1: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:33:12.73 ID:j9+YFhH0.net
絵里「ごめんね、お願いしてもいい?」
海未「監視といわれましても、何をすればいいのでしょうか?」
絵里「ほら、もうすぐ定期試験でしょ?にこがちゃんと勉強しているのか見て欲しいのよ」
絵里「本当は私か希が見てあげればいいんだけど、生徒会の用事でちょっと手が離せなくて」
絵里「海未ならそういうところも信頼できるし、どうかしら?」
海未「μ’sの活動に支障が出てもいけませんし、構いませんよ」
絵里「助かるわ。今は部室で勉強してるみたいだから」
海未「はい、分かりました」
海未「監視といわれましても、何をすればいいのでしょうか?」
絵里「ほら、もうすぐ定期試験でしょ?にこがちゃんと勉強しているのか見て欲しいのよ」
絵里「本当は私か希が見てあげればいいんだけど、生徒会の用事でちょっと手が離せなくて」
絵里「海未ならそういうところも信頼できるし、どうかしら?」
海未「μ’sの活動に支障が出てもいけませんし、構いませんよ」
絵里「助かるわ。今は部室で勉強してるみたいだから」
海未「はい、分かりました」
2: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:34:04.47 ID:j9+YFhH0.net
絵里「本当は穂乃果のお世話が良かったり?」
海未「私は穂乃果のお世話係では…それに、ことりもいますし」
絵里「ふふっ、そうだったわね。だーい好きな穂乃果ちゃんといられなくて残念だったのかと思っちゃった」
海未「な…何を言い出すのですか!?」
海未「第一、穂乃果は私が見ていないとだらしないからであって…その…」
絵里「はいはい。そういうことにしてあげるわ。海未ちゃんは真面目だもの」クスクス
絵里「それじゃあ、よろしくね」
海未「はあ…分かりました…」
海未(にこよりも絵里を何とかしたいものです…)
海未「私は穂乃果のお世話係では…それに、ことりもいますし」
絵里「ふふっ、そうだったわね。だーい好きな穂乃果ちゃんといられなくて残念だったのかと思っちゃった」
海未「な…何を言い出すのですか!?」
海未「第一、穂乃果は私が見ていないとだらしないからであって…その…」
絵里「はいはい。そういうことにしてあげるわ。海未ちゃんは真面目だもの」クスクス
絵里「それじゃあ、よろしくね」
海未「はあ…分かりました…」
海未(にこよりも絵里を何とかしたいものです…)
3: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:34:43.54 ID:j9+YFhH0.net
海未「にこ、勉強の調子は…」
にこ「げ」
海未「なぜ帰ろうとしているのですか…?」
海未「定期試験の勉強をしていると絵里から聞いたのですが、その様子だと」
にこ「あはは…何の事かしら?」
海未「いいですか、赤点を取ってはμ’sの活動ができなくなるかもしれないのですよ」
海未「にこはアイドル研究部の部長でもあるわけですから、その点しっかりしてもらわないと困ります」
にこ「はぁ…うるさいのが居なくなったと思ったら…」
にこ「げ」
海未「なぜ帰ろうとしているのですか…?」
海未「定期試験の勉強をしていると絵里から聞いたのですが、その様子だと」
にこ「あはは…何の事かしら?」
海未「いいですか、赤点を取ってはμ’sの活動ができなくなるかもしれないのですよ」
海未「にこはアイドル研究部の部長でもあるわけですから、その点しっかりしてもらわないと困ります」
にこ「はぁ…うるさいのが居なくなったと思ったら…」
4: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:35:18.21 ID:j9+YFhH0.net
海未「にこ、私は意地悪しにきたわけではないですし、にこやμ’sの事を思ってここに」
にこ「はいはい、分かったわよ。勉強すればいいんでしょ」
海未「その通りです。まずはカバンを置いてくださいね」
にこ「あ!あっちで穂乃果とことりがキスしてる!」
海未「…」
にこ「…なんで私の方見てるのよ」
海未「穂乃果はお店の手伝いがあるので、もう学校にはいません」
にこ「うぐっ」
にこ「はいはい、分かったわよ。勉強すればいいんでしょ」
海未「その通りです。まずはカバンを置いてくださいね」
にこ「あ!あっちで穂乃果とことりがキスしてる!」
海未「…」
にこ「…なんで私の方見てるのよ」
海未「穂乃果はお店の手伝いがあるので、もう学校にはいません」
にこ「うぐっ」
5: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:35:55.08 ID:j9+YFhH0.net
海未「にこ、逃げようとしても無駄ですよ」
にこ「べ…別にそんなつもりは無いわよ」
海未「それなら勉強できますね」ニコッ
