8: 2021/05/21(金) 11:08:33.40 ID:WVtCIraJ
果林「エ、エマ!?朝から大声出してどうしたの?エマは元々スイス出身じゃない」
エマ「それはそうですけど違うんですぅ!」
果林「それに果林さん呼びとかですます調とか…またネットで変な日本語を覚えちゃったのね…」
エマ「どうしてそう変な所で察しが悪いんですか!口調で分かりませんか!?私ですよ私!」
エマ「それはそうですけど違うんですぅ!」
果林「それに果林さん呼びとかですます調とか…またネットで変な日本語を覚えちゃったのね…」
エマ「どうしてそう変な所で察しが悪いんですか!口調で分かりませんか!?私ですよ私!」
10: 2021/05/21(金) 11:17:02.57 ID:WVtCIraJ
果林「そう言われてもエマはエマじゃない…」
エマ「あーもう!姫乃ですよ!藤黄学園の2年生で貴方の大ファンの綾小路姫乃ですぅ!」
果林「?????エマなのに姫乃ちゃん…?」プシュー
エマ「あああ!果林さんのCPU使用率が100%に!」
エマ「あーもう!姫乃ですよ!藤黄学園の2年生で貴方の大ファンの綾小路姫乃ですぅ!」
果林「?????エマなのに姫乃ちゃん…?」プシュー
エマ「あああ!果林さんのCPU使用率が100%に!」
13: 2021/05/21(金) 11:32:06.59 ID:WVtCIraJ
~間~
果林「んっ…ここは…私の部屋?」
エマ「そうですよ、考えすぎで倒れたから部屋まで連れてきたんですからね」
果林「えっと…見た目はエマだけど姫乃ちゃん…だったかしら?」
エマ「やっと理解してくれたんですね…そうです、姫乃です」
果林「それでどうして姫乃ちゃんがエマに変装しているの?」
エマ「」ズッコケー
果林「んっ…ここは…私の部屋?」
エマ「そうですよ、考えすぎで倒れたから部屋まで連れてきたんですからね」
果林「えっと…見た目はエマだけど姫乃ちゃん…だったかしら?」
エマ「やっと理解してくれたんですね…そうです、姫乃です」
果林「それでどうして姫乃ちゃんがエマに変装しているの?」
エマ「」ズッコケー
16: 2021/05/21(金) 11:44:59.96 ID:WVtCIraJ
果林「さては特殊メイクか何かの実験ね?しずくちゃんか璃奈ちゃん辺りの…よく出来てるわねぇ、本当にエマそっくり」ムニムニ
エマ「ひょっと!ほっへはをひっはらないでふだはい~!」
果林「あら、アニメみたいに破けたりはしないのね」
エマ「朝起きたらこうなってたって言ったじゃないですかぁ!この身体は紛れもなくスイ……エマ・ヴェルデさん本人のものですよ!」
果林「えぇ…それは流石に非現実的すぎないかしら…」
エマ「ひょっと!ほっへはをひっはらないでふだはい~!」
果林「あら、アニメみたいに破けたりはしないのね」
エマ「朝起きたらこうなってたって言ったじゃないですかぁ!この身体は紛れもなくスイ……エマ・ヴェルデさん本人のものですよ!」
果林「えぇ…それは流石に非現実的すぎないかしら…」
21: 2021/05/21(金) 12:11:58.77 ID:WVtCIraJ
エマ「じゃあ自分の手で確かめてみてください!」ガシッ
果林「!?」モミモミ
エマ「んっ///ほ、ほ~らどうですか?この胸の触感は本物に違いないですよぉ?」モマレモマレ
果林「た、確かにこの感触はエマのおっ〇〇…!」
エマ(これで信じてもらうのなんか複雑だなぁ)
果林「……分かったわ、どうしてこうなったのか経緯を説明してもらえる?」
エマ「分かりました、話の始まりは今朝に遡ります…」
果林(それは遡るって言うほどかしら)
果林「!?」モミモミ
エマ「んっ///ほ、ほ~らどうですか?この胸の触感は本物に違いないですよぉ?」モマレモマレ
果林「た、確かにこの感触はエマのおっ〇〇…!」
エマ(これで信じてもらうのなんか複雑だなぁ)
果林「……分かったわ、どうしてこうなったのか経緯を説明してもらえる?」
エマ「分かりました、話の始まりは今朝に遡ります…」
果林(それは遡るって言うほどかしら)
27: 2021/05/21(金) 13:46:23.14 ID:WVtCIraJ
~回想~
ピピピピピピピピ
姫乃?「んっ…あれっ…目覚ましどこ…?」ピッ
姫乃?「スマホかぁ…おかしいなぁ、目覚まし時計のはずなのに」
姫乃?「体が重い…風邪引いた?でも体冷やすようなことはしてないし」
姫乃?「っていうか私の部屋じゃない!?ここはどこ!?」ハッ!
姫乃?「ん"っ"ん"ん"っ"なんだか声もおかしい、どこかで聞いた覚えのある声だけど…」
姫乃?「あっ姿見が!」ダッ
ピピピピピピピピ
姫乃?「んっ…あれっ…目覚ましどこ…?」ピッ
姫乃?「スマホかぁ…おかしいなぁ、目覚まし時計のはずなのに」
姫乃?「体が重い…風邪引いた?でも体冷やすようなことはしてないし」
姫乃?「っていうか私の部屋じゃない!?ここはどこ!?」ハッ!
姫乃?「ん"っ"ん"ん"っ"なんだか声もおかしい、どこかで聞いた覚えのある声だけど…」
姫乃?「あっ姿見が!」ダッ
28: 2021/05/21(金) 13:57:13.93 ID:WVtCIraJ
姫乃?「こ、この人は虹ヶ咲学園の…」
エマ「エマさん…!」
エマ「ど、どどどどうして…!?」
エマ「前に果林さんはエマさんと同じ寮に住んでるって言ってた…とりあえず果林さんに助けてもらおう!」
エマ「でもパジャマのままじゃダメだよね…着替えないと…」ヌギヌギ
エマ(人の体で着替えるのってなんだか申し訳なさが…)ブルンッ!
エマ「……」ムニュッ
エマ(胸、私よりかなり大きい…)
エマ「いやいや、そんな事してる場合じゃない!服は…制服で良いよね?」
エマ「エマさん…!」
エマ「ど、どどどどうして…!?」
エマ「前に果林さんはエマさんと同じ寮に住んでるって言ってた…とりあえず果林さんに助けてもらおう!」
エマ「でもパジャマのままじゃダメだよね…着替えないと…」ヌギヌギ
エマ(人の体で着替えるのってなんだか申し訳なさが…)ブルンッ!
エマ「……」ムニュッ
エマ(胸、私よりかなり大きい…)
エマ「いやいや、そんな事してる場合じゃない!服は…制服で良いよね?」
30: 2021/05/21(金) 14:00:38.22 ID:WVtCIraJ
エマ「鍵は寮だし閉めなくても大丈夫だよね、どこにあるかも分からないし」
エマ(早く解決したいし走って行きますか)タッタッ
エマ「ぐえっ」ズデー
エマ「ううっ…身長高いし重心も胸が大きいせいで普段と違って走りづらい…」
エマ(早く解決したいし走って行きますか)タッタッ
エマ「ぐえっ」ズデー
エマ「ううっ…身長高いし重心も胸が大きいせいで普段と違って走りづらい…」
32: 2021/05/21(金) 14:06:43.81 ID:WVtCIraJ
~回想終~
エマ「という訳で果林さんに会うまでに至ります」
果林「なるほどねぇ…こういう時は璃奈ちゃんに相談するのが一番ね」プルル
果林「もしもし、璃奈ちゃん?」
璃奈『もしもし、果林さん?休日の朝に電話なんて珍しいね、何か用事?」
~間~
果林「~っていう事態になってるんだけど璃奈ちゃんは何か知らないかしら?」
璃奈「それは私にも分からないかな、発明品にもそんなものは無いし…」
エマ「という訳で果林さんに会うまでに至ります」
果林「なるほどねぇ…こういう時は璃奈ちゃんに相談するのが一番ね」プルル
果林「もしもし、璃奈ちゃん?」
璃奈『もしもし、果林さん?休日の朝に電話なんて珍しいね、何か用事?」
~間~
果林「~っていう事態になってるんだけど璃奈ちゃんは何か知らないかしら?」
璃奈「それは私にも分からないかな、発明品にもそんなものは無いし…」
33: 2021/05/21(金) 14:13:14.57 ID:WVtCIraJ
果林「璃奈ちゃんにも分からないならお手上げね…」
璃奈「でも話を聞いて興味が湧いてきた、今日は用事があるから明日にみんな揃って会える?」
果林「明日は私も仕事が無いし、エマと姫乃ちゃんはこのままじゃ何も出来ないから会いましょう」
璃奈「分かった、また何か分かったら連絡する」ガチャツーツー
果林「そういえばエマの心はどこに居るの?やっぱり姫乃ちゃんの身体に入ってるのかしら?」
エマ「確かに気になりますね、私の携帯にかけてみます」プルル
果林(ナチュラルにエマのスマホが出てきた…)
璃奈「でも話を聞いて興味が湧いてきた、今日は用事があるから明日にみんな揃って会える?」
果林「明日は私も仕事が無いし、エマと姫乃ちゃんはこのままじゃ何も出来ないから会いましょう」
璃奈「分かった、また何か分かったら連絡する」ガチャツーツー
果林「そういえばエマの心はどこに居るの?やっぱり姫乃ちゃんの身体に入ってるのかしら?」
エマ「確かに気になりますね、私の携帯にかけてみます」プルル
果林(ナチュラルにエマのスマホが出てきた…)
34: 2021/05/21(金) 14:17:51.07 ID:WVtCIraJ
なんか話の流れが回りくどいな…
39: 2021/05/21(金) 19:25:31.22 ID:WVtCIraJ
バァン!
