【SS】歩夢「侑ちゃんに猫耳と尻尾が生えた!?」侑「にゃ、にゃん」【ラブライブ!虹ヶ咲】 | ラブライブ!まとめ ぷちそく!!

【SS】歩夢「侑ちゃんに猫耳と尻尾が生えた!?」侑「にゃ、にゃん」【ラブライブ!虹ヶ咲】





SS
1: 2021/02/16(火) 17:27:08.41 ID:KqSm9TD4
建ったら書く

4: 2021/02/16(火) 17:30:06.09 ID:KqSm9TD4
侑「にゃ、にゃーん」

歩夢「!?」

歩夢「これ、どう言うこと!?」

歩夢「また璃奈ちゃんの発明品?!」

侑「まあ、ちょっと色々...」

歩夢「人間の言葉は一応喋れるんだね...」

璃奈「歩夢さん、侑さん!!」ガラガラ

歩夢「あっ、璃奈ちゃん!」

10: 2021/02/16(火) 17:35:04.30 ID:KqSm9TD4
璃奈「侑さんに猫耳と尻尾が生えたって聞いたからすっ飛んできた」

璃奈「はんぺんは!」

歩夢「えっ...はんぺんちゃんならそこに...」

はんぺん「んみゃぁ」

璃奈「...ほっ」

璃奈「よかった、融合装置が作動した訳じゃなかったんだ...」

侑「えっ...融合装置って何?」

12: 2021/02/16(火) 17:40:04.70 ID:KqSm9TD4
侑「それにしても、この猫耳ってなんか...」

歩夢「触り心地も猫そのものだよね」

侑「尻尾も...意識したら横とかに振れるけど、普通にしてればだらんと下に下がってるみたい」

璃奈「それで、侑さんは私の道具また悪用したの...?」

侑「いやぁ、そんな事ないよ!」

侑「た、たまたま璃奈ちゃんが猫耳と尻尾の生えるスイッチ作ったからって」

侑「それで歩夢に使おうかなって思ったら、ちょうど鏡があって自分に効果が跳ね返ってきたとかそんなんじゃありません!」

歩夢「...」

璃奈「...」

15: 2021/02/16(火) 17:45:43.17 ID:KqSm9TD4
侑「それで...このスイッチの解除法は?」

璃奈「私も面白半分で作ったからよくわかんない」

はんぺん「...テクテク」

はんぺん「そいや!ピョーン!ドンガラがっしゃん!」

侑「!!?!?」尻尾ピーン

侑「いきなり何!?」

璃奈「...はんぺんがキャットタワー登ろうとして失敗したみたい」

璃奈「むっちり猫さんなのに無理するから...」

歩夢「...あはは」

侑「なに歩夢笑ってるの?」

歩夢「だって侑ちゃんの尻尾、いきなりピーンってなったかと思ったら、たぬきみたいに太くなってるんだもん」

16: 2021/02/16(火) 17:49:34.55 ID:KqSm9TD4
侑「えっ...?」

璃奈「どうやら反応まで猫そっくりになってるみたい」

璃奈「そうだ...!」

璃奈「...ゴソゴソ」

歩夢「璃奈ちゃん、なにそれ?」

璃奈「またたび粉末」

侑「....!?」

侑「...♡」

侑「ゴロニャン♡プクニャン♡」

歩夢「わっ!?侑ちゃんが床に倒れたと思ったらクネクネしだした!」

璃奈「床に撒いちゃえ。猫がまたたびに反応するのって、人間で言うところの性的快感って聞いたことあったから」

璃奈「ちょっと実験」

侑「...♡」

17: 2021/02/16(火) 17:53:51.94 ID:KqSm9TD4
歩夢「ストップストップストーップ!」

歩夢「侑ちゃんのそういう姿は見たいけど、でもこういう所で見たらいけないと思うの!」

歩夢「布巾でまたたびの粉末拭き取って...」

歩夢「侑ちゃん、しっかりして!」

侑「...♡」トロン

璃奈「ちなみに個体差はあれど、またたびを一度摂取したら数分間はトリップし続ける」

璃奈「璃奈ちゃんボード、豆知識」

歩夢「えっ!?じゃあこれからどうするの?!」

璃奈「そのまま放っておけば治るよ。窓も開けて換気しておこう」

歩夢「...う、うん」

18: 2021/02/16(火) 17:57:54.35 ID:KqSm9TD4
侑「気持ちよかったぁ」

歩夢「侑ちゃん、私のことわかる?」

侑「う、うん一応」

侑「...あっ、愛ちゃんが来る」

歩夢「...へっ!?」

愛「ちーっす」ガラガラ

歩夢「ほんとに来た」

璃奈「聴覚も猫並みなんだ」

愛「おっ、今日はこのメンツかぁ」

愛「っていうかゆうゆの猫耳何?コスプレ?完成度高いね!」

侑「ち、違うの。これは...ちょっと訳ありで...」

20: 2021/02/16(火) 18:02:41.42 ID:KqSm9TD4
歩夢「実はカクカクしかじかで...」

愛「へぇ...まるまるうまうまでこれ本物なんだ...」

歩夢「可愛いよね」ナデナデ

侑「あ~、気持ちいい」

愛「やっぱり歩夢の膝の上がお気に入りみたいだね」

愛「愛さん一瞬はんぺんと融合しちゃったのかと思っちゃったよ」

愛「ほら、情報処理学科で融合機械の開発してるし」

侑「そんな機械何に使うの...」

愛「人間とハエとか?」

侑「こわっ」

21: 2021/02/16(火) 18:08:30.96 ID:KqSm9TD4
はんぺん「みゃおん」

侑「...!」

侑「は、はんぺんちゃんが喋った!!」

璃奈「えっ!?」

愛「冗談はよしこさんにしてよ。猫耳生えたからって、もしかして、猫がなに喋ってるのかわかるって?」

侑「はんぺんちゃんがね喋ったってより、脳内に直接響くっていうか...」

侑「とりあえず、猫じゃらしで遊んで欲しいらしい」

歩夢「猫じゃらし...」

璃奈「猫じゃらし、最近壊しちゃったから、今日はレーザーポインタでもいい?」

はんぺん「んにゃんにゃ」

侑「レーザーポインタでも可だって」

歩夢「なんかはんぺんちゃんが本当に言ってそうな...」

侑「本当に言ってるんだもん!」

愛「これでいいかな?はんぺん、おいで!」

はんぺん「んにゃにゃにゃにゃ!」

璃奈「おー、今日はよくじゃれる。ダイエットダイエット」

22: 2021/02/16(火) 18:12:56.59 ID:KqSm9TD4
侑「...うずうず」

歩夢「どうしたの?侑ちゃん?」

侑「なんだか私も一緒に混じりたくなってきた...」

歩夢「えっ...?」

侑「もう我慢できない!」タタッ

愛「どうだ、はんぺん、この高さまでジャンプできる?」レーザーポインタを天井付近に当てる

はんぺん「...」尻尾ぶんぶん

侑「...じー」尻尾ぶんぶん

侑「うにゃにゃにゃにゃ!」ピョーン

侑「にゃごっ!?」どっしーん

璃奈「あっ!?侑さんが飛び跳ねたと思ったら天井に激突した!」

歩夢「ねえ、それよりも今の見た!?」

歩夢「身長の二倍ぐらいジャンプしてたよ...!」

25: 2021/02/16(火) 18:22:26.36 ID:KqSm9TD4
侑「...うぅ...」

侑「いたたたた...」

歩夢「大丈夫、侑ちゃん?」

璃奈「身体能力まで猫そっくりになるスイッチみたい」

愛「しばらくゆうゆの前で猫じゃらしは禁止だね...」

愛「それで、これからどうするの?」

歩夢「今日は私が面倒見るよ。いくら自業自得って言っても、なんだか可哀想だし...」

侑「...うぐっ、よろしくお願いします...」

璃奈「この学園なら、多少変な事が起きてもスルーされるし、侑さんの猫耳と尻尾も同じだと思う」

侑「あー、この前入れ替わりスイッチ騒ぎの時もあんまり騒ぎ立てなかったしね」

侑「先生から注意は受けたけど」

41: 2021/02/16(火) 23:51:17.10 ID:XhVhwqs6
侑「歩夢~歩夢~」

歩夢「侑ちゃんがめちゃくちゃすりすりしてくる」

侑「歩夢、おでここっつんこしよう」

歩夢「...う、うん」

璃奈「それ、はんぺんもよく私にやってくる」

璃奈「大好きな人への愛情表現」

歩夢「...なっ!?」

侑「♪♪♪」すりすり

歩夢「ほっぺたまで擦り付けてきて...」

歩夢「侑ちゃんは、私の事好きなの...?」

侑「歩夢~歩夢~」

歩夢「...はぁ」

歩夢「すりすりしてるだけで答えてくれないや」

42: 2021/02/16(火) 23:59:04.23 ID:XhVhwqs6
侑「....」ピクピク

歩夢「侑ちゃんの耳がすごいピクピク動いてる」

愛「愛さんそれ知ってる!」

愛「猫ってああ見えて耳で物凄い情報収集してるんだって」

愛「たまにはんぺんもやってるんだよ。もっちり猫なのに野生はまだ失われていないみたいで...」

侑「うーん、今日の下着の色は黄色なんだ...」

歩夢「ってなに聞いてるの!?」

侑「運動部の部室から黄色い声がするなって思って」

歩夢「そんなの破廉恥だから聞いちゃダメ!」侑の耳を隠す

侑「えー、後もうちょっとでブラジャーの色までわかる所だったのに!」

侑「...ふんす」

侑「...あれっ!?この声は...」

侑「ちょっと出てくる」スタスタ

歩夢「ま、待ってよぉ」

璃奈「猫は気まぐれ、侑さんも気まぐれ」

愛「出てちゃったね」

璃奈「ね」

43: 2021/02/17(水) 00:00:35.98 ID:gfEZ2MbE
~中庭にて~

かすみ「ふふふんふーん、ワンダランド」

かすみ「今日も天気がいいですね♪」

かすみ「こんな天気のいい日にはご機嫌コッペパンが良く似合います!」

かすみ「ウヒョー!バターを塗っておいて正解でした!」

かすみ「いい感じにしっとり染み込んで...」

かすみ「この後エマ先輩と合流するつもりだったけど、先に食べちゃお」