にこ「…」
海未「できますよね」ニコッ
にこ「わ…分かったわ…」ムスッ
にこ「べ…別にそんなつもりは無いわよ」
海未「それなら勉強できますね」ニコッ
にこ「…」
海未「できますよね」ニコッ
にこ「わ…分かったわ…」ムスッ
6: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:36:44.18 ID:j9+YFhH0.net
海未「今日は私もここで勉強しますので、何かあれば聞いてください」
にこ「何で後輩の海未に教えられなきゃいけないのよ…」
海未「すみません…穂乃果と勉強するときの癖で…」
にこ「まあ、そんなに気にしなくてもいいけど。それじゃあさっさと始めましょ?」
海未「はい」
にこ「何で後輩の海未に教えられなきゃいけないのよ…」
海未「すみません…穂乃果と勉強するときの癖で…」
にこ「まあ、そんなに気にしなくてもいいけど。それじゃあさっさと始めましょ?」
海未「はい」
7: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:37:21.42 ID:j9+YFhH0.net
海未(随分真面目に勉強されていますね、これなら監視などいらないような気もしますが)
海未(そういえば、にこと二人で部室にいるのはあまり無い機会ですね)
海未(ですが、なんとなく安心するのは、穂乃果と似ているせいでしょうか)
海未(ことりに話せば、世話焼きだからと苦笑いされそうですが)
海未(まあ、私はこういう性分なのかもしれませんね)クスッ
にこ「なーに笑ってんのよ」
海未「いえ、お気になさらず」
海未(そういえば、にこと二人で部室にいるのはあまり無い機会ですね)
海未(ですが、なんとなく安心するのは、穂乃果と似ているせいでしょうか)
海未(ことりに話せば、世話焼きだからと苦笑いされそうですが)
海未(まあ、私はこういう性分なのかもしれませんね)クスッ
にこ「なーに笑ってんのよ」
海未「いえ、お気になさらず」
8: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:37:56.94 ID:j9+YFhH0.net
にこ「それにしても、海未も大変ね」
海未「何がでしょうか?」
にこ「穂乃果のお世話だけでも大変なのに、こんな事押し付けられて」
海未「にこがちゃんと勉強していれば大変な事にはなりませんよ」
にこ「うっ…そういわれればそうなんだけど…」
海未「ふふっ、冗談ですよ。こういうことは慣れていますし、正直絵里の相手をしている方が…」
にこ「ふぅん」
海未「あの、絵里には内緒にしてくださいね。本人の耳に入ると、まためんどくさい事になりそうなので」
にこ「別にいいけど」
海未「何がでしょうか?」
にこ「穂乃果のお世話だけでも大変なのに、こんな事押し付けられて」
海未「にこがちゃんと勉強していれば大変な事にはなりませんよ」
にこ「うっ…そういわれればそうなんだけど…」
海未「ふふっ、冗談ですよ。こういうことは慣れていますし、正直絵里の相手をしている方が…」
にこ「ふぅん」
海未「あの、絵里には内緒にしてくださいね。本人の耳に入ると、まためんどくさい事になりそうなので」
にこ「別にいいけど」
9: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:39:02.04 ID:j9+YFhH0.net
にこ「それよりも、海未も冗談なんて言えるようになったのね」
海未「そうでしょうか…?」
にこ「別にいいんじゃない?真面目すぎるのもどうかと思うし」
海未「私はそういう性分なので…」
にこ「そういう性分とかじゃなくて、たまには肩の力を抜きなさいって事よ」
にこ「家に帰っても稽古とか色々あるんでしょ?」
海未「昔からの習慣ですし…」
海未「そうでしょうか…?」
にこ「別にいいんじゃない?真面目すぎるのもどうかと思うし」
海未「私はそういう性分なので…」
にこ「そういう性分とかじゃなくて、たまには肩の力を抜きなさいって事よ」
にこ「家に帰っても稽古とか色々あるんでしょ?」
海未「昔からの習慣ですし…」
10: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:39:36.55 ID:j9+YFhH0.net
にこ「あーっ!もうそういう事じゃないのよ!」
海未「に…にこ!?」
にこ「海未もこんな事してないで、自分の好きな事やりなさいて言ってんの」
にこ「大体、私の監視なんか意味ないじゃない」
海未「しかし…」
にこ「絵里に勉強しなさいって言われたところなんかとっくに終わってるわよ」
海未「そうだったのですね…」
海未「に…にこ!?」
にこ「海未もこんな事してないで、自分の好きな事やりなさいて言ってんの」
にこ「大体、私の監視なんか意味ないじゃない」
海未「しかし…」
にこ「絵里に勉強しなさいって言われたところなんかとっくに終わってるわよ」