???「姫乃ちゃん居る!?」
エマ(姫乃)「その声は…私!」
姫乃(エマ)「そう、そしてその声は私のもの」
果林「手間が省けたわね、頭も痛くなってきた…」
???「姫乃ちゃん居る!?」
エマ(姫乃)「その声は…私!」
姫乃(エマ)「そう、そしてその声は私のもの」
果林「手間が省けたわね、頭も痛くなってきた…」
40: 2021/05/21(金) 19:30:36.27 ID:WVtCIraJ
~間~
姫乃「かくかくしかじかでここまで辿り着いたんだよ」
エマ「自分が動いて喋ってるのを第三者視点で見てるのってすごく気持ち悪いですね」
姫乃「分かるよぉ、録音した声を聞いてるとモヤモヤするもんねぇ」
果林「何も起きてないのに混ざってる私が一番混乱してるかも」ハァ~
姫乃「果林ちゃん、ため息吐くと幸せが逃げちゃうよ」
果林「年下のはずの姫乃ちゃんに注意されるのもムズムズするわ…」
姫乃「かくかくしかじかでここまで辿り着いたんだよ」
エマ「自分が動いて喋ってるのを第三者視点で見てるのってすごく気持ち悪いですね」
姫乃「分かるよぉ、録音した声を聞いてるとモヤモヤするもんねぇ」
果林「何も起きてないのに混ざってる私が一番混乱してるかも」ハァ~
姫乃「果林ちゃん、ため息吐くと幸せが逃げちゃうよ」
果林「年下のはずの姫乃ちゃんに注意されるのもムズムズするわ…」
41: 2021/05/21(金) 19:38:29.61 ID:WVtCIraJ
エマ「エマさん、こうなった原因に何か心当たりは有りますか?」
姫乃「ううん、昨日はいつも通りに学校に行って同好会に出たぐらいで特別なことは何も…姫乃ちゃんも?」
エマ「はい…」ブルッ
エマ(あっ…起きてから一回もトイレ行ってないから…)ムズムズ
果林「あらエマ…じゃなかった、姫乃ちゃんどうしたの?」
エマ「その、お恥ずかしいのですがお手洗いに…」モジモジ
果林「それなら廊下の2番目のドアよ」
エマ「いやその…エマさんの体で行くのが恥ずかしくて…」
姫乃「ううん、昨日はいつも通りに学校に行って同好会に出たぐらいで特別なことは何も…姫乃ちゃんも?」
エマ「はい…」ブルッ
エマ(あっ…起きてから一回もトイレ行ってないから…)ムズムズ
果林「あらエマ…じゃなかった、姫乃ちゃんどうしたの?」
エマ「その、お恥ずかしいのですがお手洗いに…」モジモジ
果林「それなら廊下の2番目のドアよ」
エマ「いやその…エマさんの体で行くのが恥ずかしくて…」
47: 2021/05/22(土) 00:11:22.34 ID:YVarUS8j
~番外編 もし姫乃と果林が入れ替わっていたら~
果林(姫乃)「ああ、これが果林さんの身体…!」
果林「きめ細やかな肌、鍛え上げられた躰、艶やかでサラサラの髪…!」
果林「ガラス細工のような瞳、アイドルとして鍛えられた筋肉、それを覆い隠すうっすらとした脂肪、モデル体型の極地とも言えるこの身体…♡」
果林「今この瞬間に果林さんの整った鼻を通り、肺を動かし、血液に酸素を乗せ、身体の末端まで動かしているのはこの私…♡」
果林「ああ、私が果林さんの脳を使って身体に命令を出しているっ…!私の体に入っているであろう果林さんよりも今の私の方が"朝香果林"なんですね…♡」
果林「興奮していたら生唾が…果林さんの生唾…ああっ愛おしい…♡」ゴクリ
果林(姫乃)「ああ、これが果林さんの身体…!」
果林「きめ細やかな肌、鍛え上げられた躰、艶やかでサラサラの髪…!」
果林「ガラス細工のような瞳、アイドルとして鍛えられた筋肉、それを覆い隠すうっすらとした脂肪、モデル体型の極地とも言えるこの身体…♡」
果林「今この瞬間に果林さんの整った鼻を通り、肺を動かし、血液に酸素を乗せ、身体の末端まで動かしているのはこの私…♡」
果林「ああ、私が果林さんの脳を使って身体に命令を出しているっ…!私の体に入っているであろう果林さんよりも今の私の方が"朝香果林"なんですね…♡」
果林「興奮していたら生唾が…果林さんの生唾…ああっ愛おしい…♡」ゴクリ
50: 2021/05/22(土) 09:23:41.04 ID:YVarUS8j
姫乃「そんなの気にしなくていいよ!私ももう済ませちゃったし!」
エマ「へっ?///そ、そうなんですね…では私も…」
バタン
エマ(私だけ変に意識してたみたいで恥ずかしいです…)
エマ(そうですよね、いつも通りに済ませるだけ)ショワアアア
エマ(エマさんが貯めてたものを私が出しちゃってる)ピトッ…
エマ「あとは拭くだけだけど胸が邪魔で下が見えない…よいしょっ」フキフキ
エマ(髪が赤いからもしかしてと思ってましたけど本当に下の毛も赤いんですね…)
エマ「あんまり遅くならないうちに戻らないと」ガチャッ
エマ「へっ?///そ、そうなんですね…では私も…」
バタン
エマ(私だけ変に意識してたみたいで恥ずかしいです…)
エマ(そうですよね、いつも通りに済ませるだけ)ショワアアア
エマ(エマさんが貯めてたものを私が出しちゃってる)ピトッ…
エマ「あとは拭くだけだけど胸が邪魔で下が見えない…よいしょっ」フキフキ
エマ(髪が赤いからもしかしてと思ってましたけど本当に下の毛も赤いんですね…)
エマ「あんまり遅くならないうちに戻らないと」ガチャッ
51: 2021/05/22(土) 11:08:19.88 ID:NHaefGHu
エマ「お待たせしました」ペコリ
果林「ちょうど今戻る方法について考えていたところなのよ、姫乃ちゃんはどう思う?」
姫乃「私は頭をぶつけたりするのが効果的だと思うの!漫画とかでもよくあるよね!」
エマ「雷に打たれたり階段を一緒に落ちる、というのもお約束の展開ではありますが流石に危険ですからねぇ」
果林「本格的な話は明日にするとして今日は出来そうなことから試してみましょうか」
エマ「そうですね、私も賛成です」
果林(中身が姫乃ちゃんなのは分かってるけどエマに敬語使われるのは不思議な気分ね…慣れそうにないわ)
果林「ちょうど今戻る方法について考えていたところなのよ、姫乃ちゃんはどう思う?」
姫乃「私は頭をぶつけたりするのが効果的だと思うの!漫画とかでもよくあるよね!」
エマ「雷に打たれたり階段を一緒に落ちる、というのもお約束の展開ではありますが流石に危険ですからねぇ」
果林「本格的な話は明日にするとして今日は出来そうなことから試してみましょうか」
エマ「そうですね、私も賛成です」
果林(中身が姫乃ちゃんなのは分かってるけどエマに敬語使われるのは不思議な気分ね…慣れそうにないわ)
52: 2021/05/22(土) 11:42:05.32 ID:NHaefGHu
姫乃「それじゃあまずは頭をぶつけるからやってみよう!」
エマ「痛そうですが…覚悟は出来ています!」
果林「冷やすものの準備はしておくわ」ゴソゴソ
姫乃「姫乃ちゃん!行くよ!」ゴッ!
エマ「はい!」ガッ
姫乃「~~ッッッッッ!!???」ゴロゴロ
エマ「いってて……」
果林「エマ大丈夫!?」
姫乃「果林ちゃん、とっても痛いけど大丈夫だよ…」ズキズキ
エマ「私も痛いですけどもんどりうつ程では…」
果林「エマの頭は石頭、という事になるのかしら?」
エマ「戻れてませんし失敗ですね」
姫乃「そうだね…」
エマ「痛そうですが…覚悟は出来ています!」
果林「冷やすものの準備はしておくわ」ゴソゴソ
姫乃「姫乃ちゃん!行くよ!」ゴッ!
