1: 2016/06/09(木) 23:22:31.84 ID:sohlUWYg.net
希「みんなでしりとりしない?」
にこ「は、はぁ?」
絵里「いきなりどうしたのよ希」
真姫「練習も終わって今から帰ろうって時に」
希「いや~常々思ってたんや、部活動に明け暮れる日々も良いけど、そればかりもどうなんやろな~ってな!」
花陽「は、はぁ」
希「今をときめく花の女子高生やん?もっとこう青春!したいと思わん!?」
ことり「アハハ、そうだね…」
希「だからみんなでしりとりしようやん!?」
凛「いや意味が分からないにゃ」
にこ「は、はぁ?」
絵里「いきなりどうしたのよ希」
真姫「練習も終わって今から帰ろうって時に」
希「いや~常々思ってたんや、部活動に明け暮れる日々も良いけど、そればかりもどうなんやろな~ってな!」
花陽「は、はぁ」
希「今をときめく花の女子高生やん?もっとこう青春!したいと思わん!?」
ことり「アハハ、そうだね…」
希「だからみんなでしりとりしようやん!?」
凛「いや意味が分からないにゃ」
2: 2016/06/09(木) 23:23:47.47 ID:sohlUWYg.net
海未「明日も練習があるのですから、早く帰って身体を休めなくてはいけません」
希「嫌や~!まだ帰りたくないんや~!」
穂乃果「…いいよ!やろうよ!しりとり!」
海未「っな!?穂乃果!?」
穂乃果「希ちゃんがこんなに言うんだもん。やってあげようよ!ね?」
海未「しかし…この後は…」
希「ホンマか!?穂乃果ちゃんありがとう~ホンマおおきに~」
希「嫌や~!まだ帰りたくないんや~!」
穂乃果「…いいよ!やろうよ!しりとり!」
海未「っな!?穂乃果!?」
穂乃果「希ちゃんがこんなに言うんだもん。やってあげようよ!ね?」
海未「しかし…この後は…」
希「ホンマか!?穂乃果ちゃんありがとう~ホンマおおきに~」
3: 2016/06/09(木) 23:25:06.51 ID:sohlUWYg.net
海未「…はぁ、仕方ないですね。しかし時間制限を設けますよ」
真姫「高校生同士がしりとりしてそう簡単に終わるわけないものね」
希「ううん、その辺は大丈夫やよ!」
希「なんてったってこれからやるしりとりは、のんたんスペシャルルールやから!」
花陽「スペシャルルール?」
希「そう!これからその説明するね」
希「にこっちにも分かるように説明するから、みんな安心してな!」
にこ「どういう意味よ!」
真姫「高校生同士がしりとりしてそう簡単に終わるわけないものね」
希「ううん、その辺は大丈夫やよ!」
希「なんてったってこれからやるしりとりは、のんたんスペシャルルールやから!」
花陽「スペシャルルール?」
希「そう!これからその説明するね」
希「にこっちにも分かるように説明するから、みんな安心してな!」
にこ「どういう意味よ!」
4: 2016/06/09(木) 23:27:33.52 ID:sohlUWYg.net
希「基本は普通のしりとりと変わらへん」
希「やけど、あるルールを追加するん」
希「それがコレ!」バサァ
ことり「これ、ノートの切れ端だね」
希「ここに各自3つの言葉を書いてもらうん」
希「そして、その言葉を"自分以外の誰かが言ったら"その人の勝ち!」
凛「自分以外?」
希「そう!面白そうやろ?」
希「やけど、あるルールを追加するん」
希「それがコレ!」バサァ
ことり「これ、ノートの切れ端だね」
希「ここに各自3つの言葉を書いてもらうん」
希「そして、その言葉を"自分以外の誰かが言ったら"その人の勝ち!」
凛「自分以外?」
希「そう!面白そうやろ?」
6: 2016/06/09(木) 23:30:16.79 ID:sohlUWYg.net
絵里「…なるほどね。本来誰かが負けないと終わらないしりとりに、明確な勝ちを加えたというわけね」
希「そういうこと!さすがえりちやね」
希「そして!最後まで残ってしまった人は……罰ゲームとしてみんなにそれぞれ何か奢ること!」
穂乃果「ええぇぇぇ!?」
にこ「いいわよ。やってやろうじゃない!」
海未「まったく…」
希「そういうこと!さすがえりちやね」
希「そして!最後まで残ってしまった人は……罰ゲームとしてみんなにそれぞれ何か奢ること!」
穂乃果「ええぇぇぇ!?」
にこ「いいわよ。やってやろうじゃない!」
海未「まったく…」
7: 2016/06/09(木) 23:32:10.30 ID:sohlUWYg.net
希「よし!それじゃあ3分間でノートに言葉を3つ書いて~!誰にも見られんようにな~!」
希「ちなみに!その言葉は各自の『持ち駒』ならぬ『持ち言葉』やからな~」
希「最初は『待ち言葉』にしようと思ってたんやけど、やっぱり『持ち言葉』の方が良いかな~って」
凛「名前なんてどうでもいいにゃ」
海未「名前にこだわるなんて、希は中二病ですね」
希「何を~!!名前は重要なんやからね!」
絵里「……」
真姫「……」
にこ「(…なるほどね)」
希「ちなみに!その言葉は各自の『持ち駒』ならぬ『持ち言葉』やからな~」
希「最初は『待ち言葉』にしようと思ってたんやけど、やっぱり『持ち言葉』の方が良いかな~って」
凛「名前なんてどうでもいいにゃ」
海未「名前にこだわるなんて、希は中二病ですね」
希「何を~!!名前は重要なんやからね!」
絵里「……」
真姫「……」
にこ「(…なるほどね)」
8: 2016/06/09(木) 23:34:11.58 ID:sohlUWYg.net
~シンキングタイム終了間近~
海未「(どうしましょう。あともう1つが思いつきません)」
希「は~~い終了~~!みんな書けた?」
海未「あぁ!ちょっと待ってください!」
凛「まだなのぉ?凛のラーメンが冷めちゃうにゃぁ!」
穂乃果「早くパン食べたいよぉ~!」
希「お肉は待ってくれへんよ~!」
海未「わ、分かりましたから…というか何故あなた達は既に勝った気でいるのてわすか!?」
海未「(…もうコレでいいですね)」
海未「はい、書けました」
海未「(どうしましょう。あともう1つが思いつきません)」
希「は~~い終了~~!みんな書けた?」
海未「あぁ!ちょっと待ってください!」
凛「まだなのぉ?凛のラーメンが冷めちゃうにゃぁ!」
穂乃果「早くパン食べたいよぉ~!」
希「お肉は待ってくれへんよ~!」
海未「わ、分かりましたから…というか何故あなた達は既に勝った気でいるのてわすか!?」
海未「(…もうコレでいいですね)」
海未「はい、書けました」
10: 2016/06/09(木) 23:37:52.75 ID:sohlUWYg.net
>>8
訂正
~シンキングタイム終了間近~
海未「(どうしましょう。あともう1つが思いつきません)」
希「は~~い終了~~!みんな書けた?」
海未「あぁ!ちょっと待ってください!」
凛「まだなのぉ?凛のラーメンが冷めちゃうにゃぁ!」
穂乃果「早くパン食べたいよぉ~!」
希「お肉は待ってくれへんよ~!」
海未「わ、分かりましたから…というか何故あなた達は既に勝った気でいるのですか!?」
海未「(…もうコレでいいですね)」
海未「はい、書けました」
訂正
~シンキングタイム終了間近~
海未「(どうしましょう。あともう1つが思いつきません)」
希「は~~い終了~~!みんな書けた?」
海未「あぁ!ちょっと待ってください!」
凛「まだなのぉ?凛のラーメンが冷めちゃうにゃぁ!」
穂乃果「早くパン食べたいよぉ~!」
希「お肉は待ってくれへんよ~!」
海未「わ、分かりましたから…というか何故あなた達は既に勝った気でいるのですか!?」
海未「(…もうコレでいいですね)」
海未「はい、書けました」
9: 2016/06/09(木) 23:35:26.24 ID:sohlUWYg.net
希「よ~し!次は順番決めやね!いくよ~?じゃんけんっ」
ポン!
