1: 2021/05/25(火) 21:33:04.90 ID:Wdo2Ui+A
~放課後~
侑「菜々ちゃーん!」
菜々「あ、侑さん?」
侑「今帰り??」
菜々「え、ええ・・・ そうですが」
侑「菜々ちゃーん!」
菜々「あ、侑さん?」
侑「今帰り??」
菜々「え、ええ・・・ そうですが」
2: 2021/05/25(火) 21:33:41.98 ID:Wdo2Ui+A
侑「今日は練習休みだし一緒に帰らない?」
菜々「構いませんけど、一度生徒会室寄りますよ?」
侑「私も付き合うよ」
――
菜々「構いませんけど、一度生徒会室寄りますよ?」
侑「私も付き合うよ」
――
3: 2021/05/25(火) 21:34:01.07 ID:Wdo2Ui+A
~生徒会室~
侑「生徒会室で何するの? 仕事?」
菜々「いえ、ちょっと忘れ物をですね・・・」
ガラガラッ。
菜々「えーっと・・・」
侑「ああ~、なるほど」
侑「家に置けなくて生徒会室に隠してるラノベや漫画かな?」
侑「生徒会室で何するの? 仕事?」
菜々「いえ、ちょっと忘れ物をですね・・・」
ガラガラッ。
菜々「えーっと・・・」
侑「ああ~、なるほど」
侑「家に置けなくて生徒会室に隠してるラノベや漫画かな?」
4: 2021/05/25(火) 21:34:22.99 ID:Wdo2Ui+A
菜々「以前に読み終えたものをまた読みたくなったもので・・・」
侑「そうなんだ」
菜々「あ、ありました!」
侑「ふーん、どんな作品なの?」
菜々「い、いや! た、大したものではないですっ・・・」
侑「そうなんだ」
菜々「あ、ありました!」
侑「ふーん、どんな作品なの?」
菜々「い、いや! た、大したものではないですっ・・・」
5: 2021/05/25(火) 21:34:46.13 ID:Wdo2Ui+A
侑「え? なに? 後ろに隠されてるとわからないよ?」
菜々「まぁまぁ・・・、いいじゃないですか・・・ あはは」
侑「ま、いいけど・・・」
菜々「まぁまぁ・・・、いいじゃないですか・・・ あはは」
侑「ま、いいけど・・・」
6: 2021/05/25(火) 21:35:19.16 ID:Wdo2Ui+A
菜々「では、帰りましょうか?」
侑「そうだね」
侑「そういえばさ、菜々ちゃんはいつも私の部屋に遊びに来て貰ってるけど、私は菜々ちゃんの部屋に遊びに行ったこと無いよね」
菜々「そういえばそうですね」
侑「菜々ちゃんが良ければだけど遊びに行ってもいい?」
侑「そうだね」
侑「そういえばさ、菜々ちゃんはいつも私の部屋に遊びに来て貰ってるけど、私は菜々ちゃんの部屋に遊びに行ったこと無いよね」
菜々「そういえばそうですね」
侑「菜々ちゃんが良ければだけど遊びに行ってもいい?」
7: 2021/05/25(火) 21:35:41.28 ID:Wdo2Ui+A
菜々「か、構いませんけど・・・」
侑「やった! じゃあ行こうか!」
菜々「きょ、今日ですか?」
侑「うん、このまま菜々ちゃんち行こうよ」
侑「やった! じゃあ行こうか!」
菜々「きょ、今日ですか?」
侑「うん、このまま菜々ちゃんち行こうよ」
8: 2021/05/25(火) 21:36:06.55 ID:Wdo2Ui+A
侑「まぁ、菜々ちゃんちの親にご迷惑になるならいいけど」
菜々「侑さんには色々とお世話になっていますしね」
菜々「まぁ、ご存知だと思いますが何も無い部屋で良ければどうぞ?」
侑「やったね!」
菜々「侑さんには色々とお世話になっていますしね」
菜々「まぁ、ご存知だと思いますが何も無い部屋で良ければどうぞ?」
侑「やったね!」
9: 2021/05/25(火) 21:36:24.14 ID:Wdo2Ui+A
菜々「何がそんなに嬉しいんですか?」
侑「菜々ちゃんの部屋はどんなのかなぁ~って思ったらワクワクするじゃん!」
菜々「あはは・・・ 期待しない方がいいですよ・・・」
侑「菜々ちゃんの部屋はどんなのかなぁ~って思ったらワクワクするじゃん!」
菜々「あはは・・・ 期待しない方がいいですよ・・・」
10: 2021/05/25(火) 21:36:48.66 ID:Wdo2Ui+A
侑「え!? まさかゴミ部屋になってるとか!?」
菜々「ま、まさか! さすがにそんなことはありません!」
侑「だよね」
菜々「まぁ、至って普通の勉強部屋ですよ」
侑「楽しみだなぁ」
―――
菜々「ま、まさか! さすがにそんなことはありません!」
侑「だよね」
菜々「まぁ、至って普通の勉強部屋ですよ」
侑「楽しみだなぁ」
―――
11: 2021/05/25(火) 21:37:13.39 ID:Wdo2Ui+A
~菜々の部屋~
侑「お邪魔しまーす」
菜々「どうぞ」
侑「おお~! シンプルで可愛い部屋だね!」
菜々「何もありませんよ?」
侑「お邪魔しまーす」
菜々「どうぞ」
侑「おお~! シンプルで可愛い部屋だね!」
菜々「何もありませんよ?」
12: 2021/05/25(火) 21:37:42.34 ID:Wdo2Ui+A
侑「ゲームとかしたいわけじゃないし大丈夫・・・」
菜々「え?」
ガサゴソ。
菜々「な! 侑さん何してるんですか!」
侑「あー、菜々ちゃんのベッド・・・ 菜々ちゃんの匂いがする~」
菜々「え?」
ガサゴソ。
菜々「な! 侑さん何してるんですか!」
侑「あー、菜々ちゃんのベッド・・・ 菜々ちゃんの匂いがする~」
13: 2021/05/25(火) 21:38:18.18 ID:Wdo2Ui+A
菜々「侑さん! 匂い嗅がないでください!」
侑「まぁまぁ・・・」
菜々「いきなり何をするのかと思ったらベッドに寝始めるとは・・・」
侑「あはは! 怒らないでよ」
侑「まぁまぁ・・・」
菜々「いきなり何をするのかと思ったらベッドに寝始めるとは・・・」
侑「あはは! 怒らないでよ」
14: 2021/05/25(火) 21:38:59.07 ID:Wdo2Ui+A
侑「そういえば、生徒会室から持ち帰った本でも読んだら?」
