【SS】“のぞことまき”ことり「希ちゃんを」真姫「操作するわ」【ラブライブ！虹ヶ咲】

“のぞことまき”希「ユニット組まへん？」ことり「一期ですっ」

“のぞことまき”希「ドッキリ企画？」真姫「二期の始まりね」

“のぞことまき”ことり「笑っちゃいけない…？」ことり「あははｗｗｗ」

続き

【SS】“のぞことまき”希「ユニット組まへん？」ことり「一期ですっ」【ラブライブ！】

■約57000文字■ 2016/05/04(水 01:38:36.16 ID:zYali34v.net ☆部室☆ 希「なあことりちゃん」 ことり「なに？」 希「ユニット組まへん？」 ことり「うん、いいよ」 希「即決やねｗとなると残りの一人は…」

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2021年3月5日 18:00

【SS】“のぞことまき”希「ドッキリ企画？」真姫「二期の始まりね」【ラブライブ！】

■約40000文字■ 2016/05/31(火 20:32:07.75 ID:0DfYfqy8.net ☆放送室☆ 希「ドッキリ企画？」 ヒデコ「はい。放送部立案の企画で、私たちはその手伝いをさせてもらいます」 希「へぇ、おもしろそうやん。でも、何でウチらが？」 フミコ「先日の三人の演技を拝見させてもらいました。放送部部長曰く、ビビッときたらしいです」 ことり「希ちゃん！　ことりたちのステージが評価されたよ！」 希「評価どころか、逆に理事長に怒られたからねｗ」 真姫「私たちもまだ捨てたものじゃないってね」

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2021年3月9日 06:00

【SS】“のぞことまき”ことり「笑っちゃいけない…？」ことり「あははｗｗｗ」【ラブライブ！】

■約28000文字■2016/09/12(月 21:30:56.27 ID:IoOuAjq8.net ☆日曜日　とうじょう家☆ 希「いつもウチが大変な役回りな気がする…」 希「だから明日こそ理事長に渡すんや！」 希「このこつこつ書き溜めた企画書を！」ﾀﾞﾝｯ! 希「ふっふっふっ…二人に地獄を見せてやるで」

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2021年3月11日 05:00

☆春休み　部室☆


希「やっほー」ｶﾞﾁｬ

ことり「あ、希ちゃん」

真姫「ようやく来たわね」

希「突然部室に来いーなんて、NEWSの活動でもするん？」

ことり「まあ、その一環かな」

希「ふうん…」

 

希「それで、何するの？」

ことり「…………ます」ﾎﾞｿｯ

希「え？」

ことり「希ちゃんを操作します！」

希「え？　はっ？」

 

真姫「それじゃあ早速企画の説明をするわね」

希「待て待て待て」

ことり「苦情陳情は受け付けません」

希「もしかしてこの前の笑っちゃいけない企画の仕返し！？」

真姫「仕返しだなんて人聞きが悪いわね。私たちはNEWSの活動をより良いものにしようとしているだけよ」

希「よくもそんなしゃあしゃあと…」

 

ことり「今回の企画の趣旨は、ことりと真姫ちゃんが希ちゃんに指示を送って希ちゃんの新たな魅力を引き出す、というものですっ」

希「はっ？」

真姫「今日から一週間後、海未と凛には『リリホワ散歩』って題名の音ノ木坂スクールアイドル部の宣伝映像を撮ると伝えてあるわ」

ことり「そんな宣伝映像なんて撮らないんだけど…」

希「二人とも…」

 

