【SS】歩夢「一人暮らし？」せつ菜「大作戦！？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV ⎞大学生ﾀﾞﾖｰ！

愛「あれ、せっつーじゃない？」

侑「ほんとだ」

侑「おーい！ せつ菜ちゃーん！」

せつ菜「！」

せつ菜「侑さん、それに愛さんも。 お久しぶりです！！」

侑「本当だね！ ええと……半年ぶりぐらい？」

せつ菜「ですね！ お二人はなにを？」

侑「特になにしてるって訳でもないんだけど」

愛「ゆうゆとは最近よく遊ぶんだよね！」

せつ菜「そうなんですか？」

侑「まぁいろいろとあってね……」
　

愛「そうだ！ せっつーも今日一緒に遊ぼうよ！」

せつ菜「いいんですか？」

愛「もちろん！ といっても何をするかな〜」

侑「う〜ん」

せつ菜「それなら、うちに来ませんか？ 近くなんです」

愛「あれ、そうだっけ？」

せつ菜「はい、実は大学に進学してから一人暮らしを始めたんです」

せつ菜「なので、ぜひ遊びに来てください！」

侑「じゃあ、お邪魔しようかな」

せつ菜「はい！」
　

せつ菜「どうぞ！ スリッパ使ってください」

侑・愛「お邪魔しま〜す」

愛「一人暮らしって言ってたけど結構広いね〜」

侑「ね、ワンルームとかかと思ったよ」

せつ菜「親がセキュリティしっかりしてる所にしなさいとうるさくて……」

愛「なるほどね〜」

せつ菜「はい、お茶です」

侑「ありがとー」
　

愛「それにしても、本当久しぶりだよね！」

せつ菜「はい！ お二人はよく会っているんですよね？」

侑「うん、そうだよ」

愛「いやーゆうゆが寂しがっちゃてさー」

せつ菜「寂しい？」

侑「ちょっ！ 愛ちゃん！」

愛「いいじゃんいいじゃん！ せっつーだし」

侑「うーん、まぁそうかなぁ」

愛「そうそう！ それでね──」
　

せつ菜「なるほど、つまり……」

せつ菜「卒業してから歩夢さんと一緒に出かける機会が減って」

せつ菜「あまつさえ、最近では歩夢さんが外泊するようになり心配と寂しさでいてもたってもいられなかったと？」

愛「そうなんだよー、それで愛さんがゆうゆと遊んであげてたってわけ！」

侑「別にそんな寂しいとかじゃないし……」

愛「またまた〜素直になりなってゆうゆ〜」

侑「うぅ……歩夢ぅ」

侑「歩夢、悪い人に騙されたりとかしてないかな！？ 大丈夫かな！」
　

愛「落ち着きなって、歩夢に限ってそんなことないっしょ〜」

侑「だよね……大丈夫だよね……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

せつ菜「そのー……歩夢さんなら問題ないと思いますよ」

せつ菜「変な人と関わったりとかは絶対ないと思います……」

愛「せっつー、もしかして歩夢とは会ってたりしてるの？ 」

せつ菜「へ！？」

愛「あはは、そんなびっくりしなくても」

せつ菜「いえ、私は会ってないですね……」ｱｾｱｾ

愛「ふーん、そっか」
　

せつ菜「そ、そういえば！ お昼はもう食べましたか？」

侑「いや、まだだけど」

せつ菜「簡単なものでよければ作りますよ」

せつ菜「少し遅めの昼食にしましょう！」

愛「へ？！ せっつーが作るの？」

せつ菜「もちろんです！」

侑「えーと、その……申し訳ないし大丈夫だよ。私たちお邪魔してる方だし気にしないで……」

せつ菜「いえ！ お二人はお客さまなのでおもてなしさせてください！」

愛「そ、そう？」

侑「じゃあお願いしようかな……」

せつ菜「はい！ すぐ作りますね！！」
　

せつ菜「〜〜♪」ﾄﾝﾄﾝｼﾞｭｰｼﾞｭｰ

侑「どうすんのこれ？」ﾋｿﾋｿ

愛「こうなったらなんとか食べ切るしかないっしょ」ﾋｿﾋｿ

侑「そんな！ 死にたいの！？」

愛「ゆうゆ声が大きいよ、シーッ」ﾋｿﾋｿ

侑「ごめん」ﾋｿﾋｿ

せつ菜「そうだ！」

侑・愛「！！」ﾋﾞｸｩ！

せつ菜「できるまでの間ゲームでもやっててください！」

せつ菜「テレビのところにあるので〜」
　

愛「そ、そうだね。せっかくだしやろうか」

侑「うん。ただ死を待つよりかはいいか……」

愛「ゆうゆ……」

侑「お！ スマ○ラあるじゃん！ 愛ちゃんこれにしよう！！」

愛「必死のからげんきだね……ゆうゆ」

侑「よーし！ スイ○チを起動してっと」

