1: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 19:50:57.18 ID:EZic4E4W
しずく「栞子さんおはよ~」
栞子「おはようございます」
しずく「何だか眠そう?」
栞子「そうですか?気のせいだと思いますよ」
しずく「そうかなぁ あ、そんな栞子さんに目の覚めるものあげる」
栞子「目の覚めるもの?」
しずく「はい!チョコだよ」
栞子「チョコですか」
しずく「うん 今日は何の日か知ってる?」
栞子「うーん…わからないです」
しずく「えー!?バレンタインだよバレンタイン!!」
栞子「おはようございます」
しずく「何だか眠そう?」
栞子「そうですか?気のせいだと思いますよ」
しずく「そうかなぁ あ、そんな栞子さんに目の覚めるものあげる」
栞子「目の覚めるもの?」
しずく「はい!チョコだよ」
栞子「チョコですか」
しずく「うん 今日は何の日か知ってる?」
栞子「うーん…わからないです」
しずく「えー!?バレンタインだよバレンタイン!!」
4: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 19:56:42.05 ID:EZic4E4W
栞子「バレンタイン…あの好きな人にチョコを渡すという」
しずく「そうそう!バレンタインだからね、栞子さんにチョコを作ってきたんだよ」
栞子「好きな人に渡すイベントなのでは?」
しずく「栞子さんのことが好きってことだよ♡」
栞子「はあ」
しずく「はあってなに!?もっと喜ぶとか照れるとかさ!!あるじゃん!!!」
栞子「はあ」
しずく「だから、はあってなに!?」
しずく「そうそう!バレンタインだからね、栞子さんにチョコを作ってきたんだよ」
栞子「好きな人に渡すイベントなのでは?」
しずく「栞子さんのことが好きってことだよ♡」
栞子「はあ」
しずく「はあってなに!?もっと喜ぶとか照れるとかさ!!あるじゃん!!!」
栞子「はあ」
しずく「だから、はあってなに!?」
6: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:01:20.82 ID:EZic4E4W
栞子「いえ、しずくさんのバッグからたくさんのチョコが見えてるのにどう反応すればいいのかと」
しずく「あ、見えてたか」テヘッ
栞子「はぁ…」
しずく「そ、そんな呆れないでよ!!」
栞子「わたしは…」
しずく「うん?」
栞子「わたしはしずくさん1人に渡すためにチョコを持ってきたのに…」
しずく「え、うそ…」
しずく「あ、見えてたか」テヘッ
栞子「はぁ…」
しずく「そ、そんな呆れないでよ!!」
栞子「わたしは…」
しずく「うん?」
栞子「わたしはしずくさん1人に渡すためにチョコを持ってきたのに…」
しずく「え、うそ…」
8: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:02:23.01 ID:EZic4E4W
栞子「…」ゴソゴソ
しずく「!」
栞子「これです」スッ
しずく「!!!!!!」
栞子「しずくさんはわたしの気持ちを踏みにじるのですね」
しずく「ち、違うよ!!嬉しい!!ていうか、ほんとにわたしだけのために…?」
栞子「ええ」ニコッ
しずく「なっ///」
しずく「!」
栞子「これです」スッ
しずく「!!!!!!」
栞子「しずくさんはわたしの気持ちを踏みにじるのですね」
しずく「ち、違うよ!!嬉しい!!ていうか、ほんとにわたしだけのために…?」
栞子「ええ」ニコッ
しずく「なっ///」
9: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:03:00.50 ID:EZic4E4W
栞子「気持ちを込めて作ったので味わって食べてくださいね」スッ
しずく「う、うん…///」
栞子「おっと」バサッ
しずく「あ、バッグ落ちたよ………って、栞子さんもいっぱいチョコ入れてるじゃん!!」
栞子「バレてしまいましたか」
しずく「嘘ついてたの!?」
栞子「はい」
しずく「むーーーー!!!ちょっと期待したのに!!!!!!」
栞子「しずくさんも同じようなことをしてきたのでおあいこです」
しずく「う、うん…///」
栞子「おっと」バサッ
しずく「あ、バッグ落ちたよ………って、栞子さんもいっぱいチョコ入れてるじゃん!!」
栞子「バレてしまいましたか」
しずく「嘘ついてたの!?」
栞子「はい」
しずく「むーーーー!!!ちょっと期待したのに!!!!!!」
栞子「しずくさんも同じようなことをしてきたのでおあいこです」
12: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:07:11.99 ID:EZic4E4W
しずく「栞子さんはそういうキャラじゃないでしょ!!!」
