栞子「あ……」
143: 2021/02/14(日) 22:49:03.09 ID:R+U2ujFP
栞子「手作り……でしょうか」
あなた「……うん」
あなた「生徒会室で渡せなかったのは他の子にはお店で買ったやつ渡したのに栞子ちゃんにだけ手作りの渡したらちょっと申し訳ないし……ってことで」
栞子「あ……え……と……」
あなた「ごめんね?私多分、チョコ作りの適性はないと思うんだけど……栞子ちゃんには私の想いがこもったチョコを食べて欲しかったんだ」
栞子「!!そ、それはつまり……その……」
栞子「ぞ、俗に言う……」
あなた「うん……」
あなた「本命、チョコ……」
あなた「……うん」
あなた「生徒会室で渡せなかったのは他の子にはお店で買ったやつ渡したのに栞子ちゃんにだけ手作りの渡したらちょっと申し訳ないし……ってことで」
栞子「あ……え……と……」
あなた「ごめんね?私多分、チョコ作りの適性はないと思うんだけど……栞子ちゃんには私の想いがこもったチョコを食べて欲しかったんだ」
栞子「!!そ、それはつまり……その……」
栞子「ぞ、俗に言う……」
あなた「うん……」
あなた「本命、チョコ……」
148: 2021/02/14(日) 22:58:18.44 ID:xc7uEY7i
栞子「……」
あなた「どうしたの?栞子ちゃん」
栞子「いえ……その、本命チョコレートをいただいたのは初めてで……なんと言って良いのか……言葉が出なくて……」
あなた「はじめて?」
栞子「はい。自分で言うのも……ですがこのような性格ですのでこういったイベントには縁もなく……」
栞子「幼馴染くらいには貰ったことはありますが豆腐の生チョコレート風ケーキというなんとも言えないものですし……」
栞子「こうした手作りで想いのこもったチョコは初めてです」
あなた「そっか……」
あなた「栞子ちゃんの初めてになれて、嬉しいな」
栞子「────!」ドキッ
あなた「どうしたの?栞子ちゃん」
栞子「いえ……その、本命チョコレートをいただいたのは初めてで……なんと言って良いのか……言葉が出なくて……」
あなた「はじめて?」
栞子「はい。自分で言うのも……ですがこのような性格ですのでこういったイベントには縁もなく……」
栞子「幼馴染くらいには貰ったことはありますが豆腐の生チョコレート風ケーキというなんとも言えないものですし……」
栞子「こうした手作りで想いのこもったチョコは初めてです」
あなた「そっか……」
あなた「栞子ちゃんの初めてになれて、嬉しいな」
栞子「────!」ドキッ
150: 2021/02/14(日) 23:09:38.83 ID:xc7uEY7i
栞子「そ、その……!」
栞子「お気持ち、とても嬉しいです!」
栞子「……」ゴソ
スッ
あなた「え……栞子ちゃん、これ……」
栞子「……はい、チョコレートです」
あなた「しかもこれってもしかして……手作り?」
栞子「……はい」
栞子「……正直、このチョコレートは渡すことなく今日を終えるつもりでした」
栞子「私みたいなものからこのようなものを渡されてもきっと困らせる、迷惑になってしまうから────」
ポロ……
栞子「でも、これなら……私も胸を張って渡すことができます」
栞子「どうか受け取って……ください」
あなた(いかん、泣けてきた)
栞子「お気持ち、とても嬉しいです!」
栞子「……」ゴソ
スッ
あなた「え……栞子ちゃん、これ……」
栞子「……はい、チョコレートです」
あなた「しかもこれってもしかして……手作り?」
栞子「……はい」
栞子「……正直、このチョコレートは渡すことなく今日を終えるつもりでした」
栞子「私みたいなものからこのようなものを渡されてもきっと困らせる、迷惑になってしまうから────」
ポロ……
栞子「でも、これなら……私も胸を張って渡すことができます」
栞子「どうか受け取って……ください」
あなた(いかん、泣けてきた)
152: 2021/02/14(日) 23:18:18.48 ID:xc7uEY7i
……
テクテク
あなた(話の流れでいつの間にか三船家に顔を出すことになった)
あなた「……なんで?」
あなた(まぁいっか。栞子ちゃんのこともっとよく知れるし)
あなた「お次は……」
あなた「──────!!」
あなた(そこの角曲がった先におそらくエマさんがいる……!!)
あなた「……」ゴクリ
タタタタ
あなた「エマさん!」
エマ「きゃっ!……な、なんだ~あなたか~ビックリしちゃったよ~」ニコニコ
あなた「きゃっ!だって!かわいい~!!(ご、ごめんエマさん!大丈夫?)」
テクテク
あなた(話の流れでいつの間にか三船家に顔を出すことになった)
あなた「……なんで?」
あなた(まぁいっか。栞子ちゃんのこともっとよく知れるし)
あなた「お次は……」
あなた「──────!!」
あなた(そこの角曲がった先におそらくエマさんがいる……!!)
あなた「……」ゴクリ
タタタタ
あなた「エマさん!」
エマ「きゃっ!……な、なんだ~あなたか~ビックリしちゃったよ~」ニコニコ
あなた「きゃっ!だって!かわいい~!!(ご、ごめんエマさん!大丈夫?)」
159: 2021/02/14(日) 23:40:34.38 ID:xc7uEY7i
エマ「そうだ!あなたに渡したいものがあるの!」
ゴソゴソ
エマ「はい♪」
あなた「わぁ!ありがとう!チョコ……だよね?」
エマ「うん!手作りだよ~」
エマ「後これも!」
あなた「……?これは……薔薇?」
エマ「あなたに受け取って欲しくて……」
あなた「?うん、ありがとう(何だろう、チョコと合わせて食べると美味しいのかな……?)」
パカ
あなた「わ!かわいい形のチョコ!猫さんかな?」
エマ「きゅぴるん猫ちゃんだよ~」
あなた「文字も入ってて気合入ってるなぁ~……ええっと、とぅせ、いや、とぅせい?」
あなた「エマさん、これなんて書いてあるの?」
エマ「ふふ、秘密♪」
あなた「え~!気になるな?」
ゴソゴソ
エマ「はい♪」
あなた「わぁ!ありがとう!チョコ……だよね?」
エマ「うん!手作りだよ~」
エマ「後これも!」
あなた「……?これは……薔薇?」
エマ「あなたに受け取って欲しくて……」
あなた「?うん、ありがとう(何だろう、チョコと合わせて食べると美味しいのかな……?)」
パカ
あなた「わ!かわいい形のチョコ!猫さんかな?」
エマ「きゅぴるん猫ちゃんだよ~」
あなた「文字も入ってて気合入ってるなぁ~……ええっと、とぅせ、いや、とぅせい?」
あなた「エマさん、これなんて書いてあるの?」
エマ「ふふ、秘密♪」
あなた「え~!気になるな?」
161: 2021/02/14(日) 23:50:41.53 ID:xc7uEY7i
あなた(あ!またしても先に……うぅ、私三年生に弱いのかな……?)
あなた「エマさん、私からもこれ……」スッ
エマ「え!?い、いいの!?」
あなた「もちろんだよ!」
あなた「そ、その……エマさんのためだけに作ったチョコだから、ぜひ受け取ってほしいな」
エマ「え……」
パカ
『Ti adoro♡』
エマ「え……えぇ!?」
あなた「えへへ、汚い字でごめんね……」
エマ「こ、これって……」
あなた「……///」
あなた(確か好きです、って意味なんだよね?ちょっと直球すぎたかな?)※違います
エマ「あ……」
エマ「ぅ……///」カアァァァ
あなた「エマさん、私からもこれ……」スッ
エマ「え!?い、いいの!?」
あなた「もちろんだよ!」
あなた「そ、その……エマさんのためだけに作ったチョコだから、ぜひ受け取ってほしいな」
エマ「え……」
パカ
『Ti adoro♡』
エマ「え……えぇ!?」
あなた「えへへ、汚い字でごめんね……」
エマ「こ、これって……」
あなた「……///」
あなた(確か好きです、って意味なんだよね?ちょっと直球すぎたかな?)※違います
エマ「あ……」
エマ「ぅ……///」カアァァァ
186: 2021/02/15(月) 21:13:00.57 ID:o9FECgxi
ギュ-ッ
あなた「ラ!?!??」
あなた「え、エマママママママさん!?」
あなた(感触が!感触が!匂いが!あっ!)
エマ「ご、ごめんね……!嬉しくて!」
あなた「おっふ……」
あなた(こ、こんなに喜んでくれるなんて……もうこのままエマさんとゴールしてもいいのでは……?)ポケ-ッ
せつ菜『何甘いこと言ってるんですか!!』
せつ菜『始まったのなら貫くのみです!!』
あなた「はっ!」
あなた(そ、そうだ……何のために私はこれまで計画を練ってきたんだ……やめるわけにはいかないよ)
あなた(これは私が始めた物語なのだから……)
あなた(ありがとう……私の心の中のせつ菜ちゃん……!!)
あなた「ラ!?!??」
あなた「え、エマママママママさん!?」
あなた(感触が!感触が!匂いが!あっ!)
エマ「ご、ごめんね……!嬉しくて!」
あなた「おっふ……」
あなた(こ、こんなに喜んでくれるなんて……もうこのままエマさんとゴールしてもいいのでは……?)ポケ-ッ
せつ菜『何甘いこと言ってるんですか!!』
せつ菜『始まったのなら貫くのみです!!』
あなた「はっ!」
あなた(そ、そうだ……何のために私はこれまで計画を練ってきたんだ……やめるわけにはいかないよ)
あなた(これは私が始めた物語なのだから……)
あなた(ありがとう……私の心の中のせつ菜ちゃん……!!)
189: 2021/02/15(月) 21:36:29.83 ID:o9FECgxi
あなた「じゃあエマさん、私はもう行くね」
エマ「え?」
エマ「……やだ」
あなた「ひょ?」
グググ
エマ「やだよ……せっかく、家族になれたのに」
あなた(家族……?スイスだとチョコ渡し合うと家族っていう文化あるのかな?)
あなた「まあまあエマさん、また後で会えるよ」
エマ「……ほんと?」
あなた「ほんとほんと!」
エマ「……わかった」
あなた(何だか急に甘えんぼな小さい子みたいになったなぁ……口り口りのその声でそんな表情されたら興奮しちゃうじゃないか……」
エマ「え?」
エマ「……やだ」
あなた「ひょ?」
グググ
エマ「やだよ……せっかく、家族になれたのに」
あなた(家族……?スイスだとチョコ渡し合うと家族っていう文化あるのかな?)
あなた「まあまあエマさん、また後で会えるよ」
エマ「……ほんと?」
あなた「ほんとほんと!」
エマ「……わかった」
あなた(何だか急に甘えんぼな小さい子みたいになったなぁ……口り口りのその声でそんな表情されたら興奮しちゃうじゃないか……」
192: 2021/02/15(月) 21:54:39.88 ID:o9FECgxi
あなた「じゃあねエマさん!あと三人残ってるからその後にまた!」タタタ
エマ「うん!」
エマ「……うん?三人……?」
……
あなた「さーて、後三人を見つけない……
クラ……
あなた「────!?」
あなた(今一瞬意識が飛んだ……これはもしや……)スンスン
モワァ……
あなた(廊下の先からあからさまな紫色のモヤが……これは間違いない……このモヤの先に“あの子”がいる!!)
エマ「うん!」
エマ「……うん?三人……?」
……
あなた「さーて、後三人を見つけない……
クラ……
あなた「────!?」
あなた(今一瞬意識が飛んだ……これはもしや……)スンスン
モワァ……
あなた(廊下の先からあからさまな紫色のモヤが……これは間違いない……このモヤの先に“あの子”がいる!!)
