【SS】花丸「文系が恋に落ちたので棄却してみた」【ラブライブ!サンシャイン!!】

まる SS


1: 2021/03/04(木) 18:17:58.74 ID:on3SGSmb
花丸(最近、善子ちゃんのことが好きすぎる)

善子「ずら丸!移動教室行くわよっ!!」

花丸(気づけばいつも善子ちゃんの方を見ているし)

善子「くくっ、今こそ魔の神髄へと翼を広げる時………堕天ッ!!!」

花丸(善子ちゃんに名前を呼ばれるたんび、マルの心の奥底で共鳴が止まらなくて——)

善子「……って何か言いなさいよねずら丸。ほら、移動教室行くわよ?」

花丸(心臓の律動が速くなる。まるで貴女のことをもっと知りたいって、そう叫ぶみたいに)

善子「ずら丸?……ずら丸ってば!!」

花丸(ああ、これってもしかして——)

善子「ちょっとずら丸!!聞いてるの!!?」

花丸(……恋?)

花丸「!!?//」

花丸「わああああああっ!!?」

2: 2021/03/04(木) 18:20:49.92 ID:6iGseuyd
善子「いきなり大声出さないでよね。びっくりするじゃない」

花丸「よ、善子ちゃんの方こそ!!!急に話しかけないで欲しいずら!!//」

善子「さっきからずっと呼んでたわよ」

花丸「顔すっごく近かったもん!!//そこまで近づかなくても聞こえるもん!!//」

善子「はぁ……なんでもいいわよ。それより準備しないなら置いてっちゃうわよ?」

花丸「うぅ~………//」

善子「ほーら、さっさと準備……ってずら丸?」

スタスタ

善子「ねえ、なんかあんた顔赤くない?大丈夫?」

ピトッ

花丸「!!!!?///」

3: 2021/03/04(木) 18:22:00.23 ID:6iGseuyd
善子「んっ………熱はないみたいね」

花丸「あわわわわわ……!!//」

ドンッ!!!

善子「んにゃぁ!」

花丸「だから顔近いって言ってんじゃん!!ばかぁ!!!//」

善子「は、はぁ!!?ヨハネはあんたの心配してあげて

花丸「え ち!!どろぼー!!犯罪堕天使!!!//」

善子「ちょっ、ずら丸!!?」

ピューッ!!!

善子「……なんなのよアイツ?」

4: 2021/03/04(木) 18:23:35.93 ID:6iGseuyd
花丸「ううぅ~っ!!!///」

花丸(なんなの善子ちゃん!!善子ちゃんのくせにっ!!)

花丸(善子ちゃんのくせに!!マルのことこ~んなにもドキドキさせようなんて!!1000年早いずら!!//)

花丸(それにこれじゃあまるでおらが善子ちゃんのことを、す、すき……//)

花丸「……って違うもんっ!!」

6: 2021/03/04(木) 18:24:30.77 ID:6iGseuyd
花丸(違うもん違うもん違うもんっ!!そんなことぜぇ~ったいあり得ないもん!!あんな臆病ヘタレカッコ悪堕天使に恋するだなんてありえないずら!!そもそもマルの初恋はもっとロマンチックに決まってるし!!)

花丸「そもそも?マルが善子ちゃんのこと好きだって言いたいなら善子ちゃんの方からその証拠を見せるべきずらぁ!!//なんかそういうデータでもあるんですかぁ~?それができないならマルの気持ちを証明できないしぃ~!!!」

花丸(ああもうっ!!ばかばかばかばか!!善子ちゃんのばかぁ!!ば~か!)

花丸「うぅ~っ!!!!//」スタスタ

7: 2021/03/04(木) 18:25:42.19 ID:6iGseuyd
~図書室~

ガラッ!

花丸「ふんっ!」

ピシャッ!

花丸「はぁっ、はぁっ………//ずらぁ~……」

花丸「ふぅ~……」キョロキョロ

スタスタ

花丸「……あった」

ペラペラ

花丸(善子ちゃんが証明しないのなら代わりにマルが好きじゃないってこと証明してみせるずら)

8: 2021/03/04(木) 18:28:03.73 ID:6iGseuyd
花丸「まずは恋の定義をはっきりさせるずら」

◇———◇

ダイヤ「定義とは、物事の意味・内容を他と厳密に区分できるように、言葉によって明確に限定するものを指しますわ。これは議論の円滑な進行のために、言葉の意味用法を他者との間で共通化させるための行為ですの」

ダイヤ「例えば『ネコ』という言葉について議論するとき」

曜『私こうみえて実はネコの方が好きなんだよねー!』

梨子(なるほど、曜ちゃんは攻めより受け派なのね。メモメモ……)