ことり「その嘘企画の活動中、近くで待機してることりたちがモニター越しに希ちゃんのイヤホンに指示を出すから、それを必ず実行してくださいっ」

希「モニター越しって」

真姫「カメラマン役は花陽にお願いしてあるから、その映像を観て指示を出すことになるわね」

真姫「まあモニター越しって言っても、数百メートルくらいしか離れてないから、最後はちゃんと私たちもネタばらしに参加するわ」

希「抜かりないなぁ…」


真姫「当然、海未と凛は私たちが指示を出すことを知らないわ」

ことり「変に意識させないで、まっさらな気持ちでことりたちがプロデュースする希ちゃんを見て欲しいから」

希「…うん」

希「(笑っちゃいけない企画ときの二人の気持ちが分かったわ)」


真姫「じゃあ集合場所とかは追って連絡するから」

ことり「楽しみにしててくださいっ」

☆


海未「さあ、始まりました。リリホワ散歩」

海未「この番組は、音ノ木坂学院アイドル研究部の魅力をより多くの人に知ってもらう為にユニット毎で活動していく番組です」

希「(ああ始まってしまった…)」


凛「ということで初回はリリホワにゃー！」

希「どんどん音ノ木坂の魅力を伝えていくでー！」

希「(もうこうなったら当たって砕けろや！)」

 

真姫『あーあー、聴こえてる？』

希「(ばっちりやでー)」

ことり『あー、どうかな？　聴こえてたらジャンプしてくださいっ』


希「」ﾋﾟｮｰﾝﾋﾟｮｰﾝ

凛「？　希ちゃんどうしたの？」


真姫『空に…呼ばれた気がしたんや』


希「(真姫ちゃんは突然何言ってんの？)」


ことり『りぴーとりぴーと！』


希「そ、空に…呼ばれた気がしたんや」

凛「？？」

希「(そりゃそうや！)」

 

海未「はい、改めまして、今回の放送はlily whiteの園田海未と」

凛「星空凛と！」

希「東じ…」


ことり『面白く自己紹介してくださいっ』


希「………………」

海未「…希？」

希「東條希の登場やでっ♪」

希「…なんて」

海未・凛「！？」

希「(既にもう帰りたい…)」

 

ことり『放送事故レベルにつまらないよ～ｗ』


希「(ムチャ振りしたのは誰だっけ)」


真姫『そのまま自然に超常現象研究会の宣伝してｗｗｗ』

ことり『フフッｗｗｗ』


希「(ムチャ振りすぎるやろ…)」


希「まあ……今日は良い天気やなぁ」

海未「そうですね」

希「あ、超常現象研究会っていう部活に所属してるから、良かったら入ってなー」

凛「！？」

 

海未「あ、あの…希」

希「ん？」

海未「あくまでスクールアイドルの活動なので、あまり私事な宣伝は…」

希「(ほら見たことか！)」


希「(ここからどうやって軌道に戻せと…)」


ことり『ごめんな』


希「ご、ごめんな」


ことり『今日の活動をすごく楽しみにしてたからテンション上がっちゃって…』


希「今日の活動をすごく楽しみにしてたからテンション上がっちゃって…」

希「(テンションの高さと宣伝活動に繋がりはあるんか…？)」

 

海未「だ、大丈夫です！」

凛「う、うん！　凛も楽しみにしてたし！」


ことり『良かった…もしかしたら二人に嫌われたんやないかって…』


希「良かった…もしかしたら二人に嫌われたんやないかって…」


海未「何言ってるんですか」

凛「凛が希ちゃんのことを嫌いになるなんてありえないにゃ！」


希「ありがとうな、本当に…(助かった)」

希「(この企画前途多難すぎるわ)」

 

海未「それでは再開しましょうか」


海未「今日のリリホワ散歩は、トークに花を咲かせながら、この河川敷をのんびりと散歩していきたいと思います」

凛「綺麗なお花がいっぱい咲いてるにゃ！」

希「お日様の光もあったかいし、のどかなところでええなぁ」


海未「綺麗な川ですね」

凛「泳ぎたくなっちゃった」

海未「さすがにまだ春先ですから、風邪ひきますよ」

凛「じゃあ夏になったら皆で遊びに来るにゃー！」

海未「ふふっ、良いかもしれませんね」


希「(ああ、このほんわかとした空気良いなぁ)」

 