侑「ユーザーは……せつ菜、あゆぽん……？」

愛「あゆぽんって誰だろう？ 大学の友達とかかな？」

侑「まさか……いや、まさかね──」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
　

せつ菜「お待たせしました！」

＼料理どーん／

侑・愛「！？」

侑・愛（見た目は普通だ……）

せつ菜「どうぞ、召し上がってください！」

侑「う、うん。いただきます」

愛「いただきまーす」

侑・愛「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

侑・愛「！！」

侑「美味しい！ 美味しいよ、せつ菜ちゃん！」

愛「腕をあげたね〜せっつー！！」

せつ菜「本当ですか？ よかったです！」
　

せつ菜「実は少し料理を教わりまして」

侑「へーそうなんだ」

せつ菜「はい。あっ！ たまごやきは自信作なんです、これもぜひ！」

愛「どれどれ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

愛「！」

愛「これめちゃウマだよ！ 歩夢のにも負けてないんじゃない？ ね、ゆうゆ」

侑「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

愛「ゆうゆ？」

侑「せつ菜ちゃん……」

せつ菜「はい？ なんでしょうか？」

侑「これ、歩夢のにも負けないっていうかさ……」

侑「歩夢のたまごやきの味だよね」

せつ菜「へぇ！？」
　

せつ菜「そ、そんなことないですよ！」

侑「いや！ 私がこの味を間違えるわけないもん！」

侑「間違いない！ これは……歩夢のたまごやきの味だぁ！！」

せつ菜「そ、それは……」ｱｾｱｾ

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ ガチャ！

「ただいま〜」

「あれ？ 菜々ちゃんお客さん？」

せつ菜「あ、その今は……！」

侑・愛「……」

歩夢「って！ 侑ちゃんに愛ちゃん！！」

歩夢「どうして二人が？」
　

侑「どういうことかな……せつ菜ちゃん？」

せつ菜「いや、これは……そう！」

せつ菜「歩夢さんに料理を教わっていたんです！」

侑「確かにそうみたいだね、あのたまごやきは歩夢の味だった」

せつ菜「そうなんです！」

侑「……本当にそれだけ？」

せつ菜「は、はい！ 私嘘つきません！」

ｱﾕﾑｰﾋｻｼﾌﾞﾘｰ
ｳﾝ､ﾋｻｼﾌﾞﾘﾀﾞﾈ–ｱｲﾁｬﾝ

侑「なるほど……最近帰りが遅かったり外泊してたのも」

せつ菜「そ、そうです！ 夕食で料理を教わってそのまま泊まってもらってたんです！」

せつ菜「一人暮らしだと、部屋に一人で寂しいですから！」

侑「そうなんだね、わかったよ」
　

侑「歩夢が会ってるのがせつ菜ちゃんで良かった」

せつ菜「はい！」

侑「ふぅ……ごめん、ちょっとお手洗い借してもらえるかな」

せつ菜「はい、廊下に出て左手です」

侑「ありがと、いってくるね」

せつ菜「ごゆっくり〜」

せつ菜「ふぅ……」ｱｾｱｾ
　

ﾄﾞﾀﾞﾄﾞﾀﾞドダドダダー！

ﾊﾞﾝｯ！

侑「せつ菜ちゃん！」

侑「これはなに！？」

＼ｱｶﾊﾌﾞﾗｼ–ﾋﾟﾝｸﾊﾌﾞﾗｼ–／

せつ菜「それは！？」

侑「洗面所で見つけたよ……」

侑「一つのコップに二本の歯ブラシが入ってた」

せつ菜「そ、それは私が二本とも使っていて……」

侑「それだけじゃないよ」

せつ菜「え？」
　

侑「歩夢、鍵使って入ってきた！」

せつ菜「ぐっ！」

侑「それに、ただいまって言った！！」

せつ菜「ぐぐっ！ めざとい！！」

侑「そう、まるで歩夢がここに帰るのが当たり前みたいに……」

侑「こんな、こんなの……」

侑「もう同棲カップルじゃん！！」

せつ菜「ど、同棲カップル！？」

せつ菜「私と歩夢さんが……同棲……///」ﾎﾟｯ

侑「あー！ 赤くなった！！ やっぱりそうなんだぁ！！」

侑「そうなんでしょ！ 歩夢！！」

歩夢「えーと、あはは」ﾆｶﾞﾜﾗｲｰ
　

愛「なになに！ やっぱり二人付き合ってるの？」ｷｮｳﾐｼﾝｼﾝ

せつ菜「えーと、その……」

歩夢「……せつ菜ちゃん、もう隠しておくの無理だよ」

せつ菜「そうみたいですね……」

侑「……」

せつ菜「侑さん！ 愛さん！」