エマ「はい!」ガッ
姫乃「~~ッッッッッ!!???」ゴロゴロ
エマ「いってて……」
果林「エマ大丈夫!?」
姫乃「果林ちゃん、とっても痛いけど大丈夫だよ…」ズキズキ
エマ「私も痛いですけどもんどりうつ程では…」
果林「エマの頭は石頭、という事になるのかしら?」
エマ「戻れてませんし失敗ですね」
姫乃「そうだね…」
53: 2021/05/22(土) 11:53:50.60 ID:NHaefGHu
エマ「他によくある表現となると…キスでしょうか?」
姫乃「それもあるあるだね、これなら痛くないし」
エマ「では今度はこっちから…」
姫乃「…」ドキドキ
姫乃「姫乃ちゃん!やっぱりストップ!」
エマ「えっ?どうしたんですか?」
姫乃「自分とキスするって思うと緊張しちゃって…ドキドキが止まらないの」
エマ「そう言われるとなんだかこっちまでドキドキしてきちゃいました…」
果林「目を瞑ればいいじゃない」
姫乃「それはそうだけど!そうじゃないの!」
果林「えぇ…」
姫乃「それもあるあるだね、これなら痛くないし」
エマ「では今度はこっちから…」
姫乃「…」ドキドキ
姫乃「姫乃ちゃん!やっぱりストップ!」
エマ「えっ?どうしたんですか?」
姫乃「自分とキスするって思うと緊張しちゃって…ドキドキが止まらないの」
エマ「そう言われるとなんだかこっちまでドキドキしてきちゃいました…」
果林「目を瞑ればいいじゃない」
姫乃「それはそうだけど!そうじゃないの!」
果林「えぇ…」
54: 2021/05/22(土) 12:42:33.27 ID:NHaefGHu
エマ「ま、まぁそうは言ってても仕方ないですしささっとやってしまいませんか?」
姫乃「それもそうだよね…」
エマ「…」
姫乃「…」
エマ(これが私の唇の感触…)
姫乃(指で触ったことはあるけど…)
エマ「…///」
姫乃「…///」
姫乃「それもそうだよね…」
エマ「…」
姫乃「…」
エマ(これが私の唇の感触…)
姫乃(指で触ったことはあるけど…)
エマ「…///」
姫乃「…///」
57: 2021/05/22(土) 18:57:21.52 ID:NHaefGHu
果林「…で、結局戻らなかった訳だけど」
姫乃「頭をぶつけるのとは違う意味で疲れちゃった…」
エマ「そうですね…」
グゥ~ッ
エマ「あっ///」
果林「ふふっ、あらあら」
エマ「ご、ごめんなさい!起きてから何も食べてなかったからお腹が…」カァァァ///
姫乃「分かるよぉその気持ち!ちょっと待っててね、何か作ってくるよ」
果林「エマ、悪いんだけど私の分もお願い出来るかしら?」
姫乃「分かった、冷蔵庫と台所少し借りるね」
果林「じゃあ私たちは待ってる間に状況の整理でもしましょうか」
姫乃「頭をぶつけるのとは違う意味で疲れちゃった…」
エマ「そうですね…」
グゥ~ッ
エマ「あっ///」
果林「ふふっ、あらあら」
エマ「ご、ごめんなさい!起きてから何も食べてなかったからお腹が…」カァァァ///
姫乃「分かるよぉその気持ち!ちょっと待っててね、何か作ってくるよ」
果林「エマ、悪いんだけど私の分もお願い出来るかしら?」
姫乃「分かった、冷蔵庫と台所少し借りるね」
果林「じゃあ私たちは待ってる間に状況の整理でもしましょうか」
58: 2021/05/22(土) 19:18:36.62 ID:NHaefGHu
エマ「私とエマさんは今朝起きたら入れ替わっていて、その原因は不明」
果林「一緒にライブをした事はあるけどそこまで密接な関係でもなかったものね」
エマ「そして…」
・頭をぶつける
・キスをする
エマ「これらの戻る方法を試してみたけど戻れませんでした」
果林「そういえば今のあなた達は普段と違う体を使っている訳だけど…脳の違いって感じるのかしら?」
エマ「……?脳の違い、と言いますと?」
果林「一緒にライブをした事はあるけどそこまで密接な関係でもなかったものね」
エマ「そして…」
・頭をぶつける
・キスをする
エマ「これらの戻る方法を試してみたけど戻れませんでした」
果林「そういえば今のあなた達は普段と違う体を使っている訳だけど…脳の違いって感じるのかしら?」
エマ「……?脳の違い、と言いますと?」
59: 2021/05/22(土) 19:30:25.26 ID:NHaefGHu
果林「今の姫乃ちゃんはエマの身体を動かしている訳だけど、その命令を送っているのはその身体の脳じゃない?」
果林「つまり運動神経や記憶は脳に依存するんじゃないか、と考えたのよ」
果林「運動神経に関しては球技が苦手なしずくちゃんや運動神経抜群の愛の体なら分かりやすかったかもしれないわね」
果林「記憶はそうね…確かこの辺に置いたはずなんだけど…あったあった」ゴソゴソ
果林「エマから借りたイタリアのファッション雑誌よ、私には読めないけど…もしかしたら今の姫乃ちゃんなら読めるんじゃないかしら?」
エマ「なるほど…」ペラペラ
果林「つまり運動神経や記憶は脳に依存するんじゃないか、と考えたのよ」
果林「運動神経に関しては球技が苦手なしずくちゃんや運動神経抜群の愛の体なら分かりやすかったかもしれないわね」
果林「記憶はそうね…確かこの辺に置いたはずなんだけど…あったあった」ゴソゴソ
果林「エマから借りたイタリアのファッション雑誌よ、私には読めないけど…もしかしたら今の姫乃ちゃんなら読めるんじゃないかしら?」
エマ「なるほど…」ペラペラ
66: 2021/05/22(土) 21:16:15.30 ID:NHaefGHu
エマ「……果林さんの言う通りです、まるで日本語を読むみたいにスラスラとイタリア語が読めます」
果林「ふぅん、今度はこっちの教科書の小説を読んでくれない?」
エマ(自分で小説は持ってないんだ…)ペラペラ
エマ「…!?」
果林「どうかしら?」
エマ「読めます…読めるんですが…」
エマ「ほとんど頭に入ってこないんです、字が滑ると言いますかモヤがかかってる様な感じというか」
果林「つまり一部の能力は身体に依存するのね…璃奈ちゃんに会ったら報告しないと」
エマ「母国語のはずの日本語が読めないと言うのはなんだか恐ろしいです、自分が自分でなくなってしまったかのようで…」
果林「こればっかりはどうしようも無いわね…見地が広がったと思いましょう」
果林「ふぅん、今度はこっちの教科書の小説を読んでくれない?」
エマ(自分で小説は持ってないんだ…)ペラペラ
エマ「…!?」
果林「どうかしら?」
エマ「読めます…読めるんですが…」
エマ「ほとんど頭に入ってこないんです、字が滑ると言いますかモヤがかかってる様な感じというか」
果林「つまり一部の能力は身体に依存するのね…璃奈ちゃんに会ったら報告しないと」
エマ「母国語のはずの日本語が読めないと言うのはなんだか恐ろしいです、自分が自分でなくなってしまったかのようで…」
果林「こればっかりはどうしようも無いわね…見地が広がったと思いましょう」
67: 2021/05/22(土) 21:47:40.50 ID:NHaefGHu
姫乃「ご飯出来たよー!」
果林「ちょうど良いタイミングだしリラックスしましょう」
姫乃「もうお昼過ぎちゃってるから朝ご飯も兼ねて多めに作っちゃった!」
エマ果林姫乃「「「いただきまーす!」」」
果林「ちょうど良いタイミングだしリラックスしましょう」
姫乃「もうお昼過ぎちゃってるから朝ご飯も兼ねて多めに作っちゃった!」
エマ果林姫乃「「「いただきまーす!」」」
68: 2021/05/22(土) 22:20:55.38 ID:NHaefGHu
姫乃「ん~♪このパンとってもボーノ!」
果林「この前かすみちゃんに教えてもらったのよ」
エマ「卵かけご飯ってこんなに美味しいものだったんですね!私知りませんでした!」
果林「ふふっ、それもエマの味覚だからかもしれないわね」
~間~
エマ「果林さんの食にもストイックなその姿勢…憧れますぅ…」キラキラ
果林「そういう姫乃ちゃんは食べ足りないんじゃないの?」
エマ「そ、そんなことないですよ!」
果林「無理しなくても良いのよ、それにエマを見て」
姫乃「おかしいなぁ、いつもより少ないはずなのに…」ウップ
果林「いつも通りの感覚で食べた結果ああなってるのよ」
エマ「ひっ…私のお腹があんなに…」
果林「この前かすみちゃんに教えてもらったのよ」
エマ「卵かけご飯ってこんなに美味しいものだったんですね!私知りませんでした!」
果林「ふふっ、それもエマの味覚だからかもしれないわね」
~間~
エマ「果林さんの食にもストイックなその姿勢…憧れますぅ…」キラキラ
果林「そういう姫乃ちゃんは食べ足りないんじゃないの?」
エマ「そ、そんなことないですよ!」
果林「無理しなくても良いのよ、それにエマを見て」
姫乃「おかしいなぁ、いつもより少ないはずなのに…」ウップ
果林「いつも通りの感覚で食べた結果ああなってるのよ」
エマ「ひっ…私のお腹があんなに…」
70: 2021/05/22(土) 23:24:09.03 ID:NHaefGHu
果林「明日は璃奈ちゃんと会うから今日は姫乃ちゃんの体はここでお泊まりにしようかと思うんだけど、大丈夫かしら?」
エマ「じゃあ私が家に連絡しますね」ガチャッ
エマ「そうか、エマさんだから顔認証も指紋も使えないんですね」ポチポチ
果林「替えの服も用意しなきゃいけないし買い物も兼ねて食後の散歩に行かない?ほらエマ立てる?」
姫乃「うーん…あともうちょっと待って…」
エマ「戻った後のことを考えたくないです…」
エマ「じゃあ私が家に連絡しますね」ガチャッ
エマ「そうか、エマさんだから顔認証も指紋も使えないんですね」ポチポチ
果林「替えの服も用意しなきゃいけないし買い物も兼ねて食後の散歩に行かない?ほらエマ立てる?」
姫乃「うーん…あともうちょっと待って…」
エマ「戻った後のことを考えたくないです…」
71: 2021/05/22(土) 23:35:30.50 ID:NHaefGHu
~間~
エマ「自分で自分を見ながら服を選ぶのは貴重な経験でしたぁ」
姫乃「私も普段とは違う服のチョイスにしてみたんだ~!」
果林「こういう姫乃ちゃんも新鮮でアリだと思うわよ、和の雰囲気の姫乃ちゃんと牧歌的なチョイスの融合ね」
エマ「現役モデルの果林さんに褒めていただけるなんて…私もうこのまま死んでも後悔は無いですぅ…!」
姫乃「私の体で死なないでね!?」
果林「ふふっ、そうしたら閻魔様に裁かれるのは魂か身体どっちなのかしらね?」
姫乃「もう果林ちゃんも乗っからないでよ~!」
???「あそこに居るのは…エマさ~ん!果林さ~ん!」
エマ「自分で自分を見ながら服を選ぶのは貴重な経験でしたぁ」
姫乃「私も普段とは違う服のチョイスにしてみたんだ~!」
果林「こういう姫乃ちゃんも新鮮でアリだと思うわよ、和の雰囲気の姫乃ちゃんと牧歌的なチョイスの融合ね」
エマ「現役モデルの果林さんに褒めていただけるなんて…私もうこのまま死んでも後悔は無いですぅ…!」
姫乃「私の体で死なないでね!?」
果林「ふふっ、そうしたら閻魔様に裁かれるのは魂か身体どっちなのかしらね?」
姫乃「もう果林ちゃんも乗っからないでよ~!」
???「あそこに居るのは…エマさ~ん!果林さ~ん!」
73: 2021/05/23(日) 00:21:17.81 ID:f/o0RKu5
~番外編2 もし彼方と○○○が入れ替わったら~
しずく「──きて!おーい起きてってば!」
彼方(あれぇ?彼方ちゃん家で寝てなかったっけ?どうしてしずくちゃんが?)
彼方?「バフゥ…ワン!」(おはよう、しずくちゃん)
彼方?(……へっ?)