200: 2021/02/15(月) 22:24:01.93 ID:o9FECgxi
ガラ
あなた「……!!」
あなた「……やっぱりそうだったか……」
グツグツ
菜々「ちがう、こうじゃなくて……もっと刺激のある……」ブツブツ
菜々「タバスコはもう充分いれたし、となると次は辣油、生姜に……」
あなた(だめだめだめだめ絶対違う!)
あなた(直感が告げてる……今日のせつ菜ちゃんの料理はヤバい!食べたら最後ドッキリなんて遥彼方へ飛んでっちゃうよ!)
あなた(どうする?料理に夢中でせつ菜ちゃんはまだ私に気付いていない……逃げるか?)
あなた(いやでもどの道チョコを渡す時に渡されてしまう……)
あなた「……!?」
あなた「……!!」
あなた「……やっぱりそうだったか……」
グツグツ
菜々「ちがう、こうじゃなくて……もっと刺激のある……」ブツブツ
菜々「タバスコはもう充分いれたし、となると次は辣油、生姜に……」
あなた(だめだめだめだめ絶対違う!)
あなた(直感が告げてる……今日のせつ菜ちゃんの料理はヤバい!食べたら最後ドッキリなんて遥彼方へ飛んでっちゃうよ!)
あなた(どうする?料理に夢中でせつ菜ちゃんはまだ私に気付いていない……逃げるか?)
あなた(いやでもどの道チョコを渡す時に渡されてしまう……)
あなた「……!?」
205: 2021/02/15(月) 22:38:48.07 ID:o9FECgxi
あなた「せーつなちゃん!」
菜々「は、はい!?なんで────アムッ
菜々「────!??!??!?」
あなた「ふほぉ?ふぉいしい?」(どう?おいしい?)
菜々「!?!?!??!?(え、私、今何を食べて……もぐもぐ、チョコ……チョコ!?)」
あなた(ふふ、まず私がチョコの端を咥える。そしてそのまま反対側をせつ菜ちゃんの口に突っ込む!)
あなた(形は違うけどポッキーゲームみたいな状況にすることは成功した!)
菜々「は、はい!?なんで────アムッ
菜々「────!??!??!?」
あなた「ふほぉ?ふぉいしい?」(どう?おいしい?)
菜々「!?!?!??!?(え、私、今何を食べて……もぐもぐ、チョコ……チョコ!?)」
あなた(ふふ、まず私がチョコの端を咥える。そしてそのまま反対側をせつ菜ちゃんの口に突っ込む!)
あなた(形は違うけどポッキーゲームみたいな状況にすることは成功した!)
206: 2021/02/15(月) 22:58:00.23 ID:o9FECgxi
あなた(こうすることによってドキドキさせてチョコを渡させず、私が立ち去る!完璧だ!)
モニュモグ
菜々「……///」
あなた(ふふ、せつ菜ちゃんてば目瞑って必死に食べてる、かわいい♪)
あなた(と、そろそろ私も口から離さないと
ガシッ
あなた「!?」
菜々「……♡」モグモグモグ
あなた(なっ!う、動けない!そしてせつ菜ちゃん!なんでそんな潤んだ瞳で……しかも食べるスピードが速くなって……こ、このままじゃ……)
モニュモグ
菜々「……///」
あなた(ふふ、せつ菜ちゃんてば目瞑って必死に食べてる、かわいい♪)
あなた(と、そろそろ私も口から離さないと
ガシッ
あなた「!?」
菜々「……♡」モグモグモグ
あなた(なっ!う、動けない!そしてせつ菜ちゃん!なんでそんな潤んだ瞳で……しかも食べるスピードが速くなって……こ、このままじゃ……)
208: 2021/02/15(月) 23:19:46.90 ID:o9FECgxi
────^──
あなた「まずい!」グイ
菜々「きゃっ!?」フラ
ガラ
歩夢「……」
あなた(やはり歩夢ちゃんだったか……ここで見つかったら種明かしの時つまらなくなっちゃうから危なかったよ~)
歩夢「あれ……う~ん……」
テクテク
あなた「……行ったか?」スク
あなた「ふぅ……ごめんねせつ菜ちゃん、急に……ってせつ菜ちゃん!?」
菜々「きゅ~……///」
あなた(顔真っ赤っかで気を失ってる……一体なぜ……)
あなた(だけど助かった!これならチョコを貰わず無事立ち去れる!チョコもあんな渡し方すれば本命だってわかるよね?)
あなた「それじゃあまた!」ビシ
タタタ
あなた「まずい!」グイ
菜々「きゃっ!?」フラ
ガラ
歩夢「……」
あなた(やはり歩夢ちゃんだったか……ここで見つかったら種明かしの時つまらなくなっちゃうから危なかったよ~)
歩夢「あれ……う~ん……」
テクテク
あなた「……行ったか?」スク
あなた「ふぅ……ごめんねせつ菜ちゃん、急に……ってせつ菜ちゃん!?」
菜々「きゅ~……///」
あなた(顔真っ赤っかで気を失ってる……一体なぜ……)
あなた(だけど助かった!これならチョコを貰わず無事立ち去れる!チョコもあんな渡し方すれば本命だってわかるよね?)
あなた「それじゃあまた!」ビシ
タタタ
211: 2021/02/15(月) 23:35:15.84 ID:o9FECgxi
愛「お、ぶちょー!」フリフリ
あなた「愛ちゃん!」
愛「どったのー?校内キョロキョロして」
あなた「あはは……ちょっとね」
愛「そういえばさっきりなりーが探してたよ?何か予定でもあった?」
あなた「え?いや、特には……」
愛「ふーん……あ、そうだみてよこれ!りなりーにブラックサンダー貰ったんだ!」
あなた「あ、美味しいよねそれ」
璃奈『最近の愛さんと掛けてみた。『ブラック“愛さん”ダー』なんちゃって」
愛「あはははは!!うますぎて愛さん爆笑しちゃったよ!」
あなた「……」
あなた「愛ちゃん!」
愛「どったのー?校内キョロキョロして」
あなた「あはは……ちょっとね」
愛「そういえばさっきりなりーが探してたよ?何か予定でもあった?」
あなた「え?いや、特には……」
愛「ふーん……あ、そうだみてよこれ!りなりーにブラックサンダー貰ったんだ!」
あなた「あ、美味しいよねそれ」
璃奈『最近の愛さんと掛けてみた。『ブラック“愛さん”ダー』なんちゃって」
愛「あはははは!!うますぎて愛さん爆笑しちゃったよ!」
あなた「……」
212: 2021/02/15(月) 23:46:03.05 ID:o9FECgxi
あなた(愛ちゃんか……どうしようかなぁ……)スゥ──
あなた「そっか……璃奈ちゃんに貰ったんだね」
あなた「……」
あなた「ごめん、もう行くね」
テクテク
愛「ちょ!待ってよ!」ガシッ
あなた(ぴぴょっwwwwそれ現実で使うの初めてみたww)
愛「どうしたの?君、なんか変だよ」
あなた「ううん、ほんとに何でもないの」
あなた「そっか……璃奈ちゃんに貰ったんだね」
あなた「……」
あなた「ごめん、もう行くね」
テクテク
愛「ちょ!待ってよ!」ガシッ
あなた(ぴぴょっwwwwそれ現実で使うの初めてみたww)
愛「どうしたの?君、なんか変だよ」
あなた「ううん、ほんとに何でもないの」
213: 2021/02/15(月) 23:54:54.07 ID:o9FECgxi
あなた「……愛ちゃんは、璃奈ちゃんがいるから」
愛「……ん?」
あなた「だから私のチョコなんて……」
愛「いや、りなりー関係なくない?愛さん君に貰えればそれでいいし」
あなた「え?」
愛「あれ?愛さんなんかおかしなこと言った?チョコだけに」
愛「……ん?」
あなた「だから私のチョコなんて……」
愛「いや、りなりー関係なくない?愛さん君に貰えればそれでいいし」
あなた「え?」
愛「あれ?愛さんなんかおかしなこと言った?チョコだけに」
227: 2021/02/16(火) 21:39:57.35 ID:V75ZpBsj
あなた「……」
愛「……くれないの……?」
愛「なんで?あ、そっか。りなりーのチョコ捨てればいいんだ」
愛「他にも愛トモの子達にも貰ったけど全部捨てるよ!そしたら君も心おきなく渡せるもんね!」
あなた「え……(お、思った以上に私からのチョコ欲しがるんだなぁ……予想外……)
愛「ね!ね!ちょこっとだけでもいいから!」
あなた「わ、わかった!あげるよ!でも他の子のチョコ捨てる必要はないって!」
愛「でも……」
あなた「……はい、これ」スッ
愛「……くれないの……?」
愛「なんで?あ、そっか。りなりーのチョコ捨てればいいんだ」
愛「他にも愛トモの子達にも貰ったけど全部捨てるよ!そしたら君も心おきなく渡せるもんね!」
あなた「え……(お、思った以上に私からのチョコ欲しがるんだなぁ……予想外……)
愛「ね!ね!ちょこっとだけでもいいから!」
あなた「わ、わかった!あげるよ!でも他の子のチョコ捨てる必要はないって!」
愛「でも……」
あなた「……はい、これ」スッ
230: 2021/02/16(火) 21:58:01.51 ID:V75ZpBsj
あなた「その、ね……これ、特別なチョコだから愛ちゃんに渡す勇気がなかったんだ……///」モジモジ
愛「え……とく……べつ……?」
あなた「……///」コクン
愛「……友チョコじゃないの?」
あなた「……友チョコなら、とっくに渡してるよ」
愛「……」
愛「2……3…5、7……」
あなた「ど、どうしたの?」
愛「気にしないで、情報科はみんな落ち着く時素数を数えるんだ。11、13」
愛「……ふぅ」
あなた「……」ドキドキ
あなた(どうしよう、愛ちゃん頭いいから冷静に思考されたらドッキリがバレちゃうかも)
愛「……アタシも」
あなた「……」
愛「アタシも愛してるよー!!」ハグ-
ギュウウウウウ!!
あなた(ヨシ!バレてない!無問題ラ!)
愛「え……とく……べつ……?」
あなた「……///」コクン
愛「……友チョコじゃないの?」
あなた「……友チョコなら、とっくに渡してるよ」
愛「……」
愛「2……3…5、7……」
あなた「ど、どうしたの?」
愛「気にしないで、情報科はみんな落ち着く時素数を数えるんだ。11、13」
愛「……ふぅ」
あなた「……」ドキドキ
あなた(どうしよう、愛ちゃん頭いいから冷静に思考されたらドッキリがバレちゃうかも)
愛「……アタシも」
あなた「……」
愛「アタシも愛してるよー!!」ハグ-
ギュウウウウウ!!
あなた(ヨシ!バレてない!無問題ラ!)
234: 2021/02/16(火) 22:11:50.01 ID:V75ZpBsj
あなた(いや~我ながら大したもんだよ、愛ちゃんですらいけたとはね……)
愛「♡♡」ギュ-ッ
あなた(うんうん、日頃からキズナレベルは上げとくに限るよほんと)
グイ!グイ!
あなた(……それにしても)
あなた(……愛ちゃんにハグされて、ほんとに1ミリも体を動かせないんだけど)ピクピク
グググ
あなた(な、舐めていた……体育会系を……何もできない……!)
あなた(私はしずくちゃんのところに行きたいのに……!!)
愛「♡♡」ギュ-ッ
あなた(うんうん、日頃からキズナレベルは上げとくに限るよほんと)
グイ!グイ!
あなた(……それにしても)
あなた(……愛ちゃんにハグされて、ほんとに1ミリも体を動かせないんだけど)ピクピク
グググ
あなた(な、舐めていた……体育会系を……何もできない……!)
あなた(私はしずくちゃんのところに行きたいのに……!!)
