桜坂しずく(27)【長編SS】 | ページ 4 | ラブライブ!まとめ ぷちそく!!

桜坂しずく(27)【長編SS】





SS

815: 2020/05/22(金) 22:36:43.78 ID:VZAxo9kD
ーーーー



果林『もうスイスに帰っちゃうなんて寂しいわ……。日本に来てまだたったの1年じゃない』

エマ『うーん……私も日本が好きだからまだいたいけど。元々高校卒業したら向こうに帰ってお仕事手伝うって、お父さんお母さんと約束してたし』

エマ『それにスクールアイドルは高校の間だけだからね。それも終わってもうここに留まる理由は無いから』

果林『そ、そんなの──』


果林『…………』

果林『いえ、確かにスイスに帰るのは当然よね。ごめんなさい』

816: 2020/05/22(金) 22:44:10.41 ID:VZAxo9kD
果林『私はもう大丈夫だから。スイスに帰っても元気でね』

エマ『うーん……』

果林『な、何よ』

エマ『果林ちゃん、本当に大丈夫?』

果林『なっ……!』

819: 2020/05/24(日) 02:20:57.16 ID:RrI9wfby
果林『だっ……大丈夫に決まってるじゃない!!』

果林『自炊だってちゃんとできるし、方向音痴も大分直ったし』

エマ『…………?』


果林『首かしげないで……』


エマ『果林ちゃん、朝ちゃんと起きられる?』

果林『それは……』

果林『…………タブン』

820: 2020/05/24(日) 02:27:44.19 ID:RrI9wfby
果林『というかエマが来るまで1人で過ごしてたんだから、大丈夫に決まってるじゃない!』


エマ『3年生になるまでは、よく遅刻ギリギリだったって、せつ菜ちゃんから聞いたけど』


果林『せつ菜……余計な事を……!』



果林『とにかく大丈夫なの!!』

果林『私のことは心配しないで!もういい大人なんだから!何でも1人でできるから!』

エマ『大丈夫かな……』

果林『大丈夫だから!』

エマ『何かあったらいつでも連絡してね?』

果林『余計な心配しなくていいから、早くスイスに帰りなさい!』


ーーーー

821: 2020/05/24(日) 02:34:40.91 ID:RrI9wfby
エマ「あの時の果林ちゃん、心配しなくていいって何回も言ってた」

エマ「もしかしたら、今も私が心配しないように、弱いところを見せないように振る舞ってるのかも……」

あなた「…………そうだね」

あなた(エマさんは気遣いが得意な優しい人だもん。そりゃあ気付くよね)




あなた「多分、その事については果林さん本人から直接話があると思う」

エマ「え?」

あなた「そのために果林さんはここまで来たんだから」

エマ「…………そっか」

エマ「うん、分かった。私、果林ちゃんが話してくれるまで待ってるよ」

822: 2020/05/24(日) 02:38:44.21 ID:RrI9wfby
「エマー!シャワーありがとうー!」


エマ「あ、果林ちゃんだ」


エマ「どういたしましてー!!」


「それと、私は今日どこで寝たらいいのかしらー?」


エマ「あ、別室用意してあるのー!すぐ行くねー!」

あなた(エマさんの透き通った声は遠くにまでよく聞こえるんだろうなぁ)

823: 2020/05/24(日) 02:41:35.32 ID:RrI9wfby
エマ「ごめんね、果林ちゃん案内してくるね。ついでに私もシャワー浴びちゃおっかな」

あなた「そ、それなら!!」ガタッ

あなた「私も一緒に入っていいかな!?ほら、久しぶりに会ったわけでし!!」

あなた「洗いっことか一緒に湯船に浸かったり……!」


エマ「ごめんね?うち狭いユニットバスだから、湯船や洗いっこはちょっと難しいかな……?」

あなた「あ、そう……」

あなた「いや、すみませんでした……」

エマ「?」

824: 2020/05/24(日) 02:48:35.77 ID:RrI9wfby
エマ「私はこのまま家に戻るけど、あなたも一緒に戻る?」

あなた「いや、もうちょっとここにいようかな。ここ本当に星が綺麗だからもっと見ていたくて」

エマ「気に入ってくれてよかった!風邪引かないように気を付けてね」



エマ「あ、そうだ」


エマ「あなたは今までのことを悪く言ってたけど、私は違うと思うな」


あなた「えっ」

825: 2020/05/24(日) 03:10:58.83 ID:RrI9wfby
エマ「過去のことがあったから、今のあなたがいる。過去を否定するって事は、今の自分を否定することだよ」

エマ「たとえ結果が出なくても、落ちぶれて仕事をしなくなっても、だからって今までの自分を否定するのは違うと思う」


エマ「だって、あなたはまだ28だよ?そのうち高校卒業してから今まではたったの10年間でしょ?そんなの一生の内のほんの一部分」


エマ「それに今までの事、全部無駄だったと思う?」

あなた「それは……全部では無いとは思うけど……」

826: 2020/05/24(日) 03:17:02.97 ID:RrI9wfby
あなた「でも私、まだ何も出来てないよ。しずくちゃんやせつ菜ちゃんは凄い売れっ子になってたのに」

エマ「私達と比べて恥じる必要なんて無い。私達は私達のペースで走って行ってるように、あなたはあなたのペースで走って行けばいい。誰かと比べて焦る必要なんて無いよ」

エマ「それに、この10年間辛かったり怠惰だった時期だったのかも知れないけど、そんな時期があったからこそ、次はもっと前に踏み出そうって気持ちになってるんじゃない?」


あなた「…………」


エマ「あなたは頑張り過ぎちゃうところあるから、今はまだもうちょっと休んでなさーい!って神様が言ってくれてるんじゃないかな」


エマ「なんて、ごめんね。偉そうなこと言っちゃった……。あなたも何か悩んでそうに見えたから」


エマ「要は気にしすぎないで!私は今のあなたも大好きだから!ってことを伝えたかったの」


あなた「エマさん…………。ありがとう」

827: 2020/05/24(日) 03:27:12.68 ID:RrI9wfby
エマ「それじゃあ私、先に戻ってるね!」

あなた「うん」





あなた「ちょっと休んでなさーい、か」

あなた「だとしたらえらく長い休みだけど、いつか終わるときが来るのかな」


あなた「…………」


あなた「まぁ折角スイスに来たんだから、エマさんの言うとおり気にしすぎないで今はスイス旅行を楽しんでおこうかな!」

834: 2020/05/25(月) 12:45:54.00 ID:pAb3IEjm
ースイス2日目ー


あなた「んん……よく寝た……」

ふと隣を見てみると、昨日の夜果林さんがいたベッドがからになっていた。

あなた「果林さんもう起きてる?」

果林さんが自分で起きていることに少し疑問を感じつつ辺りを見回してみると、ベッドから少し離れた窓の傍に彼女はいた。




果林「ふぅ……」スパー

あなた「おはよう果林さん」

果林「あら、おはよう」サッ

あなた「果林さん?それ……」

果林「あー……見つかっちゃったわね」

838: 2020/05/27(水) 02:10:25.77 ID:rUjLd8Wc
あなた「果林さん、タバコとか吸うんだ……。なんか意外。あんなに健康に気を遣ってたのに」

果林「私だって吸いたくて吸ってるわけじゃ無いけど、まぁ色々あってね」

あなた「色々?」

果林「そう、色々。大人には色々あるのよ」

あなた(何か色っぽい)

