1: (茸) 2022/03/03(木) 21:51:38.20 ID:YxKnIS19
〜いつもの部室〜
2: (茸) 2022/03/03(木) 21:54:20.31 ID:YxKnIS19
にこ「いい天気ね」
花陽「そうだね」
凛「ねえ、穂乃果ちゃん達は?」
希「生徒会の仕事があるんやって」
凛「へ~穂乃果ちゃん本当に生徒会長になったんだね」
にこ「信じられないわよね。あの穂乃果よ?」
花陽「そ、そうかな?」
コンコン
花陽「そうだね」
凛「ねえ、穂乃果ちゃん達は?」
希「生徒会の仕事があるんやって」
凛「へ~穂乃果ちゃん本当に生徒会長になったんだね」
にこ「信じられないわよね。あの穂乃果よ?」
花陽「そ、そうかな?」
コンコン
3: (茸) 2022/03/03(木) 21:56:00.80 ID:YxKnIS19
理事長「失礼するわね」
絵里「理事長!?どうぞ」
理事長「この間のライブはお疲れ様」
絵里「この間の?…ああ…いえ…」
理事長「これね。ライブのお礼って先方から。遊園地の無料入場券らしいの」
絵里「私達にですか?」
理事長「ええ。皆んなに楽しんで来て欲しいって」
絵里「理事長!?どうぞ」
理事長「この間のライブはお疲れ様」
絵里「この間の?…ああ…いえ…」
理事長「これね。ライブのお礼って先方から。遊園地の無料入場券らしいの」
絵里「私達にですか?」
理事長「ええ。皆んなに楽しんで来て欲しいって」
4: (茸) 2022/03/03(木) 21:57:53.70 ID:YxKnIS19
絵里「いいんですか?私達が頂いて」
理事長「もちろん。とても感謝してたわよ」
絵里「そうですか。じゃあ…お言葉に甘えて」
理事長「もちろん。とても感謝してたわよ」
絵里「そうですか。じゃあ…お言葉に甘えて」
5: (茸) 2022/03/03(木) 21:59:50.00 ID:YxKnIS19
絵里「と言う事で…この間のライブのお礼に遊園地の無料入場券を頂いたんだけど…」
凛「皆んなで行こうよ!」
にこ「いいんじゃない?」
真姫「まあ…どっちでもいいけど」
希「賛成!お化け屋敷入ろうな?」
花陽「お、お化け屋敷?そ、それは…」
絵里「お化け屋敷に入るかどうかは置いといて…」
希「え〜」
絵里「……どうする?皆んなの予定を合わせて…」
にこ「ん?」
希「どしたん?」
にこ「いや…このチケット…」
絵里「何?」
にこ「日時が指定されてるんだけど…」
絵里「え、本当?」
凛「皆んなで行こうよ!」
にこ「いいんじゃない?」
真姫「まあ…どっちでもいいけど」
希「賛成!お化け屋敷入ろうな?」
花陽「お、お化け屋敷?そ、それは…」
絵里「お化け屋敷に入るかどうかは置いといて…」
希「え〜」
絵里「……どうする?皆んなの予定を合わせて…」
にこ「ん?」
希「どしたん?」
にこ「いや…このチケット…」
絵里「何?」
にこ「日時が指定されてるんだけど…」
絵里「え、本当?」
6: (茸) 2022/03/03(木) 22:04:24.08 ID:YxKnIS19
にこ「ほら」
希「本当や」
絵里「え〜…あっ!?この日は…私はちょっと…」
にこ「え?ダメなの?」
絵里「ええ。用事があって。私抜きで行ってちょうだい」
凛「え~。そんなぁ。絵里ちゃん来ないのぉ。って…ああ…凛もこの日は無理だ」
にこ「は?凛も?あんたなんて万年暇人でしょ?」
凛「失礼だよ。凛だって予定くらいあるにゃ」
希「えりちと凛ちゃんとお化け屋敷入りたかったなぁ」
絵里「あ、あー残念だわ。すっごく楽しみだったのに」
希「じゃあ、別の機会に…」
プルルルル
