【SS】絵里「きゃっ!?停電!?」果南「うわぁ～ハグゥ～!!」【ラブライブ！スクスタ】

愛「落ち着きなよ２人共～ただの停電じゃんよ」

絵里「こんな状況で落ち着ける訳ないでしょ!!早く早く!!電気点けてぇ～!!」ﾑｷﾞｭｰ

果南「あわわわ……暗いよぅ怖いよぅ」ｽﾘｽﾘ

愛「はは、大丈夫大丈夫。その内点くよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…

愛「ひっ……!?」ﾋﾞｸｯ

ｶｯ!!ﾄﾞｫｰﾝｯ!!

愛「ぎゃあぁ～雷ぃ～!!」ﾑﾝｷﾞｭｰ

絵里「きゃあぁ～!!」

果南「なあぁ～ん!!」

絵里「あ、愛？どうしたの？」

果南「雷よりも愛ちゃんの声に驚いたよ～もぉびっくりさせないで」ﾅﾐﾀﾞﾒ

愛「あ……アタシ、雷だけは苦手なの……このままじゃかみなり様におへそ取られちゃうよぉ～!!」

絵里「えぇっ!?おへそが取られるぅ!?」

果南「そそそそんなの迷信に決まってんじゃん!!」

愛「迷信じゃない!!婆ちゃんが言ってたんだから間違いないよっ!!」

絵里「お婆様が言ってたのなら本当なのかも……ひえぇ」

果南「いやいや、なに納得してんのさ。んな訳」

ｺﾞﾛｺﾞﾛﾋﾟｯｼｬｰﾝ!!