839: 2020/05/27(水) 02:13:08.03 ID:rUjLd8Wc
果林「なるべくあなたの目には触れないようにしてたのだけれどごめんなさいね。イメージ崩れちゃったかしら」

あなた「確かにタバコのイメージは無かったけど、果林さん格好いい系だし絵になるなあとは思ったよ」

果林「あらそう?でも格好いいものでもなんでも無いわよこんなもの。キミは吸ってないわよね」

あなた「うん、何となく体に悪いような気がして……」

果林「ならいいわ、吸ってないなら吸わないに越したことは無いんだから。キミはこれからも吸わないで頂戴よ」

840: 2020/05/27(水) 02:17:10.13 ID:rUjLd8Wc
果林「あ、それからエマには内緒よ。これ以上心配毎を増やすわけにはいかないから」

あなた「うん、わかった」

あなた(まぁタバコの件は果林さんの本題とは関係ないだろうし、黙ってようか)



ガチャ

エマ「おはよう!よく眠れた?」

あなた「あ、エマさん!おはよう!」

果林「おはよう、おかげでよく眠れたわ」

841: 2020/05/27(水) 02:29:27.75 ID:rUjLd8Wc
果林「それにしても驚いたわ。別室っていうからてっきり家の中にお客用の部屋でもあるのかと思ったら、まさか家の外のコテージだったなんてね」

あなた「ホントだよ!もしかしてエマさんってお金持ち?」

エマ「別にお金持ちって訳じゃ無いけど……」


エマ「このコテージは私だけじゃなくて家族全員で共有してるの。来客用にって、お父さんが私達のために建ててくれた物なんだ」

果林「私達って、あなたの妹達もこの辺りに住んでるの?」

エマ「あれ?言ってなかったっけ。この辺りの家は全部私達家族の家だよ」

果林「え」

あなた「え?」

842: 2020/05/27(水) 02:43:54.19 ID:rUjLd8Wc
果林「全部って……この辺りの家何件かあったけど、それ全部……?」

エマ「うん、昨日泊まったのが私達家族の家で、その西側がここ」

エマ「真ん中にあるのがパパとママの家で、その西側が2番目の妹夫婦の家。東側にあるのが1番目の弟夫婦の家で、その北側が2番目の弟夫婦の家で──」

果林「そ、そこまで丁寧に説明しなくて大丈夫よ。大体分かったから……」

エマ「そう?」

あなた「家族の付き合いが深いんだね」

エマ「そうなの。子どもの面倒見て貰ったり、逆に私が見たり、家族皆で助け合いながら生活してるんだ!」


あなた(一見素敵だけど、こんなに相手の家族との関係が密接なら色々煩わしく感じそう)

あなた(もし私がエマさんと結婚してたらこういう状況下で生活してたのか。耐えられたかな……)

あなた(いや、そもそも私達じゃ結婚できないんだけども)

843: 2020/05/27(水) 02:46:07.11 ID:rUjLd8Wc
>>842訂正


エマ「うん、昨日泊まったのが私達家族の家で、その西側がここ」

エマ「うん、昨日案内した所が私達家族の家で、その西側がここ」

844: 2020/05/27(水) 03:00:03.05 ID:rUjLd8Wc
エマ「今日2人とも予定あったりする?」

あなた「いや、特にないかな」

エマ「どこか行きたいところとかあったりする?」

あなた「うーん……」

果林「というよりスイスがどういう所か私達あんまり知らないわ」

エマ「だったら、近くの街を一緒に回らない?皆が日本の街を案内してくれたように、私がスイスの街を案内するよ!」

あなた「いいの?それじゃあ」

果林「お言葉に甘えようかしら」

847: 2020/05/28(木) 17:59:48.80 ID:u4gl1p0w
ーーーー

エマ「とういうわけで山を下りてきました!今日は私の家の近くの街を案内するね!」

あなた「毎回街に行くのにあの山を歩いて上り下りするの……?」

果林「いい運動になりそうね」

エマ「ごめんね。車は全部お仕事のために出しちゃってるから……」

あなた「いや、私が運動不足なのが行けないだけだから……」ハァハァ

エマ「大丈夫?リンゴジュース飲む?」

あなた「それよりマイナスイオンを……」ギュム

エマ「わ!」ポフッ

エマ「ふふっ、ちっちゃい子どもみたい~」ナデナデ

果林「…………」

848: 2020/05/28(木) 18:03:59.30 ID:u4gl1p0w
果林「マリアちゃん達も歩いて学校に行ってるの?」

エマ「行きはお仕事の車に乗せて貰ってるよ。帰りは大抵歩きだと思う。私もそうだったから」ナデナデ

あなた「それでエマさん、運動系でも無いのにあんなにスタミナあったんだね」

エマ「そんなこと無いよ~」ナデナデ



エマ「本当はマッターホルンもお勧めしたかったんだけど、2人とも山登りの道具も知識も無いみたいだし」

エマ「それにあなたの体力的にもちょっと危険かも」

あなた「色々ごめん……」

エマ「わーっ!謝らないで!私は2人とスイスに来てくれただけで嬉しいから!」

果林「私も気にしてないわ。特に行きたい場所も無いし」

849: 2020/05/28(木) 18:11:50.98 ID:u4gl1p0w
あなた「2人とも……ありが──」

あなた「ゲホッゲホッ」

エマ「大丈夫?」

あなた「大丈夫……ただタバコの煙でむせただけだから」

スパー

フーッッ

果林「気のせいかも知れないけど、何だか歩きタバコしてる人が多い気がするわね」

あなた「日本じゃ喫煙所以外ではあんまり見かけないもんね……ゲホッ」

果林「ベビーカー押してる母親も歩きタバコしてるわ。流石にちょっと感心しないわね」

850: 2020/05/28(木) 18:20:38.30 ID:u4gl1p0w
果林「スイスってもっと綺麗で健康的だと思っていたのだけれど、結構イメージと違うのね」

エマ「えへへ……ごめんね」シュン

果林「って、どうしてエマが謝るのよ」

エマ「マナーが悪いな、とは私も思うんだけど……。日本を見ちゃうと余計にね。でもちょっとずつマシにはなってるんだ」

エマ「わ、悪いところばかりじゃ無いんだよ!スイスの街は!」

あなた「大丈夫だよエマさん!別にスイスの街を嫌いになったわけじゃないから!」

あなた「ね、果林さん!」

果林「あんなに皆が吸ってるの見ちゃったら、私もちょっと吸いたくなってきたかも」ガサゴソ


あなた「」

856: 2020/05/30(土) 04:20:09.31 ID:e/HS18jz
あなた「ちょっと!エマさんいるよ!?」   

果林「はっ!!!」

エマ「え、私がどうかした?」

あなた「なっ、なんでもないよ!!何でもないから!!」バタバタ

果林「そ、そうよ!なんでもないのよ!別にタバ──」

あなた「ちょっと果林さんは黙って!」バッ

果林「んっ……」ギュム

エマ「んー?2人とも変なの」

あなた「あはは。はー……」パッ

果林「ぷはっ……」




あなた「果林さん、エマさんには内緒にしてって言ったの誰だっけ」ボソッ

果林「ごめんなさい、つい……」ボソッ

859: 2020/05/30(土) 22:00:03.54 ID:e/HS18jz
エマ「とりあえず歩いて疲れただろうしお昼にしよう。この近くにお勧めのお店があるんだ。そこでいいかな?」