菜々「そういえばそうでしたね」
侑「私は寝てるからゆっくり読みなよ」
菜々「侑さん・・・ もはや何が目的で私の部屋に来たのか意味不明ですね・・・」
菜々「そういえばそうでしたね」
侑「私は寝てるからゆっくり読みなよ」
菜々「侑さん・・・ もはや何が目的で私の部屋に来たのか意味不明ですね・・・」
15: 2021/05/25(火) 21:39:25.16 ID:Wdo2Ui+A
菜々「ま、侑さんがごゆっくりしているなら読ませて頂きますよ」
侑「・・・・・・」じーっ
菜々「ん?」
菜々「どうかしましたか?」
侑「・・・・・・」じーっ
菜々「ん?」
菜々「どうかしましたか?」
16: 2021/05/25(火) 21:39:44.35 ID:Wdo2Ui+A
侑「菜々ちゃん、読んでるそれ・・・ ちょっとエ チなシーンが多いやつじゃない?」
菜々「ち、違いますよ!!」
侑「凄い慌てようだけど??」
菜々「何ニヤけてるんですか! 違いますからね!」
菜々「ち、違いますよ!!」
侑「凄い慌てようだけど??」
菜々「何ニヤけてるんですか! 違いますからね!」
17: 2021/05/25(火) 21:40:03.31 ID:Wdo2Ui+A
侑「むふふ、そういうことにしておいてあげる・・・」
菜々「まったく!」
侑「菜々ちゃんもやっぱエ チなの興味あるんだね」ぼそっ
菜々「え? なにか言いましたか?」
侑「何でもないよ~」
菜々「まったく!」
侑「菜々ちゃんもやっぱエ チなの興味あるんだね」ぼそっ
菜々「え? なにか言いましたか?」
侑「何でもないよ~」
18: 2021/05/25(火) 21:40:35.81 ID:Wdo2Ui+A
菜々「邪魔するなら私のベッドで寝てて下さい!」
侑「そうする・・・」
侑「Zzz・・・」
侑「そうする・・・」
侑「Zzz・・・」
19: 2021/05/25(火) 21:41:06.14 ID:Wdo2Ui+A
菜々「あれ? 侑さん・・・ 私のベッドで眠ってるし・・・」
菜々「しばらく寝かせておきますか・・・」
侑「Zzz・・・・・・」
菜々「しばらく寝かせておきますか・・・」
侑「Zzz・・・・・・」
20: 2021/05/25(火) 21:41:50.95 ID:Wdo2Ui+A
菜々「・・・・・・」
菜々「大人しく眠っていればこんなに可愛らしいのに・・・」
侑「何か言った!?」
菜々「きゃっ!! い、いいいいきなり起きないで下さい!!」
菜々「大人しく眠っていればこんなに可愛らしいのに・・・」
侑「何か言った!?」
菜々「きゃっ!! い、いいいいきなり起きないで下さい!!」
21: 2021/05/25(火) 21:42:11.70 ID:Wdo2Ui+A
侑「寝ろと言ったり起きるなと言ったり忙しいね菜々ちゃんは」
菜々「勝手にしてください!」
侑「じゃあ一緒に寝る?」
菜々「ね、寝ませんっ!!」
――終――
菜々「勝手にしてください!」
侑「じゃあ一緒に寝る?」
菜々「ね、寝ませんっ!!」
――終――
31: 2021/05/26(水) 08:32:57.48 ID:cR6cCK3T
菜々「ところで侑さん、寝て頂いていて構いませんけど制服シワになりませんか?」
侑「あ、言われてみるとそうだね」
ガバッ。
スルッ。
菜々「あ、あ・・・ 侑さん! だからっていきなりスカート脱がないで下さい!」
侑「あ、言われてみるとそうだね」
ガバッ。
スルッ。
菜々「あ、あ・・・ 侑さん! だからっていきなりスカート脱がないで下さい!」
36: 2021/05/26(水) 14:16:21.47 ID:cR6cCK3T
~菜々の部屋~
侑「じゃあ一緒に寝る?」
菜々「ね、寝ませんっ!」
侑「あはは! そんなムキにならなくても~」
菜々「全く困った人ですよ⋯⋯」
侑「じゃあ一緒に寝る?」
菜々「ね、寝ませんっ!」
侑「あはは! そんなムキにならなくても~」
菜々「全く困った人ですよ⋯⋯」
37: 2021/05/26(水) 14:16:48.07 ID:cR6cCK3T
菜々「ところで侑さん、寝て頂いていて構いませんけど制服シワになりませんか?」
侑「あ、言われてみるとそうだね」
ガバッ。
スルッ。
菜々「あ、あ・・・ 侑さん! だからっていきなりスカート脱がないで下さい!」
菜々「目のやり場に困ります!」
侑「あ、言われてみるとそうだね」
ガバッ。
スルッ。
菜々「あ、あ・・・ 侑さん! だからっていきなりスカート脱がないで下さい!」
菜々「目のやり場に困ります!」
38: 2021/05/26(水) 14:17:08.62 ID:cR6cCK3T
侑「女の子同士なんだし気にしなくていいじゃん」
菜々「き、気にして下さい!」
侑「お洒落なパンツじゃなくてごめんね?」
菜々「そういうことじゃないですっ!」
侑「あははは!」
菜々「あ~、もう!」
菜々「き、気にして下さい!」
侑「お洒落なパンツじゃなくてごめんね?」
菜々「そういうことじゃないですっ!」
侑「あははは!」
菜々「あ~、もう!」
39: 2021/05/26(水) 14:17:30.14 ID:cR6cCK3T
菜々「私のジャージですけどサイズは合うでしょうからコレ履いて下さい」
侑「ありがとね」
侑「さて、ジャージも借りたしもう一眠りしようかな~」
モゾモゾ⋯。
菜々「遊びに来ていきなり寝る人なんて初めて見ましたよ⋯⋯」
侑「だって何だか菜々ちゃんの布団が心地良くてさ」
侑「ありがとね」
侑「さて、ジャージも借りたしもう一眠りしようかな~」
モゾモゾ⋯。
菜々「遊びに来ていきなり寝る人なんて初めて見ましたよ⋯⋯」
侑「だって何だか菜々ちゃんの布団が心地良くてさ」
40: 2021/05/26(水) 14:17:49.07 ID:cR6cCK3T
菜々「もう! 私は本読みますからご自由にしててください!」
侑「私の隣で横になりながら読んだら?」