「あっ、中須さん、こんな所にいたんですね」

かすみ「誰ですか!?せっかくいいところなのに!」

教員「中須さん、この前のテストについてなんだけど...」

かすみ「げっ!?」

44: 2021/02/17(水) 00:05:06.93 ID:gfEZ2MbE
教員「もーまた赤点じゃん。自分の学科順位いくつだか知ってる?」ぺら

かすみ「うげげ、17点」

教員「このままじゃ真面目に留年ありえるからね」

教員「明後日の放課後、急だけど補修入れたから」

かすみ「ほ、補修ですか!?私にはアイドル活動があるのに!!」

教員「流石に留年系スクールアイドルは嫌でしょ?コーレス変なのになっちゃうよ」

かすみ「...それは嫌ですけど」

教員「それなら勉強勉強。明後日の放課後ね」

教員「じゃあ」

46: 2021/02/17(水) 00:09:44.09 ID:gfEZ2MbE
かすみ「そんなぁ...補修だなんて...」

かすみ「あまりにも辛すぎますぅ」

かすみ「って言うか、こんな所でテスト用紙返さないでよ!」

かすみ「コッペパン食べるのに集中しようと、バインダーもクリアファイルも持ってないのに!」

かすみ「...うぅ、今日は厄日ですぅ」ビュオ

かすみ「うわっ!?急に風強っ!」

かすみ「いたた、目に砂入った!」ビュオオオ

かすみ「あっ!?さっき返して貰ったテスト用紙が!」

かすみ「風に舞って遠くに飛んで行っちゃった!」

かすみ「可愛いかすみんの点数は誰にも知られちゃダメなんですぅ!」

かすみ「ま、まって!」

50: 2021/02/17(水) 00:20:37.53 ID:gfEZ2MbE
紙「ふわふわ~」

モブ1「うわっ、みてよあれテスト用紙が舞ってる」

モブ2「げ、現代文17点ってあれ色々と大丈夫なの...?」

かすみ「か、かすみんは古典95点だから生まれた時代間違っちゃっただけ!」

かすみ「古典は学年1番なんだから!」

モブ1「あれってスクールアイドル同好会のかすみんじゃない?」

モブ2「さっき古典は学年1番って騒いでたし...コーレス変えた方がいいんじゃない?」

モブ1「おーい、かすみん!自分のコーレス古語に変えたらどうなるの?」

かすみ「みなの姫、かすみんぞ!」

モブ2「カスカス!」

かすみ「はつかならでかすみんなり!」

モブ1「いとうつくし!」

かすみ「えへっ、げにありがたきぞ!」

かすみ「って何やらせるんですか!!」

かすみ「私のテスト用紙おっかけるの手伝ってください!」

52: 2021/02/17(水) 00:26:31.82 ID:gfEZ2MbE
かすみ「はぁ...はぁ...はぁ...」

モブ1「よりにもよって、木の一番上に引っ掛かっちゃうなんて...」

かすみ「かすみんの可愛くない現代文に点数がみんなに知られるの嫌ですぅ!」

モブ2「ちなみに今の気持ちを古語で言うと?」

かすみ「いとむげなる日と思ふ。物忌かおおとのごもり要る」

モブ1「へー、頭いい」

かすみ「関心してる場合じゃないです!

54: 2021/02/17(水) 00:34:28.35 ID:gfEZ2MbE
かすみ「棒でも届かないし...かと言ってはしごかけても高くて取れないし...」

かすみ「このままじゃ一生晒しもんですぅm!」

かすみ「あーっ!かすみんの華やかなスクールライフが!テスト晒されて!みんなにクスクスされる悲しいものに!」

侑「かすみちゃん!」

モブ2「うわっ!?足音もなくどこから!?」

かすみ「侑先輩!?って言うかその猫耳尻尾なんなんですか!?」

侑「あー、それは気にしないで」

侑「それよりかすみちゃんの困ってる声が聞こえたんだ!助けに来たよ!」にゃんにゃん

かすみ「...その身なりで言われてもちょっと心配ですが...」

かすみ「かすみんの可愛くないテストが枝引っかかって取れなくなっちゃったんです!」

侑「ふむふむ、あの高さなら...任せて!」バリバリ

55: 2021/02/17(水) 00:38:45.08 ID:gfEZ2MbE
かすみ「侑先輩、なんですかその手は!?」

かすみ「あっ...先輩が猫みたいに木の幹に登っていく!」

侑「ニャンニャンニャン!」

モブ1「えっ!?あれ同好会の先輩だよね...?」

モブ1「木登り同好会でもあんなに早く登っていかないのにスルスルと!」

侑「にゃん!にゃん!」

かすみ「み、見ててヒヤヒヤします...」

モブ2「あんなに細い枝に足かけて...折れないか心配!」

56: 2021/02/17(水) 00:44:06.89 ID:gfEZ2MbE
侑「かすみちゃん、このプリントだよねぇ!?」

かすみ「は、はい!そうです!」

侑「取った!」

侑「どれどれ...中須かすみ、現代文17点」

侑「もっと勉強したほうがいいと思うなぁ」

侑「って言うか現代社会で生きてけるの?これ?」

かすみ「かすみんの傷をこれ以上抉らないでください!」

かすみ「取れたら早く降りてきて!」ビュオオオ

かすみ「うわっ!?風強っ!」

モブ1「あっ!先輩が!!落ちたっ!」

侑「うわあああ!」

侑「うわああああ!」くるくる

侑「うわあ?」着地っ!

モブ1「10点」

モブ2「10点」

かすみ「10点」

かすみ「って何やらせてるんですか!?大丈夫ですか先輩!?」

57: 2021/02/17(水) 00:53:54.30 ID:gfEZ2MbE
侑「う、うん、自分でもよくわからないけど、くるって回転したかと思ったら綺麗に着地してた」

かすみ「先輩猫そのものじゃないですか!」

かすみ「猫って逆さにしても必ず足を地につけて着地するんです...」

侑「そうなんだ...命拾いした...」

侑「あっ、これプリント」

かすみ「あ、ありがとうございます。これでテスト用紙晒されずにかすみんの華やかなスクールライフが守られました」

モブ2「今の気持ちを古語で言うと?」

かすみ「こは不思議と思ひき。このかみ美しかし!」

侑「おー」パチパチ

かすみ「先輩嬉しいんですかぁ?尻尾がピーンと立ってます!猫そのものですね!」

侑「まあ実際に猫だしね」

ブ1(ふむふむ、侑先輩はネコっと...)

モブ2(たしかに歩夢先輩の前じゃネコっぽい顔してるからなぁ...)

66: 2021/02/17(水) 19:16:20.04 ID:4fc9HlaC
モブ1・2「かすみんばいばい~」

かすみ「さようなら~」

モブ1「ねえそういやかすみんって古典苦手ってインタビューで答えてなかった?」

モブ2「そうだっけ?全然覚えてないや...」




かすみ「先輩ぃ、可愛いですね!」

侑「ゴロゴロ...」

かすみ「喉まで鳴らしちゃって...ていうか人間ってそんな声出ましたっけ?」

侑「さっきも言ったんだけど、私は今猫人間みたいだから、猫っぽい事できるみたいなの」お腹見せる

かすみ「そうなんですか!そうだお腹触っちゃおう」

侑「...!ふにゃ...!」

侑「にゃにゃにゃにゃ!」かみかみ けりけり

かすみ「い、痛いですぅ!」

かすみ「お腹見せて来たのになんで!?」

かすみ「侑先輩の尻尾も逆立ってるし!」

67: 2021/02/17(水) 19:20:39.10 ID:4fc9HlaC
歩夢「侑ちゃん、おーい先に行かないでよ!」はぁはぁ

侑「歩夢!」そろり

かすみ「あぁ、かすみんの腕から侑先輩がヌルッと抜け出して歩夢先輩の元に...」

歩夢「もう、猫は気まぐれって言うけど、勝手にどこか行っちゃダメだよ?」ナデナデ

侑「ねえ、頭なでなでして」

歩夢「...うん」なでなで

かすみ「な、なんですか?この甘々な空間は!?」

かすみ「か、かすみんだって!」

エマ「おーい、かすみちゃん!」

かすみ「うわっ!?エマ先輩!?びっくりした!!」

エマ「かすみちゃん、一緒にコッペパン食べようって約束したの忘れたの?」

エマ「歩夢ちゃんと侑ちゃんも一緒に食べるの?」

かすみ「あっ、えっと、それは...」

68: 2021/02/17(水) 19:30:21.16 ID:4fc9HlaC
エマ「えー!?侑ちゃんに猫耳と尻尾が生えちゃった!?」

侑「...う、うん、今回も自業自得気味なんだけど」

歩夢「気味って何?今回も自業自得だよね?」

侑「...はい」

エマ「本物みたいだね」

侑「本物も何も、体の一部で身体能力も猫と同じになったっていうか」

かすみ「さっきかすみんのプリントが飛んでいって枝に引っかかっちゃたんですけど、木登ってとってくれたんです!」

かすみ「まさしく猫って感じですごかったです!」

侑「えっへん!」

歩夢「危険だからやめようね。はんぺんちゃんだって同じ猫なのにキャットタワー登るの失敗してるんだから」

歩夢「尚更非力な侑ちゃんなんて...」

69: 2021/02/17(水) 19:45:42.62 ID:4fc9HlaC
エマ「侑ちゃんのお耳可愛いね」

侑「うにゃーゴロゴロ」すりすり

エマ「髪質もちょっと柔らかくなったのかな?猫みたいに柔らかい」

かすみ「さっきかすみんにはケリケリしたのにエマ先輩じゃケリケリしない!?なんで!?」

歩夢「猫がお腹見せてきても本当はお腹触っちゃいけないらしいよ」

かすみ「えっ!?そうなんですか!?かすみんのてっきり触って欲しいのかもって」

エマ「信頼関係の証なんだって。お腹って大体の動物にとって弱点だから、あなたになら弱点見せてもいいよって」

かすみ「へ、へぇ」

かすみ(でもエマ先輩が侑さんのお腹触れてる理由になってなくない?)