あなた「賛成!地元民お勧めのスイス料理のお店なんて今から楽しみだよ!」

果林「メニュー読めるかしら……」

エマ「私が読むから大丈夫だよ、果林ちゃん」

果林「あ…………。そうね、読めないものは仕方ないしお願いするわ」

860: 2020/05/30(土) 22:05:13.92 ID:e/HS18jz
ーーーー

あなた「ふぅ……やっと座れたぁ……」

果林「当たり前だけど周りの人皆外国の人で緊張するわね。私達だけ浮いちゃったりしてないかしら……」キョロキョロ

エマ「果林ちゃんは外国でもスタイルいいほうだと思うし、心配しなくてもいいよ~」

果林「あらそうかしら?ありがとうエマ」

あなた「私は?」

エマ「あなたは…………」

エマ「あなたは可愛いよ?」

あなた(はぐらかされた。子どもみたいってことかな)

861: 2020/05/30(土) 22:16:28.70 ID:e/HS18jz
エマ「さ、メニュー頼もう!」

果林「何かお勧めはある?」

エマ「やっぱりチーズを贅沢に使ったピザやパスタかな」

エマ「実はね、このチーズうちのを使ってるんだよ」

あなた「うちの?」

エマ「うん!」

あなた「エマさんの仕事って、ひょっとして牧畜みたいな?」

エマ「あ、あなたには言ってなかったっけ?そうなんだ」

862: 2020/05/30(土) 22:21:33.31 ID:e/HS18jz
エマ「私達家族が動物の世話をして、それを色んな所に買い取って貰ってるんだ」

エマ「あ、今の旦那さんとは流通の関係で知り合ってね」

あなた「へぇ、そうなんだ……。それってエマさんがしたい仕事?」

エマ「うん!昔から動物のお世話するのは好きだったし、毎日楽しいよ!」

あなた「そうなんだ……。やっぱり好きなことを仕事にできるっていいね」

863: 2020/05/30(土) 22:26:32.05 ID:e/HS18jz
『やぁエマちゃん。いらっしゃい』

エマ『あ、店長さん。こんにちは』

エマ「こちらこの店の店長さん。いつもよくして貰ってるんだ」


『この子達はエマちゃんの友達かい?』

エマ『はい!』

『スイスの子じゃ無いよね。えーと……』

エマ『日本だよ』

『ニッポン!通りでこんなに美人で可愛らしいわけだ!』スッ

果林『えっ』ギュッ

864: 2020/05/30(土) 22:36:58.66 ID:e/HS18jz
『きっと今ここで遭えたのも運命に違いない!この後予定はあるかい?もしよかったら』

エマ『もー!店長さん!この子私の友達なんだから!』

『えー……こんなに美人とご対面できる機会なんて滅多に無いって言うのに、それでもエマちゃんは僕に諦めろっていうのかい?』

エマ『今街を案内してる途中だから!この後も私と一緒に回るの!』

『うぅ……エマちゃん手厳しい……』



果林「え、えーと……」

エマ「果林ちゃんナンパされてたよ」

果林「あ、やっぱり?」

865: 2020/05/30(土) 22:46:00.35 ID:e/HS18jz
果林「ナンパ自体は慣れてないわけじゃ無いのだけれど、やっぱり外国語で畳み掛けられると萎縮しちゃうわね……」

あなた「流石元モデルやってただけあるね」

果林「ありがと。でも私より美人な人なんて幾らでもいるわよ」


『彼女は何て言ってるの?OKて?』

エマ『言ってないから。ナンパする暇合ったら早く注文取って』


エマ「皆は何にする?私はさっき言ったピザとパスタにしようと思うけど。考えてからもう一回呼び直す?」

あなた「私も同じのでいいよ」

果林「私もそうするわ」


~(間)~

868: 2020/06/01(月) 04:50:01.33 ID:+9lEvdqv
ドンッ

果林「ってこれは……」

あなた「量多っ……」

エマ「ん?食べないの?」

果林「ピザがこんなに大きいとは思わなかったわ……」

あなた「パスタも量多いし、食べきれるのこれ……」

エマ「大丈夫。余ったら私が食べてあげるから!」


果林「えっ」

あなた「いくらエマさんでもそれは……」

869: 2020/06/01(月) 04:53:41.39 ID:+9lEvdqv
エマ「ふー、ごちそうさま!」ペロッ

あなた「かなりの量だったのに、ホントに私達の残した分まで全部食べちゃったよ……」

エマ「次はデザート頼もうかな」

果林「え!?」

エマ「えーっと、今日は何にしようかなー」ペラッ

あなた「エ、エマさん……」

エマ「冗談で言ったことはあるけれど、ホントに栄養胸にいってるんじゃないかしらこれ……」

878: 2020/06/02(火) 06:37:01.18 ID:PNreUZuB
>>869最後果林です

エマ「えーっと、今日は何にしようかなー」ペラッ

あなた「エ、エマさん……」

果林「昔冗談で言ったことはあるけれど、ホントに栄養胸にいってるんじゃないかしらこれ……」

870: 2020/06/01(月) 04:59:42.39 ID:+9lEvdqv
ーーーー


エマ「そろそろ家に戻ろっか」

あなた「はーい。あっという間だったね」

果林「今日は街を案内してくれてありがとうエマ。ショッピングはもちろん、洋風の街中を歩くだけでも楽しかったわ!」

エマ「気に入ってくれてよかった~」

あなた「海を見ながらの食事も凄く良かったよ!スイスの海はホントに綺麗だね!」

エマ「海……?」

あなた「え?海じゃないの?」

871: 2020/06/01(月) 05:05:40.50 ID:+9lEvdqv
エマ「あれは湖だよ~」

あなた「えっ、そうなの?」

エマ「スイスの地形を思い出してみて。色んな国に囲まれてるでしょ?」

あなた「そう言われてみればそうだね。何か勘違いしてたよ……。でもホント綺麗だよね」

エマ「私も好きだよ。また時間があるときに皆で遊覧船に乗るのもいいかもね」

872: 2020/06/01(月) 05:10:01.72 ID:+9lEvdqv
エマ「それじゃあ帰るよ」

あなた「あ、ちょっと待って」

エマ「ん?」

あなた「またあの山登るんだよね」

エマ「うん、そうだけど……」

あなた「うぅ……そっか」

果林「少し思ったのだけれど、ケーブルカーとかは無いのかしら」

エマ「有名な観光地でも無い田舎だからそういうのは無いんだ。ごめんね」

あなた「とりあえず、時間かかるから先にお手洗い行ってくるね!」

エマ「お手洗いならすぐそこの建物だよ」

あなた「ありがとう!」バッ


エマ「果林ちゃんは行かなくて大丈夫?」

果林「私はさっき行ったから大丈夫よ」

エマ「そっか」


果林「…………」

エマ「…………」

873: 2020/06/01(月) 05:15:03.44 ID:+9lEvdqv
果林「ねぇエマ、嘘をつく人って……どう思う?」

エマ「え?」

エマ「うーん……そうだなぁ。その人にも色んな事情があるのかも知れないけど、私は素直に話してくれた方が嬉しいかな」

果林「そう……」


果林「…………」

874: 2020/06/01(月) 05:18:01.93 ID:+9lEvdqv
果林「あ、これはあくまで一般論よ!別に誰かの話とかじゃなくて!」

エマ「え、うん」


あなた「お待たせー」ダッ


果林「あ、ほら!あの子も帰ってきたし、すぐ出発しましょう!暗くなると危ないものね!」

エマ「うん……」




あなた「ん?何かあったの?」

エマ「ううん、果林ちゃんの言う通り、早めに戻ろっか」

879: 2020/06/02(火) 06:46:13.27 ID:PNreUZuB
ーーーー

エマの家

マリア「……」ジーッ

HAHAHA!!