希「ん?電話?……もしもし?あっ?お母さん?どうしたの?え?うん、うん。本当?お父さんも?うん、うん。楽しみにしてるね!うん。絶対だよ?約束だからね?うん。じゃあ」 ガチャ
にこ「あんた…キャラ変わり過ぎでしょ」
希「……別にいいやん」
花陽「お母さんから?」
希「あっ、あのね…ウチも遊園地は行けないかなぁ…」
にこ「そうなの?」
希「うん。お母さんとお父さんがこっちに来るって言うから……ごめん」
にこ「まあ…仕方ないわね。せいぜい親孝行して来なさい」
希「うん。ありがとう」
希「本当や」
絵里「え〜…あっ!?この日は…私はちょっと…」
にこ「え?ダメなの?」
絵里「ええ。用事があって。私抜きで行ってちょうだい」
凛「え~。そんなぁ。絵里ちゃん来ないのぉ。って…ああ…凛もこの日は無理だ」
にこ「は?凛も?あんたなんて万年暇人でしょ?」
凛「失礼だよ。凛だって予定くらいあるにゃ」
希「えりちと凛ちゃんとお化け屋敷入りたかったなぁ」
絵里「あ、あー残念だわ。すっごく楽しみだったのに」
希「じゃあ、別の機会に…」
プルルルル
希「ん?電話?……もしもし?あっ?お母さん?どうしたの?え?うん、うん。本当?お父さんも?うん、うん。楽しみにしてるね!うん。絶対だよ?約束だからね?うん。じゃあ」 ガチャ
にこ「あんた…キャラ変わり過ぎでしょ」
希「……別にいいやん」
花陽「お母さんから?」
希「あっ、あのね…ウチも遊園地は行けないかなぁ…」
にこ「そうなの?」
希「うん。お母さんとお父さんがこっちに来るって言うから……ごめん」
にこ「まあ…仕方ないわね。せいぜい親孝行して来なさい」
希「うん。ありがとう」
7: (茸) 2022/03/03(木) 22:06:26.48 ID:YxKnIS19
真姫「って事は…」
にこ「私と真姫と花陽の三人って事になるわね」
花陽「そうだねぇ」
凛「ねえねえ、かよちん?そう言えばこの日ってさ…」
花陽「えっ?ああっ!?」
にこ「な、何よ?」
花陽「この日は全国お米フェスティバル…米フェスの日と被ってるよぉ」
凛「だよね?かよちん楽しみにしてたもんね?」
花陽「う、うん。でも…でも…私は…」
真姫「いや…こっちはいいから。行って来なさいよ。楽しみにしてたんでしょ?」
花陽「で、でも…」
真姫「凛と私を相手に凄く嬉しそうに話してたじゃない。私達に気をつかう必要はないから…」
花陽「ま、真姫ちゃん…」
にこ「いいわよ別に。行って来なさい」
花陽「うん。ごめんね?ありがとう、真姫ちゃん、にこちゃん」
にこ「別に謝られる覚えも礼を言われる覚えはないわよ」
真姫「そうね。珍しくにこちゃんと同意見だわ」
にこ「私と真姫と花陽の三人って事になるわね」
花陽「そうだねぇ」
凛「ねえねえ、かよちん?そう言えばこの日ってさ…」
花陽「えっ?ああっ!?」
にこ「な、何よ?」
花陽「この日は全国お米フェスティバル…米フェスの日と被ってるよぉ」
凛「だよね?かよちん楽しみにしてたもんね?」
花陽「う、うん。でも…でも…私は…」
真姫「いや…こっちはいいから。行って来なさいよ。楽しみにしてたんでしょ?」
花陽「で、でも…」
真姫「凛と私を相手に凄く嬉しそうに話してたじゃない。私達に気をつかう必要はないから…」
花陽「ま、真姫ちゃん…」
にこ「いいわよ別に。行って来なさい」
花陽「うん。ごめんね?ありがとう、真姫ちゃん、にこちゃん」
にこ「別に謝られる覚えも礼を言われる覚えはないわよ」
真姫「そうね。珍しくにこちゃんと同意見だわ」
8: (茸) 2022/03/03(木) 22:08:09.33 ID:YxKnIS19
凛「あれ?って事は遊園地に行くのは真姫ちゃんとにこちゃんの二人?」
絵里「確かに…」
真姫「え?」