エマ「こうやって侑ちゃん触ってると、家で昔飼ってた猫ちゃん思い出すなぁ」ナデナデ

侑「えっ!?それ初耳かも。いつもヤギのネーヴェちゃんのお話しか聞いてなかったから」

エマ「ネーヴェちゃん以外にも沢山飼ってるんだよ。牧羊犬とか、羊とか」

70: 2021/02/17(水) 20:02:11.01 ID:4fc9HlaC
歩夢「色々な動物がいるんですね。飼ってた猫ちゃんのお話ももっと聞きたいです!」

エマ「...」

エマ「あれは雪が深く降り積もった日の事だったかな?」

エマ「羊舎からピャーピャー聴きなれない声がしたの」

エマ「不思議な声だなって思って、見に行ったらね、まだ目も空いてない小さな小さな子猫が置いてけぼりにされてて」

エマ「親から捨てられちゃったみたいでね、かわいそうだから妹達と育てようってなって」

エマ「可愛かったなぁ」

エマ「いっぱいいっぱいミルクを一生懸命飲んで」

エマ「よちよち私達の後ろをついてくる姿とか可愛かったなぁ」

侑「へぇ、エマさんにそんな思い出が」

侑「でも今あんまり猫の話話さないよね?」

エマ「パイになっちゃったの」

侑「...???」

エマ「オーストラリア風パイになっちゃった」

エマ「食べちゃった」

侑「....えっ」

73: 2021/02/17(水) 20:10:29.36 ID:4fc9HlaC
エマ「ねえ、知ってる?」

エマ「スイスってね、色々面白い国なんだよ」

エマ「いとことも結婚できるし...」

エマ「そんなスイスの面白い所?いや、おかしな所の一つにね、猫食文化ってあるの」

エマ「スイスは深い深い森の中にあるから、お肉が育ちにくいの。肉を大量に消費するヨーロッパの人には全然合わない所で...」

エマ「羊やヤギを入手出来ない代わりに、鹿やイノシシとかのジビエ料理が沢山あるんだよ」

エマ「それでね、猫も食べ物の一部」

エマ「屋根裏のヤギって言ってね、そのままじゃ脂に癖があって食べられないから、香辛料を添えてパイにして食べるの」

エマ「ねえ、今侑ちゃんは猫人間なんだよね?」

侑「...ゴクリ」

エマ「食べたらどんな味するのかな?」ギュッ

侑「....!?!?」

76: 2021/02/17(水) 20:22:07.63 ID:4fc9HlaC
侑「....プルプル」しっぽくるり

エマ「...ふふっ、真っ青になっちゃってる」

エマ「冗談冗談、スイスで猫が食べられてたのは50年代
まで」

エマ「チューリッヒとか平地の文化だし」

エマ「今じゃバッシングも受けるし、私も猫を食べるのは反対かな」

エマ(まぁ、イタリア系の人は今でも食べる人いるらしいけど黙っておこう...)

侑「エ、エマさんっていつも嘘付かないから...本当なのかなって」

エマ「本当に冗談だよ?今じゃ猫はしごとか、猫エスカレーターってのができるほどスイス国民は猫を愛してるんだから」

エマ「ちなみに猫を拾って途中まで育てた所は本当!」

エマ「近所でネズミ被害に困ってる牧場があったから、お嫁に出して今はいないんだ」

エマ「ほら、写真」つスマホ

エマ「白い毛が侑ちゃんみたいで可愛いでしょ?」

侑「...う、うん」

77: 2021/02/17(水) 20:48:37.14 ID:4fc9HlaC
エマ「侑ちゃんまだ震えてる?」

侑「そんな、事、ないです...」しっぽくるり

エマ「大丈夫?私が悪いんだけど、しっぽ内側にくるってなっちゃってる」

エマ「よしよーし、大丈夫、私は食べません」ギュッ

侑「....!!」

侑「....」尻尾くねくね

エマ「落ち着いてきた?」

侑「...うん」

エマ「もっとぎゅーっとしようね」

侑「あっ、あっ、ナイスお ぱい!」(大丈夫、落ち着いてきた)

エマ「もー、本音と建前が逆だよぉ!」

かすみ「ずるいです!かすみんもギュッってします!」ぎゅー

歩夢「わ、私も!」ぎゅー

侑「おほっ...天国」

79: 2021/02/17(水) 20:53:25.88 ID:4fc9HlaC
エマ「所でかすみちゃん、コッペパンなんだけど」

かすみ「あーっ、忘れてました!」

かすみ「見てください!ちょうどバターが染み込んでていい感じに仕上がってるんです!」

侑「...じゅるり」

歩夢「侑ちゃんも食べたいの?」

侑「にゃにゃにゃーん!」

侑「あっ、猫語喋っちゃった!食べたい食べたい!」

エマ「猫ってあんまりパンあげちゃダメだって聞いたけど、どうなんだろう?」

侑「大丈夫だって心の中の私が言ってる!猫と人間のいいとこ取りみたい」

侑「多分チョコレートも玉ねぎも食べれる!」

エマ「本当ぉ?じゃあ信じるね。変なところがあったらすぐにいうんだよ」

侑「うん!」

かすみ「はい歩夢先輩、侑先輩!」

四人「いただきまーす♪」

81: 2021/02/17(水) 23:57:59.56 ID:4fc9HlaC
侑「はむっ、はむっ、美味しいね!」

歩夢「バターのコクと香りがパンにマッチしてるね!」

エマ「かすみちゃん、また腕を上げたね!」

かすみ「ふっふーん、それほどでもあります!」

エマ「あるんだ」

ハト「くるっぽーくるっぽー」

かすみ「そういえばここはハト多い場所でしたね」

かすみ「ハトさんもかすみんのパン食べたいですか?」

ハト「くるっぽーくるっぽー」

侑「...!」

侑「また声が頭の中に響く...!」

ハト「...パン@#%*パン%#*^@」

侑「断片的だけど、パン、パンって言ってる!」

侑「パンが欲しいみたい」

歩夢「今度はハトの言葉がわかるなんて侑ちゃん大丈夫?」

侑「本当だって!これ食べ終わったら璃奈ちゃんに相談しよ」

歩夢「...う、うん」

82: 2021/02/18(木) 00:03:49.19 ID:kQykCutu
しずく「はぁ、今日の練習もキツかったなぁ。一年生だけ、腹筋プラス100なんて」

しずく「はぁ...」

しずく「よし、切り替えて切り替えて」

しずく「こんにちは。遅くなりました!」ガラガラ

璃奈「しずくちゃん、こんにちは」

侑「こんにちは、しずくちゃん」猫耳+ヘッドギア

しずく「...ってなんですかこれ?」

しずく「新手のコスプレ?」

侑「あー、これは説明すると長くなるんだけど...」

84: 2021/02/18(木) 00:11:59.20 ID:kQykCutu
しずく「...へぇ、そうだったんですか」

しずく「所で、このヘッドギアは?」

璃奈「侑さんが猫だけじゃなくて、動物全般の言葉わかるって言い出したから」

璃奈「璃奈ちゃんヘッドギアで脳の言語を司る部分の波形を見てる」

しずく「へぇ、なんだか近未来的」

璃奈「それで、結果なんだけど」

璃奈「侑さんの言ってる通り、猫のみならず動物全般の言葉がちょっとだけわかるみたい」

侑「ちょっとだけ?」

璃奈「聞いた文章を完全に理解できてないって言えばいいのかな?」

璃奈「重要な単語は文章の中で理解できるけど、細かい末端、助詞とかにはノイズが走る、みたいな」

璃奈「言語で言うと、英語とフランス語はいくつか同じ発音をするでしょ?」

璃奈「同じ発音をするものは理解できるけど、全く違う発音をするものは理解できない、みたいな」

85: 2021/02/18(木) 00:18:38.02 ID:kQykCutu
しずく「猫とハトの間に共通言語があるって事?」

璃奈「うん、そうみたい」

侑「あー、だからハトの言葉に変なのが混じってたんだ」

侑「ノイズだと思ってたら、実は理解できないものでしたって」

しずく「ねえ璃奈さん、これって猫と犬同士でも理解できるかな?」

しずく「猫とハトは種が遠いけど、猫と犬ならハトに比べて距離が近いからいけると思うんだけど」

璃奈「多分できると思う。同じネコ目だし」

しずく「やった!前々からオフィーリアがなんて言ってるのか知りたくて」

しずく「バウリンガルとか買ったんだけど、いっつも翻訳されなくて」

しずく「侑先輩、翻訳頼みたいんですけどいいですか?」

侑「もちろん、いいよ」

しずく「じゃあこの吠えてる動画から...」すっ、すっ

86: 2021/02/18(木) 00:22:02.03 ID:kQykCutu
璃奈「なんでこんなに吠えてるの?」

しずく「この時はちょっとお腹が空きすぎてたみたいで、おやつくれくれタイムの時のなの」

しずく「とりあえず、この時ので様子見しようかな」

しずく「吠えてる理由も大体わかるし、多分オヤツ頂戴って言ってると思うの」

しずく「侑先輩、どうですか?」

オフィーリア「バウ!バウバウ!」

侑「むむむ...」

オフィーリア「うんこ!うんこ!うんこ!」

侑「!?!?!」

88: 2021/02/18(木) 00:25:42.49 ID:kQykCutu
侑「ちょっと待って」

侑「オフィーリアちゃんって、雌だよね?しずくちゃんの家で飼われてる犬だよね」

しずく「?」

しずく「はい、たしかにそうですけど」

しずく「先輩、もう一回よーく見ますか?」

侑「...う、うん」

オフィーリア「バウ!バウバウ!」

侑「むむむ...」

オフィーリア「うんこ!うんこ!うんこ!」

侑(やっぱりどう聞いてもうんこって言ってる)

侑(何これ?なんでうんこって言ってるの?)

オフィーリア「餌くれないなんてうんこ!!」

侑「口悪っ!」

しずく「へ?」

侑「あっ、いやなんでもない」

91: 2021/02/18(木) 00:33:15.67 ID:kQykCutu
侑(どうしよこれ...)

侑(鎌倉育ちって聞いてたから、もっとお上品な言葉喋る犬だと思ってたのに)

侑(こんなん川崎とか平塚の湘南ヤンキーじゃん!)