果林「何言ってるか分からないけれど、外国のテレビって見てるだけで面白いものね」

あなた「雰囲気が日本と違ってて面白いよね」

エマ『マリアー、ママ今洗い物で手が離せないから、下の子達シャワーに入れてあげてー』ジャーッ

マリア『はーい』


エマ「果林ちゃん、ちょっとお願い聞いてもらっていい?」

果林「何?何でもやるわよ」

エマ「マリアがちゃんと下の子達のお世話できてるか、見ててくれない?」

果林「え?」

880: 2020/06/02(火) 06:53:35.97 ID:PNreUZuB
果林「それはいいけど……私に出来るかしら。色々不安だわ」

エマ「基本あの子1人で出来るから、見てくれてるだけでいいよ。何かあったら呼んでくれればすぐにかけつけるから!」

果林「…………そうね、分かったわ。それじゃあ私も行ってくる」

エマ「よろしくね~」


バタン


エマ「…………」

881: 2020/06/02(火) 07:00:13.62 ID:PNreUZuB
エマ「ねぇ」

あなた「え、呼んだ?」

エマ「果林ちゃん、私に話してくれるかな」

あなた「どうしたの?急に」

エマ「実は山に登る前、あなたがお手洗いに行ってる間に果林ちゃんから話があったの」

エマ「でも果林ちゃん、何か話しにくそうで結局話は聞けなかったんだ」

エマ「やっぱり果林ちゃんは私に話したくないのかな?それなら無理に話してくれなくても……」


あなた「話しにくいのはそうだと思う」

あなた「でも果林さんだってエマさんと話をするためにここに来たんだよ」

エマ「話をするために……?」

882: 2020/06/02(火) 07:08:37.54 ID:PNreUZuB
あなた「私もだけど、果林さんもこれからどうしていいか迷ってる途中なんだよ」

あなた「そこから抜け出すためにもエマさんと話をする必要があると思ったからスイスに来たんだ」

エマ「そうだったんだ。私の地元を見てみたいって訳じゃ無かったんだね……」シュン

あなた「い、いや!もちろんそれもあるよ!1度行ってみたかったし!それも嘘じゃないから!」

エマ「そう?よかった」ホッ

あなた(嘘って訳じゃ無いけど、エマさんに隠し事するのは良心が痛むな……!)

883: 2020/06/02(火) 07:23:48.76 ID:PNreUZuB
あなた「だからそのうちちゃんと話してくれると思う。今は果林さんを信じて待ってて」

エマ「……うん。分かった」

エマ「果林ちゃんが勇気を出して話せるように、心の中で応援してるね」


あなた「ありがとう」

エマ「お礼を言うのは私と果林ちゃんの方だよ!」

あなた「え?」

エマ「やっぱりあなたは、誰かのために行動できる優しい人だよね。ありがとう」



誰かのため……?いや、果林ちゃんに関しては私がスイスに行くついでみたいなものだったんだ。そんな大層な物じゃない。

かすみちゃんや彼方ちゃんやせつ菜ちゃん、そしてエマさんも果林さんもそれぞれもう自分の人生を生きているんだ。そこに今更私なんかが皆のために何かしようなんて。

ならなぜ果林さんの件は口を挟んだのか。
果林さんの嘘が見過ごせなかったから?
果林さんが可哀想だったから?
何とか出来そうだったから?
たまたま気が向いたから?


分からない…………。

884: 2020/06/02(火) 07:34:36.72 ID:PNreUZuB
でもこの感覚。

久しく忘れていた感覚。

~~~~

歩夢(17)『私達のサポートをしてくれて、ありがとう!』

~~~~


誰かのために行動して役に立てるというのは

やっぱり悪くないと思った。




895: 2020/06/05(金) 03:38:07.91 ID:5uK4IOAH
ーーーー

果林『さぁマリア、お休みの時間よ。あなたの妹達はもう夢の中よ』

マリア『えぇ~今日も果林ちゃんと全然お話できなかった……』

果林『それもそうね……。じゃあ、ちょっとだけよ』

マリア『やった!』

果林『何か聞きたいことある?』

マリア『えーっとね、えっとね……。あ、そうだ!』

マリア『果林ちゃんって今何のお仕事してるの!?』

果林『っ!』

896: 2020/06/05(金) 03:41:04.70 ID:5uK4IOAH
果林『えっと……それは……』

マリア『やっぱりまだアイドルしてるの?あ、モデルさんもやってたって言ってたからそれかなー?』

果林『今はその……お洋服を作ったりしてるの』

マリア『そうなんだ!凄ーい!!』

果林『そ、そう?ありがとう』


果林(…………)

897: 2020/06/05(金) 03:56:02.40 ID:5uK4IOAH
果林『それよりマリアは嘘とかかくしごとをしたことはある?』

マリア『無いよ。なんで?』

果林『そう…………』


果林『そうよね、嘘はいけないわよね。マリアはそのままお母さんみたいに素直な子でいてね』

マリア『うん!』

マリア『ねぇ、果林ちゃん。いい子にしてたら、私も果林ちゃんみたいなスクールアイドルになれるかな?』

果林『ええ、もちろんよ。なれるわきっと。マリアはエマの子なんだし、なにより私が保証する』

マリア『やった!』

898: 2020/06/05(金) 04:05:02.65 ID:5uK4IOAH
果林『ねぇ、なんでマリアはスクールアイドルになりたいの?』

マリア『果林ちゃんに憧れてるから!』

果林『私に?』


マリア『うん!果林ちゃんのライブ。格好よかったし、見ていて私すっごくドキドキしたの!』

マリア『それでいつかこんな風に、私も歌とダンスで皆をドキドキさせられるようなスクールアイドルになりたいなって!』

マリア『お母さんにはまだ秘密だし、歌もダンスもまだまだこれからなんだけどね……』

果林『そう、頑張ってね』


果林『さ、大きくなるためにも今日も早く寝ましょう?』ナデナデ

マリア『はーい。お休みなさい、果林ちゃん』

果林『お休み、マリア』


.

899: 2020/06/05(金) 04:06:25.92 ID:5uK4IOAH
バタン

果林「…………」

果林「よしっ」



.

900: 2020/06/05(金) 04:12:24.49 ID:5uK4IOAH
あなた「あ、果林さん。マリアちゃん達寝た?」

果林「ええ、素直でいい子達よ」


果林「ねぇ、エマは?」

あなた「エマさん?エマさんは今シャワーかな」

果林「そう……」


果林「…………」


果林「エマに本当の事を話そうと思う」

あなた「決心ついた?」

果林「実を言うとまだ怖いわ」

果林「でもずるずる先延ばしにするわけにはいかない。わざわざスイスにまで来たんだから」


 

901: 2020/06/05(金) 04:21:55.32 ID:5uK4IOAH
果林「それで、キミにも付いていてもらえないかしら」

あなた「私もいていいの?」

果林「やっぱり1人だと中々勇気が出なくて」

果林「それに、キミにも聞いていて欲しい」

あなた「分かった。一緒にいるね」
 

902: 2020/06/05(金) 04:32:18.15 ID:5uK4IOAH
.