菜々「何を言ってるんですか!」
侑「そうすると私も一緒に読めるかなぁって思って」
侑「私の隣で横になりながら読んだら?」
菜々「何を言ってるんですか!」
侑「そうすると私も一緒に読めるかなぁって思って」
41: 2021/05/26(水) 14:18:31.36 ID:cR6cCK3T
菜々「読みたいなら今度お貸ししますよ?」
侑「エ チなのって1人で読むより誰かと一緒に読む方が楽しいじゃん」
菜々「だ、だから! いやらしい内容ではありませんから!」
侑「ふふふっ! 可愛いね!」
菜々「何笑ってるんですか! もう!」
侑「エ チなのって1人で読むより誰かと一緒に読む方が楽しいじゃん」
菜々「だ、だから! いやらしい内容ではありませんから!」
侑「ふふふっ! 可愛いね!」
菜々「何笑ってるんですか! もう!」
42: 2021/05/26(水) 14:19:01.56 ID:cR6cCK3T
侑「気が向いたら入って来てね」
侑「おやすみ~」
菜々「侑さんんには振り回されっぱなしですね⋯⋯」
侑「おやすみ~」
菜々「侑さんんには振り回されっぱなしですね⋯⋯」
43: 2021/05/26(水) 14:19:30.78 ID:cR6cCK3T
────
侑「ん?」
侑「おや? いつの間に部屋着に着替えたの?」
菜々「ついさっきですよ?」
侑「お隣どうぞ?」
菜々「私のベッドなんですけどね⋯⋯」
~終~
侑「ん?」
侑「おや? いつの間に部屋着に着替えたの?」
菜々「ついさっきですよ?」
侑「お隣どうぞ?」
菜々「私のベッドなんですけどね⋯⋯」
~終~
49: 2021/05/26(水) 19:15:52.14 ID:cR6cCK3T
侑「あれ? 一緒に寝る為に着替えたんじゃないの?」
菜々「違います」
侑「なんだ」
菜々「いくら気心の知れた友人同士とはいえ、1つの布団で一緒に寝るなんて高校生としてあるまじき行為です」
侑「そうかなぁ、一緒に本読みたいだけなのに」
菜々「侑さんからはそれ以外の意図が感じられますけど?」
侑「まさかぁ~」
侑「それ以外って何のこと?」
菜々「え? ゆ、侑さんは私にいたずらするつもりなんじゃないですか?」
侑「ん~? 実は菜々ちゃんのほうが変なこと考えているんじゃない?」にやっ
菜々「な、何を言ってるんですか!」
侑「だったら私の隣に寝ても問題ないんじゃない?」
菜々「むぅ⋯⋯⋯⋯」
侑「ね?」
菜々「わかりましたよ⋯ 隣に寝て本読みますけど邪魔しないで下さいよ?」
侑「やった! お隣どうぞ~」
モゾモゾ⋯。
菜々「ちょっと狭いですね⋯⋯」
侑「そりゃね」
菜々「違います」
侑「なんだ」
菜々「いくら気心の知れた友人同士とはいえ、1つの布団で一緒に寝るなんて高校生としてあるまじき行為です」
侑「そうかなぁ、一緒に本読みたいだけなのに」
菜々「侑さんからはそれ以外の意図が感じられますけど?」
侑「まさかぁ~」
侑「それ以外って何のこと?」
菜々「え? ゆ、侑さんは私にいたずらするつもりなんじゃないですか?」
侑「ん~? 実は菜々ちゃんのほうが変なこと考えているんじゃない?」にやっ
菜々「な、何を言ってるんですか!」
侑「だったら私の隣に寝ても問題ないんじゃない?」
菜々「むぅ⋯⋯⋯⋯」
侑「ね?」
菜々「わかりましたよ⋯ 隣に寝て本読みますけど邪魔しないで下さいよ?」
侑「やった! お隣どうぞ~」
モゾモゾ⋯。
菜々「ちょっと狭いですね⋯⋯」
侑「そりゃね」
50: 2021/05/26(水) 19:24:58.07 ID:cR6cCK3T
侑「菜々ちゃんこっち向いて?」
菜々「いやです」
侑「菜々ちゃん、仰向けで本読んでると腕キツくない?」
菜々「今はまだ大丈夫です」
侑「⋯⋯」じーっ
菜々「!?」
菜々「なんですか? 真横から私の顔見ないでください!」
侑「菜々ちゃんが読んでる本を読んでるんだけど?」
菜々「そ、そうですか⋯⋯ それは失礼しました⋯⋯」
菜々「⋯⋯」
侑「⋯⋯⋯⋯」じーっ
菜々「⋯⋯」チラッ
侑「⋯⋯」じーっ
菜々「やはり私の顔見てるじゃないですか!」
侑「気のせいだよ、本見てるよ?」
菜々「やはりいたずらするつもりなんじゃないですかね?」
侑「意識し過ぎだよ」
菜々「ていうかもう少し離れてください!」
侑「離れすぎると文字読めないって」
菜々「そ、それなら仕方ありませんね⋯⋯」
菜々「いやです」
侑「菜々ちゃん、仰向けで本読んでると腕キツくない?」
菜々「今はまだ大丈夫です」
侑「⋯⋯」じーっ
菜々「!?」
菜々「なんですか? 真横から私の顔見ないでください!」
侑「菜々ちゃんが読んでる本を読んでるんだけど?」
菜々「そ、そうですか⋯⋯ それは失礼しました⋯⋯」
菜々「⋯⋯」
侑「⋯⋯⋯⋯」じーっ
菜々「⋯⋯」チラッ
侑「⋯⋯」じーっ
菜々「やはり私の顔見てるじゃないですか!」
侑「気のせいだよ、本見てるよ?」
菜々「やはりいたずらするつもりなんじゃないですかね?」
侑「意識し過ぎだよ」
菜々「ていうかもう少し離れてください!」
侑「離れすぎると文字読めないって」
菜々「そ、それなら仕方ありませんね⋯⋯」
52: 2021/05/26(水) 20:12:33.68 ID:cR6cCK3T
菜々「っつ⋯ 腕が」
侑「だから言わんこっちゃ無い」
菜々「ちょっと腕を休めますね」
侑「横向いて読めばいいじゃん」
菜々「侑さんが壁側を向いてくれたら私も横向いて読めるんですけどね」
侑「そしたら私が読めなくなっちゃうよ~」
菜々「読み終わったらお貸ししますから」
侑「だったら菜々ちゃんがそっち側向いて横になればいいんじゃない?」
菜々「そうですね、それなら侑さんが視界に入らないですし気が散りません」
菜々「⋯っと」クルッ
菜々「ふう⋯ これで落ち着いて読めます」
侑「これは名案だったかも! 私は菜々ちゃんの肩ごしに本読めるし菜々ちゃんは集中できるし」
菜々「私が見えないところでいたずらしないでくださいよ?」