侑「...あっ、餌ほしいって」

しずく「やっぱりそうですよね~」

しずく「あっ、これ、犬とか猫も人間の言葉は大体わかってるんだよね?」

璃奈「そうだね、動物は人間の言葉は理解できても言語を話す事ができないって感じかな?」

しずく「それじゃあ、今オフィーリア呼んでもいいですか?」

侑「えっ...?呼ぶってどうやって?」

しずく「お母さんに通話でオフィーリアに繋いで貰うんです。顔出して貰って、双方見れるようにして、私がいくつか質問を投げかけて、オフィーリアに答えて貰うんです!」

しずく「やー、楽しみだなぁ」

侑「わ、ワタシモタノシミダナー」

93: 2021/02/18(木) 00:39:00.25 ID:kQykCutu
しずく「もしもしお母さん?」

しずく「あのね、オフィーリアと繋いで欲しいんだけど」

しずく「うん、動物の翻訳ソフトを友達が作ったみたいで、早速試したいの」

しずく「うん、うん、そんな感じで」

しずく「うん、見えてるよ。オッケー」

しずく「先輩、セッティングできました」

侑「どうしよう....」

しずく「オフィーリア、見えてる?」

画面越しのオフィーリア「バウ!」

侑(ここは普通にうんって言ってる...)

しずく「オフィーリアは、今何がしたいですか?」

オフィーリア「バウバウ!」

侑「...むむむ」

オフィーリア「ちんぽ」

侑「は?」

オフィーリア「ちんぽ」

95: 2021/02/18(木) 00:46:27.11 ID:kQykCutu
オフィーリア「ちんぽちんぽちんぽ」

侑「!?!?!?」

侑「は?」

オフィーリア「sexしたい」

侑「!!!」

しずく「先輩、それでオフィーリアはなんて?」

侑「あ、うん、こ、恋人がほしいって言ってるかな?」

しずく「はぁ、オフィーリアもいい大人ですからねぇ」

しずく「オフィーリアがしたいのは、恋人探しっと」メモメモ

オフィーリア「バウバウ!」(ちんぽ)

しずく「恋人探し頑張ってみようかな?」

しずく「先輩先輩、もう一つ質問してもいいですか?」

侑「ど、ドウゾ....」

しずく「オフィーリアに質問です」

しずく「オフィーリアが今一番食べたいものはなんですか?」

オフィーリア「バウバウ!」

オフィーリア「ちんぽ!」

侑「!?!?」

98: 2021/02/18(木) 00:53:41.11 ID:kQykCutu
オフィーリア「ちんぽ食べたい」

侑「おちんちん食べたいって何!?」

しずく「えっ、今なんて?」

侑「あっっ、今のはちんちんに熱いって意味で!!静岡の方言でとっても熱いって意味で!」

しずく「は、はぁ熱い食べ物ですか?」

オフィーリア「ちんぽみたいに長くて太くてうまいやつ食べたい」

オフィーリア「もうそれ以外じゃ我慢できない」

侑(相変わらず表現が下品だ)

侑(おちんちんみたいに長くて熱いやつ...ソーセージ?」

侑(いや、ソーセージじゃん細いぞ。ホットドッグとか?)

侑「ホ、ホットドッグが食べたいって」

しずく「まぁ、ホットドッグですか!」

しずく「ちょうどオフィーリアの好物なんです!」

しずく「一度も言ってないのに当てちゃうなんて、やっぱり侑先輩は動物の言葉がわかるんですね」

しずく「今回はありがとうございます♪」

侑「...あはは」

侑(知らない方がいい世界って沢山あるんだな...)

107: 2021/02/18(木) 23:34:26.10 ID:/JHQbtzP
>ピンポンパンポーン 
>生徒会よりお知らせです
>音楽科2年の高咲さん、お渡ししたい書類があるので至急生徒会室まで来てください

侑「あっ、呼び出しされちゃった」

しずく「やっぱり同好会についてでしょうか?」

侑「だと思うよ...あっ、せつ菜ちゃんからメッセいっぱい入ってた。だから校内放送かけたんだ」

侑「書類、書類...」

侑「...くんくん、せつ菜ちゃんの匂いがする紙がある。これかな」

しずく「どういう判断してるんですか...」

璃奈「犬ほどじゃないんだけど、猫も結構鼻がいいんだよ」

しずく「へぇ、通りで」

侑「じゃ行ってきまーす!」

璃奈しずく「いってらっしゃい」

108: 2021/02/18(木) 23:40:00.34 ID:/JHQbtzP
侑「あー、もうここいつも迷うんだよね...」

侑「吹き抜けで、上に向かって段々になってる...あっ、そうだ」

侑「...」尻尾ぶんぶん

侑「それっ!」

侑「ピョーン」

侑「すたっ」

侑「へへっ、今は猫と身体能力が同じだからこんなこともできちゃう」

高咲さん...?

侑「へ?」

モブ3「高咲さん今の何!?」

侑「あっ、おんなじ学科のモブ3さん」

モブ3「今ピョーンってしたから飛んできたよね!?」

モブ3「しかも猫耳と尻尾まで生えてて」

モブ4「モブ3どうしたの?」

モブ3「高咲さんがね!」

モブ5「わっ、猫耳と尻尾!かわいい!」

侑「あっ、ちょっと今は用事が...あっ、そこなでないで♡」

モブs「わちゃわちゃ」

109: 2021/02/18(木) 23:44:45.26 ID:/JHQbtzP
菜々「侑さん遅いです...ちょっとあたりを見回ってみましょう」

菜々「侑さんいますかー?」

モブs「ふふっ、可愛い♡」

侑「あっ、尻尾の付け根はダメっ♡」

菜々「皆さんお団子になって何やってるんでしょうか?」

菜々「おや、あれは...?」

菜々「侑さん!?か、可愛い!」

菜々「た、高咲さん!?高咲さん!?一体それは何ですか!?」大声

侑「びくっ!!」

侑「!!!!」尻尾ぼわぼわ

モブs「あっ、生徒会長。見てみて、高咲さん可愛いんだよ」

菜々「コスプレですか!?わ、私も触らせてください!」大声

侑「ビクビク!!」尻尾ぼわぼわ

110: 2021/02/18(木) 23:50:43.44 ID:/JHQbtzP
モブ5「ちょっと中川生徒会長声大きすぎ」

モブ4「それに身振り手振りも大きいから高咲さんちょっと引いてるよ」

モブ3「ほらイカ耳になってるし」

侑「...!!」尻尾ぼわぼわ イカ耳

菜々「す、すいません私とした事が!」

菜々「高咲さん、私も触っていいですか?」スッ

侑「...」サッ

菜々「ちょ、ちょっとどうして少し引くんですか?!?」

侑「な、なんだかわかんないけど、体が勝手に」

モブ3「生徒会長、猫の高咲さんにちょっと引かれちゃったみたい」

モブ3「猫に与える第一印象って大事だし、大声で少しだけびっくりしちゃったみたいだね」

111: 2021/02/18(木) 23:56:34.79 ID:/JHQbtzP
モブ4「生徒会長、どんなに気を落とさないで」

モブ4「猫と仲良くなる方法教えてあげる」

菜々「ほ、本当ですか!?」

モブ5「生徒会長、声、声」

菜々「あっ、すみません」

モブ4「生徒会長、指出して」

モブ4「そのまま高咲さんの顔の前あたりまで持っていって、高咲さんが指の匂いを嗅ぐのをまつ」

菜々「こんな感じでしょうか?」

侑「....」そろりそろり

侑「...くんくん」

侑「...」尻尾ふわふわ

侑「なんだかわからないけど、胸のドキドキがおさまったよ」

モブ4「ね?猫にあったらまず最初に自分の匂いを教えてあげるんだよ!これ猫飼ってる人の常識!」

菜々「教えていただきありがとうございます」

菜々「これで私も...」

112: 2021/02/18(木) 23:59:56.63 ID:/JHQbtzP
菜々「あっ、そういえば書類提出があったので高咲さんを読んだのでした。生徒会室来ていただけますか?」