ダイヤ「と両者の間で認識が食い違ってしまいますわ」

梨子『……え、ネコって受けって意味じゃなかったの?』

曜『なにそれ!!?聞いたことないんだけど!!?』

ダイヤ「事前に両者の認識を統合しておくことで、会話の齟齬を回避することが可能となるのですわ」

10: 2021/03/04(木) 18:29:05.66 ID:6iGseuyd
ダイヤ「また、定義によって『どこからどこまでを範囲とするか』を区分することが出来るので、定義は議論の軸を与えることにも繋がります」

梨子『じゃあ今から私たちの会話の中でネコって言ったら受けって意味で使うわね』

曜『いやだよっ!!そんな話はしたくないよっ!!』

ダイヤ「このような定義を主軸とした考え方は、アリストテレスなどに代表される古代ギリシャの時代から受け継がれているのですわ」

◇———◇

花丸「こい、こい………あった!」


【恋】

一緒に生活できない人や亡くなった人に強く惹かれて、切なく思うこと。また、そのこころ。

(広辞苑無料検索より)


花丸「う~ん、この文章だけじゃわかんないずら……」

11: 2021/03/04(木) 18:30:23.32 ID:6iGseuyd
花丸「えっと、他の辞書では……」


【恋愛】

特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、できるなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと

(『新明解国語辞典』第五版より)


花丸(じゃあマルのは恋じゃないずら。マルも善子ちゃんも女の子どうしだし)

12: 2021/03/04(木) 18:31:19.75 ID:6iGseuyd
花丸「それにおらは『肉体的な一体感』なんて……」

花丸(肉体的な、一体感……?)

花丸「……」

善子『ほらずら丸、こっちに来なさい』

花丸『ずらぁっ!?//』

善子『もっとヨハネに顔見せなさいよ』クイッ!

花丸『はわわっ!!//』

善子『ふふっ、やっぱり可愛いわね。ずら丸ってば』

花丸『あわわわわわ………//』

13: 2021/03/04(木) 18:31:55.62 ID:6iGseuyd
花丸『よ、善子ちゃん?これって、その……//』

善子『嫌だったら拒絶しなさいよね』

花丸『ひゃぁっ!//』

善子『……ごめんずら丸。もうヨハネ我慢できないの』

花丸『う、うん。ずら……//』

善子『ほら。ヨハネと一つになりましょう。ね?』

花丸『うん。いい、よ……?』


花丸「……ってよくなぁぁぁい!!!!///」

14: 2021/03/04(木) 18:34:05.28 ID:6iGseuyd
花丸(だめだめだめだめっ!!そんなの絶対なしずらぁ!!!//)

花丸「だいたいこれじゃあまるでおらが変態さんみたいだしっ!!//まるでおらが善子ちゃんのことを!!」

花丸「善子ちゃんの、ことを……//」

善子『ふふっ♡ずら丸のココ、もうこんなにぐちょぐちょになってる♡』

花丸「うう~っ………ってちがーう!!違うずらっ!!変態なのは善子ちゃんの方だもん!!ばかぁ!!!」

ガラッ!

鞠莉「チャオ~!本を返しに……って何してるの?盆踊り?」

花丸「なんでもないっ!!なんでもないずらぁ~!!!//」

15: 2021/03/04(木) 18:35:09.73 ID:6iGseuyd
花丸「……はい!!返却手続きはこれで終了ですっ!!」

鞠莉「ふふっ、ありがとっ♪それでさっきは一人で何をしていたのかしら?」

花丸「ずらっ!?」

鞠莉「マリーが来る前すっごい大声でしゃべったじゃな~い!」

花丸「あ、や、えっと、それは……その……//」

鞠莉「ん~?」

花丸「…………愛、ずら//」

鞠莉「アイ?」

花丸「愛についての調べものをしていたの、マル//」

鞠莉「ふ~ん……」

鞠莉(……倫理の宿題か何かかしら?)

16: 2021/03/04(木) 18:36:34.23 ID:6iGseuyd
花丸「ね、ねえ鞠莉ちゃん。鞠莉ちゃんなら……愛とはなにか、わかってたりするの?」

鞠莉「う~ん、そうねぇ……アガペーかしら?」

花丸「あがぺー?」

鞠莉「ええ、そうよ。神様から人間への無償の愛。これが全ての愛情の根源なのよ」

鞠莉「他にもエ ース、フィリア、ストルゲがあるんだけどね、アガペーだけは無償の愛情なの。イエス様が弟子たちに説いたのは『主が人を愛するように、人もまた互いに愛し合いなさい』ってこと。ヨハネの福音書の中では……」

花丸(神様が人間を、愛してくれる……)