凛「あ、たんぽぽ！」

海未「もう春なのだと改めて感じさせられますね」

凛「春休みが終わったら、凛は二年生で海未ちゃんは三年生で希ちゃんは……」

希「(凛ちゃん…)」


海未「…それはそれです。今は企画を三人で思いっきり楽しみましょう？」

海未「最後のユニット活動じゃないですか」ﾆｺｯ

希「(海未ちゃん…！)」ｳﾙｯ

 

真姫『希、たんぽぽ一輪採って』


希「え？　ああ」ｽｯ


ことり『美味しそうなたんぽぽやなぁ』


希「(はっ？)」

希「お、美味しそうなたんぽぽやなぁ」


真姫『食べて』


花陽「ブフッｗｗｗ」

海未・凛「！？」

 

海未「どうしたんですか？」

花陽「ちょっと…思い出し笑いを…ｗ」


希「(さっきから映像撮ってる花陽ちゃんも笑いこらえてると思ったら…そっちにも聴こえてるんか)」

希「(というか…)」


ことり『いただきますって』


希「(待て待て待て)」

希「(発想からしておかしい。道端のたんぽぽ見つけて突然食べるって)」

希「(つくし感覚か)」

 

真姫『大丈夫、昨日その辺り一帯のたんぽぽは綺麗に洗っておいたから』


希「(嘘つけ！)」


希「………………」

海未「希？　どうしたのですか？」

希「(笑っちゃいけない企画でだいぶ二人をイジメた手前、嫌とも言えない)」

希「いただきます…」

海未・凛「！？」


花陽「待って！」

希「？」

 

花陽「」ｶﾞｻｺﾞｿ

花陽「はい、これ食用花」ｽｯ

海未・凛「！？」

希「(そりゃ二人がなんで持ってるの！？　って顔するのも無理ないわ)」

花陽「道端のたんぽぽなんて食べたら汚いよぉｗ」


ことり・真姫『ンフｗ』


希「(予定調和か…)」ﾊﾟｸｯ


凛「食べるの！？」

希「え？　食用花やし」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

希「(これも二人の悪ノリに慣れたせいかな)」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

 

真姫『ちょっと喉が乾いてな』

希「…ちょっと喉が乾いてな」

希「(喉が乾いて花食べ始めるやつがいるか！)」


凛「えっ、良かったら凛がジュース買ってくるよ？」

希「(そりゃそうなるわ)」


ことり『潤ったから大丈夫やで』


希「んなわけあるか！」

凛「」ﾋﾞｸｯ


希「え、いや…潤ったから大丈夫やで」

凛「う、うん。分かった」


ことり『これを観ている食用花好きなそんなあなた、ぜひ超常現象研究会に』


希「(入るかぁ！)」

 

希「これを観ている食用花好きなそんなあなた、ぜひ超常現象研究会に…」


花陽「ハフッｗｗｗ」


海未「の、希…」

希「(自分が一番分かってるわ！)」


ことり『本当にごめんな。テンションが…』


希「本当にごめんな。テンションが…」

希「(とりあえずテンションが…って言っておけば大丈夫だと思ってない！？)」


凛「だ、大丈夫だよ」


希「はぁ…はぁ…(疲れた…)」

 

海未「気を取り直して…」

海未「それではここで、歩きながら普段はあまり話せない話題について話していきましょう」


希「普段はあまり話せないことかぁ」

凛「普段は話せないこと…」


凛「かよちんがこの前のユニットメンバー交換会のときに凛のモノマネをしたって話。詳しく聞きたいなぁ」

花陽「！？」


凛「ね、かよちん？」

花陽「ち、ちがっ！　あれはことりちゃんが！」

凛「ふーん、ことりちゃんのせいにするんだ」


ことり『ねーｗ』


花陽「う、うう…」

 