侑「やー、私もすっかり忘れてた」

モブs「そういう事だったんだ。邪魔して悪かったね、じゃーね」

侑「バイバイ」

菜々「それで、書類提出についてなんですけど、提出するもの以外に書いて欲しい物があって。侑さんが書類書いてる間、隣の部屋で着替えてきてもいいですか?」

侑「どうぞどうぞ」

侑「あっ、これね。ここでいいかな?」

菜々「はい、ついでにサインもお願いします!」

侑「ラジャー!」

114: 2021/02/19(金) 00:10:51.50 ID:upxmQLC6
せつ菜「侑さん、終わりましたか?」

せつ菜「私は着替え終わりました!」

侑「せつ菜ちゃん、終わった....よ」

侑「...!!」尻尾ぼわっ イカ耳

侑「ふにゃー、来ないで来ないで!」

せつ菜「侑さん、どうしたんですか!?」

侑「ふにゃあああ!」

せつ菜「もしかして、私が菜々だと気づいてない!?」

せつ菜「ほ、ほら菜々ですよ~」

侑「ふわああん!」

せつ菜「威嚇したまんま!?はっ、さっき言ってた指出して...」つ

侑「ふにゃあああ!」

せつ菜「興奮しすぎてて気づかれてない!?」

116: 2021/02/19(金) 00:15:45.57 ID:upxmQLC6
せつ菜「どうにかして、私が菜々である事を気づかせないと...」

せつ菜「菜々とせつ菜の違い...見た目的な違い...!」

せつ菜「あっ!」

せつ菜「メガネです!メガネかけましょ!」すちゃ

せつ菜「私です、菜々です!」

せつ菜「指も出して...」

侑「....」くんくん

侑「...」尻尾もふもふ

せつ菜「はぁ、よかった」

侑「...」すりすり

侑「ゴロニャン」

せつ菜「さっきとはうって変わってものすごく可愛いです」

せつ菜「なでなで~」

117: 2021/02/19(金) 00:19:29.67 ID:upxmQLC6
せつ菜「今コンタクトをつけているので、メガネかけると度が強すぎですね」

せつ菜「外しましょう」

侑「...!!」

侑「!!!!」尻尾ぼわぼわ

せつ菜「なんで!?」

せつ菜「メガネのせいなの?」すちゃ

侑「...ゴロニャン」

せつ菜「...」メガネすっ

侑「!!!」尻尾ぼわぼわ

せつ菜「侑さん!?」

侑「わ、わかっているんだけど、なんか尻尾が反応しちゃうの...」

せつ菜「仕方ないですね、今日はメガネを掛けてアイカツをしますか...」

侑「ごめんなさい」

125: 2021/02/19(金) 23:54:48.11 ID:gylKusUT
せつ菜「皆さん、こんにちは」

侑「今戻ったよー」

果林「あら、おかえりなさい」

璃奈「おかえり」

侑「今は二人だけ?」

璃奈「うん、果林さんに柔軟のご指導を」

果林「璃奈ちゃんは肩周りの筋肉が硬いみたいで、ストレッチしてたの」

果林「他のみんなは外でボイトレしてるわ」

侑「どれどれ...?」耳ピクピク

侑「ふむふむ、今は彼方さんが歌ってるね」

果林「璃奈ちゃんから猫人間になってるって聞いてたけど、そんな事もできるのね」

璃奈「あっ、そういえば、その猫人間についてなんだけど...」

126: 2021/02/19(金) 23:59:31.61 ID:gylKusUT
侑「えーっ!?猫っていいなって思えば思うほど猫になっちゃうの!?」

璃奈「うん、心の加減によって、スイッチの効果が解消するみたい」

せつ菜「そんな猫の恩返しみたいな...」

果林「あれ作者雫って名前だったわね」

璃奈「侑さんの脳波を解析した後、面白いこともわかって」

璃奈「侑さん、はんぺんとDNAを共有してるみたい」

侑「えぇ!?ハエ人間と同じじゃん私!!」

璃奈「融合するのと共有するのはちょっと違うことだから心配しないで」

璃奈「ここで言う共有は対処法があるから」

侑「う、うん」

128: 2021/02/20(土) 00:04:55.56 ID:kphIszjC
璃奈「この共有のバランスなんだけど、使用者の精神に大きく左右されるみたいなの」

璃奈「猫の暮らしっていいなって思ったら猫っぽくなるし、人間の暮らしっていいなって思えば人間に戻る」

せつ菜「そんな怪奇な事が...ですが、もし猫がいいって完璧に思ってしまったらどうなるんですか?」

璃奈「それは...」

璃奈「侑さんが2匹目のはんぺんになる」

侑「」

侑「ちょちょちょ、待って!?思ってる以上にやばくない私!?」

侑「ゾワゾワしすぎて尻尾逆立っちゃったよ!!」

侑「みてこれっ!」尻尾ぼふぼふ

果林「ねえ、今尻尾逆立ったって言ったじゃない」

侑「?」

果林「普通鳥肌が立ったとか、悪寒が走るっていうじゃない」

果林「もしかして、思考も猫に取り憑かれてるんじゃ...」

侑「...ぞっ」

侑「そ、そんな事ないよ!」尻尾ぶんぶん

129: 2021/02/20(土) 00:11:35.26 ID:kphIszjC
璃奈「あっ...尻尾が」

せつ菜「尻尾がどうしたんですか?」

璃奈「猫の尻尾は口ほどにものをいう」

璃奈「今尻尾をものすごいぶんぶんしてる。侑さんは嘘をついてるか、機嫌が悪いかのどっちか」

璃奈「後者は考えられない。侑さん、不安なのはわかるけど、人間っていいなって思ってればそのうち直るから」

果林「クマの子見ていたかくれんぼね」

せつ菜「って言うか、尻尾で感情が表せるほど、猫っていいなに傾いているのでは?」

せつ菜「言葉の表現方法も、感情の表し方も、人間っぽく意識すれば段々とよくなるんじゃないでしょうか?」

侑「具体的にはどうしたらいいの...?」

せつ菜「それは、うーん...」

131: 2021/02/20(土) 00:19:48.48 ID:kphIszjC
せつ菜「侑さんが喜びそうな事をして、猫っぽくなるのを抑えるとか」

璃奈「じゃあ早速やってみる。侑さんの喜びそうな事...」

璃奈「侑さんって時々下心丸出しになるから、こう言うのはどうかな?」

璃奈「できたよ。歩夢さんのパンツを瞬間的に移動させるスイッチ」

侑「!!!!!」尻尾ピーン 尻尾プルプル

果林「あら、今度は尻尾がピーンと立ってるわね」

璃奈「侑さん、尻尾尻尾」

侑「あっ、尻尾下げて」

せつ菜「ちなみに今はどう言う気持ちなんですか?」

璃奈「猫がピーンと尻尾を立ててるのは嬉しいっていう表現」

璃奈「尻尾ピーンとした状態で尻尾がプルプル震えるのはさらに嬉しいって意味」

果林「へぇ、侑ってば本当下心丸出しなのね」

侑「ちなみにスイッチの方は...?」

璃奈「そんなのあるわけないじゃん」

侑「えー!?そんなぁ」

133: 2021/02/20(土) 00:26:59.40 ID:kphIszjC
侑「...怒ったぞ!」尻尾ぶんぶん

侑「おっと、また尻尾が...」

果林「今度は随分と大きく尻尾を横に振ってたわね。侑の様子から見るに、不機嫌って意味かしら?」

璃奈「その通り。この状態の猫にあったら目を合わせちゃダメ。飛びかかられる」

果林「じゃあ侑の目を見ないでおきましょう」

璃奈「これとは対照的に、犬は上機嫌だと尻尾を振るの」

璃奈「犬と猫はこうしてお互いを勘違いしちゃうから、共同で飼うときは気をつけてね」

せつ菜「目を見ないっていうのはどう言う意味ですか?」

璃奈「猫の目を見る、見つめるって、猫にとっては威嚇行為なの。目と目が合う瞬間はケンカの始まり」

果林「さすがはんぺんちゃんの飼い主だけあって、博識なのね」

136: 2021/02/20(土) 00:40:24.27 ID:kphIszjC
侑「うわーん、猫じゃない、猫じゃないって思えば思うほどドツボにハマってく気がするよ!」

侑「人間の喜びなのに、猫の部分まで反応するなんて」

璃奈「猫の部分まで...ねえ侑さん、今度は逆転の発想で、猫の幻滅するポイントを抑えればいいんじゃないかな?」

璃奈「例えば食べ物とか」

せつ菜「あっ、それ知ってます!チョコレートと玉ねぎとニラとラーメンは食べさせちゃいけないんですよね?」

璃奈「最後の二つは知らないけど、そうだね」

璃奈「後塩分のあるもの。猫は汗かかないから塩の調節が苦手で、塩分のあるものを与えすぎると病気になっちゃうの」

璃奈「試しにみんなでささみのキャットフードを少し食べてみよう」

璃奈「ちょっと引くかもだけど、これはササミ一本をただ茹でただけのものだから人間も食べれるの」

璃奈「って言うか、キャットフードの商品開発の人は、一度自分たちで食べてるらしいから」お皿に出す

果林「キャットフードって言われればそう見えるけど、言われなかったらただのささみね」

せつ菜「私はほんのちょっとでいいです。残ったのはお散歩役員にあげましょう」

侑「いただきます...」

137: 2021/02/20(土) 00:48:02.35 ID:kphIszjC
侑「味うっす!」

せつ菜「一欠片でも全く味がしません!」

果林「でもこのしっとり感、サラダチキン見たいね」

璃奈「本当にただ茹でただけ。人間はもっと濃い物をたくさん食べれる」

璃奈「それは人間が製塩って言う技術を獲得して、流通を安定させてるから」

璃奈「経済の獲得は人間の専売特許。どう?侑さん、人間っていいなって思える様になった?」

侑「うん、ちょっとだけだけどそうやって思えてきたかも」

璃奈「はぁ...よかった」

侑「おーい、はんぺんやーい」

はんぺん「ぷくにゃん」(なに?お菓子くれるの?)

侑「これどうぞ」

はんぺん「ありがとう!」

侑「どういたしまして。君いつもこんなに味薄いの食べてるんだね」

はんぺん「逆逆、人間が濃すぎるの」

はんぺん「でも今日は餌くれてありがとうね」

侑「どういたしまして!」

139: 2021/02/20(土) 00:54:02.22 ID:kphIszjC
果林「侑ってはんぺんちゃんと喋れるのね」

せつ菜「どんな事喋ってるのでしょうか?」

璃奈「それは...2人だけの秘密じゃない?」

璃奈「あっ、侑さんがはんぺん持ち上げて顔の前に持ってった」

璃奈「そのまま鼻同士をくっつけた!」

果林「それはどんな意味なの?」

璃奈「猫同士の挨拶」

璃奈「多分ここじゃありがとうとか...でも...」

せつ菜「心配しすぎですよ璃奈さん」

せつ菜「侑さんは今手を使いました」

せつ菜「手を使って何かを持つと言うのは、人間らしい動作です。鼻を合わせたのもたまたまでしょう」

せつ菜「それに、ほら尻尾も」

璃奈「本当だ。ピーンと立ったりしてない」

果林「あれは侑の本心って訳ね」

145: 2021/02/20(土) 13:21:44.30 ID:kphIszjC
果林「さて璃奈ちゃん、問題も解決された事だし、ストレッチの続きしましょ」

せつ菜「私も参加していいですか?」

侑「私もやるやる!」

果林「いいわよ。はい、3人ともここに座って」

3人「はーい」

果林「えーっとまずは肩の稼働範囲を広げるストレッチから」

果林「こうやって、肘を持って、ググーっと」

璃奈「むむむ」

果林「息を吐きながらゆっくりとね」

侑「....ぐにゃん」

侑「わわっ!いつもならこんなに曲がらないのに!」

果林「猫は体柔らかいらしいわね」

果林「それにしてもこんなに曲がるなんて、私以上ね」

146: 2021/02/20(土) 13:27:17.20 ID:kphIszjC
果林「次は背中の筋肉をほぐす運動よ」

果林「はいみんなタオル持ってバンザイして」

璃奈「バンザイ!」

果林「タオルの端を両手で持って、これを重量上げみたいに頭の後ろで上下させるわ」

せつ菜「背中が痛いです!」

果林「それはよく効いてる証拠よ」

果林「今度はぐるっと肩回ししてみましょう」

果林「なるべく開かない様に気をつけて」

璃奈「うごごごご」

侑「....するん」

侑「どやっ」

果林「侑は“今日は”よくできるわね」

果林「いつも痛い痛いってギャーギャー騒いでるのに」

147: 2021/02/20(土) 13:32:30.59 ID:W3edgKFj
侑「....もじもじ」

侑「やっぱりこっち」

侑「うーん、でもここに座るのも捨てがたい」

果林「どうしてそんなに頻繁に場所を変えるの?」

侑「わかんないけど、なんか変えないと気が済まない気がして」

果林「猫ってお気に入りの場所を探すのに労力を割くって聞いた気がするわ」

果林「あっ、そういえば、猫を一箇所に止めておく転送装置があるってSNSで見たかも」

果林「えーっと、調べるからちょっと待ってて」

侑「う、うん」

149: 2021/02/20(土) 13:44:13.78 ID:W3edgKFj
果林「ふむふむ、ガムテープを輪っか状に貼るとその中に入って来てくれる...」