………


17: 2021/03/04(木) 18:38:16.02 ID:6iGseuyd
善子『ねえ、リトルデーモンずらまエル?』

花丸『はい、ヨハネ様』

善子『好きよずら丸。愛しているわ』

花丸『はい。ありがとうございますヨハネ様』

善子『それで……ずらまエル?』

善子『あなたは対価に何を望むのかしら?』

花丸『ずらっ!!?//』

18: 2021/03/04(木) 18:38:54.20 ID:6iGseuyd
善子『なんでも願いを叶えてあげるわよ』

花丸『な、なんでも……??なんでもってのは、その……え、え ちなのとかでも?//』

善子『ふふっ、ずら丸は欲望に素直なのね』

花丸『ずらぁ……//』

善子『いいわよ。こっちへ来なさい』

花丸『ひゃっ!!//』

善子『ほら、骨の髄までヨハネの虜にしてあげるわ♡』

花丸『ひゃうぅ……♡♡』


花丸「……ってマルはりとるでーもんじゃないってばぁ!!!」

鞠莉「え?リトルデーモン??」

19: 2021/03/04(木) 18:40:05.03 ID:6iGseuyd
花丸「うう~っ!!!///」

花丸(結局鞠莉ちゃんの言ってることも全然役には立たなかったし!!これじゃあまるでおらが善子ちゃんに恋してるみたいだし!!!)

花丸「やっぱり本の世界が一番ずら!!自由だし!!善子ちゃんが邪魔してくることもないし!!」

花丸(全部全部善子ちゃんのせいだもん!!善子ちゃんのせいでマルこ~んなに胸が苦しいんだからね!!責任取ってよね!!)

花丸「はぁっ、はぁ~っ……//」

花丸(落ち着くためにも本読も~っと……)

花丸「……」

20: 2021/03/04(木) 18:41:04.19 ID:6iGseuyd
◇———◇

【夢】

ダイヤ「夢は睡眠中に見る幻覚のことを生理現象として表しますが、古来より文学的な意味づけと深く紐づけられているのですわ」

ダイヤ「例えば万葉集や古今和歌集の時代では『強い思いが魂となって抜け出して、夢の中で想い人に巡り逢える』という考え方が主流となり、これを詠んだ和歌が多数編纂されました」

曜『ううっ、千歌ちゃん夢の中でも私に会ってくれないよぉ……私のこと全然考えてくれないのかなぁ……?』

千歌『夜は暗いし早く寝るのだ!健康第一なのだ!』

21: 2021/03/04(木) 18:42:13.85 ID:6iGseuyd
ダイヤ「また、近代になり心理学が発達すると『夢分析』の手法が科学の対象となってフロイトやユングらによって熱心に研究されたのですわ」

果南『千歌とりんご狩りしてる夢を見た?それって千歌とエ チしたいってことじゃないの?』

曜『ふぇぇ!!?ど、どうしてわかったの!!?///』

ダイヤ「夢というのはそれほど、人間文化とは切っても切り離せないものなのです」

◇———◇

22: 2021/03/04(木) 18:42:53.59 ID:6iGseuyd
善子『ずら丸?ずら丸ってば!』

花丸(善子ちゃん??)

善子『ねえ、好きよずら丸』

花丸(マルも。マルもずら)

善子『食べちゃいたいくらい好き。愛してるわよずら丸』

花丸(マルも。マルも好き)

善子『ふふっ、両想いね私たち。これで』

花丸(ずらぁ……♡♡)

善子『えへへっ、あ~むっ♡』

花丸(ひゃぁっ!?//)

23: 2021/03/04(木) 18:44:01.79 ID:6iGseuyd
花丸(よ、善子ちゃん!!?何するずら!!?//)

善子『ダメなの?』

花丸(いきなり食べようとするのは破廉恥極まりないずら!!)

善子『だって美味しそうなんだもん。それに言ったじゃない、食べちゃいたいくらいって』

花丸(あぅ……//)

善子『というわけでいただくわね♡』

花丸(ひゃぅ!!//そ、そこはダメっ!!!)

善子『何よ、もうこんなにぐちょぐちょの癖に』

花丸(あぅぅ~……//)

善子『ヨハネよりよっぽどギルティね、うふふっ♡♡』

花丸(ち、ちがっ!!そうじゃないずら!!これは、その……)

善子『ざーこ♡ざーこ♡ずら丸のざーこ♡』

花丸(善子ちゃん、善子ちゃん♡♡善子ちゃん……っ!!)

24: 2021/03/04(木) 18:45:01.32 ID:6iGseuyd
花丸「善子ちゃんっ!!!!」

ガバッ!!!!