愛「うぎゃあぁ～きたぁ～!!」ｸﾞｲｸﾞｲ

絵里「いやぁ～私のおへそ取らないでぇ～!!」ｸｸﾞﾘｸﾞﾘ

果南「ちょ、ズルい!!私を盾にしないでよぉ～!!」

愛「カナンは筋肉が自慢なんでしょ!!かみなり様やっつけてよ～」

絵里「そうよ、今こそその筋肉を活かす時よ、早く!!」

果南「んな無茶な、だとしても私だってこんな真っ暗闇じゃとても動けないよ～」

絵里「なによもう、情けないわね」

果南「絵里ちゃんだってさっきからしがみついてるだけじゃん……」

絵里「だって暗いのが怖いんだからしょうがないじゃない!!」

果南「私だって怖いよ!!」

愛「ちょっとこんな時に喧嘩しないでよ……ふえぇ～ん」

絵里「愛……」

果南「ごめん、怖いのは皆一緒だよね」

果南「上級生の私達がしっかりしなきゃ、ね」

絵里「そうね……ほら愛、こっちへいらっしゃい」

愛「うえぇ……エリー……」ｷｭｯ

果南「もしかしてさ、停電したのって雷のせいなんじゃ」

絵里「その可能性は高いわね、だとしたら復旧するまでしばらくかかるかも」

愛「そんなぁ……」

絵里「大丈夫よ、３人で一緒にいれば怖くないわ」

絵里「電気が復旧するまでなんとか耐えましょう」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

愛「ぅん……」ｺｸﾘ

果南「いやぁそれにしても絵里ちゃんが暗いのが苦手だなんてなんか意外だったなぁ」

愛「確かに、あんな風に抱き付いて来るとは思わなかったし」

果南「完璧そうに見えて弱点もあったんだね～」

絵里「なによ、悪い？私だって苦手なものや弱点のひとつくらいあるのよ」

絵里「それを言うなら果南だってあんなに慌てちゃって」

愛「なぁ～んとか叫んでブルブル震えてたよね、あれもギャップあったな」ﾆﾔﾆﾔ

絵里「果南は暗闇でも平気でランニングしてるイメージがあったわ」

果南「どんなイメージなのさそれ……暗闇で走ったりなんかしないよ怖すぎる」

愛「真っ暗な中ダッシュで走るカナン想像したらちょっと笑えるかも～」

絵里「もしも遭遇したら腰が抜けるかもしれないわね」ｸｽｯ

果南「好き勝手言ってくれちゃって……ふんっ」

絵里「愛も、雷が苦手だなんてかわいいところがあったのね」

果南「いつも元気で明るくてダジャレばかり言ってるからこんなしおらしい姿は珍しいね」

愛「さすがにこんな状況じゃダジャレも出ないよ……」

愛「今度はカナンのところに避難だ、んん～」ｷﾞｭｯ

果南「あはは、おいで。一緒にハグしよ」ｷﾞｭｯ

絵里「ちょ、ちょっと愛。離れないで」ｷﾞｭｯ

果南「絵里ちゃんまで来ちゃった、ほんと怖がりなんだから」

絵里「それはあなたもでしょ////」

果南「あはは、見事に怖がり３人が集まっちゃったね～」

愛「こんな時にこんな事言うのもあれなんだけどさ」

愛「アタシ、家じゃあまりお姉ちゃんに甘えられないから」

愛「こうやってエリーやカナンに抱き付くの、楽しいな」

果南「へぇ、愛ちゃんお姉さんがいたんだ」

絵里「それも意外ね、てっきりあなたはお姉さんだと思ってたわ」

果南「愛ちゃんしっかりしてるもんね～」

愛「お姉ちゃん、体が弱いから自分でもアタシがしっかりしなきゃと思って。そしたらいつの間にか周りから頼りにされるようになってさ」

絵里「そう、なら今の内に沢山甘えなさい」ﾆｺｯ

果南「他の皆には内緒にしといてあげるよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

愛「うんっ、えへへ♪」ｽﾘｽﾘ

果南「―私が叫んだのも内緒にしてね？」

絵里「そうね、私が抱き付いたのも内緒。３人だけの秘密にしましょ」

ﾁｶﾁｶ……ﾊﾟｯ

果南「おっ、電気が点いた」

絵里「よかった……電気が点くとホッとするわね」

愛「雷もいつの間にか止んでる……かみなり様も帰って行ったんだな」

絵里「よかったわね、愛」

愛「うん、かみなり様さえいなくなればこっちのもんだ～!!」ｶﾊﾞｯ

果南「ふふっ、いつもの愛ちゃんに戻った」

絵里「甘えん坊な愛もかわいかったけどね」

果南「私にしがみつく絵里ちゃんもかわいかったよ～」

絵里「こ、こほん……それはあなたもね。果南」

愛「エリーもカナンもいいギャップ萌えで愛さんキュンとしちゃったよ」

絵里「意外な共通点があったわね私達」

果南「また怖くなったら３人でハグしよっか」

愛「かみなり様が来たら、また避難させてね」

愛「そんじゃ、このまま手を繋いで皆で帰ろ～♪」

そういえば愛さんだけ2年生なんだよね…

おまけ

愛「ねーねー３人でお化け屋敷行こうよ～」

絵里「お、お化け屋敷……？」ﾋｸｯ

果南「愛ちゃん……自分がなにを言ってるかわかってるのかなん？」ﾋｸﾋｸｯ

愛「もちのろん!!アタシ達だけで行けば叫ぼうが抱き付こうが全然恥ずかしくないよ」

絵里「それは確かにそうだけど」

果南「なんでわざわざ怖い思いをしなくちゃいけないの」

愛「エリーとカナンと楽しみたいからだよ!!ほら早く早く!!」ｸﾞｲｸﾞｲ

絵里「きゃっ!?ちょっと愛!!」

果南「引っ張らないでよぉ～!!」




絵里「いやあぁ～!!出たぁ～!!」ｷﾞｭｯ

果南「ぎいやあぁ～!!ハグゥ～!!」ｷﾞｭｯ

愛「きゃ～!!楽しい～♪」ｷﾞｭｯ

愛「へへっ、エリーもカナンもふっかふか～♪」ｽﾘｽﾘ

絵里「もうっ、甘えたいなら素直にそう言いなさいよ～!!」

果南「ハグならいつでもしてあげるってばぁ～!!」

絵里・果南「「きゃあぁ～!!」」ﾑﾝｷﾞｭｰ

愛「あっはは♪愛さん潰れちゃうよ～♪」

終わりです。最後まで読んでいただきありがとうございました

おつ、いつぞやかのお化け屋敷イベントにこの二人が居たらどうなっていたやら(笑)

あなたは最高です！

これがスクスタですか

|c||^.- ^||　間に挟まりてぇですわ

|c||^.- ^||私も混ぜてくださいましw

絵里いるからブッブうっきうきで草

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おつです！
この組み合わせもいいね