エマ「ふー、温まったぁ」

果林「ねぇエマ」

エマ「?」

果林「この後、ちょっと話いいかしら」


エマ「…………うん、ちょっと待ってて。すぐに準備するね」


エマ「外出たところにベンチがあるの。そこで先に待ってて」

果林「分かったわ」

909: 2020/06/08(月) 16:08:19.70 ID:+F5sVD52
果林「はぁ……」

あなた「緊張してる?」

果林「してない……って言いたいところだけど、かなり緊張してるわ」

あなた「果林さんが緊張なんて珍しいね」

果林「そうかしら?ライブ前とか結構緊張していたと思うのだけれど」


あなた「そうだったかな。果林さんはいつも自信満々な印象があったから」

あなた「たとえ勉強するのが嫌って言ってる時でもね」


果林「もう、からかわないでよ」

あなた「あはは、ごめん」


果林「でもあなたならもう分かってるでしょ?私は今も──」

あなた「あ、エマさん来たよ」

果林「!」

910: 2020/06/08(月) 16:14:27.82 ID:+F5sVD52
果林「あらエマ、思ったより早かったわね……」

エマ「もうちょっと遅かった方がよかったかな」

果林「いえ、そういうわけじゃ……」

果林(本当はもうちょっと落ち着かせる時間が欲しかったけど)

果林(いえ、きっといくら時間があっても足りないでしょうね)


エマ「はい、ホットチョコレートどうぞ。リラックスできるよ」

果林「ありがとう」

エマ「あなたもどうぞ」

あなた「あれ。2つしか無いけど、それエマさんの分じゃないの?」

エマ「私はいつも飲んでるから、気にしないで」


果林(ほんとだ。ちょっと落ち着いた気がする)

912: 2020/06/09(火) 12:18:27.09 ID:Ei3gS6YH
エマ「どう?落ち着いたかな?」

果林「ええ、ありがとう」

果林(私が反応を切り出した時の反応といい、エマも何となく察してるのかしら)



果林「その、何から話していいか……」

果林「1つ確認しておきたいんだけど」

エマ「何かな?」

果林「どんなことを言っても、私の事軽蔑とかしたりしない……?」

エマ「え?」

果林「いや、やっぱり、今の無しで!」

果林(って何今更格好悪く予防線なんて張ってるのよ!)

エマ「軽蔑、されるようなことしたの?」

果林「その、人によってはそう思うかも……?」

エマ「まさかひ、人でも殺しちゃったの!?それならちゃんと自首しないと……」

果林「どんな想像してるのよ!違うわよ!」

913: 2020/06/09(火) 12:18:59.34 ID:Ei3gS6YH
エマ「じゃあ軽蔑するような事って?」

果林「それは……」チラッ

あなた「!」

ベンチの後ろで見守っていた私の方をチラッと見る。

あなた「大丈夫だって。私ですら軽蔑なんてしてないんだから、エマさんなら尚更しないって」

あなた「それに、ちゃんと言うって決めたんでしょ?応援してるから」

果林「……」クルッ

うぅ……分かったと言わんばかりの表情で果林さんは前に向き直した。

914: 2020/06/09(火) 12:19:36.76 ID:Ei3gS6YH
エマには服飾の仕事してるって言ってるでしょ?あれ嘘なの」

エマ「え?」


果林「それで今はキャバクラ──エマには分かるかどうか分からないけど、男性相手こういう事するお仕事」ギュッ

エマ「わっ……///」

そう言って果林はエマの手を自分の腰にやって引き寄せ、露骨に自分の胸を押し付ける。

果林「何となく分かった?」

エマ「う、うん……」

915: 2020/06/09(火) 12:20:13.63 ID:Ei3gS6YH
果林「とにかくそういうお仕事。嫌々働いてるわけじゃないけど誇れるものじゃないし、軽蔑されてもおかしくはないとは自分でも思う」

果林「それに、服飾の仕事してるってずっと嘘つき続けてきたんですもの。流石にエマでも──」

エマ「果林ちゃん、話してくれてありがとう」

果林「…………え?」


エマ「それが果林ちゃんが言いたかったことなんだよね。今まで気付いてあげられなくてごめんね。辛かったよね?」

エマ「もう無理して強がらなくてもいいからね」


果林「なんで……」

916: 2020/06/09(火) 12:20:39.01 ID:Ei3gS6YH
果林「なんであなたはそんなに優しいの!?」

果林「私ずっとあなたを騙してたのよ!?なんでそんな平気でいられるの!?もし私がエマの立場ならきっと……いいえ、絶対軽蔑してる!」

エマ「何でって……」

エマ「きっと何か事情があったんだって、私には分かるから」

エマ「だって、果林ちゃんは意味も無く騙したりするような人じゃ無いから。ずっと一緒にいたんだもん。それくらい分かるよ!」

果林「っ!」

917: 2020/06/09(火) 12:22:18.06 ID:Ei3gS6YH
果林「ほんと、お人好しねエマは」

果林「なんだか笑えてくるわ。予防線まで張ってたのがバカみたいじゃない……」


果林「もしよければだけど、このまま続けて聞いて欲しい」

エマ「うん、分かった。聞いてるね」

918: 2020/06/09(火) 12:23:53.13 ID:Ei3gS6YH
果林「まず虹ヶ咲を出てからモデルのお仕事に就いたけど、芽が出ずそのまま辞めたって話はしたわよね?」

エマ「うん。こんなにスタイルいいのに残念だったよね…」

果林「ありがとう。でも私が思ってた以上に厳しい世界だったってだけよ


果林「それでその後何をしようか迷ってた時、ファッションについて考えるのは好きだったし服飾の仕事にしようと思って大学に行くことにしたの」

果林「それで受験の勉強をしながら学費を稼ぐために何かアルバイトをしようと探してた所にキャバクラの人に声をかけられたの」

果林「最初はあまり乗り気じゃ無かったし、慣れてからも並行して勉強していくつもりだったのだけれど、キャバクラで入るお金があまりにも大きすぎてね」

果林「それでわざわざ勉強してまた何年も学校行ってまで他の仕事に就く意味あるのかなって思っちゃったの」

919: 2020/06/09(火) 12:25:35.86 ID:Ei3gS6YH
果林「それに気付いちゃってからはもう勉強なんてやめちゃって入学願書も出さずにひたすらキャバクラ一本」

果林「モデルやスクールアイドルのノウハウもあってお客が求めていることは何となく分かってたから、結構出世は早かったかしら」


果林「それでもっと大金が入ってくるようになって、大学の事なんてすっかり忘れてた頃」

果林「エマから『大学入試どうだった?』ってメッセージが来て、そこでエマには服飾のお仕事をするって伝えてることを思い出したの」

920: 2020/06/09(火) 12:26:42.15 ID:Ei3gS6YH
果林「エマには勉強頑張るって言っちゃってて。まさか勉強やめてこんな仕事に就いてるなんて話すわけにもいかないから、とっさに嘘をついちゃったの」

果林「丁度その時期にママになったかもって連絡も聞いて、こんなことでエマに余計な心配かけるわけにはいかなかったから」 


果林「エマがスイスに帰っても心配しないように……立派な大人になるって……言ったから。立派になってるように見せなきゃって……思ったから」

果林「それもあって……余計に弱いままの私を知られたくなくて……」


果林「それで、それで……」

エマ「もういいんだよ果林ちゃん。嘘つかなくたって」

921: 2020/06/09(火) 12:27:59.28 ID:92YnbotJ
エマ「私はそのままの果林ちゃんが好きなんだし、昔からお世話するのが好きで私が勝手に心配してただけなんだから」