希「順番決まったね」
海未→絵里→にこ→穂乃果→真姫→凛→ことり→花陽→希
希「みんな席に着いたな?」
希「持ち言葉を書いたノートの切れ端は裏返して自分の前の机の上に置いておいてね」
希「ふふ、みんな準備オッケーやね」
希「じゃあ始めよか!まずは海未ちゃんから『しりとり』の『り』からどうぞ~」
海未「はい」
ポン!
希「順番決まったね」
海未→絵里→にこ→穂乃果→真姫→凛→ことり→花陽→希
希「みんな席に着いたな?」
希「持ち言葉を書いたノートの切れ端は裏返して自分の前の机の上に置いておいてね」
希「ふふ、みんな準備オッケーやね」
希「じゃあ始めよか!まずは海未ちゃんから『しりとり』の『り』からどうぞ~」
海未「はい」
11: 2016/06/09(木) 23:39:13.85 ID:sohlUWYg.net
海未「(言葉なんてそれこそ数えられないくらいあります。これは長期戦を覚悟しなくてはいけないでしょうね)」
絵里「しりとりなんて小学生の時以来だわ。何だか変な感じ。ね、海未」
海未「ふふ、そうですね。ではまず『りんご』で」
絵里「…」
海未「?、絵里、どうしましたか?あなたの番ですよ」
絵里「ごめんなさい、海未。それよ」ペラッ
絵里「しりとりなんて小学生の時以来だわ。何だか変な感じ。ね、海未」
海未「ふふ、そうですね。ではまず『りんご』で」
絵里「…」
海未「?、絵里、どうしましたか?あなたの番ですよ」
絵里「ごめんなさい、海未。それよ」ペラッ
13: 2016/06/09(木) 23:41:11.33 ID:sohlUWYg.net
海未「っえ」
花陽「持ち言葉の中に…!」
穂乃果「『りんご』があるよ!!」
凛「絵里ちゃんが一抜けだにゃ!」
海未「……は、はは、絵里は運が良いですね!驚いてしまいました」
にこ「それ本気で言ってんの?」
海未「は、はい?」
ことり「海未ちゃん、絵里ちゃんの持ち言葉をよく見てみて」
花陽「持ち言葉の中に…!」
穂乃果「『りんご』があるよ!!」
凛「絵里ちゃんが一抜けだにゃ!」
海未「……は、はは、絵里は運が良いですね!驚いてしまいました」
にこ「それ本気で言ってんの?」
海未「は、はい?」
ことり「海未ちゃん、絵里ちゃんの持ち言葉をよく見てみて」
14: 2016/06/09(木) 23:45:14.37 ID:sohlUWYg.net
海未「(絵里の持ち言葉…『りんご』の他には、『リス』と『リンス』…)」
海未「あ、あぁ!」
真姫「そう、頭文字が全て『り』で統一されているのよ」
真姫「そうした方が、他の人に持ち言葉を"言わせ"やすいから」
海未「言わせる…」
にこ「まさか自分からは何もせずにただ待っていればいいと思ってたわけ?」
にこ「このしりとりは如何に対戦相手をコントロールするかが肝なのよ」
にこ「あんたはまんまと絵里にコントロールされたようだけど」
海未「あ、あぁ!」
真姫「そう、頭文字が全て『り』で統一されているのよ」
真姫「そうした方が、他の人に持ち言葉を"言わせ"やすいから」
海未「言わせる…」
にこ「まさか自分からは何もせずにただ待っていればいいと思ってたわけ?」
にこ「このしりとりは如何に対戦相手をコントロールするかが肝なのよ」
にこ「あんたはまんまと絵里にコントロールされたようだけど」
17: 2016/06/09(木) 23:49:45.69 ID:sohlUWYg.net
絵里「フフ、補足しておくなら、私が『り』で統一した理由は、始めに必ず使われるからよ」
絵里「一言目は気が緩むと考えたのだけれど、どうやら成功したようだわ」
海未「…!まさか、開始直後に私に話しかけてきたのも、気をそらさせる為だったのですか!?」
絵里「フフフ、海未、一言目こそちゃんと考えるべきだったわね♪」
海未「くっ…不覚です」
絵里「一言目は気が緩むと考えたのだけれど、どうやら成功したようだわ」
海未「…!まさか、開始直後に私に話しかけてきたのも、気をそらさせる為だったのですか!?」
絵里「フフフ、海未、一言目こそちゃんと考えるべきだったわね♪」
海未「くっ…不覚です」
20: 2016/06/09(木) 23:53:13.11 ID:sohlUWYg.net
希「さすがえりちやね。持ち言葉の頭文字の統一はともかく、始めの『り』に気付くなんて」
希「さ!ゲームを続けよか!海未ちゃんも気ぃ直して。持ち言葉を言ってしまってもこれと言ったペナルティは無いんやから」
希「えりちが抜けて、今度はにこっちからやね。『りんご』の『ご(こ)』!」
にこ「ええ」
希「さ!ゲームを続けよか!海未ちゃんも気ぃ直して。持ち言葉を言ってしまってもこれと言ったペナルティは無いんやから」
希「えりちが抜けて、今度はにこっちからやね。『りんご』の『ご(こ)』!」
にこ「ええ」
21: 2016/06/09(木) 23:57:23.02 ID:sohlUWYg.net
にこ「(ゴリラ、と言いたいけどそれじゃあさっきと同じよね)」
にこ「(このしりとりは普通のしりとりに出てくるような言葉は、相手の持ち言葉に含まれている可能性が高くて使いにくい)」
にこ「(だからある程度使い慣れない言葉にしないと)」
にこ「『コウノトリ』」
穂乃果「『り』だね!じゃあ『リス』!」
絵里「え」
ことり「チュン!?」
穂乃果「ん?」
にこ「(このしりとりは普通のしりとりに出てくるような言葉は、相手の持ち言葉に含まれている可能性が高くて使いにくい)」
にこ「(だからある程度使い慣れない言葉にしないと)」
にこ「『コウノトリ』」
穂乃果「『り』だね!じゃあ『リス』!」
絵里「え」
ことり「チュン!?」
穂乃果「ん?」
23: 2016/06/10(金) 00:02:52.27 ID:QVtEJDSo.net
海未「な、何を言っているんですか!?『リス』は絵里の持ち言葉に含まれていたでしょう!?」
穂乃果「あ!そうだった!じゃあまた絵里ちゃんが抜けるんだね!」
にこ「もう抜けてるわよ…」
真姫「…この場合はどうなるの?」
希「ん~?何も?『リス』って言葉はまだ使われてないからね。問題なし!」
希「ただ他の人の持ち言葉に含まれてるかもやけど……大丈夫そうやね」
穂乃果「っほ、良かった~」
花陽「(な、なるほどぉ、あがった人の持ち言葉は、他の人の様子を伺うことで安牌にも危険牌にもなるってことですね)」
穂乃果「あ!そうだった!じゃあまた絵里ちゃんが抜けるんだね!」
にこ「もう抜けてるわよ…」
真姫「…この場合はどうなるの?」
希「ん~?何も?『リス』って言葉はまだ使われてないからね。問題なし!」
希「ただ他の人の持ち言葉に含まれてるかもやけど……大丈夫そうやね」
穂乃果「っほ、良かった~」
花陽「(な、なるほどぉ、あがった人の持ち言葉は、他の人の様子を伺うことで安牌にも危険牌にもなるってことですね)」
