【SS】歩夢「お泊りする？」せつ菜「歩夢さんのお家行きたいです！」【ラブライブ！虹ヶ咲】

ぽむせつ

せつ菜「...」ｿﾜｿﾜ


歩夢「どうしたの？」


せつ菜「歩夢さんのお部屋...なにげに初めてなので、その...」


歩夢「緊張してるの？」


せつ菜「...」ｺｸｺｸｯ


歩夢「変なこと考えてるからでしょ」


せつ菜「...え？」


歩夢「変なこと考えてるから、緊張するんでしょ」


せつ菜「考えてません！」

歩夢「もうご飯もお風呂も済んだのにまだ落ち着かないんだね」


せつ菜「歩夢さんも歩夢さんで悪いと思います」


歩夢「なにが？」


せつ菜「私の事お風呂に誘ったり、...それにさっきから」


歩夢「？」ｸﾞｸﾞｸﾞ


せつ菜「近いんです！！近すぎます！！！！///」


歩夢「お顔赤いよ？」


せつ菜「のぼせたんです！」


歩夢「えー、嘘つき」ﾆｺｯ


せつ菜「むっ」

歩夢「せつ菜ちゃんの心音、好き」


せつ菜「なーん！！！」ﾍﾟﾁｯ


歩夢「いてて」


せつ菜「や、やめてください///、聞かないで！！！」


歩夢「なに、なーんって」


せつ菜「1メートル離れてください」


歩夢「イヤ」


せつ菜「私がもちません」


歩夢「イヤ」

せつ菜「イジワルです！！」


歩夢「私のお部屋だもん、私がルールだよね？」


せつ菜「ぐぬぬ」


歩夢「覚悟もないまま来たの？」


せつ菜「なんですか、覚悟って」


歩夢「私に言わせるの？...え　ち」


せつ菜「え　ちじゃないです！」

歩夢「いや、せつ菜ちゃんさ」


せつ菜「な、なんですか」


歩夢「前から思ってるけど」


せつ菜「はい」


歩夢「せつ菜ちゃん、え　ちだからね？」


せつ菜「え？」


歩夢「自覚して？迷惑だよ？え　ちなの、せつ菜ちゃんは」


せつ菜「...え？」


歩夢「体がスケベなの、みんな言ってる」

せつ菜「う、嘘です...みなさんがそんなこと言うはずありません」


歩夢「この前あずなでショッピング行った時にね」


せつ菜「...はい」


歩夢「しずくちゃんがね、私と2人きりの時にね」


せつ菜「はい」


歩夢「...」


せつ菜「...」


歩夢「やっぱりやめとこ、このお話」

せつ菜「ちょちょちょちょちょ！気になります！！しずくさんがなんですか！！！気になりますが！！！！」


歩夢「えー」


せつ菜「そこまで言っといてお預けですか！」


歩夢「おあずけ、って、なんかえ　ちだね」


せつ菜「えぇ...」


歩夢「え　ち」


せつ菜「歩夢さん、あなたは病気です」


歩夢「あ、人生ゲームしよっか」


せつ菜「ノーです、話しそらさないでください」

歩夢「しずくちゃんが、せつ菜ちゃん体がエ　チだから一緒にストレッチしたくないって言ってた」


せつ菜「う...え？え？、...え？」


歩夢「え？」


せつ菜「嘘ですよね？、...え？」


歩夢「...」


せつ菜「...」


歩夢「あ、人生ゲームしよっか」


せつ菜「嘘って言ってください！！」


歩夢「...」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ


せつ菜「？」

歩夢「もしもし、しずくちゃん？」


せつ菜「え、なにして」


歩夢「うん、スピーカーにするね」


しずく『もしもーし』


せつ菜「しずくさん！！！！！！！！！！！」


しずく『声でか...(ﾎﾞｿｯ)』


歩夢「しずくちゃん、今さ、大きいのは胸だけにしとけって思った？、思ったよね？声もでかいけど、胸はもっとでかいって思ったよね？」