侑「しないからしないから」
侑「だから言わんこっちゃ無い」
菜々「ちょっと腕を休めますね」
侑「横向いて読めばいいじゃん」
菜々「侑さんが壁側を向いてくれたら私も横向いて読めるんですけどね」
侑「そしたら私が読めなくなっちゃうよ~」
菜々「読み終わったらお貸ししますから」
侑「だったら菜々ちゃんがそっち側向いて横になればいいんじゃない?」
菜々「そうですね、それなら侑さんが視界に入らないですし気が散りません」
菜々「⋯っと」クルッ
菜々「ふう⋯ これで落ち着いて読めます」
侑「これは名案だったかも! 私は菜々ちゃんの肩ごしに本読めるし菜々ちゃんは集中できるし」
菜々「私が見えないところでいたずらしないでくださいよ?」
侑「しないからしないから」
53: 2021/05/26(水) 20:22:05.47 ID:cR6cCK3T
侑「菜々ちゃん、読みづらいから本をもっと近づけて?」
菜々「そしたら私が近過ぎて読めませんよ」
侑「そっか⋯」
侑「あ!」
侑「えいっ!」
ぴたっ。
菜々「ちょ、ちょっと! 侑さん! 背中にくっつかないでくださいよ!」
侑「これなら私も読み易くなった」えへへ
菜々「ち、近いですっ!」
侑「仕方ないじゃん! 早く読もうよ」
菜々「そ、そのままでもいいですけどジッとしてて下さいよ?」
侑「うん!」
菜々「⋯⋯」
侑「⋯⋯」
菜々「ゆ、侑さん⋯⋯ せめてもう少し顔を下げてくれませんか⋯⋯」
侑「これが限界だね、読めなくなっちゃう」
菜々「でしたら息止めてください⋯⋯」
侑「え!? 私死んじゃうじゃん!」
菜々「耳元で吐息を感じるのがどうも気になります⋯⋯」
侑「何そのいやらしい言い方」ニヤニヤ
菜々「全然いやらしくないじゃないですか!」
侑「そういう本ばかり読んでるからじゃない?」
菜々「もーっ! 違います!!」
菜々「そしたら私が近過ぎて読めませんよ」
侑「そっか⋯」
侑「あ!」
侑「えいっ!」
ぴたっ。
菜々「ちょ、ちょっと! 侑さん! 背中にくっつかないでくださいよ!」
侑「これなら私も読み易くなった」えへへ
菜々「ち、近いですっ!」
侑「仕方ないじゃん! 早く読もうよ」
菜々「そ、そのままでもいいですけどジッとしてて下さいよ?」
侑「うん!」
菜々「⋯⋯」
侑「⋯⋯」
菜々「ゆ、侑さん⋯⋯ せめてもう少し顔を下げてくれませんか⋯⋯」
侑「これが限界だね、読めなくなっちゃう」
菜々「でしたら息止めてください⋯⋯」
侑「え!? 私死んじゃうじゃん!」
菜々「耳元で吐息を感じるのがどうも気になります⋯⋯」
侑「何そのいやらしい言い方」ニヤニヤ
菜々「全然いやらしくないじゃないですか!」
侑「そういう本ばかり読んでるからじゃない?」
菜々「もーっ! 違います!!」
55: 2021/05/26(水) 20:42:19.57 ID:cR6cCK3T
侑「ううっ⋯⋯ 肩越しに見てると今度は私の首が⋯⋯」
菜々「大丈夫ですか?」
侑「き、きつい⋯⋯」
侑「ダメだぁ~」
ドサッ。
侑「私ちょっと休憩⋯⋯ 首痛い」
侑「ふぅ~」
侑「菜々ちゃんの枕、高さ丁度いいな」
菜々「休むなら私の背中から離れてくださいよ」
侑「動くの面倒臭い」
菜々「そのまま反対向けばいいじゃないですか」
侑「まぁ確かにそれが正論かも、私の首を休めるという観点からだと」
菜々「だったらそうしてくださいね」
侑「でも菜々ちゃんの髪がいい匂いで癒される⋯⋯」
菜々「匂い嗅がないでください!」
ガバッ。
菜々「侑さん、それじゃ変態さんですよ?」
侑「おや?」
菜々「あ⋯⋯」
侑「私の方向いてどうしたの?」
菜々「あ、ああ・・・ 侑さんが⋯ 髪の匂い嗅ぐから⋯⋯」
侑「菜々ちゃん、顔近いよ?」
菜々「う⋯ うううう~っ!!」
ガバッ。
侑「またそっち向いたね」
菜々「髪の匂い嗅がないでくださいね!?」
侑「あはは! 菜々ちゃん顔真っ赤になってたね」ニヤニヤ
菜々「大丈夫ですか?」
侑「き、きつい⋯⋯」
侑「ダメだぁ~」
ドサッ。
侑「私ちょっと休憩⋯⋯ 首痛い」
侑「ふぅ~」
侑「菜々ちゃんの枕、高さ丁度いいな」
菜々「休むなら私の背中から離れてくださいよ」
侑「動くの面倒臭い」
菜々「そのまま反対向けばいいじゃないですか」
侑「まぁ確かにそれが正論かも、私の首を休めるという観点からだと」
菜々「だったらそうしてくださいね」
侑「でも菜々ちゃんの髪がいい匂いで癒される⋯⋯」
菜々「匂い嗅がないでください!」
ガバッ。
菜々「侑さん、それじゃ変態さんですよ?」
侑「おや?」
菜々「あ⋯⋯」
侑「私の方向いてどうしたの?」
菜々「あ、ああ・・・ 侑さんが⋯ 髪の匂い嗅ぐから⋯⋯」
侑「菜々ちゃん、顔近いよ?」
菜々「う⋯ うううう~っ!!」
ガバッ。
侑「またそっち向いたね」
菜々「髪の匂い嗅がないでくださいね!?」
侑「あはは! 菜々ちゃん顔真っ赤になってたね」ニヤニヤ
59: 2021/05/26(水) 21:45:15.20 ID:cR6cCK3T
菜々「なってません!」
菜々「⋯⋯」
侑「本は読まないの?」
菜々「私も少し休憩です⋯⋯」
侑「菜々ちゃん、そんな端の方で寝てると落ちるよ?」
菜々「これくらいなら落ちませんよ」
侑「おいで?」
ぐいっ。
菜々「きゃっ!」
侑「もう少し真ん中に来なよ」
菜々「自分で動けますから⋯⋯」
侑「よいしょっと」クルッ
菜々「ん? 壁側向いたんですか?」
侑「うん、さっきと違って背中と背中だね」
菜々「こ、これならいくらか安心ですね⋯⋯」
侑「そう? それなら良かった」
菜々「⋯⋯」
侑「⋯⋯」
菜々「⋯⋯」
侑「本は読まないの?」
菜々「私も少し休憩です⋯⋯」
侑「菜々ちゃん、そんな端の方で寝てると落ちるよ?」
菜々「これくらいなら落ちませんよ」
侑「おいで?」
ぐいっ。
菜々「きゃっ!」
侑「もう少し真ん中に来なよ」
菜々「自分で動けますから⋯⋯」
侑「よいしょっと」クルッ
菜々「ん? 壁側向いたんですか?」
侑「うん、さっきと違って背中と背中だね」