せつ菜「私と歩夢さんはお付き合いしています！」

愛「おー！ やっぱり〜おめでとう！！」

侑「……」
　

愛「いつからいつから？」

歩夢「卒業してすぐかな……せつ菜ちゃんから告白してくれて」

せつ菜「あ、歩夢さん！ あの時の話は恥ずかしいので///」

歩夢「そうだね、二人だけの秘密。ふふっ、でもあの時のせつ菜ちゃんかっこよかったなぁ」

愛「ひゅーひゅー！ おアツイねー、お二人さん！」

歩夢「もー愛ちゃんやめてよー！///」

せつ菜「///」

愛「あ、そっか！ 愛さんわかっちゃった！」

歩夢「なにがわかったの？」
　

愛「つ・ま・り、ここは二人の愛の巣ってこと！ 愛だけに！」ﾊｯﾊｯ–

侑「ﾌﾞﾌｫｯ！」

せつ菜「あ、笑いました」

歩夢「侑ちゃん、いまだに笑いのツボが赤ちゃんだから……」

侑「……」ｽﾝｯ

愛「ありゃ、またスンッとしちゃった」

侑「歩夢は……歩夢は私の幼なじみなのに！」

侑「幼なじみなのにー！」ｻｹﾄﾘﾀﾞｼｰ
　

歩夢「侑ちゃん！ お酒どこから出したの！？」

侑「冷蔵庫！！」

歩夢「勝手に開けたの！？」

侑「えいっ！」ｸﾞﾋﾞｰｸﾞﾋﾞｰ!

愛「お！ ゆうゆ良い飲みっぷりだねー！」

歩夢「ゆ、侑ちゃん」ｵﾛｵﾛ

せつ菜「歩夢さん、どうしたんですか？」

歩夢「いや、侑ちゃんにお酒は……」

侑「ふぃ〜〜！ おい！せつ菜ちゃん！！」

せつ菜「は、はい！」

侑「あゆむぅはぁ〜、わたしのおさななじみなんだYO！！」ﾋｸｯ

せつ菜「そ、そうですね、知ってます」
　

侑「それをぉ〜〜どういうつもりなんじゃ〜〜い！」ﾋｯｸ

愛「あははっ！ ゆうゆどうしたの？？」

歩夢「侑ちゃん、お酒すごく弱いみたいで」

愛「えぇ、飲んでたのほろ○いじゃん……」

歩夢「ふふっ、侑ちゃん肝臓も赤ちゃんだから」

侑「せつ菜ちゃん！ どうなのぉ！」ｳｨ~

歩夢「侑ちゃん、落ち着いて〜」

愛「このゆうゆおもしろすぎるっしょ！」ｱﾊﾊｯ

歩夢「もう〜！ 愛ちゃんも止めるの手伝ってよ〜！！」
　

せつ菜「いえ！ 確かに侑さんに秘密にしていたのはよくなかったです」

侑「うぃ〜？」

せつ菜「だから改めて、侑さん！」

せつ菜「あなたの幼なじみを……歩夢さんを私に下さい！！」

歩夢「せつ菜ちゃん！？」

侑「歩夢はやらん！！」

歩夢「侑ちゃん！？！？」

愛「っ〜〜〜〜！」ﾋｨﾋｨ!

歩夢「愛ちゃんもなんとかして〜！」

侑「ヤダ！ ヤダ！ 歩夢は私の幼なじみなんだYO〜！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

せつ菜「私の恋人でもあります！」ﾍﾟｶｰ!

愛「ぶぅーー！！ なにあの二人！ コントやってんの！」ﾋｨ–!
　

侑「歩夢は……あゆむはぁ〜」ｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝ

歩夢「侑ちゃん！」

侑「あゆむぅ」

歩夢「恥ずかしくて秘密にしてたのはごめんね」

歩夢「でも私と侑ちゃんは幼なじみ、それは今までもこれからも変わらないよ！」

侑「うん……」

歩夢「侑ちゃんは掛け替えのない大切な幼なじみだから！」

侑「歩夢ぅ〜」

歩夢「だから、侑ちゃんにもせつ菜ちゃんとの事認めてほしいんだ」

侑「……」

歩夢「侑ちゃん」ﾐﾂﾒｰ

侑「……そうだよね」ｸﾞｯ!
　

侑「歩夢は大切な幼なじみだけど、せつ菜ちゃんも大好きな仲間だもん！」

せつ菜「侑さん……」

侑「うん！ せつ菜ちゃん、歩夢のことよろしくね！」

侑「私、二人のこと応援するよ！」

歩夢「侑ちゃん！」

せつ菜「侑さん！」

愛「ゆうゆ〜私は〜？」

侑「もちろん愛ちゃんも大好き！！」

愛「ゆうゆ〜！」

侑「みんな大好きだYO！」ｷﾞｭｯ–!

歩夢「私も！」ｷﾞｭｯ

せつ菜「私もです！」ｷﾞｭｯ

愛「愛さんも！ みんな愛してるよ〜愛だけに！！」ｷﾞｭｯ–!

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV ⎞ﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞﾀﾞﾖｰ！


おしまい
　

ギャグっぽいの書いてみたかったのですが難しいですね
次は今まで通りのイチャこらぽむせつ書こうと思います