24: 2016/06/10(金) 00:06:29.52 ID:QVtEJDSo.net
真姫「次は私ね。『スキャンダル』」
凛「んー『留守番電話』!」
ことり「『わ』かぁ。『和菓子』かな」
花陽「『し』ですか…『しらた』でお願いします」
希「ふふ、さすが花陽ちゃん。じゃあ『タイプ』。これで一周やね」
海未「やっと一周ですか…」
海未「(同じ轍を踏むわけにはいきません。これからは慎重に行きます!)」
凛「んー『留守番電話』!」
ことり「『わ』かぁ。『和菓子』かな」
花陽「『し』ですか…『しらた』でお願いします」
希「ふふ、さすが花陽ちゃん。じゃあ『タイプ』。これで一周やね」
海未「やっと一周ですか…」
海未「(同じ轍を踏むわけにはいきません。これからは慎重に行きます!)」
25: 2016/06/10(金) 00:11:02.92 ID:QVtEJDSo.net
それから5周後
海未「『アサガオ』」
にこ「『おしどり夫婦』」
穂乃果「『ふ』!『ふ』ぅ~か~。ん~どうしよ~」
絵里「フフ、そろそろキツくなってきたかしら?」
ことり「穂乃果ちゃん!頑張って!」グッ
穂乃果「ありがと~ことりちゃん~頑張る!…ん?そうだ!『ファイト』だよ!思い付いたよことりちゃん!ありがとう!」
ことり「どういたしまして❤️こちらこそありがとう❤️」ピラッ
海未「『アサガオ』」
にこ「『おしどり夫婦』」
穂乃果「『ふ』!『ふ』ぅ~か~。ん~どうしよ~」
絵里「フフ、そろそろキツくなってきたかしら?」
ことり「穂乃果ちゃん!頑張って!」グッ
穂乃果「ありがと~ことりちゃん~頑張る!…ん?そうだ!『ファイト』だよ!思い付いたよことりちゃん!ありがとう!」
ことり「どういたしまして❤️こちらこそありがとう❤️」ピラッ
27: 2016/06/10(金) 00:19:31.36 ID:QVtEJDSo.net
海未「持ち言葉!」
にこ「『ファイト』『ラン○パック』『いちご』…徹底した穂乃果狙いね」
穂乃果「ええ~!?謀ったな!ことりちゃん!」
ことり「勝負とは騙し合いなのです!」
花陽「騙してはいないような…?」
海未「…(ムムム)」
希「…順番が離れてるのによう言わしたなぁ。これでことりちゃんが抜けて、7人やね」
にこ「『ファイト』『ラン○パック』『いちご』…徹底した穂乃果狙いね」
穂乃果「ええ~!?謀ったな!ことりちゃん!」
ことり「勝負とは騙し合いなのです!」
花陽「騙してはいないような…?」
海未「…(ムムム)」
希「…順番が離れてるのによう言わしたなぁ。これでことりちゃんが抜けて、7人やね」
29: 2016/06/10(金) 00:24:35.86 ID:QVtEJDSo.net
真姫「次、行くわよ。『トライアングル』」
凛「…真姫ちゃん、さっきから『る』ばっかりじゃない?」
真姫「気のせいよ」
凛「む~!ずるいにゃ!」
絵里「(真姫は『る』攻めね。普通のしりとりでも使われる戦法だけれど、それは今回のゲームでも有効ね)」
海未「(おそらく真姫の持ち言葉の頭文字は全て『る』でしょう。うっかり言わないよう気を付けなくては)」
にこ「……」
凛「…真姫ちゃん、さっきから『る』ばっかりじゃない?」
真姫「気のせいよ」
凛「む~!ずるいにゃ!」
絵里「(真姫は『る』攻めね。普通のしりとりでも使われる戦法だけれど、それは今回のゲームでも有効ね)」
海未「(おそらく真姫の持ち言葉の頭文字は全て『る』でしょう。うっかり言わないよう気を付けなくては)」
にこ「……」
30: 2016/06/10(金) 00:27:24.06 ID:QVtEJDSo.net
凛「む~!『ルーズリーフ』!」
花陽「凛ちゃん楽しもう?『風呂敷』」
希「ふふ、『銀歯』」
海未「『ハッサク』ですかね」
にこ「『車椅子』」
穂乃果「『す』!と言えば…『スニーカー(ぁ)』!」
真姫「『あ』ね」
凛「真姫ちゃん!もう『る』回してこないでね!」
真姫「どうかしらね」
花陽「凛ちゃん楽しもう?『風呂敷』」
希「ふふ、『銀歯』」
海未「『ハッサク』ですかね」
にこ「『車椅子』」
穂乃果「『す』!と言えば…『スニーカー(ぁ)』!」
真姫「『あ』ね」
凛「真姫ちゃん!もう『る』回してこないでね!」
真姫「どうかしらね」
32: 2016/06/10(金) 00:32:10.47 ID:QVtEJDSo.net
真姫「(凛ったら膨れちゃって。あと数回『る』を回せば終われそうね)」
真姫「(さて『あ』で始まって『る』で終わる言葉……あ!)」
真姫「フフ、じゃあ『アイドル』で」
凛「!!また『る』!!聞き飽きたにゃぁ~!む~~……」
真姫「フフさぁどうしたの ー」
にこ「は~~~~い❤️」
真姫「(さて『あ』で始まって『る』で終わる言葉……あ!)」
真姫「フフ、じゃあ『アイドル』で」
凛「!!また『る』!!聞き飽きたにゃぁ~!む~~……」
真姫「フフさぁどうしたの ー」
にこ「は~~~~い❤️」
34: 2016/06/10(金) 00:36:35.56 ID:QVtEJDSo.net
真姫「にこちゃん!?まさか…」
にこ「大銀河宇宙No. 1アイドルのにこにーをお呼びですか~❤️」ニコッ
真姫「な、何よもう!驚かせないで!今凛が考えてる最中なんだから」
にこ「だってさっき言ったじゃない❤️」
真姫「…?」
にこ「…『アイドル』って」ピラッ
にこ「大銀河宇宙No. 1アイドルのにこにーをお呼びですか~❤️」ニコッ
真姫「な、何よもう!驚かせないで!今凛が考えてる最中なんだから」
にこ「だってさっき言ったじゃない❤️」
真姫「…?」
にこ「…『アイドル』って」ピラッ
35: 2016/06/10(金) 00:40:51.12 ID:QVtEJDSo.net
真姫「そ、そんな!」
絵里「にこの持ち言葉の中に『アイドル』があるわね」
海未「他は『スピリチュアル』と『エンジェル』ですか。どれも言ってしまいそうな言葉ですね」
希「あっぶな~にこっちやるやん」
真姫「(いえ、それだけじゃない!まさかこれは…!)」
絵里「にこの持ち言葉の中に『アイドル』があるわね」
海未「他は『スピリチュアル』と『エンジェル』ですか。どれも言ってしまいそうな言葉ですね」
希「あっぶな~にこっちやるやん」
真姫「(いえ、それだけじゃない!まさかこれは…!)」
36: 2016/06/10(金) 00:43:58.01 ID:QVtEJDSo.net
にこ「気付いたみたいね、真姫ちゃん」
ことり「っえ?どういうこと?」
真姫「…にこちゃんの持ち言葉は全て、語尾が『る』で統一されているのよ」
花陽「っあ!本当だ!」
凛「ん~?でもそれって意味あるのかにゃ?」
穂乃果「そうだよね。自分がコントロールできるのは相手が言う言葉の頭文字だけなんだし」