果林「エマ……」

エマ「うん、寧ろ果林ちゃんの心配毎が無くなっちゃって困ってたくらい!」

果林「うっ……うっ……」


果林「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

エマ「…………」ポンポン

922: 2020/06/09(火) 12:31:07.82 ID:Ei3gS6YH
あなた「…………」

果林さんがあそこまで感情を吐き出す姿は初めて見た。

その様子は普段のクールだったりちょっぴりお茶目だったり。今まで見てきたどの果林さんとも違っていたけれど。

これもまた果林さんの顔の1つなんだとすぐに飲み込めたので、そこまで大きな驚きはなかった。


それよりも寧ろ、私以外にもあんなに弱い自分を見せることがあるんだと少し嫉妬のようなものを感じた程だ。

927: 2020/06/10(水) 04:46:15.04 ID:KRYxuDIh
果林「取り乱してごめんなさい。もう大丈夫よ。全部吐き出せたから」

あなた「果林さんがあんな風に泣いちゃうなんね」

果林「みっともないところ見せちゃったわね」

あなた「そんなこと無いって!」

エマ「果林ちゃんが頑張ってるのはちゃんと知ってるから。私達にくらいは無理せずに素をみせてもいいんじゃないかな?」

あなた「素の果林ちゃんは可愛いしね!」

果林「可愛いなんてそんな……」

928: 2020/06/10(水) 04:49:14.99 ID:KRYxuDIh
果林「勝手に自分で理想像を創って、本当のことを言う勇気が無かったからそれを維持するためにずるずると嘘をついて」

果林「滑稽よね。嘘を付き続けるなんて、立派な大人からほど遠いのに そんなことにも気付かないでいたなんて」


あなた「果林さんはこれからどうするの?今のお仕事続ける?」

エマ「果林ちゃんが本当にやりたいことなら私は応援するよ」


果林「それは……分からないの。本当にやりたいことが」

果林「とりあえず今のお店をやめて、やりたいことを探してみるつもり。このままだと抜け出せなくなりそうだし」

果林「もう一度ゆっくり自分を見つめ直して、時間がかかってでも探してみる」

929: 2020/06/10(水) 04:51:05.97 ID:KRYxuDIh
果林「一度きりの人生、こんな所でくすぶってあきらめるなんて私らしくないわ。もっと上を目指さなくっちゃね!」


あなた「そうなんだ……」

あなた「私もやりたいことを探してる途中だからさ、一緒に探そうよ」

果林「ええ。どっちが先に見つけられるか勝負よ!負けないんだから!」

930: 2020/06/10(水) 04:57:39.40 ID:KRYxuDIh
果林「そうだ。エマ、お願いがあるの」

エマ「私に?何かな」

果林「もうキャバクラに戻ったり色々挫折しないために、週に1度テレビ電話して見守っててほしい」

果林「それから他にも悩んだら相談したりするかも。とにかく、今度は嘘なんてつかずにちゃんと伝えるから」

果林「もちろんエマがよければだけれど……」


エマ「勿論いいよ!お世話する人が1人増えたくらいどうってことないから気にしないで!」

果林「ありがとう。でもエマったら、あんまり子ども扱いしすぎるのは嫌よ?」

931: 2020/06/10(水) 04:59:38.75 ID:KRYxuDIh
あなた「誰かを頼らないことが一人前じゃないものね。頼れる人がいるなら遠慮無く頼ることにするわ」

エマ「うん、嬉しい!いっぱい頼ってね!」


あなた「ふぁぁ」


あなた「あ、ごめん……」

果林「…………もう寝ましょうか」

エマ「……そうだね」

あなた「わ、ごめん!私のことなら気にしなくていいから続けて!?」

果林「大丈夫よ、もう話は終わったから」

エマ「私もそろそろ寝ようかなって思ってたところだったし」

あなた「うぅ……ホントにごめん」

943: 2020/06/10(水) 13:27:43.44 ID:38XaBtLY
目的を果たすために地球の裏側に行って、果たしたら翌日帰る
この子フットワーク軽すぎない?

>>931の冒頭はあなたじゃなくて果林の台詞かな

945: 2020/06/11(木) 00:07:11.95 ID:4flKw5dK
>>943
果林ですね……登校前に確認はしてるんですがすみません

このスレ内でキリのいいところまでは終わらせます

932: 2020/06/10(水) 05:03:45.20 ID:KRYxuDIh
ーーーー

果林「エマに本当の事を言えて良かったわ。あなたのおかげよ。ありがとう」

あなた「言えたのは果林さんの力だよ。私は何もしてない」

果林「それだけじゃなくて、私をスイスまで連れてきてくれたじゃない。凄く感謝してる」

果林「今でもあなたは私の理解者で、最高の友達よ」

あなた「最高の友達、か……」

あなた「えへへ、すっごく嬉しい!」


あなた「ところでさっきの話なんだけど」

果林「さっき?どの話かしら」

あなた「エマさんに見守ってて欲しいって言うの」

果林「ああ、あれね。それがどうかしたの?」

あなた「その、自分から言うのも何だけど、私のことも頼って欲しかったなってちょっと思ったり……」


果林「…………」


果林「キミって頭はいい方なのよね?」

あなた「えっ、どういう意味?」

933: 2020/06/10(水) 05:10:07.93 ID:KRYxuDIh
果林「分からない?キミ今の私と同じ状況じゃない。人の心配してる余裕なんてあるの?」

あなた「あっ……」

果林「そりゃ今回の件は優しさに甘えて頼ってしまったけれど、流石にもうキミに迷惑かけるわけにはいかないわ」

あなた「迷惑だなんて──」

果林「キミがそう思ってても、絶対キミにとって足枷になる。まず自分の事を心配しなさい」

果林「エマと仲直りしてくれるキッカケをくれただけで私は感謝してるんだから。キミはキミの人生を生きて」

934: 2020/06/10(水) 05:16:05.45 ID:KRYxuDIh
果林「それにエマとはもう10年以上もずっと連絡しあってるから。私の事を理解してくれてるし安心かなって」


あなた「…………そっか」

あなた(そうだよね。そりゃあ高校卒業以来連絡してなかった私なんかよりエマさんの方がよっぽど頼りになる)

あなた(そこまで言われちゃこれ以上は何も言えないな)

あなた(まずは自分の事を何とかしないといけないのは事実だし)

935: 2020/06/10(水) 05:17:34.88 ID:KRYxuDIh
果林「それじゃあ私はそろそろ寝るわ。おやすみなさい」

あなた「おやすみなさい」




あなた(私もエマさんに会えて、果林さんもちゃんとエマさんと話をできて、新しい道を歩み始めて……)


あなた(あれ、もしかしてもうスイスにいる意味無くなった?)