にこ「真姫と…二人?」
凛「二人きりで行くの?」
希「いやいや…凛ちゃん。二年せ……………!そうやんなぁ。二人きりやなぁ」
真姫(にこちゃんと二人かぁ)
にこ(真姫と二人きりかぁ)
真姫「どうする?」
にこ「え?いやぁ…二人で行ってもねぇ」
真姫「そうね…二人で行ってもね…」
にこ「中止にしましょうか」
真姫「え?」
絵里「確かに…」
真姫「え?」
にこ「真姫と…二人?」
凛「二人きりで行くの?」
希「いやいや…凛ちゃん。二年せ……………!そうやんなぁ。二人きりやなぁ」
真姫(にこちゃんと二人かぁ)
にこ(真姫と二人きりかぁ)
真姫「どうする?」
にこ「え?いやぁ…二人で行ってもねぇ」
真姫「そうね…二人で行ってもね…」
にこ「中止にしましょうか」
真姫「え?」
11: (茸) 2022/03/03(木) 22:09:56.48 ID:YxKnIS19
にこ「え?」
真姫(え、中止にするの?ぶっちゃけ私はにこちゃんと二人で行ってもいいんだけど)
にこ(思わず中止なんて行っちゃったけど……。遊園地凄い行きたいぃぃぃ。遊園地大好きなんですけどぉぉぉぉ)
真姫(でも…私からは言えない。私から言ったらまるで…)
にこ(中止と言った手前やっぱり行こうなんて言えないわ。絶対に言えない。もし、やっぱり二人で行こうなんて言ったら…)
にこまき(二人で遊園地に行きたいみたいじゃない)
希「と言う事で穂乃果ちゃん達も居るんやけど」
凛「すっかり忘れてたにゃ」
希「面白いものが見れそうやから少し黙っておこうな?」
凛「うん。そうだね」
真姫(え、中止にするの?ぶっちゃけ私はにこちゃんと二人で行ってもいいんだけど)
にこ(思わず中止なんて行っちゃったけど……。遊園地凄い行きたいぃぃぃ。遊園地大好きなんですけどぉぉぉぉ)
真姫(でも…私からは言えない。私から言ったらまるで…)
にこ(中止と言った手前やっぱり行こうなんて言えないわ。絶対に言えない。もし、やっぱり二人で行こうなんて言ったら…)
にこまき(二人で遊園地に行きたいみたいじゃない)
希「と言う事で穂乃果ちゃん達も居るんやけど」
凛「すっかり忘れてたにゃ」
希「面白いものが見れそうやから少し黙っておこうな?」
凛「うん。そうだね」
13: (茸) 2022/03/03(木) 22:13:09.17 ID:YxKnIS19
真姫(どうしよう。このままじゃ中止になっちゃう。友達と遊園地なんて初めてなのに。こうなったら…こうなったら)
にこ(遊園地行きたい。どうにかして行く方向に持って行かなくちゃ。仕方ないわね…)
にこまき(相手に行きたいと言わせるしかないわ)
希「って感じになってると思うんよ。二人の性格からして」
凛「あり得そうだにゃ〜」
にこ(遊園地行きたい。どうにかして行く方向に持って行かなくちゃ。仕方ないわね…)
にこまき(相手に行きたいと言わせるしかないわ)
希「って感じになってると思うんよ。二人の性格からして」
凛「あり得そうだにゃ〜」
15: (茸) 2022/03/03(木) 22:15:15.12 ID:YxKnIS19
にこ「まあ…でもあれよね?」
真姫「え?」
にこ「チケットを無駄にするのは勿体無いわよね〜」
真姫「まあ…そうね。確かに勿体無いわよね」
真姫(やった!来た!にこちゃんの方から来たわ!)
にこ「まあ?私はどっちでもいいんだけど〜あんたが行きたいと言うなら行ってもいいわよ?」
真姫「え?」
にこ「だって行きたいんでしょ?あんた?」
真姫「そ、そんな事一言も言ってないじゃない」
にこ「だって、今一瞬嬉しそうだったわよ?遊園地好きなんじゃないの?」
真姫(嘘?私そんな嬉しそうな顔してた?顔に出てたの?)