真姫「…そうね、その通りだわ。実際にこちゃんは持ち言葉を言わせるための行動は何もとっていない」
真姫「むしろにこちゃんのために動いていたのは…私よ」
ことり「っえ?どういうこと?」
真姫「…にこちゃんの持ち言葉は全て、語尾が『る』で統一されているのよ」
花陽「っあ!本当だ!」
凛「ん~?でもそれって意味あるのかにゃ?」
穂乃果「そうだよね。自分がコントロールできるのは相手が言う言葉の頭文字だけなんだし」
真姫「…そうね、その通りだわ。実際にこちゃんは持ち言葉を言わせるための行動は何もとっていない」
真姫「むしろにこちゃんのために動いていたのは…私よ」
38: 2016/06/10(金) 00:46:28.31 ID:QVtEJDSo.net
穂乃果「??真姫ちゃんがにこちゃんの手助けをしてたってこと?」
凛「わけが分からないにゃ。もっと分かりやすく!」
真姫「…それは」
希「真姫ちゃん、別に言わんくていいんよ?それ以上言うと不利になるかもしれんし」
真姫「…いえ、どうせバレてるしいいわよ。それにこのままだと悔しいもの」
凛「わけが分からないにゃ。もっと分かりやすく!」
真姫「…それは」
希「真姫ちゃん、別に言わんくていいんよ?それ以上言うと不利になるかもしれんし」
真姫「…いえ、どうせバレてるしいいわよ。それにこのままだと悔しいもの」
39: 2016/06/10(金) 00:49:15.45 ID:QVtEJDSo.net
真姫「私の持ち言葉の頭文字は全て『る』で統一されているの」
真姫「『る』で始まる言葉は少ないから、相手に『る』を回し続けていればいずれは持ち言葉が出てくるってわけ」
凛「ただの嫌がらせじゃなかったんだ…」
真姫「当たり前でしょ。…希、私のこのやり方がこのしりとりでの必勝法よね?」
希「まぁ否定はしないかなぁ。勝率は高いやろね」
真姫「…この方法は相手に頭文字が『る』の言葉を言わせ続ける」
真姫「それは裏を返せば私自身は語尾が『る』の言葉を言い続けなくてはいけないの」
真姫「にこちゃんはそれを狙ったってわけ」
真姫「『る』で始まる言葉は少ないから、相手に『る』を回し続けていればいずれは持ち言葉が出てくるってわけ」
凛「ただの嫌がらせじゃなかったんだ…」
真姫「当たり前でしょ。…希、私のこのやり方がこのしりとりでの必勝法よね?」
希「まぁ否定はしないかなぁ。勝率は高いやろね」
真姫「…この方法は相手に頭文字が『る』の言葉を言わせ続ける」
真姫「それは裏を返せば私自身は語尾が『る』の言葉を言い続けなくてはいけないの」
真姫「にこちゃんはそれを狙ったってわけ」
40: 2016/06/10(金) 00:54:31.39 ID:QVtEJDSo.net
花陽「な、なるほどぉ」
にこ「フフン、正解よ真姫ちゃん」
にこ「ただ1つ付け加えるなら、この仕掛け以前に真姫ちゃん自身が油断してたせいもあるかもね」
真姫「!」
にこ「自分は仕掛けている側だって油断が、ありきたりな言葉の発言を誘発してしまった」
にこ「まさか『アイドル』なんていう私たちにとって最も身近な言葉であがれるとは思ってなかったもの」
真姫「フ、フン!調子に乗るのもその辺にしたら!次にあがるのは私なんだから!」
にこ「そぉ?期待してるわよ、マッキー❤️」
真姫「~~~!凛!さっさと次答えなさいよ!」
にこ「フフン、正解よ真姫ちゃん」
にこ「ただ1つ付け加えるなら、この仕掛け以前に真姫ちゃん自身が油断してたせいもあるかもね」
真姫「!」
にこ「自分は仕掛けている側だって油断が、ありきたりな言葉の発言を誘発してしまった」
にこ「まさか『アイドル』なんていう私たちにとって最も身近な言葉であがれるとは思ってなかったもの」
真姫「フ、フン!調子に乗るのもその辺にしたら!次にあがるのは私なんだから!」
にこ「そぉ?期待してるわよ、マッキー❤️」
真姫「~~~!凛!さっさと次答えなさいよ!」
41: 2016/06/10(金) 00:59:06.51 ID:QVtEJDSo.net
穂乃果「あ、あの~」
希「ん?どしたん穂乃果ちゃん?」
穂乃果「じ、実は穂乃果もさっきのであがってたんだよね…」ピラッ
真姫「ヴェェ!?」
海未「ええ!?」
ことり「『ライブ』に『歌』に『アイドル』…これは…」
絵里「確かにどれも身近にあって言いそうな言葉ではあるけれど…」
海未「何とまぁ穂乃果らしいと言うか…穂乃果自身が一番言いそうな言葉ばかりですね」
穂乃果「えへへ、練習終わりでまだ気分が高まってたから、気付いたらこんな言葉ばっかりに」
海未「…(しかし、これは困りましたね)」
希「……」
希「ん?どしたん穂乃果ちゃん?」
穂乃果「じ、実は穂乃果もさっきのであがってたんだよね…」ピラッ
真姫「ヴェェ!?」
海未「ええ!?」
ことり「『ライブ』に『歌』に『アイドル』…これは…」
絵里「確かにどれも身近にあって言いそうな言葉ではあるけれど…」
海未「何とまぁ穂乃果らしいと言うか…穂乃果自身が一番言いそうな言葉ばかりですね」
穂乃果「えへへ、練習終わりでまだ気分が高まってたから、気付いたらこんな言葉ばっかりに」
海未「…(しかし、これは困りましたね)」
希「……」
42: 2016/06/10(金) 01:04:28.74 ID:QVtEJDSo.net
希「これで一気に2人抜けて残り5人やね」
希「まさか真姫ちゃんの言葉で誰かがあがるなんて予想できんかったわ~しかも2人同時に!」
真姫「っ!………グスッ」
希「あ、アレ?」
絵里「…はぁ、バカ希」
花陽「ま、真姫ちゃん、泣かないで」
凛「そうにゃ、元気だしてよ」
真姫「グスッい、い、いいから、さっさと次言いなさいよぉ」
凛「あ、うん、分かったよ」
希「まさか真姫ちゃんの言葉で誰かがあがるなんて予想できんかったわ~しかも2人同時に!」
真姫「っ!………グスッ」
希「あ、アレ?」
絵里「…はぁ、バカ希」
花陽「ま、真姫ちゃん、泣かないで」
凛「そうにゃ、元気だしてよ」
真姫「グスッい、い、いいから、さっさと次言いなさいよぉ」
凛「あ、うん、分かったよ」
43: 2016/06/10(金) 01:08:30.55 ID:QVtEJDSo.net
凛「『る』だよね…んーと『ルビー(ぃ)』…かな」
真姫「……グスッ」ピラッ
凛「っあ」
絵里「持ち言葉は『ルビー(ぃ)』『ルービックキューブ』『ルール』ね」
穂乃果「真姫ちゃんもあがりだぁ!」
にこ「…やるじゃない。宣言通りにこの次ね」
真姫「っと、当然でしょ!私を誰だと思ってるのよっ」
真姫「……グスッ」ピラッ
凛「っあ」
絵里「持ち言葉は『ルビー(ぃ)』『ルービックキューブ』『ルール』ね」
穂乃果「真姫ちゃんもあがりだぁ!」
にこ「…やるじゃない。宣言通りにこの次ね」
真姫「っと、当然でしょ!私を誰だと思ってるのよっ」