果林「こうかしら...?」ペリペリ

果林「こんな簡単な物で猫が入ってきてくれるなんてね」

侑「なんだかよくわからないけど心惹かれるデザイン」

侑「輪っかの中に入りたい!」テクテク

果林「おー、上手く行ったわ」

果林「しばらくそこでおとなしくストレッチして頂戴」

侑「はーい」

果林「さて、次は背骨を伸ばす運動よ。背中と肩の筋肉には密接な関わりがあるの」

果林「正座して、土下座みたいに真っ直ぐ頭を下げて」

果林「その姿勢から腰を上げる。無論背筋はまっすぐ伸ばして」

璃奈「ぐぬぬぬ」

璃奈「ちょっと辛いかも」

果林「それなら、キープする時間ちょっと抑えましょう」

150: 2021/02/20(土) 14:00:18.16 ID:W3edgKFj
侑「ノビー」

侑「伸び伸びするのは気持ちがいいいね」

せつ菜「あっ、」

せつ菜「侑さん、いつもより手足長くなってません?」

侑「そうかな?測ってみる?」

せつ菜「いえ、それは面倒なので....」

果林「はい、これで休憩に入りましょう」

侑「...ふわぁ」

侑「ちょっとだけ横になろうかな」

侑「寝そべると胸の位置にダンボールくるけど気にしない、気にしない...」

果林「すぐ横になると体に良くないわよ...って」

果林「ダンボールに体がそって曲がってる」

果林「ダリの時計みたいなぐにゃぐにゃさだわ」

154: 2021/02/21(日) 00:41:57.69 ID:+WL1Hw0U
果林「本当によく伸びるわね」

侑「ひゃー、極楽極楽」

果林「猫は液体、だったかしら?そんなこともネットじゃ言われてるわね」

せつ菜「俗に言う香箱座りじゃないんですね」

果林」でも侑が香箱座りしてたら嫌じゃない?急にまんまるになったら...」

璃奈「うーん、猫は体のバランスが調和してるからやられても可愛いけど、人間はちょっと」

せつ菜「土下座みたいな感じになるんでしょうかね?」

侑「あー、みんなそうやってこそこそ話して!」

侑「全部聞こえてるんだからね!」ふんす

果林「あらごめんなさい。機嫌悪くしたなら許してちょうだい」

侑「っていうか、思考とか体の所作は猫から離れる様に心がけてるんだから、どんな格好で寝そべってもいいじゃん!」ふんす

璃奈「そうだね。ごめんなさい」

侑「謝ってくれるのなら許す」

155: 2021/02/21(日) 00:47:46.88 ID:+WL1Hw0U
璃奈「果林さんって猫の事詳しいんだね」

果林「まあ、私の生まれ育った所には沢山の野良猫がいたから」

せつ菜「八丈島にですか?」

果林「ええ、そう」

果林「田代島や青島に代表される様に、島って一度生物が持ち込まれると、ものすごく増えやすいの」

果林「色々な猫が島に溢れてたわ。黒猫が多かったかしら?」

璃奈「猫って毛の模様を決める遺伝子があるらしい」

璃奈「その中で頻出するのは毛を黒くする遺伝子なんだって」

果林「へぇ、それって、猫が沢山集まったら、黒い毛を持つ猫と、黒猫の割合が大きいって事?」

璃奈「でも猫の毛なんて数パターンしかないし、当たり前っちゃ当たり前なのかな?」

156: 2021/02/21(日) 00:53:24.85 ID:+WL1Hw0U
果林「あっ、白い毛についてはこんな事聞いたことがあるわ」

果林「白猫からは白猫しか生まれないって」

果林「入り込むと絶対に白猫になる遺伝子ってあるらしいわね」

せつ菜「なるほど、白猫から黒い毛を持つ猫は生まれても黒猫から白猫は絶対に生まれない。要約するとこんな感じですか?」

璃奈「大体合ってる。そんな認識でいいかな?」

侑「へー、じゃあはんぺんが子供産んだら白猫が沢山生まれてたかもしれないんだね...」

果林「そうねぇ。でもはんぺんちゃん避妊手術受けてるからね」

璃奈「侑さんも何か手術受ける?」

侑「えっ!?急にこの流れなに!?」

157: 2021/02/21(日) 01:09:42.60 ID:+WL1Hw0U
はんぺん「みゃおん」(なんだい、オイラの話してるのかい?)

果林「はんぺんちゃんこんにちは」

はんぺん「ニャーン」(こんにちはくだもの姐さん)

果林「はんぺんちゃんはとってもフレンドリーね」

果林「小さい頃から人間に餌をもらってたらしいからかしらね?」

果林「野良猫に育てられると、完全に猫の世界で育てられちゃうわけだから、結構粗雑な子が多いのよね」

せつ菜「へぇ、私、猫ってみんな人間に懐く物だと思ってました。お散歩役員ぐらいしか触る機会がなかったので」

果林「それはパーソナリティに寄るわよ。キャットナリティかしら?人とおんなじよ」

果林「ただ確かな事は、猫は人間を利用してるの。その利用の度合いが、個々猫によって異なるのよね。べったりだったり、ほとんど利用しなかったり」

はんぺん「にゃおん」(オイラは利用しまくりだぜ)

せつ菜「考えさせられる話ですね。猫が人間を利用しているですか」

果林「でもこれはあくまで個人の考えよ。過信しないで」

果林「さて、うちの猫ちゃんは...」

侑「あっ♡もっとそこ♡」

侑「人間的にも猫的にもいい♡」

璃奈「...サワサワ」

せつ菜「なんだかこっちも色々と考えされられますね...」

164: 2021/02/21(日) 21:39:42.93 ID:+WL1Hw0U
彼方「よしよしよしよーっし!」

彼方「よしよしよしよし!」

歩夢「彼方さんムツゴロウさんみたい」

愛「さっきボイトレから帰ってきてからずーっとこんな調子だね」

彼方「侑ちゃんかわぃい」

侑「彼方さん、撫ですぎです」

彼方「そんな事ないよ」

彼方「彼方ちゃんはもふみに飢えてるから、いくらもふっても足りないのだ!」

彼方「髪質が猫みたいだし、侑ちゃんの華奢な体つきが更にハグしやすくなってベネ」

彼方「ねえ侑ちゃん、彼方ちゃんのおうち来ない?」

侑「えっ?えー!?」

165: 2021/02/21(日) 21:44:06.49 ID:+WL1Hw0U
侑「それは...遠慮しときます」

彼方「だよねぇ。彼方ちゃんも半分冗談で言ったし」

彼方「ぎゅーっと抱きしめたらすやぴしたくなってきちゃった」

彼方「丁度彼方ちゃん専用布団もあるし、今は休憩時間だし、どうだい?侑ちゃんも一緒に寝ないかい?」

侑「ふぁ~彼方さん見てると私も...」

愛「愛さんも寝たくなってきた」

歩夢「みんながそういうなら、私も寝ちゃおうかな?」

侑「みんなでマット敷いて少し寝たっていいよね」

彼方「そうと決まれば、みんなの分の布団も出してあげよう」

彼方「えーっと、どこだったかな?」

166: 2021/02/21(日) 21:49:32.35 ID:+WL1Hw0U
彼方「侑ちゃん、あったかそうだから、こっちで一緒に寝よう」

愛「それじゃあ歩夢は愛さんと!」

歩夢「う、うん!」

侑「彼方さんお邪魔します...」モゾモゾ

侑「あったかくて気持ちいい!」

彼方「って侑ちゃんはどうして頭を隠して、お尻を彼方ちゃんの方に向けてるんだい?」

侑「....あっ、なんでだろ。すみません、間違えました」

侑「うーん、なんでか知らないけど、こうやって入れって私の中の何かが....」

侑「はっ、今猫の気分に乗っ取られてたりして!?」

侑「ダメダメ、人間っていいな。人間っていいな。クマの子見ていたかくれんぼ」

彼方「お尻を出した子一等賞」

彼方「侑ちゃんもさっきお尻出してたから一等賞だね」

侑「もう揶揄わないでよ~」

168: 2021/02/21(日) 23:17:03.10 ID:+WL1Hw0U
彼方「スヤァ」

侑「なんて暖かくて気持ちいいんだろう...」モゾモゾ

侑(これもスイッチの功名なのかな?」

侑「なんだか彼方さんに...」

侑「...」

侑「.....」モミモミ

彼方「ひゃっ!?何何!?」

彼方「侑ちゃん、彼方ちゃんのお腹モミモミしないでよ!!」

侑「へ?」

彼方「ほらお腹、彼方ちゃんのお腹!」

侑「あっ、これは失礼」

侑「なんだか急にモミモミしたくなって...」

彼方「侑ちゃん、腕!腕!」

侑「?」

169: 2021/02/21(日) 23:24:01.97 ID:+WL1Hw0U
侑「へっ!?」

侑「腕が猫みたいな手になってる!!」

彼方「なんでぇ!?」

侑(彼方さんの眠気に誘われて、私もすやぴしちゃったから)

侑(猫になったものちょっといいかもって心のどこかで思っちゃったんだ。猫に心が傾いてる)

侑「にゃんにゃん」

侑「スイッチの効力がまた強くなったのかな?」

侑(誤魔化すしかないかな?)