栞子「うつってしまったのかもしれませんね、誰かさんの子供っぽさが」
しずく「かすみさん!?」
栞子「しずくさんですよ」
しずく「はあ~~!!!???わたしのどこが子供っぽいの!!?」
栞子「自分のさっきまでの言動を思い出してください」
しずく「別に普通じゃん!」
栞子「そういうとこが子供っぽいのです」
しずく「むきーーーー!!!!もう栞子さんなんてしらないから!!!」
栞子「あっ……まったく」
──────────
栞子「うつってしまったのかもしれませんね、誰かさんの子供っぽさが」
しずく「かすみさん!?」
栞子「しずくさんですよ」
しずく「はあ~~!!!???わたしのどこが子供っぽいの!!?」
栞子「自分のさっきまでの言動を思い出してください」
しずく「別に普通じゃん!」
栞子「そういうとこが子供っぽいのです」
しずく「むきーーーー!!!!もう栞子さんなんてしらないから!!!」
栞子「あっ……まったく」
──────────
14: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:09:58.31 ID:EZic4E4W
部室
栞子「皆さん、日頃の感謝の気持ちを込めて皆さんにチョコを持ってきました」
ワーワー
しずく(ふんっ!)
栞子「チョコとは別に飴も持ってきました」
しずく「はあ!?」
栞子「なんですか」
しずく「わたしさっきもらってない!!!」
栞子「しずくさんの分はないですから」
しずく「はあ~!?はああ~~!!????!!なにそれ!!!」
栞子「皆さん、日頃の感謝の気持ちを込めて皆さんにチョコを持ってきました」
ワーワー
しずく(ふんっ!)
栞子「チョコとは別に飴も持ってきました」
しずく「はあ!?」
栞子「なんですか」
しずく「わたしさっきもらってない!!!」
栞子「しずくさんの分はないですから」
しずく「はあ~!?はああ~~!!????!!なにそれ!!!」
17: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:13:46.70 ID:EZic4E4W
栞子「言葉の通りです」
しずく「ひどい!!ひどくない!?」
栞子「ないものはないのです」
しずく「っ!!!もうほんっとにしらないから!!!」スタスタスタ
栞子「あっ」
栞子「……」
栞子(わたしもまだまだ子供ですね)
──────────
しずく「ひどい!!ひどくない!?」
栞子「ないものはないのです」
しずく「っ!!!もうほんっとにしらないから!!!」スタスタスタ
栞子「あっ」
栞子「……」
栞子(わたしもまだまだ子供ですね)
──────────
18: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:15:52.94 ID:EZic4E4W
しずく「ふんっ!栞子さんのばか!!」
しずく「わたしだけ飴ないってさすがにひどくない!?」
しずく「すごい傷ついたんだけど!!」
しずく「……」
しずく「ばか!ばかばかばか!!もう栞子さんとは口きかないもんね!!!」スタスタスタ
しずく「……」
しずく「ばか………」
しずく「……栞子さんには別にチョコ作ったのにな……栞子さんはわたしのこと何とも思ってないのかな…」
く……さん
しずく「わたしだけ飴ないってさすがにひどくない!?」
しずく「すごい傷ついたんだけど!!」
しずく「……」
しずく「ばか!ばかばかばか!!もう栞子さんとは口きかないもんね!!!」スタスタスタ
しずく「……」
しずく「ばか………」
しずく「……栞子さんには別にチョコ作ったのにな……栞子さんはわたしのこと何とも思ってないのかな…」
く……さん
19: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:16:22.60 ID:EZic4E4W
しずく「わたしだけ意識して、ばかみたい…」
「しずくさん!!」
しずく「うひゃあっ!?栞子さん!?」
栞子「こんなところで何をしてるんですか」
しずく「ふんっ!!」
栞子「……」
しずく「栞子さんとはもう口をきかないことにしたの!!」
栞子「…………すみませんでした」
しずく「え?」
栞子「しずくさんの困った顔とか怒ると頬を膨らますところが可愛くてつい意地悪なことを言ってしまいました」
しずく「え……え?」
「しずくさん!!」
しずく「うひゃあっ!?栞子さん!?」
栞子「こんなところで何をしてるんですか」
しずく「ふんっ!!」
栞子「……」
しずく「栞子さんとはもう口をきかないことにしたの!!」
栞子「…………すみませんでした」
しずく「え?」
栞子「しずくさんの困った顔とか怒ると頬を膨らますところが可愛くてつい意地悪なことを言ってしまいました」
しずく「え……え?」
20: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:17:28.24 ID:EZic4E4W