236: 2021/02/16(火) 22:35:06.20 ID:V75ZpBsj
あなた(力じゃどうにもならないし何か適当なこと言って抜け出すしかないか……)
あなた「あ、愛ちゃん」
愛「ん?どーしたの?」ニコニコ
あなた「しずくちゃんのところ行ってくるから一旦離してもらって良いかな?(ちょ、ちょっと先生に呼ばれてて……ごめんね)」
愛「……は?」
あなた(あ、やべ。間違えた)
あなた「あ、愛ちゃん」
愛「ん?どーしたの?」ニコニコ
あなた「しずくちゃんのところ行ってくるから一旦離してもらって良いかな?(ちょ、ちょっと先生に呼ばれてて……ごめんね)」
愛「……は?」
あなた(あ、やべ。間違えた)
240: 2021/02/16(火) 22:48:46.53 ID:V75ZpBsj
愛「ごめん、しずくがなんだって?」
あなた「あー、えっと……」
あなた「そう!演劇部の人数がどうしても足らないみたいで……助っ人としてね」
愛「君が?」
あなた「うん。こうみえて私演技得意なんだよ?」
愛「ふーん……」
あなた(苦しいか……?)
あなた「私も本当はもっと愛ちゃんといたいんだけど困ってる子を放っておけないし……」
あなた「それに……」
あなた「……放課後、空いてる?」
あなた「愛ちゃんさえよければその時いっぱい……」
愛「!」
愛「……わかった」パッ
愛「そーゆー良い子な所も君の魅力だもん」
あなた「愛ちゃん……!」
愛「……放課後、楽しみにしてるね♡」
あなた「うん!じゃあまた!」
タタタ
あなた「あー、えっと……」
あなた「そう!演劇部の人数がどうしても足らないみたいで……助っ人としてね」
愛「君が?」
あなた「うん。こうみえて私演技得意なんだよ?」
愛「ふーん……」
あなた(苦しいか……?)
あなた「私も本当はもっと愛ちゃんといたいんだけど困ってる子を放っておけないし……」
あなた「それに……」
あなた「……放課後、空いてる?」
あなた「愛ちゃんさえよければその時いっぱい……」
愛「!」
愛「……わかった」パッ
愛「そーゆー良い子な所も君の魅力だもん」
あなた「愛ちゃん……!」
愛「……放課後、楽しみにしてるね♡」
あなた「うん!じゃあまた!」
タタタ
241: 2021/02/16(火) 22:52:32.37 ID:V75ZpBsj
スッスッ
プルルルル
愛「あ!おっすー!え?違う違う、愛トモの会はまた今度だよ。それよりねえ、ちょっと聞いていい?」
愛「演劇部だったよねー?最近人手足りないとかある?」
愛「……」
愛「ふーん、そうなんだ」
愛「あ、ううん!久々に助っ人でもしようかなーって思ってたけど足りてるならいいや!また今度愛トモイベントでね!ばいばーい!」
ピッ
愛「ふ~ん」
プルルルル
愛「あ!おっすー!え?違う違う、愛トモの会はまた今度だよ。それよりねえ、ちょっと聞いていい?」
愛「演劇部だったよねー?最近人手足りないとかある?」
愛「……」
愛「ふーん、そうなんだ」
愛「あ、ううん!久々に助っ人でもしようかなーって思ってたけど足りてるならいいや!また今度愛トモイベントでね!ばいばーい!」
ピッ
愛「ふ~ん」
247: 2021/02/16(火) 23:03:07.10 ID:V75ZpBsj
あなた「てをたったっけ~やふふふーふん♪」テクテク
.あなた(ここまで上手くいってるんだし実際演技は相当うまいはずだから嘘はついてない。嘘は)
あなた(さて、後はしずくちゃんを……)
フッ
あなた「!?」
あなた(背後から突然視界を覆われた!?全く気配を感じられなかった!……なんかよく背後取られるな)
「だ~れだ♥︎」ボソ
.あなた(ここまで上手くいってるんだし実際演技は相当うまいはずだから嘘はついてない。嘘は)
あなた(さて、後はしずくちゃんを……)
フッ
あなた「!?」
あなた(背後から突然視界を覆われた!?全く気配を感じられなかった!……なんかよく背後取られるな)
「だ~れだ♥︎」ボソ
252: 2021/02/16(火) 23:18:45.21 ID:V75ZpBsj
あなた「ふぁあ……」ビクッ
あなた(脳が揺さぶられるこの声は……)
あなた「しずくちゃん!」
パッ
しずく「正解です♥︎さすが先輩です♥︎えらいえらい」ナデナデ
あなた「あっあっあっあっ」
しずく「実は先輩をずっと探していたんです」
あなた「え!?私もだよ!」
しずく「本当ですか!?わあ!お揃いですね♥︎」ニコ
あなた(脳が揺さぶられるこの声は……)
あなた「しずくちゃん!」
パッ
しずく「正解です♥︎さすが先輩です♥︎えらいえらい」ナデナデ
あなた「あっあっあっあっ」
しずく「実は先輩をずっと探していたんです」
あなた「え!?私もだよ!」
しずく「本当ですか!?わあ!お揃いですね♥︎」ニコ
257: 2021/02/16(火) 23:28:08.12 ID:V75ZpBsj
あなた「あのね、しずくちゃ────
スッ
しずく「先輩……チョコです」
しずく「受け取って……ください♥︎」
しずく「……///もちろん、本命……です♥︎」
あなた「……」
あなた「……!?」カアァァァァァァ
あなた「えっ……!?ほわっ……!えぇ……っ///」
しずく「……///」モジモジ
スッ
しずく「先輩……チョコです」
しずく「受け取って……ください♥︎」
しずく「……///もちろん、本命……です♥︎」
あなた「……」
あなた「……!?」カアァァァァァァ
あなた「えっ……!?ほわっ……!えぇ……っ///」
しずく「……///」モジモジ
265: 2021/02/17(水) 19:21:36.37 ID:VYvrX8KB
あなた(ほ、本命……しずくちゃんの……)ドキドキドキ
しずく「……///」
あなた(私にもようやく春が……春色バレンタインだ……!)
あなた(ザ・後輩キャラのしずくちゃんがこうやって頬を染めながらチョコを差し出すシチュ……唆るぜこれは……)
あなた(まさに理想のヒロインだ……)
しずく「……先輩?」
あなた「……(もうしずくちゃんでいいのでは?)」
しずく「……///」
あなた(私にもようやく春が……春色バレンタインだ……!)
あなた(ザ・後輩キャラのしずくちゃんがこうやって頬を染めながらチョコを差し出すシチュ……唆るぜこれは……)
あなた(まさに理想のヒロインだ……)
しずく「……先輩?」
あなた「……(もうしずくちゃんでいいのでは?)」
268: 2021/02/17(水) 19:38:46.17 ID:VYvrX8KB
あなた(こんな一途な後輩の想いに応えねば……無作法というもの……)
しずく「……」
ギュ
しずく「先輩……私じゃ……ダメですか?」ウルウル
あなた「お、おおおおお!?」
あなた(よし、もうしずくちゃんに────
瞬間、あなたの脳内に数日前のルビィとの会話が溢れ出す。
────
──
あなた「ねぇルビィちゃん。チョコ……くれるよね」
ルビィ『え!?えっと……』
あなた「……もしかして、考えてなかった?」
あなた「……私が何かしちゃったからだ。ルビィちゃん!私何しちゃった!?謝るしちゃんと直すから私に……!」
ルビィ『ち、違うよ!あなたにチョコはあげるよ?ただ遠いからどうやって渡そうか悩んじゃったんだ』
あなた「鞠莉さんに頼めば多分ヘリ出してくれるし私から行くよ?」
あなた「……というかちょくちょく来てない?歩夢ちゃんに聞いたけどチョコのことで」
ルビィ『あ、う、うん。……チョコといえばしずくちゃんすごいよね、本命いっぱいあるなんて』
────
──
あなた「……ん……?本命が……いっぱい……?」
しずく「どうしたんですか先輩」
しずく「……」
ギュ
しずく「先輩……私じゃ……ダメですか?」ウルウル
あなた「お、おおおおお!?」
あなた(よし、もうしずくちゃんに────
瞬間、あなたの脳内に数日前のルビィとの会話が溢れ出す。
────
──
あなた「ねぇルビィちゃん。チョコ……くれるよね」
ルビィ『え!?えっと……』
あなた「……もしかして、考えてなかった?」
あなた「……私が何かしちゃったからだ。ルビィちゃん!私何しちゃった!?謝るしちゃんと直すから私に……!」
ルビィ『ち、違うよ!あなたにチョコはあげるよ?ただ遠いからどうやって渡そうか悩んじゃったんだ』
あなた「鞠莉さんに頼めば多分ヘリ出してくれるし私から行くよ?」
あなた「……というかちょくちょく来てない?歩夢ちゃんに聞いたけどチョコのことで」
ルビィ『あ、う、うん。……チョコといえばしずくちゃんすごいよね、本命いっぱいあるなんて』
────
──
あなた「……ん……?本命が……いっぱい……?」
しずく「どうしたんですか先輩」
274: 2021/02/17(水) 20:37:44.44 ID:VYvrX8KB
あなた「……し、しずくちゃん。本命ってさ……私以外にもいるの?」
しずく「……」
しずく「そんなわけないじゃないですか。私は先輩しか見えていません♥︎」
あなた「え……」
しずく「♥︎」
あなた(あ、あれ……あれれ……でもルビィちゃんは……)
あなた(ルビィちゃんが私に嘘を……そんな、やだ。でも、しずくちゃんはこう言ってるし……)
あなた「あ……あ……」プスプス
しずく「……」
しずく「そんなわけないじゃないですか。私は先輩しか見えていません♥︎」
あなた「え……」
しずく「♥︎」
あなた(あ、あれ……あれれ……でもルビィちゃんは……)
あなた(ルビィちゃんが私に嘘を……そんな、やだ。でも、しずくちゃんはこう言ってるし……)
あなた「あ……あ……」プスプス
276: 2021/02/17(水) 22:19:11.52 ID:VYvrX8KB
しずく「先輩……私のこと、信じてくれないんですか……?」
あなた「い、いや!そんなこと……!」
しずく「私の目を見てください!本気なんです!」ジッ
あなた「……」ジ-
あなた(深い深い海のように青黒い……綺麗だ……)
あなた(綺麗だけど……判別はよくわからない……)
あなた(でもしずくちゃんを……私の信じるしずくちゃんを信じないで何が部長だ、先輩だ……!!)
あなた「……しずくちゃんを信じるよ」
しずく「先輩!」パアァァァァ
あなた「い、いや!そんなこと……!」
しずく「私の目を見てください!本気なんです!」ジッ
あなた「……」ジ-
あなた(深い深い海のように青黒い……綺麗だ……)
あなた(綺麗だけど……判別はよくわからない……)
あなた(でもしずくちゃんを……私の信じるしずくちゃんを信じないで何が部長だ、先輩だ……!!)