凛「ここでやって見せてよ」

花陽「え？」

凛「凛のモノマネ」

花陽「ええええ！？」

希「(可哀想に…)」


ことり『ファイトっ♪』

真姫『練習の成果を見せる機会よ』


希「(練習の成果ってなんや…)」


花陽「うぅ…」

 

花陽「………………」

花陽「ゴホンっ…」


花陽「もう！　だから凛はもともと可愛くておとなしい美少女系なんだってば！」


うみことまき『「ブッｗｗｗ」』


希「(なんか上手くなっとる)」


凛「」


ことり『凛ちゃんがハフッｗ　ことりの美少女プロデュースを受けたときのｗ』


海未「実際モノマネとして見ると…かなり恥ず…フッｗ　すみません」

 

花陽「どうかな…？」


ことり『すっごく良かったですｗ』

真姫『まあ、良いんじゃない？ｗ』


花陽「えへへ」

希「(自分がカメラマンだってこと忘れてない…？)」


凛「」


海未「…凛が放心状態なので次の話題に移りましょう」


凛「………はっ！」

凛「」ｶｧ///

凛「」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

 

海未「何かありますか？」

凛「あ、この前の企画で使った…チュンチュン？　の誕生秘話なんか気になるにゃ」

花陽「それ私も気になります」


海未「こら、凛」ﾎﾞｿｯ

海未「先日の企画の話は私たちにとってマイナスにしかならないので話さないということになったでしょう」ﾋｿﾋｿ

凛「そうだったにゃ」ﾋｿﾋｿ

希「(酷い言われようや…)」

 

海未「でも、そうなるとまた新しい話題を挙げなければなりませんね」

花陽「あの、実は…」ｽｯ


海未「『話題提供ＢＯＸ』…？」

花陽「ことりちゃんが困った時に使ってって」


真姫『さすがことり。抜かりないわね』

ことり『でっしょー？』

真姫『真似しないで』


海未「それでは、私たちが話す話題は…」ｶﾞｻｺﾞｿ


海未「これです！」ﾊﾟｯ!


『恋愛』


リリホワ「」

 

希「い、いきなり切り込んできたね」

凛「れ、恋愛かぁ」

海未「た、確かに女子高ではありますが、それでも女子高生にしては有り得ないくらい恋愛トークがないですからね」

希「(海未ちゃんの前でそういう話をするとすぐ破廉恥だって言うからみんな避けてるだけじゃ…？)」


凛「凛はまだ好きな人いないなぁ」

海未「私だっていませんよ！」


凛「でも、凛のことを大切に想ってくれる、優しい人なら…」

海未「そうですね、しかし私の場合は道場を継いでくれる人で、しっかりとした方でないと」


希「(二人とも、人並みに理想があるんやなぁ)」


真姫『あ、そこにいるのコオロギじゃない？』

ことり『本当だ』


希「(ＢＯＸ作った当事者がその興味のなさってどうなん？)」

 

真姫『希、そこのコオロギ拾って』


希「(男子小学生か)」ﾋｮｲ


真姫『そのままちゃんと持っててね』


希「(はいはい)」


凛「希ちゃんはいないの？」

希「何が？」

凛「何がって、好きな人！」

希「え？　もちろんいな…」


ことり『ウチは…その…』


希「………………」


ことり『ウチは…その…』


希「ウチは…その…」

海未・凛「いるの(ですか)！？」


希「(何言わせるつもりなん…)」

希「(この前話してた百合営業でもするんか…？)」

 

ことり『一目惚れだったんよ』


希「一目惚れだったんよ」


ことり『コオロギのギリス君』


希「コオロギのギリス君……ん？」


真姫『コオロギ放って』


希「」ｺｵﾛｷﾞﾊﾟｯ

海未・凛「きゃぁぁぁぁぁ！？」ｱﾄｽﾞｻﾘ


希「(男子小学生か！)」

☆


海未「ふう、先程は取り乱してしまい、申し訳ありませんでした」

凛「凛も…」


ことり『テンション上がっちゃって…』


希「(もうそれはいいやろぉ！)」

希「テンション上がっちゃって…」

凛・花陽「フッｗｗｗ」

 