44: 2016/06/10(金) 01:12:18.16 ID:QVtEJDSo.net
希「い、いや~さっすが真姫ちゃんやんな!ウチは信じとったよ~」
真姫「……」ギロリ
希「はは、は」
真姫「…後で覚えてなさいよ、希」プンッ
希「……が、ガーンやな…」
絵里「…まったくもう」
真姫「……」ギロリ
希「はは、は」
真姫「…後で覚えてなさいよ、希」プンッ
希「……が、ガーンやな…」
絵里「…まったくもう」
46: 2016/06/10(金) 01:18:15.21 ID:QVtEJDSo.net
花陽「き、気を取り直して次、行きましょう」
花陽「『い』だから、『いなり寿司』です」
希「…『地べた』」
海未「…『タンス』」
凛「4人だと回ってくるのも早いにゃぁ。『す』『す』『す』…『スカート』かなぁ」
花陽「っあ!凛ちゃんそれ!」ペラッ
凛「またぁ!?」
花陽「『い』だから、『いなり寿司』です」
希「…『地べた』」
海未「…『タンス』」
凛「4人だと回ってくるのも早いにゃぁ。『す』『す』『す』…『スカート』かなぁ」
花陽「っあ!凛ちゃんそれ!」ペラッ
凛「またぁ!?」
47: 2016/06/10(金) 01:24:33.13 ID:QVtEJDSo.net
穂乃果「『リーダー(ぁ)』『スカート』『ウェディングドレス』かぁ」
絵里「これは…」
真姫「露骨なくらい凛狙いね」
にこ「というか2期5話?」
花陽「凛ちゃん『る』から始まる言葉ばかりだったから、あがれる気がしなかったよぉ」
真姫「…ごめん」
絵里「これは…」
真姫「露骨なくらい凛狙いね」
にこ「というか2期5話?」
花陽「凛ちゃん『る』から始まる言葉ばかりだったから、あがれる気がしなかったよぉ」
真姫「…ごめん」
52: 2016/06/10(金) 02:06:15.49 ID:QVtEJDSo.net
希「花陽ちゃんあがりやね。これで残るは3人やな」
凛「っていうか残ったこの3人って…」
希「lily white やね!なんや運命感じるやん」
海未「リーダーとして不甲斐ないです…」
希「ふふ、そろそろ終わりが見えてきたかな?」
希「ほな、続けよか」
凛「っていうか残ったこの3人って…」
希「lily white やね!なんや運命感じるやん」
海未「リーダーとして不甲斐ないです…」
希「ふふ、そろそろ終わりが見えてきたかな?」
希「ほな、続けよか」
53: 2016/06/10(金) 03:31:21.94 ID:QVtEJDSo.net
希「『土壇場』やな」
海未「…『蜂』です」
凛「『ち』ね!さっきも思ったけどやっぱり『る』じゃないのは楽で良いにゃ~」
真姫「…悪かったわよ」
海未「…『蜂』です」
凛「『ち』ね!さっきも思ったけどやっぱり『る』じゃないのは楽で良いにゃ~」
真姫「…悪かったわよ」
61: 2016/06/10(金) 10:07:24.29 ID:QVtEJDSo.net
凛「『ち』『ち』…あ!『チンゲンサイ』!凛すごいにゃ!」
にこ「(あーあ、あんなにはしゃいじゃって)」
絵里「(『ち』なんて、言葉を作るのには大して難しくもないのに)」
絵里「(持ち言葉のために語尾を調整したのがバレちゃうわよ)」
希「………」
希「……『イエ ー(ぉ)』?」
凛「!!!『イエ ー(ぉ)』だよおおおおおおおお!!」ペラッ
海未「…?」
にこ「(あーあ、あんなにはしゃいじゃって)」
絵里「(『ち』なんて、言葉を作るのには大して難しくもないのに)」
絵里「(持ち言葉のために語尾を調整したのがバレちゃうわよ)」
希「………」
希「……『イエ ー(ぉ)』?」
凛「!!!『イエ ー(ぉ)』だよおおおおおおおお!!」ペラッ
海未「…?」
63: 2016/06/10(金) 10:30:28.92 ID:QVtEJDSo.net
花陽「凛ちゃんの持ち言葉は『ネコ』『星』『イエ ー(ぉ)』だね」
ことり「アハハ…穂乃果ちゃんにも負けないくらいの自分よりの言葉だね」
穂乃果「穂乃果が言うのも何だけど、ほんとに他の人に言わせるつもりで選んだ言葉なのかな…」
凛「勝てばよかろうなのだぁ!」Vブイッ
ことり「アハハ…穂乃果ちゃんにも負けないくらいの自分よりの言葉だね」
穂乃果「穂乃果が言うのも何だけど、ほんとに他の人に言わせるつもりで選んだ言葉なのかな…」
凛「勝てばよかろうなのだぁ!」Vブイッ
65: 2016/06/10(金) 10:55:46.56 ID:QVtEJDSo.net
絵里「……」
にこ「……」
真姫「(…何、今の)」
海未「(…先程の希は、まるで、まるでー)」
希「わざと持ち言葉を言ったみたいだった、って?」
海未「!!?」
希「ふふふ」
にこ「……」
真姫「(…何、今の)」
海未「(…先程の希は、まるで、まるでー)」
希「わざと持ち言葉を言ったみたいだった、って?」
海未「!!?」
希「ふふふ」
74: 2016/06/10(金) 15:07:40.77 ID:QVtEJDSo.net
海未「の、希!どういうつもりですか!?」
絵里「みんなここまで真剣勝負でやってきたのよ?」
絵里「さっきのはそれに水を掛けたようなものだわ」
希「やだなぁえりち。ウチがそんなことするわけないやん」
希「ウチは今でも勝つつもりでいるよ?さっきのはそのための手段やん」
凛「にゃ?」
希「さぁ!続けよか?最後はウチと海未ちゃんの一騎打ちや」
海未「……分かりました」
絵里「みんなここまで真剣勝負でやってきたのよ?」
絵里「さっきのはそれに水を掛けたようなものだわ」
希「やだなぁえりち。ウチがそんなことするわけないやん」
希「ウチは今でも勝つつもりでいるよ?さっきのはそのための手段やん」
凛「にゃ?」
希「さぁ!続けよか?最後はウチと海未ちゃんの一騎打ちや」
海未「……分かりました」
76: 2016/06/10(金) 15:25:06.81 ID:QVtEJDSo.net
海未「…『オーディオ』です」
希「ふふ、『叔母』」
海未「…『バイオ』」
希「なんやまた『お』やん。好きなんやねぇ」
海未「…たまたまですよ」
希「『大奥』」
海未「…『口』」
希「っふ、ふふふ、くく」
海未「…希、何が可笑しいのですか?」
希「ふふ、『叔母』」
海未「…『バイオ』」
希「なんやまた『お』やん。好きなんやねぇ」
海未「…たまたまですよ」
希「『大奥』」
海未「…『口』」
希「っふ、ふふふ、くく」
海未「…希、何が可笑しいのですか?」
78: 2016/06/10(金) 15:43:31.69 ID:QVtEJDSo.net
希「ふふ、いやごめんな、やっぱりこのままやとフェアじゃないやんな」
海未「?」
希「海未ちゃん。2人だけになったことで、それまでとは全く違うゲームになったことに気付いとる?」
