【SS】海未「深夜徘徊します。」

初ss、稚拙な文章が含まれます。それでも言い方はどうぞ。

深夜

海未「お腹が過ぎましたね。」

海未「この時間に食べるのは太る原因なので控えたいのですが・・」

海未「お腹が減りすぎて眠れないからしょうがないですね。」

～台所～

海未「冷蔵庫の中には・・・・卵、萎びた葱、ハム・・・ですか。」

海未「炊飯器には・・・ご飯が少しありますね。」

海未「炒飯でも作りますか。」

海未「フライパンに油をひいて・・・溶き卵を入れる・・・」ジュワー

海未「卵がある程度固まったら刻んだ葱、ハム、中華味の素を入れて塩、胡椒で味付け。」ジャー

海未「ここでご飯を入れて・・」ドバッ

海未「暫く炒めて簡単炒飯の完成です。」

海未「早速食べましょう。」

海未「ハフハフ・・うん！簡単なのにとても美味しいです。」

海未「・・・外は暗いですね」モグモグ

海未「なんとなく外出てみたくなったので、食べ終わったらちょっとだけ外出てみますか。」モグモグ

～数分後～

海未「洗い物も済んだので外出てみましょう。」ガラッ

海未「うー寒いですね。もう冬ですから当たり前ですけど・・・凍え死にそうです・・コートを着ましょう・・」

海未「・・・深夜というものはいいですね。この世界に私しかいないように感じさせてくれます。」

海未「信号も黄色く点滅してますね。昼間子供達が遊んでいる公園も静まり帰っています。」

海未「喉が渇きましたね。自販機でもよりましょうか。」

海未「おや？あれは・・・」

・・・・・・・・

絵里「うーやっぱり深夜徘徊は最高ね！いつ補導されるかの緊張感がたまらないわ！さーてスープスープ・・・」

・・・・・・・・

海未「絵里ですね。あんなに独り言を言って恥ずかしくないのでしょうか？・・・・少し驚かせて見ましょうか・・」

・・・・・・・・

絵里「スープ温かくて美味しいわ♪」ゴクゴク

海未「わっ！」ガバッ

絵里「チカァァァァァアァ！？」ブハッ

海未「わっ！？何するんですか‼顔にかかったじゃないですか！」

絵里「えっ？・・・って海未・・！？何してんのよこんな夜中に⁉」

海未「ちょっと外出てみたかっただけですよ。」

絵里「ふぅーん。そうなの。あなたのことだから、深夜徘徊なんてしないと思ってたわ。」

海未「まあ、たまにはこんな日もあるんですよ。明日は休みですし。そうだ。よかったら絵里、私と深夜徘徊しませんか？」

絵里「まあいいわ。誰かと一緒に徘徊するの初めてだし、楽しみましょう。」

～公園内～

海未「誰もいませんね・・・まぁいても困るのですが。」

絵里「こんな時間に公園にいるのはよっぽどの変わり者でしょ。私達もだけど。」

海未「そうですね。・・・・少し疲れました。ベンチに座りましょう。」

絵里「そうね。」

海未「・・・静かですね。」

絵里「ええ、時が止まっているみたい。」

海未「今頃、他のみんなは寝てるのでしょうか・・・明日は休みですから凛や穂乃果は起きてそうですけど。」

絵里「少なくともにこは寝てるわね。」

海未「にこは『夜更かしなんて美容の敵よ！』っていいそうですしね。」

絵里「いういう！絶対に言うわねw」

海未「ww」

絵里「ww」

海未「深夜のテンションっていいですよねw」

絵里「そうねw楽しくなってきたわw」

海未「そうだ！この前ことりがですね・・・・！？」

絵里「ん？どうしたの？」

海未「絵里、すぐにあそこの遊具の下に隠れましょう！」

絵里「え？」

海未「早く！」

絵里「わっわかったわ。」

～遊具内～

絵里「何があったの？」

海未「人の気配がしたんです。」

絵里「えっ？！こんな時間に？もしかしてお化けとか・・」ブルブル

海未「まだお化けなら可愛げがあったのかも知れません・・・あれは警察です！」

絵里「警察？何が問題なの？」

海未「わからないのですか‼私たちは今未成年！もし見つかりでもしたら補導されて、どこの学校か聞かれて、学校に元生徒会長と現生徒会役員が深夜徘徊してるのがばれて、笑い者にされますよ！」

絵里「そっ、それはマズイわ‼私の賢いイメージが崩れちゃう‼」ブルブル

海未（それに関してはもういろいろ手遅れなような気がしますが・・・）

絵里「どうするのよ海未！」

海未「落ち着いてください。警察はこちらに気づいていません。ここでしばらく待てばやり過ごせるはずです…絵里、すみませんがもっと詰めてくれませんか？外に身体がはみ出てるので。」

絵里「そうしたいのはやまやまなんだけどこっちもスペースがないのよ。我慢して…」

海未「むっ無理です！はみ出ちゃってます！見つかる見つかる‼」

絵里「仕方ないわね、海未！少し我慢しててね。」グイッ

海未「えっ？うわっ！」

絵里「こうして密着していれば遊具からはみ出ないでしょ？」ギュー

海未「えっ絵里！恥ずかしいです‼」///

絵里「我慢しなさい‼私は学校中の笑い者にされたくないの！」

海未（絵里ってこんなにカッコよかったでしたっけ・・・やばいです、顔が熱い///）

絵里「ねぇ・・海未？どう様子は？もう行った？・・・海未？」

海未「」///

絵里「海未～？大丈夫？もう行った？」

海未「・・大丈夫です・・・もう行ったみたいです。」

絵里「そう、ふー寿命が縮まるかと思ったわ。じゃあ出ましょうか。海未？」

海未「」ギュー

絵里「あの・・・海未？袖から手を離してくれない？出られないわ？」

海未「も、もう少し・・」

絵里「ん？」

海未「もう少しこのままで////////」

絵里「・・・・分かったわ。もう少しこのままでいましょう///」

～帰宅～

海未「危なかったですけど、絵里のおかげで今日は楽しかったです。」

絵里「できればあの恐怖はもう会いたくはないけど、私も海未のおかげで助かったわ。ありがとう。」

海未「いえいえこちらこそありがとうございます…やっぱり深夜徘徊は楽しいです。穂乃果やことりには言えませんけど。」

絵里「ええ。深夜徘徊は最高ね。」

海未「元生徒会長がいうセリフですか」クスッ

絵里「あらそうね・・・じゃぁ私こっちだから気おつけてね。お休みなさい海未」

海未「・・・絵里。」

絵里「何？」

海未「もしよかったらでいいんですけど・・・これからもしませんか？2人で深夜徘徊。」

絵里「・・・えぇ！しましょう！」

海未「では絵里、お休みなさい。」

絵里「お休み。海未…それじゃあね！」タッタッタ



海未「・・・・約束ですよ。」

終わり。
なんか思いついたのをそのまま書いた。おかしいところもあるけど、許してや。