菜々「こ、これならいくらか安心ですね⋯⋯」
侑「そう? それなら良かった」
菜々「⋯⋯」
侑「⋯⋯」
60: 2021/05/26(水) 21:53:41.03 ID:cR6cCK3T
菜々「⋯⋯」
ガサッ。
侑「ん? 菜々ちゃん背中ぶつかってるよ?」
菜々「あ、ごめんなさい⋯ 姿勢直そうとしたらぶつかってしまいましたね⋯⋯」
侑「菜々ちゃんからくっついて来たのかと思った」
菜々「侑さんじゃあるまいし⋯⋯」
侑「離れないの? くっついたままだよ? 背中⋯」
菜々「狭いから仕方ないです⋯⋯ 侑さんが色々するから慣れました⋯⋯」
侑「ま、いいけどね」
菜々「侑さん?」
侑「何? 菜々ちゃん」
菜々「⋯⋯」
侑「ん?」
菜々「な、何でもありません⋯⋯」
ガサッ。
侑「ん? 菜々ちゃん背中ぶつかってるよ?」
菜々「あ、ごめんなさい⋯ 姿勢直そうとしたらぶつかってしまいましたね⋯⋯」
侑「菜々ちゃんからくっついて来たのかと思った」
菜々「侑さんじゃあるまいし⋯⋯」
侑「離れないの? くっついたままだよ? 背中⋯」
菜々「狭いから仕方ないです⋯⋯ 侑さんが色々するから慣れました⋯⋯」
侑「ま、いいけどね」
菜々「侑さん?」
侑「何? 菜々ちゃん」
菜々「⋯⋯」
侑「ん?」
菜々「な、何でもありません⋯⋯」
70: 2021/05/26(水) 23:21:36.93 ID:cR6cCK3T
菜々「・・・・・・」
菜々「あ、仰向けになるので、また本読みましょう・・・・・・」
侑「じゃあ私も仰向けになろうかな」
ガサゴソッ。
侑「今度は私が本持ってあげるよ」
菜々「え? 悪いですよ」
侑「いいからいいから」
菜々「す、すみません・・・・・・」
侑「菜々ちゃんが見やすいように菜々ちゃん寄りに本を掲げるね」
菜々「それだとかなり腕に負担になりません?」
侑「疲れたらまた交替で」
菜々「わかりました」
菜々「・・・・・・」
侑「・・・・・・」
菜々「侑さん、途中から読んでるのに中味理解出来てます?」
侑「あはは・・・ 実は・・・・・・」
菜々「やはり改めてお貸ししますのでそれで読んだ方がいいですよ」
侑「やっぱり?」
菜々「自覚してるじゃないですか!」
侑「えへへ」
侑「まぁでも、本は持っててあげるから読みなよ」
菜々「変な人ですねぇ・・・・・・」
菜々「あ、仰向けになるので、また本読みましょう・・・・・・」
侑「じゃあ私も仰向けになろうかな」
ガサゴソッ。
侑「今度は私が本持ってあげるよ」
菜々「え? 悪いですよ」
侑「いいからいいから」
菜々「す、すみません・・・・・・」
侑「菜々ちゃんが見やすいように菜々ちゃん寄りに本を掲げるね」
菜々「それだとかなり腕に負担になりません?」
侑「疲れたらまた交替で」
菜々「わかりました」
菜々「・・・・・・」
侑「・・・・・・」
菜々「侑さん、途中から読んでるのに中味理解出来てます?」
侑「あはは・・・ 実は・・・・・・」
菜々「やはり改めてお貸ししますのでそれで読んだ方がいいですよ」
侑「やっぱり?」
菜々「自覚してるじゃないですか!」
侑「えへへ」
侑「まぁでも、本は持っててあげるから読みなよ」
菜々「変な人ですねぇ・・・・・・」
71: 2021/05/26(水) 23:30:50.00 ID:cR6cCK3T
侑「読みづらくない?」
菜々「実は読みにくいです」
侑「あはは・・・ やはり自分で持って貰ったほういいね」
菜々「そうしましょう」
侑「あっ! あわわわっ!」
菜々「へ?」
侑「あ~!」
ポロッ。
バサッ。
菜々「いった!」
菜々「ううう~・・・」
侑「あ! ごめん! うっかり落としたら顔面直撃!?」
菜々「まぁ、それほど痛くないですけどね・・・」
侑「怪我してない??」
ガバッ。
侑「んー?」じーっ
菜々「ちょ、ちょっと・・・ 侑さん・・・」
侑「良かった、顔に傷付けてしまったかと思った・・・」
菜々「覆い被さるような姿勢・・・ やめてくださいよ・・・」
菜々「実は読みにくいです」
侑「あはは・・・ やはり自分で持って貰ったほういいね」
菜々「そうしましょう」
侑「あっ! あわわわっ!」
菜々「へ?」
侑「あ~!」
ポロッ。
バサッ。
菜々「いった!」
菜々「ううう~・・・」
侑「あ! ごめん! うっかり落としたら顔面直撃!?」
菜々「まぁ、それほど痛くないですけどね・・・」
侑「怪我してない??」
ガバッ。
侑「んー?」じーっ
菜々「ちょ、ちょっと・・・ 侑さん・・・」
侑「良かった、顔に傷付けてしまったかと思った・・・」
菜々「覆い被さるような姿勢・・・ やめてくださいよ・・・」
72: 2021/05/26(水) 23:42:31.63 ID:cR6cCK3T
侑「この姿勢って・・・ これ、恋愛ものの漫画とかだとこのまま・・・・・・」
菜々「早くどいてください・・・」
侑「このまま・・・・・・」
菜々「だ、だめですよ・・・・・・」
侑「するなんて言ってないよ?」
菜々「どかないなら突き飛ばしますよ・・・」
侑「それは勘弁して欲しいな」
侑「・・・・・・」
菜々「・・・・・・」
侑「ドキドキしてきた・・・」
菜々「・・・・・・」
侑「菜々ちゃん・・・・・・」
菜々「・・・・・・」
侑「こっちむいて?」
菜々「ち、近過ぎるんで無理です・・・」
菜々「早くどいてください・・・」
侑「このまま・・・・・・」
菜々「だ、だめですよ・・・・・・」
侑「するなんて言ってないよ?」
菜々「どかないなら突き飛ばしますよ・・・」
侑「それは勘弁して欲しいな」
侑「・・・・・・」
菜々「・・・・・・」
侑「ドキドキしてきた・・・」
菜々「・・・・・・」
侑「菜々ちゃん・・・・・・」
菜々「・・・・・・」
侑「こっちむいて?」
菜々「ち、近過ぎるんで無理です・・・」
76: 2021/05/27(木) 06:53:57.42 ID:oKT6meov
侑「やばい・・・ やっぱりドキドキしすぎて気が変わった」
菜々「・・・・・・」