花丸「はぁ、はぁっ、はぁっ………///」

花丸「……」

花丸(な、なんだ、夢かぁ……)

花丸「そ、そうだよね。善子ちゃんがあんなに積極的なわけないもんね」

花丸(……//)

グチュッ♡

花丸「んっ……//」

花丸(あっ………♡♡)

25: 2021/03/04(木) 18:45:44.88 ID:6iGseuyd
~翌朝~

花丸「はぁ~………」

花丸(や、やっちゃったずらぁ………)

花丸「おらは、おらはいったいなんてことを、ずらぁ……」

花丸(まさかおらが、友達を相手にあんなことをするなんて……しかも相手はあの善子ちゃん……)

花丸「はぁ~……」

花丸(ううっ、穴があったら入りた

善子「ずら丸?おはよ」

花丸「!!!!?///」

ササササッ!!!

26: 2021/03/04(木) 18:47:02.48 ID:6iGseuyd
花丸「あわわわわわ!!!!!?」

善子「何よ、他人のこと指ささないでちょうだい」

花丸「☆※〇♡※◎!!?」

善子「せめて人間の言葉をしゃべってよね」

花丸「~~~っ!!!//」

善子「いや身振り手振りじゃわかんないわよ」

花丸(だってぇ!!だって善子ちゃんが全部悪いんだもん!!!)

27: 2021/03/04(木) 18:48:02.08 ID:6iGseuyd
花丸(善子ちゃんが全部悪いのっ!!!お肌すっごく白いし!!まつげスラっとしてて長いし!!目がぱっちりしててカワイイし!!)

花丸(手足長いし!!体細いし!!マルのことドキドキさせてくるし!!)

花丸(善子ちゃんが変なことしてくるのがいけないんだもん!!だから絶対!!マルはぜぇ~ったい善子ちゃんに恋なんてしてないずらぁ!!!)

花丸「むぅ~!!!」

善子「ちょっ!!ずら丸!?」

ガシッ!!!

善子「ねえっ!!あんた昨日から変だってば!!やっぱ熱とか

花丸「そう思うならちゃんと熱を測るずら!!//」

28: 2021/03/04(木) 18:49:09.42 ID:6iGseuyd
花丸「ほら!おでこ!!合わせるの!!//」

善子「ふぇっ!?」

花丸「むうっ!!//」

ゴチン!

善子「いてっ!」

花丸「ふぅ、ふ~っ……♡」

善子(な、何この状況は……?)

花丸「~っ……//」

善子(どうして私、ずら丸とおでこ合わせて……ってか顔ちっか!!///)

花丸「ほら!熱あるの!?ないの!?どっち!!」

善子「あ、や、えっと、その…………顔、近くない?」

善子(ずら丸の匂い思いっきり感じちゃいそうなんだけど)

29: 2021/03/04(木) 18:50:11.52 ID:6iGseuyd
花丸「……何か問題でもあるの?」

善子「あ、や、妙にドキドキしちゃうっていうか……//」

花丸(妙に、ドキドキ……)


『高揚した気分で……』


花丸「……」

花丸(そういえば、善子ちゃんいつも……)

善子『ずら丸!ヨハネのリトルデーモンになりなさい!』

花丸「……」


『二人で一緒にいたい、精神的な一体感を得たいと願いながら……』


花丸「……そっか!」

30: 2021/03/04(木) 18:51:11.57 ID:6iGseuyd
花丸「そっか!そっかぁ!!!」

善子「わっ!!なによ急に!!?」

花丸「えへへ~!!」

花丸(やっぱりマルが善子ちゃんに恋してたんじゃなくて、善子ちゃんがマルに恋してたってことだったんね!!)

花丸「うんうん!!なっとくなっとくずら♪」

善子「は、はぁ?なに自己解決しちゃってんのよ。ヨハネ全然わかんないんだけど!」

花丸「いいの~!善子ちゃんには一生わかんないことだしぃ~!」

善子「いやますますわけわかんないんだけど!!」

花丸「善子ちゃんのば~か!妄想恋愛ばか善子ちゃん♪えへへっ♡」

善子「ちょっ!?だ、だからぁ!!善子じゃなくてヨハネだってばぁ~!!」

32: 2021/03/04(木) 18:52:17.26 ID:6iGseuyd
終わりです。ここまでお読み下さりありがとうございました

34: 2021/03/04(木) 18:54:19.27 ID:6iGseuyd

31: 2021/03/04(木) 18:52:12.22 ID:fclHXo/X
お、貴重なよしまる

35: 2021/03/04(木) 18:57:26.37 ID:wkOcLmK5
スレタイから元ネタは知ってた
お前だったか

37: 2021/03/04(木) 19:13:31.55 ID:6iGseuyd
言い忘れてたけど花丸ちゃんお誕生日おめでとう!!

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1614849478/

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