海未「…確かに、3人以上の時と違い、持ち言葉を言わせるのがとても難しくなったのは理解しています」
海未「?」
希「海未ちゃん。2人だけになったことで、それまでとは全く違うゲームになったことに気付いとる?」
海未「…確かに、3人以上の時と違い、持ち言葉を言わせるのがとても難しくなったのは理解しています」
79: 2016/06/10(金) 16:08:56.27 ID:QVtEJDSo.net
希「そうやね。今は自分の言葉の語尾を調整して相手の言葉の頭文字を調整しないと、持ち言葉は言わせることができない」
希「だけど、それ以外のファクターもこのしりとりには重要だったりするんよ。実際言葉の調整であがったのは7人中たった2人だけやよね」
希「そして、今はその他の要因によるあがりが見込めなくなったから、確かに言葉の調整は大切よ?」
希「だけど、それ以外のファクターもこのしりとりには重要だったりするんよ。実際言葉の調整であがったのは7人中たった2人だけやよね」
希「そして、今はその他の要因によるあがりが見込めなくなったから、確かに言葉の調整は大切よ?」
80: 2016/06/10(金) 16:19:59.90 ID:QVtEJDSo.net
希「ふふふ、でもだからって海未ちゃん、さすがにそれが露骨過ぎよ」
希「ウチ、海未ちゃんの持ち言葉の頭文字分かってしもたよ?」
海未「っだ、だから、先程あなたが説明した通り、勝つためには仕方のないことでー」
希「本当に仕方ないんかなぁ?それで持ち言葉自体がバレても?」
希「ウチ、海未ちゃんの持ち言葉の頭文字分かってしもたよ?」
海未「っだ、だから、先程あなたが説明した通り、勝つためには仕方のないことでー」
希「本当に仕方ないんかなぁ?それで持ち言葉自体がバレても?」
81: 2016/06/10(金) 16:36:21.46 ID:QVtEJDSo.net
海未「そ、そんなデタラメ信じるとでもー」
希「穂乃果ちゃんとことりちゃん、やろ?ヤマ張ってたの」
海未「な!?」
希「穂乃果ちゃんとことりちゃんが抜けた時、見るからに焦ってたしなぁ~すぐに分かったよ」
海未「……うぅ」
希「穂乃果ちゃんとことりちゃん、やろ?ヤマ張ってたの」
海未「な!?」
希「穂乃果ちゃんとことりちゃんが抜けた時、見るからに焦ってたしなぁ~すぐに分かったよ」
海未「……うぅ」
83: 2016/06/10(金) 16:50:51.08 ID:QVtEJDSo.net
希「そんでなんやったっけな~?人数減ってから海未ちゃんが回してた文字は?」
希「確か…『お』と『ち』…やったかな?」
海未「…ぁ」
希「ふふ、もしかして…『お饅頭』と『チーズケーキ』やないの?」
海未「!!!」
希「ふふふ、当たってた、みたいやね?」
希「確か…『お』と『ち』…やったかな?」
海未「…ぁ」
希「ふふ、もしかして…『お饅頭』と『チーズケーキ』やないの?」
海未「!!!」
希「ふふふ、当たってた、みたいやね?」
86: 2016/06/10(金) 17:16:55.82 ID:QVtEJDSo.net
にこ「(…特定の相手にヤマを張って持ち言葉を用意すれば、例え自分が何もしなくてもあがることはできる)」
にこ「(ことりや花陽がそうであったようにね)」
にこ「(だけどヤマを張った相手が先にあがってしまうと、自分は途端にあがりづらくなってしまう)」
にこ「(ましてや持ち言葉がバレてたらもうあがりようがないわ)」
にこ「(ことりや花陽がそうであったようにね)」
にこ「(だけどヤマを張った相手が先にあがってしまうと、自分は途端にあがりづらくなってしまう)」
にこ「(ましてや持ち言葉がバレてたらもうあがりようがないわ)」
87: 2016/06/10(金) 17:44:21.69 ID:QVtEJDSo.net
海未「……ある程度持ち言葉の予想がつく相手だから、私を残したということですか」
希「そうやね。あのまま凛ちゃんを残してたら、うっかり海未ちゃんの持ち言葉を言ってしまいそうやったからね」
希「…でもそれだけじゃないんよ」
海未「?」
希「そうやね。あのまま凛ちゃんを残してたら、うっかり海未ちゃんの持ち言葉を言ってしまいそうやったからね」
希「…でもそれだけじゃないんよ」
海未「?」
88: 2016/06/10(金) 17:55:34.57 ID:QVtEJDSo.net
真姫「持ち言葉を予想するだけなら、凛のもできたはずよね」
真姫「実際、希は分かってたみたいだし」
希「海未ちゃんを残したもう1つの理由はね、ウチの持ち言葉が関係してるんよ」
海未「希の持ち言葉…?」
希「実はな、ウチの持ち言葉は3つとも海未ちゃんにヤマを張った言葉なんよ」
真姫「実際、希は分かってたみたいだし」
希「海未ちゃんを残したもう1つの理由はね、ウチの持ち言葉が関係してるんよ」
海未「希の持ち言葉…?」
希「実はな、ウチの持ち言葉は3つとも海未ちゃんにヤマを張った言葉なんよ」
93: 2016/06/10(金) 18:57:19.71 ID:QVtEJDSo.net
海未「!?、どういうことですか!?」
希「ウチの持ち言葉を決める時にな、色々考えたんよ」
希「このしりとりのルールを考案したウチが、1番目や2番目で勝ち抜けるのはどうなんかな~って」
希「えりちと同じ戦法をとることもできたけど、そんなんしたらみんなドン引きやろうし」
希「やからできるだけ後の方であがりたいなぁって思ったんよ」
希「そこでターゲットに選んだのが海未ちゃんやったってわけやね」
希「ウチの持ち言葉を決める時にな、色々考えたんよ」
希「このしりとりのルールを考案したウチが、1番目や2番目で勝ち抜けるのはどうなんかな~って」
希「えりちと同じ戦法をとることもできたけど、そんなんしたらみんなドン引きやろうし」
希「やからできるだけ後の方であがりたいなぁって思ったんよ」
希「そこでターゲットに選んだのが海未ちゃんやったってわけやね」
94: 2016/06/10(金) 19:08:44.47 ID:QVtEJDSo.net
希「海未ちゃんこういうゲームごと向いてなさそうやし、十中八九後の方まで残ると思ってたんよね~」
希「だからウチの持ち言葉は全部海未ちゃんが言いそうな言葉なん」
希「凛ちゃんにそれらの言葉を言わすのは骨が折れそうやからね」
凛「?」
希「助かるわぁ。海未ちゃんやったらすぐにでも言ってくれそうやもん」
海未「くぅ、ぅ…」
希「だからウチの持ち言葉は全部海未ちゃんが言いそうな言葉なん」
希「凛ちゃんにそれらの言葉を言わすのは骨が折れそうやからね」
凛「?」
希「助かるわぁ。海未ちゃんやったらすぐにでも言ってくれそうやもん」
海未「くぅ、ぅ…」
96: 2016/06/10(金) 19:26:18.24 ID:QVtEJDSo.net