あなた「……しずくちゃんを信じるよ」
しずく「先輩!」パアァァァァ
283: 2021/02/18(木) 20:26:28.37 ID:oHm431FF
パカッ
『歩夢さんへ♥︎本命です♥︎』
あなた「…………………ぇ?」
しずく「あっ……!?」
ガサゴソ
しずく「えいっ」つテレテレパシ-ステッキ
ミョンミョンミョン
あなた「あ☆ぴっ」
しずく(あ、危なかった……つい歩夢さん用のチョコ渡しちゃった……)
しずく(璃奈さんに借りておいてよかった♪)
あなた「……あれ?いま一瞬意識が……」
しずく「気のせいですよ」ニコ
しずく「どうぞ♥︎」
パカッ
『先輩♥︎大好きです♥︎』
あなた「お……おおおおおおお!!!!」
『歩夢さんへ♥︎本命です♥︎』
あなた「…………………ぇ?」
しずく「あっ……!?」
ガサゴソ
しずく「えいっ」つテレテレパシ-ステッキ
ミョンミョンミョン
あなた「あ☆ぴっ」
しずく(あ、危なかった……つい歩夢さん用のチョコ渡しちゃった……)
しずく(璃奈さんに借りておいてよかった♪)
あなた「……あれ?いま一瞬意識が……」
しずく「気のせいですよ」ニコ
しずく「どうぞ♥︎」
パカッ
『先輩♥︎大好きです♥︎』
あなた「お……おおおおおおお!!!!」
286: 2021/02/18(木) 20:43:52.85 ID:oHm431FF
あなた「しずくちゃん!私もしずくちゃんに渡したいものがあるの……!!」
しずく「え……先輩が私に……ですか?」
あなた「うん……」
スッ
しずく「……!先輩、これって……」
あなた「……えへへ、私も、本命♡」
あなた「受け取って……欲しいな♡」
しずく「先輩……♥︎」ジ-
あなた「しずくちゃん……♡」ジ-
シュル……
────
──
しずく「え……先輩が私に……ですか?」
あなた「うん……」
スッ
しずく「……!先輩、これって……」
あなた「……えへへ、私も、本命♡」
あなた「受け取って……欲しいな♡」
しずく「先輩……♥︎」ジ-
あなた「しずくちゃん……♡」ジ-
シュル……
────
──
287: 2021/02/18(木) 20:58:44.58 ID:oHm431FF
……
あなた「ふぅ……」ツルツル
テクテク
あなた「さて、これでミッションはクリア……か……」
あなた(いやまあむしろここからが本番なんだけどね)
あなた(……今更だけど、私に演技教えてくれたのしずくちゃんだし……バレてないよね……?そこだけ不安だ……)
あなた「自分の演技力を信じよう。私は大女優なんだ」ブツブツ
あなた(ネタバラシの放課後が待ち遠しいなぁ~)ニコニコ
あなた「ふぅ……」ツルツル
テクテク
あなた「さて、これでミッションはクリア……か……」
あなた(いやまあむしろここからが本番なんだけどね)
あなた(……今更だけど、私に演技教えてくれたのしずくちゃんだし……バレてないよね……?そこだけ不安だ……)
あなた「自分の演技力を信じよう。私は大女優なんだ」ブツブツ
あなた(ネタバラシの放課後が待ち遠しいなぁ~)ニコニコ
298: 2021/02/18(木) 23:06:35.76 ID:oHm431FF
放課後
あなた「おまたせ~!」ガチャ
10人「!!」
あなた「あれ?私最後かぁ……ごめんね!ちょっとゴタゴタしてて……ウップ(肉食べすぎたな……)」
愛「いーっていーって!じゃ、愛さんといこっか!」ニコニコ
ギュッ
璃奈「は?」
あなた(!?り、璃奈ちゃんから田中みたいな声が……き、気のせいだよね……?)
歩夢「うふふ、愛ちゃんは元気だなぁ」ニコニコ
あなた「おまたせ~!」ガチャ
10人「!!」
あなた「あれ?私最後かぁ……ごめんね!ちょっとゴタゴタしてて……ウップ(肉食べすぎたな……)」
愛「いーっていーって!じゃ、愛さんといこっか!」ニコニコ
ギュッ
璃奈「は?」
あなた(!?り、璃奈ちゃんから田中みたいな声が……き、気のせいだよね……?)
歩夢「うふふ、愛ちゃんは元気だなぁ」ニコニコ
307: 2021/02/18(木) 23:31:10.14 ID:oHm431FF
彼方「ねえねえ~今日の晩御飯は何にしよう?」クイクイ
あなた「え?」
彼方「記念日だし豪勢にする?彼方ちゃん気合い入れるぜ~」
あなた(あれ?今日お泊まり会の予定あったっけ?)
エマ「あはは、彼方ちゃん。もう練習の時間だよ?起きないとだめだよ~」
果林「?ちゃんと目は開いてるし起きてるじゃない」
エマ「寝てるよ」
果林「でも……」
エマ「寝てる」
あなた「え?」
彼方「記念日だし豪勢にする?彼方ちゃん気合い入れるぜ~」
あなた(あれ?今日お泊まり会の予定あったっけ?)
エマ「あはは、彼方ちゃん。もう練習の時間だよ?起きないとだめだよ~」
果林「?ちゃんと目は開いてるし起きてるじゃない」
エマ「寝てるよ」
果林「でも……」
エマ「寝てる」
309: 2021/02/18(木) 23:48:14.31 ID:oHm431FF
かすみ「せーんぱいっ♡」ギュッ
あなた「ん?どうしたの?」
かすみ「えへへ♡呼んでみただけです♡」
あなた「あはは、かすみちゃんはかわいいなぁ……!」
かすみ「はう~♡先輩~」スリスリ
歩夢「……」ニコニコ
しずく(あの間に挟まりたいな……♥︎)
せつ菜「……」モジモジ
栞子「せつ菜さん?どうしたのですか?先ほどから少し様子が……」
せつ菜「な、なんでもありません!なんでも……」
せつ菜「……///」ハァハァ
栞子「……?」
あなた「ん?どうしたの?」
かすみ「えへへ♡呼んでみただけです♡」
あなた「あはは、かすみちゃんはかわいいなぁ……!」
かすみ「はう~♡先輩~」スリスリ
歩夢「……」ニコニコ
しずく(あの間に挟まりたいな……♥︎)
せつ菜「……」モジモジ
栞子「せつ菜さん?どうしたのですか?先ほどから少し様子が……」
せつ菜「な、なんでもありません!なんでも……」
せつ菜「……///」ハァハァ
栞子「……?」
310: 2021/02/19(金) 00:02:12.87 ID:zBCkWjul
あなた「……ところでみん
歩夢「盛り上がってるとこごめんなんだけど、みんなごめんね。実は私とこの子今日はあまりいられないの」
あなた「え」
歩夢「同好会のみんなは私にとってかけがえのない人だから隠し事はしたくなくて……」
歩夢「実は私……この子とお付き合いすることになったの」
あなた「……にゅろ?」
歩夢「い、言っちゃった……恥ずかしい…….///」モジモジ
歩夢「盛り上がってるとこごめんなんだけど、みんなごめんね。実は私とこの子今日はあまりいられないの」
あなた「え」
歩夢「同好会のみんなは私にとってかけがえのない人だから隠し事はしたくなくて……」
歩夢「実は私……この子とお付き合いすることになったの」
あなた「……にゅろ?」
歩夢「い、言っちゃった……恥ずかしい…….///」モジモジ
344: 2021/02/19(金) 23:29:23.63 ID:zBCkWjul
シ-ン
……
……
愛「……ぷっ」
愛「あははははははははは!!!」
愛「ふふ、あはは、ひーっwww」ゲラゲラゲラ
歩夢「うふふ」
愛、歩夢「「あはははははははは!!」」
歩夢「何が可笑しいの?」
愛「い、いやだって……ぷふ、歩夢がこんなに冗談上手くなるなんて……愛さん鼻が高いよ」
エマ「なんだあ、冗談かぁ」ニコニコ
エマ「……私はそういうの好きじゃないな」(低音)
あなた(それ《低音》すき)ゾクゾク
歩夢「……冗談?」
……
……
愛「……ぷっ」
愛「あははははははははは!!!」
愛「ふふ、あはは、ひーっwww」ゲラゲラゲラ
歩夢「うふふ」
愛、歩夢「「あはははははははは!!」」
歩夢「何が可笑しいの?」
愛「い、いやだって……ぷふ、歩夢がこんなに冗談上手くなるなんて……愛さん鼻が高いよ」
エマ「なんだあ、冗談かぁ」ニコニコ
エマ「……私はそういうの好きじゃないな」(低音)
あなた(それ《低音》すき)ゾクゾク
歩夢「……冗談?」
347: 2021/02/19(金) 23:41:36.01 ID:zBCkWjul
歩夢「ごめん、愛ちゃんが何言ってるかわからないよ……」
せつ菜「私は歩夢さんのことがわかりません!私、そういうのはダメだと思うんです!」
しずく「はい、嘘はよくないですよ」
栞子「しずくさんの言う通り、虚偽の発言は誰も幸せになれません」
彼方「歩夢ちゃん疲れてる?膝枕してあげようか?」
歩夢「……」
せつ菜「私は歩夢さんのことがわかりません!私、そういうのはダメだと思うんです!」
しずく「はい、嘘はよくないですよ」
栞子「しずくさんの言う通り、虚偽の発言は誰も幸せになれません」
彼方「歩夢ちゃん疲れてる?膝枕してあげようか?」
歩夢「……」
349: 2021/02/19(金) 23:51:49.66 ID:zBCkWjul
歩夢「……」ジワ
あなた「!?」
歩夢「……なんで、そんなこというの……」ポロ
歩夢「私はなにも……何もおかしなこと言ってないのに……」ポロポロ
歩夢「う……うぅ……」
あなた「歩夢ちゃん!」タッ
ダキッ
ナデナデ
あなた「大丈夫……?」ナデナデ
歩夢「みんながね……みんなが……」
あなた「落ち着いて……ね?」ナデナデ
歩夢「……あなたにこうして慰めてもらうと、落ち着けるよ」
歩夢「いつもこうしてもらってるね。覚えてる?幼稚園のお遊戯会の後、失敗した私を────
かすみ「なに二人だけの空間作ってるんですか?」
愛「つまんな」(ネイルいじいじ)
あなた「!?」
歩夢「……なんで、そんなこというの……」ポロ
歩夢「私はなにも……何もおかしなこと言ってないのに……」ポロポロ
歩夢「う……うぅ……」
あなた「歩夢ちゃん!」タッ
ダキッ
ナデナデ
あなた「大丈夫……?」ナデナデ
歩夢「みんながね……みんなが……」
あなた「落ち着いて……ね?」ナデナデ
歩夢「……あなたにこうして慰めてもらうと、落ち着けるよ」
歩夢「いつもこうしてもらってるね。覚えてる?幼稚園のお遊戯会の後、失敗した私を────
かすみ「なに二人だけの空間作ってるんですか?」
愛「つまんな」(ネイルいじいじ)
351: 2021/02/19(金) 23:56:05.93 ID:zBCkWjul
あなた「でも歩夢ちゃんもどうしたの?」
あなた「私たちが付き合ってるなんて言ったりして笑」
歩夢「……ぇ?」
あなた「私たちが付き合ってるなんて言ったりして笑」
歩夢「……ぇ?」
357: 2021/02/20(土) 00:11:01.08 ID:rFpwVDyS
歩夢「ぁ……だって……チョコ……」
かすみ「くふっ、歩夢先輩義理チョコもらって勘違いしちゃったんですか~?」
かすみ「おっちょこちょいですね~」
かすみ「先輩も先輩ですよ。義理とはいえ勘違いさせるようなことしちゃめっ!ですよ?」
歩夢「……は?」
あなた(うわ、あの歩夢ちゃんの顔本気で怒ってる時の顔だ。いつぶりにみたんだろあれ……お気に入りのゲームがアプデで神ゲーになった時以来だ)
かすみ「くふっ、歩夢先輩義理チョコもらって勘違いしちゃったんですか~?」
かすみ「おっちょこちょいですね~」
かすみ「先輩も先輩ですよ。義理とはいえ勘違いさせるようなことしちゃめっ!ですよ?」
歩夢「……は?」
あなた(うわ、あの歩夢ちゃんの顔本気で怒ってる時の顔だ。いつぶりにみたんだろあれ……お気に入りのゲームがアプデで神ゲーになった時以来だ)
375: 2021/02/20(土) 11:13:12.75 ID:rFpwVDyS
かすみ「はぁ~、もうこの際だから言っちゃいますけどお」ゴソゴソ