しずく「朝ご飯の前に散歩行くからね!ほら立ってオフィーリア!」
オフィーリア「キャイン!?」(オフィーリア!?)
オフィーリア(もしかして彼方ちゃんオフィーリアになっちゃったの!?夢の続き!?)
しずく「オフィーリア散歩好きだもんね、ほら行こう!」グッ
オフィーリア「ババウワン!」(ちょっと待ってよしずくちゃ~ん!)
ーその頃近江家ー
遥「お姉ちゃんどうしちゃったの!?」
彼方「わん!わん!」(四つん這い)
遥「犬の真似してたって分かんないよ!」
彼方「わふぅ…」ペロペロ
遥「ちょっ、お姉ちゃんやめてよ!顔なんて舐めちゃダメ!」
彼方「くぅーん…」(悲しげ)
遥「お姉ちゃんがおかしくなっちゃった…私たちが負担をかけ過ぎちゃったから…?」
しずく「──きて!おーい起きてってば!」
彼方(あれぇ?彼方ちゃん家で寝てなかったっけ?どうしてしずくちゃんが?)
彼方?「バフゥ…ワン!」(おはよう、しずくちゃん)
彼方?(……へっ?)
しずく「朝ご飯の前に散歩行くからね!ほら立ってオフィーリア!」
オフィーリア「キャイン!?」(オフィーリア!?)
オフィーリア(もしかして彼方ちゃんオフィーリアになっちゃったの!?夢の続き!?)
しずく「オフィーリア散歩好きだもんね、ほら行こう!」グッ
オフィーリア「ババウワン!」(ちょっと待ってよしずくちゃ~ん!)
ーその頃近江家ー
遥「お姉ちゃんどうしちゃったの!?」
彼方「わん!わん!」(四つん這い)
遥「犬の真似してたって分かんないよ!」
彼方「わふぅ…」ペロペロ
遥「ちょっ、お姉ちゃんやめてよ!顔なんて舐めちゃダメ!」
彼方「くぅーん…」(悲しげ)
遥「お姉ちゃんがおかしくなっちゃった…私たちが負担をかけ過ぎちゃったから…?」
79: 2021/05/23(日) 22:05:21.33 ID:NZQZRIP0
果林「あら?誰かに呼ばれた気がしたんだけど…」キョロキョロ
しずく「後ろですよ」ニュッ
姫乃「わっ!しずくちゃん!?」
しずく「へえっ!?」
しずく「貴方は藤黄学園の綾小路さん、ですよね?えっ?どうして???」
エマ「それには色々と深い理由がありまして…」
しずく「どうしたんですかエマさん!?そんなに畏まって!」
果林「私が説明するわね…」ハァ~
しずく「後ろですよ」ニュッ
姫乃「わっ!しずくちゃん!?」
しずく「へえっ!?」
しずく「貴方は藤黄学園の綾小路さん、ですよね?えっ?どうして???」
エマ「それには色々と深い理由がありまして…」
しずく「どうしたんですかエマさん!?そんなに畏まって!」
果林「私が説明するわね…」ハァ~
81: 2021/05/23(日) 22:29:25.21 ID:NZQZRIP0
~間~
しずく「つまりエマさんと綾小路さんは入れ替わっている、という認識でいいでしょうか?」
果林「ええそういう事よ、信じがたいでしょうけど」
しずく「いえいえ!流石にこの状況を見て信じられない程私は疑い深くありませんよ!」
しずく「それにお二人の仕草や自然な口調を見るに本当そうですからね!もしこれが演技なら演劇部員として放っておけませんよ!」
しずく「それにしても入れ替わりなんて本当に起きるんですね、劇や舞台では度々取り上げられるテーマですが私も実際に体感すればもっと演技の幅や役作りに深みが……」ブツブツ
姫乃「そういえば今日はお休みなのにどうしてしずくちゃんはこっちに来てるの?」
しずく「今度演劇部で小さな劇場を借りてお芝居をするんです、今日はその練習があって帰り道にたまたま、という訳です」
しずく「つまりエマさんと綾小路さんは入れ替わっている、という認識でいいでしょうか?」
果林「ええそういう事よ、信じがたいでしょうけど」
しずく「いえいえ!流石にこの状況を見て信じられない程私は疑い深くありませんよ!」
しずく「それにお二人の仕草や自然な口調を見るに本当そうですからね!もしこれが演技なら演劇部員として放っておけませんよ!」
しずく「それにしても入れ替わりなんて本当に起きるんですね、劇や舞台では度々取り上げられるテーマですが私も実際に体感すればもっと演技の幅や役作りに深みが……」ブツブツ
姫乃「そういえば今日はお休みなのにどうしてしずくちゃんはこっちに来てるの?」
しずく「今度演劇部で小さな劇場を借りてお芝居をするんです、今日はその練習があって帰り道にたまたま、という訳です」
82: 2021/05/23(日) 22:39:38.77 ID:NZQZRIP0
エマ「私は友達が桜坂さんが主役の舞台を見て感動したと聞いていたので演技に興味がありますねぇ」
しずく「私の演技で人を感動させられたなら役者冥利に尽きますぅ!そうだ、良いこと思い付きました!」
姫乃「良いことって?」
しずく「少し準備しますね、ん"ん"っ"、あーあー」
しずく「私の演技で人を感動させられたなら役者冥利に尽きますぅ!そうだ、良いこと思い付きました!」
姫乃「良いことって?」
しずく「少し準備しますね、ん"ん"っ"、あーあー」
83: 2021/05/23(日) 22:51:13.91 ID:NZQZRIP0
しずく「ハァイ♡朝香果林よ♡」
果林「!?」
しずく「今度は私がしずくちゃんになっちゃって…困ったわ…♡」
しずく「しずくちゃんは私と体型が全然違うからなんだか慣れなくて…きゃっ!」ガシッ
エマ「へっ?」ドスッ
しずく「ごめんなさいエマ、躓いちゃって…」
しずく「エマは今の私でも…愛してくれる…?」
エマ「か、果林さん…?」
果林「ストーップ!」
果林「!?」
しずく「今度は私がしずくちゃんになっちゃって…困ったわ…♡」
しずく「しずくちゃんは私と体型が全然違うからなんだか慣れなくて…きゃっ!」ガシッ
エマ「へっ?」ドスッ
しずく「ごめんなさいエマ、躓いちゃって…」
しずく「エマは今の私でも…愛してくれる…?」
エマ「か、果林さん…?」
果林「ストーップ!」
84: 2021/05/23(日) 23:02:33.73 ID:NZQZRIP0
しずく「どうでしょう!『私と入れ替わった果林さん』という役を即席で演じてみたのですが!」
果林「どうでしょうじゃなくて!」
果林「所々ハートマークが付くような話し方はなんなの?私あんな喋り方しないわよ!?」
しずく「果林さんと言えばセクシーですから妖艶な雰囲気で演じてみたんです!こんな風に♡(セクシー)」
果林「それとどうして私とエマが愛し合ってる設定なのよ!」
しずく「やはり入れ替わりの醍醐味は見た目と中身どちらが大事なのか?というテーマですからね!我ながら迫真の演技だったと思います!」
エマ「果林さんと…愛を…」ポケーッ
果林「迫真すぎて色々と問題なのよ…」
果林「どうでしょうじゃなくて!」
果林「所々ハートマークが付くような話し方はなんなの?私あんな喋り方しないわよ!?」
しずく「果林さんと言えばセクシーですから妖艶な雰囲気で演じてみたんです!こんな風に♡(セクシー)」
果林「それとどうして私とエマが愛し合ってる設定なのよ!」
しずく「やはり入れ替わりの醍醐味は見た目と中身どちらが大事なのか?というテーマですからね!我ながら迫真の演技だったと思います!」
エマ「果林さんと…愛を…」ポケーッ
果林「迫真すぎて色々と問題なのよ…」
87: 2021/05/24(月) 21:54:37.08 ID:J9TAYttS
しずく「果林さん達は明日璃奈さんと会うご予定でしたっけ?」
果林「ええ、そうだけど」
しずく「私もご一緒さs…」
果林「ダメよ」
しずく「えぇ~どうしてですか?」
果林「さっきのを見てると一緒に行動するのが不安になるからよ、もし更に入れ替わりが発生したらオオカミ少年みたいな状態になりかねないもの」
しずく「むぅ~確かに一理ありますが…」プクー
果林「それともしずくちゃんはお姉さんのアドバイス、素直に聞けないのかしら?」
しずく「……分かりました、私は辞めときます…」ションボリ
果林「分かればよろしい、ほらエマも姫乃ちゃんも帰るわよ?」
しずく「皆さん、さようなら…」トボトボ…
果林「…そういう子供っぽい所もしずくちゃんの魅力の一つなのよ♡」
しずく「なあっ!?」
果林「それじゃ、バ~イ♡」
姫乃「しずくちゃんまたねー!」
エマ「…」ポケー
しずく「あっちょっと!……行っちゃった」
しずく「………」
しずく「ん~!最後は果林さんにしてやられた~!」
果林「ええ、そうだけど」
しずく「私もご一緒さs…」
果林「ダメよ」
しずく「えぇ~どうしてですか?」
果林「さっきのを見てると一緒に行動するのが不安になるからよ、もし更に入れ替わりが発生したらオオカミ少年みたいな状態になりかねないもの」
しずく「むぅ~確かに一理ありますが…」プクー
果林「それともしずくちゃんはお姉さんのアドバイス、素直に聞けないのかしら?」
しずく「……分かりました、私は辞めときます…」ションボリ
果林「分かればよろしい、ほらエマも姫乃ちゃんも帰るわよ?」
しずく「皆さん、さようなら…」トボトボ…
果林「…そういう子供っぽい所もしずくちゃんの魅力の一つなのよ♡」
しずく「なあっ!?」
果林「それじゃ、バ~イ♡」
姫乃「しずくちゃんまたねー!」
エマ「…」ポケー
しずく「あっちょっと!……行っちゃった」
しずく「………」
しずく「ん~!最後は果林さんにしてやられた~!」
88: 2021/05/24(月) 22:03:25.85 ID:J9TAYttS
姫乃「しずくちゃんとお話ししてたらすっかり日が暮れちゃったね」
エマ「この後はまた果林さんの部屋でしょうか?」
果林「その前に姫乃ちゃんの着替えをエマの部屋に取りに行くつもりよ」
姫乃「果林ちゃんと同じ部屋で寝るのなんて久しぶりだからワクワクするよ~!」
果林「あら?エマだけ自分の部屋で寝てもいいのよ?」
姫乃「意地悪言わないでよー!そんなこと言う果林ちゃんは後でお仕置きだからね!」
果林「え、エマ!?」