にこ「(希のやつ、揺さぶりに来てるわね)」
絵里「(海未の語彙は歌詞担当なのもあってメンバーの中でもトップクラス)」
絵里「(普通のしりとりならまず負けることはないでしょう。でも)」
真姫「(このしりとりは普通にはいかない)」
真姫「(相手の持ち言葉を避けて進めるのはこのしりとりの定石でもあるから、語彙力が高いことに越したことはないけれど、今は通常通りにいけない状況ね)」
にこ「("あの"希に言葉を予想してるなんて言われて、自分の思い付く言葉を素直に言えるわけないわよ)」
絵里「(海未の語彙は歌詞担当なのもあってメンバーの中でもトップクラス)」
絵里「(普通のしりとりならまず負けることはないでしょう。でも)」
真姫「(このしりとりは普通にはいかない)」
真姫「(相手の持ち言葉を避けて進めるのはこのしりとりの定石でもあるから、語彙力が高いことに越したことはないけれど、今は通常通りにいけない状況ね)」
にこ「("あの"希に言葉を予想してるなんて言われて、自分の思い付く言葉を素直に言えるわけないわよ)」
97: 2016/06/10(金) 19:39:33.55 ID:QVtEJDSo.net
希「あ!長ったらしく話し込んでごめんなぁ。『ち』やったね!」
希「じゃあ~えりちのだぁい好きな『チョコレート』❤️」
海未「……」
海未「……!」
海未「そ、そうですね。では私は『トマト』で」
希「おぉ!今度は真姫ちゃんの好物やね!」
希「じゃあ~えりちのだぁい好きな『チョコレート』❤️」
海未「……」
海未「……!」
海未「そ、そうですね。では私は『トマト』で」
希「おぉ!今度は真姫ちゃんの好物やね!」
100: 2016/06/10(金) 20:00:33.07 ID:QVtEJDSo.net
希「んーなら『豆腐』」
海未「…『フルーツ』です」
希「ふふ、『月見蕎麦』」
海未「…『白米』」
花陽「(…何だかお腹が減ってきちゃった…)」
希「今度は花陽ちゃんやん!じゃあウチは穂乃果ちゃんの好きな『いー 」
海未「…!」
希「っっ…『イナゴ』」
穂乃果「イナゴ!?別に好きじゃないよ!?」
海未「…『フルーツ』です」
希「ふふ、『月見蕎麦』」
海未「…『白米』」
花陽「(…何だかお腹が減ってきちゃった…)」
希「今度は花陽ちゃんやん!じゃあウチは穂乃果ちゃんの好きな『いー 」
海未「…!」
希「っっ…『イナゴ』」
穂乃果「イナゴ!?別に好きじゃないよ!?」
103: 2016/06/10(金) 20:28:36.68 ID:QVtEJDSo.net
海未「…」
希「ふふふ、危ない危ない」
真姫「…惜しかったわね」
希「食べ物縛りの中にメンバーの好物を混ぜて誘ってくるとはなぁ」
希「穂乃果ちゃんにヤマを張ってたんやもんね~その中に好物が含まれてる可能性は充分あるやんな」
希「で・も!もう言ったりしやんよ」
海未「…(ここまでですか…)」
希「ふふふ、危ない危ない」
真姫「…惜しかったわね」
希「食べ物縛りの中にメンバーの好物を混ぜて誘ってくるとはなぁ」
希「穂乃果ちゃんにヤマを張ってたんやもんね~その中に好物が含まれてる可能性は充分あるやんな」
希「で・も!もう言ったりしやんよ」
海未「…(ここまでですか…)」
104: 2016/06/10(金) 20:42:24.59 ID:QVtEJDSo.net
希「ささっ海未ちゃん『ご(こ)』やよ」
海未「………」
希「はやくはやく~」
絵里「(…?…妙に急かすわね)」
凛「(あ~ラーメン食べたいにゃあ)」
海未「……『コロッケ』」
希「ん?それまだやるん?別にいいんけどね」
海未「………」
希「はやくはやく~」
絵里「(…?…妙に急かすわね)」
凛「(あ~ラーメン食べたいにゃあ)」
海未「……『コロッケ』」
希「ん?それまだやるん?別にいいんけどね」
106: 2016/06/10(金) 21:06:39.82 ID:QVtEJDSo.net
希「…『ケチャップ』で!」
海未「………」
希「また長考~?もう待てんよ~」
穂乃果「(お腹空いた~~)」
海未「…『フライドポテト』」
希「…なぁそろそろこの縛りやめやん?」
海未「…あなたが勝手にやっているだけでしょう?」
海未「………」
希「また長考~?もう待てんよ~」
穂乃果「(お腹空いた~~)」
海未「…『フライドポテト』」
希「…なぁそろそろこの縛りやめやん?」
海未「…あなたが勝手にやっているだけでしょう?」
108: 2016/06/10(金) 21:23:18.66 ID:QVtEJDSo.net
希「……む…『ドリア』」
海未「…『アイス』」
希「『スイカ』」
海未「………」
希「…ヤケになってるだけちゃうん?」
海未「…『アイス』」
希「『スイカ』」
海未「………」
希「…ヤケになってるだけちゃうん?」
109: 2016/06/10(金) 21:42:45.24 ID:QVtEJDSo.net
海未「…『カツオ』」
希「持ち言葉がバレて戦意喪失っちゅー感じやな」
希「『お』だからって、予想してたアレは言わんよ~、ふふ」
希「もうそろそろ終わりそうやんな」
希「無事にありつけそうやん『お肉』にな!」
希「持ち言葉がバレて戦意喪失っちゅー感じやな」
希「『お』だからって、予想してたアレは言わんよ~、ふふ」
希「もうそろそろ終わりそうやんな」
希「無事にありつけそうやん『お肉』にな!」
111: 2016/06/10(金) 22:04:04.58 ID:QVtEJDSo.net
海未「……」
希「ん?どないしたん?『お肉』やから『く』やよ」
希「『く』から始まって『お』や『ち』で終わる言葉探してるん?時間掛かりそうなんやったら手伝ったろか」
海未「…いえ、その必要はありませんよ」
希「?」
希「ん?どないしたん?『お肉』やから『く』やよ」
希「『く』から始まって『お』や『ち』で終わる言葉探してるん?時間掛かりそうなんやったら手伝ったろか」
海未「…いえ、その必要はありませんよ」
希「?」
116: 2016/06/10(金) 22:30:00.12 ID:QVtEJDSo.net
海未「ところで希。今日の練習はいつも以上に頑張っていましたね」
希「へ?あぁ、うんまぁね」
海未「先程から随分と急かして来ていましたし、空いているのではないですか?お腹」
希「!」
海未「時間を稼いだ甲斐がありました」ピラッ
希「へ?あぁ、うんまぁね」
海未「先程から随分と急かして来ていましたし、空いているのではないですか?お腹」
希「!」
海未「時間を稼いだ甲斐がありました」ピラッ
117: 2016/06/10(金) 22:48:02.00 ID:QVtEJDSo.net
絵里「持ち言葉は…!」
穂乃果「『お饅頭』と…」
ことり「『チーズケーキ』と…」
希「『お肉』!?」
にこ「ってことは…!」