海未「恋愛トークはまだ私たちには早かったようですね」

海未「次の話題に移りましょうか」ｶﾞｻｺﾞｿ

海未「続いての話題は…」

海未「これですっ！」ﾊﾟｯ


『μ'sメンバーについて』


リリホワ「おお～」

海未「まともで話の広がりそうな話題が来ましたよ！」

凛「でも、普段はあんまり話せないようなみんなの話ってことだよね？」

希「そうやね」


海未「まずはリーダーでもある穂乃果から」


凛「穂乃果ちゃんかぁ」

希「本当に穂乃果ちゃんには感謝してるんよ」

希「μ'sを結成したことも、廃校を阻止してくれたことも、みんなを引っ張ってくれることも…大きなことから小さなことまで、い～っぱい！」

希「なんだかんだNEWSの活動も認めてくれてるし、ね」

 

海未「そうですね…本人の前ではあまり言えませんが、本当に穂乃果は良くやっていると思います」

凛「うん！」


海未「でも、パンばかり食べるのはちょっと…」

希「栄養が偏る？」

海未「はい。もちろん毎日パンというわけでもないのですが」

希「海未ちゃんが穂乃果ちゃんのモノマネでパンを食べるシーンを選ぶくらいには食べている、と」

海未「あ、あれは忘れてください！」ｶｧ///

凛「また見たいにゃ」ﾆﾔﾆﾔ

海未「もうしないです！」ﾌｲｯ

 

海未「…私が話したい事はほとんど愚痴になってしまいそうなので…二人他に何かありませんか？」

希「あはは、他に穂乃果ちゃんの話か～」

凛「えーと…」


リリホワ「………………」


海未「…思った以上にありませんね」

凛「うん…」

海未「すみません穂乃果…」

希・凛「………………」

海未「も、もちろん良いところはたくさんあるんですよ！？」

凛「う、うん！」

海未「ただ急に言われても思い付かないというだけで」

リリホワ「………………」


海未「…次行きましょうか」

海未「あ、この下りは全てカットでお願いします」ﾎﾞｿｯ


海未「それでは、まずは花陽の話からしましょう！」

希「ンフッｗｗｗ」

 

花陽「は、花陽の話？」

希「最近はNEWSの活動に慣れてきた？」

花陽「さ、最初の頃よりは…」


海未「笑ったらいけない企画からどこか吹っ切れた気が…っと失言でした」

凛「その話はえぬじー、にゃ」

海未「はい」

 

希「さっきの恋愛トークを蒸し返すようだけど、花陽ちゃんは将来、早く結婚する気がするなぁ」

希「所得が特段多いわけじゃないけど、代わりにすっごく優しそうな人と」

海未「それもカードや水晶玉のお告げが何かですか？」

希「ううん、ただそんな気がするだけよ」

凛「そんなこと言ったら希ちゃんだって結婚するの早そうにゃー！」

海未「希は一番早いか、逆に一番最後か、そんな感じがしますね」

希「そうかなぁ」

 

花陽「ここにはいないけど、穂乃果ちゃんも結婚するの早そうだよね」

凛「穂乃果ちゃんは今と変わらず結婚も先駆けてくれそうだにゃあ」

海未「思い切りの良さが取得ですからね。穂乃果が決めたことなら喜んで祝福させていただきます」

希「海未ちゃんちょっと気が早すぎるんやない？」ｱﾊﾊ

海未「そ、そうでしょうか」

 