エマ「ふふふ…」ニコニコ
エマ「この後はまた果林さんの部屋でしょうか?」
果林「その前に姫乃ちゃんの着替えをエマの部屋に取りに行くつもりよ」
姫乃「果林ちゃんと同じ部屋で寝るのなんて久しぶりだからワクワクするよ~!」
果林「あら?エマだけ自分の部屋で寝てもいいのよ?」
姫乃「意地悪言わないでよー!そんなこと言う果林ちゃんは後でお仕置きだからね!」
果林「え、エマ!?」
エマ「ふふふ…」ニコニコ
90: 2021/05/24(月) 22:09:55.30 ID:J9TAYttS
~エマの部屋~
姫乃「ただいま~!」ガチャッ
エマ「お邪魔しますぅ」
果林「ふふっ、普通は逆なのに…おかしいわね」
エマ「でもエマさんの体だからかこの部屋の佳織里や雰囲気がなんだか落ち着きます」
姫乃「私が準備する間2人はゆっくりしててね~」
果林「ええ、そうさせてもらうわ」
エマ「私は何かお手伝いしましょうか?」
姫乃「ん~と…じゃあそこの引き出しに下着が入ってるから持って行くのを代わりに選んで!」
エマ「へっ!?わ、分かりました」
姫乃「ただいま~!」ガチャッ
エマ「お邪魔しますぅ」
果林「ふふっ、普通は逆なのに…おかしいわね」
エマ「でもエマさんの体だからかこの部屋の佳織里や雰囲気がなんだか落ち着きます」
姫乃「私が準備する間2人はゆっくりしててね~」
果林「ええ、そうさせてもらうわ」
エマ「私は何かお手伝いしましょうか?」
姫乃「ん~と…じゃあそこの引き出しに下着が入ってるから持って行くのを代わりに選んで!」
エマ「へっ!?わ、分かりました」
94: 2021/05/24(月) 22:48:43.42 ID:J9TAYttS
エマ(うわぁ…ブラおっきい…)
エマ(そうだよね、階段降りる時足元見えなかったしブラだってこれぐらいのサイズになるよね)
エマ(私も果林さんやエマさん程とまでは言わないけどもう少し…」
果林「ブフッ、途中から声に出てたわよ」
エマ「へっ!?あっ……///」
エマ「わ、忘れてください!」
姫乃「なにかあったのー?」ヒョイッ
エマ「何もありません!///」
果林「フフン♪」ニヤニヤ
エマ(そうだよね、階段降りる時足元見えなかったしブラだってこれぐらいのサイズになるよね)
エマ(私も果林さんやエマさん程とまでは言わないけどもう少し…」
果林「ブフッ、途中から声に出てたわよ」
エマ「へっ!?あっ……///」
エマ「わ、忘れてください!」
姫乃「なにかあったのー?」ヒョイッ
エマ「何もありません!///」
果林「フフン♪」ニヤニヤ
95: 2021/05/24(月) 23:13:38.63 ID:J9TAYttS
~果林の部屋~
果林「夕食も美味しかったわ、エマの料理は流石ね」
姫乃「姫乃ちゃんも手伝ってくれて助かったよ~!果林ちゃんももう少しお料理出来る様にならないとね」
果林「体に気を付けたらサラダみたいな簡単な食事が多くなるし別にいいわよ」
エマ「普段はもう少し食べた方がよろしいのでは?」
姫乃「姫乃ちゃんの言う通りだよ、もっとちゃんと食べなきゃ!ほら卵かけご飯、あーん?」
果林「あまり気が進まないけれど…あーん…」
エマ(傍目から見ると私が果林さんにあーんしてる…♡)
果林「夕食も美味しかったわ、エマの料理は流石ね」
姫乃「姫乃ちゃんも手伝ってくれて助かったよ~!果林ちゃんももう少しお料理出来る様にならないとね」
果林「体に気を付けたらサラダみたいな簡単な食事が多くなるし別にいいわよ」
エマ「普段はもう少し食べた方がよろしいのでは?」
姫乃「姫乃ちゃんの言う通りだよ、もっとちゃんと食べなきゃ!ほら卵かけご飯、あーん?」
果林「あまり気が進まないけれど…あーん…」
エマ(傍目から見ると私が果林さんにあーんしてる…♡)
97: 2021/05/24(月) 23:22:01.27 ID:J9TAYttS
エマ「そういえばお風呂はどうします?順番に入ります?」
果林「そうねぇ…部屋のお風呂は3人同時は無理だし…」
姫乃「なら寮の大浴場はどう?今の時間帯なら空いてるんじゃないかな!」
エマ「私は喜んで行かせていただきますが…大丈夫でしょうか?」
姫乃「ん?大丈夫って何が?」
果林「今のエマは姫乃ちゃんの体だから部外者でしょ、それを心配してるんじゃない?」
エマ「ええ、そうなんです」
姫乃「それなら大丈夫だよ!住んでる人多いからみんながみんな顔を知ってる訳じゃないし!」
果林「そうねぇ…部屋のお風呂は3人同時は無理だし…」
姫乃「なら寮の大浴場はどう?今の時間帯なら空いてるんじゃないかな!」
エマ「私は喜んで行かせていただきますが…大丈夫でしょうか?」
姫乃「ん?大丈夫って何が?」
果林「今のエマは姫乃ちゃんの体だから部外者でしょ、それを心配してるんじゃない?」
エマ「ええ、そうなんです」
姫乃「それなら大丈夫だよ!住んでる人多いからみんながみんな顔を知ってる訳じゃないし!」
99: 2021/05/25(火) 22:09:01.65 ID:P1HTGVSy
~脱衣所~
エマ「果林さんの磨き上げられた体…憧れちゃいますぅ…♡」
果林「褒めてもらうのは嬉しいけどさっさと脱いじゃいなさい、お風呂に入る前に体冷やすわよ?」
姫乃「果林ちゃんとお風呂なんて合宿以来だからもうワクワクだよ~!」スッポンポーン
エマ(素っ裸ではしゃぐ自分を見るのは複雑な心境だなぁ、それに…)
果林「エマ、もうちょっと静かにして」ボイン
姫乃「えーだってー」チョコン
エマ「…」ドタプン
エマ(私だって小さい方じゃないとは思うけど…この2人と一緒となるとヘコむなぁ)
エマ「果林さんの磨き上げられた体…憧れちゃいますぅ…♡」
果林「褒めてもらうのは嬉しいけどさっさと脱いじゃいなさい、お風呂に入る前に体冷やすわよ?」
姫乃「果林ちゃんとお風呂なんて合宿以来だからもうワクワクだよ~!」スッポンポーン
エマ(素っ裸ではしゃぐ自分を見るのは複雑な心境だなぁ、それに…)
果林「エマ、もうちょっと静かにして」ボイン
姫乃「えーだってー」チョコン
エマ「…」ドタプン
エマ(私だって小さい方じゃないとは思うけど…この2人と一緒となるとヘコむなぁ)
100: 2021/05/25(火) 22:20:25.60 ID:P1HTGVSy
姫乃「姫乃ちゃん背中洗ってあげるね~」
エマ「へっ?大丈夫ですよ~!」
姫乃「いいのいいの!その体のことはよく分かってるんだから!」
エマ「じゃあエマさんの背中は私が…」
姫乃「あっごめんね!もう済ませちゃった!」
エマ「えぇ…」
果林「じゃあ私の背中、お願い出来るかしら?」
エマ「果林さんの背中を!?よ、喜んで!」
姫乃「姫乃ちゃんいいな~」
エマ「へっ?大丈夫ですよ~!」
姫乃「いいのいいの!その体のことはよく分かってるんだから!」
エマ「じゃあエマさんの背中は私が…」
姫乃「あっごめんね!もう済ませちゃった!」
エマ「えぇ…」
果林「じゃあ私の背中、お願い出来るかしら?」
エマ「果林さんの背中を!?よ、喜んで!」
姫乃「姫乃ちゃんいいな~」
101: 2021/05/25(火) 22:40:53.13 ID:P1HTGVSy
エマ「ではお背中失礼します…!」
果林「あはは、そんなに固くならなくていいわよ」
エマ(改めて間近で見るとすっごい綺麗な肌…)コシコシ
エマ(日頃の並々ならぬ努力の賜物なんだろうなぁ…)コシコシ
エマ(私も頑張らないとなぁ…)コシコシ
エマ(魅力的なくびれとそこから広がる女性的な骨盤のライン、同性としても魅力的で…あぁ…♡)ゴシゴシ
果林「ひ、姫乃ちゃん?ちょっと痛いわ」
エマ「えっ!?あっ!ご、ごめんなさい!」
果林「大丈夫よ、傷になるような強さじゃなかったし」
エマ「本当に申し訳ないです…」ションボリ
姫乃「いつまでも落ち込んでちゃせっかくのお風呂が台無しだよ?ほら切り替えて!」ニコニコ
エマ「は、はい!」
果林「ふふっ」
果林「あはは、そんなに固くならなくていいわよ」
エマ(改めて間近で見るとすっごい綺麗な肌…)コシコシ
エマ(日頃の並々ならぬ努力の賜物なんだろうなぁ…)コシコシ
エマ(私も頑張らないとなぁ…)コシコシ
エマ(魅力的なくびれとそこから広がる女性的な骨盤のライン、同性としても魅力的で…あぁ…♡)ゴシゴシ
果林「ひ、姫乃ちゃん?ちょっと痛いわ」
エマ「えっ!?あっ!ご、ごめんなさい!」
果林「大丈夫よ、傷になるような強さじゃなかったし」
エマ「本当に申し訳ないです…」ションボリ
姫乃「いつまでも落ち込んでちゃせっかくのお風呂が台無しだよ?ほら切り替えて!」ニコニコ
エマ「は、はい!」
果林「ふふっ」
102: 2021/05/25(火) 22:59:57.21 ID:P1HTGVSy
果林「今まで使った事無かったけど結構良いじゃない、この大浴場」
姫乃「私もビックリ!また来ようね~」
果林「ふふっ、良いわよ」
エマ「その前に元に戻らないとですねぇ~」
エマ(大きいおっ〇〇って本当に水に浮くんだ…)プカプカ
果林「スイスにも温泉はあるの?」
姫乃「もちろん!でも日本と違って向こうでは水着を来て入るんだ~」
エマ「サウナもあるんですか?北欧のイメージが強いですが…」
姫乃「良い質問だね!サウナもあるんだけどサウナでは水着は脱ぐんだよ~」
ワイワイガヤガヤ
姫乃「私もビックリ!また来ようね~」
果林「ふふっ、良いわよ」
エマ「その前に元に戻らないとですねぇ~」
エマ(大きいおっ〇〇って本当に水に浮くんだ…)プカプカ
果林「スイスにも温泉はあるの?」
姫乃「もちろん!でも日本と違って向こうでは水着を来て入るんだ~」
エマ「サウナもあるんですか?北欧のイメージが強いですが…」
姫乃「良い質問だね!サウナもあるんだけどサウナでは水着は脱ぐんだよ~」
ワイワイガヤガヤ
103: 2021/05/25(火) 23:13:35.02 ID:P1HTGVSy
~果林の部屋~