せつ菜「何言ってるんですか！！！？」


しずく『え、あ、え？...えー』


歩夢「思ったよね？」


しずく『...はい』


歩夢「うん、ありがと」


ﾋﾟｯ

せつ菜「ちょちょちょちょちょ！」


歩夢「あ、人生ゲームしよっか」


せつ菜「いやもうそのくだりいいですよ！！！今無理やり言わせてましたよね？？？？」


歩夢「安心した？」


せつ菜「、っっそういうことですか...まぁ安心しました、しずくさんがそんなこと言うはずないので、...お出かけの話も」


歩夢「うん、私の作り話」


せつ菜「はぁ...」


歩夢「半分ね」


せつ菜「半分っ！？どこが本当なんですか！！？どこからどこまでうそなんですか！！！」


歩夢「声でかい、せつ菜ちゃん、近所迷惑」ｼｰｯ


せつ菜「うっ」

歩夢「でも、私はせつ菜ちゃんがエ　チな子でも大好きだよ？」


せつ菜「え　ちじゃないです」


歩夢「え　ちじゃなくても好き」


せつ菜「私は歩夢さんのこと、嫌いですけどね」


歩夢「あ、今みんな思ったよ、なら泊まりに行くなよって、みんな思った、ね？みんな」


せつ菜「みんなって誰ですか！」


歩夢「そんなことよりさ」


せつ菜「そんなこと？」

歩夢「今度ね、せつ菜ちゃんと遊びに行きたいところあるの」


せつ菜「え、どこですか！どこですか！」ｷﾗｷﾗ


歩夢「...」


せつ菜「...？」


歩夢「うん、えっと」


せつ菜「はい」


歩夢「せつ菜ちゃんって、私の事好きだよね」


せつ菜「はい、...いえ、嫌いです！」


歩夢「うん、ありがとう」ﾆｺｯ


せつ菜「笑顔やめてください！」

歩夢「それでね、ここなんだけど...」ｸﾞｸﾞｸﾞ


せつ菜「っっっ///」ﾄﾞｷｯ


歩夢「見てる？」


せつ菜「ちょっと近すぎるので」


歩夢「あ、あはは、ごめんね、今のはわざとじゃないの」


せつ菜「はい」


歩夢「上野の動物園、行きたいなぁって」


せつ菜「わっ、いいですね！！」


歩夢「動物園好き？」


せつ菜「はい！歩夢さんは動物と言ったらなにが好きですか？」


歩夢「うーん...なんだろ」

せつ菜「あ！」


歩夢「？」


せつ菜「あゆぴょん！」


歩夢「え？」


せつ菜「あゆぴょん見たいです！」


歩夢「うさぎさんかぁ、触れ合いコーナーみたいなのありそうだね」


せつ菜「違います、今見たいんです、あゆぴょん」


歩夢「パンダさんもいるみたいだから、せつ菜ちゃんとツーショット撮ってあげるね」


せつ菜「あゆぴょん見たいです！！」


歩夢「しつこいなぁ」


せつ菜「今度は私が攻める番です」ﾌﾌﾌ


歩夢「あゆぴょんだぴょん♪」


せつ菜「ぬぬぉおおおあ！！！あっさり！！！待ってください！まだ心準備が！！」

歩夢「ダメ、終わり」


せつ菜「がーん...」


歩夢「...」


せつ菜「...」ｽﾞｰﾝ


歩夢「せつ菜ちゃん」


せつ菜「なんですか」


歩夢「動物園でさ、うさぎさんとしてあげるから、あゆぴょん...」


せつ菜「...え」


歩夢「その時までとっておいて、お楽しみは」

せつ菜「写真！写真も撮ります！」


歩夢「秘密だよ？他の人には」


せつ菜「っ！」ｺｸｺｸｯ


歩夢「せつ菜ちゃんはあゆぴょん好きだね」


せつ菜「はい！歩夢さんはイジワルなので嫌いですが、あゆぴょんは可愛いので好きです！」


歩夢「動物園、行くのやめるよ？」


せつ菜「ごめんなさい」

歩夢「さてと、もう遅いしそろそろ寝よっか」


せつ菜「そうですね」