936: 2020/06/10(水) 05:21:04.00 ID:KRYxuDIh
ースイス3日目ー


あなた「というわけで明日帰ることにした」


エマ「え?」


果林「は?」

946: 2020/06/11(木) 00:09:09.17 ID:4flKw5dK
微修正部分から


果林「それにエマとはもう10年以上もずっと連絡しあってるし気軽に頼れるかなって」


あなた「…………そっか」

あなた(そうだよね。そりゃあ高校卒業以来連絡してなかった私なんかよりエマさんの方がよっぽど頼りになる)

あなた(そこまで言われちゃこれ以上は何も言えないな)

あなた(まずは自分の事を何とかしないといけないのは事実だし)

947: 2020/06/11(木) 00:11:01.69 ID:4flKw5dK
果林「それじゃあ私はそろそろ寝るわ。おやすみなさい」

あなた「おやすみなさい」



あなた(果林さんとエマさん、仲直りできてよかった)

あなた(私もエマさんに会えて、果林さんもちゃんとエマさんと話をできて)

あなた(めでたく新しい道を歩み始めることができて……)


あなた(…………)


あなた(あれ、もしかしてもうスイスにいる意味無くなった?)

948: 2020/06/11(木) 00:12:11.70 ID:4flKw5dK
ースイス3日目ー


あなた「というわけで明日帰ることにした」


エマ「え?」


果林「は?」

949: 2020/06/11(木) 00:18:10.92 ID:4flKw5dK
果林「いや、ちょっと待って。そんな急に!?」

あなた「あ、果林さんは残ってて大丈夫だよ。私が勝手に帰るだけだから」

果林「キミが帰るなら私も帰るわよ!昨日約束したじゃない。後れを取るわけにはいかないわ!」

エマ「えぇ~2人とも急だね……。あなたらしいと言えばあなたらしいけど……」


エマ「でもごめんね。ちょっと明日は空港まで送ってあげられそうにないの」

あなた「気にしないで!この山は夜じゃなかったら迷ったりはしないだろうし、降りて駅に着いたら空港までは電車に乗るだけだし。私達だけでも大丈夫!」

エマ「ごめんね?後で空港までの行き方をメモに書いて渡しておくから」

あなた「ありがとうエマさん!」


果林「私を一人にしたら嫌よ?」

あなた「外国で迷子はシャレにならないから、果林さんははぐれたらすぐに連絡してね……」

951: 2020/06/11(木) 00:23:56.72 ID:4flKw5dK
あなた「それにしても今日も楽しかったー!やっぱりスイスといえば自然だよね!」

果林「森林浴や水浴び。正に絵に描いたようなアルプスって感じだったわね」

エマ「スイスの自然っていいでしょ?」

あなた「うん。エマさんがどうやって育ったか何となく分かったよ」


あなた(そんなスイス旅行も今日で終わりか。自分で言い出したとはいえ、ちょっと寂しいな)




エマ「今日はこのまま自然の中でお昼寝しちゃおうか」

エマ「果林ちゃん、はい、膝枕」

果林「……恥ずかしいわ」

あなた(あ、いいな)


エマ「そういいつつま膝枕させてくれる果林ちゃん好きだよ~」

果林「もう、からかうなら一人で寝るわよ!?」

エマ「からかってないよ~」

あなた(まぁでも今日の所は空気を読んで果林さんに譲っておくか)

あなた(膝枕はまた今度エマさんに会ったときの楽しみに取っておこう!)

952: 2020/06/11(木) 00:26:06.46 ID:4flKw5dK
ーーーー

マリア『えー!?果林ちゃん明日帰っちゃうの!?』

エマ『もうマリア、夜中に大声出さないの!』

マリア『だって、急すぎるんだもん!私まだまだ話したいことあったのに……』

果林『ごめんねマリアちゃん。私も急だとは思うけど』

マリア『うぅ……そんな……』

あなた(心が痛む……。ごめんねマリアちゃん)

エマ「果林ちゃん、せめてマリアが寝るまではなるべく一緒にいてもらっていいかな?」

果林「そうね。分かったわ」

953: 2020/06/11(木) 00:27:33.49 ID:4flKw5dK
ーーーー

マリア『ねぇ、ホントに明日帰っちゃうの……?』

果林『ごめんね。でも私これからエマと週に1度お話しすることにしたの。もし私とお話ししたくなったら、その時にしましょう』

マリア『ほんと!?うん、分かった!』


果林『3日目楽しかったわ。お母さんと仲良くね』チュッ

マリア『……!』


果林『それじゃあお休みなさい』

マリア『お、お休みなさい……///』



マリア『…………///』

954: 2020/06/11(木) 00:31:13.97 ID:4flKw5dK
ーーーー

あなた「zzzz」

果林「…………」

果林(やりたいこと、ね……)

果林(ああは言ったけれど、今の所何も考えて無いし、どうしたらいいのかしら)

果林(そもそもキャバクラで働いてた経歴って面接で何て言われるのかしら……。あぁ、考えるだけで頭が──)


コンコン


果林「?」

955: 2020/06/11(木) 00:38:16.34 ID:4flKw5dK
マリア「…………」キィィィ

果林「マリア!?こんな夜中にどうしたの!?」

果林「あ、ちょっと待って、今翻訳アプリ立ち上げるから」




果林『お待たせ、どうしたの?こんな夜中に』

マリア『その、果林ちゃんに投げキスしてもらったからドキドキして眠れなくなっちゃって』

果林『あら』

果林(子どもにはちょっと刺激が強かったかしら……)

956: 2020/06/11(木) 00:55:06.09 ID:4flKw5dK
マリア『明日果林ちゃん帰っちゃうし、一緒に寝たくて抜け出してきちゃった』

果林『あら、悪い子ね。悪い子とは一緒に寝てあげないわ』

マリア『そんな……』

果林『なんて、冗談よ。明日お母さんに見つからないように上手くやるのよ』

マリア『やったー!ありがとう果林ちゃん!』


マリア『果林ちゃん、これ何?』

果林『え?ああこれ?服のデザインよ。さっきまで考えてたの』

果林(今日1日自然を見てインスピレーションが沸いてきたのよね。まぁあくまで素人の落書きなんだけど)


マリア『凄い!流石プロだね!』

果林『え?そんな、プロだなんて。私は──』

果林(っと──。マリアには服飾のお仕事が嘘だって言って無いんだった)

957: 2020/06/11(木) 01:25:14.83 ID:4flKw5dK
果林(どうしよう。マリアにも言ってしまおうかしら。嘘をつくのはよくないってこの子も言ってたし──)


マリア『ここのヒラヒラとか凄く可愛い!』

マリア『ねぇ、ここの部分どうなってるの!?』

果林『え?ああ、ここはこういう風にリボンがついてて……』

マリア『わぁ、凄ーい!!』


マリア『…………よしっ』



マリア『ねぇ、果林ちゃん!』

果林『どうしたの?』

マリア『将来私、果林さんが作った衣装を着てスクールアイドルがしたい!!』

果林『え!?』


マリア『果林ちゃんに私の衣装を作って欲しい!』

マリア『それまで私、頑張ってお金溜めておくから!』

果林『え?ちょっと、それは……』

マリア『ダメ?』

果林『ダメっていうか……』

果林(この子は私のことををプロだと思ってるからこんなこと言うんだろうけど、私なんて全然プロじゃない)

果林(私達の衣装ならともかく、他グループのスクールアイドルの衣装を作るなんて無理よ!)

果林(このイラストだってイメージのまま作れるとは思えないし)

958: 2020/06/11(木) 01:31:05.33 ID:4flKw5dK
マリア『やっぱり私なんかじゃダメだよね。きっともっと凄いグループじゃないと作ってもらえないんだ……』

果林『ちがっ……!マリアだから作れないんじゃなくて──』

果林『そういう、訳じゃなくて……』


果林(私が本当はプロじゃ無いから……)


果林『…………』


マリア『…………』


果林(私はファンにこんな顔させるためにスクールアイドルをしてきたの?)