凛「海未ちゃんの勝ちだにゃ!!」
真姫「…なるほどね。持ち言葉がバレてるのにも関わらず粘ってたのは、焦らして希の油断と空腹を誘っていたのね」
花陽「途中から食べ物ばかりだったのもその為だったんだ」
穂乃果「『お饅頭』と…」
ことり「『チーズケーキ』と…」
希「『お肉』!?」
にこ「ってことは…!」
凛「海未ちゃんの勝ちだにゃ!!」
真姫「…なるほどね。持ち言葉がバレてるのにも関わらず粘ってたのは、焦らして希の油断と空腹を誘っていたのね」
花陽「途中から食べ物ばかりだったのもその為だったんだ」
118: 2016/06/10(金) 23:02:09.04 ID:QVtEJDSo.net
絵里「それにしても意外だったわね。海未がヤマを張ってたのが穂乃果とことりとー」
希「ウチ、やったなんてな。さすがに予想できんかったわ」
穂乃果「穂乃果はお肉も好きだけどね!」
海未「いえ、ヤマを張っていたわけではありません。ほとんど偶然みたいなものです」
希「偶然?」
希「ウチ、やったなんてな。さすがに予想できんかったわ」
穂乃果「穂乃果はお肉も好きだけどね!」
海未「いえ、ヤマを張っていたわけではありません。ほとんど偶然みたいなものです」
希「偶然?」
119: 2016/06/10(金) 23:23:54.62 ID:QVtEJDSo.net
海未「持ち言葉を決める時、時間が迫り焦った私は希が口にした『お肉』という言葉をとっさに書いたのです」
希「…!」
『希「お肉は待ってくれへんよ~!」』
希「あの時の…」
海未「まさか希と一騎打ちになるとは予想もしていませんでしたよ」
希「(…持ち言葉にしたのは偶然かもしれん)」
希「(やけど、ウチにもう一度『お肉』と言わせたのは紛れもなく……)」
希「……ウチの、完敗やね」
希「…!」
『希「お肉は待ってくれへんよ~!」』
希「あの時の…」
海未「まさか希と一騎打ちになるとは予想もしていませんでしたよ」
希「(…持ち言葉にしたのは偶然かもしれん)」
希「(やけど、ウチにもう一度『お肉』と言わせたのは紛れもなく……)」
希「……ウチの、完敗やね」
120: 2016/06/10(金) 23:32:08.10 ID:QVtEJDSo.net
勝者 勝ち抜け順
絵里
ことり
にこ 穂乃果
真姫
花陽
凛
海未
敗者
希
絵里
ことり
にこ 穂乃果
真姫
花陽
凛
海未
敗者
希
125: 2016/06/11(土) 01:13:55.99 ID:QsjIIXxd.net
凛「じゃあ、これから希ちゃんの奢りでラーメン食べに行くにゃぁ!」
花陽「り、凛ちゃん!」
穂乃果「穂乃果はパン!もうお腹ぺこぺこだよ!」
希「…あはは、…まぁ結果オーライやんな…」
花陽「り、凛ちゃん!」
穂乃果「穂乃果はパン!もうお腹ぺこぺこだよ!」
希「…あはは、…まぁ結果オーライやんな…」
126: 2016/06/11(土) 01:24:42.77 ID:QsjIIXxd.net
真姫「希」
希「ん?真姫ちゃん?」
真姫「私、ディナーは必ず高級フレンチって決めてるから」
希「っへ?初耳なんやけど!?」
真姫「よろしくね」
希「え、あ、ちょっと真姫ちゃん!それは勘弁してぇ!!」
にこ「自業自得ね」
絵里「フフ、希にとっていい薬になるわ」
希「ん?真姫ちゃん?」
真姫「私、ディナーは必ず高級フレンチって決めてるから」
希「っへ?初耳なんやけど!?」
真姫「よろしくね」
希「え、あ、ちょっと真姫ちゃん!それは勘弁してぇ!!」
にこ「自業自得ね」
絵里「フフ、希にとっていい薬になるわ」
127: 2016/06/11(土) 01:33:11.05 ID:QsjIIXxd.net
ことり「海未ちゃん?もうみんな行くよ?」
海未「戸締りを確認したらすぐ向かいますので、先に行っててください」
ことり「うん、分かった。みんなと待ってるね」バタン
海未「……良し、大丈夫ですね。それでは私も帰りますか…ん?」
海未「戸締りを確認したらすぐ向かいますので、先に行っててください」
ことり「うん、分かった。みんなと待ってるね」バタン
海未「……良し、大丈夫ですね。それでは私も帰りますか…ん?」
128: 2016/06/11(土) 01:44:57.96 ID:QsjIIXxd.net
ノートの切れ端
海未「…これは確か、希の持ち言葉ですね」
海未「私にヤマを張ったと言っていましたが…」
海未「持ち言葉は何だったのでしょうか?」ピラッ
海未「!」
海未「くす…まったくあなたという人は」
海未「不器用にも程がありますよ」
海未「…それにー」
海未「…これは確か、希の持ち言葉ですね」
海未「私にヤマを張ったと言っていましたが…」
海未「持ち言葉は何だったのでしょうか?」ピラッ
海未「!」
海未「くす…まったくあなたという人は」
海未「不器用にも程がありますよ」
海未「…それにー」
130: 2016/06/11(土) 01:53:53.58 ID:QsjIIXxd.net
海未「私たちが忘れるはずないじゃないですか」
『誕生日』
『バースデーケーキ』
『プレゼント』
この後行われた希の誕生日サプライズパーティーは大成功でした
終わり
『誕生日』
『バースデーケーキ』
『プレゼント』
この後行われた希の誕生日サプライズパーティーは大成功でした
終わり
132: 2016/06/11(土) 01:59:01.87 ID:QsjIIXxd.net
以上です
最後まで見てくれた皆さん、本当にありがとうございました
レスもとても励みになりました
希ちゃん、間に合わなかったけどお誕生日おめでとう!!
最後まで見てくれた皆さん、本当にありがとうございました
レスもとても励みになりました
希ちゃん、間に合わなかったけどお誕生日おめでとう!!
129: 2016/06/11(土) 01:46:20.43 ID:LoYWLXRL.net
なるほど
135: 2016/06/11(土) 02:03:27.31 ID:O7X499qZ.net
おつおつ
希にばれないように誕生日関係の言葉をみんなが避けた結果
ゲーム発案者の希が負けたのねw
希にばれないように誕生日関係の言葉をみんなが避けた結果
ゲーム発案者の希が負けたのねw
133: 2016/06/11(土) 02:00:24.66 ID:xGUiwo78.net
おつ
締めがずっと気になってたが良かったわ
タイトルもそういう事だったのね
締めがずっと気になってたが良かったわ
タイトルもそういう事だったのね
142: 2016/06/11(土) 05:37:09.94 ID:sDxOTfY7.net
いいオチだった乙
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1465482151/