侑「友達同士でするともっと仲良くなれるってどこかで聞いた・・・・・・」
菜々「・・・・・・な、何をですか」
侑「わかるでしょ?」
菜々「わかりません」
侑「友達同士のスキンシップの一環だから」
菜々「そ、そんなのありません!」
侑「横向いてないで、上向いて?」
菜々「絶対向きません・・・・・・」
侑「・・・・・・」
侑「じゃあほっぺたならいいでしょ?」
菜々「・・・・・・」
侑「なんで目を瞑るの? いいって事かな」
侑「もう我慢できないからいくよ?」
ちゅっ・・・。
菜々「んんっ・・・・・・」
菜々「く、くすぐったい・・・ 唇を這わせないで・・・」
侑「私の唇で感じる菜々ちゃんのほっぺた・・・ 凄く柔らかいよ・・・・・・」
菜々「・・・・・・」
侑「友達同士でするともっと仲良くなれるってどこかで聞いた・・・・・・」
菜々「・・・・・・な、何をですか」
侑「わかるでしょ?」
菜々「わかりません」
侑「友達同士のスキンシップの一環だから」
菜々「そ、そんなのありません!」
侑「横向いてないで、上向いて?」
菜々「絶対向きません・・・・・・」
侑「・・・・・・」
侑「じゃあほっぺたならいいでしょ?」
菜々「・・・・・・」
侑「なんで目を瞑るの? いいって事かな」
侑「もう我慢できないからいくよ?」
ちゅっ・・・。
菜々「んんっ・・・・・・」
菜々「く、くすぐったい・・・ 唇を這わせないで・・・」
侑「私の唇で感じる菜々ちゃんのほっぺた・・・ 凄く柔らかいよ・・・・・・」
77: 2021/05/27(木) 07:10:02.46 ID:oKT6meov
菜々「もう十分ですよ・・・・・・」
侑「だめ・・・・・・ まだ・・・・・・ 唇と唇でもしてみたい」
菜々「それは本当にだめ」
侑「ほっぺたならいいんだよね」
菜々「いいなんて一言も言ってないです・・・・・・」
ちゅっ・・・。
侑「ん~っ」
菜々「そのそっと唇でなぞるような動きくすぐったいですから・・・・・・」
侑「ゾクゾクする?」
菜々「よくわかりません・・・・・・」
侑「・・・・・・んっふ」
菜々「ま、待って! 何で口の方に近づいてくるんですか! 頬だけでしょ?」
侑「その手があったか・・・・・・」
菜々「ああっ、もう・・・・・・ 好きにしてください!」
侑「だめ・・・・・・ まだ・・・・・・ 唇と唇でもしてみたい」
菜々「それは本当にだめ」
侑「ほっぺたならいいんだよね」
菜々「いいなんて一言も言ってないです・・・・・・」
ちゅっ・・・。
侑「ん~っ」
菜々「そのそっと唇でなぞるような動きくすぐったいですから・・・・・・」
侑「ゾクゾクする?」
菜々「よくわかりません・・・・・・」
侑「・・・・・・んっふ」
菜々「ま、待って! 何で口の方に近づいてくるんですか! 頬だけでしょ?」
侑「その手があったか・・・・・・」
菜々「ああっ、もう・・・・・・ 好きにしてください!」
78: 2021/05/27(木) 07:25:33.99 ID:oKT6meov
侑「好きにするね」
菜々「・・・・・・」
侑「上向いて?」
菜々「これでいいですか?」
侑「目は合わせてくれないんだね」
菜々「は、恥ずかしいですよ・・・・・・」
ちゅっ・・・。
侑「・・・・・・」
菜々「・・・・・・っ」
侑「凄く柔らかい・・・・・・」
侑「菜々ちゃんも分かるでしょ?」
菜々「わかりますけど・・・」
侑「もう一回・・・・・・」
菜々「・・・あっ・・・・・・」
侑「何回も・・・・・・ 何回も・・・・・・」
菜々「・・・・・・」
侑「上向いて?」
菜々「これでいいですか?」
侑「目は合わせてくれないんだね」
菜々「は、恥ずかしいですよ・・・・・・」
ちゅっ・・・。
侑「・・・・・・」
菜々「・・・・・・っ」
侑「凄く柔らかい・・・・・・」
侑「菜々ちゃんも分かるでしょ?」
菜々「わかりますけど・・・」
侑「もう一回・・・・・・」
菜々「・・・あっ・・・・・・」
侑「何回も・・・・・・ 何回も・・・・・・」
80: 2021/05/27(木) 08:28:41.86 ID:oKT6meov
────
──
菜々「はぁ・・・はぁ・・・・・・」
侑「ずっとしていたいね・・・・・・」
菜々「はぁ・・・ ん・・・・・・」
侑「キスしてみて良かったでしょ?」
菜々「・・・・・・」こくり
侑「もうやめる?」
菜々「・・・・・・」
侑「嫌がってたけど本当はしてみたかったんだよね? 私と同じで」
菜々「もう少しだけですよ・・・・・・?」
コンコン。
侑「!?」
菜々「!?」
菜々母「菜々~? お友達来てるんでしょ? 飲み物とお菓子持って来たから開けるわよ?」
侑「!?」
菜々「待って!! 今私が開けるから!!」
──
菜々「はぁ・・・はぁ・・・・・・」
侑「ずっとしていたいね・・・・・・」
菜々「はぁ・・・ ん・・・・・・」
侑「キスしてみて良かったでしょ?」
菜々「・・・・・・」こくり
侑「もうやめる?」
菜々「・・・・・・」
侑「嫌がってたけど本当はしてみたかったんだよね? 私と同じで」
菜々「もう少しだけですよ・・・・・・?」
コンコン。
侑「!?」
菜々「!?」
菜々母「菜々~? お友達来てるんでしょ? 飲み物とお菓子持って来たから開けるわよ?」
侑「!?」
菜々「待って!! 今私が開けるから!!」
86: 2021/05/27(木) 19:57:00.95 ID:oKT6meov
ドタバタッ。
ガチャッ。
菜々「お、お母さん! わざわざありがとう・・・・・・」
菜々母「何してるの? 随分せわしいのね」
菜々「あ、あと、だだだいじょうぶだから・・・ あはは・・・・・・」
侑「は・・・ はじめまして! お、お邪魔してますっ!」
菜々母「あら、いらっしゃい。ゆっくりしていってね」
侑「ありがとうございま~す」にこっ
バタンッ。
菜々「・・・・・・」
侑「・・・・・・」
ガチャッ。
菜々「お、お母さん! わざわざありがとう・・・・・・」