海未「そうだったのですね…」
12: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:42:10.83 ID:j9+YFhH0.net
海未「しかし、絵里に頼まれたので…」
にこ「ほーんと真面目ね…」
にこ「真面目な海未ちゃんにとっては、絵里はちょーっとめんどくさいと思うけど、ああ見えて心配してんのよ」
にこ「たまには肩の力を抜いてほしいって」
海未「そうだったのですか…」
にこ「絵里の場合、海未をからかってるようにしか思えないけどね」
にこ「それに私の監視なんか頼んで、矛盾してるのよ。最近の絵里はどこか抜けてるから」
海未「あはは…」
にこ「ほーんと真面目ね…」
にこ「真面目な海未ちゃんにとっては、絵里はちょーっとめんどくさいと思うけど、ああ見えて心配してんのよ」
にこ「たまには肩の力を抜いてほしいって」
海未「そうだったのですか…」
にこ「絵里の場合、海未をからかってるようにしか思えないけどね」
にこ「それに私の監視なんか頼んで、矛盾してるのよ。最近の絵里はどこか抜けてるから」
海未「あはは…」
13: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:42:55.84 ID:j9+YFhH0.net
にこ「確かに、色々なところを頼り切ってる私達も悪いんだけどね」
にこ「まあ、希もいるんだし、少しは先輩達の事信頼しなさいって事よ」
海未「…はい」
にこ「それならさっさと帰るわよ。こんなところにいつまでもいられないわ」
海未「分かりました」
にこ「後、絵里が心配してたなんて本人に言わないでよ。そういうの嫌がるから」
にこ「私からしたら真面目なのはどっちなんだかって感じなんだけど」
海未「お互い、絵里には苦労しますね」フフッ
にこ「そうね」フフッ
にこ「まあ、希もいるんだし、少しは先輩達の事信頼しなさいって事よ」
海未「…はい」
にこ「それならさっさと帰るわよ。こんなところにいつまでもいられないわ」
海未「分かりました」
にこ「後、絵里が心配してたなんて本人に言わないでよ。そういうの嫌がるから」
にこ「私からしたら真面目なのはどっちなんだかって感じなんだけど」
海未「お互い、絵里には苦労しますね」フフッ
にこ「そうね」フフッ
14: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:43:28.62 ID:j9+YFhH0.net
海未(アイドルの知識に長けるにこや、優しく見守って、アドバイスをくれる希)
海未(冷静な判断をしてくれる絵里がいるから、私はなんとかやっていけているんですよ)
海未(私は、アイドルの事には疎いですし、穂乃果達の意見に流されてしまう事が多いので)
海未(あなた達のような先輩がいて良かったと思っているんですよ…とは言わない事にします)
海未(そんな事を言ってしまっては、また真面目な海未ちゃん扱いされてしまうので)
海未(たまには、にこの言う通りにしてみたいと思います)
海未(冷静な判断をしてくれる絵里がいるから、私はなんとかやっていけているんですよ)
海未(私は、アイドルの事には疎いですし、穂乃果達の意見に流されてしまう事が多いので)
海未(あなた達のような先輩がいて良かったと思っているんですよ…とは言わない事にします)
海未(そんな事を言ってしまっては、また真面目な海未ちゃん扱いされてしまうので)
海未(たまには、にこの言う通りにしてみたいと思います)
15: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/11/24(木) 23:44:01.79 ID:j9+YFhH0.net
にこ「ほら、行くわよ」
海未「にこ、お願いがあります」
にこ「何よ」
海未「この後、少しお出かけしませんか?」
にこ「全く…アンタはお堅いのよ」
にこ「『お願いがあります』なんて言わなくても付いて行ってあげるから」
にこ「そんなんだから絵里にも真面目な海未ちゃんなんて言われるのよ」
海未「…はい」
にこ「ま、アンタは真面目な方が似合ってるけど」
海未(私は、まだまだ真面目な海未ちゃんから変われなさそうです…)
海未(優しい先輩達がいる間は…ですけど)フフッ
おわり
海未「にこ、お願いがあります」
にこ「何よ」
海未「この後、少しお出かけしませんか?」
にこ「全く…アンタはお堅いのよ」
にこ「『お願いがあります』なんて言わなくても付いて行ってあげるから」
にこ「そんなんだから絵里にも真面目な海未ちゃんなんて言われるのよ」
海未「…はい」
にこ「ま、アンタは真面目な方が似合ってるけど」
海未(私は、まだまだ真面目な海未ちゃんから変われなさそうです…)
海未(優しい先輩達がいる間は…ですけど)フフッ
おわり
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1479997992/