かすみ「じゃ~ん!みてください!これ!先輩からかすみんへの本命チョコなんです♡」
かすみ「歩夢先輩の義理とは違って本命♡歩夢先輩には悪いんですけど先輩の好きな人はかすみんなんです♡」
かすみ「もちろんかすみんも先輩大大だ~いすきですし、もうカップル成立しちゃってるんですよねぇ」
9人「は?」
あなた(もー、かすみちゃんてばネタバラシの前に言わないでよね~)
かすみ「じゃ~ん!みてください!これ!先輩からかすみんへの本命チョコなんです♡」
かすみ「歩夢先輩の義理とは違って本命♡歩夢先輩には悪いんですけど先輩の好きな人はかすみんなんです♡」
かすみ「もちろんかすみんも先輩大大だ~いすきですし、もうカップル成立しちゃってるんですよねぇ」
9人「は?」
あなた(もー、かすみちゃんてばネタバラシの前に言わないでよね~)
379: 2021/02/20(土) 11:54:07.40 ID:rFpwVDyS
璃奈「かすみちゃん、おもしろくない」
かすみ「はぁ!?」
果林「そうね、いつもみたいな可愛いイタズラならいいけど……それは流石にお姉さんも笑えないわ」
愛「かすかすさぁ……」
かすみ「かすみんです!!うわぁ~ん!せんぱ~い!かすみんのことも慰めてください~」ダキ-ッ
あなた「よしよし」ナデナデ
彼方「いかん、キレそう」
しずく「なんてふしだらな……」
かすみ「はぁ!?」
果林「そうね、いつもみたいな可愛いイタズラならいいけど……それは流石にお姉さんも笑えないわ」
愛「かすかすさぁ……」
かすみ「かすみんです!!うわぁ~ん!せんぱ~い!かすみんのことも慰めてください~」ダキ-ッ
あなた「よしよし」ナデナデ
彼方「いかん、キレそう」
しずく「なんてふしだらな……」
384: 2021/02/20(土) 12:27:44.87 ID:ArUTy5s7
あなた「まあかすみちゃんとも付き合ってないけどね」
かすみ「へ……?」ピキ
あなた「えっと……この際だから言っちゃうけど……」
あなた「私、誰ともお付き合いしてないよ?」
10人「………………………………」
10人「………………………え?」
かすみ「へ……?」ピキ
あなた「えっと……この際だから言っちゃうけど……」
あなた「私、誰ともお付き合いしてないよ?」
10人「………………………………」
10人「………………………え?」
393: 2021/02/20(土) 13:08:40.63 ID:ArUTy5s7
彼方「ぁ……ぇ……?だって……チョコ……」
あなた「そう!それなんだよ言いたかったのは」
あなた「えーっと……」
ゴソゴソ
あなた「お、あったあった!」
あなた「じゃーん!」
バ-ン
『ドッキリ大成功!!』
あなた「えへへ、どう?驚いた?名付けて『全員に本命チョコ上げよう作戦』……まんますぎるか!あはは」ニコニコ
あなた「……ん?」キョトン
あなた「そう!それなんだよ言いたかったのは」
あなた「えーっと……」
ゴソゴソ
あなた「お、あったあった!」
あなた「じゃーん!」
バ-ン
『ドッキリ大成功!!』
あなた「えへへ、どう?驚いた?名付けて『全員に本命チョコ上げよう作戦』……まんますぎるか!あはは」ニコニコ
あなた「……ん?」キョトン
404: 2021/02/20(土) 13:20:25.49 ID:rFpwVDyS
シ-ン
あなた「え、え?みんな?おーい、固まってるよー?」
あなた「もしもーし」フリフリ
璃奈「……」スッ
あなた「?璃奈ちゃん、それは?」
璃奈「……もう、あなたは何もしなくていい」
璃奈「昨日完成して、だけどもう使うことはないと思ったけど……やっぱり必要だった」
あなた「?、?」
璃奈「大丈夫。あなたは何も心配しなくて」
あなた「と、言われても……え?何その装置」
璃奈「大丈夫、大丈夫だから」ジリジリ
あなた「え、え?みんな?おーい、固まってるよー?」
あなた「もしもーし」フリフリ
璃奈「……」スッ
あなた「?璃奈ちゃん、それは?」
璃奈「……もう、あなたは何もしなくていい」
璃奈「昨日完成して、だけどもう使うことはないと思ったけど……やっぱり必要だった」
あなた「?、?」
璃奈「大丈夫。あなたは何も心配しなくて」
あなた「と、言われても……え?何その装置」
璃奈「大丈夫、大丈夫だから」ジリジリ
420: 2021/02/20(土) 18:47:43.17 ID:rFpwVDyS
愛「りなりー、そーゆーのはやめようよ」
璃奈「愛さん、邪魔」
愛「お!いいねりなりー。今ちゃんと顔で怒れてるよ」
愛「まぁりなりーの気持ちも分からなくはないけどさ」
璃奈「愛さんには関係ないことだから」
璃奈「私とこの子の問題。それに愛さんがこの子をどう思おうが“これ”を使えばそんなのも意味がなくなる」
愛「ますます止めないとじゃん」
璃奈「愛さん、邪魔」
愛「お!いいねりなりー。今ちゃんと顔で怒れてるよ」
愛「まぁりなりーの気持ちも分からなくはないけどさ」
璃奈「愛さんには関係ないことだから」
璃奈「私とこの子の問題。それに愛さんがこの子をどう思おうが“これ”を使えばそんなのも意味がなくなる」
愛「ますます止めないとじゃん」
421: 2021/02/20(土) 19:07:36.84 ID:rFpwVDyS
歩夢「…………………」
栞子「歩夢さん、歩夢さん……」サスサス
栞子「だめです。反応がありません……」
栞子(……いいんです。私は)
栞子(ほんのひと時でも……夢を見させてもらいましたから……)
栞子「……」ポロ
栞子「歩夢さん、歩夢さん……」サスサス
栞子「だめです。反応がありません……」
栞子(……いいんです。私は)
栞子(ほんのひと時でも……夢を見させてもらいましたから……)
栞子「……」ポロ
424: 2021/02/20(土) 19:14:49.25 ID:rFpwVDyS
彼方「これは夢だ。私は攻撃されてる。これは夢だ、私は攻撃されてる……」ブツブツ
エマ「Non……Non、Non……」ボソボソ
果林「彼方もエマもどうしたのかしら……?」
果林「ふふ♪ドッキリだったとしてもチョコに詰まっていた気持ちはちゃんと伝わったし、ここから私色に堕とせばいいだけじゃない」
せつ菜「……」
菜々「……」
せつ菜「……」
菜々「……」
菜々菜「……………」
エマ「Non……Non、Non……」ボソボソ
果林「彼方もエマもどうしたのかしら……?」
果林「ふふ♪ドッキリだったとしてもチョコに詰まっていた気持ちはちゃんと伝わったし、ここから私色に堕とせばいいだけじゃない」
せつ菜「……」
菜々「……」
せつ菜「……」
菜々「……」
菜々菜「……………」
434: 2021/02/20(土) 20:54:43.97 ID:rFpwVDyS
しずく「先輩……私が一番じゃないのは悲しいです、悔しいです」
しずく「……でも」
ピト
しずく「私は“何番目”でも……いいんですよ♥︎」
あなた「おぉっ……」ゾクゾク
ピキッ
歩夢「────────」
その瞬間、虹ヶ咲学園、いや、東京中の動物たちが怯えた。ついでに沼津も。
しずく「……〇気、漏れてますけど大丈夫ですか?先輩が怯えちゃってますよ♥︎」
歩夢「!」ハッ
あなた「あ、歩夢ちゃん……?」プルプル
しずく「……でも」
ピト
しずく「私は“何番目”でも……いいんですよ♥︎」
あなた「おぉっ……」ゾクゾク
ピキッ
歩夢「────────」
その瞬間、虹ヶ咲学園、いや、東京中の動物たちが怯えた。ついでに沼津も。
しずく「……〇気、漏れてますけど大丈夫ですか?先輩が怯えちゃってますよ♥︎」
歩夢「!」ハッ
あなた「あ、歩夢ちゃん……?」プルプル
439: 2021/02/20(土) 21:04:43.66 ID:rFpwVDyS
しずく「それに冗談ですよ。私だって一番がいい!先輩の隣にいたい!」
かすみ(急に決意決めた時みたいなモードになるのほんと怖いよしず子……)
しずく「それに……私気付いちゃったんです。まだ終わってないって」
璃奈「?」
果林「つまり……どういうことなの?」
しずく「彼方さんなら理解るんじゃないですか?」
彼方「え……」
彼方「あ……!!」
あなた「え、え?」
しずく「先輩は、後一つチョコを隠しています。それも間違いなく本命のチョコを!」
9人「!!?」
あなた「!?(うそ……!なんでバレたの!?)」
かすみ(急に決意決めた時みたいなモードになるのほんと怖いよしず子……)
しずく「それに……私気付いちゃったんです。まだ終わってないって」
璃奈「?」
果林「つまり……どういうことなの?」
しずく「彼方さんなら理解るんじゃないですか?」
彼方「え……」
彼方「あ……!!」
あなた「え、え?」
しずく「先輩は、後一つチョコを隠しています。それも間違いなく本命のチョコを!」
9人「!!?」
あなた「!?(うそ……!なんでバレたの!?)」
459: 2021/02/21(日) 11:41:53.25 ID:fMKLEvWK
かすみ「ま、またドッキリ……?」
愛「いやー、それは考えにくくない?だったらネタバラシの前に渡してるはずだし」
璃奈「……本当の」
10人「……」ジッ
あなた「う……」タジ
歩夢「……」
歩夢「なーんだっ」パッ
歩夢「も~、あなたってばひどいよ~!」プンプン
歩夢「意地悪してからこんなの……」
歩夢「でも嬉しいなぁ」ニコニコ
愛「いやー、それは考えにくくない?だったらネタバラシの前に渡してるはずだし」
璃奈「……本当の」
10人「……」ジッ
あなた「う……」タジ
歩夢「……」
歩夢「なーんだっ」パッ
歩夢「も~、あなたってばひどいよ~!」プンプン
歩夢「意地悪してからこんなの……」
歩夢「でも嬉しいなぁ」ニコニコ
460: 2021/02/21(日) 11:51:59.14 ID:fMKLEvWK
せつ菜「……!!」
せつ菜「よく考えたら私はチョコもらっていません!!」
彼方「は?」
栞子「……?」
せつ菜「菜々は貰いましたがせつ菜ではもらっていません!!」
せつ菜「つまり……優木せつ菜が本命ということですよね!!?」ペカ-
愛「何言ってんのせっつー……」ドンビキ
エマ「そのまま大人しくしてればよかったのに」
せつ菜「それに私に……“菜々”にあんなことしておいて好意がないわけ……ですもんね……///」モジモジ
歩夢「……どういうこと?」ズイ
あなた「え!?」
せつ菜「よく考えたら私はチョコもらっていません!!」
彼方「は?」
栞子「……?」
せつ菜「菜々は貰いましたがせつ菜ではもらっていません!!」
せつ菜「つまり……優木せつ菜が本命ということですよね!!?」ペカ-
愛「何言ってんのせっつー……」ドンビキ
エマ「そのまま大人しくしてればよかったのに」
せつ菜「それに私に……“菜々”にあんなことしておいて好意がないわけ……ですもんね……///」モジモジ
歩夢「……どういうこと?」ズイ
あなた「え!?」
464: 2021/02/21(日) 12:29:14.68 ID:fMKLEvWK
歩夢「せつ菜ちゃんの方が大事なの!?」
あなた「おわ!?ど、どうしたの急に」
あなた「それに私は菜々ちゃんとせつ菜ちゃんを分けたりしないよ」
せつ菜「ぇ……」サ-
あなた「菜々ちゃんもせつ菜ちゃんもどっちも合わせて私の大好きな一人の女の子だからね」
せつ菜「あ……♡」
菜々「う…….///」
しずく「先輩も罪づくりですね……」
璃奈「でもそういうところ、好き」
愛「茶番はいいから早くチョコちょーだい。愛だけに」
栞子(何も掛かってない……それほど余裕を失っている……?)