菜々母「何してるの? 随分せわしいのね」
菜々「あ、あと、だだだいじょうぶだから・・・ あはは・・・・・・」
侑「は・・・ はじめまして! お、お邪魔してますっ!」
菜々母「あら、いらっしゃい。ゆっくりしていってね」
侑「ありがとうございま~す」にこっ
バタンッ。
菜々「・・・・・・」
侑「・・・・・・」
87: 2021/05/27(木) 19:58:29.35 ID:oKT6meov
侑「あっぶなかった~!」
菜々「もし母が声掛けずにドアを開けていたら完全に見られてましたね・・・・・・」
侑「だよね~ あははは・・・・・・」
菜々「あ、これ、アイスコーヒーとお菓子ですね。召し上がって下さい」
菜々「テーブルに置いておきますから」
侑「あ、うん! いただきます」グビッグビッ・・・
侑「ぷはっ!」
侑「一瞬だったけどかなり緊張したから喉乾いたよ・・・・・・」
菜々「ふふっ! だからってそんなに一気に飲まなくてもいいじゃないですか」にこっ
菜々「もし母が声掛けずにドアを開けていたら完全に見られてましたね・・・・・・」
侑「だよね~ あははは・・・・・・」
菜々「あ、これ、アイスコーヒーとお菓子ですね。召し上がって下さい」
菜々「テーブルに置いておきますから」
侑「あ、うん! いただきます」グビッグビッ・・・
侑「ぷはっ!」
侑「一瞬だったけどかなり緊張したから喉乾いたよ・・・・・・」
菜々「ふふっ! だからってそんなに一気に飲まなくてもいいじゃないですか」にこっ
88: 2021/05/27(木) 20:02:12.68 ID:oKT6meov
侑「初めてのキスは何ちゃらの味とかよく聞くけど、私はこのコーヒーの味を思い出すと思う・・・・・・」
菜々「えっ・・・」
菜々「たっ・・・、たまにはロマンチックなことも言うんですね・・・・・・」
侑「そりゃ私だってそういう事言うことあるよ~」むすっ
スクッ。
菜々「どうしました? 急に立ち上がって」
侑「菜々ちゃんの隣座るね」
菜々「え?」
菜々「ど、どうしました?」
侑「コーヒー飲んだあとだからコーヒーの味がするんじゃないかな・・・・・・」
菜々「え・・・・・・」
ちゅっ・・・。
菜々「んんっ・・・・・・」
菜々「えっ・・・」
菜々「たっ・・・、たまにはロマンチックなことも言うんですね・・・・・・」
侑「そりゃ私だってそういう事言うことあるよ~」むすっ
スクッ。
菜々「どうしました? 急に立ち上がって」
侑「菜々ちゃんの隣座るね」
菜々「え?」
菜々「ど、どうしました?」
侑「コーヒー飲んだあとだからコーヒーの味がするんじゃないかな・・・・・・」
菜々「え・・・・・・」
ちゅっ・・・。
菜々「んんっ・・・・・・」
89: 2021/05/27(木) 20:03:10.83 ID:oKT6meov
侑「どうかな・・・・・・」
菜々「ほ・・・ 本当にコーヒーの味がしましたね・・・・・・」
侑「ベッドで続きする?」
菜々「つ、続き・・・ ってなんですか?」
侑「続きは続き・・・・・・」
菜々「わ・・・ 私、そ・・・ そこまではまだ・・・ 心の準備が・・・・・・」
侑「キスの続きはキスだよ?」
菜々「え?」
菜々「そ、それならそうと言って下さいよ・・・・・・」
侑「菜々ちゃんは何だと思ったの?」
菜々「えっ!? 何でもないですよ!!」
菜々「キスです、キス!!」
菜々「ほ・・・ 本当にコーヒーの味がしましたね・・・・・・」
侑「ベッドで続きする?」
菜々「つ、続き・・・ ってなんですか?」
侑「続きは続き・・・・・・」
菜々「わ・・・ 私、そ・・・ そこまではまだ・・・ 心の準備が・・・・・・」
侑「キスの続きはキスだよ?」
菜々「え?」
菜々「そ、それならそうと言って下さいよ・・・・・・」
侑「菜々ちゃんは何だと思ったの?」
菜々「えっ!? 何でもないですよ!!」
菜々「キスです、キス!!」
90: 2021/05/27(木) 20:04:50.74 ID:oKT6meov
侑「心の準備が出来るといいみたいだから、準備できたら言ってね?」
菜々「でっ、できません!」
侑「それは今日じゃなくてもいいから!」にこっ
菜々「そんな準備、一生かかっても出来ませんから!」プイッ
侑「同じ初めてのキスの味を共有したんだし、待ってるよ」
菜々「ぅぅぅぅぅ・・・・・・」
菜々「でっ、できません!」
侑「それは今日じゃなくてもいいから!」にこっ
菜々「そんな準備、一生かかっても出来ませんから!」プイッ
侑「同じ初めてのキスの味を共有したんだし、待ってるよ」
菜々「ぅぅぅぅぅ・・・・・・」
94: 2021/05/27(木) 21:17:44.81 ID:oKT6meov
────
──
侑「あ、そろそろ帰らないと・・・・・・」
菜々「いつの間にかこんな時間ですね」
侑「じゃあまた明日ね?」
菜々「はい」
侑「今日は素敵な日になったよ・・・・・・」
菜々「私もです・・・・・・」
侑「それじゃ・・・・・・」
菜々「あ、あの! 侑さん!!」
侑「!?」
侑「どうしたの??」
菜々「私のジャージ履いたまま帰るんですか?」
侑「あ! やばっ!」
侑「言われなかったら気付かなかったよ~ あはは」
・
・
・
菜々「途中までお送りしますね」
侑「うん」
──
侑「あ、そろそろ帰らないと・・・・・・」
菜々「いつの間にかこんな時間ですね」
侑「じゃあまた明日ね?」
菜々「はい」
侑「今日は素敵な日になったよ・・・・・・」
菜々「私もです・・・・・・」
侑「それじゃ・・・・・・」
菜々「あ、あの! 侑さん!!」
侑「!?」
侑「どうしたの??」
菜々「私のジャージ履いたまま帰るんですか?」
侑「あ! やばっ!」
侑「言われなかったら気付かなかったよ~ あはは」
・
・
・
菜々「途中までお送りしますね」
侑「うん」
100: 2021/05/28(金) 04:04:09.58 ID:dHJpw78M
━━おはようございますせつ菜さん!ちょっとお話よろしいでしょうか?