果林(こんなにも真剣に私を頼ってくれているのに、その思いを裏切るつもりなの?)


果林(いいえ、違う!)


果林(マリア、あなたは嘘はいけないと言っていたけど。私はやっぱり、時には嘘が必要な事だってあると思うわ!)

959: 2020/06/11(木) 01:32:51.67 ID:4flKw5dK
果林『分かったわ。もし将来マリアがスクールアイドルになれたら、その時は衣装を作ってあげる』
 
マリア『ほんと!?』


果林(そうよ。プロじゃないから作れないっていうのなら、嘘だから作れないって言うのなら、それを本当にしてしまえばいいのよ!)


果林『でも道のりは厳しいわよ?日本でスクールアイドルにするなら、日本語覚えないといけないし』

マリア『お、お母さんに教えて貰って、頑張って覚える!』

果林『歌やダンスだって難しいし、思ってる以上に体力も必要よ』

マリア『そ、それも頑張る!!』


果林『よし。何回も言うようだけど、私はマリアのこと応援してるから!頑張って!』

マリア『うん!』

果林(私も、頑張るから──)

960: 2020/06/11(木) 01:35:03.05 ID:4flKw5dK
ースイス4日目ー

バンッ

エマ「大変果林ちゃん!マリアがいない……の……」


マリア「zzzz」

果林「zzzz」


エマ「はぁ、よかったぁ……。果林ちゃんと一緒に寝てたんだ」

エマ「もう……いつの間に抜け出したんだか。起きたらお説教しなきゃ」


マリア「んん……果林ちゃん……」ギュゥゥ


エマ「…………しょうがないなぁ。ギリギリまで寝かせておいてあげよう」

963: 2020/06/11(木) 19:56:11.72 ID:4flKw5dK
果林「それじゃあエマ、元気でね」

エマ「マリアもう学校行っちゃったけど、ちゃんと挨拶言えた?」

果林「ええ、心配無いわ」

エマ「それならよかった!2人とも元気でね!」


エマ「それじゃあ最後にぎゅぅぅ~」

果林「ん……」ポンポン

エマ「ほら、あなたも」

あなた「う、うん///」

エマ「ぎゅぅぅ~」

あなた(……///)

964: 2020/06/11(木) 20:01:50.16 ID:4flKw5dK
エマ「またいつでも来てね~」ブンブン

あなた「うん!ありがとうエマさーん!」

果林「日本に来る時は連絡してね~」




あなた「さ、駅に行こっか」

果林「ごめんなさい」

あなた「えっ何が?」

果林「キミとした約束の話だけど、私やりたいことができたわ。この勝負、私の勝ちね」

あなた「え!?嘘!!ちょっと、早すぎだよ果林さん!!」

果林「ふふっ。私が負けず嫌いってこと知ってるでしょ?」

あなた「それにしても早すぎだよ……」

965: 2020/06/11(木) 20:02:44.01 ID:4flKw5dK
あなた「それで、そのやりたいことって?」

私、もう一度デザイナーを目指してみる」

あなた「え?」

果林「あの子、マリアと約束したの。あの子がスクールアイドルになったら私が衣装を作ってあげるって」

果林「あの子が大人になるまでに本当に服飾の仕事に就いて、その約束を実現させる」


果林「どうかしら?」

あなた「いつの間にそんな約束を……」

果林「あの子のサポートをしたい。そう思ったの」

果林「キミが私達のサポートをしたいって思ったのと似たようなものじゃないかしら」


果林「あの時はなんでスクールアイドルが好きなのに、自分がなるんじゃなくて皆のサポートに回るんだろうって思ってたけど。今ならよく分かるわ、その気持ち」

966: 2020/06/11(木) 20:08:37.71 ID:4flKw5dK
あなた「…………でも果林さん。それって1度目指して諦めてるんだよね」

果林「今度は大丈夫。しっかりと目標を持って頑張るから」

あなた「でも、もしなれなかったら……?いくら努力しても諦めなければいつか叶う、なんてことはないんだよ……?」

果林「経験者は語るってわけ?」


果林「そうね……その時はその時。もし無理だったら別の道を選ぶわ」

あなた「別の道?」

果林「そう。あの娘のために出来ることは別に衣装を作ることだけじゃないでしょ?」

あなた「別の道か……」



果林「この勝負は私の勝ちだけど、キミも早くやりたいことを見つけられるといいわね」

あなた「うん……」

967: 2020/06/11(木) 20:14:44.28 ID:4flKw5dK
なんで私は無理だって分かったのにダラダラとソングライターという仕事にしがみついてたんだろう。

私、まだどこか音楽への思いを諦めきれられてないのかも。

だって、今までずっと音楽一筋だったんだよ。

それをやっぱりなれなかったから今更別の道へ、なんてこと自分には選べなかった。

だからいつまでも名ばかりのソングライターという職業にしがみついて……。

968: 2020/06/11(木) 20:15:56.46 ID:4flKw5dK
他人のサポート、か……。


『あの頃以上にもっと頑張るので、応援よろしくお願いします!』


あ……そっか。

そういうことだったんだ。

969: 2020/06/11(木) 20:17:04.20 ID:4flKw5dK
あなた「私も、やりたいこと見つかったかも」

果林「え、ほんと?」

あなた「うん、果林さんの話を聞いてね。今はまだ言えないけど」

果林「そう、よかったわね。お互いやりたいことが見つかって」

果林「キミが話してくれるのを楽しみにしてるわ」

あなた「うん!」



ーーーー

ーーー

ーー

970: 2020/06/11(木) 20:20:56.97 ID:4flKw5dK
「先輩。今……なんて言いましたか……?」



「私に、しずくちゃんの曲を作らせてほしい」





次スレ 桜坂しずく(28)

971: 2020/06/11(木) 20:22:32.07 ID:4flKw5dK
24くらいまで書き溜められたら次スレ建てます

読んで下さってくれてる方ありがとうございます
レス貰えたらとても嬉しいです

973: 2020/06/11(木) 20:29:20.31 ID:VLc6afvE
乙乙
5ヶ月くらいちゃんと更新されてるし、面白いから毎日チェックしてるわ
次スレも楽しみにしてる

974: 2020/06/11(木) 20:30:52.02 ID:kvJ7SGX5
うおおおおおお

楽しみだ!!!!

975: 2020/06/11(木) 20:37:12.72 ID:eAyE5gfA

いつも楽しませてもらってます
これで一番ヤバい人以外の虹の近況は出たのかな

976: 2020/06/11(木) 20:38:22.62 ID:VlciBauY
ここまでお疲れ様です。
次がすごい気になるなぁ… 続編楽しみにしてますね

977: 2020/06/11(木) 20:48:40.18 ID:kWbmaSfD
乙乙!

978: 2020/06/11(木) 20:52:24.29 ID:nqJvuIlA
埋まるから次のスレへ、ってわけじゃなく書き留められるまでは次スレ立てないってことね
楽しみに待ってる

994: 2020/06/13(土) 22:10:53.85 ID:fJJoq2rc
次スレ立ったか

995: 2020/06/13(土) 22:30:58.96 ID:gteMtAb/

996: 2020/06/13(土) 23:08:22.52 ID:6rPe05VK
>>995

引用元: https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1579787929/

引用元: https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1579793970/

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