にこ(ふふふ、嘘も方便って言うものね)
真姫「え?」
にこ「チケットを無駄にするのは勿体無いわよね〜」
真姫「まあ…そうね。確かに勿体無いわよね」
真姫(やった!来た!にこちゃんの方から来たわ!)
にこ「まあ?私はどっちでもいいんだけど〜あんたが行きたいと言うなら行ってもいいわよ?」
真姫「え?」
にこ「だって行きたいんでしょ?あんた?」
真姫「そ、そんな事一言も言ってないじゃない」
にこ「だって、今一瞬嬉しそうだったわよ?遊園地好きなんじゃないの?」
真姫(嘘?私そんな嬉しそうな顔してた?顔に出てたの?)
にこ(ふふふ、嘘も方便って言うものね)
16: (茸) 2022/03/03(木) 22:17:35.33 ID:YxKnIS19
にこ「ま、あんたがどうしてもって言うなら仕方ないわね。じゃあ、どうする?朝から行きましょうか?あそこは9時から開園だから8時に駅に集合でいいわね?まあ、今回はあんたの分も弁当作って来てあげても…」
真姫「待って」
にこ「え?」
真姫「私は行きたいなんて一言も言ってない!」
にこ「え?」
真姫「だから私は行きたいなんて一言も言ってないじゃない」
にこ「いや……もうよくない?」
真姫「よくない。私行きたいなんて一言も言ってない。にこちゃんが行きたいんでしょ?私と!二人で!」
にこ「は、はあ?なんでそうなるのよ?」
真姫「だって、そうじゃない。勝手に時間まで決めて。本当はにこちゃんが私と行きたいんでしょ?」
にこ「いや…私は…あんたが行きたそうな素振りを見せたから」
真姫「見せてない。そんな素振り見せてなんかない」
にこ「いや、見せたわよ。だから私は年長者としてあんたの気持ちを…」
真姫「μ’sは先輩禁止だからそんなの関係ないわよ。素直に言って。にこちゃんが行きたいって。それなら、私だって」
真姫「待って」
にこ「え?」
真姫「私は行きたいなんて一言も言ってない!」
にこ「え?」
真姫「だから私は行きたいなんて一言も言ってないじゃない」
にこ「いや……もうよくない?」
真姫「よくない。私行きたいなんて一言も言ってない。にこちゃんが行きたいんでしょ?私と!二人で!」
にこ「は、はあ?なんでそうなるのよ?」
真姫「だって、そうじゃない。勝手に時間まで決めて。本当はにこちゃんが私と行きたいんでしょ?」
にこ「いや…私は…あんたが行きたそうな素振りを見せたから」
真姫「見せてない。そんな素振り見せてなんかない」
にこ「いや、見せたわよ。だから私は年長者としてあんたの気持ちを…」
真姫「μ’sは先輩禁止だからそんなの関係ないわよ。素直に言って。にこちゃんが行きたいって。それなら、私だって」
17: (茸) 2022/03/03(木) 22:19:35.10 ID:YxKnIS19
凛「二人とも素直に行きたいって言えばいいのにね?」
希「面倒くさい性格してるよね〜」
凛「凛だったら遊園地にいっきたいにゃ~って言って終わりなのに」
希「そうやね。それを言えないのがあの二人なんよ」
真姫「どうなの?行きたいの?行きたくないの?」
にこ「……」
真姫「どっちなのよ?」
にこ「私は…私は別に…」
真姫「別に何よ?別にじゃ分からない」
にこ「別に行きたい訳じゃないわ」
真姫「なっ…素直じゃないわね」
凛「にこちゃんも真姫ちゃんに言われたくはないだろうね?自覚がないのかな?」
希「いやぁ…どうやろうね?」
花陽「凛ちゃんと希ちゃん…楽しそうだなぁ…」
絵里「良い性格してるわよね」
希「面倒くさい性格してるよね〜」
凛「凛だったら遊園地にいっきたいにゃ~って言って終わりなのに」
希「そうやね。それを言えないのがあの二人なんよ」
真姫「どうなの?行きたいの?行きたくないの?」
にこ「……」
真姫「どっちなのよ?」
にこ「私は…私は別に…」