花陽「大人、かぁ」

花陽「美少女プロデュースのときにも思ったけど、凛ちゃんは大人になったらすっごい綺麗になると思います！」

花陽「あ、今も綺麗だし可愛いよ！？　大人の魅力というか…」ｱﾀﾌﾀ


真姫『なんとか自分の話から逸らそうと話題提供に必死ねｗ』


希「男の人たちから引く手あまたやね」

凛「そ、そうかなぁ」ｶｧ///

希「将来、髪を伸ばすつもりはないん？」

凛「髪が長いと鬱陶しいんだけど、一回やってみたい…かな」

 

海未「案外凛は大人になったら落ち着いて大人びた雰囲気になるかもしれませんよ」

希「あれ？　凛ちゃんは元々落ち着いた美少女なんじゃなかったっけ？」

海未・花陽「フッｗｗｗ」

凛「そ、その話はもういいでしょ！」ｶｧ///


花陽「落ち着いた凛ちゃん…」

希「…想像出来ないなあ」

凛「もう！　凛だってやろうと思えばできるよっ！」

 

真姫『見てみたいわね』

ことり『じゃあちょっとやって貰える？』


希「じゃあちょっとやって貰える？」

凛「お安い御用にゃ」


凛「ｺﾎﾝｯ」


凛「まあ、見てください希さんっ！　そちらに生えているハナミズキがとてもお綺麗ですわっ♪」


一同『「ンハッｗｗｗ」』


希「り、凛ちゃんの…ｗ落ち着いた女性のイメージってｗｗｗ」


真姫『この映像は永久保存版ねｗｗｗ』

 

凛「」ｶｧ///

凛「も、もう！　というかかよちんの話してたはずでしょ！」


花陽「うぇっ！？　花陽の話はもう大丈夫だから！」

凛「かよちんの話なら、まだいっぱい話すことあるのに」

花陽「恥ずかしいのっ」

 

ことり『じゃあ次はことりちゃんとかどうかな？』


希「じゃ、じゃあ、次はことりちゃんとかどうかな？」

海未「ことりですか」

凛「いつも作ってきてくれるマカロンがとーっても美味しいにゃ！」

花陽「うん、それに優しいし」

海未「ライブ前はいつも学校に残って衣装づくりをしてくれて、ことりがいないとμ'sが成り立たないと言っても過言ではありません」

希「うんうん、そうやね」


ことり『えへへ～』

 

海未「希はどう思っているのですか？」

凛「そうにゃ！　最近は特に希ちゃんと真姫ちゃんがことりちゃんと仲良いもんね？」

希「どう思ってるか…」


ことり『………………』

 

希「ことりちゃんは…」
ことり『とってもお菓子作りが上手で、気遣いもできて、もうことりちゃんがいないと生きていけないかな！』

希「と、とってもお菓子作りも上手で、気遣いもできて…？」

ことり『もうことりちゃんがいないと生きていけないかな』

希「もうことりちゃんがいないと生きていけないかな」


海未「そ、そこまでですか」

凛「ベタ褒めにゃーｗ」


ことり『あ、花陽ちゃん』ﾋｿﾋｿ


希「あ、花陽ちゃん」ﾋｿﾋｿ

花陽「え？」

 

ことり『この下りは絶対に使ってな。後でことりちゃんに見せるから』ﾋｿﾋｿ


希「この下りは絶対に使ってな。後でことりちゃんに見せるから」ﾋｿﾋｿ

花陽「フッｗｗｗ」

希「(ただの腹黒いやつやん)」


真姫『ふふ、直接聞くのが怖かった？』ﾎﾞｿｯ

ことり『違うもんっ！』ﾎﾞｿｯ


希「え？」


ことり『なんでもないですっ！』

☆


凛「くるりんっ！　回って飛び出せば！」ｸﾙｸﾙ

海未「こら凛、危ないですよ」

凛「だいじょうぶ大丈夫！」

海未「何かあってからでは遅いんですよ」


希「(ムチャ振りのオンパレードで流石に疲れた…)」

希「(海未ちゃんに向かってラブアローシュートとか、もうただの放送事故だったもん)」


真姫『待って！』


希「ま、待って！」

海未・凛「」ﾋﾞｸｯ

希「(今度は何や…)」

 