姫乃「良いお湯だったね~!」ホカホカ
エマ「はい!ドタバタした疲れも取れましたね~」
果林「でも1日中動きっぱなしだったからか流石にちょっと眠くなってきたわね…」
エマ「ふあぁ…確かに眠気が急に…」
姫乃「姫乃ちゃんは果林ちゃんと同じベッドで寝たら?私はさっき部屋からお布団持ってきたんだ~!」
果林「私は良いけど…姫乃ちゃんはどうする?」
エマ「よ、よろしくお願いします!」
姫乃「それじゃあ電気消すね、おやすみ~」
果林「おやすみなさい」
エマ「おやすみなさい…」
姫乃「良いお湯だったね~!」ホカホカ
エマ「はい!ドタバタした疲れも取れましたね~」
果林「でも1日中動きっぱなしだったからか流石にちょっと眠くなってきたわね…」
エマ「ふあぁ…確かに眠気が急に…」
姫乃「姫乃ちゃんは果林ちゃんと同じベッドで寝たら?私はさっき部屋からお布団持ってきたんだ~!」
果林「私は良いけど…姫乃ちゃんはどうする?」
エマ「よ、よろしくお願いします!」
姫乃「それじゃあ電気消すね、おやすみ~」
果林「おやすみなさい」
エマ「おやすみなさい…」
105: 2021/05/25(火) 23:19:27.37 ID:P1HTGVSy
エマ(果林さんと添い寝!?めっちゃ緊張する!)
果林「すぅ…すぅ…」
エマ(もう寝ちゃってる!?)
果林「すぅ…んふぅ…」
エマ(果林さんの寝息が私にかかってる…♡)ゾクゾク
果林「ん…うんまきゃぁ…」
エマ(クールな果林さんでも寝言はかわいいですね…なんか訛ってますけど)
エマ(私も…段々と…意識が…………)
果林「すぅ…すぅ…」
エマ(もう寝ちゃってる!?)
果林「すぅ…んふぅ…」
エマ(果林さんの寝息が私にかかってる…♡)ゾクゾク
果林「ん…うんまきゃぁ…」
エマ(クールな果林さんでも寝言はかわいいですね…なんか訛ってますけど)
エマ(私も…段々と…意識が…………)
107: 2021/05/25(火) 23:35:26.22 ID:P1HTGVSy
─────────────────☆
エマ「入れ替わった原因も、元に戻る方法も分からないまま無常にも時間は過ぎて行きました」
エマ「私とエマさんは学年が違うので定期テストなど学力面では苦労することも少なくなかったです」
エマ「スクールアイドル活動も入れ替わりを知っている一部のメンバーの皆さんに助けられながらライブも成功させることが出来ました」
エマ「私の体のエマさんも藤黄学園での生活に慣れてみんなにも溶け込めてるみたいで安心です」
エマ「そして更に時間は流れ───」
エマ「私はエマさんとして虹ヶ咲学園の卒業式を迎えました」
エマ「入れ替わった原因も、元に戻る方法も分からないまま無常にも時間は過ぎて行きました」
エマ「私とエマさんは学年が違うので定期テストなど学力面では苦労することも少なくなかったです」
エマ「スクールアイドル活動も入れ替わりを知っている一部のメンバーの皆さんに助けられながらライブも成功させることが出来ました」
エマ「私の体のエマさんも藤黄学園での生活に慣れてみんなにも溶け込めてるみたいで安心です」
エマ「そして更に時間は流れ───」
エマ「私はエマさんとして虹ヶ咲学園の卒業式を迎えました」
108: 2021/05/25(火) 23:37:47.55 ID:P1HTGVSy
エマ「同好会の皆さんともお別れになってしまいます」
エマ「そして私はエマ・ヴェルデとしてスイスへ帰らなければなりません」
エマ「イタリア語の読み書きも出来ますし話す事だって全く問題は無いので生活面では心配はありません」
エマ「しかしやはり日本を離れるというのは辛いです」
エマ「次に日本を訪れるのはいつになるでしょうか、もしかしたらもう二度と来られないかもしれません」
エマ「そう思うと決意していたはずなのに、この時が来てしまうと覚悟していたのに」
エマ「不安な気持ちになってたまりません」
エマ「そして私はエマ・ヴェルデとしてスイスへ帰らなければなりません」
エマ「イタリア語の読み書きも出来ますし話す事だって全く問題は無いので生活面では心配はありません」
エマ「しかしやはり日本を離れるというのは辛いです」
エマ「次に日本を訪れるのはいつになるでしょうか、もしかしたらもう二度と来られないかもしれません」
エマ「そう思うと決意していたはずなのに、この時が来てしまうと覚悟していたのに」
エマ「不安な気持ちになってたまりません」
109: 2021/05/25(火) 23:48:39.60 ID:P1HTGVSy
~空港~
アナウンス「成田発チューリヒ着の便をご利用になるお客様は…」
エマ「あっ私が乗る飛行機だ!」
果林「時間も近付いてきたみたいね」
しずく「もうそろそろゲートに向かわないと余裕無くなっちゃいますからね」
璃奈「エマさん、大丈夫?」
エマ「うん、大丈夫だよ璃奈ちゃん!」
姫乃「結局…戻れないままこの時が来ちゃったんだね」
エマ「姫乃ちゃん…いや、エマさん」
姫乃「…どうしたの?久しぶりにその名前で呼ばれたからうっかりしちゃった」
エマ「エマさんは…私がこのままスイスに行ってしまうことをどう思いますか?」
姫乃「……やっぱり不安だし嫌だよ、私は私としてスイスに帰りたいし家族にも会いたい。でも…!」
エマ「良かったです…私とエマさんが同じ気持ちで…!」
果林「姫乃ちゃん…」
アナウンス「成田発チューリヒ着の便をご利用になるお客様は…」
エマ「あっ私が乗る飛行機だ!」
果林「時間も近付いてきたみたいね」
しずく「もうそろそろゲートに向かわないと余裕無くなっちゃいますからね」
璃奈「エマさん、大丈夫?」
エマ「うん、大丈夫だよ璃奈ちゃん!」
姫乃「結局…戻れないままこの時が来ちゃったんだね」
エマ「姫乃ちゃん…いや、エマさん」
姫乃「…どうしたの?久しぶりにその名前で呼ばれたからうっかりしちゃった」
エマ「エマさんは…私がこのままスイスに行ってしまうことをどう思いますか?」
姫乃「……やっぱり不安だし嫌だよ、私は私としてスイスに帰りたいし家族にも会いたい。でも…!」
エマ「良かったです…私とエマさんが同じ気持ちで…!」
果林「姫乃ちゃん…」
110: 2021/05/26(水) 00:00:12.17 ID:0domechm
エマ「私…今も怖くて怖くて仕方ないんです、スイスへ行って…そのままエマさんとしての人生を生きていたらいつか、いつか私が綾小路姫乃だった事も忘れてしまいそうで」グスッ
果林「……っ」
エマ「駄目ですよね、せっかく笑って別れようとして下さったのに…不安な気持ちや恐怖で涙が止まらないんです…!」ポロ…ポロ…
アナウンス「スイスインターナショナルエアラインズのお客様は至急○○番ゲートへ…」
エマ「あ、行かないと…今までありがとうございました!またお会い出来る日を楽しみにしてます…!」ダッ
姫乃「姫乃ちゃん!!!」
姫乃「私は忘れないよ!私がエマ・ヴェルデだった事も!故郷の景色も!愛しい家族も!」
エマ「……はい!」タッタッタッ
─────────────────☆
果林「……っ」
エマ「駄目ですよね、せっかく笑って別れようとして下さったのに…不安な気持ちや恐怖で涙が止まらないんです…!」ポロ…ポロ…
アナウンス「スイスインターナショナルエアラインズのお客様は至急○○番ゲートへ…」
エマ「あ、行かないと…今までありがとうございました!またお会い出来る日を楽しみにしてます…!」ダッ
姫乃「姫乃ちゃん!!!」
姫乃「私は忘れないよ!私がエマ・ヴェルデだった事も!故郷の景色も!愛しい家族も!」
エマ「……はい!」タッタッタッ
─────────────────☆
111: 2021/05/26(水) 00:16:04.07 ID:0domechm
エマ「……ッッッ!!!」ガバッ
エマ「!?ゆ、夢!?」
姫乃「すぅ…すぅ…」
エマ「胸が大きい…髪も赤い…入れ替わったのは夢じゃない…」
果林「姫乃ちゃん大丈夫?すごくうなされてたけど…」
エマ「大丈夫です、その…恥ずかしいのですが怖い夢を見てしまって…」
果林「あらあら…でも私にもたまにあるわよ」
エマ「そうなんですか?なんだか意外です…」
果林「プレッシャーに押し潰されそうになったりテストで悪い点を取ったり…みんなに起きる仕方ないことじゃないかしら」
果林「落ち着くまで私が抱いてあげるわ…」ギュッ
エマ「か、果林さん!?」
果林「まだ早いしもう一回寝ましょう?また大変な1日になるわよ」
エマ「そうですね…お言葉に甘えさせていただきますぅ…」
エマ「!?ゆ、夢!?」
姫乃「すぅ…すぅ…」
エマ「胸が大きい…髪も赤い…入れ替わったのは夢じゃない…」
果林「姫乃ちゃん大丈夫?すごくうなされてたけど…」
エマ「大丈夫です、その…恥ずかしいのですが怖い夢を見てしまって…」
果林「あらあら…でも私にもたまにあるわよ」
エマ「そうなんですか?なんだか意外です…」
果林「プレッシャーに押し潰されそうになったりテストで悪い点を取ったり…みんなに起きる仕方ないことじゃないかしら」
果林「落ち着くまで私が抱いてあげるわ…」ギュッ
エマ「か、果林さん!?」
果林「まだ早いしもう一回寝ましょう?また大変な1日になるわよ」
エマ「そうですね…お言葉に甘えさせていただきますぅ…」
118: 2021/05/26(水) 16:12:39.22 ID:u8lz1P1O
姫乃「朝だよ~!起きて~!」
エマ「ふあぁ…おはようございますエマさん…」
姫乃「おはよう!姫乃ちゃんは起きるのが早くて助かるよ!それに引き換え…」
果林「ん~あと5分だけいいでしょ?………やっぱり10分待って」モゾ…モゾ…
姫乃「か~り~ん~ちゃ~ん~!?早く起きないと…」
姫乃「姫乃ちゃん、ちょっとそこ退いてくれない?」
エマ「はい、どうぞ」スッ
姫乃「ありがとね~………スゥ」
エマ(果林さんの顔に近付いて…まさかエマさん目覚めのキスを!?)