せつ菜「あ、はい。おはようございます」
━━昨夜せつ菜さんと女性がマンションへ入っていったようですが
せつ菜「ああ、彼女はマネージャーですよ」
━━朝までお仕事を?
せつ菜「はい、みっちりと打ち合わせです(笑)」
━━帰宅後間もなく部屋の電気が消えたようだしたが
せつ菜「……(目線が泳ぐ)」
せつ菜「ちょっと眠かったので(笑)」
━━━朝まで打ち合わせと仰っていましたが
せつ菜「ちょっと寝ぼけてました(笑)」
━━マネージャーの方とかなり親密であると噂があるようですが
せつ菜「ただのマネージャーですよ」
━━━腕を組んで歩く姿の目撃情報も
せつ菜「…すみません、急いでますので」
━━せつ菜さん!その女性と交際してるんじゃないですか!?ちょっとせつ菜さん!
せつ菜「あ、はい。おはようございます」
━━昨夜せつ菜さんと女性がマンションへ入っていったようですが
せつ菜「ああ、彼女はマネージャーですよ」
━━朝までお仕事を?
せつ菜「はい、みっちりと打ち合わせです(笑)」
━━帰宅後間もなく部屋の電気が消えたようだしたが
せつ菜「……(目線が泳ぐ)」
せつ菜「ちょっと眠かったので(笑)」
━━━朝まで打ち合わせと仰っていましたが
せつ菜「ちょっと寝ぼけてました(笑)」
━━マネージャーの方とかなり親密であると噂があるようですが
せつ菜「ただのマネージャーですよ」
━━━腕を組んで歩く姿の目撃情報も
せつ菜「…すみません、急いでますので」
━━せつ菜さん!その女性と交際してるんじゃないですか!?ちょっとせつ菜さん!
101: 2021/05/28(金) 06:39:38.58 ID:JjOy1r0Q
────
──
侑「送ってくれてありがとう」
侑「ここまででいいよ、菜々ちゃんも戻るの大変でしょ?」
菜々「そ、そうですね」
侑「じゃ、また明日ね」
菜々「はい、また明日学校で・・・・・・」
・
・
・
菜々「あの! 侑さん!」
侑「え? どうしたの?」
菜々「・・・・・・い、いえ・・・ 何でもありません・・・」
侑「??」
侑「それじゃ!」
分岐①
おしまい!!
分岐②
~めでたしめでたし~
分岐③
歩夢「侑ちゃん?」
侑「!?」
侑「あれ? 歩夢? こんなところでどうしたの?」
歩夢「侑ちゃんこそどうしたの?」
侑「ちょ・・・ ちょっとね! あはは・・・」
歩夢「でもばったり会うなんて奇遇だね!」にこっ
侑「うん、そうだね」
歩夢「一緒にかえ ?」
──
侑「送ってくれてありがとう」
侑「ここまででいいよ、菜々ちゃんも戻るの大変でしょ?」
菜々「そ、そうですね」
侑「じゃ、また明日ね」
菜々「はい、また明日学校で・・・・・・」
・
・
・
菜々「あの! 侑さん!」
侑「え? どうしたの?」
菜々「・・・・・・い、いえ・・・ 何でもありません・・・」
侑「??」
侑「それじゃ!」
分岐①
おしまい!!
分岐②
~めでたしめでたし~
分岐③
歩夢「侑ちゃん?」
侑「!?」
侑「あれ? 歩夢? こんなところでどうしたの?」
歩夢「侑ちゃんこそどうしたの?」
侑「ちょ・・・ ちょっとね! あはは・・・」
歩夢「でもばったり会うなんて奇遇だね!」にこっ
侑「うん、そうだね」
歩夢「一緒にかえ ?」
104: 2021/05/28(金) 06:54:55.11 ID:JjOy1r0Q
~めでたしめでたし~
108: 2021/05/28(金) 08:29:08.98 ID:JjOy1r0Q
②はこれでトゥルーエンドです
めでたしめでたし
めでたしめでたし
118: 2021/05/28(金) 15:50:35.12 ID:JjOy1r0Q
昨日の夜3パターンに分岐させようと思ってたら眠くなって寝た
下書きだけ書いてたから朝起きてそのままポチっただけ
①と②に違い持たせるつもりだったけどもう考えるの面倒くさいから①と②は同じで
③は別スレ立てた方いいかもな
下書きだけ書いてたから朝起きてそのままポチっただけ
①と②に違い持たせるつもりだったけどもう考えるの面倒くさいから①と②は同じで
③は別スレ立てた方いいかもな
109: 2021/05/28(金) 08:51:02.84 ID:FpLz83/u
すごくよかったありがとう
117: 2021/05/28(金) 10:12:59.11 ID:PDIQ20ec
んほぉ~この菜々たまんねぇ~
続けて、どうぞ
続けて、どうぞ
120: 2021/05/28(金) 17:35:57.86 ID:LMx44Poz
とりあえず②でこのスレは完結
あらたに③を別スレで始めてくれてもええんやで?
あらたに③を別スレで始めてくれてもええんやで?
121: 2021/05/28(金) 18:43:41.13 ID:PDIQ20ec
このままゆうななイチャイチャ見たいなあ…(チラッ)
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1621945984/