真姫「別に何よ?別にじゃ分からない」
にこ「別に行きたい訳じゃないわ」
真姫「なっ…素直じゃないわね」
凛「にこちゃんも真姫ちゃんに言われたくはないだろうね?自覚がないのかな?」
希「いやぁ…どうやろうね?」
花陽「凛ちゃんと希ちゃん…楽しそうだなぁ…」
絵里「良い性格してるわよね」
18: (茸) 2022/03/03(木) 22:22:46.17 ID:YxKnIS19
真姫(くっ、どうにかしてにこちゃんの方から行きたいと言わせなきゃ)
にこ(せっかく行く流れになったって言うのに…真姫のやつ…素直じゃないんだから…)
にこ「あっ!ね〜真姫ちゃん?」
真姫「何よ?」
にこ「知ってる?ここの遊園地ってパレードが凄いって有名なのよ?」
真姫「へ~そうなの」
にこ「そうなの。なんでも、有名な作曲家が手掛けてるんですって。もしかしたら、作曲の参考になるかもね」
真姫「そうね」
にこ「でしょ?ちょっと気になるんじゃない?」
真姫「まあね」
にこ「まあ…μ’sの為でもあるし。付き合ってもいいわよ?ね?じゃあ、集合時間は…」
真姫「なるほど。私の事を思って遊園地に連れて行きたいのね?」
にこ「は?」
真姫「そういう事でしょ?その為にわざわざパレードの話題を出したんでしょ?」
にこ「違うわよ。たまたま思い出したのよ!そしたら、あんたが食いついて来たから」
真姫「私がいつ食いついたのよ?」
にこ「食いついたじゃない!気になるって言ったわよ」
真姫「言ったとしても行きたいと言ったつもりはないわ」
にこ「本当…素直じゃないわね。私はあんたの気持ちを察して」
真姫「勘違いしないでよね。そんな風に思ってないから。勝手に汲み取らないで」
にこ(せっかく行く流れになったって言うのに…真姫のやつ…素直じゃないんだから…)
にこ「あっ!ね〜真姫ちゃん?」
真姫「何よ?」
にこ「知ってる?ここの遊園地ってパレードが凄いって有名なのよ?」
真姫「へ~そうなの」
にこ「そうなの。なんでも、有名な作曲家が手掛けてるんですって。もしかしたら、作曲の参考になるかもね」
真姫「そうね」
にこ「でしょ?ちょっと気になるんじゃない?」
真姫「まあね」
にこ「まあ…μ’sの為でもあるし。付き合ってもいいわよ?ね?じゃあ、集合時間は…」
真姫「なるほど。私の事を思って遊園地に連れて行きたいのね?」
にこ「は?」
真姫「そういう事でしょ?その為にわざわざパレードの話題を出したんでしょ?」
にこ「違うわよ。たまたま思い出したのよ!そしたら、あんたが食いついて来たから」
真姫「私がいつ食いついたのよ?」
にこ「食いついたじゃない!気になるって言ったわよ」
真姫「言ったとしても行きたいと言ったつもりはないわ」
にこ「本当…素直じゃないわね。私はあんたの気持ちを察して」
真姫「勘違いしないでよね。そんな風に思ってないから。勝手に汲み取らないで」
19: (茸) 2022/03/03(木) 22:26:34.90 ID:YxKnIS19
絵里「あ~イライラする~」
真姫「は?」
にこ「え?」
希「ん?」
凛「へ?」
花陽「え、絵里ちゃん?」
絵里「二人で行けばいいじゃない!!!」
真姫「絵里?」
にこ「ちょ、ちょっと?」
絵里「さっきから黙って聞いてればお互い牽制し合って。二人で行けばいいでしょ?簡単な話しじゃない」
真姫「だから別に…」
にこ「行きたい訳じゃ…」
絵里「何?二人で行くのが恥ずかしいの?自意識過剰よ。誰もあなた達の事なんて気にしてないから!!!」
花陽「え、絵里ちゃん?絵里ちゃんが…」
希「大丈夫。アレが本来のえりちやから」
花陽「そ、そうなの?」
真姫「は?」
にこ「え?」
希「ん?」
凛「へ?」
花陽「え、絵里ちゃん?」
絵里「二人で行けばいいじゃない!!!」