姫乃「わ゛っ゛っ゛!゛!゛!゛」
果林「ひっ!!!」
姫乃「起きない果林ちゃんが悪いんだからね!」
エマ(まさか耳元で叫ぶなんて…こっちまでビックリしちゃった…)ドキドキ
エマ(あんな声出せるんですね私って…)
エマ「ふあぁ…おはようございますエマさん…」
姫乃「おはよう!姫乃ちゃんは起きるのが早くて助かるよ!それに引き換え…」
果林「ん~あと5分だけいいでしょ?………やっぱり10分待って」モゾ…モゾ…
姫乃「か~り~ん~ちゃ~ん~!?早く起きないと…」
姫乃「姫乃ちゃん、ちょっとそこ退いてくれない?」
エマ「はい、どうぞ」スッ
姫乃「ありがとね~………スゥ」
エマ(果林さんの顔に近付いて…まさかエマさん目覚めのキスを!?)
姫乃「わ゛っ゛っ゛!゛!゛!゛」
果林「ひっ!!!」
姫乃「起きない果林ちゃんが悪いんだからね!」
エマ(まさか耳元で叫ぶなんて…こっちまでビックリしちゃった…)ドキドキ
エマ(あんな声出せるんですね私って…)
119: 2021/05/26(水) 16:59:54.65 ID:u8lz1P1O
~朝食~
姫乃「果林ちゃんはコーヒーだよね、はい」カチャ
姫乃「姫乃ちゃんは何にする?」
エマ「そうですね、いつもエマさんが飲んでるものをお願い出来ますか?」
姫乃「いいけど…どうして?」
エマ「何回かご飯を食べたりしてる内に気付いたんですけど、やっぱり元の私の体と味覚が違うので美味しいと感じる食べ物も変わるんです、そこでエマさんのお気に入りの食べ物を私も体感してみたくなったんです」
姫乃「確かに!じゃあいつもの姫乃ちゃんなら何にする?」
エマ「私なら紅茶をストレートで頂きますね」
姫乃「私の朝は大体エスプレッソかな!スイスでもよく飲んでたんだ~!」
姫乃「果林ちゃんはコーヒーだよね、はい」カチャ
姫乃「姫乃ちゃんは何にする?」
エマ「そうですね、いつもエマさんが飲んでるものをお願い出来ますか?」
姫乃「いいけど…どうして?」
エマ「何回かご飯を食べたりしてる内に気付いたんですけど、やっぱり元の私の体と味覚が違うので美味しいと感じる食べ物も変わるんです、そこでエマさんのお気に入りの食べ物を私も体感してみたくなったんです」
姫乃「確かに!じゃあいつもの姫乃ちゃんなら何にする?」
エマ「私なら紅茶をストレートで頂きますね」
姫乃「私の朝は大体エスプレッソかな!スイスでもよく飲んでたんだ~!」
120: 2021/05/26(水) 17:10:44.29 ID:u8lz1P1O
果林「エマたちの入れ替わりトークを聞いてるとちょっとだけ自分も誰かと入れ替わってみたい、そんな気分になったわ」
姫乃「確かに今の状況を楽しんでるところはあるかな~、貴重な体験だしね!」
エマ「でもこの2日は休日だったから良かったですけど明日からはまた学校ですよ?」
姫乃「それも考えなきゃだよね、一番の理想は璃奈ちゃんが解決してくれる事だけどそう上手く行くか分からないし…」
ピンポーン
果林「璃奈ちゃんかしら、はーい!」
姫乃「確かに今の状況を楽しんでるところはあるかな~、貴重な体験だしね!」
エマ「でもこの2日は休日だったから良かったですけど明日からはまた学校ですよ?」
姫乃「それも考えなきゃだよね、一番の理想は璃奈ちゃんが解決してくれる事だけどそう上手く行くか分からないし…」
ピンポーン
果林「璃奈ちゃんかしら、はーい!」
121: 2021/05/26(水) 21:46:37.80 ID:u8lz1P1O
璃奈「果林さんこんにちは」ペコッ
果林「璃奈ちゃんいらっしゃい、ちょうど話をしてたところよ」
璃奈「お邪魔します」
姫乃「あっ璃奈ちゃーん!待ってたよー!」
エマ「お久しぶりです」ペコリ
璃奈「信じてなかった訳じゃないけど本当に入れ替わってるんだね」
果林「そうなのよ、璃奈ちゃんなら何か知ってるんじゃないかと思ったんだけど…どうかしら?」
果林「璃奈ちゃんいらっしゃい、ちょうど話をしてたところよ」
璃奈「お邪魔します」
姫乃「あっ璃奈ちゃーん!待ってたよー!」
エマ「お久しぶりです」ペコリ
璃奈「信じてなかった訳じゃないけど本当に入れ替わってるんだね」
果林「そうなのよ、璃奈ちゃんなら何か知ってるんじゃないかと思ったんだけど…どうかしら?」
122: 2021/05/26(水) 22:45:02.45 ID:u8lz1P1O
璃奈「こんなことも有ろうかと…とは思ってなかったけど急拵えの発明品を持ってきた」リナチャンボード、エッヘン
姫乃「わーっ!どんな発明品なの?」
璃奈「まず一つ目がこれ、人格転送機(仮称)」
璃奈「読んで字の如く人格…魂とされるモノを色んな所へ移すことが出来る機械だよ」
璃奈「正直言ってまだテスト出来てないから失敗する可能性も拭いきれない、危険な状態になる可能性もある」
エマ「危険な状態…と言いますと?」
璃奈「考えられるのは魂が一つの体に同居する状態、二重人格みたいになる可能性もあるし2人が同時に体を動かすことになるかもしれない」
璃奈「そしてその場合に魂の抜けた体がどうなってしまうのかが分からない…脳死のような状態や最悪死んでしまう可能性だってある」
璃奈「流石にそれはレアケースだと思うけど可能性はゼロじゃない」
姫乃「わーっ!どんな発明品なの?」
璃奈「まず一つ目がこれ、人格転送機(仮称)」
璃奈「読んで字の如く人格…魂とされるモノを色んな所へ移すことが出来る機械だよ」
璃奈「正直言ってまだテスト出来てないから失敗する可能性も拭いきれない、危険な状態になる可能性もある」
エマ「危険な状態…と言いますと?」
璃奈「考えられるのは魂が一つの体に同居する状態、二重人格みたいになる可能性もあるし2人が同時に体を動かすことになるかもしれない」
璃奈「そしてその場合に魂の抜けた体がどうなってしまうのかが分からない…脳死のような状態や最悪死んでしまう可能性だってある」
璃奈「流石にそれはレアケースだと思うけど可能性はゼロじゃない」
123: 2021/05/26(水) 22:51:04.46 ID:u8lz1P1O
璃奈「そしてもう一つの発明品、これは保険として持ってきたものだけど….よっと」ガサゴソ
璃奈「今回の発明品その2、口調補正チョーカー。体に合わせた口調に自動で変換して他人に違和感を抱かせないようにする」
璃奈「試しにエマさんの体の姫乃さん、付けてみて」
エマ「普通のチョーカーみたいに首に付けるだけでいいんですか?」
璃奈「うんそれで大丈夫、それじゃあスイッチを入れるね」カチッ
エマ「ん~どうかな?変わった?」
果林「確かにちょっと変わった気もするけど…これだけじゃ分かりにくいわね」
璃奈「それを付けたままにして会話してると効果が分かると思うよ」
璃奈「今回の発明品その2、口調補正チョーカー。体に合わせた口調に自動で変換して他人に違和感を抱かせないようにする」
璃奈「試しにエマさんの体の姫乃さん、付けてみて」
エマ「普通のチョーカーみたいに首に付けるだけでいいんですか?」
璃奈「うんそれで大丈夫、それじゃあスイッチを入れるね」カチッ
エマ「ん~どうかな?変わった?」
果林「確かにちょっと変わった気もするけど…これだけじゃ分かりにくいわね」
璃奈「それを付けたままにして会話してると効果が分かると思うよ」
125: 2021/05/26(水) 23:24:20.49 ID:u8lz1P1O
璃奈「チョーカーはもし戻れなかったり転送機を使わなかった場合の保険として用意した、さっきも言った通りリスクが伴うから」
璃奈「もう少し時間をくれればより確実かつ安全な入れ替わり装置が作れると思うけど…どうする?」
エマ「私は試しにやってみても良いと思うよ、果林ちゃんはどう思う?」
果林「私はリスクを避けた方が良いと思うわ、そのチョーカーの効果も今実感したし」
姫乃「凄いねぇチョーカーの効果、本当に私がもう1人居るみたいで頭が混乱しそうだよ」
璃奈「エマさんも付ける?」
姫乃「うん、付けるつける!」
姫乃「あー、あー、どうでしょう?ちゃんと"私"らしく出来ているでしょうか?」
璃奈「もう少し時間をくれればより確実かつ安全な入れ替わり装置が作れると思うけど…どうする?」
エマ「私は試しにやってみても良いと思うよ、果林ちゃんはどう思う?」
果林「私はリスクを避けた方が良いと思うわ、そのチョーカーの効果も今実感したし」
姫乃「凄いねぇチョーカーの効果、本当に私がもう1人居るみたいで頭が混乱しそうだよ」