あなた「おわ!?ど、どうしたの急に」
あなた「それに私は菜々ちゃんとせつ菜ちゃんを分けたりしないよ」
せつ菜「ぇ……」サ-
あなた「菜々ちゃんもせつ菜ちゃんもどっちも合わせて私の大好きな一人の女の子だからね」
せつ菜「あ……♡」
菜々「う…….///」
しずく「先輩も罪づくりですね……」
璃奈「でもそういうところ、好き」
愛「茶番はいいから早くチョコちょーだい。愛だけに」
栞子(何も掛かってない……それほど余裕を失っている……?)
468: 2021/02/21(日) 12:59:29.29 ID:fMKLEvWK
あなた「え!?いや……」テレテレ
あなた「そのぉ……ムードというかそういうのが大事だしぃ……」モジモジ
彼方「そんなの気にしないよぉ!彼方ちゃんあなたに貰えるならおトイレ中でも気にしないよ!!」カッ
かすみ「そ、それはちょっと……///でも先輩なら……♡」
エマ「私にはあなたが必要だって……言ったよね」(撫で声)
果林「ふふ♪お姉さんはいつでもいいわよ」
しずく「先輩……♥︎」ジッ
栞子「……」ギュ←(震えながら目を閉じている)
璃奈「……」チラ←(ボードから覗かせる瞳)
せつ菜々「……!!!!!!」
歩夢「……」
あなた「そのぉ……ムードというかそういうのが大事だしぃ……」モジモジ
彼方「そんなの気にしないよぉ!彼方ちゃんあなたに貰えるならおトイレ中でも気にしないよ!!」カッ
かすみ「そ、それはちょっと……///でも先輩なら……♡」
エマ「私にはあなたが必要だって……言ったよね」(撫で声)
果林「ふふ♪お姉さんはいつでもいいわよ」
しずく「先輩……♥︎」ジッ
栞子「……」ギュ←(震えながら目を閉じている)
璃奈「……」チラ←(ボードから覗かせる瞳)
せつ菜々「……!!!!!!」
歩夢「……」
474: 2021/02/21(日) 13:21:25.25 ID:fMKLEvWK
あなた「わた……私は……」タジ
~~~
侑(応援出演)『みんな!!ニジガク指定ブレードの準備はできたかな!?』
侑『手元にあるブレードの色を変えて応援したい子の色に設定して振ってね!』
侑『誰が選ばれるのかなーー!?トキメキが止まらないよー!』キラキラ
カチカチ
1.ライトピンク
2.パステルイエ ー
3.ライトブルー
4.ロイヤルブルー
5.超オレンジ
6.すみれ
7.スカーレット
8.ライトグリーン
9.ペーパーホワイト
10.翡翠
11.???壱
12.???two
13.侑『それは……伝説のラブライブレード!?』
14.侑『それは……伝説のサンシャインブレード!?』
15.ヒトリダケナンテエラベナイヨーー!!
下20まで多数決
~~~
侑(応援出演)『みんな!!ニジガク指定ブレードの準備はできたかな!?』
侑『手元にあるブレードの色を変えて応援したい子の色に設定して振ってね!』
侑『誰が選ばれるのかなーー!?トキメキが止まらないよー!』キラキラ
カチカチ
1.ライトピンク
2.パステルイエ ー
3.ライトブルー
4.ロイヤルブルー
5.超オレンジ
6.すみれ
7.スカーレット
8.ライトグリーン
9.ペーパーホワイト
10.翡翠
11.???壱
12.???two
13.侑『それは……伝説のラブライブレード!?』
14.侑『それは……伝説のサンシャインブレード!?』
15.ヒトリダケナンテエラベナイヨーー!!
下20まで多数決
475: 2021/02/21(日) 13:22:16.34 ID:Ga07gnEq
12
476: 2021/02/21(日) 13:22:36.86 ID:6dGSGTKs
10!
477: 2021/02/21(日) 13:22:48.59 ID:G4fGQPAo
10で
478: 2021/02/21(日) 13:23:02.06 ID:DRpZB6ck
15
479: 2021/02/21(日) 13:23:18.80 ID:sj9ZFoNb
15
480: 2021/02/21(日) 13:23:20.68 ID:vwRvmLYT
15
481: 2021/02/21(日) 13:23:33.79 ID:18OFAceu
15
482: 2021/02/21(日) 13:23:51.85 ID:PVremEvl
10
483: 2021/02/21(日) 13:24:12.12 ID:iGEAmV06
10しお
484: 2021/02/21(日) 13:24:17.04 ID:tRUN1Ax1
15
485: 2021/02/21(日) 13:24:30.11 ID:2QTsKzpX
15
486: 2021/02/21(日) 13:24:45.01 ID:C09kEaHw
15
487: 2021/02/21(日) 13:25:29.61 ID:coNrlkGa
10で
488: 2021/02/21(日) 13:25:37.21 ID:tVXut61r
10
489: 2021/02/21(日) 13:25:55.47 ID:lqoVWZ30
15
490: 2021/02/21(日) 13:26:06.96 ID:99b/Z3ei
15
491: 2021/02/21(日) 13:26:22.55 ID:sxCvWOGM
10
492: 2021/02/21(日) 13:26:55.36 ID:MhQrWMz+
10
493: 2021/02/21(日) 13:27:02.28 ID:wiUNq52M
10
494: 2021/02/21(日) 13:27:53.19 ID:fWUDldud
10
495: 2021/02/21(日) 13:28:14.85 ID:epy5YXkS
10
496: 2021/02/21(日) 13:30:28.67 ID:Kt+lG7vW
15
499: 2021/02/21(日) 13:33:28.18 ID:cTch1+A/
15
500: 2021/02/21(日) 13:33:48.41 ID:Ga07gnEq
10か15ばっかじゃねぇか
501: 2021/02/21(日) 13:34:37.77 ID:sj9ZFoNb
11と12って誰?
503: 2021/02/21(日) 13:35:36.38 ID:fWUDldud
>>501
ラとミやろ
ラとミやろ
502: 2021/02/21(日) 13:35:19.72 ID:46GI1pv+
1票差で10が最多か
521: 2021/02/21(日) 14:50:18.80 ID:fMKLEvWK
あなた「……」
テクテク
テクテク
ピタ
スッ
歩夢「ぁ……」
かすみ「嘘……」
栞子(……決まったのでしょうか?一体誰が……)
栞子(だめ、目を開けて、あの方が誰かに渡している所を見てしまったら私は……)
あなた「……目を、開けて欲しいな」
あなた「栞子ちゃん」
テクテク
テクテク
ピタ
スッ
歩夢「ぁ……」
かすみ「嘘……」
栞子(……決まったのでしょうか?一体誰が……)
栞子(だめ、目を開けて、あの方が誰かに渡している所を見てしまったら私は……)
あなた「……目を、開けて欲しいな」
あなた「栞子ちゃん」
535: 2021/02/21(日) 17:04:13.99 ID:fMKLEvWK
栞子「え……?」パチ
あなた「……」つ?
栞子「これ、は……」
あなた「開けてみて」
栞子「え……は、はい……」
シュル
パカッ
栞子「……!!これ、は……」
あなた「和風チョコってやつ……お店とかに置かれてるのとは比べ物にならないけど……頑張って作ったんだ」
あなた「正直、今回これを作るのに殆ど時間使っちゃったよ」アハハ
あなた「ランジュちゃんに聞いたら栞子ちゃんは和菓子好きだって……だからただのチョコじゃ物足りないと思って」
あなた(お礼にランジュちゃんにさっきチョコあげたらお肉くれたし……栞子ちゃんも良い幼馴染いるなぁ)
栞子「……」ポカ-ン←(状況を掴めず口を開け八重歯が煌めいている)
あなた「……」つ?
栞子「これ、は……」
あなた「開けてみて」
栞子「え……は、はい……」
シュル
パカッ
栞子「……!!これ、は……」
あなた「和風チョコってやつ……お店とかに置かれてるのとは比べ物にならないけど……頑張って作ったんだ」
あなた「正直、今回これを作るのに殆ど時間使っちゃったよ」アハハ
あなた「ランジュちゃんに聞いたら栞子ちゃんは和菓子好きだって……だからただのチョコじゃ物足りないと思って」
あなた(お礼にランジュちゃんにさっきチョコあげたらお肉くれたし……栞子ちゃんも良い幼馴染いるなぁ)
栞子「……」ポカ-ン←(状況を掴めず口を開け八重歯が煌めいている)
542: 2021/02/21(日) 17:53:47.84 ID:fMKLEvWK
栞子「……なんで」
あなた「いつからか分からないけど……頑張ってる栞子ちゃんを気付いたら目で追うようになってて……」
栞子「でも私は……」
栞子「私だけ幸せになって、他の方に申し訳が……」
あなた「栞子ちゃん……」
バッ
あなた「みんな!今回の騒動は全部私が悪いの!私どうなっても良いから栞子ちゃんを責めないで!」
あなた「栞子ちゃんに渡す勇気がなくて、それでこんなドッキリ思いついちゃって……」
あなた「みんなを巻き込んじゃって……」
あなた「いつからか分からないけど……頑張ってる栞子ちゃんを気付いたら目で追うようになってて……」
栞子「でも私は……」
栞子「私だけ幸せになって、他の方に申し訳が……」
あなた「栞子ちゃん……」
バッ
あなた「みんな!今回の騒動は全部私が悪いの!私どうなっても良いから栞子ちゃんを責めないで!」
あなた「栞子ちゃんに渡す勇気がなくて、それでこんなドッキリ思いついちゃって……」
あなた「みんなを巻き込んじゃって……」
546: 2021/02/21(日) 18:04:34.56 ID:fMKLEvWK
栞子「だ、ダメです!」サッ
栞子「この方に酷いことしないでください!」
栞子「す、するなら……私にも同じことをしてください!」
しずく(まぁ♥︎)
あなた「!?栞子ちゃん、何言ってるの!?」
栞子「……一人にはしません」
あなた「しおり……こちゃん……///」
歩夢「っ……い────
せつ菜「いい加減にしてください!!!」バン
みんな「!?」ビクッ
せつ菜「なんで……なんでなんでなんで!!!あなたはいつも私の大切な場所を奪うんですか!!?」
せつ菜「横から現れて……なんで……!!」
せつ菜「その人の隣は……私の居場所なのに……!!」キッ
栞子「せ、せつ菜さん……」
しずく(な、なんていう修羅場なんでしょう!?現実でこんなもの見れるなんて……あぁ!メモ取りたい!これを活かした脚本が書きたい!!)
栞子「この方に酷いことしないでください!」
栞子「す、するなら……私にも同じことをしてください!」
しずく(まぁ♥︎)
あなた「!?栞子ちゃん、何言ってるの!?」
栞子「……一人にはしません」
あなた「しおり……こちゃん……///」
歩夢「っ……い────
せつ菜「いい加減にしてください!!!」バン
みんな「!?」ビクッ
せつ菜「なんで……なんでなんでなんで!!!あなたはいつも私の大切な場所を奪うんですか!!?」
せつ菜「横から現れて……なんで……!!」
せつ菜「その人の隣は……私の居場所なのに……!!」キッ
栞子「せ、せつ菜さん……」
しずく(な、なんていう修羅場なんでしょう!?現実でこんなもの見れるなんて……あぁ!メモ取りたい!これを活かした脚本が書きたい!!)