歩夢「おやすみ」ﾎﾞｽﾝｯ


せつ菜「...」


歩夢「...」


せつ菜「あ、あの、」


歩夢「ん？」


せつ菜「私はどこで寝れば...」


歩夢「ん、そっち」ﾕﾋﾞｻｼ


せつ菜「え」


歩夢「...」


せつ菜「ベランダ...」

歩夢「...」ﾆｺﾆｺ


せつ菜「泣きそうです」


歩夢「冗談だよ、あゆぴょんじょーく」


せつ菜「当たり前です！」


歩夢「ほら、おいでおいで」


せつ菜「いいんですか？」


歩夢「せつ菜ちゃんがよければ...私と一緒に寝たくなければ無理言わないけど」


せつ菜「いえ、そんな」


歩夢「嫌ならベランダ」


せつ菜「是非一緒に寝させてください」


歩夢「はい♪」

ﾓｿﾞﾓｿﾞ


歩夢「電気消すね」


せつ菜「あの」


歩夢「ん？」


せつ菜「お願いが」


歩夢「なにかな」


せつ菜「その...少しの間だけでいいので、夕方にして頂けると...」


歩夢「ゆうがた？...あー、ちっちゃい電気ね」


せつ菜「すみません、慣れるまで、ちょっと」


歩夢「大丈夫、歩夢お姉ちゃんが傍にいるから、だいじょうぶだいじょうぶ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


せつ菜「んなっ、こどもあつかい！」


歩夢「暗いの怖いんでしょ？お子さまじゃん、生徒会長のくせに」


せつ菜「怖いわけじゃないんですが...」


歩夢「いいよ素直に、怖いです歩夢お姉ちゃん、って言っても」ﾆｺｯ


せつ菜「絶対に言いません」

歩夢「なんか、楽しかったなぁ...ほんの少しの時間だったけど」


せつ菜「私もです...学校終わった後からのお泊まりですもんね、一瞬でした」


歩夢「私たち、また仲良くなれたかな」


せつ菜「...」


歩夢「せつ菜ちゃん？」


せつ菜「仲良し...です」


歩夢「そうかなぁ」


せつ菜「歩夢さんのことは嫌いですが、仲良しです」


歩夢「そうかなぁ」ｸｽｯ


せつ菜「...」

歩夢「...」


せつ菜「...」


歩夢「さっきから考え事してるでしょ」


せつ菜「...」


歩夢「何考えてるの」


せつ菜「なんでもないです...気にしないでください」


歩夢「...」


せつ菜「...」


歩夢「えいっ！」ｷﾞｭｯ


せつ菜「うひゃっ！？」

歩夢「えへへ、せつ菜ちゃんあったかい」


せつ菜「そ、そうでしょうか」


歩夢「うん」


せつ菜「...」


歩夢「考え事、答え合わせしたいかな」


せつ菜「...」


歩夢「ねぇねぇ」


せつ菜「正解にしといてあげます」


歩夢「あ？」


せつ菜「正解です」


歩夢「うん、素直でよろしい」

せつ菜「...」


歩夢「ふわぁ...眠くなってきたね」


せつ菜「...」


歩夢「...」


せつ菜「ほんとは私、、、...歩夢さんのこと、嫌いなんかじゃなくて」


歩夢「...」


せつ菜「その...」


歩夢「おやすみ、せつ菜ちゃん」


せつ菜「、んなっ、ちょっと！」

歩夢「分かってるよ...だから、また今度聞かせて」


せつ菜「...」


歩夢「ね？」


せつ菜「...」ｷﾞｭｯ


歩夢「うん、いい子」


せつ菜「むぅ」ﾌﾟｸｯ


歩夢「ふふっ」


せつ菜「言いたいときに言わせてくれないなんて」


歩夢「いじわる？」


せつ菜「知りません。」


歩夢「眠いんだもん」


せつ菜「...」


歩夢「...」

せつ菜「おやすみなさい、歩夢さん」


歩夢「うん、おやすみ」


おわり

こういうのでいいんだよ