真姫『…感じる』


希「(は？)」


真姫『…感じる』


希「…感じる」


真姫『スピリチュアルが告げてるんよ…』


希「スピリチュアルが告げてるんよ…(スピリチュアルが告げる…？)」

海未「感じる…とは？(スピリチュアルが告げる…？)」

凛「な、何を？(スピリチュアルが告げる…？)」

花陽「フッｗｗｗ」

 

真姫『邪な霊気を！』


希「邪な霊気を！」


海未「邪な霊気…？」


真姫『うん！』


希「うん！」

凛「フッｗ」

 

ことり『…悪霊がそこにいる。ウチらに対して怒ってるみたい』


希「…悪霊がそこにいる。ウチらに対して怒ってるみたい」

凛「お、怒ってる！？」

海未「どうするのですか！？」


ことり『ウチを誰だと思ってるん？』


希「ウチを誰だと思ってるん？」


ことり『超常現象研究会の部長やで？』ﾄﾞﾔｧ


希「超常現象研究会の部長やで？」

花陽「フッｗｗｗ」

希「(その怒涛の超常現象研究会プッシュは何なん？)」


真姫『希がいなくなっても、超常現象研究会の伝統は保ち続けていくから安心して』


希「(超常現象研究会よりもウチの面子を保たせてくれない？)」

 

ことり『はぁぁぁ！』

希「はぁぁぁ！」


ことり『陰陽の力を使って…』

希「陰陽の力を使って…」


ことり『くっ…！　強い！』

希「くっ…！　強い！」


海未・凛「」ﾎﾟｶｰﾝ

花陽「くくっｗ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ


希「」ｶｧ///

 

ことり『うわっ！　悪霊に身体を乗っ取られる…！』


希「う、うわっ！　悪霊に身体を乗っ取られる…！」←もうやけくそ

凛「えっ！？」


ｼｰﾝ


海未「の、希…？」


ことり『ふふふ…この娘の体は私が乗っ取った！』


希「ふふふ…この娘の体は私が乗っ取った！(急展開すぎる)」

希「(ついさっきまでのんびり河川敷を散歩してたはずなのに…)」ﾄｵｲﾒ


海未「そ、そんなっ！」

 

ことり『ははは、この娘が考えていることが手に取るようにわかるぞ！』


希「ははは、この娘が考えていることが手に取るようにわかるぞ！」

海未「なんですって！？」


ことり『例えば…pvのとき、海未はいつも馬鹿にみたいに投げキッスをしている…とかな』


希「(ウチ、海未ちゃんにシメられたりしないよね？)」

希「た…例えば…pvのとき、海未はいつも馬鹿にみたいに投げキッスをしている…とかな」


凛・花陽「ﾌﾌﾝｯｗｗｗ」

海未「」ｶｧ///

 

凛「の、希ちゃん頑張って！　悪霊に負けないで！」

海未「そうです！　正気に戻ってください！」


ことり『うっ…ぐぁぁ！』


希「うっ…ぐぁぁ！」

海未「希っ！？」


ことり『海未ちゃんのビンタで悪霊を…ｸﾞｯ…!』


希「(待て待て待て)」

 

ことり『海未ちゃんがビンタしてくれたら…ｸｯ…』


希「…海未ちゃんがビンタしてくれたら…ｸｯ…」

海未「悪霊の支配から逃れたのですね！？」

希「(まだ悪の権化(ことり)の支配下や…)」


ことり『は、早く…！　ウチがウチでいられるうちに…！』


希「は、早く…！　ウチがウチでいられるうちに…！」

凛「う、海未ちゃんっ！」ﾁﾗｯ

海未「……わかりました」

凛「でも…！」

海未「希を救う為です！」


海未「失礼しますっ！」


ﾊﾟｼｰｰｰﾝｯｯ!