554: 2021/02/21(日) 18:24:52.03 ID:fMKLEvWK
あなた「せつ菜ちゃん!やめて!栞子ちゃんは……」バッ
せつ菜「っ……(やめて……そんな風に庇わないで……)」
せつ菜「分かっています……我ながら、ただの難癖だって……」
せつ菜「でも!!!そしたら私のこの気持ちはどうすればいいんですか!!?こうでもしないと……どうにかなっちゃいそうなんです!!」
あなた「……」
あなた(あのせつ菜ちゃんがここまで……いや、せつ菜ちゃんだけじゃない、他のみんなもきっと……)
この時になってようやく私は事の重大さに真に気付いたのです。危ないけれど絶妙なバランスで保っていた天秤を、自ら傾けてしまったことを────
せつ菜「っ……(やめて……そんな風に庇わないで……)」
せつ菜「分かっています……我ながら、ただの難癖だって……」
せつ菜「でも!!!そしたら私のこの気持ちはどうすればいいんですか!!?こうでもしないと……どうにかなっちゃいそうなんです!!」
あなた「……」
あなた(あのせつ菜ちゃんがここまで……いや、せつ菜ちゃんだけじゃない、他のみんなもきっと……)
この時になってようやく私は事の重大さに真に気付いたのです。危ないけれど絶妙なバランスで保っていた天秤を、自ら傾けてしまったことを────
557: 2021/02/21(日) 18:36:49.47 ID:fMKLEvWK
あなた(いや、最初から気付いていたんだ。みんなからの好意は……)
あなた(それを私は面白がって……引っ掻き回して……)
あなた(あげく、自分だけ意中の子と幸せになろうだなんて虫が良すぎるよね)
あなた(そりゃあのせつ菜ちゃんでも爆発しちゃうよ)
あなた「ごめんみんな、私は……」
歩夢「もう、いいよ」
あなた(それを私は面白がって……引っ掻き回して……)
あなた(あげく、自分だけ意中の子と幸せになろうだなんて虫が良すぎるよね)
あなた(そりゃあのせつ菜ちゃんでも爆発しちゃうよ)
あなた「ごめんみんな、私は……」
歩夢「もう、いいよ」
563: 2021/02/21(日) 18:59:31.15 ID:fMKLEvWK
あなた「歩夢ちゃん!私は……!」
歩夢「……悔しいよ、悲しいよ」
歩夢「今あなたの隣にいて、笑っているのは何で私じゃないんだろうって思うと胸がキューってなるよ」
歩夢「こんな思い、したくなかったよ……」
あなた「あ……」
歩夢「でもね、……あなたにそんな思いはさせたくないの」
歩夢「……あなたが好きな人と一緒に、悲しむことなく笑っていけるなら……」
歩夢「だから、私はもういいの」ニコ
あなた「歩夢ちゃん……」
栞子「……」ポロポロ
しずく「……」カキカキ
歩夢「……悔しいよ、悲しいよ」
歩夢「今あなたの隣にいて、笑っているのは何で私じゃないんだろうって思うと胸がキューってなるよ」
歩夢「こんな思い、したくなかったよ……」
あなた「あ……」
歩夢「でもね、……あなたにそんな思いはさせたくないの」
歩夢「……あなたが好きな人と一緒に、悲しむことなく笑っていけるなら……」
歩夢「だから、私はもういいの」ニコ
あなた「歩夢ちゃん……」
栞子「……」ポロポロ
しずく「……」カキカキ
570: 2021/02/21(日) 19:21:33.05 ID:fMKLEvWK
あなた「みんな!本当にごめんなさい!」
あなた「でも……こんな私を好きになってくれてありがとう」
かすみ「……私は、諦めません」
かすみ「しお子!かすみんもっと魅力的に、可愛くなって絶対先輩を奪い返してみせるんだから!覚悟しておいてね!」ビシ
栞子「ま、負けません!この方を……離したくありませんから!」キュッ
璃奈「……私も、いい」テクテク
璃奈「えいっ」
ブチッ
あなた「いてっ!」
璃奈「今のが、罰ゲーム」
あなた「り、璃奈ちゃん……」ナミダメ
しずく「私は最初から怒ってませんよ♪先輩♥︎」
しずく(お付き合いしている方を取る方が……唆りますからね♥︎)
あなた「でも……こんな私を好きになってくれてありがとう」
かすみ「……私は、諦めません」
かすみ「しお子!かすみんもっと魅力的に、可愛くなって絶対先輩を奪い返してみせるんだから!覚悟しておいてね!」ビシ
栞子「ま、負けません!この方を……離したくありませんから!」キュッ
璃奈「……私も、いい」テクテク
璃奈「えいっ」
ブチッ
あなた「いてっ!」
璃奈「今のが、罰ゲーム」
あなた「り、璃奈ちゃん……」ナミダメ
しずく「私は最初から怒ってませんよ♪先輩♥︎」
しずく(お付き合いしている方を取る方が……唆りますからね♥︎)
580: 2021/02/21(日) 19:47:44.97 ID:fMKLEvWK
彼方「彼方ちゃんは……」
彼方「かな、かなたかなたちゃんは……」ガクガク
果林「ちょっと彼方!?」
エマ「果林ちゃん。そっとしておいてあげよう」
エマ「彼方ちゃんもこの子の幸せを望んでるけど複雑な想いが混じり合って不安定になっちゃってるんだよ」
果林「……そういうエマは平気そうね。正直私は島に帰りたいくらいショックよ」
エマ「私はお姉ちゃんだから」
果林「そう。お姉ちゃん……」
果林「……?お姉ちゃん……?」
エマ「私はあの子と栞子ちゃんのお姉ちゃんになるの」
果林「え、エマ……?」
彼方「かな、かなたかなたちゃんは……」ガクガク
果林「ちょっと彼方!?」
エマ「果林ちゃん。そっとしておいてあげよう」
エマ「彼方ちゃんもこの子の幸せを望んでるけど複雑な想いが混じり合って不安定になっちゃってるんだよ」
果林「……そういうエマは平気そうね。正直私は島に帰りたいくらいショックよ」
エマ「私はお姉ちゃんだから」
果林「そう。お姉ちゃん……」
果林「……?お姉ちゃん……?」
エマ「私はあの子と栞子ちゃんのお姉ちゃんになるの」
果林「え、エマ……?」
584: 2021/02/21(日) 20:02:18.15 ID:fMKLEvWK
エマ「呼んでみてくれない?お姉ちゃんと」
栞子「え?」
あなた「お姉ちゃん……」
栞子「!?」
愛「………………」
愛「……………………!!!」
愛「そうだ!素晴らしい提案があるよ!」
愛「しおってぃー!しおってぃーも愛さんの恋人にならない?そうすれば丸く収ま
あなた「愛ちゃん、それh────
栞子「なりません!」
栞子「私の好きな人は……こ、この人だけです……!」ギュッ(あなたの袖を強く握る)
栞子「え?」
あなた「お姉ちゃん……」
栞子「!?」
愛「………………」
愛「……………………!!!」
愛「そうだ!素晴らしい提案があるよ!」
愛「しおってぃー!しおってぃーも愛さんの恋人にならない?そうすれば丸く収ま
あなた「愛ちゃん、それh────
栞子「なりません!」
栞子「私の好きな人は……こ、この人だけです……!」ギュッ(あなたの袖を強く握る)
586: 2021/02/21(日) 20:44:17.97 ID:fMKLEvWK
愛「…………………………………」
愛「そっか~!ざんね~ん。仕方ないなぁ」
あなた(今の間はなんだろう)
せつ菜「……ここで私が引かなかったら、なんだかみっともないですよね」
あなた「……」
せつ菜「だけど……」ゴソゴソ
せつ菜「せめて……受け取ってください」
せつ菜「あなたの為に改造った《つく》……チョコです」スッ
ゴニュオオオオオンンン
あなた「!!?!?!?!?!!!?」
愛「そっか~!ざんね~ん。仕方ないなぁ」
あなた(今の間はなんだろう)
せつ菜「……ここで私が引かなかったら、なんだかみっともないですよね」
あなた「……」
せつ菜「だけど……」ゴソゴソ
せつ菜「せめて……受け取ってください」
せつ菜「あなたの為に改造った《つく》……チョコです」スッ
ゴニュオオオオオンンン
あなた「!!?!?!?!?!!!?」
592: 2021/02/21(日) 21:05:15.58 ID:fMKLEvWK
ダラダラ
あなた「……せ、せつ菜ちゃん……これは……」
あなた「チョコ、だよね……?」
せつ菜「?」
あなた「いや、なんでもない……」
パカッ
ニュロニュロ
あなた「なんか、動いてない……?」
せつ菜「踊り食いは美味しいとネットで見て、完成間際に【──】を入れたんです」
あなた「へ……?え……?」サァ-
ピチッピチピチ
せつ菜「……チョコですら、受け取ってもらえないんですね」
あなた「ち、違う!いや、違く……」
あなた「……せ、せつ菜ちゃん……これは……」
あなた「チョコ、だよね……?」
せつ菜「?」
あなた「いや、なんでもない……」
パカッ
ニュロニュロ
あなた「なんか、動いてない……?」
せつ菜「踊り食いは美味しいとネットで見て、完成間際に【──】を入れたんです」
あなた「へ……?え……?」サァ-
ピチッピチピチ
せつ菜「……チョコですら、受け取ってもらえないんですね」
あなた「ち、違う!いや、違く……」
597: 2021/02/21(日) 21:14:32.93 ID:fMKLEvWK
あなた(いつもならこういう時歩夢ちゃんが助け舟を……)チラ
歩夢「……」
あなた(だよね!そりゃ助けようとは思わないよね!!)
グワアアアアアモァワアアア
あなた「う……(色が数秒ごとに変わってる……特殊調理食材じゃないんだから……)」ゴクリ
あなた(きっとバチが当たったんだ……)
あなた「……いただくね」スッ
歩夢「……」
あなた(だよね!そりゃ助けようとは思わないよね!!)
グワアアアアアモァワアアア
あなた「う……(色が数秒ごとに変わってる……特殊調理食材じゃないんだから……)」ゴクリ
あなた(きっとバチが当たったんだ……)
あなた「……いただくね」スッ
605: 2021/02/21(日) 21:47:21.90 ID:fMKLEvWK
あなた「────あむっ」バキャ
ゴギャ……バキュ…ボボボ
あなた「──────」
──────
────
──
あなた「はっ!?」バッ
あなた「ここは……?」
??「お、目が覚めたな」
あなた「えっ……あ、あ……」
あなた「歩夢ちゃん!?」
歩夢「ちょりーっす!みんなのアイドル!歩夢ちゃんでーす☆」ブヒャ
あなた「あ、歩夢ちゃん……?」
歩夢「かーっ!最近の若い娘はノリが悪くていかんわ~!」カ-ッ!
歩夢「仕方ない、説明してあげよう。ここは歩夢ちゃんの反省道場的な空間だよ」
歩夢「簡単にゆーとYouはやらかしちゃったわけ」
歩夢「ゆーだけに!!」
あなた「……」
歩夢「……」
あなた「……」
歩夢「ちっ、やっぱ不人気パツキンの真似しても受けねーか」ボソ
ゴギャ……バキュ…ボボボ
あなた「──────」
──────
────
──
あなた「はっ!?」バッ
あなた「ここは……?」
??「お、目が覚めたな」
あなた「えっ……あ、あ……」
あなた「歩夢ちゃん!?」
歩夢「ちょりーっす!みんなのアイドル!歩夢ちゃんでーす☆」ブヒャ
あなた「あ、歩夢ちゃん……?」
歩夢「かーっ!最近の若い娘はノリが悪くていかんわ~!」カ-ッ!