彼方「ぜ、全然大丈夫じゃないよ!!」

彼方「侑ちゃん、猫になりたいって思ったんでしょ!?」

彼方「ヤダヤダ、猫は好きだけど、侑ちゃんには猫になってほしくない」

彼方「人間のままでいてほしいの!!」

侑「彼方さん...」

171: 2021/02/21(日) 23:49:48.04 ID:+WL1Hw0U
歩夢「足は...どうやら普通みたいだね」

愛「じゃあ追加でおかしくなっちゃったのは手だけか。手が猫の着ぐるみ着たみたいに、アニマル衣装のしずくとせっつーみたいだね...」

侑「どうしよう、これじゃあ物が掴めないよ...」ストン

彼方「物が掴めない...か」

彼方「逆に考えれば、猫に近づけば近づく程不便に感じる事も多くなるのかな?今まではいい側面ばかり見えてたけど」

彼方「人間の生活が長ければ長いほど、猫との間にギャップを感じて、ある程度進行はするけど、それ以上は行かないって今思ったんだけどどうだろう?」

侑「それに信じたいところです今は...」

侑「どうしよう...」うとうと

侑「やばっ、眠くなってきた...」

侑「猫は寝てばかりだから私も...」

179: 2021/02/24(水) 01:04:39.41 ID:Z2WXJNPg
歩夢「侑ちゃん、寝ちゃダメ!!」

侑「...そんなの、無理...」

侑「やばっ...眠い...」

彼方「どうしよどうしよ!?このままじゃ侑ちゃんが更に猫になっちゃう!!」

彼方「えーっと、すぐに目が覚めるシャキッとしたもの...」

彼方「思い出せ...この前授業で扱ったはず...」

彼方「えーっと、緑で...」

彼方「鼻にツーンとくる」

彼方「わさび!そう、わさび!」

彼方「かすみちゃんがシュークリームにかけるんだって言って冷蔵庫の中に常備してたはず!」

彼方「愛ちゃん!」

愛「ラジャ!わさびわさび...あった!」

彼方「歩夢ちゃん、侑ちゃん押さえつけてて!」

歩夢「はい!」

180: 2021/02/24(水) 01:09:18.45 ID:Z2WXJNPg
彼方「これを鼻の下に塗れば!」

侑「えんっ!」

侑「目、目がぁ!鼻がぁ!」

侑「冴える、冴えるぞぉ!」

侑「ってか痛い!痛いよぉ!」

侑「ティッシュティッシュティッシュ!あっ、手が猫だから取れない!」

侑「猫って不便だ!」

ぽん!

侑「あれっ!?手が元に戻ってる...」

歩夢「侑ちゃんよかったぁ...」

彼方「はぁ、とりあえずよかったよ...」

181: 2021/02/24(水) 01:13:02.85 ID:Z2WXJNPg
愛「えーっと、猫、わさびと検索」

愛「へー、わさびは猫の嫌がる匂いがするから、スプレーなどにして躾に使われるんだって」

愛「でも摂取しすぎるとお腹壊すから気をつけてだって」

彼方「まあとりあえずは結果オーライかな?」

彼方「侑ちゃんもちょっとだけ人間側に戻ったし...」

歩夢「大丈夫?」

侑「うん、今のでだいぶ正気に戻れた」

侑「マイナスからちょっとだけプラスに来れたかも」

歩夢「まだ猫耳も尻尾も生えてるからマイナスじゃない?」

侑「まあそうとも言う...」

侑「あはは...」

182: 2021/02/24(水) 01:18:50.85 ID:2nDzz63L
侑「まだ鼻の奥いひゃい...」

彼方「咄嗟の判断とは言えごめんね」

侑「あっ、いや...謝るほどじゃ」

教員「おーい、天王寺さんはいるか?」ガラガラ

愛「あれ?先生なんの用事?」

教員「実は同好会宛に手紙が届いてて」

教員「はんぺんちゃんのウイルス摂取のお手紙」

教員「一応天王寺さんがはんぺんの保護者って事になってるでしょ?」

教員「それでいるかなって...でもいない様だし、宮下さんお願いしてもいいかな?」

愛「うん、いいよ」

教員「それじゃあよろしくね」

183: 2021/02/24(水) 01:21:50.69 ID:2nDzz63L
愛「来月末までにお伺いください、助成金は出ますかぁ」

はんぺん「ニャー」(なになに)

愛「注射だってよ。注射って意味わかる?」

はんぺん「にゃおん?」(それって美味しいの?)

侑「ちょっと怖いものかな」

はんぺん「にゃにゃ!?」(網持った生徒会長よりも!?)

侑「せつ菜ちゃんより数段怖いよ」

はんぺん「にゃにゃ!!」(ヤダヤダ!)

歩夢「はんぺんちゃんとほんとに会話してる」

彼方「なんかすごい光景だ」

愛「それで、はんぺんはなんて?」

侑「注射怖いって」

愛「あはは、ごもっともだ」

186: 2021/02/24(水) 01:34:06.95 ID:2nDzz63L
侑「ワクチン摂取ってそもそもなんなの?」

侑「野良猫にも色々病気があるって事?」

愛「うん、大体はそう言う事」

愛「猫同士での感染症があって」

愛「それに対応して3種混合とか、4種混合とかあるの」

愛「有名な猫の感染症は3つあって、はじめに猫汎白血球減少症、次に猫風邪ウィルス、三つ目に 猫ウイルス性鼻気管炎を予防できるんだ」

愛「ちょっと横文字だらけでよくわからないって思うかもだけど、字面に注目してみて」

愛「白血病と風邪の症状の大体二つに分けられるよね」

彼方「風邪系は気管や鼻に症状が現れるのかな?」

歩夢「猫白血病っていうのは人間と同じ?」

愛「大体そんな感じだね」

愛「じゃ今から深く説明するよ」

187: 2021/02/24(水) 01:41:15.57 ID:2nDzz63L
愛「はじめに猫白血病について」

愛「歩夢が言った通り、人間の白血病に近い。人間の白血病は血液の中に白血病細胞って言われるがん細胞が作られれて攻撃しちゃう事」

愛「猫の場合はこの原因がパルボウイルスってのに引き起こされるの」

愛「この恐ろしいところは一度かかると治らない事、それと致死率がとっても高い事」

愛「子猫がこのウイルスにかかっちゃうと50%が死んじゃうんだ」

侑「そんなに....」

愛「野良猫はそれ以外にも生存率が低いからね...」

愛「それがワクチン摂取で少しでも下げれる様になるから...」

188: 2021/02/24(水) 01:47:44.30 ID:2nDzz63L
愛「次に風邪系だね」

愛「この2つは感染した時の症状が似ているよ」

愛「めやにや鼻詰まり、気管支炎で咳やくしゃみをする」

愛「白血病や人間と比べたら大した事ないじゃんって思うかも」

愛「でも人間と猫は体の作りが違うし、鼻は特にぺっちゃんこだから、詰まると命取りになるかもしれないの」

愛「そしてなによりも恐ろしいのが、感染範囲を広げやすい事」

愛「ウイルス自体も、猫の体に3、4週間止まるから、その間に他の猫と接触して、そのまた他の猫が他の猫に接触して...」

愛「こうやって連鎖しれ行っちゃう。それをワクチンで止められるから、絶対に打たなきゃいけない」

189: 2021/02/24(水) 01:52:16.55 ID:2nDzz63L
侑「ねえ、愛ちゃんワクチンって」

侑「一応私も受けた方がいいの?」

愛「ゆうゆがもし一生猫として生きていこうと思うなら、毎年」

愛「ちなみにお値段一万円ぐらい」

侑「たっか!!」

愛「でも命を預かってるんだから、これぐらいちゃんとしないと」

愛「りなりーはうちでバイトしてはんぺんの避妊手術代も稼いでたよ?」

侑「ちなみにお値段の程は...?」

愛「ワクチンと手術費合わせて5万円ぐらいだって言ってた」

侑「ひゃっ...でもそれぐらい払える人じゃないと、命を預かれないというか...」

愛「学園で飼ってるみたいな扱いは受けてるけど、面倒見る人は必要だからね」

愛「必要経費だよ」

190: 2021/02/24(水) 02:05:29.55 ID:2nDzz63L
歩夢「愛ちゃん、はんぺんちゃんって、地域猫のくくりなのかな?」

愛「んー、そうなのかも...」

愛「少なくとも野良猫じゃないよね、ちゃんと管理もうけてるし」

彼方「ん?地域猫と野良猫って何が違うの?」

愛「野良猫ってのは、本当に家もなく、管理する人もなくって感じで」

愛「地域猫ってのは餌やトイレの管理がされてて、でも家は持たない放浪者ってのかなぁ...」

愛「ニュアンスはちょっと違うから伝わったかどうかわからないけど...」

彼方「管理って璃奈ちゃんの事?」

愛「この構造に当て嵌めれば確かにそうだね」

愛「りなりーを主体とする学園によって、捕獲されて、避妊手術を受けて、庭を自由に歩き回ってる」

愛「みんなの理解も得られてるし、なんなら学園のマスコットだよね」

はんぺん「みゃおん」(オイラはアイドル)

はんぺん「にゃーにゃ」(みんなとおんなじ)

侑「わ、私だってみんなのアイドルくらい!」

愛「はいはい、猫と張り合わないの!」

侑「えっ!?愛ちゃんもはんぺんちゃんの言葉がわかるの?」

愛「ただなんとなく直感で思っただけ」

侑「なんだぁ...」

191: 2021/02/24(水) 02:22:27.95 ID:2nDzz63L
侑「はんぺんちゃん、君はそんなに過酷な環境を生きてたんだね」

侑「安易に猫っていいなって思っちゃったけど...」

はんぺん「オイラは人間が羨ましいよ。いろんなもの食べれて、病気もすぐに治って」

侑「人間も辛い事沢山あるからやめといた方がいいよ」

はんぺん「じゃあオイラからも、猫はやめておいた方がいい」

侑「お互い強く生きようね」

はんぺん「うん!」

歩夢「2人で何を語り合ってるんだろう?」

愛「さぁ?」

彼方「あっ、もうこんな時間だよ」


キーンコーンカーンコーン

192: 2021/02/24(水) 02:27:36.11 ID:2nDzz63L
侑「部活終わりの鐘だ。早く着替えて帰らなきゃ」

歩夢「ねえ侑ちゃん、着替える前にこの布の匂い嗅いでみて」

侑「なんだろう....くんくん」

侑「木のクズみたいな独特な匂いがするね。シナモンみたいな」

はんぺん「プクニャン!」(ヒャッハー!)