希「………………」ﾋﾘﾋﾘ

花陽「ﾌﾟﾌｯｗｗｗ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ


ことり『悪霊を浄化できたみたい。ありがとうな』


希「…悪霊を浄化できたみたい。ありがとうな(災難や…)」ﾋﾘﾋﾘ

☆ことまきside☆


ことり「じゃあネタバレは希ちゃんにお願いして、そろそろ帰ろっか♪」

真姫「そうねｗ」

ことり「笑っちゃいけない企画であんなに辛い思いしたんだから、これで痛み分け」

ことり「はい、チュンチュン♪」

真姫「それを言うならちゃんちゃんｗ」


ことり「ことり、甘いスイーツ食べたぁい」

真姫「帰りにどこか寄っていきましょ」

ことり「うんっ」


携帯＜ｷﾂﾞｲﾃﾖｫ!(穂乃果voice　輝夜ver)

ことり「あれ？　希ちゃんから…」

真姫「着信音ｗｗｗ」

 

【グループ：NEWS】


希：二人とも帰っちゃうん？

希：ドッキリ企画を思い出すなぁ(^^)


ことり「え？」

真姫「やばっ、マイクのスイッチ入りっぱなしだったわ！」ﾌﾟﾁﾝ


希：ことりちゃん

希：真姫ちゃんと甘いスイーツ食べたいんだ

ことり：違うよ

ことり：希ちゃんも一緒にね？

希：なら、しょうがないね(^_^)


ことり・真姫「」ﾎｯ

携帯＜ｷﾂﾞｲﾃﾖｫ!


希：なんて言うと思った？

 

 

ことり「希ちゃん、絶対怒ってる…」

真姫「早く逃げるわよっ！」ﾀﾞｯ


携帯＜ｷﾂﾞｲﾃﾖｫ!

ことり「え？」


希：後ろ


ことり・真姫「」ｻｰ…


ことり・真姫「」ｸﾙｯ


希「」ﾆｺﾆｺ


ことり・真姫「ひっ…！」


ｲﾔｧｧｧｧｧ…!!


のぞみんのお説教が済んだ後は三人で仲良くスイーツを食べに行ったとさ。

 

………………

………

…

 

☆


ｶﾁｬﾝ…ｷｨ…


「はぁ、またスーツ脱ぎっぱなし」

「希ちゃんは？」

「テーブルに突っ伏して寝てるわ」


「ほら、起きなさいよ」ﾕｻﾕｻ


「…ん、んぁ？　二人ともどうしたん？」

「今日は休日だから遊びに行くって言ってあったでしょ」

「寝ぼけてるみたいだから顔洗ってくれば？」

「そうする…」ﾀｯﾀｯﾀｯ

 

「希ったら、またカップラーメンばかり食べて」

「何か作ってあげようよ」

「全く…私たちがいなかったら死んでるんじゃないかしら」

「あはは。まずはテーブル片付けなくちゃ」

「パソコンも付けっぱなし…ってこれ、スクールアイドル？」

「え？　見せて見せてっ」

 

ｶﾞﾁｬ

「やっほー、すっかり目も覚めたで」

ﾄﾞｰﾝﾅﾐｰﾗｲｶﾊ ﾀﾞﾚｰﾓﾏｰﾀﾞｼｰﾗﾅｲ…

「ねえ、これ」

「あ、それ？　この前にこっちに勧められてな。なんでも絶対に有名になるからって」

「へぇ～、なんてグループなの？」

「スクロールしたところに書いてあるで」

「待ってね。えーと…」


「「Aqours？」」


終わり

このシリーズ好き
次回も期待しとるよ乙

続編待ち 乙

おもしろかった
りんちゃんまじえんじぇー
このssでのんたんの良さに気づいた

おつおつ！
NEWSは最高です！