歩夢「仕方ない、説明してあげよう。ここは歩夢ちゃんの反省道場的な空間だよ」
歩夢「簡単にゆーとYouはやらかしちゃったわけ」
歩夢「ゆーだけに!!」
あなた「……」
歩夢「……」
あなた「……」
歩夢「ちっ、やっぱ不人気パツキンの真似しても受けねーか」ボソ
612: 2021/02/21(日) 22:00:25.81 ID:fMKLEvWK
歩夢「さて問題!Youが間違えたのはどのタイミングだったでしょうか!」デデン
1.ドッキリを始めたこと
2.一人だけ選んだこと
3.日頃の行い
あなた「えーっと……」
あなた「やっぱりドッキリを始めた
歩夢「4の歩夢ちゃんを選ばなかっただろうが!!」バン!
あなた「!?なかったよそんなの!」
歩夢「あったんだよ!」
あなた(こ、こんなの歩夢ちゃんじゃない……)
歩夢「いや、これも私だよ」
歩夢「私だって人間なんだし汚い部分はあるんだよ。Youの前だと絶対に出さないけどな。【──】もするし【──】だって
あなた「わ、わかったから歩夢ちゃんの姿で言わないで!」
あなた「それより私を早く元の場所に戻してよ」
歩夢「いや……できないけど。私ドラゴボの神龍じゃないんだし……」ドンビキ
あなた「ええ!?」
歩夢「それにいいじゃん。これからは老いることなくここでずっと私と一緒にいられるんだよ」
歩夢「クソゲーして、蟻さん観察して、クソゲーして、クソゲーで家つくってその中でクソゲーして……」
歩夢「とにかく、ずーっと一緒だよ」
あなた(い、言ってることはアレだとしても……やっぱり中身は歩夢ちゃんっぽいな)
1.ドッキリを始めたこと
2.一人だけ選んだこと
3.日頃の行い
あなた「えーっと……」
あなた「やっぱりドッキリを始めた
歩夢「4の歩夢ちゃんを選ばなかっただろうが!!」バン!
あなた「!?なかったよそんなの!」
歩夢「あったんだよ!」
あなた(こ、こんなの歩夢ちゃんじゃない……)
歩夢「いや、これも私だよ」
歩夢「私だって人間なんだし汚い部分はあるんだよ。Youの前だと絶対に出さないけどな。【──】もするし【──】だって
あなた「わ、わかったから歩夢ちゃんの姿で言わないで!」
あなた「それより私を早く元の場所に戻してよ」
歩夢「いや……できないけど。私ドラゴボの神龍じゃないんだし……」ドンビキ
あなた「ええ!?」
歩夢「それにいいじゃん。これからは老いることなくここでずっと私と一緒にいられるんだよ」
歩夢「クソゲーして、蟻さん観察して、クソゲーして、クソゲーで家つくってその中でクソゲーして……」
歩夢「とにかく、ずーっと一緒だよ」
あなた(い、言ってることはアレだとしても……やっぱり中身は歩夢ちゃんっぽいな)
614: 2021/02/21(日) 22:15:36.95 ID:fMKLEvWK
パアアァァ
あなた「あれ、なんか体が光ってるんだけど……」
歩夢「ち!あのポッと出のぶりっ子め~!新参者のくせに調子こきマロやがって~!」ギリギリ
あなた「新参者……?」
歩夢「せめて最後にチューくらい
希「退散ーー!!」パヒュッ
歩夢「ぎゃああああああ」ジュウウウウ
あなた「の、希さん!」
希「間に合ったやんね」
希「生と死の狭間であるここなら距離は関係ない。アキバからでもすぐこれるからね」
あなた「さっきの歩夢ちゃんは……」
希「あれも歩夢ちゃんだよ。そして、あなたの罪悪感が生んだものでもある」
希「……一時的に退けたけど、あなたの心に迷いがあればあの歩夢ちゃんはすぐに戻ってくる」
希「気を付けてね」
あなた「……うん」パアアアアア
希「そろそろ現実で目が覚める頃やね。ウチはこの辺りでばいばいや」
あなた「あ、うん。ありがとう希さん」
希「ええんよ。チョコのお返し♪」
希「あ、そういえばエリチが────
────
──
あなた「はっ!?」バッ
あなた「ここは……」キョロキョロ
栞子「……!!」
あなた「栞子ちゃん……」
栞子「よかった……目を覚まして……!!」
ダキッ
栞子「心配……したんですよ……!!」ギュウウウウ
あなた「あれ、なんか体が光ってるんだけど……」
歩夢「ち!あのポッと出のぶりっ子め~!新参者のくせに調子こきマロやがって~!」ギリギリ
あなた「新参者……?」
歩夢「せめて最後にチューくらい
希「退散ーー!!」パヒュッ
歩夢「ぎゃああああああ」ジュウウウウ
あなた「の、希さん!」
希「間に合ったやんね」
希「生と死の狭間であるここなら距離は関係ない。アキバからでもすぐこれるからね」
あなた「さっきの歩夢ちゃんは……」
希「あれも歩夢ちゃんだよ。そして、あなたの罪悪感が生んだものでもある」
希「……一時的に退けたけど、あなたの心に迷いがあればあの歩夢ちゃんはすぐに戻ってくる」
希「気を付けてね」
あなた「……うん」パアアアアア
希「そろそろ現実で目が覚める頃やね。ウチはこの辺りでばいばいや」
あなた「あ、うん。ありがとう希さん」
希「ええんよ。チョコのお返し♪」
希「あ、そういえばエリチが────
────
──
あなた「はっ!?」バッ
あなた「ここは……」キョロキョロ
栞子「……!!」
あなた「栞子ちゃん……」
栞子「よかった……目を覚まして……!!」
ダキッ
栞子「心配……したんですよ……!!」ギュウウウウ
618: 2021/02/21(日) 22:25:30.91 ID:fMKLEvWK
あなた「私なんで……生きて……」
あなた「!!栞子ちゃん、口周り……(チョコがついて……まさか……)」
栞子「……///」
あなた(まさか私の口の中のチョコをいくらか……だから私もこうして……!!)
あなた「なんて……危険なことを……!!一歩間違えたら栞子ちゃんも!」
栞子「あなたを失っては意味がありません!」
栞子「それに……仮にですけど……あなたと一緒なら私はどこにでもついて行きます。天より上も」
あなた「栞子ちゃん……///」
あなた「!!栞子ちゃん、口周り……(チョコがついて……まさか……)」
栞子「……///」
あなた(まさか私の口の中のチョコをいくらか……だから私もこうして……!!)
あなた「なんて……危険なことを……!!一歩間違えたら栞子ちゃんも!」
栞子「あなたを失っては意味がありません!」
栞子「それに……仮にですけど……あなたと一緒なら私はどこにでもついて行きます。天より上も」
あなた「栞子ちゃん……///」
621: 2021/02/21(日) 22:51:31.18 ID:fMKLEvWK
あなた「……みんなは?」
栞子「その……私があなたにき、き……」
栞子「キスをしてチョコを移した時にやや引いた目で退室していきました」
栞子「狼狽するせつ菜さんは愛さんが連れて行きました」
あなた「そっか……」
あなた「……少しは、認めてもらえたってことかな」
栞子「認めてもらいます、私も、全力で頑張ります」ニコ
栞子「その……私があなたにき、き……」
栞子「キスをしてチョコを移した時にやや引いた目で退室していきました」
栞子「狼狽するせつ菜さんは愛さんが連れて行きました」
あなた「そっか……」
あなた「……少しは、認めてもらえたってことかな」
栞子「認めてもらいます、私も、全力で頑張ります」ニコ
627: 2021/02/21(日) 23:14:12.87 ID:fMKLEvWK
栞子「……その」
あなた「ん?」
栞子「覚えて……ないんですよね?私との……」
栞子「キスを……///」
あなた「あ、うん……///」
栞子「……しませんか、もう一度」
あなた「えっ」
栞子「その……さっきのはノーカウントです!人命救助みたいなものですから」
栞子「ちゃんとした初めてを……いま」
あなた「……うん」
ス-ッ
ガラ!!
あなた「ん?」
栞子「覚えて……ないんですよね?私との……」
栞子「キスを……///」
あなた「あ、うん……///」
栞子「……しませんか、もう一度」
あなた「えっ」
栞子「その……さっきのはノーカウントです!人命救助みたいなものですから」
栞子「ちゃんとした初めてを……いま」
あなた「……うん」
ス-ッ
ガラ!!
628: 2021/02/21(日) 23:26:21.21 ID:fMKLEvWK
ランジュ「探したわよ!」
あなしお「!?」ビクッ
ランジュ「アラ……栞子もいたの?二人で何してたの?」
栞子「え!?いや、そ、その……」
あなた「あ、はは……」
ランジュ「?まぁいいわ。それよりアナタ!さっきは何で急にいなくなったのよ。まだまだメインディッシュが控えてたのに」
ランジュ「それにしてもアナタがランジュのこと好きだなんて思わなかったわ!」
あなしお「は?」
ランジュ「?チョコくれたわよね?それってランジュのこと好きってことでしょ?」
栞子「ら、ランジュにまでドッキリを!?」ヒソヒソ
あなた「し、してないよ!お礼にチョコはあげたけど普通に買ったやつだし……本命って雰囲気出さないで渡したし」ヒソ
ランジュ「……むー、恋人のランジュを差し置いて他の子とお喋り?」ムス-
ランジュ「……いいわ、許してあげる。ほら、いきましょ。アタシの家でもてなしてあげるから」グイグイ
栞子「離しなさいランジュ!その人は私の……こ、恋人なんですから!」
グイグイ
あなた「うぅ……ダレカタスケテー!」
あなしお「!?」ビクッ
ランジュ「アラ……栞子もいたの?二人で何してたの?」
栞子「え!?いや、そ、その……」
あなた「あ、はは……」
ランジュ「?まぁいいわ。それよりアナタ!さっきは何で急にいなくなったのよ。まだまだメインディッシュが控えてたのに」
ランジュ「それにしてもアナタがランジュのこと好きだなんて思わなかったわ!」
あなしお「は?」
ランジュ「?チョコくれたわよね?それってランジュのこと好きってことでしょ?」
栞子「ら、ランジュにまでドッキリを!?」ヒソヒソ
あなた「し、してないよ!お礼にチョコはあげたけど普通に買ったやつだし……本命って雰囲気出さないで渡したし」ヒソ
ランジュ「……むー、恋人のランジュを差し置いて他の子とお喋り?」ムス-
ランジュ「……いいわ、許してあげる。ほら、いきましょ。アタシの家でもてなしてあげるから」グイグイ
栞子「離しなさいランジュ!その人は私の……こ、恋人なんですから!」
グイグイ
あなた「うぅ……ダレカタスケテー!」
629: 2021/02/21(日) 23:26:32.70 ID:fMKLEvWK
完
641: 2021/02/21(日) 23:58:41.25 ID:fMKLEvWK
季節ネタであなぽむ書こうとしてたけど魔がさしました。色々事情があって更新も遅くtnp悪かったのは反省なので次回から気をつけます
642: 2021/02/21(日) 23:59:57.45 ID:fMKLEvWK
ちなみに15を選ぶとヘリで金髪がきたりチャリで金髪が来たりしてた。お粗末
630: 2021/02/21(日) 23:27:16.17 ID:V9p1ua8p
おつ
643: 2021/02/22(月) 00:02:47.39 ID:cA3h8O/e
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ いつか魔がささないのも見てみたいな
638: 2021/02/21(日) 23:53:22.54 ID:5aiEeK35
乙 栞子ルート少ないから助かる
639: 2021/02/21(日) 23:53:42.09 ID:7OUoi3qA
栞子ルートちゃんと最後まで書いてくれたことに感謝です
本当にありがとう
本当にありがとう
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1613276697/