真姫「絵里?」
にこ「ちょ、ちょっと?」
絵里「さっきから黙って聞いてればお互い牽制し合って。二人で行けばいいでしょ?簡単な話しじゃない」
真姫「だから別に…」
にこ「行きたい訳じゃ…」
絵里「何?二人で行くのが恥ずかしいの?自意識過剰よ。誰もあなた達の事なんて気にしてないから!!!」
花陽「え、絵里ちゃん?絵里ちゃんが…」
希「大丈夫。アレが本来のえりちやから」
花陽「そ、そうなの?」
20: (茸) 2022/03/03(木) 22:28:37.69 ID:YxKnIS19
真姫「だから…別に行きたい訳じゃないし」
にこ「そうよ。私だって…でも…絵里がそこまで言うなら。別に私は行きたくないけどね」
真姫「そうね。私も別に行きたい訳じゃないけど。絵里がそう言うなら」
絵里「あっそう。二人とも行きたい訳じゃないのね。ならもういいです。クラスの子にあげちゃうから」
にこ「ええ?なんでそうなるのよ?」
真姫「そうよ。意味分からない」
絵里「それはこっちの台詞よ。だって行きたくないんでしょ?だったらいいじゃない」
にこ「いや…ほら?せっかくμ’sの為にって頂いたのに人にあげるなんて失礼じゃない」
絵里「行かないで無駄にする方が失礼よ」
真姫「で、でも…」
絵里「でも?」
にこ「そうよ。私だって…でも…絵里がそこまで言うなら。別に私は行きたくないけどね」
真姫「そうね。私も別に行きたい訳じゃないけど。絵里がそう言うなら」
絵里「あっそう。二人とも行きたい訳じゃないのね。ならもういいです。クラスの子にあげちゃうから」
にこ「ええ?なんでそうなるのよ?」
真姫「そうよ。意味分からない」
絵里「それはこっちの台詞よ。だって行きたくないんでしょ?だったらいいじゃない」
にこ「いや…ほら?せっかくμ’sの為にって頂いたのに人にあげるなんて失礼じゃない」
絵里「行かないで無駄にする方が失礼よ」
真姫「で、でも…」
絵里「でも?」
21: (茸) 2022/03/03(木) 22:30:26.43 ID:YxKnIS19
真姫「でも…行くべきよ。うん、行くべきだわ」
にこ「真姫?」
絵里「やっと素直になったわね」
希「なんだ〜もう終わりかぁ」
凛「割とすぐに決着ついたね」
真姫「にこちゃんは行くべきだわ」
にこ「は?」
絵里「え?」
真姫「だって行きたいんでしょ?本当は」
にこ「い、いや…だから、あんたは…」
真姫「私はいい。行かない。にこちゃんだけで行ってよ」
絵里「ええ?」
希「なんでそうなるんやろ」
凛「ね」
にこ「真姫?」
絵里「やっと素直になったわね」
希「なんだ〜もう終わりかぁ」
凛「割とすぐに決着ついたね」
真姫「にこちゃんは行くべきだわ」
にこ「は?」
絵里「え?」
真姫「だって行きたいんでしょ?本当は」
にこ「い、いや…だから、あんたは…」
真姫「私はいい。行かない。にこちゃんだけで行ってよ」
絵里「ええ?」
希「なんでそうなるんやろ」
凛「ね」
22: (茸) 2022/03/03(木) 22:31:24.45 ID:YxKnIS19
真姫「もう本当に私はいいから。にこちゃん一人で行って来て」
にこ「いやいや、どこの世界に一人で遊園地に行く女子高生が居るのよ」
真姫「大丈夫よ。にこちゃんなら」
にこ「大丈夫って何?何が大丈夫なの?」
絵里「もう。にこが素直に真姫と行きたいって言わないから拗ねちゃったじゃない」
にこ「そんな事言われても…別に真姫と行きたい訳じゃ」
絵里「誘いなさい」
にこ「は?」
絵里「にこから真姫を誘いなさい」
にこ「なんでそうなるのよ」
絵里「こう言う状況だからに決まってるでしょ」
にこ「いやいや、どこの世界に一人で遊園地に行く女子高生が居るのよ」
真姫「大丈夫よ。にこちゃんなら」
にこ「大丈夫って何?何が大丈夫なの?」