栞子「先程しずくさんの分の飴はないと言いましたね あれは本当のことです しずくさんの分はありません」
しずく「は?」
栞子「しずくさんにだけ、別のお菓子を用意したからです」
しずく「!?」
栞子「…」スッ
しずく「これは…マカロン…?」
栞子「はい しずくさんは、バレンタインに渡すお菓子にそれぞれ意味があることを知っていますか?」
しずく「た、多少は」
しずく「は?」
栞子「しずくさんにだけ、別のお菓子を用意したからです」
しずく「!?」
栞子「…」スッ
しずく「これは…マカロン…?」
栞子「はい しずくさんは、バレンタインに渡すお菓子にそれぞれ意味があることを知っていますか?」
しずく「た、多少は」
21: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:20:05.37 ID:EZic4E4W
栞子「では、マカロンの意味は?」
しずく「わからない…」
栞子「あなたは特別な存在であるということを意味するのですよ」
しずく「え…それって…」
栞子「しずくさんはわたしにとって、特別な存在です それをバレンタインに伝えたかったのです」
栞子「……わたしはそんな柄ではないので、回りくどいやり方になってしまったというか、しずくさんを怒らせてしまいましたが」
しずく「嬉しい……」
栞子「…よかったです」
しずく「わからない…」
栞子「あなたは特別な存在であるということを意味するのですよ」
しずく「え…それって…」
栞子「しずくさんはわたしにとって、特別な存在です それをバレンタインに伝えたかったのです」
栞子「……わたしはそんな柄ではないので、回りくどいやり方になってしまったというか、しずくさんを怒らせてしまいましたが」
しずく「嬉しい……」
栞子「…よかったです」
23: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:20:39.20 ID:EZic4E4W
しずく「嬉しいよ栞子さん…っ!!」
栞子「ふふ、怒ってるしずくさんも可愛いですが、やっぱり笑顔のしずくさんが1番ですね♪」
しずく「うんっ」
栞子「……しずくさん」スッ
しずく「!?」
栞子「これから先もずっと、わたしにとっての特別な存在であってくれませんか…?」💍
しずく「えーー?!!うそー!!!!」
──────────
──────
────
栞子「ふふ、怒ってるしずくさんも可愛いですが、やっぱり笑顔のしずくさんが1番ですね♪」
しずく「うんっ」
栞子「……しずくさん」スッ
しずく「!?」
栞子「これから先もずっと、わたしにとっての特別な存在であってくれませんか…?」💍
しずく「えーー?!!うそー!!!!」
──────────
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────
25: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:21:05.71 ID:EZic4E4W
しずく「っていうロマンチックなバレンタインにしてほしいなぁ~///」
栞子「めんどくさいので却下です」
しずく「栞子さんのばか~!!!!」
栞子「めんどくさいので却下です」
しずく「栞子さんのばか~!!!!」
26: (SB-iPhone) 2023/02/13(月) 20:21:13.76 ID:EZic4E4W
終わり
29: (しうまい) 2023/02/13(月) 20:25:33.47 ID:JVJ5Ugqr
急展開すぎると思ったらまた妄想かよw
乙
乙
28: (大韓民国) 2023/02/13(月) 20:22:57.46 ID:zc3TNS91
騙された😡
27: (もんじゃ) 2023/02/13(月) 20:21:48.12 ID:2uPQbvGf
座長さぁ…
30: (もんじゃ) 2023/02/13(月) 20:26:51.64 ID:MEFoR7KI
神SSだった
ありがとう
ありがとう
34: (茸) 2023/02/13(月) 22:22:15.83 ID:qDhtHlap
しおしず大好き
33: (大韓民国) 2023/02/13(月) 20:49:21.33 ID:zc3TNS91
乙
しおしず実話もお願いします
しおしず実話もお願いします
38: (もこりん) 2023/02/14(火) 01:01:27.48 ID:7qq6qze6
しおしずは健康にいいです
39: (たまごやき) 2023/02/14(火) 08:16:54.74 ID:jyhg1J4M
jΣミイ˶^ ᴗ^˶リ🍫ᶘイ^⇁^ナ川
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1676285457/