侑「あっ、はんぺんちゃんがグネグネしてる...」

歩夢「これ、またたび拭いた布でね」

歩夢「よかったぁ。これに反応しないって、人間に戻ってこれてるって事でしょ?」

侑「たしかに....もう猫耳と尻尾はお飾りみたいになってる」

侑「はんぺんちゃんの言葉を理解できるのは謎だけど...」

璃奈「みんなおつかれ~」ガラガラ

侑「あっ、璃奈ちゃん!」

193: 2021/02/24(水) 02:31:11.13 ID:2nDzz63L
璃奈「ふむふむ、猫要素がだんだん薄れてきたと」

璃奈「多分、もう1日2日で完全に人間に戻るんじゃない?」

璃奈「言語理解は真っ先に習得される猫要素みたいだから」

はんぺん「えー、話相手いなくなっちゃうのか」

侑「はんぺんちゃんが話相手居なくなって寂しいってさ」

璃奈「安心して。今回の侑さんのデータから優秀な動物翻訳ソフトが作れそうだから」

はんぺん「そっかぁ、楽しみだにゃ!」

199: 2021/02/24(水) 19:15:21.67 ID:uQHq+GGn
歩夢「おーい、侑ちゃん、帰るよ~」

侑「あっ、ちょっと待って」

侑「今帽子被って、スカートもちょっと長めにして...」

侑「尻尾見えてないよね?」

歩夢「まあ見えてても大丈夫なんじゃない?誰も気にしないよ」

侑「そうかなぁ...」

歩夢「今日は私の家に泊まる日でしょ?」

侑「うん、今日はよろしくね」

侑「はー、今日は歩夢の家に泊まる日でよかったよ」

侑「こんな状態で家に帰ったら、また変なスイッチを璃奈ちゃんに作らせたのかって怒られちゃう所だった!」

歩夢「でも作らせたのは事実だよね...」

201: 2021/02/24(水) 19:29:11.19 ID:uQHq+GGn
歩夢「ただいま~」

侑「お邪魔します」

歩夢「先にお風呂入っちゃおうか!」

侑「はーい!」

侑「あっ、猫耳ってどうやって洗えばいいのかな?」

歩夢「えーっと、猫 お風呂で検索...」

歩夢「耳に水を入れない様に洗うかぁ。ちょっと難しそうだね」

侑「下向けばいいのかな?」

歩夢「じゃあ私が洗ってあげるから一緒に入ろ?」

侑「うん!」

202: 2021/02/24(水) 19:42:15.68 ID:uQHq+GGn
歩夢「お湯加減は如何ですか?」シャバァ

侑「気持ちいいです...」

歩夢「はい、じゃあ尻尾も洗いましょうね♪」

歩夢「へー、尾骶骨の辺りから尻尾が生えてるんだね。猿みたいな」

侑「猿じゃなくて猫でーす」

歩夢「猫って人間の髪の毛に比べたら随分ともったりしてるんだね」

歩夢「水を弾いちゃうんだね。ちょっと洗うの大変かも」

歩夢「全然泡立たないから、先に泡作っておいて、馴染ませる感じがいいのかな?」

歩夢「はーい、侑ちゃん、頭洗うから少しだけ下向いて」

侑「はーい、お願いします」

203: 2021/02/24(水) 19:57:20.03 ID:uQHq+GGn
歩夢「痒いところはありますか?」

侑「ないでーす」

歩夢「やっぱり泡乗せて馴染ませる感じがいいんだね」

歩夢「はい流しますよ~」

侑「はーい」

歩夢「...」バシャ

侑「うーむ、気持ちいい!」

歩夢「でも水吸ってもったりしてるから、湯冷めしないようにすぐタオルで拭こうね」

歩夢「いつもはもっとサラサラしてるのに」

歩夢「猫になちゃった影響かなぁ」

侑「多分そうかも。でもすぐに治るよ」

205: 2021/02/24(水) 22:16:59.71 ID:uQHq+GGn
侑「今日も歩夢のハンバーグおいしかったよ!」

歩夢「一応玉ねぎの代わりに豆腐とパン粉入れといたけど...」

歩夢「体調悪かったりしない?」

侑「ぜーんぜん!」

歩夢「そっか。一応明日まで様子見ようね」

侑「うん」

歩夢「侑ちゃんの歯ブラシは...ここだね」

侑「サンキュー」

侑「あっ、よく見たら犬歯がこんなに長くなってたんだ...」

侑「奥歯も...ちょっととんがってる」

歩夢「肉をかみ切れる様にって感じかな?」

歩夢「早く人間に戻らないとだね」

侑「シャカシャカ...ちょっと歯ブラシ当てづらいなぁ」

侑「犬とか猫とか飼ってる人はペットにも歯磨きさせるらしいね」

侑「ちょっと尖っただけでこんなに大変なのに、もっと大変そうだ」

歩夢「しかもじっとしてる子は少ないからね」

侑「い~」シャカシャカ

侑「う~」シャカシャカ

206: 2021/02/24(水) 22:19:15.55 ID:uQHq+GGn
侑「はぁ、今日も一日変なことが沢山」

歩夢「全部侑ちゃんがスイッチ押したのがいけないんだから」

侑「はーい、わかってますって」

歩夢「大丈夫?寒くない?」

侑「ぜーんぜん、むしろあったかい」

侑「歩夢と一緒だからだね」

歩夢「じゃあ消すよ」

侑「はーい!」

侑「おやすみ」

歩夢「おやすみ」

207: 2021/02/24(水) 22:23:12.86 ID:uQHq+GGn
侑「....」

侑「......」

侑「どうしよ、全然寝れないや」むくり

侑「暗くても昼間と同じぐらいくっきり見える...」

侑「猫は夜目が聞くって聞いたけど、こういう事だったんだ...」

歩夢「...侑ちゃん?」

侑「あ、起こしてごめん」

歩夢「寝れないの?」

侑「うん、ちょっとだけね」

歩夢「猫って夜行性だからじゃない?」

侑「あー、そうかも...」

歩夢「ねえ、侑ちゃんがまだ猫なのって、人間の良さを忘れてるからじゃないかな?」

侑「え?それはどういうこと?」

歩夢「...」むくり

歩夢「ねえ侑ちゃん、忘れちゃだめっ」耳元で囁く

侑「!?!?!!」ブルブル!

208: 2021/02/24(水) 22:32:36.29 ID:uQHq+GGn
侑「...!」ビクッ

歩夢「ねえ、知ってる?」

歩夢「人間は生殖を楽しめる動物なんだよ」

歩夢「快楽の多様性も動物の中で一番」

歩夢「繁殖期の兆候が明快ではないから、いつでも楽しめる様に進化したんだって」

歩夢「まさに快楽への進化だね」サワサワ

侑「あっ♡」

歩夢「かわいいね。今日もこうやって攻められると何もできなくなっちゃうよわよわ赤ちゃんだもんね」

歩夢「侑ちゃんの様な人の事、専門用語でなんていうか知ってる?」

侑「...」フルフル

歩夢「体をよがってるその様から...」

歩夢「“ネコ”って言うんだよ」

侑「ひゃっ♡」

歩夢「今日も一生懸命よがってね♡」

侑「ん♡ん♡」

211: 2021/02/24(水) 22:38:34.45 ID:uQHq+GGn
次の日

侑「やー、みんなにはご迷惑をおかけしました!」

侑「お陰で猫耳も尻尾もなくなりました!」ツルテン

愛「おー、いつも通り」

せつ菜「跡形もなくすっかりなくなってます!」

彼方「あれは可愛かったけど、でも良くないものだから取れてよかった」

璃奈「あれっ、人間に戻るまであともうちょっとかかると思ってたんだけど...」

歩夢「それはやっぱり心変わりによるんじゃない?」

璃奈「そっか」

璃奈「ところで侑さん、侑さんのおかげで優秀な動物言葉翻訳機ができたよ」

璃奈「この赤いスカーフがそう」

璃奈「早速はんぺんにつけて...」モゾモゾ

璃奈「はんぺん~」

はんぺん「にゃあに?」

侑「わー!!喋った!」

かすみ「これ夢じゃないですよね!?」

212: 2021/02/24(水) 22:42:27.73 ID:uQHq+GGn
果林「これで具合が悪い時でもすぐにわかるわね!」

はんぺん「そうだね果物姉さん!」

果林「果物姉さんって私?」

はんぺん「うん、いつも果物食べてるから」

エマ「はんぺんちゃんっていつもみんなの事見ててくれるんだね!」

しずく「すごいです!これ、もう一個犬用に作れるかな?璃奈さん!」

璃奈「うん、もちろん用意してあるよ。ぜひオフィーリアちゃんに使って」

しずく「ありがとうございます!」

215: 2021/02/24(水) 22:45:51.10 ID:uQHq+GGn
しずく「ふふーん♪」

しずく「オフィーリア、おいで!」

オフィーリア「バウ!」

しずく「あのね、これは動物言葉翻訳機なんだって」

しずく「早速つけてあげるね」ゴワゴワ

しずく「オフィーリアなんて言ってるか楽しみだなぁ」ゴワゴワ

しずく「はい終わり」

しずく「オフィーリア、何か話してごらん」

オフィーリア「TIMPO!」

しずく「は?」

オフィーリア「ち ぽ」





おしまい

216: 2021/02/24(水) 22:47:04.78 ID:uQHq+GGn
長々とありがとうございました
保守してくださった方、途中でレスくださった方ありがとうございます

217: 2021/02/24(水) 22:48:01.13 ID:psq4J8yi
おつでした。オチ最高だったw色んなネコ知識もあって楽しかったです

219: 2021/02/24(水) 23:05:56.78 ID:iSsCmSeh
やっぱりゆうぽむなんだよぽむなぁ…
乙でした

221: 2021/02/24(水) 23:10:12.37 ID:s+zLPeqJ
オチのためにオフィーリアを下品にしやがって許せんぞ!
めっちゃ面白かったおつでした

222: 2021/02/24(水) 23:33:16.87 ID:DkB7fI96
オチww
おつ!

225: 2021/02/24(水) 23:59:55.21 ID:oon7ONyv
猫飼ってるけど知らない知識がたくさんあった

引用元: https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1613464028/

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