絵里「もう。にこが素直に真姫と行きたいって言わないから拗ねちゃったじゃない」
にこ「そんな事言われても…別に真姫と行きたい訳じゃ」
絵里「誘いなさい」
にこ「は?」
絵里「にこから真姫を誘いなさい」
にこ「なんでそうなるのよ」
絵里「こう言う状況だからに決まってるでしょ」
24: (茸) 2022/03/03(木) 22:33:42.72 ID:YxKnIS19
凛「あ~あ~。真姫ちゃんついに拗ねちゃったね」
希「なるほど…もしかしてすると…流石やな」
凛「え?どう言う事?」
希「真姫ちゃんはえりちを味方に付けてにこっちの逃げ場をなくしたんよ」
凛「って言う事は拗ねてるのも演技って事?」
希「多分ね」
絵里「さあ、にこ。言うのよ」
にこ「くっ…仕方ないわね」
凛「おおっ!ついににこちゃんが折れたにゃ」
希「なるほど…もしかしてすると…流石やな」
凛「え?どう言う事?」
希「真姫ちゃんはえりちを味方に付けてにこっちの逃げ場をなくしたんよ」
凛「って言う事は拗ねてるのも演技って事?」
希「多分ね」
絵里「さあ、にこ。言うのよ」
にこ「くっ…仕方ないわね」
凛「おおっ!ついににこちゃんが折れたにゃ」
25: (茸) 2022/03/03(木) 22:36:22.01 ID:YxKnIS19
にこ「真姫…二人で行きましょう」
真姫「…」
にこ「別にあんたと行きたい訳じゃないけど…」
絵里「にこ?」
にこ「わ、分かってるわよ。真姫と二人で行きたいの。ね?一緒に行きましょう?」
凛「希ちゃんの言う通りだったね」
希「な?言ったやろ?にこっちより真姫ちゃんの方が一枚上手やったって事やな」
花陽「と、取り敢えずめでたし、めでたし…かな?」
真姫「行かない」
にこ「は?」
絵里「え?」
凛「にゃ?」
花陽「真姫ちゃ?」
希「えぇ…」
真姫「…」
にこ「別にあんたと行きたい訳じゃないけど…」
絵里「にこ?」
にこ「わ、分かってるわよ。真姫と二人で行きたいの。ね?一緒に行きましょう?」
凛「希ちゃんの言う通りだったね」
希「な?言ったやろ?にこっちより真姫ちゃんの方が一枚上手やったって事やな」
花陽「と、取り敢えずめでたし、めでたし…かな?」
真姫「行かない」
にこ「は?」
絵里「え?」
凛「にゃ?」
花陽「真姫ちゃ?」
希「えぇ…」
26: (茸) 2022/03/03(木) 22:38:40.85 ID:YxKnIS19
絵里「いや…真姫?にこが行きたいんだって」
真姫「もう、いいわよ。私は行かないから」
にこ「あのね。それじゃあ、私が折れた意味がないでしょ?」
真姫「だって、にこちゃんは絵里に言われて無理矢理言ったんでしょ?だから、もういい。私は行かない」
希「予想以上の面倒くささ…」
凛「凛が思ってるよりにこちゃんは大人だったし真姫ちゃんは子供だったね」
希「…ウチ、ビックリやわ」
真姫「もう、いいわよ。私は行かないから」
にこ「あのね。それじゃあ、私が折れた意味がないでしょ?」
真姫「だって、にこちゃんは絵里に言われて無理矢理言ったんでしょ?だから、もういい。私は行かない」
希「予想以上の面倒くささ…」
凛「凛が思ってるよりにこちゃんは大人だったし真姫ちゃんは子供だったね」
希「…ウチ、ビックリやわ」
27: (茸) 2022/03/03(木) 22:39:25.62 ID:YxKnIS19
にこ「あんたねぇ…なんでそうなるのよ?」
真姫「ふん」
にこ「行こうって言ってんのよ」
真姫「嫌」
にこ「意味わからないんだけど」
絵里「ま、真姫?にこは本当にあなたと行きたいのよ。ね?そうよね?」
にこ「そ、そうよ」
真姫「本当?」
にこ「…本当よ」
真姫「じゃあ…」
真姫「ふん」
にこ「行こうって言ってんのよ」
真姫「嫌」
にこ「意味わからないんだけど」