璃奈「エマさんも付ける?」
姫乃「うん、付けるつける!」
姫乃「あー、あー、どうでしょう?ちゃんと"私"らしく出来ているでしょうか?」
126: 2021/05/26(水) 23:37:59.48 ID:u8lz1P1O
璃奈「急かすようで悪いけど単刀直入に聞くね?この転送機、使う?使わない?」
姫乃(エマ)「エマさん、いっせーので言いませんか?」
エマ(姫乃)「……うん、いいよ」
「「せーの!」」
「「使う!」」
エマ「!」
姫乃「!」
エマ(姫乃)「気が合ったね!」
姫乃(エマ)「内心意見が割れたらと不安だったのですが…杞憂だったみたいですね!」
果林「2人とも本当に良いの?もし何かあったら…」
エマ(姫乃)「果林ちゃん、私たちは覚悟を決めたの」
果林「エマ…」
璃奈「そっちは姫乃さんだよ」
姫乃(エマ)「エマさん、いっせーので言いませんか?」
エマ(姫乃)「……うん、いいよ」
「「せーの!」」
「「使う!」」
エマ「!」
姫乃「!」
エマ(姫乃)「気が合ったね!」
姫乃(エマ)「内心意見が割れたらと不安だったのですが…杞憂だったみたいですね!」
果林「2人とも本当に良いの?もし何かあったら…」
エマ(姫乃)「果林ちゃん、私たちは覚悟を決めたの」
果林「エマ…」
璃奈「そっちは姫乃さんだよ」
129: 2021/05/27(木) 21:43:19.82 ID:Ggy+RhU9
~間~
璃奈「2人とも準備は良い?」
エマ(姫乃)「うん、いつでも良いよ」
姫乃(エマ)「こちらも準備は整ってます」
果林「私が一番緊張してるかも…」
璃奈「それじゃあスイッチを入れるよ」
─────ポチッ─────
璃奈「2人とも準備は良い?」
エマ(姫乃)「うん、いつでも良いよ」
姫乃(エマ)「こちらも準備は整ってます」
果林「私が一番緊張してるかも…」
璃奈「それじゃあスイッチを入れるよ」
─────ポチッ─────
130: 2021/05/27(木) 22:06:31.11 ID:Ggy+RhU9
「──────マ!エマ!」
姫乃(果林さん…?)
果林「気がついたのね!良かった…!」ギュッ
姫乃「果林さん…私です!姫乃です!」
果林「姫乃ちゃん!?って言うことは…」
姫乃「そうだ!この声は私の声!私…戻れたんですね!」
果林「姫乃ちゃんが戻れたなら後はエマが目を覚ますだけなんだけど…」
姫乃「えっ!?エマさんはまだなんですか!?」
果林「そうなのよ…2人とも機械のスイッチを入れたら意識を失っちゃってそのまま…」
姫乃(果林さん…?)
果林「気がついたのね!良かった…!」ギュッ
姫乃「果林さん…私です!姫乃です!」
果林「姫乃ちゃん!?って言うことは…」
姫乃「そうだ!この声は私の声!私…戻れたんですね!」
果林「姫乃ちゃんが戻れたなら後はエマが目を覚ますだけなんだけど…」
姫乃「えっ!?エマさんはまだなんですか!?」
果林「そうなのよ…2人とも機械のスイッチを入れたら意識を失っちゃってそのまま…」
131: 2021/05/27(木) 22:15:56.08 ID:Ggy+RhU9
姫乃「エマさん!聞こえますか!?」
果林「エマ!目を覚ましてエマ!」
エマ「ぅぅん…果林ちゃん…」
果林「エマ…!」ギュッ
エマ「私元に戻れたのかな?」
果林「そうよ、戻ったのよ…!」
エマ「良かったぁ、姫乃ちゃんも大丈夫?」
姫乃「はい、大丈夫です!」
璃奈「正直2人とも気絶した時は最悪のケースも覚悟した、無事でなにより」リナチャンボード、ホッ…
果林「エマ!目を覚ましてエマ!」
エマ「ぅぅん…果林ちゃん…」
果林「エマ…!」ギュッ
エマ「私元に戻れたのかな?」
果林「そうよ、戻ったのよ…!」
エマ「良かったぁ、姫乃ちゃんも大丈夫?」
姫乃「はい、大丈夫です!」
璃奈「正直2人とも気絶した時は最悪のケースも覚悟した、無事でなにより」リナチャンボード、ホッ…
132: 2021/05/27(木) 22:25:56.96 ID:Ggy+RhU9
姫乃「無事に戻れた私たちは短くも濃厚な、そして奇妙な入れ替わり生活を振り返りました」
姫乃「それらは天王寺さんにとってとても貴重な情報となったみたいでこの入れ替わり生活にも意味があったのかな、なんて思えるようになりました」
姫乃「しかし最初に入れ替わったのは一体何故だったのでしょう?それは私にも、エマさんにも、はたまた天王寺さんや果林さんにも分からないままでした」
姫乃「オカルト的な現象でしょうか、それとも科学的に説明のつく事象でしょうか、それとも所謂運命の悪戯なのか、答えは神のみぞ知るということですね」
姫乃「天王寺さんはその後、入れ替わり用の装置を完成させたみたいで、虹ヶ咲学園の同好会メンバーで試してみるらしいですよ?」
姫乃「それらは天王寺さんにとってとても貴重な情報となったみたいでこの入れ替わり生活にも意味があったのかな、なんて思えるようになりました」
姫乃「しかし最初に入れ替わったのは一体何故だったのでしょう?それは私にも、エマさんにも、はたまた天王寺さんや果林さんにも分からないままでした」
姫乃「オカルト的な現象でしょうか、それとも科学的に説明のつく事象でしょうか、それとも所謂運命の悪戯なのか、答えは神のみぞ知るということですね」
姫乃「天王寺さんはその後、入れ替わり用の装置を完成させたみたいで、虹ヶ咲学園の同好会メンバーで試してみるらしいですよ?」
133: 2021/05/27(木) 22:35:12.44 ID:Ggy+RhU9
かすみ?「こらー!待ちなさーい!!」タッタッタッ
果林?「そう言われて本当に待った人見たことありますぅ?」タッタッタッ
かすみ?「はぁ…はぁ…体力には自信あったんだけどそれが裏目に出たわ…」
かすみ?「見失った…後で璃奈ちゃんと一緒にお説教ね…」
璃奈「どうかな果林さん、念願の入れ替わり体験は」
かすみ(果林)「どうして相手がかすみちゃんなのよ!もっとこう…しずくちゃんとか歩夢みたいな大人しい子でも良かったんじゃないの?」
璃奈「しずくちゃんは演劇部みたいだからたまたま近くに居たかすみちゃんに声をかけてみたの」
かすみ「はぁ…私の体で評判落とすようなことはしないで欲しいわね…」
果林(かすみ)「にしし、この体で近付いてみんなに色んなイタズラを仕掛けちゃいますよー!おー!」
──完──
果林?「そう言われて本当に待った人見たことありますぅ?」タッタッタッ
かすみ?「はぁ…はぁ…体力には自信あったんだけどそれが裏目に出たわ…」
かすみ?「見失った…後で璃奈ちゃんと一緒にお説教ね…」
璃奈「どうかな果林さん、念願の入れ替わり体験は」
かすみ(果林)「どうして相手がかすみちゃんなのよ!もっとこう…しずくちゃんとか歩夢みたいな大人しい子でも良かったんじゃないの?」
璃奈「しずくちゃんは演劇部みたいだからたまたま近くに居たかすみちゃんに声をかけてみたの」
かすみ「はぁ…私の体で評判落とすようなことはしないで欲しいわね…」
果林(かすみ)「にしし、この体で近付いてみんなに色んなイタズラを仕掛けちゃいますよー!おー!」
──完──
134: 2021/05/27(木) 22:43:38.17 ID:n4UcY0nY
完結おつ!
入れ替わりネタはやっぱ面白いね
かすかりがこの後どうなったのかも気になるなぁ
入れ替わりネタはやっぱ面白いね
かすかりがこの後どうなったのかも気になるなぁ
136: 2021/05/27(木) 22:47:46.68 ID:wFf4K/gL
おつおつ!
にほスイ入れ替わり…あるようでなかったテーマだったけどめちゃくちゃ良かった
何だかんだ仲の良いこの3人のSSはやはり良い…
機会があればかすかり入れ替わりの話も是非書いてほしい
にほスイ入れ替わり…あるようでなかったテーマだったけどめちゃくちゃ良かった
何だかんだ仲の良いこの3人のSSはやはり良い…
機会があればかすかり入れ替わりの話も是非書いてほしい
137: 2021/05/27(木) 22:57:42.34 ID:k5+Mjv5M
乙
やはりにほスイはいいな…
やはりにほスイはいいな…
138: 2021/05/27(木) 23:25:27.17 ID:C4R8w6/3
乙
やっぱりにほスイ八はいい
やっぱりにほスイ八はいい
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1621561723/