絵里「ま、真姫?にこは本当にあなたと行きたいのよ。ね?そうよね?」
にこ「そ、そうよ」
真姫「本当?」
にこ「…本当よ」
真姫「じゃあ…」
28: (茸) 2022/03/03(木) 22:41:41.83 ID:YxKnIS19
にこ「じゃあ?」
真姫「えっと…その…」
ガチャ
穂乃果「遊園地!!!」
にこ「ほ、穂乃果?」
真姫「あっ!?」
絵里「忘れてた…」
穂乃果「遊園地のチケット貰ったんでしょ?私行きたい!」
海未「穂乃果!!廊下を走ってはいけません」
ことり「焦らなくてもチケットは逃げないよ」
穂乃果「だってぇ」
真姫「えっと…その…」
ガチャ
穂乃果「遊園地!!!」
にこ「ほ、穂乃果?」
真姫「あっ!?」
絵里「忘れてた…」
穂乃果「遊園地のチケット貰ったんでしょ?私行きたい!」
海未「穂乃果!!廊下を走ってはいけません」
ことり「焦らなくてもチケットは逃げないよ」
穂乃果「だってぇ」
29: (茸) 2022/03/03(木) 22:44:20.30 ID:YxKnIS19
ことり「お母さんからチケット受け取ったでしょ?」
絵里「え、ええ…」
穂乃果「皆んなで行こうよ!いつ?いつ行く?」
絵里「いや、それがね。日時指定のチケットで。私達は用事があるから行けないのよ」
穂乃果「え~行けないのぉ。そんなぁ…」
にこ「いや…」
ことり「あっ!?この日は私も…」
穂乃果「ことりちゃんもダメなの?」
ことり「ごめんね…」
穂乃果「じゃあ海未ちゃん、二人で行く?」
海未「私と穂乃果でですか?」
穂乃果「うん。久しぶりに私とデートだよ?嬉しいでしょ?」
海未「まあ…仕方ありませんね。二人で行きましょうか。チケットも勿体無いので」
穂乃果「そんな言い方して〜嬉しい癖に~このこの~」
絵里「え、ええ…」
穂乃果「皆んなで行こうよ!いつ?いつ行く?」
絵里「いや、それがね。日時指定のチケットで。私達は用事があるから行けないのよ」
穂乃果「え~行けないのぉ。そんなぁ…」
にこ「いや…」
ことり「あっ!?この日は私も…」
穂乃果「ことりちゃんもダメなの?」
ことり「ごめんね…」
穂乃果「じゃあ海未ちゃん、二人で行く?」
海未「私と穂乃果でですか?」
穂乃果「うん。久しぶりに私とデートだよ?嬉しいでしょ?」
海未「まあ…仕方ありませんね。二人で行きましょうか。チケットも勿体無いので」
穂乃果「そんな言い方して〜嬉しい癖に~このこの~」
30: (茸) 2022/03/03(木) 22:45:57.45 ID:YxKnIS19
にこ「穂乃果の性格が羨ましいわね…」
真姫「本当…生きやすそう…」
穂乃果「いやぁ~楽しみだなぁ」
にこ「…」
真姫「…」
プルルル
絵里「あっ、電話…。もしもし?え?そう…分かったわ」
にこ「どうしたの?」
絵里「亜里沙からで…あの…私も行ける事になったわ。遊園地」
穂乃果「え?本当?イェーイ」
にこ「……」
真姫「……」
凛「なんだったんだろうね?」
希「まあ…面白かったし。ええんやない?」
凛「そうだね」
真姫「本当…生きやすそう…」
穂乃果「いやぁ~楽しみだなぁ」
にこ「…」
真姫「…」
プルルル
絵里「あっ、電話…。もしもし?え?そう…分かったわ」
にこ「どうしたの?」
絵里「亜里沙からで…あの…私も行ける事になったわ。遊園地」
穂乃果「え?本当?イェーイ」
にこ「……」
真姫「……」
凛「なんだったんだろうね?」
希「まあ…面白かったし。ええんやない?」
凛「そうだね」
31: (茸) 2022/03/03(木) 22:46:10.60 ID:YxKnIS19
おわり
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1646311898/